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混合ワクチンについて

投稿者:いーちゃん

投稿日:2014/06/05(Thu) 10:49

No.3554

昨年、9種の混合ワクチンを接種し、1年後の昨日、動物病院へ行って参りましたが、先生が間違えて、6種混合ワクチンを打ってしまいました。
私も気づかずに帰宅し、その後、病院から連絡があり、「1ヶ月経てば問題ないので、もう一度、9種混合ワクチンを打たせて下さい。申し訳ございませんでした」とお詫びの電話がありました。
ワクチンで出来た免疫の持続期間は、約1年と聞いております。
副作用がないとは言えないワクチンを、再度打ち直す事に、とても不安を感じております。
今年は、6種のままで、また、来年9種のワクチンを接種すれば、良いかと考えてしまうのですが…
ご意見を聞きたく、メール致しました。来月7/5に病院へ行く予定です。

宜しくお願い致します。

Re: 混合ワクチンについて

- 獣医師 山中

2014/06/06(Fri) 18:06

No.3558

いーちゃん 様

梅雨の季節となりましたが、いーちゃん様におかれましては、
いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせて頂きたく存じますが、
ワンちゃんの実際のご様子を拝見していないため、
一般的なご案内になりますことをご了承ください。

さて、昨年9種混合ワクチンを接種し、今年も同じワクチンを接種予定でいらっしゃったが、
6種混合ワクチンの接種となったとのことですね。
そして、先生からは、お詫びの電話と共に9種混合ワクチンの再接種のお願いをされたが、
いーちゃん様は副作用の心配があるので、来年9種混合ワクチン接種をしても良いとの
お考えのようでございますね。

ワクチンは感染症を予防するために、病原体を無毒化または弱毒化したものを体に接種して、
感染症に対する免疫をつけるものです。
現在、日本では飼い主さんの任意で行う2種〜11種の感染症を予防できる混合ワクチンと、
法律で接種を義務付けられている狂犬病ワクチンがございます。

まず、5種混合ワクチンですが、通常、犬ジステンパー、犬伝染性肝炎、
犬アデノウイルス(2型)感染症、犬パルボウイルス感染症、犬パラインフルエンザウイルス感染症
のワクチンが含まれています。
6種混合ワクチンは、これに犬コロナウイルスのワクチンが追加されたものになります。
犬コロナウイルスは、犬パルボウイルスとの混合感染で重症化することが知られており、
特に子犬では重度の症状を引き起こす場合があります。
しかしながら、大人のワンちゃんが発症した場合、軽度であることがほとんどであるとも
いわれています。

また、7種〜11種の混合ワクチンにつきましては、5もしくは6種の混合ワクチンに
レプトスピラ症のワクチンを追加したものが一般的です。
(レプトスピラには複数の種類があり、7〜11種と幅があるのは、レプトスピラのワクチンが
複数種含まれる混合ワクチンがあるためです。)
レプトスピラ症は人獣共通感染症であり、ねずみなどの感染動物の尿などから排出され、
湿潤な環境でよく増殖することが知られています。
そのため、水田や池、沼地や小川などが感染源となる場合があり、このような場所に
立ち入る際には注意が必要となります。

レプトスピラは一旦感染してしまうと、腎臓に大きな障害を与えるため、とても危険な病気です。
地域により感染の可能性は異なってはきますが、田んぼなどが近くにあり、お散歩させて
いらっしゃる場合には、ワンちゃんの体調を考慮した上で、7〜11種の混合ワクチンを
お勧めする場合がございます。
またレプトスピラ症は経口、経皮感染をするため、湿地に入らせないようにしたり、
このような場所へ立ち入った際には、田んぼや沼などで水を飲ませたりしないような
対処が必要となります。

上述のように、感染症に対する免疫をワンちゃんにつけるため、大切なワクチンで
ございますが、
いーちゃん様が心配されているように、接種後、副反応が出る場合があるということは
ご承知のとおりです。
一般的に、副反応は接種後24時間以内に症状が現れることが多いのですが、
それ以上の時間がたった後、体調が悪くなることもあります。
接種されたワクチンの成分に対し、望ましくない免疫反応が、
ワンちゃんの体質や体調により起きることが原因といわれております。

いーちゃん様のワンちゃんは、昨年、9種混合ワクチンを接種されたとのことですが、
接種後に副反応は出ていらっしゃらないでしょうか?
出ていらっしゃらないようであれば、先生がおっしゃる通り、6種混合ワクチンの
1ヶ月後であれば、9種混合ワクチンを接種しても副反応が出る可能性は低いと
考えて良いでしょう。また、予防効果も十分に得ることが可能です。
しかし、前述のように、ワンちゃんの体調によっても、副反応があらわれる
可能性もございます。
そのため、レプトスピラ症への感染の危険性を考慮して、
9種混合ワクチンを接種するかどうか、決められても良いと思います。
先に申し上げたとおり、レプトスピラは湿潤な環境で繁殖いたしますので、
もし、いーちゃん様のワンちゃんの行動範囲にそのような環境があるのであれば、
レプトスピラの予防をされた方が良いでしょう。
もちろん、レプトスピラ単独のワクチンを接種するという方法もございますが、
やはり副反応が現れる可能性はございます。

大変長くなりましたが、9種混合ワクチンを接種した場合、しない場合それぞれに
ご案内したようなメリット、デメリットがありますことから、いーちゃん様のワンちゃんの
体調やお住まいの地域性などを考慮したうえで、
再度かかりつけの先生とご相談頂くことをお勧めいたします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

夏を思わせる気候となりましたが、
雨の日などは冷え込むこともございますので、くれぐれもご自愛ください。
今後とも、アニコムを何卒宜しくお願い申し上げます。



猫の下痢について

投稿者:わらび

投稿日:2014/06/05(Thu) 09:36

No.3553

はじめまして。
11ヶ月の猫が2匹います。スコティッシュフォールドを今年の1月から、ラパーマを5月7日から飼っています。ラパーマが来た時下痢気味で病院で薬をもらい、5月末には普通のうんちになりました。しかし今度は、スコティッシュフォールドが5月28日の夜に下痢をし、それからほとんど毎日、朝は普通のうんちで一日の最後だけ軟便だったり、下痢です。(うんちは一日2〜3回)6月3日は普通のうんちしかせず、5日ははじめて朝から下痢です。
病院に行った方がいいでしょうか?

よろしくお願いします。

Re: 猫の下痢について

- 獣医師 小西

2014/06/06(Fri) 18:05

No.3557

わらび 様

この度はご相談を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせて頂きたく存じますが、実際のお子様の
ご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことを、ご了承くださいませ。

ラパーマちゃんをお迎えいされた際、下痢気味で動物病院様にご通院され
お薬を飲まれて便の状態が正常に戻ったものの、その後、
今度はスコティシュフォールドちゃんの
便に異常が認められたとのことでございますね。

ラパーマちゃんが以前下痢でご通院された際の診断名はどのような
内容でしたでしょうか?
ラパーマちゃんの診断名が仮に感染性の疾患だったとすると、
スコティッシュフォールドちゃんに同様の症状が認められることから
同じご病気にかかられた可能性が考えられます。

ラパーマちゃん、スコティッシュフォールドちゃんとも普段のご様子や食欲に
異常はございませんか?
いつもより元気が無い、寝ていることが多くなった、ご飯を残すことが多くなった、
吐くようになった等、症状の変化はございませんか?

2頭とも生後11ヶ月とのことでございますので、まだ大人のネコちゃんに
比較して体の発達が十分ではないと存じます。
子ネコちゃんでは大人のネコちゃんに比べて
抵抗力や基礎体力が低く、下痢により水分や電解質が失われると、
見た目以上に体にダメージを被っていることも考えられます。

次に、うんちのにおいに異常はございませんか?(酸臭・腐敗臭・血液臭、等)
色はどのようなものでしょうか?(黒っぽい・白っぽい・血混じり・半透明の
膜状物を伴う、等)
うんちは消化管の健康状態を示すバロメーターでもあります。
においや色調に変化があれば某かの異常が消化管に存在していることが
強く疑われます。

下痢を引き起こす原因は様々考えられます。環境変化のストレスによるもの、
ウイルス・細菌・寄生虫等の感染による感染症、消化管の炎症、食事に起因
するもの、異物の誤飲、毛球症、中毒、内分泌疾患・腎疾患・肝胆道疾患・
腫瘍性疾患に起因するもの、等が挙げられます。

診断の詳細についてはうんちの検査を始め他の検査が必要となります。
元気や食欲に少しでも異常が感じられる、症状の改善が芳しくない際は
かかりつけの動物病院様への受診をお勧めいたします。

また、お互いのネコちゃん同士、縄張り等にストレスを感じているようなご様子
はございませんでしょうか。
トイレや自分の居場所等の使い分けが今一つ、という状況であれば、
トイレを増やしてあげたり、のんびりとできる好みの場所を増やして
いただくのもよろしいでしょう。

6月に入り全国で梅雨入りが順に発表され、しばらくは物憂げなお天気との
お付き合いとなります。
わらび様におかれましても気温の変化などで体調など崩されませぬよう、
ご自愛ください。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
お気軽にご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



おしりの事

投稿者:りんママ

投稿日:2014/06/04(Wed) 09:50

No.3552


ミニチュアダックスの4歳の女の子です。
2週間ほど前からですが、寝ている時に時々、小指の爪くらいの大きさで、コロコロのウンチを1粒しています。
本犬も気がつかないうちに出ているようです。
3月に足の指を骨折しましたが、今はもう完治して
元気にしていますが、散歩の時間は若干短めです。

病院に行った方がいいのでしょうか。

Re: おしりの事

- 獣医師  山中

2014/06/05(Thu) 16:18

No.3556

りんママ 様

暑さが日ごとに増してまいりましたが、
りんママ様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
ミニチュアダックスちゃんは3月に骨折され足の指が完治なさったとのこと、
ほっとなさっているのではないでしょうか。
りんママ様の温かい愛情にミニチュアダックスちゃんも励まされ
頑張ったのですね。

さて、この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。

4歳のミニチュアダックスちゃんについてのご相談でございますね。
さっそくご案内をさせていただきたく存じますが、
実際のご様子を拝見していませんので、
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

りんママ様のミニチュアダックスちゃんは、2週間ほど前から寝ている時に、
小指の爪ほどのころころの1粒のウンチをしているとのことですね。

まず、排便の仕組みについてご案内させていただきます。
排便のしくみはかなり複雑です。
肛門は、正確には肛門管(こうもんかん)といって、
たまった便を規則正しく体外へと送り出すという働きをしています。

肛門は内肛門括約筋(ないこうもんかつやくきん)と
外肛門括約筋(がいこうもんかつやくきん)の2種類の筋肉で囲まれています。
内肛門括約筋は自らの意思では動かせず、常に締まる状態にある筋肉です。
また、外肛門括約筋は自らの意思で動かせる筋肉です。

直腸にウンチの塊が溜まると、その刺激で直腸壁の蠕動運動が始まります。
また、便が直腸壁を刺激するとことで、その情報が脊椎の仙椎部にある
「排便中枢」に伝わり便意を感じます。
そうすると、緊張していた内肛門括約筋が弛緩し、ウンチの塊が直腸を
通過して肛門から排泄されます。
これらを「排便反射」と言います。
人やワンちゃんやネコちゃんなど訓練されたどうぶつでは、
便意が出たときに外肛門括約筋を意識的に収縮させることによって、
これらの一連の反射を止めることができます。

ところが、外肛門括約筋に何らかの異常があると、意識的にうまく収縮が
できなくて、便が出てしまうことがあります。
無意識に便が漏れてしまう病気は便失禁と言って、どんな年齢でも起こり
ますが、老齢犬では筋肉が衰えるためおこりやすくなります。
また、外傷や腫瘍によって、外肛門括約筋自身や
外肛門括約筋を支配する脊髄神経に異常が起こると便失禁がおこる
ことがあります。また、外肛門括約筋を支配する神経に異常があった場合
には、膀胱や尿道を支配する神経にも影響が出ることもありますので、
便の失禁以外に尿失禁がないかなどについてもご確認頂けたらと思います。
便が出てしまうのは毎日ではないとのことですので、心配ないとは存じますが、
ミニチュアダックスちゃんが気づかないうちに便が出ているとのことですので、
今後も症状が続いたり、他に気になる症状出た場合には、
かかりつけの動物病院さんへご相談をおすすめします。

また、外傷や神経の病気以外にも、便秘であったり、
肛門括約筋以外の肛門周囲に異常がある場合もございます。
「排泄の回数が増えた」、「排泄の素振りをするのに上手く出ていないようだ」、
「我慢ができない」など、他にも気になる様子があれば、
やはり一度かかりつけの動物病院さんにご相談いただくことを
お勧めいたします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

体調管理の難しい季節でございますが、
りんママ様とミニチュアダックスちゃんにおかれましては、
体調を崩されませぬよう、どうぞご自愛ください。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



初ヒート後の軟便について

投稿者:小雪

投稿日:2014/06/03(Tue) 15:34

No.3551

初ヒート後2週間軟便が続いております。
ヒート中より徐々に軟便になり、
今は便の前半はゆるめ、後半は泥状便です。

ホルモンバランスが崩れてこの様になるのでしょうか?

Re: 初ヒート後の軟便について

- 獣医師 山田

2014/06/05(Thu) 13:41

No.3555

小雪 様

初夏の風がさわやかな季節となりましたが、小雪様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
さっそくご案内させて頂きたく存じますが、実際のご様子を拝見して
いないため、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承下さい。

女の子のワンちゃんは、一般的に生後6〜12ヶ月頃には体の成長が
一段落して性成熟を迎え、このころ最初の発情を迎えますが、
その後1年に1〜2回、6〜12ヶ月の間隔で発情出血(生理)を迎え、
ホルモンを分泌させ妊娠を可能にします。

発情期は1.発情前期、2.発情期、3.発情後期、4.無発情期に分かれます。
1.発情前期
発情前期には卵巣からの卵胞ホルモン(エストロジェン)によって
陰部が赤く腫大し、発情出血がございます。
この発情前期は、通常約1〜2週間ですが、個体差は3日〜27日と
大きく開きがあります。
発情前期になりますと、外陰部を触ると硬いのですが、ふっくらとして
みえます。この状態が続いた後に発情期が来ます。
人の場合は、生理が受精しない時に起こる出血であることとは違い、
ワンちゃんの発情出血はこれから排卵をする準備(妊娠準備のため
肥厚した子宮内膜の毛細血管が切れることによる出血)のための
出血になります。
したがいまして、ワンちゃんは発情出血後に排卵が起こります。
発情前期のワンちゃんは動作に落ち着きがなくなったり、頻尿になることが
あります。また男の子のワンちゃんを引きつけるようになります。

2.発情期
男の子のワンちゃんに交尾を許す期間で5〜20日ほど持続します。
発情期になると出血は全く見られなくなり、外陰部はふっくらとした
ままですが、発情前期と異なり、触れると柔らかくなっています。
発情前期と同様に排尿回数が増える、陰部を舐める、
落ち着きがなくなる、食欲の変化などがあります。
発情期の後半から腫れていた外陰部は縮小し、発情出血も減少します。

3.発情後期
発情期の後は発情後期となり、この時期にはもう男の子を許容しなくなります。

発情後期は約2ヶ月(ワンちゃんの妊娠期間と同じ)続き、
プロジェステロン(黄体ホルモン)と呼ばれるホルモンが分泌されます。
このプロジェステロンは、妊娠維持の作用をもつホルモンですが、
妊娠していなくても分泌されます。
プロジェステロンの分泌が低下した頃に乳腺を刺激するホルモンが分泌
されます。

そのために妊娠していないのに乳腺が発達してお乳が張ったり、
「偽妊娠」という、妊娠しているワンちゃんと同様の臨床徴候がみられることが
あります。
偽妊娠では、乳腺の腫大、乳汁分泌、食欲不振、神経質・攻撃的になる、
巣作り行動などがみられます。
これらは生理的な現象ですので、一般的には数週間から約2ヶ月程度で
症状は自然に落ち着いてきます。

4.無発情期
発情後期が終わると無発情期となり、発情していない時期となります。
無発情期はワンちゃんの年齢、種類や個体差によって異なりますが、
約4〜10ヶ月続きます。
ワンちゃんの発情はこれらのサイクルを繰り返すという形になっています。

さて、小雪様のワンちゃんは、初めての発情後から2週間ほど軟便が続いて
いらっしゃるのですね。
小雪様がおっしゃるように、発情期のワンちゃんはホルモン分泌の
バランスの変化から、それに伴う諸症状を認めることがございます。
今回の小春様のワンちゃんの軟便は発情と関連している可能性もあるかも
しれませんし、
発情以外の原因で軟便が続いている可能性も考えられます。
既に便の調子が2週間ほど軟便という事ですので、
かかりつけの病院で診察していただく事をお勧めいたします。

軟便や下痢を引き起こす原因は、主に次のようなものがあります。
1. 食事による下痢
食べ過ぎ、一気食い、傷んだ食べ物、食物アレルギー、フードの変更、
乳糖不耐、中毒など
2. 異物:おもちゃやビニールなどの摂取など
3. 回虫や条虫などの寄生虫感染による下痢
4. ウイルス感染や細菌感染による下痢
犬パルボウイルス感染症、犬ジステンパーウイルス感染症、
コロナウイルス感染症などのウイルス感染症や、
大腸菌・サルモネラ菌などの細菌感染によって起こります。
5. 腸炎や膵炎などによる下痢
6. ストレスによる神経性下痢
環境変化がもたらすストレスによって起こります

これら以外にも、糖尿病や腎疾患、、子宮蓄膿症、敗血症など消化器以外の
疾患が原因で起こる場合もございます。
通常は下痢に対して下痢止めや整腸剤などの対症療法を行う事で、
短期間のうちに症状が改善される事多いですが、
症状の改善が認められない場合や3週間以上下痢が持続する場合には、
下痢を引き起こしている原因を特定して、その原因に対する治療を行う事が
重要となります。
また、軟便以外に嘔吐や食欲不振など、他の症状が現れる場合には
お早めに診察を受けて頂く方がよろしいでしょう。
便の状態が悪化する前に、一度診察をお受けいただく事をお勧めいたします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスをうけたまわっておりますのでお気軽にご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

暑さが日ごとに増してまいりましたが、小春様におかれましては
くれぐれもご自愛ください。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



病院嫌いな子の健康チェック

投稿者:ちょこにゃん

投稿日:2014/05/29(Thu) 22:45

No.3548

8歳の猫です。2年程前の、初めての血液検査の際、大変な興奮状態になってしまい、担当の先生に、怪我をさせてしまいました。最終的には、応援の先生が、2人入って下さり、何とか採血をし、検査が出来たのですが、(結果は、問題ありませんでした。)先生とも、相談を致しまして、今後は、ストレスが大き過ぎるので、血液検査等は、余程の事がない限り、行わないことにしました。その為、日々、トイレシートのチェックや、飲み水をはかる等、間接的なことで出来ることは、するようにしているのですが、日常で、簡単に出来る健康チェックの方法があれば、是非、教えて下さい。

Re: 病院嫌いな子の健康チェック

- 獣医師 竹田

2014/06/02(Mon) 16:26

No.3550

ちょこにゃん 様

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
病院があまり得意ではない、猫ちゃんの健康管理についてのご質問でございますね。
早速、お問合せにつきましてご案内いたしますが、
実際のご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことを
ご了承ください。

ちょこにゃん様の猫ちゃんの様に、病院での検査が苦手な猫ちゃんはとっても、
とってもたくさんいます。
定期的な検査で異常を早くつかむということはもちろん大切ですが、
それ以上に、ちょこにゃん様がなさっているように
日々の健康状態のチェックをなさることはたいへん重要です。
このように愛情深いケアをしてもらえるちょこにゃん 様の猫ちゃんは本当に幸せですね。

さて、日常、家庭でできる健康状態のチェックについてですが、
猫ちゃんに多くみられる病気に泌尿器系の病気がありますので、
ちょこにゃん様がなさっているように、トイレシートのチェックや飲水量のチェック
をなさるということは大切なポイントですので、
これからもぜひ続けてください。
「オシッコの量や回数に変化がないか」、「猫ちゃんのトイレシートのオシッコの跡に
キラキラと光るようなものがないか」、「オシッコをするとき体勢がいつもと違わないか」
などを日頃からチェックしてあげましょう。
また、「さっきオシッコをしたばかりなのにまたしようとしている」、
「オシッコをするときに痛がる」などの様子の変化もみてあげましょう。
「いつもと違う」と感じたら、まず獣医師さんに相談してみましょう。
また、泌尿器系の病気を防ぐためにも、いつでも新鮮なお水を飲ませてあげたり、
猫ちゃんのお気に入りのトイレ環境をつくってあげましょう。

このほかの主なチェックポイントを以下に挙げてみました。

□目やにが出ていないか □目の輝きはいつもと同じか □元気はあるか
□食欲はいつもと同じか □異常に興奮していたり、あるいはいつもより
おとなしい、不安そうな様子が見られるということはないか
□歩き方やジャンプの仕方などの行動に変化はないか□ウンチの硬さや量、
□毛づやの変化や脱毛がないか □皮膚をたえずなめたりかんだりしていないか
□歩き方がいつもと違う□鼻水が出ていないか
□咳をしたり苦しそうに呼吸をしたりしないか
□猫ちゃんの体のうち、特定のところを触ると嫌がる 
□食べ辛そうにする、口の周りが唾液などでいつも汚れていないか
□食べ物をこぼす など

自宅で簡単にチェックできることを挙げましたが、
この他にもいつもと違う徴候に気がつけば動物病院にご相談ください。

獣医師さんに触られるのは苦手だけれど、ちょこにゃん様には心を許して、
体を触らせてくれるというのであれば、たまに体のあちこちを触ってあげて、
できものや、しこりのようなものができていないかなどを、
ぜひ確認してあげてください。

また、可能であれば、体重の測定もしてみましょう。
成猫になってからの急激な体重の減少(増加)は何らかの疾病や脱水状態を
示唆してくれます。ケージに入る猫ちゃんでしたら、ケージごと測定して、
ケージの重さを差し引き計算します。結果は記録しておきましょう。

さらに、定期的に体温測定をしてもよいでしょう。
動物病院ではお尻に体温計を入れて直腸温を測りますが、それが難しい場合には、
ももの付け根のところに挟んで体温を測っていただくだけでも参考になる場合があります。
猫ちゃんの平熱は38度台ですので、39度以上ある場合には発熱の可能性がありますし、
37度以下であれば測定がきちんとできていない可能性もあります。
ただし、平熱には個体差がありますので、できれば健康状態に問題がないときに定期的に
体温測定をしておき、その子の平熱というのを知っておくと安心です。

猫ちゃんの負担にならずに実施できるものとしては尿検査があげられます。
猫ちゃんは自宅で尿を採取するのが難しい、採尿後はなるべく早く検査を実施して
もらわないといけない、などのデメリットはありますが、
もしも採尿できたら尿検査をしていただくのもよいかもしれません。
尿検査だけで病気を診断することは難しいのですが、
シニア期の猫ちゃんで増えてくる腎臓疾患や糖尿病の徴候の有無、
あるいは結晶(尿結石になるもと)の有無の診断の一助となるでしょう。

動物病院の受診時に役立つポイントをアニコムのホームページの「どうぶつ相談室」
の記事でご紹介しています。
ちょこにゃん様の猫ちゃんがいつか動物病院に通院しなければならない時のために、
よろしければご参考にしてくださいませ。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスをうけたまわっておりますのでお気軽にご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

体調管理の難しい時期でございますが、
ちょこにゃん様におかれましてはくれぐれもご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。