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猫の尿潜血について
投稿者:こにゃむ
投稿日:2015/11/16(Mon) 11:33
No.4194
こんにちは、一才四ヶ月のアメリカンショートヘアの男の子です。昨年の7月に初めての尿検査を行ったところ尿潜血反応がありました。それから毎月尿検査をしていますが、毎回尿潜血反応があります。エコー検査も行いましたが、先生からは猫の様子をよく観察しながら様子を見るということを言われて、病気については特に問題はないとのことでした。普段から普通によく水も飲んで、おしっこもします。元気に過ごしており、健康状態も問題ないと思いますが、毎回の尿潜血反応は心配です。このまま普通に生活していても大丈夫でしょうか?なにか良いアドバイスを宜しくお願い致します。
Re: 猫の尿潜血について
- こにゃむ
2015/11/16(Mon) 11:38
No.4195
訂正です。今年の7月に初めての検査を行いました。
- 獣医師 酒井
2015/11/18(Wed) 17:09
No.4197
こにゃむ 様色づいた落ち葉が秋の深まりを感じさせる季節となりましたが、こにゃむ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。こにゃむ様の1歳4ヶ月の男の子のアメリカンショートヘアちゃんが、今年7月に尿検査を行ったところ潜血反応が出ており、その後毎月の検査でも潜血反応が続いているため、ご心配ということですね。早速お問い合わせについてご案内をいたしますが実際にネコちゃんのご様子を拝見していないため、一般的なご案内となることをご了承下さい。尿検査で潜血反応が出ているということは、尿検査試験紙に陽性反応が出ており、その尿中に赤血球もしくはヘモグロビン、ミオグロビンなどが存在することを示しています。血管内で溶血が起こることによりヘモグロビン尿が出たり、外傷などによる重度の筋肉の障害が原因のミオグロビン尿が出ることにより潜血反応が陽性となる可能性もありますが、通常は、赤血球によるもの(血尿)であることが多く、尿沈渣を顕微鏡で調べて赤血球の有無を確認して、血尿であるのかどうかを判断します。こにゃむ様のアメリカンショートヘアちゃんは、普段から目に見えるような血尿ではなく、検査をすると潜血反応が出ているという状況ですね。血尿が出る病気としては尿路系(腎臓、尿管、膀胱、尿道)の感染、腫瘍、結石、炎症、泌尿器の構造上の問題などが挙げられます。通常は血尿の他に、頻尿や排尿困難、お腹を舐めるなどの症状が認められたり、検査で尿中に細菌や結石が検出され、診断されます。しかし、このような症状は一切認められず、尿検査の異常も血尿のみという場合には、レントゲンやエコーなどの検査や、場合によっては尿路造影などの特殊な検査を行い、詳しく調べます。特にこういった検査でも異常が認められない場合には上部尿路(膀胱より上の尿を作る腎臓や尿路)からの出血も考えられます。特発性腎出血といった、原因不明の腎臓からの出血が続くこともあります。このような出血の場合には原因がはっきりせず、治療への反応も乏しいことより、特に治療は行わず、定期的な尿検査やレントゲン、エコーでチェックすることにより、経過を見ていくことが多いようです。この他、膀胱は休むことなく働き続ける臓器であり、尿を貯留する役割を担っているため、膀胱の粘膜には常に尿圧がかかる状態です。このため、膀胱の粘膜に一度炎症が起こると、治りかけた傷口から再度出血が起こり、傷が完全に塞がることなく治りきらずに再発を繰り返し、微量な出血が尿に混じり続ける場合も考えられます。こにゃむ様のアメリカンショートヘアちゃんは、普通にお水も飲み、おしっこも普通にしているとのことですね。元気にお過ごしとのこと、何よりでございます。現在かかりつけの先生にもエコー検査をしていただき、問題がなく、今後の様子を観察して注意していきましょうという状態とのことですので、普段通り生活していただき、定期的な尿検査を継続して、血尿の状況を確認しながらかかりつけの先生に経過をみていただければ、問題ないのではないかと思います。また、比較的若いネコちゃんに発症が多く見られる病気で、血尿、頻尿、排尿困難など、膀胱炎症状を示すものの、尿検査やレントゲンなどの検査を行っても原因が特定できない、特発性膀胱炎という病気があります。現在のところ、こにゃむ様のアメリカンショートヘアちゃんは血尿以外の症状がないので、膀胱炎ではないと思われますが、今後、このような病気を発症しないように注意をしていくことが大切です。特発性膀胱炎は、原因がはっきりわかっていませんが、生活環境のストレスが発症の一因と考えられています。そのため、このような病気の発症予防として、「日頃よりトイレを清潔にするなど、快適な排泄ができる環境を保つ」、「室温や湿度を快適に保つ」、「食事の適切な管理」にも気を配り、適切なスキンシップをとることで、ストレスを軽減し、ネコちゃんが穏やかに気持ちよく過ごせるようにしましょう。また、多頭でネコちゃんを飼育なさっていらっしゃる場合にはトイレの個数が足りているかを確認することも大切でしょう。なお、一般的に、トイレの個数は「ネコちゃんの頭数+1」といわれています。また膀胱炎や尿石症などの病気予防のために、いつでも十分な量のお水を飲むことができるようにしておくことも大切です。ネコちゃんによっては「冷たいお水が好き」、「蛇口から流れているお水が好き」、「汲み置きしたお水が好き」というように好みがあります。さらに水飲み場は、一か所だけでなく、数か所に作ってあげると、より飲水量が増えることもありますので、アメリカンショートヘアちゃんの様子をみながら、お水のやり方を工夫してみると良いかもしれません。毎月の検査で潜血反応があるということで、ご不安もあるかと存じますが、今後の変化をきちんとチェックし、もし何らかの病気の兆候がさらに出てきた場合に適切な検査を行うことで、早期発見、早期治療が可能になるかと思います。ぜひ上述のポイントを参考に生活環境を再チェックしたうえで、今後もアメリカンショートヘアちゃんの様子を引き続きよく観察し、定期的な検査で経過をみていただくようにして下さい。排尿回数、尿量、尿の色などは毎日観察し、何かいつもと異なるようなことがあった場合には必ずお早目に先生に相談するようにしましょう。また、特に症状が認められなくても、身体全体の健康状態のチェックとして、血液検査を含めた健康診断を一年に一回ほど受けておくと、より安心です。なおアニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、またお気軽にお声がけください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります秋から冬にかけての季節は、気温が下がるために飲水量が減ることや、トイレの回数が減ることでネコちゃんの泌尿器系のトラブルが増えやすい時期です。アメリカンショートヘアちゃんの健康維持のためにも、この時期は特に注意して様子を見てあげるようにして下さい。早く血尿がよくなられることをお祈り申し上げております。
しつけについて
投稿者:あすか
投稿日:2015/11/11(Wed) 22:17
No.4191
豆柴の2か月ほどの子犬です。2日前に我が家に来ました。室内でケージで飼っているのですが、ケージの中のトイレでしてくれずに、遊ぶ時にケージから出すと、一応シートの上ではあるのですがケージの外で、おしっこやウンチをしてしまいます。トイレのしつけはどのようにしてあげたらいいのでしょうか?また、遊んでほしい時や遊んであげた後にケージの戻すと、もっと遊んでほしそうにすごい声で鳴きます。今は鳴いても無視しているのですが、いいしつけ方法はありますか?その際に、おやつなどはもうあげてもいいのでしょうか?
Re: しつけについて
- 愛玩動物飼養管理士 三留
2015/11/13(Fri) 15:12
No.4193
あすか 様銀杏並木も美しく染まり初める頃でございますが、あすか様におかれましてはいかがお過しでしょうか。あすか様のお宅では2日前に豆柴ちゃんをお迎えになられたとのこと、やんちゃさんで、ご家族の皆さまを困らせながらも、宝物のような愛らしさで、ご家族の皆さまを虜にしているのではないでしょうか。さて、この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。さっそくご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。【豆柴ちゃんのトイレのしつけについて】豆柴ちゃんが、ケージの中のトイレでオシッコやウンチをしないのでお困りとのことでございますね。まだまだお迎えになられたばかりですので、これからでございますが、あすか様が数日の豆柴ちゃんの様子をご覧になられた感じでは「ケージの中での排泄をしたがらない」ということなのでしょうか。まず、ワンちゃんの排泄の習性についてご案内をいたします。もともとワンちゃんには、自分を含めて群れの仲間を外敵から守り、自分の居住空間を汚さないようにするため、自分の居住空間(特に寝場所や食事場所)から離れたところで排泄をしようとする習性があるといわれています。このため、最初はケージの中で排泄をしていた子犬ちゃんでも成長に伴い、ケージの中での排泄を嫌がるようになることがございます。また、最初は家の中のトイレでしていたワンちゃんも、次第にお家の中ではまったくしなくなり、お散歩の時など、家の外でしかしなくなることがあります。まったく家の中ではしなくなるワンちゃんには、柴犬ちゃんを含めた日本犬が大変多く、大型犬、超大型犬などにも多いようです。このようなことから、豆柴ちゃんはまだ幼いワンちゃんですが、「ケージの中でしたがらない」ということが上述のようなワンちゃんの習性からくるものである可能性も考えられます。また、ワンちゃんたちは残された排泄物の匂いから多くの情報を授受するとされており、ワンちゃんの排泄は、私たち人間がすでに失った「嗅覚によるコミュニケーション」の手段として、重要な役割を果たしています。お散歩の時に、ほとんど出ないオシッコをしぼり出して、自分の匂いをつけようと足をあげてオシッコをしたり、くんくんと熱心に地面の匂いを嗅ぐワンちゃんの姿をよく目にしますが、ワンちゃんにとって、排泄とは生理現象でもあるとともに、縄張りを示し、他のワンちゃんに対して自己主張をする手段でもあるようです。このようなことを考え併せますと、豆柴ちゃんのトイレを、今のうちからケージの外に用意するのも一つの方法かもしれません。豆柴ちゃんは、ケージの外にあるトイレシートの上でオシッコやウンチをしているご様子ですので、その場所をトイレにしていただいてはいかがでしょうか。ただ、そのようにすると、いつもトイレに行かれる状況を作るためには、ケージの扉を開けておく必要があり、ケージの扉を開けておくと、何でも口にするいたずらが絶えない時期ですので安全面でご心配かと存じます。解決策といたしましては、柵のようなものや、家具との位置関係を利用いただくなどして、ケージと、ケージの外のトイレをぐるりと取り囲んではいかがでしょうか。また、ワンちゃんは環境の変化に繊細なところがございますので、今後、ケージ外のトイレシーツの位置を変えたいという際などには、少しずつ移動するなどなさって、なるべく豆柴ちゃんが戸惑わないようになさったほうがよろしいでしょう。さて、ワンちゃんにトイレでの排泄を教える時は、タイミングを見計らってトイレシートへ誘導し「トイレシートの上で排泄したら褒めてもらえた」という成功体験を通して、「どこで排泄をしたらいいのか」を教えていただくとよろしいでしょう。タイミングなのですが、排泄の仕草の後、トイレに連れていくのも一つですが、あわただしくて難しくなってしまうこともあるかもしれません。一度、豆柴ちゃんのオシッコの間隔がどのくらいか、メモを付けていただき、この間隔を目安に、トイレに連れていっていただくのもよろしいでしょう。また、寝起きやお水を飲んだ後、体を動かした後、興奮した時などに排泄することが多いので、まずは、このようなタイミングで一度トイレに誘導してみるのもよろしいでしょう。子犬ちゃんのうちは、ウンチやオシッコの回数も多く、また、嬉しくてはしゃいだり、恐さで驚いたりした時、ついついお漏らしをしてしまうこともみられます。つい「また」などと声をあげたくなったり、粗相のときに叱ったほうがいいのかと迷われたることもあるかもしれませんが、さっと目を向けたり、声をあげることで、「いろいろなところでオシッコをすると構ってもらえる」となってしまい、余計に粗相をするようになったり、叱られたことが、排泄そのものを叱られたと思い、隠れてするようになることもあります。うまくいかなかった時などは、騒いだり、声をあげたり、叱ったりせず、何もなかったかのように接し、そっと片付けていただくほうがよろしいでしょう。また、豆柴ちゃんが排泄をしているときに、「トイレ、トイレ」「チーチー」などと、声がけを続けているうちに、いつの間にか豆柴ちゃんの中で、この声がけがトイレを促す合図になることもございますので、お試しいただいてもよろしいでしょう。ワンちゃんは、マット類やラグ類などの上にいると排泄を誘発される傾向がみられます。豆柴ちゃんが過ごすスペースに、マット類などがある場合は、できれば、取り除いていただいたほうが望ましいケースもあるでしょう。また、ワンちゃんは感情を把握する能力のたいへん高いどうぶつさんですので、「いつするのだろう」と息を詰めてみていると、緊張感がワンちゃんに伝わってしまい、かえってうまくいかなくなることもございます。たいへんではございますが、できるだけ肩の力を抜いて、見守っていただくことも大切でしょう。現在、ケージの中にトイレを置いていらっしゃるのであれば、まだお迎えになられて2日目ですので、もう少し様子をご覧になってもよろしいのではないでしょうか。何かの拍子で、偶然成功することもあるかもしれませんので、そのような時は褒めてあげてください。「ケージの外にトイレを置くのは具合がよくない」という場合は、このままケージの中のトイレに誘導し続けていただき、偶然でもよろしいので成功するのをお待ちいただくとよろしいでしょう。トイレとベッドの区別がつきにくいというご様子であれば、「スペースをあける、スノコのようなものを利用いただきベッドを一段高くする」などとなさってもよろしいかもしれません。【遊んで欲しいと吠えることについて】豆柴ちゃんは、大きな声でないて、もっと遊んで欲しいと要求するのでございますね。ワンちゃんは「どのようなときに、どのようなことがあったか」ということをたいへんよく見ており、その時の経験でさまざまな行動を選ぶようになります。したがいまして、「鳴いたら遊んでもらえた」という経験をすると、吠えることが手段となってしまいますので、今なさっていらっしゃるように、吠えてもあすか様は顔色を変えず、知らん顔をなって、「吠えても何もよいことはない」と教えてあげることが大切でしょう。そして、あきらめて落ち着いた様子がみえた時に遊んであげたり、あすか様の指示にしたがったら遊ぶようになさるとよろしいでしょう。なお、「指示に従ったら良いことがあった」、「落ち着くと良い事がある」という経験をさせるためには、「オスワリ」という指示はたいへん有効でしょう。これから先、「オスワリ」を豆柴ちゃんが覚えたら、上手にご利用なさることをお勧めいたします。子犬ちゃんの時期は興奮し易く、興奮が高じて大きな声になったりすることもあります。特にお散歩が始まるまでの期間は、ありあまるエネルギーを上手に発散できない時期ですが、元気いっぱいの豆柴ちゃんのペースではなく、あすか様やほかのご家族様のペースでご家庭が動いているという雰囲気をキープなさることが大切でしょう。子犬ちゃんをお迎えになられてから1〜2ヶ月ほどは、環境の変化から体調を崩し易く、一日に19時間程度はケージの中でウトウトと休ませてあげたい時期です。吠えて「もっと遊びたい」と豆柴ちゃんが主張しても、「あなたの健康を守るたには、おネンネしましょう。」とケージに誘導いただき、大判のタオルや毛布のようなものを利用しながら、知らん顔をなさっていたら、そのうちにすやすやと可愛い寝顔を見せてくれるでしょう。同時に、ケージの中を好きなところだと感じさせていただくこともたいへん重要です。叱った時にケージにお入れいただくのではなく、「ケージに入ったらよいことがあった」、「気分の良いときにケージでのんびりとした」というようになさることが大切でしょう。ワンちゃんはもともと穴倉に住んでいたとも考えられ、自分から外はよくみえるけど、外から自分の姿をみえないようなところで過ごすことを好み、安心します。このような点から、「ケージの後ろ半分くらいに覆いの布をかけておく」というのもよろしいかもしれません。オヤツのご利用でございますが、まず、2ヶ月のワンちゃんにも与えてもよいオヤツはそんなにない可能性もございます。ペットショップさんにお尋ねいただくとよろしいかとは存じますが、栄養的にはフードをオヤツとしてご利用なさってはいかがでしょうか。与え方なのですが、あくまでも「豆柴ちゃんが良い状態の時に、ご褒美として与える」ということを徹底なさったほうがよろしいでしょう。例えば、吠えている時に気をひこうとオヤツをみせると、「吠えればオヤツがもらえる」ということになり、教えたいことと反対のことを伝えることになりかねませんので、ご注意いただければと存じます。豆柴ちゃんくらいの月齢は、社会性が発達し、柔軟にさまざまなことに慣れることができるワンちゃんの発育にとってたいへん重要な時期です。豆柴ちゃんはこれから数回ワクチン接種をなさるのではないかとは存じます。ワクチン接種が全回終わり、獣医師さんの許可が出てからリードをつけてのお散歩が始まりますが、ワンちゃんも4ヶ月くらいになると、恐さがよく分かるようになってしまうようです。それまでの大切な時期を有効にお使いいただくためにも、寒い日には毛布などで体を覆っていただき、汚い物に直接触れないように、抱っこをされたり、キャリーバッグに入れたりなさって、ご近所の散策などを楽しまれるとよろしいでしょう。お家の中でも、掃除機の音も洗濯機の音も、ごく当たり前のようになじませてあげて、「可愛いね」とたくさんの方に声をかけてもらい、そっと、優しく撫でてもらうなど、楽しい経験をたくさんさせていただけばと存じます。また、しつけの基本は、アイコンタクトでございます。あすか様が豆柴ちゃんの名前をお呼びになり、その声に豆柴ちゃんが反応したら、「お利口ね」と明るくて優しい声で褒めてあげましょう。今は急がず、お互いに心地良い存在であることを感じあうことが大切かと存じます。その中で、静かになった時、落ち着いた時が偶然あったら、褒めていただき、どうしたらよろしいのかを教えていただければと存じます。アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、またお気軽にお声がけください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。豆柴ちゃんの健やかなご成長を心からお祈りいたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
ピロリ菌
投稿者:みー
投稿日:2015/11/09(Mon) 18:14
No.4187
人から猫にピロリ菌は移りますか?ネット見ても移る、移らないが書いてて分かりません。猫自体持ってるって聞きますが、何か問題ありますか?人に移るのは別にいいのですが猫が心配です。
Re: ピロリ菌
- 獣医師 江口
2015/11/12(Thu) 13:57
No.4192
みー 様紅葉がきれいな季節になりましたが、みー様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。ピロリ菌が人からネコちゃんにうつるものなのか、ネコちゃんのピロリ菌への感染についてご心配されていらっしゃるのでございますね。早速ご案内をさせて頂きますが、実際にネコちゃんのご様子を拝見していないため、一般的なご案内となることをご了承下さいませ。ピロリ菌は正式名称をヘリコバクター・ピロリ (Helicobacter pylori) といいます。ヘリコバクター・ピロリは、よく知られている通り、人で胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃癌などの病気との関連性が指摘されています。ヘリコバクター属にはピロリ菌以外にも数十種類の細菌が存在すると言われています。人間に多いピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、現在のところ、ネコちゃんの自然感染例では見つかっていないようです。全く感染しないと言えるわけではありませんが、人のピロリ菌の保有率から考えても、人からネコちゃんへピロリ菌がうつる可能性と言うのはとても低いと言えるのではないかと思います。同じヘリコバクター属の別の数種類の菌については、ペットのワンちゃんやネコちゃんが保有している割合は高いと言われております。その中には、人間の胃のリンパ腫の原因となる可能性があると言われている菌(ヘリコバクター・ハイルマニイ(H.heilmanni))も含まれており、ペットのどうぶつとの濃厚な接触が感染源となっている可能性が指摘されています。このような菌が実際に人からどうぶつ、どうぶつから人へうつるかどうか、また、どのような行為でうつるのかということがはっきり証明されているわけではありませんが、濃厚な接触等によりお互いが感染源となる可能性は十分考えられるのではないかと思います。ミー様はネコちゃんのヘリコバクター感染をとても心配なさっているのですね。ペットのワンちゃんやネコちゃんがピロリ菌と同じヘリコバクター属の菌を保有している割合は高いと言われていますが、実際にワンちゃんやネコちゃんがそれらの菌が原因で胃炎や胃潰瘍などを起こすことは少ないと言われています。ただ、人と同様にヘリコバクター・ハイルマニイがネコちゃんに胃のリンパ腫を引き起こす可能性が報告されており、また、ネコちゃんの慢性的な嘔吐の原因の一つにヘリコバクター感染が関係している可能性も指摘されています。なお、ヘリコバクター感染を診断するためには、ネコちゃんの場合、全身麻酔下で内視鏡による生検(胃の粘膜の組織を一部採取して病理検査を行う)が必要になります。ネコちゃんに慢性的な嘔吐が見られる場合、食事の問題やアレルギー、寄生虫、その他の臓器の問題(腎疾患や肝疾患、膵炎など)など、ヘリコバクター感染以外の原因のことが圧倒的に多くみられます。ですから、ヘリコバクター感染だけを過度にご心配なさることはないと思います。ただ、ヘリコバクターの病原性についてはまだわかっていないことも多く、お互いに病原性のある可能性のあるヘリコバクターの感染源となってしまう可能性はありますので、過度なスキンシップをさけたり、生活環境の清潔を保つなど、常識的な範囲でご注意いただいておくとよろしいかと思います。ご自身のことより、ネコちゃんに感染することが心配とおっしゃって頂けて、みー様のネコちゃんは本当にお幸せですね。みー様のそのお気持ちに、私どもも幸せのお裾分けをして頂いた気分でございます!寒い日が続きますので、みー様もねこちゃんも、風邪にはお気をつけてお過ごし下さい。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、お気軽にご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。
急性膵炎のフード
投稿者:そら豆
投稿日:2015/11/08(Sun) 10:04
No.4184
ミニチュアシュナウザーの雌、12歳と9ヶ月になります。10歳の時に肝細胞癌により、肝臓の3分の2を切除しました。肝臓、小腸、十二指腸の病理組織診断では腫瘤は完全に切除されて、腫瘤細胞が脈管内へ浸潤はしていないとの結果でした。ただ、十二指腸の粘膜固有層では軽度から中程度の浮腫がみられ、中心リンパ管は軽度から中程度に拡張していたが、腸炎を示唆する炎症細胞の増加は確認されないとの結果でした。胆嚢もかなりの胆泥症ではありましたが、肝臓の手術のときに一緒に切除してしまうのは負担が大きすぎるとのことでそのままの状態です。今のところ大きな悪さはしていないとのことで様子をみていました。シュナには、僧帽弁閉鎖不全症、肝臓、胆嚢、甲状腺機能低下症があるため薬で様子をみていましたが、3ヶ月前にセカンドオピニオンで他の病院で診てもらい薬が変わりました。その後、お腹のふくらみ、軟便、口臭と異変が出たため先生に症状を訴えるも血液検査で特に異常はなかったので大丈夫でしょうとの見解。しかし、一月前に突然下痢になり1時間おきに便をするようになり、翌日にはトマトジュースのような血便になったため、以前の病院に連れて行きました。そこで、8日間入院をし、検査を行いましたが、膵炎ではなく大腸炎の診断。便も硬くなって食欲も出たからと退院しました。そのときのフードがロイヤルカナンの消化器サポート高繊維。スペシフィックのウェイトマネジメント。今までは同じ消化器サポートの低脂肪の缶詰とドライフードを使っていました。医師から処方されたフードのため、信用してあげましたが、退院の翌日には嘔吐し全く食べなくなりそのまま再入院。CPL検査をその時点で初めて行い、膵炎だったといわれました。前回の腸炎と判断したのは、リパーゼは3500あるけど、アミラーゼが350と正常値だからというもの。再入院したときのリパーゼは6000に近い数値がでるほどにまでなっていました。長くなりましたが、今も入院中ですが、絶食から3日たったので食事を与え始めたと一昨日聞きました。昨日弁が出たがプリン状の硬さの少し粘膜が付いた便だったと。フードは高繊維のものを再度与えているて聞きましたが、低脂肪にしなくてもいいのでしょうか?以前の退院後のトラウマで食事の影響もあるのではと心配です。先生しか頼れないため大丈夫だと言われれば信頼して行いますが、何度もSOSを出していて誤診による悪化であれば恐ろしく、わんちゃんの負担を少しでも軽くしてあげたいためご教示のほどよろしくおねがいします
Re: 急性膵炎のフード
2015/11/11(Wed) 09:40
No.4190
そら豆様夜の冷え込みが秋の深まりを感じさせる季節になりましたが、そら豆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。そら豆様のミニチュアシュナウザーちゃんが、現在入院中で、その療法食についてのご相談でございますね。早速ご案内をさせていただきますが、実際にワンちゃんのご様子を拝見していないため、一般的なご案内となることをご了承ください。そら豆様のミニチュアシュナウザーちゃんは、肝細胞癌、胆泥症、僧帽弁閉鎖不全、甲状腺機能低下症など、様々なご病気があり、手術やお薬で治療をしながら乗り越えて来られたのですね。そして1ヶ月前に突然下痢の症状が始まり、その翌日からはトマトジュースのような血様性の下痢便になったということですね。病院では大腸炎ということで、8日間の入院治療を行い、ロイヤルカナンの消化器サポート高線維とスペシフィックのウェイトマネジメントを処方されたと言うことですね。しかし退院後翌日に嘔吐があり、再入院し、その際にリパーゼと膵リパーゼ(cPL)が高値で、膵炎の診断がついたということですね。まだ入院中とのこと、ミニチュアシュナウザーちゃんのご様子が安定せず、大変ご心配でいらっしゃることと お気持ちお察しいたします。膵炎は中高齢のワンちゃんに発症しやすく特に、ミニチュアシュナウザーちゃんやヨークシャー・テリアちゃんなどの犬種に多く認められる病気です。発症前に多量の脂肪を摂取したり、肥満したワンちゃんに認められたりすることもありますが、原因がわからず、突然発症する場合もあります。また甲状腺機能低下症により脂質の代謝機能が低下していると、血中のコレステロールや、中性脂肪が高くなり、膵炎を引き起こす要因になることも考えられます。症状は、食欲不振、元気消失、腹痛、嘔吐、出血性下痢、症状が進むと中にはショック症状を示す場合もあります。膵炎の診断は難しく、上記のような臨床症状に加えて、血液検査、エコー検査などを組み合わせて、総合的に診断をしていきます。今回のそら豆様のシュナちゃんはまず、大腸炎の疑いで、治療を開始し、最終的には膵炎という診断結果がでたということでございますね。膵臓はタンパク質や脂肪を分解するための消化酵素を十二指腸に分泌する臓器です。 通常は十二指腸に分泌されてから活性化をするので、膵臓内で問題が起こることはないのですが、何らかの原因で、膵臓内で酵素が活性化してしまい、膵臓と周辺の組織を消化してしまうために、膵臓に炎症が起こってしまいます。急性の炎症が起こって、出血性の下痢など重篤な状態の場合には、酵素の活性化を沈静化させるために絶食が必要になる場合があります。通常は入院治療が必要となり、点滴で栄養補給をしながら、抗生物質、制吐剤を投薬、状況によって鎮痛剤を使用します。膵臓の酵素の活性化を抑えるため、タンパク分解酵素阻害剤を使用する場合もあります。症状をみながら、徐々に低脂肪、低タンパクの食事を少量ずつ開始します。もともとシュナちゃんは消化器サポート低脂肪のドライと缶詰を食べていたということですね。胆泥症や、肝細胞癌の治療歴もあり、脂肪を抑えたフードを勧められていたのでしょうか。今回の症状で、大腸炎の診断でも膵炎の診断でも入院初期には絶食を行い、点滴、投薬治療を行っているのではないかと存じます。その後の療法食の開始ですが、通常膵炎ですと低脂肪、低タンパク食が推奨されます。消化器サポートの高線維や、スペシフィックのウエイトマネジメントも決して脂肪が多いわけではなく、一般的なフードに比べて消化に配慮し、繊維を多く含んで便の調子を整える効果が期待出来ます。今回の症状に対して必ずしも不適切な食事というわけではないと存じますが、ご相談から伺える状況から考えますと、もともとの維持食が消化器サポートの低脂肪であったのであれば、元にもどすということでよろしいのではないかと思われます。ただ、この意見は、シュナちゃんを実際に拝見していない状況で、お話ししておりますので、やはり、先生が実際に低脂肪ではなく高線維をお勧めされる理由を直接お尋ねになられることが大切です。そら豆様ご自身がご心配されていますように、療法食は治療の一環になりますので、シュナちゃんの治療のためにはお薬同様、もしくはそれ以上に大切です。ご不安や疑問を抱えたまま、療法食を使用することはとても良い状況とは思えません。直接ご相談しやすかったり、ご相談がしにくかったりなど、病院さんによってはそれぞれの事情はおありかとは存じますが、シュナちゃんの順調な回復と健康維持のために大切なことですので、きちんとそら豆様ご自身が治療内容を理解し、納得できるよう、先生、もしくは看護師さんにお尋ねになってみてはいかがでしょうか。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、お気軽にご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。多くの持病がありながらも、治療、看護を頑張って乗り越えてこられて、シュナちゃんもそら豆様も本当に素晴らしいですね。あと3ヶ月で13歳をお迎えになるシュナちゃん、一日も長くお元気で、皆様が笑顔一杯でお過ごしになられますよう、応援いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。
他の犬との遊び方
投稿者:まりも
投稿日:2015/11/07(Sat) 11:41
No.4183
マルチーズとトイプードルのMIX オス1歳です昔からビビりで他の犬に興味を示さず、犬に近寄られると逃げてばかりだったので、克服してほしく、半年前からよくドッグランに連れて行ってました。ドッグランでは私たちの足元から離れず、ワンちゃんが寄ってきても逃げ回っていましたが、最近は一人であっちこっち行ったり、他のワンちゃんのおしりの臭いをかいだりするようになってきました。散歩中他のワンちゃんを見ると、ガッと上半身だけ伏せの様な状態で、吠えて、とびかかったりするようになりました。とにかく吠えます。ジャンプしながら、とびかかって手を上にあげてとびかかります。他のワンちゃんに興味が出てきたんだと正直うれしくなりましたが、相手の飼い主の方がびっくりしてしまい、すみませんとあやまり、やめさせるしかありません。私としては、最近になって興味が出てきて、どうやって遊んだらいいのかわからないし、とにかくうれしいんだと思います。相手のワンちゃんが「キャン」とか言わない限り、本人どうして遊んでいろいろ覚えていってほしいのですが、相手の飼い主さんがびっくりしてしまうので、なかなかそれもできません。どうやって、他のワンちゃんとの遊び方を教えてあげたらいいですか?余談なのですが、散歩が大好きなんですが、「散歩いくよ!」というとはしゃぎまわって、自分のゲージのベット(ドーム型)に入って隠れて出てこなくなります。あとは、隅っこのテーブルの下に隠れて、動きません。散歩に行きたいはずなのに、どうしてでしょうか。何かのサインですか?
Re: 他の犬との遊び方
2015/11/10(Tue) 16:53
No.4189
まりも 様紅葉の美しい頃でございますが、まりも様におれましてはいかがお過しでしょうか。まりも様のワンちゃんは1歳になられ、元気いっぱいにお過ごしのご様子でございますね。私たち人間が十人十色であるのと同じようにワンちゃんも性格がそれぞれであり、例えば同じお母さんから産まれてきても慎重な子、あっけらかんとした子など、それぞれでございますね。まりも様のワンちゃんは、小さい頃から恐がり屋さんだったのですが、まりも様がワンちゃんと接する楽しさをお教えいただき、最近ではドッグランでもあちらこちら歩いたり、他のワンちゃんのお尻のにおいをかぐようになったのですね。ワンちゃんには楽しむ様子がみられ何よりでございます。このようにワンちゃんの魅力を引き出すことは、思いのほか難しく、本当に素晴らしいことと感激いたしております。ワンちゃんはどの子にも「恐い!」「不安!」という気持が多かれ少なかれあります。これは生きる上で危険から自分の身を守るためには大切な気持ちであり、体の大きな強そうなワンちゃんでも、ちょっとした物音にビクリとする様子が見られたりします。ワンちゃんは社会性が高く、周囲の様子を把握する能力は大変高いのが特徴ですが、「ワタシ(ボク)は恐いけど、ママが笑顔だから大丈夫かな」「ワタシ(ボク)は頼りになるママに守られているんだ」と、安心したり自信をもちながら、だんだん平気になったり、楽しむ余裕を持つようになります。ワンちゃんとのコミュニケーションを恐がるワンちゃんは多く、同じようにドッグランにお連れになり慣らそうとしても、ますます恐がるようになることも一方で多くみられます。まりも様は、きっとワンちゃんに無理を強いることなく、少しずつ安心や自信をお与えになられながら、ワンちゃん同士の遊びが楽しいことを感じさせてあげられたのではないでしょうか。素晴らしいことでございます。まりも様のワンちゃんは、散歩中に他のワンちゃんを見ると、上半身だけ伏せの様な状態で、ぴょんぴょん飛び掛るような動作が見られるとのことでございますね。お話のご様子から察しますと、「プレイボウ」と呼ばれる「遊ぼう」と、他のワンちゃんを誘うときの動作ではないでしょうか。ドッグランで他のワンちゃんとのかかわりの中から覚え、お散歩のときも他のワンちゃんを誘っているのかもしれませんね。相手の飼い主さんがびっくりなさるので、謝って止めさせているとのことですが、特に相手の飼い主さんに謝ることもないのではないでしょうか。他のワンちゃんの飼い主さんがびっくりなさっても、あまり気になさらず、「遊びたいのね、でもここはドッグランじゃないから、さぁ、いきましょう」とさり気なく通り過ぎられてはいかがでしょうか。あるいは、お互いに遊びモードに入り、相手の飼い主さんが理解ありそうな方でしたら、危険のない公園などに移動なさってはいかがでしょうか。 楽しそうに相手の飼い主さんと談笑いただいたり、堂々と振舞って楽しそうなまりも様の様子を、ワンちゃんに見せていただくことも大切でしょう。ワンちゃんは吠えるとのことですが、誘いながら興奮してしまうのではないでしょうか。若いワンちゃんなので興奮しやすいのは仕方がないことですが、日ごろから「オスワリ」などの指示をご利用いただき、ママの指示に従い、オスワリをして落ち着いたら良い事があった、という経験を根気強く教えてあげてください。なお、ワンちゃんのテンションが高くなっている時ほど、周りの皆様は落ち着いた様子を見せていただくのがよろしいでしょう。例えば、まりも様がご帰宅なさった時、ワンちゃんが興奮して「おかえり」と吠えていても、知らん顔でご自分の用事をなさってください。また、お散歩は群れの移動、ともいわれます。まりも様がワンちゃんをしっかりと率いていただき、まりも様についていけば安心だと感じさせていただくことが大切でしょう。まりも様から伺ったワンちゃんの様子からですが、まりも様のワンちゃんは、もう十分に他のワンちゃんとのコミュニケーションが取れ、遊べているのではないでしょうか。このまま、ごく自然に楽しみ、無理をなさらず、笑顔で毎日を過ごしていただければと存じます。さて、まりも様がワンちゃんをお散歩にいこうと誘うと、ワンちゃんはケージの中に隠れたり、テーブルの隅に隠れたりするとのことでございますね。「お散歩が楽しい」というのと同時に、「恐い」という気持ちをあわせ持つことも自然なことでございますが、いかがでしょうか。躊躇したり、ちょっと恐いという気持ちから、このような行動が見られるのかもしれません。あるいは隠れた時に、「出ていらっしゃい」とまりも様がお呼びになり、隠れん坊をするのが楽しいのかもしれません。お散歩に出る時間が読めなくて、ご用のおありの時などは大変かとは存じますが、隠れたり、逃げたりすることには気にもしていない素振りで、これから楽しいことが待っているよ、と楽しそうな雰囲気をお見せいただき、思わず出てきてしまうように誘っていただくとよろしいでしょう。お散歩を楽しむためには、まりも様がリーダーシップを発揮いただくことが重要です。日々の生活の中では、「いけないことはいけない」と落ち着いて叱っていただき、良い状態のときには明るい声で褒め、何がよくて何がいけないのか、ワンちゃんによく分かるように教えてあげてください。お出かけの時など、家を出るのはまりも様が先、ソファの真ん中にはまりも様がお掛けになり、散歩のルートも時間帯も、全てまりも様がお決めいただくとよろしいでしょう。まりも様とワンちゃんが笑顔いっぱいに毎日をお過ごしになられますことを、心から応援しております。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からの電話での健康相談しつけ相談サービスをうけたまわっておりますので、ぜひご利用ください。電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。一日の間でも気温差が大きく、体調管理の難しい時期でございますが、まりも様におかれましてはくれぐれもご自愛ください。今後とも、アニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。