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吠え癖に困っています
投稿者:ノエル
投稿日:2016/11/10(Thu) 11:29
No.4536
1歳7ヶ月になるオスのトイプードルです。結婚のため今月からアパートに引っ越しワンコと彼との生活を始めています。引っ越す前から家に入ってくる車・バイクの音には敏感で聞こえるたびに吠えていました。何もない、誰もいない方向に向かって突然吠え出すこともあります。また、就寝時リビングのケージに入れ私たちが寝室に行くとクンクンと鳴き続けるため近所迷惑を心配し結局寝室に連れて行き一緒に寝ています。このような吠え癖、鳴き癖はどうしたら直せますか?飼い始めた時から吠えることに対してしつけはしているつもりですが、上手くいかず引っ越した早々クレームが入り困っています( ; ; )
Re: 吠え癖に困っています
- 愛玩動物飼養管理士 三留
2016/11/11(Fri) 14:59
No.4539
ノエル 様木々が秋化粧した美しい姿をみせてくれる頃になりました。ノエル様におかれましてはご結婚なさったとのこと、誠におめでとうございます。さて、このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速ご案内させていただきますが、実際のご様子を拝見していませんので一般的なご案内となりますことをご了承ください。トイプードルちゃんが新居にお引越しをされてから、就寝時ノエル様とご主人様が寝室にいらっしゃると鳴き続けるようになり、お困りということでございますね。ワンちゃんは環境の変化に敏感ですので、お引越しやご家族の生活上の変化の後には、夜鳴きなど、さまざまな行動の変化があらわれることが一般的です。さまざまな状況を把握することのできる私たち人間でも、新しい環境にいくと不安を感じますので、ワンちゃんが不安に思っても当然なのかもしれませんね。周囲のお散歩コースの匂い一つにしても、お引越しをするとまったく知らないワンちゃんの匂いにびくびくして、散歩にいくと立ち止まって歩こうとしなくなったりすることも多くみられます。お部屋も家具の配置もかわり、部屋の匂いもかわり、戸惑うことも多いのかもしれません。ただ、このような戸惑いも、ご夫婦の毅然とした態度と、穏やかな笑顔に包まれ、日々の生活を繰りかえすうちに、知らない匂いが懐かしい匂いになり、いつもと同じことが増えていくと、少しずつ落ち着いていくという側面もあります。今はなるべく安心させてあげる、ということも大切かもしれません。【吠えることについて】ワンちゃんはそれぞれ、今までの経験から自分がした行動の前後に周囲に何があったか、「何をしたら何が得られるか」ということを学習してきています。トイプードルちゃんが吠えた後に良いことが起こると「要求する時は吠えれば良い」ということになってしまいます。ワンちゃんが一度、「何かしてもらう時には、吠えるといいのだ」と思うと、かなりしつこく、吠えることに執着をします。がまんしきれなくて、構ってしまうと、「がんばった甲斐があった」と吠えることがどんどんトイプードルちゃんの中で大切な手段となってしまうかもしれません。したがいまして、吠えている時に、「トイプードルちゃんがして欲しいこと」をなさらないことが重要でしょう。また 「吠えていない時に良いことがある」ということを教えるために、例えばケージから出すのは、「出して」と要求した時ではなく、オスワリなどの指示をなさって、オスワリをして落ち着いてからケージから出すというようにならすとよろしいでしょう。吠えても要求を叶えないことが大切なことはご高承であっても、ノエル様がおっしゃるように、夜間などの近隣の方へのお気遣いなどとは両立しがたく、たいへん難しいことでもございます。そのような意味からも、「吠えない状態を作る」ということはたいへん重要ですので、トイプードルちゃんを寝室に一緒にお連れになるということは、とても良い方法ではないでしょうか。トイプードルちゃんがノエル様の布団に入ってきてゆっくり眠れなくて困る、というのであれば、ご夫婦の寝るスペースとワンちゃんの寝るスペースを分けるのも一つの方法でしょう。トイプードルちゃん用の小さなベッドを用意してあげたり、お気に入りのキャリーバッグやクレートをご利用なさってはいかがでしょうか。また、生活全般で「ノエル様とご主人様がトイプードルちゃんを率いていること」をしっかりと示すこともたいへん重要なことです。守られている、率いられている、ということは、トイプードルちゃんに安心感を与えます。そんなに頑張って縄張りを主張する必要がない、吠える必要がないという安定感を培っていただければと存じます。例えば、ノエルちゃんが「遊ぼう」とボールを持ってきたとき、ノエル様に主導権があることを示すため、「オスワリ」と指示をしていただき、指示にしたがってから遊ぶようにします。お散歩のとき、先に家を出て、先に歩き、先に家に入るのはノエル様です。あるいは、ソファにご夫婦が座っていらっしゃるときに、ご夫婦の真ん中にトイプードルちゃんが入ろうとしても、さりげなく足元のクッションにすわらせてあげたり、端に座らせてあげるようにしたりなさるとよろしいでしょう。また、ご帰宅のときに「ただいま」と声をかける順番などを通じて、ご夫婦が優先であることを示すようにしましょう。日ごろから、ノエル様のご帰宅を喜んで、トイプードルちゃんが興奮しているのであれば興奮しているときには声をかけず、落ち着いて静かになったとき、テンションが下がったときに「ただいま」と声をかけるようになさるとよろしいでしょう。いつも過ごす場所の見晴らしが良いと、吠えることにつながることもあります。例えば2階でお住まいであれば、窓から外を眺めているうちに、見張り番のような気持ちになってしまうこともあるでしょう。いつもトイプードルちゃんが過ごすお気に入りの場所からあまり窓の外がみえないように、カーテンを引くなどなさって、守られている雰囲気を作ることも大切でしょう。また、周囲の音に敏感に反応するのであれば、小さな音でラジオをつけておくというのもよろしいでしょう。ワンちゃんは一度吠え始めると、収拾がつかなくなってしまうのが一般的ですので、吠えそうな時、吠え始めの時に、対応するのが大切です。周囲の音に反応して、吠えるかな、というときに、「いけない」と毅然と落ち着いた声で叱ります。吠えないでいたら褒めてあげましょう。ただ、大きな声、高い声はよけいに興奮させてしまうことになりかねませんので、低い声で叱るのがポイントです。特に、「あら、吠えて、どうしたの?」などのトイプードルちゃんの吠えにノエル様が反応したという状況は作らないようにしましょう。叱っても余計に興奮するというワンちゃんも多いのですが、叱るのではなく、「吠えそうな時に吠える以外の行動に誘導して、吠えなかったことに対して褒める」ということを根気強くお続けになるのもよろしいでしょう。例えば、お耳をぴくぴくさせ、今にも吠えそうな時に、「オスワリ」など吠える以外の行動をさせて吠えない状態を作って、褒めていただくのもよろしいでしょう。オスワリ以外にも、キャリーバッグに入るように指示をなさってから褒める、というのも良いでしょう。若いワンちゃんにとって、エネルギーが上手く発散できていないと、吠えたり、いたずらをしたり、といった行動につながることがございます。日ごろからお散歩などを通して十分エネルギーを発散させてあげることはたいへん重要です。お引越し後ですので「慣れない地域でのお散歩を嫌がる」ということがあるかもしれませんが、最初はのんびりできそうな公園などに抱っこをしていらっしゃり、少しでも下ろしてみて、歩いたら褒めていただき、「一緒に歩けて楽しかった」という経験を積み重ねていただくことで、トイプードルちゃんが楽しく歩ける範囲を少しずつ広げていってあげましょう。一日に5分でも10分でも、今までと以前のお住まいの時と同じように、トイプードルちゃんがノエル様と過ごせる時間を作ることで、「ママの愛情は変わらない、そして、パパは力強くて頼もしいな」とトイプードルちゃんが安心できる時間作ることは大切でしょう。【新しい生活に馴染むために】1. 以前のお宅で使っていたものを使うお引越しを契機に、家具や敷物など、新しく調達なさることも多いかもしれませんが、なるべく以前使っていらっしゃったものをそのままご利用なさるのもよろしいでしょう。既にお引越しをなさったので、処分なさったものもあるかもしれませんが、なるべく前のお宅と同じような間取りで、前と同じカーテンや食器、水のみの器、クッション、マット類などをそのままご利用なさったほうがよろしいでしょう。また、ノエル様の使い古しのバスタオルや、衣類からファスナーやボタンなど、口にいれると心配なものを取り外した物をケージの中など、トイプードルちゃんが長時間過ごす場所にいれておいてあげるのもよろしいでしょう。2. ケージの中を快適な場所だと感じるようにするワンちゃんにとって、安心な場所、落ち着く場所がお家の中にあるということはたいへん大切なことです。そのためにもケージをのんびりできる好きな場所にしていただくことは重要です。ただ、「お留守番や夜寝るときにだけケージに入れる」と、ケージのイメージが寂しく嫌なところになってしまうことがございます。ケージは嬉しいことがあった後や褒められた時に入ったり、中に入った時に大好きなオモチャを与えてあげたり、嬉しいことがあるところ、安心してくつろげる場所になるように工夫をなさることはたいへん重要です。お散歩から帰って、「楽しかった、疲れたからゆっくりとしたいな」というときにケージに入るように誘導してあげたり、同じ部屋でのんびりと過ごすときに、トイプードルちゃんはケージに入ってくつろぎ、ノエル様はソファにかけてお茶を飲んで・・などというのでもよろしいでしょう。また、これからますます寒くなりますので、ペットボトルにお湯を入れてしっかりとフタをしてタオルでくるむなどしていただき、ケージの中でも人肌に似たぬくもりを感じるようにするのもよろしいでしょう。また電気カーペットなどをご利用なさっているときにご注意いただきたい点として、熱すぎたり、逃げ場がなくてかえって苦痛を感じさせてしまうことがあるようです。トイプードルちゃんが適度に調節できるよう、必ず逃げ場を作ってあげることが大切でしょう。もちろん、低温やけどなのにはくれぐれもご注意ください。また、ワンちゃんは一般的に、自分から外はみえるけど、外から自分の姿がみえないような穴倉のようなところで過ごすのが落ち着くようですので、ケージをバスタオルなどで覆っていただいてもよろしいでしょう。全面真っ暗になると不安になるようであれば、後ろ半分を覆うようにしていただくのもよろしいでしょう。4. 不安そうなトイプードルちゃんをなぐさめないワンちゃんはお引越しをすると、今まで慣れ親しんできた匂いとは違うところで生活をする訳ですので、お散歩の匂いも変わってしまい、最初は戸惑ってしまうのが当然でしょう。楽しそうな笑顔をトイプードルちゃんに向けていただき、心配そうな表情でトイプードルちゃんを見たりなさらないことが大切でしょう。お留守番もそうですが、たくさん声をかけたりせず、何でもないことのように、さりげなく振舞っていただくことが大切でしょう。5. スキンシップを大切にするお引越し後はお忙しくて、どうしても、あまり構ったり、遊んだりする時間を作ることは難しいかもしれませんが、ゆったりと体を撫でてあげてください。なおアニコムでは、お電話でのしつけ・健康相談サービスも行っておりますので、お気軽にご利用ください。電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。ご主人様とトイプードルちゃんとの笑顔いっぱいのお幸せでご健康な毎日を心からお祈りいたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
4歳母犬
投稿者:Chacha
投稿日:2016/11/10(Thu) 09:46
No.4535
4年のメスのマルプーのChachaです。1/21に6匹の子を産みました。出産は、一匹目が生まれ鳴き声をあげたてからパニックになりました。何とか6匹を頑張って産んでくれましたが、自分の子供という意識がないようでした。出産までは、夫婦二人に子供の用にして生活していたので人間に近くなってしまったのだと思います。24時間以内に母乳は飲ませた方が良いと獣医に言われたので、口輪と大人3人の抑えこみ初乳を飲ませそれからはなんとか母乳は飲ませてくれるようになり、6匹母乳で育てられました。子犬の排便処理は全くしませんでした6匹毎日私が排泄の面倒は見ました。毎日、うんこがでない・・と心配で心配で,毎日悩んでいました。今振り返るとなつかしい日々です。無事6匹元気に成長してくれ、4匹は素敵な里親さんの所に養子に行きとても可愛いがられています。2匹は母と共に過ごしています。母はやはり育児放棄なので今は姉のような存在です。母ぽい行動は今だしません・・・今まで一匹で我儘いっぱいだったせいか、、今はどうしてもやんちゃな子供たちの方に偏りがちになってしまいますので、そのストレスのせいなのか?よく震えるのです。ご飯、おやつはちゃんと食べ、排泄も通常通りなのですが震えること多々です。病院に行こうか悩みましたが、様子見になりそうなのでここに相談させて頂きます。家の中にいるので暖房もついていますし。。。震えるのはなぜでしょうか?今はソファに横になり震えずに寝ています。どこか?悪いから震えるのでしょうか?犬の震えは、痛い、恐怖、不安などで震えるのは承知しています。どこかが痛ければ餌も食べなくなることは経験してます数年前に、カットして帰宅したら食べなく動かなくなったことがあり、獣医に連れて行ったら腰痛を起こしてるとのことで薬を飲んだら、二日目に夜には回復しました。まだ寒さも穏やかに寒い時期で寒さに震える??には早いように思います。セーターは着させていますが、震えるのです肛門腺が溜まりやすくはなってるとトリマーさんより聞いてます。今回のシャンプー時にコリコリになっていてたくさん出たと聞きました。どこか体調が悪いのでしょうか?散歩も喜んでいきます。文才がまったくございません。話が行ったり来たりで理解しがたい内容で申し訳けありません。よろしくお願いします
Re: 4歳母犬
- 獣医師 山田
2016/11/11(Fri) 12:58
No.4538
Chacha 様朝夕冷え込む季節になりましたが、Chacha様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。4歳のChachaちゃんに最近、震えがみられるとのことでございますね。さっそくご案内をさせていただきますが、実際のワンちゃんのご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことを、何とぞご了承ください。Chachaちゃんは1月21日に出産し、そのお子様達も元気でお過ごしとのこと、何よりでございます。出産はかなりの労力を要する大仕事ですし、その出産を支え、また、産後にはChachaちゃんにかわって子育てをなさったとのことですので、Chacha様とご家族様もさぞかし大変だったのではないかと思います。さて、Chacha様もご高承のように、ワンちゃんが「震える」場合が、一般的には「寒い」「痛い」「怖い・不安」のどれかが原因となっていることが多いといわれます。ワンちゃんは一般的に、寒さには強いと思われていますが、小さいころから温度環境の整った室内で育ったワンちゃんや小型犬のワンちゃんは寒さに弱い子が多いようです。また、老齢のワンちゃんでは甲状腺機能の低下などが原因で、寒さに弱くなり、震えの症状が見られることもありますが、Chachaちゃんはまだ4歳と若いですし、季節からも「寒いから震えていた」ということは考えにくいと思われます。しかし、季節柄、寒さが原因で震えているようであれば、室温をあげていただいたり、寒いときに体を温めることが出来るように、毛布など暖が取れるようにしてみましょう。また、その際には、暑さを感じたら自分で涼しい場所に移動できるようなスペースも作っていただき、ワンちゃんが自分で調節できるようにしてあげると良いでしょう。Chacha様がおっしゃるように、ワンちゃんは「お腹が痛い」「腰が痛い」「足が痛い」などの「痛み」で震えることもございます。震えの症状が見られる時に身体に触れてみると、痛いところに触れられたときに緊張して力を入れたり、嫌がって噛みつこうとしたりすることで、どこの部位が痛いのか推測できることもございますが、痛みで全身的に緊張していて部位の特定が難しいこともあります。Chachaちゃんは食欲もあり、排泄も異常なく、散歩も喜んで行っているということでございますので、何か大きな痛みで震えている可能性は低いのではないかと思います。しかし、痛みが隠れている可能性もございますので、全身を優しく触っていただき、キャンと鳴いたり、触られることを嫌がるそぶりがないかご確認頂けたらと思います。また、痛みの強いときには反射的に噛んでしまうことがありますので、決して無理をなさらないで、ご安心のため、ご通院をお勧めいたします。その際、Chachaちゃんは数年前に腰痛を起こしたことがおありとのことですので、念のためその旨お伝えいただくとよろしいでしょう。なお、先日、シャンプー時に肛門腺の分泌物が沢山出たとのことでございますね。肛門腺が溜まりすぎて震えることは少ないと思います。ただ、分泌物が貯留しすぎて肛門腺が破裂した場合には、痛みが伴いますので、「震える」ことがございます。その場合、おしり周りを触られるのを嫌がったり、肛門周りの毛が汚れていたりしますので、おそらく飼い主様もすぐに気付かれると思います。「痛み」以外にも、低カルシウム血症や低血糖などによって「震える」こともあります。特に低カルシウム血症は産後のワンちゃんに見られることが多く、授乳により低カルシウムとなり、震えや痙攣などの症状が見られる場合がございます。Chachaちゃんは、すでに授乳の時期が終わっていますので、産後の低カルシウムという可能性は低いと思いますが、震えている原因が「痛み以外の可能性」もございますので、一度かかりつけの病院で診察していただき、必要に応じて検査をお受けいただけたらご安心でしょう。また、ワンちゃんは恐怖や不安で震えることもございます。一度、怖い経験をすると、次に同じような環境が揃ったとき、「また同じことがおきるのではないか」と不安を感じ、強い反応を示すことがあります。ワンちゃんはどの子でも怖いもの、苦手なものがあり、恐怖のあまり震えることはごく普通に、よく見られます。恐怖を感じることは、危険なものから身を守るためには大切なことですが、あまりに恐怖が高じると、逃げ出そうとしたり、粗相をしたり、震えたり、呼吸が速くなったり、家の中を走り回ったり激しく吠えたりします。きっかけとなることは、外から聞こえる音・風が木々を揺らす音・風にはためくカーテン・地震・雷など様々です。何か、ワンちゃんが震えるようになった際のきっかけなど、お心当たりはございませんでしょうか。精神的な恐怖や不安で震えている様であれば、以下の様にご対応いただけたらと思います。1.平然とした表情をワンちゃんに見せる何らかの原因でワンちゃんがおびえて震えたとき、周囲の方が、「どうしたの」と不安げにみつめたり、なだめたりすることは、震えるという行動を周囲の皆様の関心を得るための有効な経験としてしまい、震える行動を強めてしまうことがございます。また、震えるワンちゃんを、不安そうな表情で見たり、なだめたりすると、目の前のことが、余計にたいへんなことのように、ワンちゃんの目に映ってしまうことがあります。ワンちゃんが、恐怖を感じ、いつもと違う不安を感じているときこそ、ご家族はとにかく平然として、落ち着いていることが大切です。不安そうに震えているときも、Chacha様はいつもと変わらず、穏やかな落ち着いた表情でいらっしゃることで、「ママたちは平気そうだから、大丈夫かも」とワンちゃんに思わせるようにしましょう。ワンちゃんが緊張していたら、毛並みにそってやさしくゆっくりと撫でたり、尻尾の根元あたりを優しくもみほぐしてあげるなど、ワンちゃんの体をマッサージして、リラックスさせてあげてもよいでしょう。2.いつもと変わらぬ日常を繰り返すワンちゃんの行動に心配な点があると、飼い主様はその様子をみて、対応や生活のリズムを変えたほうがいいかとお思いになることもあるかもしれません。しかし、いつもと同じように、落ち着いた生活を繰り返すことは、ワンちゃんを安心させる大切なポイントとなります。飼い主様を中心にお家の中が回っている、飼い主様がお家の中の主導権を握っているということは、ワンちゃんに安心感を与えます。いつもと同じように穏やかに生活を続けていただければと存じます。3.逃げ場所を用意する日ごろからクレートやキャリーバッグ、ケージなど、「ワンちゃんにとっての逃げ場所=落ち着いてリラックスできる大好きな場所」を生活スペースの中に用意しておくのもよろしいでしょう。ワンちゃんは元来、穴倉のような、自分から外は見渡せるけれど、外からは自分の身を隠せるような狭い場所を好みます。クレートやドーム型のベッドなどを好むワンちゃんも多く、また、ケージも安心できる場所になることも多いようです。叱られたときやお留守番のときなど、ワンちゃんにとって、好ましくないときばかり、ケージの中に入れていると、「ケージ=嫌なところ」というイメージをワンちゃんが抱いてしまうことがございます。好きなやオヤツやオモチャでケージの中に誘導して、入ったら明るい声で褒めたり、Chacha様の匂いのする毛布をケージの中に入れたりなさってはいかがでしょうか。ただし、誤飲の恐れのあるものはお入れにならないようにご注意ください。ケージを開けたままにしておき、出入り自由になさってもよろしいでしょう。4.スキンシップ・声がけを十分にする名前を呼んで、ワンちゃんがChacha様を見つめたら「お利口ね」と褒めてあげましょう。「さあ、お散歩に行こうね」、「ご飯、たくさん食べて、お利口ね」などと、優しく声をかけましょう。なるべく、良い状態になるように誘導していただき、褒めていただくことで自信をつけさせてあげましょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談・しつけ相談サービスを承っております。状況をお伺いした上でより具体的なご案内ができると思いますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。日増しに寒さが加わってまいりましたので、Chacha様も体調を崩されませんよう、お身体大切にお過ごし下さい。今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。
クレート内からの吠え、威嚇
投稿者:もこ
投稿日:2016/11/07(Mon) 23:52
No.4532
1歳半のコイケルホンディエ雌です。一歳過ぎ頃から、クレートやサークル内にいる時にすぐそばを通り過ぎる犬に、ひどく吠えるようになりました。クレートトレーニングは出来ており、自分から入って休んでいることもありますトレーナーからはテリトリ意識よりは、逃げ場がなく、他の子と接近しすぎの状況に恐怖からの吠えだろうと言われました。同居犬14歳にも同じ威嚇や吠えから、ケンカになってしまうこともあります。基本的には他の犬も好きで、ノーリードのドッグラン状態の時は自分から遊びに誘い、楽しく遊びます。ただ、自由がきかない状態だと急に緊張のスイッチが入るようです。これは緩和して直していけるのでしょうか。
Re: クレート内からの吠え、威嚇
2016/11/10(Thu) 13:04
No.4537
もこ 様落ち葉を踏みしめてのお散歩が楽しい季節ですが、もこ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、実際にワンちゃんたちのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。1歳半のコイケルホンディエちゃんが、クレートやサークル内にいる時など、逃げ場がないような状態の時に他のワンちゃんにひどく吠えるとのことでございますね。トレーナーさんは、コイケルホンディエちゃんが吠える様子をご覧になって、「逃げ場がない状態への恐怖からの吠えではないか」とおっしゃり、もこ様も自由がきかない状態だと緊張のスイッチが入るように感じていらっしゃるご様子ですね。以下ご案内させていただきたく、ご参考にしていただけましたら幸いでございます。1. 良い状態を導きだし、その後に褒めるワンちゃんはいったん緊張したり、興奮して吠え始めてしまうと収拾がつかなくなることが多いので、吠えてしまってからというよりは、吠えそうなとき、あるいは吠え始めたばかりのときに対応するようにします。コイケルホンディエちゃんは、「自分はケージに入っている」、「(ケージに入っていない)他のワンちゃんがいる」という状況が揃ったときに、恐怖のため、あるいは威嚇のため、吠えるという行動を起こすことが習慣化しているのかもしれませんね。同じ状況がそろったときでも「吠えないでいる」という行動へと誘導し、そのことに対して「褒めてもらえた」という好ましい状況をお作りになるのもよろしいでしょう。具体的には、他のワンちゃんの存在がコイケルホンディエちゃんの視界に入っているけど、まだ反応するに至っていないときに、もこ様は穏やかで落ち着いた、毅然としたトーンで「オスワリ」と指示をします。ワンちゃんがオスワリをして吠えないでいたら「お利口ね」と笑顔で穏やかに褒めてあげましょう。このとき、特にコイケルホンディエちゃんの大好きなオモチャやオヤツ、フードを少し取り分けておいたものなど、お気に入りのもの与えたりしていただいてもよろしいでしょう。これまでは緊張や興奮から吠えていた状況なのに、吠えずにいられ、褒めてもらえたという経験を根気強く続けていただくことは、コイケルホンディエちゃんにとっても大きな自信になるでしょう。なお、コイケルホンディエちゃんがクレートに入っている状態で、他のワンちゃんがフリーな状態だと緊張関係が生じてしまう傾向は高くなるかもしれません。最初のうちは、相手のワンちゃんもクレートやバリケンなどに入れた状態で距離を調節しながら慣らしていくのも一つかもしれません。2.吠えた後、コイケルホンディエちゃんにとって望ましい状態を作らない例えば、知らないワンちゃんが視界に入って思わず「あっちにいって」と夢中で吠えたら、相手のワンちゃんが去っていったり、もこ様が助けにきてくれたり、など、自分が吠えた後に望ましい状況が生じると、吠えることが要求をかなえる手段となってしまい、緊張して興奮しやすい状態を生じます。また、吠えたことに対して、周囲にいらっしゃる皆様が反応なさって、大きな声が聞こえてきたりすると余計にコイケルホンディエちゃんを興奮させてしまわせてしまう可能性があります。周囲にいらっしゃる皆様は、吠えたことに反応せず、のんびりとなさったままで、吠えても無駄だと感じる状況を作るのも一つの方法でしょう。コイケルホンディエちゃんがゆったりとしたリラックスをした状況になったのを見計らって、コイケルホンディエちゃんにとって嬉しい状態を作るようになさるのが望ましいでしょう。クレートの中にいるときだけではなく、日常生活全般で同様の働きかけをなさることも重要です。例えば、ご家族がご帰宅なさったときは、もしコイケルホンディエちゃんがうれしくて大騒ぎをしていても、知らん顔をしていただきます。まずご家族様は人間のご家族様に声をおかけいただき、次に先住のワンちゃんに声をかけていただき、静かになったコイケルホンディエちゃんに最後に「ただいま」と声をかけていただくなどなさるとよろしいでしょう。3. 飼い主様に注目する習慣をつける若く、エネルギーが有り余るコイケルホンディエちゃんですから、ドッグランで友達犬と遊んでいるとき、あるいは夢中になって散歩をしているときなどに、もこ様に名前を呼ばれても、すぐにもこ様に注目をするのは難しいかもしれません。ただ、興奮しているときでも、緊張しているときでも、もこ様が声をかけると振り向くという状況をつくることはコイケルホンディエちゃんの安全を守るためにもたいへん重要でしょう。日頃から名前を呼ばれたら反応するように働きかけていただくとよろしいでしょう。ワンちゃんは案外計算高くちゃっかりとしたところもありますので、名前を呼ばれて飼い主様に注目したときに、叱られるなど望ましくない状況になると、次に名前を呼ばれたときに「また叱られたら嫌だな」ということで、寄ってこようとしなくなることもあります。「名前を呼ばれたら嬉しいことがあった」、「笑顔で迎えてもらえて嬉しかった」という経験をさせてあげましょう。 どんなときも守ってもらえる、頼りになる、ということがワンちゃんたちに伝わるような、余裕のある笑顔でお呼びいただき、振り向いたら「お利口ね」、「可愛いね」と褒めてあげましょう。そのままゆっくりと体をやさしく撫でてリラックスをさせてあげてもよろしいでしょう。また、このような習慣が少しずつついてきたら、様子をご覧になりながら、ドッグランで楽しく遊んでいるようなテンションの高いときにも、「来い」「オスワリ」などの指示をお出しいただき、さっとテンションが切り替わるように働きかけていただいてもよろしいでしょう。4. お家の中の優先順位が分かるようにする群れの中の自分の順位がわかることは安心を生み、守られていることが分かることはがんばらなくても良いリラックスした状況を生みます。ワンちゃんたちの名前を呼ぶ順番、散歩のときお家を出る順番など通して、ワンちゃんたちの群れの中で14歳の先住のワンちゃんが優先順位が高いことがわかるようにしましょう。若くて元気いっぱいのコイケルホンディエちゃんですから、日常生活の中では、14歳のワンちゃんをかばいたくなるような状況もあるかもしれませんが、かばうという行為はコイケルホンディエちゃんからすると、先住のワンちゃんのことを弱く、小さくみえてしまうことにつながるかもしれません。「お兄ちゃん(お姉ちゃん)に失礼でしょ」などと、先住のワンちゃんが優先度が高いことが分かるようになさることが大切でしょう。また、同時にワンちゃんたちは、もこ様やご家族様に率いられている、というところをお見せいただくことも大切です。5.指示を待つ習慣をつけるワンちゃんはほんとうに魅力的ですので、ついついワンちゃん中心の生活になってしまうというような経験はどの飼い主様もなさっているのではないでしょうか。ところが、自分が周囲を動かしていると思ってしまえる状態は、ワンちゃんに分不相応な役割を担わせてしまい、不安や緊張を強く感じさせてしまう傾向が高くなります。反対に「自分は従えばいいから気が楽だ」という状態は、リラックスした生活につながります。そのためには、飼い主様の指示を待つ、飼い主様が決めたことに従う、という経験を根気強く続けていただくことが大切でしょう。例えば、お散歩の経路はワンちゃんたちが「右にいきたい」といっても、もこ様が「左へいく」といえば左にいくなど、もこ様が決定なさるようにしましょう。6.声かけは落ち着いた低いトーンで基本的にワンちゃんへの声かけは毅然と、ゆったりとリラックスしたトーンで統一なさるとよろしいでしょう。ワンちゃんは、高い声であったり、大きな声に対しては、緊張したり、興奮したりしやすくなります。その中でも、叱ったり指示をお出しになるときは、従いたくなるような、低くて落ち着いたトーンで、反対に褒めるときには、ワクワクと嬉しくなってしまうような明るいトーンでなさるとよろしいでしょう。7.落ち着いた状態、エネルギーを発散した状態でクレートに入れるクレートの中でなるべく緊張した状態にならず、リラックスしてのんびりとした状態にするために、なるべく運動をして疲れた状態でお入れになるようにするとよろしいでしょう。クレートに入ってご友人のお宅にいらっしゃるときも、長めのお散歩をすませてからになさってはいかがでしょうか。また、緊張状態のときはできるだけお入れにならないようにしましょう。8.クレートから周りの状況があまり気ならないようにするワンちゃんとの生活で困った状況が生じたとき、困った状態をなるべく回避する、というのも、たいへん重要なことです。例えば、コイケルホンディエちゃんがクレートに入っているときになるべく周りのことを気にしなくて良いように、バスタオルで覆ったり、クレートの向きを周りが気にならない状態で置く、なども必要でしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスをうけたまわっておりますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。もこ様とワンちゃんたちの笑顔いっぱいの日々を応援いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
いぬの睡眠について
投稿者:みみこ
投稿日:2016/11/04(Fri) 08:59
No.4531
3歳9か月になるトイプードル(♂ 去勢済み)です。ここ1〜2か月前くらい、夜中や朝方に目を覚ましてしまいます。普段は私どもの寝室に、クレートに入れて寝ていますが、状況としては夜中や朝方目を覚ましたら、クレートのドアというか入り口を手でひっかきながら、く〜〜んく〜〜んと甘えたような声をずっと出しています。最初はずっと無視していたのですが、1時間でも2時間でもその調子でいます。一軒家であればそのままにしておけますが、マンション住まいのため近隣の事を考えるとそのままにもしておけず出さざるを得ないのですが、そうすると夫のベットで一緒に寝たり、リビングのソファの定位置にいたりしています。あちこちうろうろして活動もしたりしています。普段はすごく活動量が多いというわけではなく、昼間はおとなしく過ごしていることが多いです。寝てばかりというわけではありません。散歩は一回に1時間近くはしますが、天候の状況によってはしない時もあります。食事量はロイヤルカナンのアミノペプチドを一回に27g、それを一日2回です。おやつはあまり与えていません。ご相談としましては、クレートのドアを完全に閉めないである程度自由にさせた方がいいのか、現行のままでよいのか、もしくは寝る場所をクレートではなく変えた方がいいのか、また変な時間に起きてしまうという原因などありましたらお教えください。
Re: いぬの睡眠について
2016/11/08(Tue) 16:30
No.4534
みみこ 様朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりましたが、みみこ様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか?この度は、ご相談を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。早速、お問い合わせの件につきまして、ご案内させていただきたく存じますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承下さい。みみこ様のワンちゃんが、ここ1〜2くらい前から夜中や明け方に目を覚まして、甘えたような声を出してしまいお困りとのことでございますね。今まではそうでなかったのに、夜中や明け方に起きてしまう場合、原因としては次のようなことが考えられます。たまたま、ワンちゃんは「くんくんと鳴いていたらケージから出してもらえた」という経験をしてしまい、夜中や明け方に甘えて要求する習慣がついたのかもしれません。ワンちゃんは一度上手くいったことに対しては執着しますので、上手くいかないと何時間も吠えてしまうということになります。長時間吠え続けた後に構ってもらえた、という経験をすると余計に吠えることが素晴らしい手段となってしまうこともございます。周囲のお宅へのお気遣いから、そのままにしておくというのはたいへん難しく、出してしまわれるお気持ち、もっともでございますので、「鳴いたら出してもらえた」、「鳴くこと=良いことがある」という一連の行動の流れを経験させないためには、みみこ様がおっしゃるように、クレートの扉を開けておくというのも一つの方法ではないでしょうか。ご主人様にとっても、奥様にとっても、「ゆっくりと睡眠をとる」ということはたいへん重要なことです。ワンちゃんは、ご主人様のベッドにもぐりこんだり、リビングのソファで休んだりしているのですね。 ワンちゃんがベッドに入ってゆっくりと休んだ気にならない、というのであれば、ソファもよろしいですし、クッションなどを用意いただくなどなさって、ベッド以上にのんびりくつろげる場所を用意いただくのもよろしいでしょう。よりお気に入りの場所にするため、ご主人様や奥様がよく使っていらっしゃるタオルケットや毛布を敷いてあげておいたり、日ごろからその上にワンちゃんがくつろぐように誘導して、体を「優しく撫でてあげたり、声をかけたりして、嬉しいことがあり、ワンちゃんがゆったりとできる場所にしてあげてもよろしいでしょう。クレートはワンちゃんにとって、穴倉を連想するとても理想的な形状をしており、日ごろからこの場所を安心できるお気に入りの場所にしておくと、安全で安心な場所をワンちゃんに提供することになりますので、このままクレートをご利用なさってはいかがでしょうか。もし、クレートが叱られる、あるいは一人ぼっち、などというようなマイナスな印象が出来てしまったというのであれば、クレートがお気に入りの場所になるように、嬉しい経験と結びつけるようにしていただくことが大切でしょう。このほかにも、夜中や明け方に起きてしまう原因として、「昼間に熟睡してしまっている」、「最近パパの出張が多いなどの環境の変化があり、あまり構ってもらえない」、「最近ダイエットをしていてお腹が空いて目が覚めてしまう」なども考えられます。昼間の運動量を増やす、パパやママとゆったりとできる、満たされたコミニケーションタイムをとる、暖房が効きすぎたり、冷たい風が窓の隙間から入るなどはないか、クレートの周りの気温や室温を見直すなども大切なことでしょう。お腹が空いて明け方になると目が覚めるというのであれば、夜寝る前に、お食事を少し一日の分量から取り分けておき、与えるということが効果がある場合もあります。中には、「夜クレートで寝ていたら大きな地震を感じて怖かった」というような経験があり、同じような時間になると落ち着かないというようなこともみられます。このような場合には、無理をなさってクレートで過ごそうとなさらず、クレートの中で過ごすのんびりと楽しい時間を徐々に増やしていくうちに、元に戻っていくことが多いでしょう。どうしても怖いところとして定着してしまうことも中にはありますが、そのようなときには、新たに落ち着く場所を用意していただくとよろしいでしょう。また、窓の外の人影などが気になる、最近、近隣のお宅で夜中にお風呂に入る方がいらっしゃる、なとどいうようなことが原因になることもありますが、周りのことがなるべく気にならないようにするため、ハウスの周りにタオルケットなどで覆いをしてしまい、落ち着けるという感じになさると効果があることがあります。また、人恋しくて吠えるのであればご主人様やみみこ様のご様子が見えるようにドアを開けておいていただいたり、小さな音でラジオをつけておくなどもよろしいでしょう。中には、寝ているときに感じる痛みや痒みなどの不快感から、起きてしまうというようなことがあるかもしれませんので、気になる点がこのこと以外にもある場合などには、体調などに変化がないかのチェックをかねて、かかりつけの先生にご相談なさるとご安心でしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様へのどうぶつ相談サービスを承っております。予約制となっておりますが、お電話でのご相談もお気軽にご利用ください。あんしんサービスセンター 0800-888-8256 平日9:30〜17:30 / 土曜9:30〜15:30土曜日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。寒さがつのり、体調管理の難しい時期でございますが、みみこ様におかれましては、くれぐれもご自愛ください。今後とも、アニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
糞尿
投稿者:オムチイ
投稿日:2016/11/04(Fri) 01:16
No.4530
我が家に約40日前にやってきた8ヶ月の雄のチワワです。ペットショップ購入時に、トイレ場所を覚えてもらうために、我が家に連れてきてからは、10日〜2週間はゲージから絶対に出さないでくださいと説明を受けたのですが、初日からリビングに出してしまい、あちらこちらに糞尿をしている状況で、また、食糞もしています。なお、病気予防とマーキング行為防止のため、約3週間前に去勢を行ったのですが、マーキング行為も無くならない状況です。なお、チワワにとってストレスになるのは重々承知しておりますが、糞尿の問題より日中留守の時と就寝時はゲージの中に入れている状況です。あらためてトイレ場所を覚えてもらうために、糞尿をする頻度が高い食事後はゲージの中に入れておき、糞尿をしてからゲージ外に出しているのですが(食事後から糞尿をするまでの間は多々吠えます)、目を離したすきにリビング内に糞尿をされている状況です。糞尿をされているときは、無言で騒がないで、糞尿を片づけています。このような状況での、トイレのしつけのアドバイスを受けたいと思っております。よろしくお願いいたします。
Re: 糞尿
2016/11/08(Tue) 16:10
No.4533
オムチイ 様立冬を迎え、朝晩の冷え込みも厳しくなってまいりましたが、オムチイ様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。オムチイ様のご一家ではチワワちゃんをお迎えになられたとのこと、可愛いけど、たいへん、という感じなのではないでしょうか。さて、この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。早速、ご案内をさせていただきたく存じますが、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承下さい。【どこでトイレをしたら良いかを教えていただく】トイレの場所をお教えになるため、現在チワワちゃんは、お留守番のときと就寝時に、ケージの中で過ごすようになさっているとのことですね。「ワンちゃんがケージ内で過ごすことはストレスになるのかもしれない」ということを、ご心配なさる方も多いのですが、実際にはかえって落ち着くことができるようです。ワンちゃんは、もともと、穴倉のようなところで暮らしていたと考えられますので、狭くて、自分から周囲は見渡せるけど、周囲から自分の姿は見えないという所に安心感を覚えることが一般的だとされています。ただ、叱ったとき、困ったときなど、ワンちゃんにとって嫌なときにケージにお入れになっていると、ケージと嫌な記憶が結びついて、入りたがらなくなることがございます。また、好奇心旺盛な子犬ちゃんの時期は、ケージの外には楽しそうなものがたくさんあるので出たがりますが、安心で安全な場所を提供してあげるのよ、と自信をもってケージをご利用なさっていただければと思います。屋根などのないオープンなタイプのケージであれば、後ろ半分くらいに大判のシーツをかけるなどなさって、落ち着く雰囲気を演出するのもよろしいでしょう。ケージやサークル以外にも、クレートやキャリーバッグ、バリケンなども、中に入ったら良いことがある、という経験や、オムチイ様のご利用なさったバスタオルや毛布などをお入れになっても落ち着くかもしれません。さて、ワンちゃんにトイレの場所を教えるためには、成功体験をさせてあげること、「すごいね、トイレでできたね」と褒めてもらった経験をさせてあげることが大切です。したがいまして、現在なさっているように、食事の後はケージの中で過ごし、排泄をしたら褒めて外に出していただくという方法は、たいへん望ましいと思います。トイレの上で排泄をしたら、「お利口」などと褒めていただくことを根気強く続けましょう。タイミングをみきわめるために、排泄をしそうな仕草をみて、というのも一つではございますが、排泄にはリラックスできる雰囲気が不可欠です。オシッコをしたくなったとき、飼い主様のあわてる姿に、出そうになっていたオシッコやウンチも出なくなってしまうということもあるようです。できれば、排泄をしてから次の排泄までの間隔を把握するため、メモにとるなどなさってはいかがでしょうか。食事や飲水の摂取時間などから、「そろそろかな」というタイミングで、「トイレはここよ」などの、いつも排泄をするときの声掛けとともに、トイレのあるケージに誘導してあげましょう。反対にうまくいかなかったときは、今オムチイ様がなさっているように、知らん顔をして片付けることが重要です。つい「あっ」などと声をあげたくなりますが、声もあげず、さっと視線を向けることもせず、何もなかったかのように片付けてしまいましょう。ワンちゃんは、自分の行動の後、周囲でどのようなことがあった、ということをよくみており、こういった経験をもとに、自分で行動を選択するようになります。ワンちゃんは構って欲しくて、愛されたくて仕方がないので、粗相をしたら声をかけてもらえた、というように、叱られたことや声をかけてもらったことが、騒いでもらったと、かえってご褒美のようになってしまうことがあります。振り返ってもらったり、視線を向けてもらうことさえもワンちゃんにとってのご褒美になってしまいかねません。また、気の弱い、おとなしいタイプのワンちゃんでしたら、「ここでオシッコしてはいけないのよ」と場所について叱ったつもりが、排泄をしたことそのものを叱られたと思い、「オシッコしてはいけない」、「ウンチをしてはいけない」、でも出てしまうのですから、隠れて排泄をするようになることもみられます。そのため、成功するように誘導していただき、できたら褒めるということを根気強く続けるように工夫していただければと存じます。褒める機会を少しでも増やすために、ケージの中のベッドなど、ゆっくりとするところ以外のところは、全部トイレシートを敷いて、なるべくトイレを広くしてあげるのも一つの方法でしょう。そのうち、するシートしないシートができてきますので、しないシートを取り外してしまってもよろしいでしょう。トイレとベッドの区別がつかないようでしたら、スノコなどをご利用いただき、例えばベッドを一段高くするというのも良いかもしれません。あるいはスペースに余裕があれば、トイレとベッドの間隔をあける、というのも区別がつきやすくする一つの方法です。ケージが広いようでしたら、クレートやキャリーバッグなどをケージに組み込んでしまうのも、トイレとベッドの区別がつきやすくするための一つの方法です。なお、トイレシートをビリビリに破り、遊んでしまう子も多くみられます。中には破くことがただ楽しい、というワンちゃんもいますので、破いてしまう場合には、網で押さえるタイプのトイレトレ-を利用するなどの対策をなさるのも一つでしょう。ただ、「いたずらをすると構ってもらえる」ということで、構って欲しくてチラチラと飼い主様の様子をみながら、シートをいたずらすることも多くみられます。このようなときの大切なポイントは、構ってもらったと思わせてしまうような叱り方をなさらないことが大切でしょう。「今やっていることはいけない」ということをしっかりと伝えるためには、叱るときには低くて落ち着いた声で、毅然と叱ることです。また、ケージの中にいるときの位置関係などから、トイレの場所は把握できても、ケージの外に出るとトイレの場所が分からなくなるということも一般的です。位置関係が把握し辛いというのもあるでしょうし、遊びに夢中になっているうちに・・ということもあるでしょう。このような場合も、タイミングをみはからって「トイレはここよ」などとトイレに誘導をしていただいているうちに、トイレへのいき方を覚えていくでしょう。根気強く対応していただければと思います。ワンちゃんにとって、排泄とは自分の匂いを周囲のワンちゃんたちにアピールする手段でもあるということもあるでしょうし、自分の縄張りは汚さず、自分の足跡を残さないという習性でもあるといわれています。このようなことからか、成長するにしたがい、ケージの中ではしなくなる場合がありますが、そのような場合も考慮なさって、ケージ以外のいつも粗相をしやすい場所にもう一ヶ所トイレを用意していただくのもよろしいでしょう。トイレシートを広めに敷くのも一つですし、小さめのケージや柵などで囲ったスペースをトイレにしていただき、全面にシートを敷いて、タイミングをみてお入れいただくというのも一つの方法でしょう。「上手くいくかしら」など、ぴりぴりとした雰囲気ですと、その気持ちはチワワちゃんに伝わります。リラックスして、排泄がし易い雰囲気を作っていただくことも大切でしょう。【吠えることについて】チワワちゃんは、ケージに入って、オシッコやウンチをするまでの間、吠えることが多いとのことでございますね。そのとき、オムチイ様はどのように対応なさっているのでしょうか。「出して」と要求して吠えている場合、吠えているときに出せば、「吠えれば出してもらえる」ともっと吠えるようになってしまうという傾向がみられます。ワンちゃんは一度成功すると、成功をもたらした行動にたいへん強く執着しますので、吠えても構わないでいると、何時間でも吠える、ということになってしまいがちです。そして、あまりに吠えるので飼い主様がしびれをきらして構ってしまうと、「やったー、やっぱり吠えればいいんだ」と、吠えることがますます素晴らしい手段となってしまいます。「吠えても何の効果がない」ということをお教えいただくためには、知らん顔をしていただくことが有効でしょう。一方で、「おすわり」などの飼い主様の指示にしたがったときや、吠えていないで落ち着いているときに、ケージから出して遊んであげたりすることで、「落ち着いているときに良いことがあった」という経験をさせてあげましょう。大切なことは、チワワちゃんの都合ではなく、あくまでもオムチイ様の都合でお家の中が動いていると感じさせてあげることでしょう。【ケージをお気に入りの場所にするために】先に案内させていただいたように、ケージの中をチワワちゃんのお気に入りの場所にしていただくことは、たいへん重要なことです。そのため、叱るときにケージにいれるのではなく、「入ったら嬉しいことがあった」という経験をさせてあげましょう。お散歩やご飯の後などに、ケージの中でのんびりと過ごさせてあげてもよろしいでしょう。ケージに入った後、特別にお気にいりのオモチャを与えていただいたり、オヤツを与えていただくなどもよろしいでしょう。「ケージ=一人になる、置いていかれる」というイメージがあるようでしたら、ケージの中にいるチワワちゃんの隣に、ケージ越しに座って笑顔を見せてあげたり、ケージのある部屋で読書をなさったりして、ケージがお留守番のときだけの場所でないと感じさせてあげましょう。また、オムチイ様のご負担を少なくするためにも、リビングの半分を柵などで区切って、遊べるスペースになさるなど、遊んでも良いスペースを作っていただくのも一つでしょう。【マーキングが続くことについて】一度行動として覚えてしまった性成熟に伴う行動は、去勢手術をした後も行動として記憶されており、続いてしまうことは多いようです。ただ、徐々に和らぐ傾向がみられるようです。また、男性ホルモンの関係とは別に、ご家族様との関係性を見直すことでマーキングの状況がかわることもございます。ワンちゃんはもともと群れで生活をしていたどうぶつであり、群れの中で上位下位を付けたり、縄張りを主張するのは本能だといわれております。また、ワンちゃんには自分の縄張りを侵入者から守る習性があり、お散歩の時など自分の縄張りを示すためにオシッコで目印を付け、侵入者に警告を発しようとします。マーキングの大きな原因は自己主張だと考えられておりますが、他にも、何らかの不安やストレスなどがあるのではないかといわれております。 家の外は多くのワンちゃんがお互いの力関係を牽制しあう場でもありますので、お散歩時のマーキングは、ワンちゃんにとってごく当たり前の自己主張といえるかもしれません。一方、他のどうぶつの匂いがしない家の中でも、マーキングにより縄張りを主張する場合は、リーダーである人間のご家族に、ワンちゃんが群れの中の優位性を主張していたり、群れの中での順位が不明確であることが原因である可能性もあるといわれております。 ほかにも「恐い」という気持ちや不安な気持ちが強く、縄張り以外に住むどうぶつなどに、「ここはボクの縄張りだから、来ないで!」と宣言をしている可能性もあるかもしれません。対応策として、まずはチワワちゃんに「自分は飼い主に守られて生活している」と認識させ、群れの中での生活に安心感を持たせてあげましょう。日常の生活では、チワワちゃんに対して「要求を呑まない」、「リーダーとして毅然した態度で接する」、「しっかりコミュニケーションを取る」、「褒める時、いけないことを伝える時、メリハリをつけて対応する」などに留意していただくことが重要でしょう。常に一貫性があり、感情的にならず、落ち着いた対応をする飼い主様の態度に、チワワちゃんは深い信頼を寄せていくことでしょう。具体的には、いつもチワワちゃんは、オモチャなどを持ってオムチイ様に「遊ぼう」と誘いにくるのであれば、そのようなときの主導権をオムチイ様が握るため、「スワレ」などと指示を与え、チワワちゃんが指示にしたがったことへのご褒美として、遊んであげるようにしましょう。またオモチャなども、自由にチワワちゃんが選ぶというような状況よりは、オムチイ様が管理していると思わせてあげたほうが良いでしょう。順序も大切なポイントです。ご帰宅なさったご家族が挨拶をなさるとき、まず人間のご家族に「ただいま」とおっしゃって、チワワちゃんには最後に、吠えたり、騒いだりせず落ち着いた状態になってから声をかけるようにしましょう。デッキやベランダなどで遊ぶときがあるなら、見晴らしが良く、人やワンちゃんなどが行きかう様子を見渡せるのであれば、少し目隠しを作ってあげるのもよろしいかもしれません。一方、お家の中にチワワちゃんの場所をしっかりと用意してあげることも大切です。落ちついてのんびりと過ごせる環境を作ってあげましょう。構ってほしいが故にマーキングをするケースもございます。チワワちゃんが実際にマーキングをしている姿を見たり、マーキングがしてある場所を見つけても、落ち着いてご対応いただき、飼い主様はあわてたり、感情的に怒ったりしないようにしましょう。スキンシップの時間を増やしたりすることで、マーキングをしなくなる例もあるようです。実際にしている場面を叱るのであれば、極力落ち着いて、低い声で「いけない」など決めた言葉で伝えるようにしましょう。するのを止めたときには、明るい声で褒めてあげましょう。【食糞について】ワンちゃんの世界では、母犬は、子犬を危険から守るためなのか、子犬の排泄物を食べて片付ける習性があります。このような母犬の様子を目にしてきたせいなのか、多くの子犬が自分のウンチを食べて飼い主さんを戸惑わせます。子犬のうちは食べた物を消化吸収する力が不十分ですので、食べ物が充分に消化されずに出てくることから、ウンチを食べてしまったり、好奇心や退屈しのぎのおもちゃとして遊んで食べてしまうことがあります。このような習慣が残り、ウンチを食べることはたいへんよくみられます。ワンちゃんがウンチを食べる原因は、次のようなことが考えられます。1.食事の量が多すぎたり少なすぎたりして、適量でない2.ウンチに食事の匂いが残っている3.好奇心から食べてしまう4.ウンチを片付けているつもりで食べてしまっている5.排泄の失敗を叱られた経験からウンチをすることがいけない行為と思い、ウンチを隠すため食べるようになる6.ウンチを食べたときに周囲がびっくりして声をかけられた経験があり、構ってもらえると思い、注意をひきたくて食べてしまう7.環境の大きな変化などの不安が原因となり、そのストレスのはけ口としてウンチを食べる8.退屈のあまりウンチで遊んでいる間に食べてしまう9.寄生虫感染10.消化不良 などオムチイ様のチワワちゃんの場合も、食事量が適量であるかなど、今一度ご確認をしていただくとよろしいでしょう。また、一度に沢山食べられないけど、すぐにお腹が空いている様子であったり、すぐにウンチがゆるくなってしまうようであれば、食事の回数を増やしていただいてもよろしいでしょう。ケージの中でウンチをオモチャにしているようであれば、お散歩の時間や距離を増やして、チワワちゃんがケージに戻る頃には、心地よい疲れに、うとうとしてしまう状態にしていただくのもよろしいでしょう。多くのワンちゃんは自分のしたウンチに対して執着心もあるようです。例えば、ワンちゃんがウンチをするのを目で追い、急いで飼い主様がウンチを片付ける様子を、「ママもウンチを欲しがっているみたい。取られるものか」と、かえってワンちゃんのウンチへの執着心を強くしてしまわないように、ご注意をしていただければと思います。ウンチへの執着心を軽減するために、可能な限り、排便後はワンちゃんの気持ちをウンチから離してしまいましょう。具体的には、ワンちゃんがウンチをしたら、少し離れたところから呼んで、ウンチから意識を離す習慣をつけるとよろしいでしょう。できれば、まず「上手にできてお利口ね」と声をかけて褒めていただき、呼び寄せるようにします。その後、ご褒美のオヤツをあげたり、おもちゃなどで遊ばせてあげたり、ボールなどを転がして気持ちをそらしてしまい、ワンちゃんがボールなどで遊んでいる間に片付けてしまいましょう。ウンチをして、ママのほうにいくと、オヤツをもらったり、おもちゃで遊べて楽しいという状況を作ります。繰り返していく中で、この一連の動作が、ウンチをした後に食べるというチワワちゃんの動作とすり替わってしまうという訳です。ただ、ご家族がいつも見ているわけにはいきませんし、思うようにいかないこともあると思いますが、まずは可能な範囲で工夫していただき、ウンチをした後、ウンチからチワワちゃんの気持ちを離す、というようにしていただければと思います。また、チワワちゃんの目に、オムチイ様がウンチのことを気にしていないと見せることも大切でしょう。ママが気にする素振りを見せないことで、「ウンチは魅力ないものだ」と思わせるようにしましょう。また、チワワちゃんがウンチに口を近づけようとした瞬間、低くて落ち着いた声で「いけない」などと叱っていただき食べない状況を作ることもよろしいでしょう。そして、食べないでいたら「オリコウね」とご褒美を与えていただいたり、明るい声で褒めてあげたりしましょう。ケージが狭く、ベッドにいるといつも目の前にウンチがあるのであれば、例えばケージそのものをサークルのようなもので囲い、少し遊ぶスペースを作るなど工夫なさるのも一つの方法でしょう。食糞はどうしても、尾をひくことがあり、ずっと食べなくなったワンちゃんが、ひょんなことでまた食べてしまうこともみられますが、のんびりと対応していただくお気持ちも大切なことかもしれません。なお、ウンチを口にして体を壊すことは通常はありませんが、食糞の原因が寄生虫の感染で、栄養が十分に足りていない場合や消化が不十分であることなども考えられます。チワワちゃんの健康状態に問題が無いかどうか確認していただくために、ウンチを動物病院にお持ちになり寄生虫がいないかのチェックをしていただき、その際に消化の状況も併せてみていただくことも大切でしょう。食糞防止用のシロップやサプリメントの利用については、ウンチを食べたら嫌な味がした、嫌な匂いがしたなどの効果を期待しているのだろ思いますが、感受性の相違もありますし、ワンちゃんによってはだんだん慣れて平気になる場合もあるようです。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。オムチイ様とチワワちゃんが、笑顔の溢れる毎日をお過ごしになられることを、心から応援いたしております。気温差が大きく、体調管理が難しい季節でございますが。オムチイ様におかれましては、くれぐれもご自愛ください。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。