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ヒートの間隔

投稿者:ひめ

投稿日:2016/01/07(Thu) 09:03

No.4226

前回、抜け毛で相談し、丁寧なお返事をいただきありがとうございました。その後見違えるほどふさふさになりました(笑)

今回また別件で相談させていただきます

今、10ヶ月もうすぐ11ヶ月になるチワワ(メス)
2015年11月6日に初ヒートを迎えました
年が明け、2016年1月4日 お出かけ中の車内で、抱いていた娘が、洋服に血が付いた!と、車を止めて陰部を拭くとうっすら血液が付きました。あわててドラッグストアに行き、おむつを購入したのですが、あまりにも間隔が短いので、心配しております
食欲もあり、普段通りに走りまわる元気もあります
しきりに陰部を舐めてはいますが、それ以外変わった症状はありません
私は、避妊手術を考えていますが、主人は手術をする事に抵抗があるらしく、なかなか決めかねています

犬にも、生理不順ってことがあるのでしょうか?

Re: ヒートの間隔

- 獣医師 霍田

2016/01/08(Fri) 15:12

No.4229

ひめ 様

新春の候、ひめ様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
先回のご相談の後、チワワちゃんの被毛は見違える程豊かになった
とのこと、何よりでございます。
また、この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
もうすぐ11ヶ月になるチワワちゃんの陰部からの出血についての
ご質問ですね。
早速ご案内をいたしますが、実際のご様子を拝見していませんので、
一般的なご案内となりますことを、何とぞご了承ください。

女の子のワンちゃんは、一般的に生後6〜12ヶ月頃には体の成長が
一段落して性成熟を迎え、このころに最初の発情(ヒート)が起こります。
その後1年に1〜2回、6〜12ヶ月の間隔で発情出血(生理)を繰り返し、
ホルモンを分泌させ妊娠を可能にします。
このワンちゃんの発情期のサイクルは次のように、
1.発情前期、2.発情期、3.発情後期、4.無発情期に分かれます。
1.発情前期
発情前期には卵巣からの卵胞ホルモン(エストロジェン)によって
陰部が赤く腫大し、発情出血がみられます。
この発情前期は、通常約1〜2週間ですが、ワンちゃんによって3日〜27日ほど
と個体差があります。
発情前期になると、外陰部を触ると硬いのですが、ふっくらとしてみえます。
この状態が続いた後に発情期が来ます。
人の生理が、受精が成立しなかった時に起こる出血であるのに対してワンちゃんの
発情出血は妊娠準備のため、肥厚した子宮内膜の毛細血管が切れることで起こり、
この発情出血の後に排卵します。
発情前期のワンちゃんは動作に落ち着きがなくなったり、頻尿になることが
あります。また男の子のワンちゃんを引きつけるようになります。

2.発情期
男の子のワンちゃんに交尾を許す期間で5〜20日ほど持続します。
発情期になると出血は全く見られなくなり、外陰部はふっくらとしたまま
ですが、発情前期と異なり、触れると柔らかくなっています。
発情前期と同様に排尿回数が増える、陰部を舐める、
落ち着きがなくなる、食欲の変化などがあります。
発情期の後半から腫れていた外陰部は縮小し、発情出血も減少します。

3.発情後期
発情期の後は発情後期となり、この時期にはもう男の子を許容しなくなります。
発情後期は約2ヶ月(ワンちゃんの妊娠期間と同じ)続き、
プロジェステロン(黄体ホルモン)と呼ばれるホルモンが分泌されます。
このプロジェステロンは、妊娠維持の作用をもつホルモンですが、
妊娠していなくても分泌されます。
プロジェステロンの分泌が低下した頃に乳腺を刺激するホルモンが分泌されます。

4.無発情期
発情後期が終わると無発情期となり、発情していない時期となります。
無発情期はワンちゃんの年齢、種類などによって異なり、
個体差がありますが、約4〜10ヶ月続きます。
ワンちゃんの発情はこれらのサイクルの繰り返しになっています。

さて、ひめ様のチワワちゃんは、昨年11月6日に初めてのヒートを迎え、
年が明けた1月4日にも陰部からの出血があったとのことでございますね。
通常、性成熟した女の子のワンちゃんは、1年に1〜2回、6〜12ヶ月の間隔で
発情出血がみられるため、もし1月4日の出血が発情出血だとすると、
やはり通常より間隔が短いことになります。
しかし初回から数回の発情はまだ身体的にも完全に成熟していないこともあり、
間隔が安定しないことがあります。
そのような場合、通常は成長とともに一般的なサイクルに落ち着いていきます。

発情以外で陰部から出血する原因としては、例えば血尿や、膣炎、子宮蓄膿症
などの生殖器疾患なども考えられます。年齢的にも子宮蓄膿症の疑いは低いかと
思われますが、膀胱炎などによる血尿のように病気による出血も考えられますので、
今後の出血の様子、おしっこの様子などもよく注意して観察していただくと
よろしいでしょう。

上記のような病気もなく、ホルモンバランスの乱れなどで、今後も周期が短いまま
ですと、必然的に発情出血の回数も増えることとなり、チワワちゃんの身体に
かかる負担や、生殖器疾患のリスクなどが通常よりも高まる可能性もあります。
もし、今後出産させるご予定がなければ、お早めに避妊手術を検討することも
選択肢の1つとなるかと思います。
避妊手術には、以下のように、さまざまな病気の予防ができるなどメリットも
ありますが、デメリットもあります。
<避妊手術のメリット>
・望まない交配、妊娠を回避できる。
・卵巣や子宮の病気を予防できる。
・発情に関するストレス(発情周期に伴う体調や行動の変化など)から解放でき、
発情出血などの煩わしさもなくなる。
・早期に避妊手術を行うことにより、乳腺腫瘍になる確率が低くなる。
<避妊手術のデメリット>
・麻酔に対するリスクがゼロではない。
・避妊手術をした後には代謝の変化により、太りやすくなる傾向がある。

避妊手術は全身麻酔下で行います。
個体差がありますが、年を重ねることで心臓、肝臓、腎臓などの全身の機能が
徐々に低下し、全身麻酔をかけるリスクが増加する場合があります。
また、卵巣や子宮などの疾患が生じてからでは一般状態も悪くなっているおそれが
あるため、さらにリスクは増えることになります。
したがいまして、避妊手術を希望される場合は、若くて健康状態が良好な時期に
行うことが望ましいといえます。

チワワちゃんは食欲や元気はあるとのこと、何よりでございますが、
念のため診察をお受けいただき、かかりつけの先生にご相談いただくことを
お勧めいたします。
また、避妊手術を行うか否かにつきましては上記のメリットデメリットも
参考にしていただき、先生とご相談の上、ご家族様でよくお話しなさってから
お決めいただければと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、
ぜひご利用くださいませ。
電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

2016年がひめ様とご家族様、チワワちゃんにとって、素晴らしい年で
ありますよう、お祈り申しあげます。
今後ともアニコムをよろしくお願い致します。



Re: ヒートの間隔

- ひめ

2016/01/09(Sat) 10:47

No.4231

お返事ありがとうございました

私的には、一日でも長く一緒に過ごしたいので、回避できるものは回避したいと思って避妊手術を考えていたのですが、主人はやはり身体にメスを入れるのに抵抗もあるようで…
この回答を印刷し見せようと思います

主人は仕事柄、週一しか自宅には戻らないのですが、戻ると娘は主人の側から離れないので、余計に抵抗があるのかもしれませんね(笑)

本日は出血もほとんどなかったので、近々かかりつけの病院で、健康診断が受けられるので、その時に聞いてみます

ありがとうございました



Re: ヒートの間隔

- 獣医師 霍田

2016/01/13(Wed) 10:27

No.4233

ひめ 様

この度はご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございます。
健康診断をお受けになるときに、かかりつけの先生にご相談いただけるとのこと、
ご安心のためにも、何よりでございますね。
新しい年がご主人様とひめ様、チワワちゃんにとって、笑顔いっぱいの素晴らしい一年となりますよう
心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



慢性腎不全について

投稿者:みー

投稿日:2016/01/05(Tue) 22:59

No.4222

うちには16歳のメス猫が居ます。
去年の11月頃の血液検査、エコー、レントゲンでは一切問題ありませんでした。
甲状腺機能亢進症で食事療法しています。
健康診断する前辺りだと思うんですが、尿の量が多い気がします。
うちは多頭飼いなので、正確には分かりません。

慢性腎不全は腎臓の機能を大半失わないと血液検査に出ないのは分かっています。
電解質等も問題無かったのに慢性腎不全って事は考えられますか?
電解質等の異常も腎臓の機能の大半失わないと分からないのでしょうか?
何か気をつけて見る事はありますか?
飲水量は大した事はないと思ってますが、これも多頭飼いなので分かりません。

Re: 慢性腎不全について

- 獣医師 江口

2016/01/08(Fri) 17:11

No.4230

みー 様

まだまだ寒い日が続いておりますが、みー様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして、ありがとうございます。
さっそくお問い合わせについてご案内させて頂きますが、
実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを
何とぞご了承ください。

みー様のネコちゃんは多頭飼いという飼育環境で、甲状腺機能亢進症の食事療法を行っている
状況ということですね。今回の健康診断の検査では何も異常はなかったとのことですが、
尿の量が多い気がするということで慢性腎不全の心配があるということでございますね。

まず、慢性腎不全とは数ヶ月から数年にわたって慢性的にゆっくりと腎臟の組織が破壊され、
機能不全に陥る進行性の病気です。
み−様もご記述のように、腎機能の大半を失わないと血液検査結果に異常値として現れてきません。
国際獣医腎臓病研究グループIRIS(International Renal Interest Society)では
以下のように慢性腎不全を分類しています。
@ ステージ1:血漿Cre:猫1.6未満。 犬1.4未満。
慢性腎不全の初期。腎臓の変化はおきているが、尿素窒素(BUN)や電解質の異常が
ほとんどみられない。尿の比重が低い。
A ステージ2:血漿Cre:猫1.6-2.8。 犬1.4-2.0。
腎機能50%以上の障害。多尿多飲といった軽度の臨床症状
B ステージ3:血漿Cre:猫2.9-5.0。 犬2.1-5.0。
腎機能75%以上障害。さまざまな臨床症状(貧血、体重減少等)、電解質異常、
尿毒症を起こす。
C ステージ4:血漿Cre:犬・猫ともに5.0以上。
腎機能95%以上障害。尿毒症を起こす。

このように、ステージ2で多飲多尿、ステージ3で電解質の異常がでてきます。
ステージ1のように電解質を含めた血液検査結果に異常が無くても、慢性腎不全の初期
ということもあり得ます。

みー様が仰るとおり、多頭飼育の場合には一頭のネコちゃんの飲水量や尿量を確認するのは
難しいかと思います。例えば与えるお水の全量を測定しておき、1日のネコちゃん達がトータルで
飲んでいる量を測定するのも1つの目安にはなります。
どのネコちゃんがどれくらいの回数お水を飲みに来るか、また飲んでいる時間はどれくらい長いか
など観察することで、飲水量が多いかどうか、ある程度は判断できるかもしれません。
多飲多尿という症状は、季節や飼育環境にも影響を受けるので、乾燥、気温、
ストレス等などによる影響がないかチェックしていただくことも大切です。
さらに、甲状腺機能亢進症でも、甲状腺ホルモンに利尿作用があることから、
多飲多尿を示すことがありますので腎不全によるものなのか、甲状腺機能亢進症によるもの
なのか鑑別が必要になります。

多飲多尿を疑う場合、尿検査で尿比重、尿タンパクをチェックして頂くと診断の一助となります。
お水を飲む量によって、尿比重も変化するので何回か検査が必要ですが、何回測定しても
尿比重が低い場合、病気による多飲多尿が疑われます。
また、尿タンパクが出ている場合、腎機能の低下が疑われるので、慢性腎不全の指標となる
尿タンパク/クレアチニン比を測定します。

慢性腎不全は早期発見・早期治療が重要ですので、多頭飼育で難しいとは存じますが、
可能な範囲で尿量や飲水量のチェックを継続して行うようにしましょう。
血液検査やエコー、レントゲン検査などの健康診断は先生のご指示に従い、
定期的に行っていただくと安心です。
病気が進行すると、吐き気や食欲不振、貧血、下痢、痩せてくるなどの症状が出てきます。
毎日の元気・食欲もしっかりチェックするようにしましょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、
ぜひご利用くださいませ。
電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

2016年が、みー様とネコちゃん達にとって、素晴らしい年でありますよう、お祈り申しあげます。
今後ともアニコムをよろしくお願い致します。



寝起きのふらつきについて

投稿者:北斗

投稿日:2016/01/05(Tue) 23:32

No.4223

お世話になります。
間違ってしつけ・健康相談編ではなく一般の「教え!アニコム損保」に投稿してしまいました。そちらの投稿内容をご確認頂ければ大変助かります。宜しくお願い致します。

Re: 寝起きのふらつきについて

- カウンセリング担当  三留

2016/01/06(Wed) 09:50

No.4224

北斗 様

こちらこそお世話になりましてありがとうございます。
ご相談内容を確認させていただきました。
獣医師の回答までお待ちいただきすよう何とぞお願い申し上げます。



Re: 寝起きのふらつきについて

- 獣医師 酒井

2016/01/08(Fri) 11:24

No.4228

北斗 様

穏やかな陽気のもと、北斗様もトイプードルちゃんと素晴らしい一年の始まりを
迎えられたのではないかと存じます。
この度はご相談をいただきまして、ありがとうございます。
さっそく、お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際にワンちゃんのご様子を
拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。


【ご相談内容】
寝起きのふらつきについて 投稿者:北斗様 投稿日:2016/01/05(Tue) 23:32
No.4223 お世話になります。
トイプードル(雄 7歳6ケ月)ですが、今日の18時ころ、寝起きの時に右前足を
少し上げながら、フラフラし、震えていました。5分ほどで震えとふらつきは
治まり、その後は食欲もありいつも通りに動いていましたが、何となく不安の為
投稿させて頂きました。今回初めての症状ですが、犬でも寝てて同じ姿勢
だった為に手足が痺れるような事はあるのでしょうか?
それとも何か病気の疑いがあるのでしょうか?宜しくお願い致します。


ワンちゃんも同じ姿勢のままで眠っていると、下になっていた手足の血行が阻害されて、
しびれるようになることはあり得ます。
ただ体重の重い大型犬ではみられることは多いのですが、体重の軽い
トイプードルちゃんのような犬種ではあまりよく見られる症状ではないと思われますので、
もし、症状をくり返すようであれば、念のためにかかりつけの動物病院さんで、
ご相談いただいた方がよろしいかと存じます。

寝起きに足がしびれるような症状を示す病気としては、北斗様のトイプードルちゃんの
年齢ですと、変形性骨関節炎や椎間板ヘルニアなどが考えられます。
これらの病気は、初期には、日常での目立った症状は無いのですが、
じっと同じ姿勢で眠った後に身体が硬くなり関節の可動が悪くなるため、
寝起きの動き始めに症状が目立つことがあります。
進行すると、このような症状は寝起きに限らず出るようになります。
変形性骨関節炎の場合には、さらに痛みが生じますので、散歩を嫌うようになったり、
段差の登り降りを嫌がったり、跛行の症状が出るようになります。
椎間板ヘルニアの場合には、痛みや跛行、さらに麻痺の症状が出ることもあります。

また、ふらつきや震えは、てんかんなどの痙攣発作の出始めにみられることもあります。
てんかんの場合には、発作の後に何事も無かったように普通の状態にもどるのが
特徴です。

今後症状が続くかどうかを充分に注意して観察していただき、徐々に症状が
ひどくなっているようであったり、定期的に症状が見られる場合には、
かかりつけの先生に相談して、歩行の確認、触診による関節の確認などをして
いただき、必要であればレントゲン検査、MRIやCT検査などを受けて、
診断をしていただくことになるかと思います。

今回の初めての症状だけではまだ一時的なものかどうかは判断がつきかねますが、
「症状が出た日にち・状況など」を細かくメモに記録しておき、今後も寝ている時の
姿勢、寝起きの症状、普段の家の中や散歩時の歩行の様子、段差の登り降りの
様子などをよく観察するようにして下さい。
また、北斗様がトイプードルちゃんのおそばにいる際に、ご相談いただいている内容と
同じような症状が見られた場合、携帯電話などで動画を撮っていただいき、
受診の際に、先生に見ていただくことで、より状況が伝わりやすいかと存じます。
何か普段と異なる様子がある場合には、お早めにかかりつけの先生に
相談するようにしましょう。

元気に過ごしているようであっても、トイプードルちゃんは7歳を越えシニア期に
入った所ですので、定期的に関節の状態など健康診断をかねて、
かかりつけの先生にチェックしていただいておくと、今後、加齢による変化も
早期発見できるのでお勧めです。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
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トイレとマーキングについて

投稿者:マルマルタ

投稿日:2015/12/23(Wed) 23:24

No.4213

3歳9カ月のマルチーズ(オス)のことでご相談します。

生後6カ月で去勢手術も行い、散歩に行ってもマーキングを
することはありませんでした。

ところが、1年程前から毎日散歩へ行く公園でマーキング
のような行動をはじめました。
最初は「まだオシッコが残っていたのかな?」位に気にして
いなかったのですが、最近はその公園で頻繁にマーキング的
な行動をとります。
他の去勢している友達ワンちゃんもマーキングをしている為、
良いことなのか悪いことなのか、真似をしているのかよく
わかりません。
ただ、初めて行くような公園や道では全く行いません。

また、普段は、家のゲージ内のトイレトレーでオシッコを
しているのですが、夜中、私たちが寝ている間にオシッコを
した時、トイレトレーの手前や、ゲージ内の別の所に
オシッコをしています。(翌朝気付くのですが…)
これもマーキングと同じ時期位から始まったように思います。

かかりつけの病院の先生からは「自我が芽生えているかも」
と言われ、今からどのようなしつけを行えば良いのか
わかりません。
主人が一年程前から長期の出張が多くなり、私一人と接する
ことが多い為、甘やかしすぎているのか、また下にみられて
いるのかもと思ったりします。

噛んだり、悪いことをすれば厳しく怒ってしつけてきました
が、マーキングやトイレは怒る訳にもいかず、
今からどのようにしつければ良いでしょうか?
また「自我が芽生える」ということはあるのでしょうか?

今まで大きな問題もなく、とても良い子だったため
どのようにこれから接すれば良いか少し自信を無くして
います。
宜しくご指導お願いします。

Re: トイレとマーキングについて

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2015/12/28(Mon) 17:16

No.4218

マルマルタ 様

新しい年を迎える準備に忙しい頃ですが、
マルマルタ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
このたびはご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
3歳のマルチーズちゃんは去勢手術も終え、これまでお散歩中にマーキングを
することもなかったのに、1年ほど前からマーキングをするようになって
戸惑っていらっしゃるのですね。

一般的に、男の子のワンちゃんが散歩中に足をあげてオシッコをするように
なると、そろそろ男の子として一人前になったと考えられます。
ワンちゃんたちは、できるだけ自分を大きな存在として知らせるために、
より高いところにオシッコをつけようする傾向がみられます。
このような自分を主張する行動は男性ホルモンの影響であるともいわれますが、
足は挙げなくても自分の情報を他に知らせるというマーキングは女の子にも
みられます。
解剖学的にはワンちゃんのペニスは前方を向くようについているので、
そのまま排尿すると、オシッコが体にかかりやすくなります。
足をあげてオシッコすることで、衛生的に排尿ができるようになります。
また、排尿することは、ワンちゃん自身の高揚した感情を鎮める行動
でもあります。ワンちゃんが緊張した状況に陥ると、急に足をあげて
オシッコをしたり、オシッコは出ないけれども足だけをあげる
しぐさをすることがあります。
このように、足をあげてオシッコをする理由はさまざまですが、
去勢手術をして男性ホルモンが残っていないはずの男の子のワンちゃん
でもこうした行動が見られるので、遺伝子に組み込まれた行動プログラムで
あるといえます。

私たち人間は、コミュニケーションの多くを視覚に頼っているのですが、
ワンちゃんは嗅覚がたいへん発達しており、嗅覚を通して多くの情報を
やり取りいたします。
ワンちゃんは群れで協力をして狩りをする社会性の豊かなどうぶつですが、
お散歩は群れの移動ともいえ、お散歩で行き交う他の群れを牽制して
自己主張したり、いつも通る道であれば自分の縄張りを示すためにオシッコで
目印を付け、侵入者に警告を発しようとします。 
とりわけ残されたオシッコの匂いの果たす役割は大きく、ワンちゃんたちが
お散歩時、道に残されたオシッコの匂いをくんくん夢中で嗅ぐのは
ワンちゃん同士の大切なコミュニケーションだと考えることができます。

先述のように、ワンちゃんが他のどうぶつに対して自己主張をするのは、
ごく当然な行動だと考えられます。マルチーズちゃんが足をあげてオシッコを
するのが、いつも通る道であることからも、マルチーズちゃんに社会性が
育まれマーキングをするようになったとも考えられるのではないでしょうか。
お散歩をしていると、いつも通るところなのに、他のワンちゃんの匂いが
あちこちから漂ってきますので、自分の匂いをつけようとしているのかも
しれませんね。
ご家族様には気になるかもしれませんが、マーキングをしたり、辺りの匂いを
嗅いだり、地面の匂いをくんくんと嗅ぐことは、ワンちゃんの本能からすると
ごくごく自然な行動ですので、あまり気になさらなくても
よろしいのではないでしょうか。

他の子の匂いがする散歩道ではマーキングはごく普通の行動ですが、
お家の中でのマーキングに関しては、飼い主さんとの関係付けを見直すことも
大切だと考えられています。
ワンちゃんは、もともと群れで行動し、社会性の豊かなどうぶつで、
群れに自分を守ってくれる統率者がいれば、他に対する自己主張を
する必要もなく、リラックスをして生活をします。
しかしながら、「誰を頼りにしたらいいのか分からない」など、守られている
安心感が伝わらず、「僕は自分でがんばらなくては」と感じると、
他に牽制するどうぶつもいないのに、マーキングをして自己主張をしようと
するのではないかとも考えられます。
したがいまして、家の中のことはマルチーズちゃんの主張をもとにではなく、
マルマルタ様のご意向をもとに動くと感じさせてあげることが大切でしょう。
例えば、ボール遊びをしているとき、もっと遊びたい、とマルチーズちゃんが
主張しても、マルマルタ 様が「もう終わり」と決めたら終える、
お散歩の道を決めるのもマルマルタ様、というような具合です。
また、ワンちゃんにとって、真ん中の場所、高い場所は優先度の高い場所です
ので、ソファでご家族が座るときには、マルチーズちゃんは端の場所、
あるいは足元にクッションを敷いていただき、そこに座るようにしていただく
ことが望ましいでしょう。

マルマルタ 様のチワワちゃんがお家の中のトイレ以外のところにオシッコを
するようになったのが、お散歩でマーキングをするようになった時期と
ほとんど同じだとのことですね。
マルマルタ様がおっしゃるように、お家の中での粗相がマーキングと関係して
いる可能性もあるかもしれませんが、ただ、どこでオシッコをしたら良いのか
分からなくなっているだけかもしれませんね。
マルマルタ様がおっしゃるように、オシッコは生理現象ですので、
粗相があっても叱ることはせず、タイミングをみてトイレに誘導いただき、
できたら褒める、ということを繰り返していただくことが大切でしょう。

さて、ワンちゃんは、成長に伴い、「どのようなときに、どのようなことをしたら、
どのようなことがあったか」という、さまざまな経験をします。
このような経験をもとに、ワンちゃんはどのような行動をするかを次第に
積極的に選択するようになります。
知恵を働かせ、また飼い主様にもさまざまな働きかけをいたしますが、
このような成長を、私たち人間は、自我が発達した、と表現することがあります。
かかりつけの先生がおっしゃるように、マルチーズちゃんは、お散歩時、
他のワンちゃんの存在を感じたり、様子を目にすることで、さまざまなことを
学びます。マルチーズちゃんが精一杯毎日を謳歌しているご様子が目に
浮かぶようです。健気で愛おしくなりますね。

マルマルタ様は、出張の多いご主人様の留守を守り、マルチーズちゃんの
毎日を守り、たいへんな一年だったのではないでしょうか。
どうか、一年のご自分の頑張りをねぎらって、自信をお持ちいただき、
新しい年をお迎えいただければと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、
ぜひご利用くださいませ。
電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

新しい年がマルマルタ様ご一家にとって、笑顔いっぱいで
輝かしい一年でありますよう心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



Re: トイレとマーキングについて

- マルマルタ

2016/01/06(Wed) 15:29

No.4225

大変丁寧なご指導を有難うございました。
マーキングに関しては、あまり気にしないようという言葉にホッとしました。
家でのトイレの粗相に関しましては、寝るときは一緒に寝ていたのを、ゲージで必ず寝かせるようにし、オヤツもねだっても与えすぎないよう、改めて色々な事を見直すことしました。

夫の不在の不安がワンコに伝わっているのかもしれません。

ワンコの成長だと考え、もっと気楽に頑張りたいと思います。
本当に有難うございました。



Re: トイレとマーキングについて

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/01/07(Thu) 15:42

No.4227

マルマルタ 様

この度はご丁寧に返信をいただきまして、誠にありがとうございます。
マルマルタ様がおっしゃるように、困ったり、迷ったりしたときは、
見直し時です。
より素敵な絆を結ぶきっかけとしていただき、新しい年も
ワンちゃんと笑顔いっぱいの一年をお過ごしいただければと思います。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



水分補給とオシッコ

投稿者:チビ太

投稿日:2015/12/28(Mon) 10:56

No.4217

10歳の雑種、9キロです。
膀胱炎から腎臓と膀胱にストラバイト結石が出来てしまいました。
膀胱炎自体は耐性菌で、数種類抗生物質を取り替えつつ一応今はオシッコが綺麗になりました。
結石の方は時折エコーと尿検査で経過観察となっています。

膀胱炎にも結石にも水分をとらせてオシッコをさせるのが良いと思い、それからは家でオシッコをしたら水分をご褒美代わりに与えていました。
もちろんただの水では飲まないので、人参をすりおろしてそれを少量混ぜています。一回20cc弱を1日3〜5回です。

とにかく食べたい子なのですが今はもうフード以外与えていないので、本人もオシッコをした後喜んで飛ぶようにキッチンへ来ています。
ただ先生にはやんわりやめた方が良いと言われてしまい、困惑しています。
水分を補給させオシッコをさせるのが良いと思っていたのに、無理に飲ませるのは良くないと言うことらしいのですが…
もちろん無理やり飲ませているわけでなく、ほとんど夜にがぶ飲みという形でしか水を飲まない子なのでコンスタントに1日水分がとれて安心ですし、本人も喜んで飲んでいるのにダメなのかとショックです。

一概には言えないとは思いますが、膀胱炎やストラバイト結石に水分補給&オシッコをさせるということは良くないのでしょうか。
それとも人参などを混ぜるのが良くないのでしょうか。乳製品はカルシウムが多いので良くないのかなと混ぜられず苦肉の策なのですが。
かかりつけの先生はあまりハッキリ言われない方なので、何が悪いのかよくわからず不安です。

Re: 水分補給とオシッコ

- 獣医師 山田

2015/12/30(Wed) 13:06

No.4221

チビ太 様

年の瀬も間近になって参りましたが、チビ太様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談いただきありがとうございます。
さっそくご案内させていただきますが、実際のご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

さて、10歳の雑種のワンちゃんは、膀胱炎から腎臓と膀胱にストラバイト結石
ができ、治療をお受けになり、現在は時折エコーと尿検査で経過を
観察していらっしゃる状態なのですね。
膀胱炎と結石が落ち着き、チビ太様も安堵されていらっしゃることと存じます。

ご存じのとおり、膀胱炎は、おしっこを溜めておく膀胱の中でブドウ球菌や
大腸菌等の細菌感染などが起き、膀胱に炎症が起こる病気です。
細菌感染から尿のpHに変化が生じ、膀胱内に結石や結晶ができてしまうことも
ございます。
また結石の形成には、食事の種類や飲水量の減少なども関与していると
いわれています。
特に冬場は飲水量が減ることや、トイレの回数が減ることなどで、
ワンちゃんの膀胱炎などが増える時期となっています。
そのため、膀胱炎の再発防止等のためには、飲水量を増やす工夫をすることなど
は、とても大切な事だと考えます。

チビ太様がおっしゃるとおり、お水をたくさん飲んで尿をたくさん出すことによって、
尿の中の有害なもの(結晶や細菌など)を希釈(きしゃく)し、
膀胱内に尿が長い時間留まらないようにすることは、
膀胱炎や尿石症の予防に繋がります。
また、どうぶつは自ら積極的にお水を飲んではくれませんので、
飲水量を増やす方法の一つとして、お水やドライフードに鶏肉や野菜の煮出し汁
などを混ぜるということもございます。

ただ、結石の形成を防ぐためには、食事中の結石の原因となる成分を極力減らし、
結石が出来にくい体内環境をつくることも必要と言われております。
ワンちゃんの結石がどのような種類なのかが分からないため、詳細な案内が
できませんが、ストラバイト結石の場合、尿がアルカリ性に傾くと
形成しやすくなります。
尿のpHは食事の影響を受けますので、治療にはリンとマグネシウムを制限した
療法食などが用いられることがあります。
マグネシウムの含有量が高い食品として、「煮干し」、「青海苔」、「鰹節」、「きなこ」
などの大豆食品や魚、海藻類がございます。
リンの含有量は、肉類や魚類、大豆製品などに多い傾向がございます。
また、野菜や果物にはアルカリ性のミネラルが多く含まれます。
アルカリ性の食品や、酸性の食品(お肉類)を食べても、少量であれば、
体内の酸・アルカリ性を変えるほどの影響は出ませんが、
継続して過剰に野菜を与え続けると尿がアルカリ性に傾き始め、
結晶が出来る可能性もでてきます。
今回、かかりつけの先生がやんわりと「おやめになった方が良い」と
おっしゃられたのは、水分補給をして排尿を促すことに対してではなく、
野菜を継続して与えることで、尿中のpHが変化して、結石が出来てしまう
可能性を考慮してのことだったのかもしれません。
(※なお、循環器疾患などをお持ちの場合には、飲水量を増やすことで、
心臓の負担になる事もあるため、一概には言えませんことご了承下さい。)

野菜のすりおろしや鶏肉の煮出し汁をお水やフードに混ぜる以外に、
飲水量を増やす方法として、次のようなことが挙げられますので、
ご参考にしていただけたら幸いです。
・ ワンちゃんが好むタイプの水
(水の温度、水入れに使う食器の材質、 水の置き場所など)を探す
・お散歩途中、遊んでいる途中など、こまめに飲水を促す
・ドライフードをぬるま湯でふやかして与える
・ ドライフードをフェットフードに変えてみる

また、膀胱炎の治療のためには、たくさんお水を飲んで、たくさんオシッコを
出す状況を作ってあげることも重要でございます。
そのため、飲水量を増やす以外にも、トイレを我慢しなくて良い環境を
作ってあげることも大切です。
ワンちゃんが外でしか排泄しないのであれば、大変かとは思いますが、
なるべくこまめに連れ出して排尿を促してあげてください。

膀胱炎は耐性菌のため、いくつもの抗生物質を取り替えながらの治療だった
という事ですので、治療を行っていかれる中で、主治医の先生には先生の
お考えがあっての事かと思います。
あまりハッキリとおっしゃってはいただけないとのことでございますが、
ご不安を抱えられるより、先生にしっかりとお聞きになり、ご納得されたうえで、
膀胱炎と結石の経過観察をしていただけたらと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
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年末ご多忙の折ではございますが、お体をご自愛いただき、良き年をお迎え
ください。
今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。