教えて!アニコム損保!しつけ・健康相談 皆様のご質問にお答えいたします。

ご注意

回答までのお時間は3営業日以内とさせていただきます。
緊急を要する健康相談の場合は、すぐに動物病院を受診してください。
直接どうぶつさんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますこと、また、投稿フォームにはURLを入力できない設定となっておりますことをご了承ください。

証券番号

  • (記入例:S00123452)

  • ご入力いただいた証券番号は公開されません。

ニックネーム

タイトル

コメント

  • URLはご入力いただけません。

添付File

暗証キー

  • (英数字で8文字以内)

投稿キー

  • (投稿時 投稿キー を入力してください)

文字色

病気について

投稿者:ママ

投稿日:2016/05/06(Fri) 12:45

No.4374

うちは猫が2匹居ます。

・  糖尿病
・  子宮蓄膿症
・  慢性腎不全
・  副腎皮質機能亢進症(クッシング症状群)
・  尿崩症
は、他の猫に移りますか?

また猫から猫に移る病気は何がありますか?

完全室内飼いなので外の猫と接触しなければ移る事はないですよね?

Re: 病気について

- 獣医師 江口

2016/05/09(Mon) 18:13

No.4383

ママ 様

若葉が薫る頃となりましたが、ママ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談頂き、誠にありがとうございます。
ネコちゃんの病気の感染についてのご相談ですね。
一般的なご案内とはなりますがさっそくご案内させて頂きます。

まず、糖尿病、副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)、尿崩症は
そのネコちゃん自身の内分泌疾患なので他のネコちゃんにうつることはありません。

子宮蓄膿症は、発情期や妊娠時に細菌感染しやすい状態となり子宮内膜炎を
起こし、子宮内に膿がたまってしまった状態です。
細菌感染が原因ですが、ネコちゃん自身が感染しやすい状態ということで
起こるので健康なネコちゃんへの感染は通常ありません。

慢性腎不全は、腎臓が数ヶ月〜数年かけて徐々に破壊されて慢性的に機能不全
となり、著しく腎機能が低下している状態です。
原因としては、腫瘍、先天的な異常、細菌やウイルス感染による腎炎、
全身性の疾患(糖尿病、免疫疾患など)など様々です。
慢性腎不全を起こす原因が細菌感染や猫伝染性腹膜炎(FIP)等のウイルス感染
である場合は、感染症がうつる可能性はありますが、
うつることで必ずしも慢性腎不全になるとは言い切れません。
ママ様のお宅には2頭のネコちゃんがいらっしゃるとのことですね。
2頭のうちのどちらかのネコちゃんが上記のご病気をもっていると
いうことでしょうか。もし、そうであり、上記のご病気のうち、
慢性腎不全の原因がウイルスなどのうつるようなものであれば、
その病気の感染についてご注意頂きたいと存じます。

次に、ネコちゃんからネコちゃんへうつる病気には、次のように
様々な病気があります。

◯寄生虫
(例)・猫ヘモプラズマ(ヘモバルトネラ)感染症・猫ひっかき病
・消化管内寄生虫症・ノミ・ダニ 

◯ウイルス感染
(例)・猫白血病ウイルス(FeLV)感染症・猫伝染性腹膜炎
・猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)(猫ヘルペス感染症)
・猫免疫不全ウイルス(FIV)感染症・猫カリシウイルス感染症

◯細菌感染
(例)・リケッチア感染症・クラミジア感染症

◯原虫感染
(例)・トキソプラズマ症・トリコモナス症・コクシジウム症・ジアルジア症

これらの病気は、病気をもっているネコちゃんとの接触で感染したり、
感染したネコちゃんの尿や糞により感染したり、マダニやノミが媒介すること
によって感染したりします。母子感染などもありますが、ママ様のネコちゃんが
完全室内飼いでお外のネコちゃんとの接触もなく、ワクチン接種や寄生虫の
予防もされていれば、うつる可能性はほぼないでしょう。
地域性や飼育環境もありますので、予防に関してはかかりつけ動物病院様と
しっかりご相談下さい。

なおアニコムでは、お電話でのしつけ・健康相談サービスも行っておりますので、
お気軽にご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。

これから梅雨の時期になりますね。雨の日、お部屋で過ごす日が多くなると
思いますが、ママ様とネコちゃんたちが楽しく過ごされますよう願っております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



フィラリア

投稿者:ラムママ

投稿日:2016/04/28(Thu) 18:13

No.4372

先日動物病院でフィラリアの薬を貰いましたが
去年の11月まで薬を飲んでいたの血液検査をしてもらえませんでした

飲ましても大丈夫でしょうか
ミクロフィラリアなど心配です

Re: フィラリア

- 獣医師 江口

2016/05/02(Mon) 18:40

No.4373

ラムママ 様

新緑がまぶしい季節となりましたが、ラムママ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談頂きまして、誠にありがとうございます。
フィラリアの予防に関するご相談でございますね。
早速ではございますが、フィラリアの予防に関する一般的な見解について、
ご案内させて頂きます。ご参考にして頂ければ幸いです。

フィラリア症は、フィラリア(犬糸状虫)に感染することで起こる病気です。
既にフィラリアに感染しているワンちゃんの血液を吸った蚊が、
他のワンちゃんを吸血する際に、感染幼虫がワンちゃんの体内に入ること
により感染いたします。
感染したフィラリアの幼虫は6〜7ヶ月間かけてワンちゃんの体の中を移動し、
最終的には肺動脈や心臓にたどりつき、そうめん状の白い細長い成虫と
なります。
この成虫の寄生が原因となり循環障害を起こすため、運動を嫌うように
なったり、咳などの症状が起こり、重篤になると肝硬変・腎不全などを併発する
ことが知られています。

フィラリア症は予防期間に予防薬を投与することにより予防ができる病気で
あり、予防方法といたしましては、内服薬(錠剤・粉末・チュアブル)、注射、
外用薬(滴下式スポット薬)など、いくつかの種類があります。
フィラリア症の予防開始時期は、お住まいの地域によって、蚊の発生時期が
異なるため、投薬の開始時期が異なります。
また、予防薬につきましても、お薬の種類により、投与可能な月齢や
投薬期間が異なります。
一般的に獣医師は、その地域の気温や、湿度、蚊の発生状況などを考慮して
予測されるフィラリア感染の開始時期や終了の時期、また、そのお子様の
月齢や犬種を考慮して投薬期間やお薬の種類を決定いたします。
これらの予防薬は、蚊の吸血によって犬の体内に侵入した感染幼虫が
血管内・心臓内に到達する前に、幼虫を駆徐することでフィラリア症を
予防しています。

ここで注意が必要なのは、すでにそのお子様の肺動脈や心臓に
フィラリア成虫が寄生していて子虫を産出しており、末梢血管中に多量の
子虫(ミクロフィラリア)が流れている状態で、予防薬により一気に
ミクロフィラリアが駆虫されるとショック症状を引き起こす可能性があることです。
子犬の時期に初めてのフィラリア予防期間を迎えられるお子様につきましては、
すでに肺動脈や心臓にフィラリアの子虫を産出している成熟成虫が
寄生している可能性がないため、フィラリア検査は不要と考えられますが、
2年目、3年目のお子様にフィラリアの予防薬を飲ませる前には、
ショック症状を起こすことがないよう、検査を行ってから、
処方するのが一般的です。
フィラリアの検査はワンちゃんから少量の血液を採取して、フィラリア成虫が
産出した子虫であるミクロフィラリアが血液中にいないかどうかを
顕微鏡で調べる検査と、キットを利用した血液中のフィラリア成虫抗原を
検出する方法があります。

ラムママ様のワンちゃんは、去年の11月までフィラリア予防をされていて、
今年のフィラリア予防のお薬を貰う際には、
フィラリアの検査をしてもらえなかったとのことですね。

これまでのワンちゃんのフィラリア予防状況の詳細はわかりかねますが、
ラムママ様が昨年のフィラリア予防をしっかりされていて、
ワンちゃんの末梢血管中にミクロフィラリアが産出されている可能性が
ほとんどないと先生が判断されて、フィラリア検査を行わなかったのかも
しれませんね。
ただ、飲み薬での予防の場合には、こっそりどこかで、吐き出してしまって
いたということも無いとは言い切れませんので、
安心のためにも、ラムママ様が抱えていらっしゃるご不安なお気持ちを、
かかりつけの動物病院の先生にもご相談されてはいかがでしょうか。

なおアニコムでは、お電話でのしつけ・健康相談サービスも行って
おりますので、お気軽にご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。

お散歩に気持ちの良い季節です。
ラムママ様とワンちゃんが安心して、楽しい時間を過ごされますよう
応援いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



シャンプーの時に気を失った

投稿者:くう

投稿日:2016/04/25(Mon) 08:58

No.4368

2月中旬に膝関節の手術をし、その時に入院、退院した後しばらくはゲージで安静。約6週間ゲージから出れない生活でした。やっと安静解除の指示が出たのでいつも行ってたペットショップでシャンプーをしてもらったら、シャワーをしたら気を失うようにゆっくり倒れてその後呼吸が荒くなって一瞬呼吸が止まったかと思ったら意識を取り戻したらしいです。
手術後は爪切りでさえ怒っています。もともとトリミングに行くとよく緊張からよだれを出してしまうほど緊張はしていました。それと以前より余計に人、他の犬にもものすごく吠えます。気を失った原因を今後シャンプーはどうすればいいのでしょうか?

Re: シャンプーの時に気を失った

- 獣医師 山田

2016/04/27(Wed) 16:04

No.4371

くう 様

花の便りに心弾ませる季節となりましたが、くう様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きましてありがとうございます。
早速、お問合せにつきましてご案内をさせて頂きますが、実際のご様子を
拝見していないため、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承下さい。 

ペットショップでシャンプーをしていただいた際に、気を失うように
ゆっくり倒れ、一瞬呼吸も止まったような状態になったのですね。
くう様からうかがった状況から推測いたしますと、おそらく「失神」では
ないかと思います。
失神は、突然一時的に意識がなくなる状態の事を言い、これは脳に酸素や糖が
十分に供給されないためにおこります。
この「脳に酸素や糖が十分に供給されない状態」は、さまざまな状況で
発生いたします。

例えば、極度のストレスや強い痛みなどが原因となり、迷走神経(※)が刺激
されると、身体の末梢血管が拡張します。
その結果、血圧が下がり脳に血液が十分いきわたらず、脳に酸素が不足して
失神が引き起こされます。
※ 迷走神経は、外耳道、咽頭、喉頭の知覚を中枢(脳)に伝達するとともに、
脳の中枢からの運動を伝達します。また、頸部、胸部、腹部の内臓の運動を
制御する神経でもあります。

くう様のワンちゃんは、元々トリミングに行くと、よだれを出して緊張して
いたご様子ですので、もしかすると緊張によって迷走神経が刺激され、
失神がおきたのかもしれません。

また、このような神経系によって引き起こされる失神は、リードを強く引いた
ときや首を強く圧迫した際に見られる場合もございます。
これは、首にある血液循環状態を感知する「頸動脈洞(けいどうみゃくどう)」が
刺激された事により、迷走神経が過剰な反射を起こし、血圧が低下して、
脳へ行く血液が少なくなり失神が引き起こされるものです。
その他、上部気道疾患、消化器疾患、眼圧の亢進や頭蓋内圧の上昇なども、
迷走神経の緊張を引き起こし、その結果失神が起こることがあります。

このような神経系からおこるものとは別に、不整脈や心筋の疾患、心弁膜の
疾患などの心臓疾患に伴って、心臓から全身にいきわたる血液量が急激に
低下することで失神が起こったり、頻脈(心拍数が増加している状態)や
徐脈(心拍数が低下している状態)などによって脳や冠状動脈、末梢の血液量
が減り、その結果、失神が見られることがございます。
また、フィラリア症や腫瘍などによっても、心拍出量が低下し、
失神を引きおこすこともあります。

心臓疾患以外にも、貧血や感染症、炎症性疾患、内分泌疾患などによって、
失神が引きおこされる場合もございます。
実際のところ、今回くう様のワンちゃんに起こった失神が、ストレスからくる
ものなのか、他に原因となる疾患があるのかにつきましては、
お話だけでは判断が難しいところになります。
かかりつけの先生にも今回のトリミングでの出来事についてお話しいただき、
必要に応じて検査などお受けいただく事をおすすめいたします。

今後のシャンプーについてですが、お話を伺う限りかなりストレスがかかって
いるご様子ですので、できるだけ不安を与えないように工夫していただく事が
重要です。
ペットショップなどは他のワンちゃんや沢山の人がいる環境であり、
緊張しやすいワンちゃんはこれだけでストレスを感じてしまいます。
さらにシャンプーやドライヤー、爪切りなどを行いますので、
さらにストレスを感じるでしょう。
もし可能であれば、シャンプーの際、飼い主様に付き添っていただき、
見守ってあげれば、ワンちゃんも少し安心するのではないかと思います。
ただし、飼い主様が「大丈夫かしら」と不安な様子でいらっしゃると、
心配そうな飼い主様の表情をみてワンちゃんが余計に緊張してしまうことも
あります。そのため、いつもと変わらない、穏やかな、くう様の笑顔で、
安心と自信をワンちゃんに与えていただくことも大切でしょう。
あるいは、今までとまったく違うトリミングサロンを見つけていただくのも
一つの方法かもしれません。もしご近所で評判のよいトリミングサロンが
あれば、最初はトリミングをなさるのではなく、散歩の途中などに立ち寄って
みて、トリマーさんと遊んでもらうなどして、好きな所になるようにします。
馴染みの好きな所になってきたら、その後ワンちゃんの様子をみながら
トリミングをなさるというのもよろしいかもしれません。トリミングが終わって
戻ってきたときは、明るい笑顔で褒めていただければと思います。
その他としては、失神の原因がわかるまでは、動物病院でトリミングや
シャンプーをしてもらう事も方法のうちの一つでしょう。
動物病院でトリミングをしてもらえば、万が一、状態が急変した場合にも、
早急に対処していただけます。
なお、動物病院でトリミングを実施していない場合でも、爪切りや肛門腺絞り
などは行っていただけると思います。
2月中旬に膝関節の手術を受けられてからは、爪切りでさえ怒ってしまうと
いう事ですので、爪切りなど、少しストレスがかかりやすいものは
病院の先生にお願いしても良いかもしれません。

くう様のご通院されている動物病院では、トリミングなどは行って
いらっしゃるでしょうか。よろしければ、今回のシャンプー時の失神を
お伝えいただいた際に、今後のシャンプーや爪切りについてもご相談して
いただけたらと思います。

なおアニコムでは、お電話でのしつけ・健康相談サービスも行っておりますので、
お気軽にご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。

季節の変わり目でございます。
どうぞくう様もお体をご自愛いただき、ワンちゃんと素敵な春を
お過ごしください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



食に関心の薄い子です

投稿者:虎まま

投稿日:2016/04/22(Fri) 19:45

No.4367

産まれてから兄弟犬と両親犬と育って来ましたが小さい頃から食に関心が薄い子です。色々と試して今のドライフードに辿り着きましたが 食べたり食べなかったり…。色々な物をかけたり試しましたがバクバク食べる日もあれば全く食べない日もあり。水も多く飲まない子なので健康的にも心配です。何か毎食きちんと食べる方法などありますでしょうか?

Re: 食に関心の薄い子です

- ペット栄養管理士 三留

2016/04/26(Tue) 17:31

No.4370

虎まま 様

春の花々が美しい頃ですが、虎まま様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きましてありがとうございます。
早速、お問合せにつきましてご案内をさせて頂きますが、
一般的なご案内となりますことを何とぞご了承下さい。

虎まま様のトイプードルちゃんは食に関心が薄いタイプのワンちゃんとの
ことでございますね。
私たち人間でも、大食漢でも病院通いが絶えない人もいれば、
食が細いタイプでも元気いっぱい、エネルギッシュなこともあるのと同じで、
ワンちゃんにもその子によりさまざまなタイプがあります。
その子が健康で元気に毎日を過ごすための適量を調整してあげることが
必要でしょう。

ドッグフードが入っている袋には、食事の分量が印刷されていますが、
この分量はあくまでも目安であり、この分量をある程度(状況に応じて
1〜2割程度)調整していくように作られています。
したがいまして、この分量は与えなくてはいけないということではありません。
もちろん、ずっとあった食欲がなくなった、というような状況の変化には、
疾患の影響があることもありますので、体調が悪くて食欲がない状態では
ないかを、念のため、ついでがおありの際にでも、かかりつけの先生に
ご相談なさるとご安心でしょう。

良いウンチが出ていて、健康面では問題がないのであれば、ご飯を食べることが
「楽しい!」と感じさせてあげることが重要でしょう。
ワンちゃんは、「もっと愛して!」「もっと構って!」と愛情に貪欲な
どうぶつであり、どのようなときに注目をしてもらえたかということにより、
行動を変えていくところがあります。
どうしても我が子が食べないでいると、「もう少し食べましょう」と声をかけたく
なりますし、食べないでいると、食べてくれそうなものを与えたくなって
しまいます。
このようにしていると、知らない間に、食べないことにご褒美を与えて
しまったり、食事にありがたみを感じないというようにしてしまっている
ことがあるかもしれません。

虎まま様のトイプードルちゃんは、食べる日と食べない日もあるとのことですね。
食べた日にはたくさん褒めていただくことが大切です。
「すごいね」「おいしいね」と笑顔で褒めていただき、「食べるって楽しい!」
とトイプードルちゃんに感じさせてあげましょう。
目の前の食事がおいしそうだと、トイプードルちゃんが感じるように
していただき、褒めてもらい得意な気持ちになって、
「ついついつられて食べた」というようになると嬉しいですね。
また、食器に入れる分量を、「これだけは食べさせたい」という分量ではなく、
このくらいならいつも食べる、という分量を食器にお入れいただき、
食べたら、「すごい」と褒めながら、少しずつご褒美という雰囲気で
足していただくのも一つの方法でしょう。

お腹が空いたというタイミングで、お食事を与えるということも大切な
ことでしょう。
ワンちゃんは、人より食べたものを消化するのに時間を要するとされて
いますので、食後はゆっくりとさせていただくことがたいへん重要です。
お散歩はお食事前に、しっかりとなさるなど、工夫いただくとよろしいでしょう。
「お腹が空いているときの食事は最高だ」と食べる喜びを感じさせて
あげられたらよろしいですね。
食べることを少しでも「嬉しい」と感じるように、例えば、お食事を与える
ときに、「オスワリ」と指示をして、待たせ、「ヨシ」と飼い主様に許可して
もらったから食べられる、というようにしたり、
食事を与えてから、ある程度経っても残していたら、さっと片付けてしまう
のもよろしいでしょう。

私たちも食欲がある日もない日もあり、「食欲がないな」という日は
食事を控えることで自然と内臓を休め、いろいろな日があるけど、
トータルで考えれば栄養もとれ、必要なエネルギー量も摂取しているという
側面があると思います。ワンちゃんのお食事も同様で、食べない日もあったけど、
一ヶ月通してみれば、けっこう食べた日もあった、という感じでも良い、
と気楽にお考えいただいてもよろしいのではないかと思います。
また、多頭で飼育なさっているのであれば、食べている子を褒めると、
つられて食べることもあるかもしれませんね。

さて、虎まま様のトイプードルちゃんはあまり水分を摂取しないとのこと
ですね。現在、トイプードルちゃんはどのようなタイプの食事を摂取して
いらっしゃるのでしょうか。
ドライフードの水分含有量は9%程度とされていますし、ウエットフードでは
75%程度ですので、ドライフードのみを摂取しているワンちゃんと
ウエットフードや手作り食中心のワンちゃんの水分摂取量とでは
かなり違ってくるということになります。
今ドライフードをご利用なさっていて、水分を摂らせたいということで
あれば、赤ちゃんのときになさったように、ドライフードをお湯で
ふやかしてあげるのも一つでしょう。
これから気温があがり、運動をすると自然と水分を摂取するように
なると思われますので、いつでもお水を飲める環境を作っていただくことも
重要でしょう。
お散歩中にも、公園の水のみ場に立ち寄ってみたり、水のみ用の器を
お持ちいただいてもよろしいでしょう。

ワンちゃんがお水を飲む量は個体差が大きいのですが、
一般的には体重1sあたり40〜60ml程度と言われております。
ただこの値はあくまでも目安で、食事の種類や運動量、その日の気温や湿度
など様々な要因で飲水量は変わってきます。
一度、トイプードルちゃんが一日にどの程度の量のお水を飲んでいるか
を測定してみてもよろしいでしょう。
もしトイプードルちゃんの食事がドライフード中心であるにもかかわらず、
飲水量が極端に少ないようであれば、体が慢性的な水分不足になっている
可能性もありますので注意した方がよいということになります。
反対に、計ってみたら、思ったよりしっかりと摂取しているということが
分かる場合もあるでしょう。

お水を飲める環境を用意してあげた後はさりげなく見守って、
もしトイプードルちゃんが少しでもお水を飲んだら「えらいね。おいしいね。」
とほめてあげて、お水を飲むことは楽しいことと感じさせて
あげるようにしましょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っております。お気がかりなことが
お有りの際には、ぜひご利用ください。

電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

虎まま様は、トイプードルちゃんのご両親やご兄弟もお育てになられた
のでしょうか。素晴らしく素敵なことでございますね。
ワンちゃんたちは、虎まま様の大きな愛情に包まれて幸せでございますね。
ご家族の皆様がお健やかで笑顔いっぱいにお過しになられますことを
心からお祈り申しあげております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



スケーリングについて

投稿者:ちっち

投稿日:2016/04/22(Fri) 19:22

No.4366

もうすぐ8才になるトイプードルです。
スケーリングのことで相談です。
かかりつけの獣医さんから、歯が黄色くなってきていて前の歯が一本グラグラなので1年以内に全身麻酔をしてのスケーリングをすすめられました。2ヶ月に1度はトリミングと一緒にスケーリングをしていて黄色っぽさはなくなりますがそれでも歯は抜いてもらった方が良いでしょうか?毎日歯磨きをすれば歯茎がしまって抜歯の必要がなくなる可能性はありますか?
全身麻酔が心配なんです。

Re: スケーリングについて

- 獣医師 霍田

2016/04/26(Tue) 16:21

No.4369

ちっち 様

暖かな春風が心地よい頃でございますが、ちっち様におかれましては
いかがお過しでしょうか。
このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
トイプードルちゃんのスケーリングについてのご相談でございますね。
お問合せについてについてご案内させていただきますが、実際のご様子を拝見
しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承下さい。

トイプードルちゃんの前歯の一本がグラグラするため、かかりつけの先生から
抜歯やスケーリングを勧められているのですね。
はじめに、ワンちゃんの歯周病についてご案内いたします。
歯周病の原因は歯垢内の細菌とされ、これが歯周組織に炎症を起こしていきます。
歯垢は、「食べ物の残りかす」や「口腔内粘膜が剥がれたもの」、「口腔内細菌」が
もととなり、食後6〜8時間くらいで形成されます。
歯垢をそのまま放置しておくと、約3〜5日ほどで唾液に含まれるミネラルと
結合して硬い歯石になっていきます。この状態を放置すると歯肉炎が起こり、
歯肉の腫れや出血、口臭などの様々なトラブルの原因となります。
歯肉炎は歯肉だけに炎症が見られるものですが、さらに歯周組織まで波及
すると歯周炎と呼ばれます。歯周炎では歯根の周囲にまで炎症が起こり、
口腔内粘膜や皮膚を溶かして穴を開けてしまう、「歯瘻(しろう)」と呼ばれる
状態になることもあります。
歯周病の予防には、歯磨きが大切です。ただ、歯垢の状態であれば歯磨きで
落とせますが、歯石になってしまうと歯磨きでは除去できませんので、
毎日の歯磨きによって歯石になる前の歯垢の段階で除去することが
たいへん重要です。
また、歯周の炎症が強くなってしまうと、歯磨きで口内を刺激すると出血などを
起こし悪循環になることもありますが、そういった場合には、全身麻酔下で
歯石除去の必要があります。
中高齢のワンちゃんでは歯肉炎などの歯周疾患が多く見られ、炎症の原因と
なっている歯石を除去しなければ完治が難しいケースも多く見られます。
また、歯肉炎の箇所から血液中に入りこんだ細菌が、腎臓や心臓などの
体の様々な部位に影響を及ぼすおそれもあります。
歯肉炎は未然に防ぐことが大切であるため、すでに付いている歯石を除去し、
新たな歯石をつけないようにすることが重要です。
歯石をきれいに除去するためには全身麻酔が必要であり、たとえ若くて元気な
ワンちゃんであっても、ご心配なさっているように、麻酔によるリスクは
ゼロではありません。
このリスクを限りなく低くするため、獣医師は手術前に身体検査や血液検査を
はじめとする各種検査や、術中・覚醒の管理を十分に行います。
また、一般的には、全身麻酔の危険性は加齢とともに増加する傾向が
ありますので、
もし抜歯が必要な場合には、なるべく全身麻酔のリスクが低い年齢のうちに
行うことをご検討いただくことも重要でしょう。
ただ、せっかく麻酔下で歯石を除去しても、その後の適切なケアを行わないと、
早ければ半年から数年程度でまた同じような状態に戻ってしまう場合もあります。
歯のぐらつきについては、程度にもよりますが、ごく軽度なら口腔ケアや
歯石除去で歯肉の炎症がおさまれば、改善する場合も考えられます。
ただ、ぐらつきが一定以上であったり痛みを伴う場合には、十分な改善が
見込めない可能性もあります。
歯石や歯肉の炎症の程度や範囲にもよりますが、ワンちゃんにとっては、
上手く使うことのできない痛みやぐらつきのある歯を残すより、
抜いてしまった方が快適である場合がほとんどです。
ワンちゃんの歯は肉食であったかつての名残を残した構造であり、
炭水化物などをすりつぶすことにはあまり適していません。
そのため、ドッグフードを主食とした現在のワンちゃんが食事をする際には、
歯はあまり役にたっていないことも多く、ワンちゃんの歯はお食事をするに
あたって、人ほど重要ではないとされています。
実際のトイプードルちゃんのお口の中の様子をよくご存知な主治医の先生と
よくご相談いただき、ご納得された上で処置をお受けになって
いただければと思います。

また、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。