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無題

投稿者:maru

投稿日:2010/12/12(Sun) 12:14

No.599

いつも、アドバイスありがとうございます。

我が家のマルチーズ(オス)も生後4ヶ月になりました。
最近、前よりもやんちゃになり、色々なものを噛みます。
新聞紙、ティッシュ、カーテンなど・・・
ティッシュに関しては、食べてしまおうとするので
主人が口から取り出そうとすると、血が出るほど思いっきり噛まれました。その時は、頭を叩き、犬の手を噛む、頭を押さるなどして怒りました。

人の手を噛む事が多く、ダメと叱っても全然効き目がありません。その時おもちゃを与えるなどして対応していますが、すぐ手に戻ってきてしまいます。
あと、髪の毛も噛みます。
噛み癖はどうしたら治るでしょうか。

Re: 無題

- ドッグライフカウンセラー 三留

2010/12/14(Tue) 17:19

No.601

maru様

新しい年の足音が聞こえてまいりましたが、
maru様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
マルチーズちゃんは元気にお散歩をしていらっしゃいますでしょうか。

この度はご相談を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。
マルチーズちゃんがいろいろなものを噛んでしまい、お困りとのことでございますね。
マルチーズちゃんくらいの月齢では、ほぼどのワンちゃんにもみられるといっても
よいくらい、飼い主様を悩ますのが噛み癖です。
噛む対象は、飼い主様の手や足になることが多いのですが、
そのほかにも、マルチーズちゃんのようにカーテンやズボンの裾などヒラヒラするもの
などや新聞紙などのようにカサカサと音がするもの、あるいはクッションなどのように、
中からワタが出てくるものを噛んで、飼い主様を困らせることも多いようです。

噛む理由といたしましては、以下のようなことが挙げられます。
1.永久歯への生え変わり時期のため、むず痒く手当たり次第に物を噛んでしまう
2.好奇心から何でも口に入れて、感触を学んでいこうとする行動
3.「遊ぼうよ」「こっちに向いてよ」とご家族様にコミュニケーションを取っている
4.ご家族様のヒラヒラと動く手や腕がワンちゃんにとって魅力的なおもちゃに見えてしまう
5.「噛めば飼い主様が構ってくれる」と思ってしまっている
6.ヒトの手に対する恐怖心から思わず噛んでしまう
7.飼い主様との力関係をはかるために噛む
8.嫌なことから逃れるために噛む
など

最初は歯がむず痒くて噛むようになったワンちゃんが、ご家族様が叱っているつもりの
ご様子を構ってもらっていると思い、だんだん構って欲しくて噛むようになるワンちゃんも
多いようです。
あるいは、飼い主様が手を用いて叱ろうとしたことで、人の手が怖くなり
自分を守ろうとしてムキになって噛むようになるワンちゃんなども
多くみられます。

この点では、特に小型犬ちゃんの場合は、飼い主様の手は大きく見えて、怖い存在に
なりやすいためお世話をなさるときにも、しゃがんだ状態でしていただいたり、
手を上から振り下ろすようになさらないように注意いただいたほうがよろしいでしょう。
また、撫ぜるときにも、上や後ろから急に触ると恐怖を感じることが多いようですので
なるべく斜めの位置から、まず手の存在をワンちゃんに認識させてから撫ぜるようにした
ほうが望ましいでしょう。
首の後ろやわき腹など、触れて気持ちがいいところを
ゆっくりと落ち着いて撫ぜることで、ゆったりとする心地よさを少しでも感じさせてあげる
ことも重要なポイントでございます。

それでは、以下具体的な対応方法をご案内させていただきますので
ご参考にしていただければ幸いです。
【噛んだときの叱り方】
ワンちゃんが噛んだ後に「ダメ」という言葉を使って叱っていらっしゃるとのことですね。
子犬ちゃんに母犬が、やってはいけないことを教えるときには、
低く怖い声で「うぅ〜」と唸って叱りますので、このときの様子を思い描いていただき、
低くて落ち着いた声で「ダメ」と叱るのがポイントでございます。
声のトーンは極力、低く、落ち着いた毅然とした調子で目を見て
しっかりと教えてあげてくださいませ。
そして重要なことは、いったん止めたら、このときにうんと褒めてあげることでございます。
再び噛んできたら、また同じように叱り、止めたら褒めてあげましょう。
褒めることによって、「今、したことは、いいことなんだよ」とマルチーズちゃんに
教えてあげましょう。遊んで欲しそうにじゃれて噛んできたときには、
飼い主様がその場を離れてしまって一人にさせてしまっても良いでしょう。

どんなしつけの方法にもすぐに効果が現れるということはございませんが、
繰り返すことで、マルチーズちゃん自身で、「どうも噛んだら、構ってもらえなくなるな」
から、次第に「やっぱり、噛んだら、期待した楽しい時間がなくなってしまうんだ」と分かる
ように時間をかけて教え続けることが重要でございます。

また、根気強く教えていく中で、飼い主様の一貫性はマルチーズちゃんの目に頼もしさ
として映っていくかもしれません。
これからマルチーズちゃんも成長をして、7ヶ月くらいになり永久歯が生え揃うと、
歯の周囲の痒みが和らいでくるようでございますが、この頃になり、
噛んでもいいことがないと分かれば、だんだん噛まなくなる子も多いようでございます。
この頃のことを念頭に置いていただき、いつも落ち着いた同じ対応をしていただくことで
マルチーズちゃんに安心感や安定感を与え、飼い主様は毅然とした、頼れる存在である
ことを教えてあげてくださいませ。

そして、噛まないでいるときはうんと褒めて、楽しい時間を過ごせるようにして
くださいませ。あるいはマルチーズちゃんが噛みそうなときには、噛んでもいいオモチャを
噛むように仕向けるのもよろしいでしょう。
しかしながら、噛んだときに気持ちをそらそうとしてオモチャを与えると、
場合によっては、噛めばオモチャで遊んでもらえると思ってしまう可能性もございますので、
噛んでいない状態にオモチャを与えて気持ちをそらせるようになさったほうがよろしいでしょう。

【マルチーズちゃんがティッシュなどを口にいれてしまうことに関して】
マルチーズちゃんがいけないものを口にしているときには、既にご案内させていただいたように、
落ち着いてしっかりと叱ってくださいませ。
そして、このときに重要なことは、マルチーズちゃんが躊躇したり、口を離したときには、
うんと明るい声で褒めてあげることでございます。

マルチーズちゃんは、先日、ティッシュを口にしてしまい、ご家族様がお口の中の物を取り出そう
としたときにマルチーズちゃんは怒ってご主人様の手を激しく噛んだとのこと、
その後、お傷のご様子はいかがでしょうか。大事になさってくださいませ。
たいていのワンちゃんは、すでにワンちゃんのお口の中に入っているものを出したいときに、
無理やり口をこじ開けて中の物を取り出そうとすると、
ワンちゃんは「取られまい」と、とにかく飲み込んだり、あるいは夢中になって噛んだりする傾向が見られます。
このようなことを防ぐためには、日頃から、何かお口に入れているときに
好きなオヤツなどを見せながら「出して」と口の中のものを出すように促してみましょう。
お口の中から出したら、「お利口ね」と褒めてあげ、マルチーズちゃんが注目している大好きなものを
与えてくださいませ。このようにすることで、「お口の中のものを出したら、もっといいものがもらえる」
ということを教え、いざというときも、お口の中のものを出すことに躊躇しない状態を作ることが
可能です。また、遊んでも危険がない、噛んでも良いオモチャやガムなどを与えてあげて、
クチャクチャとお口を動かしたい欲求を満たしてあげるのもよろしいかもしれません。

また、ご家族様の髪の毛を噛むお子様も多いのですが、
「止めなさい」と嫌がる飼い主様のご様子を遊んでもらっていると勘違いするワンちゃんも
多いようでございます。できれば、威厳のある落ち着いた声で「いけない」と叱り、
さっと立ち上がって、噛めない状態を作っていただいたほうがよろしいでしょう。
その後、その場を離れてしまうも一つの方法でございます。
何でも興味を持ち、口にするのがマルチーズちゃんの月齢のワンちゃんだと思って
いただき、興味のありそうなものは、マルチーズちゃんの手の届かないところに
隠してしまったり、柵等をご利用いただき、マルチーズちゃんのお家の中の行動範囲を
制限なさってもよろしいかもしれません。
また、瑞々しく元気いっぱい、エネルギーが有り余っている月齢ですので、
お散歩を長めになさるのもよろしいかもしれません。

子犬ちゃんの時期はどうしても落ち着かず、目が回りそうになりますが、
走り回ったりして慌ただしいときには、追いかけたりせず、
あえて知らん顔をしていただき、落ち着いた頃に声をかけてあげるとよろしいでしょう。
また、飼い主様の指示に従ったらいいことがあると教えてくださいませ。
まずは、お名前を呼んでいただき、マルチーズちゃんがmaru様の声掛けに振り向いたら、
「お利口ね」と褒めてあげることで、飼い主様の温もりを感じさせてあげましょう。
また、「オスワリ」という指示を上手にお使いいただくとよろしいでしょう。

マルチーズちゃんを囲んでの初めてのクリスマス、そして年末年始でございますね。
寒い季節でございますが、maru様はマルチーズちゃんへの温かい思いで、
心はポカポカでございますね。どうぞ、素敵な冬の休日をお過ごしくださいませ。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



トイプードル トイレについて

投稿者:松田 寛志

投稿日:2010/12/07(Tue) 16:14

No.596

4カ月トイプードル♀です。

3か月の終わりに我が家に来ました。
それまでペットショップにいました。

ショップに長くいた為か、サークル内でのトイレは完璧です。

我が家に来て、1週間目より、遊ぶ時間はリビングに出し、遊ばせています。
サークル内のトイレと平行に、サークル外にもう一つ同じサイズのトイレを置いています。
サークルから出して最初の1週間は、特別教えなくても、遊んでいる最中、サークル外のトイレに行き、きちんと用を足すので驚いていました。

サークル外で遊ぶようになり、2週間が経ちます。
最近は、うんちはきちんとサークル外のトイレでもしますが、おしっこはカーペットにするようになりました。
粗相は見て見ぬふりをし、さっと処理しています。

原因は何なのでしょうか?
トイレトレーニングは特別何もしておりませんでしたが、やはり改めて意識付けが必要となるのでしょうか?

アドバイス宜しくお願い致します。



Re: トイプードル トイレについ...

- ドッグライフカウンセラー 三留

2010/12/08(Wed) 14:44

No.598

松田 寛志 様

街はクリスマスの彩りで賑やかな頃でございますが、
松田様におかれましては、いかがお過しでしょうか。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
さっそくご案内させていただきたく存じますが、実際のトイプードルちゃんのご様子を
拝見いたしておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。

多くのワンちゃんは、ケージの中にいるときにはトイレの場所が把握できていても
ケージの外に出るようになり生活のスペースが広がると戸惑ってしまい、
色々なところでオシッコやウンチをしてしまうことが多いようですが、
松田様のトイプードルちゃんはケージの外に出しても、
シートの上ですることが分かっていらっしゃったとのことでございますね。
珍しいくらいお利口さんで驚いております。

さて、シートの上での排泄ができていたトイプードルちゃんが、ケージの外で遊ぶようになって
2週間くらいしてから、カーペットにオシッコをするようになったとのことでございますね。
子犬ちゃんの時期は排泄機能が未発達ですので、もしかして遊びに夢中になって
間に合わなかったのかもしれません。
あるいは、トイレシートに感触が似ており、ワンちゃんの排泄を促す要素があるといわれる
カーペットの上を走り回っているうちに一瞬、トイレシートと勘違いして、
カーペットの上でオシッコをしてしまったのかもしれません。
いずれにせよ、何かのきっかけで、トイプードルちゃんが偶然カーペットの上でオシッコをした
ことで、「ウンチはシートの上で、オシッコはカーペットのこの場所で」と
思ってしまっているのかもしれません。

このようなときの対応でございますが、
「そろそろオシッコが出るかな」というときを見計らってトイプードルちゃんをトイレに誘導
していただき、偶然でもできたときにうんと褒めてあげてくださいませ。
褒めることで、「オシッコもトイレシートの上ですること」を
思い出させてあげましょう。

トイプードルちゃんの排泄にリズムを一度、メモをしていただくなどして、
トイレのタイミングを把握いただいてもよろしいでしょう。
「そろそろ排泄しそうな様子だな」という時にはトイレに誘導してくださいませ。
「トイレはここよ」などと、トイレの際に声掛けをすることにより
そのうちに松田様の号令を聞くと尿意や便意を催すようになるかもしれませんので、
号令の言葉を決め、この言葉をかけ続けてあげてもよろしいでしょう。

松田様はトイプードルちゃんがトイレシート以外にオシッコをしても見て見ぬふりを
なさっていらっしゃるとのことでございますが、このことはたいへん望ましいことかと存じます。
排泄のしつけに関しては、叱らず、騒がず、慌てず、褒めて教えるのが、最も効果が高いと存じます。

また、トイプードルちゃんの行動範囲にあるマット類やトイレシーツと似た感触の素材の物などは、
可能であれば取り外したり、
いつも粗相をしてしまう場所が決まっているのであれば、その上にトイレシートを敷くことで、
その場所をトイレの場所にしてあげてもよろしいかもしれません。
あるいはその場所に何か物を置くのも一つの方法かもしれません。

なお、しつけ・健康関連の情報サイト「どうぶつ相談室」もよろしければ
ご参考になさってくださいませ。
http://www.anicom-page.com/labo/dog_sitsuke.html

師走に入り、ぐっと気温が下がってきました。
体調管理の難しい頃でございますが、松田様におかれましてはくれぐれもご自愛くださいませ。
トイプードルちゃんを囲んでお過ごしになられる初めての冬が、
心温まる素敵な毎日でありますようお祈りいたしております。

今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



妊娠

投稿者:丹羽

投稿日:2010/12/06(Mon) 22:58

No.595

2歳10カ月のメス犬を飼っています。生理から1週間ほどたったころ、庭に迷い込んできた雄犬と交尾をしてしまいました。すぐに気付いて引き離したのですが、妊娠の可能性はあるでしょうか。かかり付けの病院に相談したところ、方法は2つ。妊娠判明前だが、交尾から2週間後に注射で人口的に流産させる薬を打つ。交尾から3週間後に腹部のエコーで確認のうえ、対応すると言われました。妊娠の確立はどれくらいでしょうか。また、他の方法があれば教えてください。

Re: 妊娠

- 獣医師 山本

2010/12/08(Wed) 11:56

No.597

丹羽様

街路樹の色とりどりの葉もだいぶ落葉となり、風が吹くたびににぎやかな音をたてる頃で
ございますが、丹羽様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
2歳10ヶ月のお子様が、庭に迷い込んできた男の子のワンちゃんと交配をしてしまわれた
とのこと、さぞご心配になられていることとお察しいたします。
早速、お問い合わせいただきました件につきましてご案内をさせていただきますが、お子様の
実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内になりますことをご了承くださいませ。

ワンちゃんの交配適期は一般的に発情出血(発情前期)が始まってから10日から12日目と
言われています。その頃はちょうど発情期にあたり、男の子のワンちゃんを許容します。
発情していない女の子のワンちゃんは交尾を許容することはないと言われています。
また、その時期に交配を行っても、受精可能な精子と、受胎可能な卵子(成熟卵母細胞)が
同時に存在していなければ妊娠は成立いたしません。
そのため、交配を考えている場合は、ワンちゃんの行動の変化に加えて、膣の細胞診などの
検査を行い、さらにその時期に一日置きに、または最低2回交配させることによって受胎率を
上げています。

丹羽様のお子様は生理から1週間ほどたったころに、交尾をしてしまったとのことでござい
ますね。
発情周期に関しては、個体差がかなりあるため、平均からすれば、早いお日にちでの交配では
ありますが、妊娠の危険性が全くないということはございません。
また、一度限りの短時間の交配での受胎率は低いと思われますが、今回の交配で妊娠をして
しまった可能性も考えられます。

もしも出産を考えていらっしゃらないようでしたら、かかりつけの先生がおっしゃったように、
堕胎薬による処置を行うか、もしくは何も処置をせず、超音波検査により妊娠診断のできる
交配後3週間まで、その結果を待つかの選択肢がおありかと思われます。

後者の場合は、その時の診断で妊娠の有無がわかることになりますが、仮に妊娠していた
場合には、その時点で出産させるのか、もしくはその時点で堕胎薬を使用するのか等を考える
必要がございます。
また、堕胎薬には、「投与すれば必ず堕胎するというわけでないこと」、さらに「その副作用も考え
なければならない」という問題点がございます。
しかしながら、「将来お子様の出産を考えていらっしゃる場合」や、「出産に耐えられる体調では
ない」などの理由がございましたら、今回は堕胎薬で治療されることもひとつでございます。

その他、今後お子様の出産は考えていらっしゃらない場合の選択肢と致しましては、今回の妊娠
の有無に関わらず、卵巣子宮摘出術としての避妊手術を行うことも一つの方法でございます。
なお、もしも今回の交配により妊娠している場合は、ワンちゃんの妊娠期間は63日前後と言わ
れていますので、出来る限り早めにご決断を頂いた方がよろしいかと思います。

授かった命を堕胎することに関しましては、道義的な問題も生じてきますが、妊娠・出産をする
ということは、母親となるワンちゃんにとっても命がけの行為でございます。
順調な出産であっても、母犬にとっては肉体的な負担がかかります。
もちろん、難産の危険性もございますし、出産に際しての母犬・子犬の命に関わる問題が生じる
可能性もあります。さらに、出産後の母犬の育児放棄、仔犬の里親さん探しや病弱もしくは奇形
の仔犬が生まれたりした場合の対処など、考えなければならない問題は数多くございます。
これらの問題についても、まずは、先生とよくご相談され、丹羽様のお子様にとって最善の方法を
選択していただくことをお勧めいたします。
選択いただいた方法により、今後の治療方針などについても、先生と細かく話し合っていただけ
ればと存じます。

仮に、今回のことをきっかけに避妊手術を行った場合においては、胎子の成長がまだ早い段階で
あれば、それほど母犬に対してのご負担は小さくて済むかと存じます。
また、一般的に避妊手術を行うメリットには、「望まれない交配・妊娠を防ぐ手段になる」、
「発情がなくなる」、「将来的に卵巣・子宮のご病気にならなくなる」、「早期に避妊手術を行えば
乳腺腫瘍になる発生率を低下させることができる」などがございます。
避妊手術は、全身麻酔をかけての手術ですので、もちろん、今のお子様の一般状態を把握する
ために血液検査やレントゲン検査などの最低限の評価は行っていただいた方がよろしいかと
思います。

次に、仮に今回妊娠していなかった場合については、ご家族様にとっては安堵いただける結果
ではございますが、今後、お子様の発情の際は、今回のように誤って交配してしまうことのない
ように、ご注意いただければと存じます。
特に発情期中のお散歩などは、他の男の子のワンちゃんとの接触に注意が必要です。
また、お庭に他のワンちゃんが侵入できないような対策を十分にすることもご検討くださいませ。

なお、以下の「しつけ・健康関連情報サイト」もご参考にしていただけたら幸いです。
・「どうぶつ相談室」 ワンちゃんの交配・妊娠・出産・産後ケア(1) (2)
http://www.anicom-page.com/labo/2009/05/1-13.html#more
・「どうぶつ相談室」 ワンちゃんの避妊手術・去勢手術
http://www.anicom-page.com/labo/2009/04/post-205.html#more
 
気温もぐっと下がり、体調を崩しやすい時期でございますが、丹羽様におかれましては、お風邪
など召されませぬよう、十分にご自愛くださいませ。
丹羽様が少しでも早く安心してお子様とお過ごしになられますことを、心よりお祈りいたして
おります。

今後とも何卒アニコムをよろしくお願いいたします。



2頭の仲が悪く困っています。

投稿者:K・N

投稿日:2010/12/01(Wed) 22:57

No.591

今月で2歳になる雌のチワワと3カ月になる雄のチワワを飼っています。10月16日に雄のチワワを迎え入れて約2カ月になります。
11月20日に獣医さんから一緒にしてもいいと許可をもらいました。一緒に遊べると思い楽しみにしていたんですが、全く折り合いが合わないようで・・・

雄の子からしてみると、先住犬に近づくと吠えられ、追いかけると逃げられ。
先住犬からしてみれば、何だこいつと言わんばかりに吠え、近づくなと言わんばかりに唸り・・・

どうやったら同じゲージで飼育できるようになるんでしょうか。今はまだ別々のゲージで飼育しています。
しつけ教室に通わせるべきか悩んでいます。どうすべきでしょうか。

Re: 2頭の仲が悪く困っています...

- ドッグライフカウンセラー 三留

2010/12/03(Fri) 15:26

No.593

K・N様

クリスマスの彩りに街並みが華やぐころでございますが、
K・N様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談を頂戴いたしましてありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のワンちゃんたちのご様子を拝見いたして
いませんので、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承くださいませ。

K・N様におかれましては、新しくチワワちゃんをお迎えになられたとのこと、
愛らしいチワワちゃんたちに囲まれて素敵でございますね。
多頭飼育は、最初からスムーズにいくことは本当に稀であり、
多くの場合、K・N様のように、思っていらっしゃった状況と異なり困惑されるようでございます。
先住のワンちゃんは今までは自分の縄張りだったところに知らないワンちゃんがやってきたことに
大きな戸惑いを感じているのかもしれませんし、また飼い主様の愛情が新しくお迎えになられた
子犬ちゃんに取られてしまうのではないかと心配をしているのかもしれません。

まずは先住のワンちゃんに「何も変わらないから大丈夫」と安心させてあげて
新しくお迎えのワンちゃんを受け入れる心の余裕を先住のワンちゃんに作ってあげてくださいませ。
仲良く過ごすためのポイントを幾つか、ご案内させていただきますので、
ご参考にしていただけましたら幸いでございます。

1.「縄張りへの不安」を和らげる
(1)
先住のワンちゃんだけが逃げ込める安心できる場所を用意してあげましょう。
そして、その場所へは新しくお迎えのワンちゃんは入っていってはいけない、ということに
なさったほうが、よろしいでしょう。この場所がケージであれば、なお望ましいかと存じます。
それぞれのワンちゃんにとって、自分のケージを大好きな場所にしてあげてくださいませ。
ケージの中は叱られたときに入る場所ではなく、心地よい場所であると思わせてあげましょう。
(2)
新しくお迎えのワンちゃんがケージに入っている状態であっても、先住のワンちゃんから
新しくお迎えのワンちゃんの存在がいつも見えるようであれば、常時、新しくお迎えのワンちゃんのことを
気にしなくてはいけない状態になってしまいます。
このような状態であれば、できれば新しくお迎えのワンちゃんのサークルを違うお部屋に移動なさるのも
よろしいでしょう。移動させるのが難しいのであれば、一日に数時間、ワンちゃんたちを物理的に離す
時間をお作りいただいてもよろしいでしょう。
あるいは新しくお迎えのワンちゃんのサークルの回りに目隠しを作り、見えない状況を作るなど、
子犬ちゃんへの不安を感じなくても良い時間を作ってあげましょう。
(3) 
先住のワンちゃんが縄張りと感じている場所以外の所で2頭のワンちゃんたちを慣らしてあげても
よろしいでしょう。例えば、ご家族様やご友人様に協力いただき、別々のルートでワンちゃんたちを
お連れになられて、公園などでおち合い、楽しく遊ばせることでだんだん馴染ませていくのも
よろしいかもしれません。
(4) 
先住のワンちゃんと新しくお迎えのワンちゃんをケージから出して一緒に過ごさせてあげる時間は
急に長くするのではなく、最初は 10 分、次は 20 分、 30 分と短い時間から少しずつ
延ばしていきながら、同じ空間にいることに叙々に慣らしていきましょう。その際には、
必ずK・N様がそばで見守ってあげてくださいませ。

さて、K・N様におかれましては、2頭のチワワちゃんが同じケージに過ごさせたいとお思いでいらっしゃる
とのことでございますね。
ところが、ケージというのは、ワンちゃんにとって大切な自分の縄張り内の領域ですので、
2頭のワンちゃんが同じケージの中で過ごすということが難しいことも中にはございます。
特に先住犬のワンちゃんのケージに後から来たワンちゃんを入れるというのは
ごく自然に先住犬のワンちゃんが迎えいれた場合を除いて、お避けいただいたほうが
よろしいかもしれません。
できればそれぞれのワンちゃんのケージ以外に、一緒にくつろぐ場所を用意してあげ、
自然にそこで過ごすように促してあげてもよろしいかもしれません。
あるいは、自然に馴染むのを気長に見守っている間に同じケージで過ごすようになる
かもしれませんので、その日をゆっくりと待ってあげることも大切かと存じます。

2.「群れの順位への不安」を和らげる
ワンちゃんには「家族を一つの群れと考える」という特性があり、群れの中での自分の位置が
明確であることが、たいへん重要です。ワンちゃんたちの順位を正しく扱うことにより、
K・N様への信頼感を深め、群れへの安心感を作っていきましょう。
(1.)
先住のワンちゃんは、もちろん群れの順位は上ですから、下の順位の子犬ちゃんに
いろいろなことを教えようとします。傍目には喧嘩のように見えるので、
K・N様は不安になられることがあるかもしれません。
しかしながら、先住のワンちゃんが新しくお迎えのワンちゃんに、
「それはいけないことだよ」、「群れの約束を守らなくてはいけないよ」などと
教えていることが多く見られます。
また、ワンちゃん同士の順位が不安定な場合には、ケンカをすることで順位をはっきり
させることで、ワンちゃん同士の関係が安定いたします。したがいまして、ワンちゃん同士の
喧嘩に対しては、K・N様はリーダーとして、 ワンちゃんたちを落ち着いて見守る姿勢が
重要かと存じます。
(2)
K・N様はケンカに負けた方のワンちゃんをかばわないようにしたほうがよろしいでしょう。
負けた方は「下位のワンちゃん」ということになりますので、
群れの下位のワンちゃんをK・N様がかばって、勝った方を叱ったりすると、
上位のワンちゃんは納得できず、K・N様が見ていないところや、次の機会にもっと激しい喧嘩に
結びついてしまうことがあるといわれております。
(3)
K・N様が先住犬を優先することにより、先住犬が群れの中で上位であることを
群れの統率者であるK・N様の意向として、双方のワンちゃんに伝えることが大変重要です。
名前を呼ぶ順序、K・N視線を向ける順序、玄関から出る順序・・・
すべてにおいて先住犬を優先してくださいませ。
(4)
K・N様は、ワンちゃんたちに対してきちんとリーダーシップを取ることが、
群れの安定のため、重要でしょう。日常生活の中で、K・N様はワンちゃんたちを守るリーダーとして、
一貫性のある落ち着いた対応をなさるとよろしいでしょう。

3.愛情への不安を和らげる
ワンちゃんにとって、「群れのリーダーであるK・N様の愛情こそ全て」といっても 良いくらい、
K・N様の愛情は重要なものでしょう。先住のワンちゃんにK・N様の愛情は、
今までどおりであることをしっかりと伝えてあげましょう。」
(1)
先住犬の前で新しくお迎えのワンちゃんを抱っこをしたり、お世話をしたりするのは
なるべく控えていただいたほうがよろしいでしょう。
(2)
新しくお迎えのワンちゃんが来てから、ママを取られたような気がして、
「少しも楽しくない」と先住のワンちゃんは思っているかもしれません。
新しくお迎えのワンちゃんが来てから、「余計に楽しくなった」と思わせてあげましょう。
同じお部屋で2頭のお子様を会わせるときも、先住のワンちゃんと新しくお迎えのワンちゃんと
遊ばせようと急ぐよりは、新しくお迎えのワンちゃんが同じお部屋にいる状況で、
先住のワンちゃんとK・N様とがいっしょに遊んであげたり、
優しく体を撫ぜてあげたりなさってはいかがでしょうか。
ワンちゃんたちに「もう一頭のワンちゃんと一緒にいると良いことがある」と思わせてあげましょう。
(3)
K・N様と先住のワンちゃんが一対一で過ごす時間をお作り頂き、
K・N様の愛情は今までと変わらないことを先住のワンちゃんに伝えてあげましょう。

時間をかけ、少しずつ馴染ませていくことで、
いつの間にか2頭のワンちゃんたちが、並んで見せる愛らしい寝顔をご覧になられていることに
気付かれることと存じます。ご心配かとは存じますが、ゆっくりと見守ってくださいませ。

師走を迎え、次第に年末独特の忙しなさを感じるようになりました。
K・N様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛いただき、
どうぞ心温まる素敵な冬をお過ごしくださいませ。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



病気でしょうか?

投稿者:ジョウ

投稿日:2010/11/30(Tue) 22:13

No.590

お世話になります。
トイプードルですが、首筋に直径2mm高さ5mm程度の、ものが、1つだけ出来ています。
先端は、角質化している感じです。
皮膚の下では腫れている感じはありません。
痒いとか、痛い様子はありません
病院に連れて行ったほうが良いのか、迷っています。
写真を添付しましたが、判断できるでしょうか。
アドバイスを、お願いいたします。
よろしくお願いします。


Re: 病気でしょうか?

- 獣医師 山本

2010/12/02(Thu) 10:14

No.592

ジョウ様

街ではクリスマスの装いが賑やかですが、
ジョウ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?

このたびは、ご相談を頂きまして誠にありがとうございます。
トイプードルちゃんの首筋に直径2mm高さ5mm程度のものが一つ出来ている
ことに気付かれたとのこと、ご不安になられていらっしゃることとお察しいたします。

早速、お問い合わせいただきました件についてご案内をさせていただきますが、トイ
プードルちゃんの実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内になりますこと
をご了承くださいませ。
【皮膚の腫瘤について】
皮膚の表面に腫瘤(しこり)ができる要因はさまざまなものが考えられます。

1.嚢胞(のうほう):軟部組織(骨組織を除く結合組織)に病的に液状物質がたまり、
上皮がその周囲を囲むように丸く覆った状態。 通常、孤立性で無痛。
2.膿瘍(のうよう):中心部が融解し、生じた空洞が化膿性の浸出液でみたされた状態。
通常、熱感があり、周囲の皮膚は赤くなることが多い。
3.血腫: 出血により組織内に血液が貯留した状態。
4.肉芽腫:皮膚の表面に異物などが入り込んだ際に、その異物に対して結合組織が反応  
を起こし、隆起した硬い塊を形成した状態。
5.腫瘍: 無秩序に細胞分裂が過剰に起こり、異常に細胞が増殖した状態。イボ状の乳頭腫
のような良性の腫瘍から、悪性腫瘍まで様々な種類があります。
など

ジョウ様のお子様にできた腫瘤は、直径2mm高さ5mm程度の細長いもので、
先端が角質化しており、また皮膚の下で腫れている様子や痒みや痛みを感じている
様子ではないとのことでございますね。

何らかの腫瘍性増殖のようにも思われますが、炎症などを伴っていることもございます。
まずは動物病院さんに早めに受診いただいた上、
検査や治療の必要性などをご相談されることをお勧めいたします。

【皮膚腫瘤の観察ポイント】
ご参考までに、皮膚に腫瘤が出来たときの観察のポイントを以下、ご案内いたします。
・.いつからできているか。
・どのくらいのペースで大きくなっているか。
・単一なのか、複数なのか。
・皮膚の色はどうか。
・.腫脹(腫れあがること)しているか。
・軟らかいのか、硬いのか。
・患部に脱毛がみられるか。
・腫瘤が皮膚の下まで及んでいるか。
・熱感はあるか。
・.痒みや痛みを伴うのか。
・破裂して液体など出てくる様子はあるか。
など、さまざまなチェックのポイントがございます。

ジョウ様は、お子様のご様子をとてもよく観察されていらっしゃり、
このことは、大変すばらしいことであり、またトイプードルちゃんもお幸せなワンちゃんで
ございますね。
ジョウ様のような飼い主様の観察は診断を行う上でも大変助けになります。
上述のポイントを参考にしていただき、あらかじめメモをしておき、
内容をかかりつけの先生へお伝えいただくと、よろしいかと思います。

また、普段からワンちゃんの体を撫でたり、ブラッシングなどのケア時に、何か手に触れ
るものがないかをチェックしていただくことは、改善の可能性の増加につながる早期発見、
早期治療のためにも大切なことでございます。

特にシャンプーの時は、ふわふわの被毛も濡れて皮膚の観察をしやすくなります
ので、皮膚の病変を発見しやすいいいチャンスです。
今後もトイプードルちゃんの皮膚に負担にならない程度に、定期的にお子様の
全身を触れていただき、今回のように何かいつもと違うことに気付かれた時は、
早めにかかりつけの先生にご相談くださいませ。

ところで、トイプードルちゃんの腫瘤は、首筋にできているとのことでございますが、
首輪や胴輪などが腫瘤に当たっているご様子はないでしょうか?
もしも首輪・胴輪などが腫瘤に触れてしまうようであれば、出血や感染の危険性や、
刺激により増殖の進行を速めてしまう危険性もなかにはございますので、出来る
限り刺激にならないように何か対策をしていただいたほうがよろしいかと存じます。

なお、以下のしつけ・健康関連情報サイトもご参考に
していただけましたら幸いです。

「どうぶつ相談室」 腫瘍ってなぁに??
http://www.anicom-page.com/labo/2010/10/post-341.html

師走の候、何かとお忙しく、体調を崩されやすい時期ではございますが、ジョウ様に
おかれましては、お風邪など召されませぬよう、十分にご自愛くださいませ。

ジョウ様が少しでも早く、お子様と安心してお過ごしになられますことを心よりお祈り
いたしております。

今後とも何卒アニコムをよろしくお願いいたします。