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猫の門歯について

投稿者:akane

投稿日:2016/12/05(Mon) 09:29

No.4561

いつもお世話になります。

今回は2つほどご相談にのって頂きたくご連絡させて頂きました。
@もう少しで5歳になるMIX猫の門歯が上下2〜3本なくなっています。口の中に赤みや腫れは見られません。ドライフードも普通に食べています。ネットで調べると門歯はあまり使わない歯なのでなくてもあまり問題がないような記事がありますが、放置して大丈夫なのでしょうか?

A5歳になるMIXと1歳になるMIXを飼っています。
1歳のコを引き取った時に2頭とも「結膜炎」を患い、点眼治療をしました。2本目薬を使用しても目の裏(白い部分)の赤みがひかず今にいたります。2頭ともかゆがる事もなく、目やにや、くしゃみ、鼻水の症状もありません。
2頭ともワクチン接種済です。
再度受診した方がよろしいのでしょうか?

よろしくお願い致します。


Re: 猫の門歯について

- 獣医師 霍田

2016/12/07(Wed) 17:32

No.4566

akane 様
木枯らし吹きすさぶ頃となりましたが、akane様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
こちらこそ、いつもたいへんお世話になっております。
また、この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
5歳になるネコちゃんの歯と、2頭のネコちゃんの目についてのご相談でございますね。
さっそくご案内をさせていただきますが、実際のネコちゃんのご様子を拝見
していませんので、一般的なご案内となりますことを、何とぞご了承ください。

■5歳になるネコちゃんの歯について
もうすぐ5歳になるネコちゃんの門歯が上下2〜3本なくなっているけれども、
お口の中に異常は認められず、ドライフードも問題なく食べているのですね。
ネコちゃんの門歯は切歯ともいわれ、上下に6本ずつあります。この切歯は、
獲物の毛や羽をむしったり、毛づくろいの際にくしのような働きをするとされています。
歯がなくなっているということは、歯周病などにより歯のぐらつきがあり、
自然に抜けてしまったことが推察されます。
一般的に、2〜3歳以上のネコちゃんでは、歯肉炎に加えて、歯石の付着率が高くなり、
歯周病が悪化しやすくなるといわれています。
歯周病はまず、歯肉の赤みや腫れなどから始まり、徐々に炎症が深いところに進行
していきます。
重度になると歯を支える歯槽骨にまで炎症が達し、歯周ポケットに膿が溜まると口臭も
強くなります。歯肉は出血しやすくなり、さらに進行すると歯を支えることが
できなくなり、やがて抜けてしまいます。
こういった歯が抜けた部分の歯肉周辺が炎症を起こしたままで放置すると、
炎症が周りに波及し、痛みや違和感で顔を傾ける、よだれが出る、食欲不振になる
などの症状が出る可能性があります。
akane 様の5歳になるネコちゃんは、お口の中に赤みや腫れもなく、ドライフードも
普通に食べているということなので、現在強い炎症や痛みがある可能性は低いと思います。
ドライフードを食べる際には、切歯がなくても支障が出ることはほとんどないでしょう。
むしろ、ぐらついている歯がある方が、違和感や痛みで食欲が落ちてしまうことが
あります。
ただ、前述しましたように、2〜3歳以上のネコちゃんでは歯周病のリスクが上がる
傾向にありますので、念のため動物病院でお口の中を全体的にチェックして
いただくことをお勧めいたします。
ネコちゃんがお口の中を触らせてくれるのであれば、今後の歯周病の予防の
ためにも歯磨きに挑戦していただくとよろしいでしょう。

■2頭のネコちゃんの目について
2頭のネコちゃんたちが結膜炎のため点眼治療をし、痒みや風邪のような症状は
ないけれど、目の赤みが引かないままということですね。

結膜炎の原因として一般的なものを以下に記載いたします。
(1)感染によるもの
細菌やウイルスなどの感染によって発症することがあります。猫カリシウイルス感染症、
猫ウイルス性鼻気管炎、クラミジア感染によるものなどがあります。
(2)異物によるもの
目の中に何らかの異物が混入することで炎症が起こり、結膜炎を起こすことがあります。
例えば被毛、ゴミ、シャンプー、ハウスダストなどが原因になり得ます。
(3)その他の疾患によるもの
結膜炎の他にネコちゃんが患っている疾患によって、結膜炎が引き起こされることが
あります。例えば、ドライアイ、流涙症、アレルギーなどが考えられます。

2本目薬を使っても赤みが変わらないのであれば、もう一度受診していただき、
ネコちゃんたちの目の様子を再度先生に診ていただいた方がよいと思います。
原因によっても治療法は異なりますので、場合によってはお薬を変えることもあるかと
思います。
慢性的な炎症が起こると、点眼液などで治療をしても、赤みなどの症状が残って
しまうことがありますので、できれば年内に受診された方がよいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

季節柄、風邪など召されませんよう、ご自愛ください。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



老犬歯周病

投稿者:lambママ

投稿日:2016/12/03(Sat) 14:45

No.4560

15歳の老犬チワワです。歯の歯垢がびっしりとついてしまいものすごい異臭がします。最近になって鼻をぷしゅんぷしゅんといわせるようになりました。歯周病の悪化で違和感を感じているのでしょうか。老犬のうえ持病にタンパク質漏出性腸症で服薬中です。麻酔をかけての治療はできないのではとおもっておりますが、他に治療方法はありますでしょうか。

Re: 老犬歯周病

- 獣医師 江口

2016/12/07(Wed) 17:22

No.4565

lambママ 様

この度はご相談頂きまして誠にありがとうございます。
チワワちゃんが最近になって鼻をぷしゅんぷしゅんといわせるようになり、
歯垢がびっしりついていることが原因かもしれないということですね。
また、15歳と高齢であることと、持病の蛋白漏出性腸症の治療で服薬中ということ
もあり麻酔をかけての治療はできない可能性があり、他の治療方法があるか
どうかについてのご相談ですね。

さっそくご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますこと何卒ご了承下さい。

まず、鼻をぷしゅんぷしゅんといわせ、自然にそれが出る場合には、
咳・くしゃみが考えられます。
咳・くしゃみが出る原因としては、鼻の粘膜が弱くなっている(乾燥、刺激)、異物の
混入、ケンネルコフ、鼻炎(アレルギー、細菌感染、ウイルス感染)、副鼻腔炎、
咽頭炎、気管支炎、肺炎などの呼吸器疾患、心臓などの循環器疾患、腫瘍など
が考えられます。

また、lambママ様が心配されるように歯に歯石が着くことでも、くしゃみの原因と
なることもあります。
「口鼻瘻管(こうびろうかん)」といい、歯石が重度に付着することで歯周病が進行し、
歯の根元まで炎症が起き、口と鼻の間にある「歯槽骨」という骨が溶けてしまい
口と鼻がつながってしまう状態をいいます。この場合、膿や飲んだ水、食べたご飯が
鼻に入り、くしゃみが出ます。また、鼻汁や鼻血が出ることもあります。
ここまで症状が進んでしまうと歯をきれいにするだけでは症状は改善せず、
歯を抜歯し、その口と鼻の間の穴を閉じてあげる必要がありますが、
この処置は、やはり全身麻酔下で行われます。

麻酔をかけない処置となると、内科的な治療として患部の感染・炎症を取るために
抗生剤や消炎剤の内服薬での治療となりますが、根本的な治療ではないため
効果がなかったり、一時的に炎症は取れてもまた再発を繰り返したり、
進行することがあります。

また、歯の表面に「歯垢」が付着している場合には、歯みがきを行うことで
取れますが、硬い石のような「歯石」となってしまった場合には、
歯みがきでは取れません。
そのため、歯石を除去するためには処置が必要となり、こちらも通常、全身麻酔
をかけて行われます。
方法としては「スケーリング」といって超音波スケーラ-で歯石を除去します。
その時、歯の表面がざらざらになるのでこのままだとまた歯石がつきやすい状態
となります。そのため、次に「ポリッシング」という処置で歯の表面を研磨して、
なめらかにします。
なお、麻酔でどうぶつさんが動けない状態にすることで、どうぶつさんが
暴れてケガをすることも防ぎますので、処置は安全に行えますが、
やはり、問題は麻酔のリスクになります。

チワワちゃんは15歳ということで麻酔のリスクを避けるため、麻酔なしでの処置に
ついてのご相談ですが、その場合、歯石を器具でできるだけ取るということに
なります。リスクとしてはきれいに歯石を除去できずに取り残しが出たり、
ポリッシングができなかったり、ワンちゃんが動いてしまうことで、
処置自体ができなかったりします。
また、歯や歯茎の状態によっては歯石を取ると歯も一緒に抜けてしまう可能性も
あるため処置ができないこともあります。

最近では歯石や歯肉の炎症に対するデンタル用品も多種多様に出ております。
ジェルタイプであったり、おいしい味のものであったり、負担の少ないそれらを
まず試すのもよいかと思います。
麻酔なしでの処置がチワワちゃんにできるのか、チワワちゃんにとってどのくらい
の負担になるのか、またデンタル用品についても、かかりつけの動物病院で
お取り扱いがある可能性もございますので、一度、動物病院へ
ご相談いただけたらと思います。

チワワちゃんは現在、蛋白漏出性腸症の治療で服薬中ということですね。
蛋白漏出性腸症は抗生物質や胃腸のお薬などを併用する場合もございますが、
主にステロイドが治療薬となります。
このステロイドの副作用には「免疫抑制」というものがあり、細菌やウイルスに
対して抵抗力が弱くなり、感染しやすくなることがあります。
そのため、もしステロイドなどを用いてで治療中であれば、鼻をぷしゅんぷしゅん
いわせている原因の一つとして、感染による鼻炎や副鼻腔炎の可能性も
考えられます。
原因によっても治療方法も異なることと、チワワちゃんは蛋白漏出性腸症の
治療中でもございますので、ぜひ早めに、チワワちゃんのお体のご様子を
よくご存知でいらっしゃるかかりつけの動物病院で診察していただけたらと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

寒い日が続きますが、lambママ様もチワワちゃんもお体大切にお過ごし下さい。
チワワちゃんの症状が落ち着き、皆様が心穏やかに過ごされること祈っております。
今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。



噛み癖

投稿者:448919

投稿日:2016/12/03(Sat) 05:39

No.4559

生後1ヶ月半のフェレットを飼い始めましたが、
外に出すと私の手も含めて色々なところをよく噛みます。
物はまだしも、手を噛むときは歯型が残るほど噛みます。
甘噛みより少し強いかなというくらいです。

今は乳歯と永久歯と混ざっている状況で、歯がゆいこともあるだろうし、
我慢できるくらいの痛さなのですが、
今後永久歯で同じ強さで噛まれたら血が出るくらいだと思います。

しつけに関して、まだ赤ちゃんと思うと今はじゃれているだけとあまり怒るべきでないのか、小さいうちからきっちりしつけをすべきか、悩んでおります。
それとも

Re: 噛み癖

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/12/07(Wed) 16:07

No.4564

448919 様

クリスマスイルミネーションが街並みを彩る頃ですが
448919様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度は、ご相談いただきまして誠にありがとうございます。
生後1ヶ月半のフェレットちゃんが噛んだときのご対応についてのご相談でございますね。
早速ご案内させていただきますが、一般的なご案内となりますこと、
何とぞご了承ください。

強く噛む子、ほとんど噛まない子、個体差はありますが、どのフェレットちゃんも噛む傾向
がみられますが、特に永久歯への生え変わりが完了して歯のむず痒さがおさまるまでは、
周りのご家族様や物をやたらと噛む傾向がみられます。
448919様のフェレットちゃんも生後1ヶ月半の赤ちゃんとのことですし、歯がかゆくて
噛んでいるのかと存じます。また、お迎えになられてからそれほど間がないご様子ですので、
新しい環境に戸惑ったり、不安で警戒してしまうというところがあるのかもしれませんね。
育ち盛りでお腹がすいてイライラとして噛んでしまっていることもあるかもしれません。
いろいろな原因が考えられますが、これから落ち着いていき、信頼関係が育まれていく
赤ちゃんのうちは、まずは新しい環境に対する安心を抱かせてあげること、
人は信頼できよいものだと感じさせてあげることが大切でしょう。

ただ、まさにフェレットちゃんが噛んだそのとき、「噛むことがいけないことだ」と
お伝えいただくことは重要でしょう。噛んだらその場で、「こら」「ダメ」などと、
フェレットちゃんに分かり易い、ご家族の皆様と統一した言葉で、しっかりと目をみて
落ち着いた声で叱り、いけないことだと教えてあげましょう。
フェレットちゃんが噛んだときに、その場の雰囲気が大騒ぎになってしまうと、
フェレットちゃんが興奮状態になってしまって収拾がつかなくなってしまうことも
ございますので、なるべく落ち着いて対応いただくことが重要でしょう。
また、フェレットちゃんは狩りをするどうぶつですから、脅えている相手、弱いところ
を見せる相手には「手を緩めないぞ」とばかり強く出るようになることがありますので、
噛まれたときなど脅えている表情をみせないようになさらないようにしましょう。
堂々とした強い飼い主さん、という表情をお見せいただければと思います。
フェレットちゃんの歯は鋭くて、お怪我をなさることも多いのですが、
ご家族様が「怖い」、「痛い」とお思いになる状況を減らすためにも、
日々のお世話をなさるときに、軍手や手袋、靴下などをなさるのも一つの方法でしょう。
また、噛んで遊ぶおもちゃなどで、エネルギーを発散させていただければと存じます。
フェレットちゃんの目の前で手をひらひらと動かさないようにするなど、フェレットちゃん
が噛む状態を作らないようになさることも重要でしょう。
また、「撫でて欲しいけど、しつこくされるのは嫌い」というフェレットちゃんも
いますので、撫でているとこのくらいのタイミングで噛む、というようなときには、
噛む前にさっと離れてしまうようになさるとよろしいでしょう。
なお、フェレットちゃんがお家の中にさまざまなものを噛んでしまうことが
よくみられますが、噛まれて困るものや噛んだら危険なものにはカバーをするなど、
あらかじめ保護しておくことも重要でしょう。
また、かじってしまった欠片などを飲み込んでしまわないように
ご注意をいただければと存じます。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
どうぶつ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

フェレットちゃんのお健やかにご成長を心からお祈り申し上げております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



子犬のあまがみについて

投稿者:ビス子

投稿日:2016/12/02(Fri) 10:46

No.4558

9月25日生まれで、うちに迎えて1週間です。
子犬ですが足や手をガブガブ噛むので、
しつけの本を読んで、手を隠したり、低い声で『ダメ! 』としかったり、他に噛むおもちゃをあげたりしますが、だんだんとヒートアップして過呼吸みたいになってしまいます。しつけ教室に通おうと思いますが、その前に出来る対処はありますか?

Re: 子犬のあまがみについて

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/12/05(Mon) 17:09

No.4563

ビス子 様

街のクリスマスイルミネーションに心はずむ頃ですが
ビス子様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
1週間前に子犬ちゃんをお迎えになられたとのこと、
子犬ちゃんの時期は、エネルギーがあり余って興奮しやすく、
「可愛いけど、思ったより大変」「目が回りそう」などとおっしゃる方が
多いのですが、いかがでしょうか。

この度は、ご相談いただきまして誠にありがとうございます。
早速ご案内させていただきますが、一般的なご案内となりますこと、
何とぞご了承ください。
子犬ちゃんの甘噛みについてのご相談でございますね。
子犬ちゃんの乳歯は生後2、3か月で生え始め、その後抜けて、
8か月ごろを目安に永久歯が生えそろいます。
この期間は、子犬ちゃんの口の中はむず痒いこともあり、何かにつけて噛みたがり、
例外がないといって良いほど噛んで飼い主様を困らせます。
子犬ちゃんの乳歯はとがっていますし、夢中になって噛みますので、
噛まれると痛くて、「これでは甘噛みとはいえない」と心配になってしまわれる
ことが多くみられます。

永久歯が生え揃った後は、むず痒さは治まってきますので、噛まなくなる傾向は
みられます。ただ、ワンちゃんは、「自分がした行動の前後にどのようなことが
あったか」ということをもとに、行動を選択するようになりますので、
「噛んだら構ってもらえた」という経験をすると、「噛むこと=良いことがあった」
ということになり、その後も噛み続けることがあります。
したがいまして、噛んだあと、「面白い」、「構ってもらった」、「楽しい」と
ワンちゃんが感じる行動をご家族様がなさらないように継続的にご注意いただくことが
重要でしょう。
例えば、噛んだことを叱っているつもりでも、高くて大きな声で叱ってしまうことで
ワンちゃんからみると、「楽しくなってしまう」、「余計に興奮する」という状態
になっていることもよくみられます。
タイミングは噛んだその瞬間、叱る言葉はご家族様の間で決めていただいた言葉で、
毅然とした低くて落ち着いた声と態度でお叱りいただくことが重要です。
ビス子様も、低い声で叱っていらっしゃるとのこと、望ましいので、このままお続けに
なられるとよろしいでしょう。
即効性はみられないかもしれませんが、子犬ちゃんを守り率いる飼い主様として
「今あなたがやったことはいけない」ということを、しっかりと伝えるため、と
考えていただくとよろしいでしょう。
ワンちゃんがした行動に対し飼い主様がいつも同じ対応をなさることで
ワンちゃんは毅然とした飼い主様のご様子を落ち着いたものとしてとらえ、
「あの時も、この時も、噛んだら、楽しいことがなくなった」という経験から
「噛んでも良いことがない」、「噛んではいけない」ということを理解していくでしょう。
一方で、感情で叱って大騒ぎになってしまうと、ワンちゃんを余計に興奮させたり、
飼い主様への信頼が減じてしまったりすることが懸念されます。
落ち着いて対応いただくことが望ましいでしょう。

ビス子様は、低い声で叱ることのほか、手を隠したり、おもちゃをご利用なさったり
しているとのことでございますね。
「良い状態を作るように誘導して、それを褒める」ということもワンちゃんとの生活
を共にする上で大切なことです。「噛まない状況」を作り、「噛まないでいたら良い
ことがあった」という経験をさせてあげるためには、これらの方法も望ましい方法
でしょう。
ただ、手を隠す際に、噛もうとするワンちゃんから逃げるような状況になって
しまうと、ワンちゃんにとっては遊びになってしまう可能性もございます。
生活の中でワンちゃんの気をひきやすい場所に手をおかないようにする、あるいは
ワンちゃんの目の前を通るときには手を首の後ろなどに置くなどして、
ひらひらと手が動く状況を作らないということを習慣付けるというこも
大切でしょう。
また、オモチャを利用なさる際もタイミングが大切です。
例えば、噛んだ後にオモチャをみせて気をひくと、ワンちゃんには噛めばオモチャを
与えてもらえる、と伝わってしまうかもしれません。
必ずワンちゃんが噛んでいない状況で、オモチャを見せたり与えることが重要でしょう。
ケージから出した後、ひとしきりリビングを走り回った後、決まって噛みに来る、
というのがいつもの行動であれば、走り回った後、ワンちゃんがいつもなら
これから噛みに来る、というタイミングで、オモチャをポンと投げてみては
いかがでしょうか。

子犬ちゃんといっても、噛まれると痛くてたいへんですが、
「痛い」「怖い」という飼い主さんのマイナスの感情をみせると、ワンちゃんが
強気になってしまうことがあります。
噛まれても、毅然とした強い表情でいらっしゃるほうが良いでしょう。
また、焦って「何とか止めさせなくては」と手で叱ったり、飼い主さんが興奮しすぎて
しまったりして、「人の手が怖い」などと恐怖や不安定さを感じる状況は、
成犬になってからも影響を及ぼすことが多くございます。
長い目でみること、急がないという姿勢も大切なのかもしれません。
また、人の手に対する恐怖は、「怖くて自分を守るために噛む」、
という状況が今後生じてしまうこともありますので、
「人の手は良いものだ」という経験をたくさんさせていただくことが大切でしょう。

ワンちゃんとの生活では、ブラッシングや歯磨きなど、さまざまなお世話をして
いただく必要があります。
「嫌だから、止めて欲しくて噛む」という行動については、噛んだ瞬間に、
飼い主様は「いけない」などと一言おっしゃって、後は「平然と余裕の笑顔で
ブラッシングを続ける」というように、「噛んでも止めてもらえない」という状況を
作るとよろしいでしょう。
もちろん、ブラッシングをしている間に無理をして痛い思いをさせないこと、
ブラッシングって気持ちが良い、という経験にしてあげることはたいへん重要です。
そして、ブラッシングをしたら、ご褒美になることをしてあげたり、与えていただくと
よろしいでしょう。

ビス子様の子犬ちゃんの月齢の頃は成長著しい時期でもありますので、
健康管理のために睡眠をしっかりととることが重要な時期です。
好奇心旺盛な時期でもありますので、遊びたがりますが、
構い過ぎない、ということも大切でしょう。
ケージをタオルケットなどで覆うなどしていただき、周囲が気にならない状況を作って
いただき、遊びたいと子犬ちゃんが騒いでいても知らん顔をしていればそのうち、
すやすやと寝息をたてると思います。
そして、静かにしている時に良いことがある、と教えるためにも、
またワンちゃんが静かに落ち着いているときに、
ケージから出して遊んであげるようにしましょう。

また、エネルギーを発散できていないと、噛んだり吠えたりする行動に結びついて
しまうことがありますので、これからの生活で、お散歩などを通して十分な運動を
確保していただくことは大変重要です。
リードをつけて地面を歩く、本格的なお散歩はワクチン接種が終わり、抗体が十分に
ついてからですが、子犬ちゃんがまだワクチンが終わっていないのでれば、
社会性を育むためにも、抱っこやキャリーバッグなどをご利用いただき、
安全に十分ご注意いただいた上での散策などを通して、
外の気持ちよさなどを味あわせて
いただくのもよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。

電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

ビス子様の子犬ちゃんのお健やかにご成長を心からお祈り申し上げております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



お留守番出来ない子になりました

投稿者:ぷちゃちゅ

投稿日:2016/11/29(Tue) 21:50

No.4555

生後2ヶ月でうちの家族になってから14年、仕事に行ってる間一人でお留守番してました。先月仕事を辞めたと同時に引っ越しをしてから、環境が変わり私が家に居るようになったせいか、お留守番出来なくなりました。出掛けようとすると酷く鳴いて困ってます。
近所迷惑にもなりますし、帰った時(2.3時間)までク〜ク〜鳴いてるみたいです。近々仕事再開する予定なのですが、どうしたら留守番出来る子に戻りますか?宜しくお願いします。

Re: お留守番出来ない子になりま...

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/12/01(Thu) 17:18

No.4557

ぷちゃちゅ 様

師走を迎えて気忙しさを感じる頃でございますが、
ぷちゃちゅ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
先月お引越しをなさってから、お留守番ができなくなり、お困りとのことでございますね。
早速ご案内させていただきますが、一般的なご案内となりますこと
また、ぷちゃちゅ様から承ったご様子からワンちゃんのご相談ということで
ご案内させていただきますこと、何とぞご了承ください。

ワンちゃんは環境の変化に対してたいへん繊細なところがありますので、
「いつもと違う」ということに対してはたいへん大きな不安を感じます。
このため、お引越しなどの環境の変化があった後に行動の変化がみられることは
多かれ少なかれ、どのワンちゃんにもみられます。
例えば、周囲のお散歩コースの匂い一つにしても、お引越しをするとまったく知らない
ワンちゃんの匂いにびくびくして、以前は好きだった散歩なのに、止まって
歩こうとしなくなってしまうことも多くみられます。
ぷちゃちゅ様のワンちゃんのように、留守番を不安がることも多くのワンちゃんにみられます。
この他にも、粗相をするようになったり、下痢などの消化器症状などがみられることもあります。
また、ぷちゃちゅ様のワンちゃんは、お迎えになられて14年とのことですので、
ワンちゃん自身も年を重ねて「今まで楽にできていたのに思うようにならない」などといった
「感覚や体の変化への不安」を感じる頃ですので、余計にぷちゃちゅ様がいらっしゃらなく
なることについての不安感が強くなっている可能性も考えられるかもしれません。

ワンちゃんは住み慣れた家からお引越しをして、お部屋も、家具の配置も部屋の匂いも変わり、
今は戸惑うことも多いのかもしれませんが、
これから、ぷちゃちゅ様の笑顔に包まれ、ぷちゃちゅ 様に守られて、
これまでと変わらない日々の生活を過ごしているうちに、今ははじめてで戸惑う景色や匂いが、
いつの間にか懐かしい景色や匂いになっていくと思います。
ワンちゃんは、いつもと同じことが続き、いつもと同じことが増えていくと、
少しずつ落ち着いていくという側面もありますので、
今はなるべく安心させてあげる、ということも大切かもしれません。

【お留守番ができないことについて】
ワンちゃんはもともとある程度の頭数で群れとなり、集団で力を併せて狩りをしてきた
どうぶつだと考えられており、たいへん社会性が高いのが特徴ですが、
その分、家族という群れから離れることや、離れてしまうかもしれないと不安を感じたときに
反応をみせる傾向がみられます。
特にお引越し後にはこの傾向が強くみられることがありますが、
望ましいご対応についてご案内させていただきます。ご参考にしていただけましたら幸いです。

■さりげなくふるまう
ぷちゃちゅ様から離れることも、お留守番も、「特別なことではなく当たり前のことだ」と
感じさせてあげるため、さりげなくでかけて、さりげなくご帰宅されることが重要でしょう。
また、ご帰宅なさったときにも、不安そうにワンちゃんに声をかけたり、様子をご覧に
ならないほうがよろしいでしょう。
個体差はありますが、「お利口にしていてね」などの声がけも、
あまりなさらないほうがよろしいかもしれません。
また、ワンちゃんの今までと違う様子をご覧になると、飼い主様はご不安やご心配から、
ついつい表情にもその気持ちがあらわれてしまいがちですが、
ワンちゃんは、そのような飼い主様をみて、ますます不安になってしまうことがよくみられます。
また、不安そうなワンちゃんをなだめたり、なぐさめたりすることも、
なさらないほうがよろしいでしょう。
飼い主様は今までと変わらぬ穏やかな笑顔で、毎日を楽しそうにお過ごしになられることが
重要でしょう。
ご帰宅なさった後、もしワンちゃんが興奮していても知らん顔をなさって、
ワンちゃんが落ち着いたら、落ち着いた声で「ただいま」と声をかけてあげましょう。

■徐々に慣らす
あまり長時間のお留守番を最初からなさるよりは、徐々に短時間のご不在から
慣らしてあげたほうがよろしいでしょう。
新しい環境に馴染んでいくまでは、可能であれば、ワンちゃんが不安を感じない程度の
短時間のお留守番に留めていただき、お留守をせざるを得ないときも、
お留守番は特別のことではなく、当たり前のこと、という表情でいらっしゃることが
大切でしょう。
少しの時間でも、例えばぷちゃちゅ様がゴミ出しにいらっしゃる間であっても、
一人でいられたら褒めてあげましょう。

お家の中にいらっしゃるときも、さっと違う部屋にいらっしゃって、
ワンちゃんがリビングでお気に入りのクッションで寛ぎながら独りで遊んでいられたら、
明るい声で「お利口ね」と優しく褒めてあげましょう。
ワンちゃんが不安なときは、褒めてあげるチャンスをなるべく作っていただき、
自信をつけてあげることはたいへん重要です。
「独りでも大丈夫だった」「褒めてもらえた」という経験をたくさんさせてあげましょう。

■「お出かけを連想すること」とお出かけとの結びつきを解く
ぷちゃちゅ様がバッグを持つと心配そうにそわそわするというような、ワンちゃんにとって
お留守番への不安を感じる「キーとなるぷちゃちゅ様の行動」はありますでしょうか。
もしそのようなことがあれば、例えばバッグであれば、ぷちゃちゅ様はバッグを手にしたまま
出かけないでリビングでくつろぐ、バッグをお持ちになった状態でワンちゃんとオモチャで遊ぶ
などなさって、キーとなる行動とお留守番との結びつきを解くようになさることも有効でしょう。
一度ついた結びつきですので、解くことはなかなか難しいかもしれませんが、
バッグをあらかじめ玄関に置いておいたり、立ち上がってもすぐに出かけず、
他のことをなさってから出かけるというように、結びついた行動を
ワンちゃんが目にしないような工夫をなさることも一つの方法でしょう。

■お引越し前のものをご利用いただく
新しい家具などを新調なさっているのかもしれませんが、
ワンちゃんがずっと使ってきた食器など、以前使っていらっしゃったものや家具などを
ご利用なさるのもよろしいでしょう。
ワンちゃんが気に入りそうな毛布やクッションなどを幾つかお部屋にご用意いただき、
ワンちゃんがお部屋でのんびり、リラックスして過ごせるようになるのを待っていただくことも大切でしょう。

■ケージの中を好きなところにする
お留守番の間、ワンちゃんが過ごす場所はケージでしょうか。
例えば、お留守番のときだけケージにお入れになっていらっしゃるのであれば、
ケージ=お留守番、とイメージがついて、ケージに入った瞬間から
緊張状態になってしまっていることもあるでしょう。
ケージを日ごろから「安全で安心な場所」、「入ると良いことがある場所」として
ご利用なさっておき、ワンちゃんがのんびりしたいときに入っていく場所、
眠いときに入っていく場所というような、お気に入りの場所にしていただくことが
好ましいでしょう。そのためには、ワンちゃんのお気に入りの時間に入るように
誘導していただいたり、入ったら好きなものを与えたりすることが大切でしょう。

もし、ワンちゃんがケージやクレートなどをご利用なさらず、
自由に好きなスペースで過ごしていらっしゃるのであれば、引越したばかりでまだ落ち着かず、
どこで過ごしたらよいのか不安になってしまっていることも考えられます。
ワンちゃんは元来、穴倉のような自分から外は見渡せるけど、外からは自分の身を隠せる
ような狭い場所を好みます。クレートやバリケンやキャリーバッグのようなスペースを安心
できる場所として用意いただき、日ごろから開けておき、出入りさせていただくのも
よろしいでしょう。
クレートやバリケン、ケージの中には、ワンちゃんがくつろぐときに利用するクッションや
飼い主さんの匂いのする毛布をケージの中に入れたりなさってはいかがでしょうか。
ただし、誤飲の恐れのあるものはお入れにならないようにご注意ください。

■お留守番の前には長めのお散歩を
「ママがいないのは気になるけど、散歩で公園に連れていってもらって、ちょっと疲れて眠い」、
「うとうとしてしまった」という状況を作ってあげるため、お出かけのご予定がある日には、
長めのお散歩をしていただき、ゆったりと体を撫ぜてあげるなど、なるべくリラックスする
時間を過ごさせてあげてはいかがでしょうか。
お散歩が苦手のワンちゃんであっても、抱っこをしてお宅の周辺を歩くなど、
心地よい疲れを感じるくらいの運動をさせてあげることはたいへん有効でしょう。

■スキンシップを大切にする
お引越し後はお忙しくて、どうしてもあまり構ったり、遊んだりする時間を
作ることは難しいかもしれませんが、ゆったりと体を撫でて安心させてあげてください。

お仕事を再開なさる日まで、まだ時間的に余裕がおありであれば、
玄関を出るだけ、お隣の家までなど、ほんの短い時間から、少しワンちゃんから離れる
練習をなさってはいかがでしょうか。
ワンちゃんが不安に思って吠える手前の段階で戻ってきていただき、
独りで過ごせたことに対して褒めてあげてください。
お部屋の中を不安そうについてきても、さりげなく笑顔で普通にお過ごしいただくと
よろしいでしょう。
ワンちゃんが好きなオモチャで遊んでいるときなど、ちょっと部屋を離れ、
ワンちゃんが反応を見せる前に部屋に戻っていただき、吠えていないことを褒めていただく
ことを気長に繰り返していただければと思います。
同じ空間で過ごす際も、あまり心配そうに視線を向けたりなさらず、クンクン鳴いても構わず、
さりげなくお互いの時間を過ごす、というようにお過ごしになられることが大切でしょう。
ゆったりとした毎日を笑顔で過ごしていただき、新しい環境に慣れていただければと思います。

なお、ぷちゃちゅ様のワンちゃんは高齢期をお迎えですので、体調に何らかの問題があり、
不安な行動としてあらわれている可能性もないとはいえないでしょう。
ワンちゃんのご様子をご覧になり、ご心配に思われる変化などがおありであれば、
どうぶつ病院さんへのご相談いただくとご安心でしょう。
また、ワンちゃんの中には、お留守番の間に不安のあまり、
お家の中をぐちゃぐちゃにしてしまったり、粗相をしてしまったりすることもみられます。
たとえ、ご帰宅なさったときに、粗相をしてしまっているなどにお気づきになられても、
叱ったり、声をかけたりなさらず、さりげなく過ごしていただくことが大切でしょう。

なお、ワンちゃんはそれぞれ、今までの経験から自分がした行動の前後に周囲に何があったか、
「何をしたら何が得られるか」ということを学習してきています。
日常生活の中で、ワンちゃんが吠えた後に声をかけたり、様子をご覧になるということが
あると、「吠えれば構ってもらえる」ということになってしまいます。
ワンちゃんが一度、「何かしてもらう時には、吠えるといいのだ」と思うと、
かなりしつこく、吠えることに執着をします。
がまんしきれなくて構ってしまうと、「がんばった甲斐があった」と
吠えることがどんどんワンちゃんの中で大切な手段となってしまうかもしれません。

したがいまして、吠えている時に、「ワンちゃんがして欲しいこと」を
なさらないことが重要でしょう。
また、「吠えていない時に良いことがある」ということを教えるために、
例えばケージから出すのは、「出して」と要求した時ではなく、
オスワリなどの指示をなさって、オスワリをして落ち着いてから
ケージから出すというようになさるとよろしいでしょう。

お留守番のとき、いつもワンちゃんが過ごすお気に入りの場所から、
あまり窓の外がみえないように、カーテンを引くなどなさって、
守られている雰囲気を作ることも大切でしょう。
また、周囲の音に敏感に反応するのであれば、
小さな音でラジオをつけておくというのもよろしいでしょう。

なおアニコムでは、お電話でのしつけ・健康相談サービスも行っておりますので、
お気軽にご利用ください。
電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256
です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。

ぷちゃちゅ 様とワンちゃんの笑顔いっぱいの毎日を
心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。