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アレルギー食について

投稿者:ぴらっち

投稿日:2013/08/24(Sat) 10:46

No.2248

いつも大変お世話になっております。
現在1歳になるチワワ(オス)を飼っています。

先日アレルギーテストをしたところ、
鶏肉・大豆・コーン・米・七面鳥・大麦・ジャガイモ・トマトのしぼりかす・ニンジン・玄米に反応が出ました。


検査機関からはピナクルのトラウト&スイートポテトを推奨されていましたが、ネットで見ると以前輸入禁止とされている食事でした。

他に食べれるドッグフードが見当たらないので、とりあえず試してみることにしていますが、他にフード等あれば教えて頂けたらと思いました。

手作りフードの方がよいのでしょうか?

Re: アレルギー食について

- 獣医師 吉村

2013/08/27(Tue) 18:07

No.2252

ぴらっち 様

秋の足音を少しずつ感じる頃でございますが、
ぴらっち様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
チワワちゃんのアレルギーのお食事ついてのご相談でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

アレルギーとは、特定の原因物質(抗原)に対して体内の免疫機構が過剰に反応して、
体に有害な作用が起こる状態のことを言います。
ワンちゃんのアレルギーで多い抗原としては、食物、ハウスダスト、花粉、ノミ
などがあります。症状として多いのは皮膚症状で、特に皮膚の柔らかい部分の痒みや
発赤、湿疹などがよく見られます。
食事が原因のアレルギーでは皮膚症状と同時に外耳炎や、嘔吐、下痢などの消化器症状を
ひき起こす場合もあります。

ぴらっち様のチワワちゃんもアレルギーの症状があり、アレルギーテストをされ、
検査結果では鶏肉・大豆・コーン・米・七面鳥・大麦・ジャガイモ・トマトのしぼりかす・ニンジン・
玄米に反応が出たと言うことですね。
アレルギーの検査にはいくつか種類がございますが、検査機関に依頼してのアレルギー検査
ということですので、恐らく血清中の抗原特異的なIgEを調べる検査(アレルゲン特異的IgE)
をされたのかと思います。
このアレルゲン特異的IgE検査はハウスダストや花粉といった環境中の抗原(アレルゲン)
を特定するため、現在もっとも一般的に行われている検査です。
(アレルギー検査につきましては、次の「どうぶつ相談室」(検査について知ろう!
その4 「アレルギー検査」)にご案内いたしておりますので、
よろしければご参考になさってください。
http://www.anicom-page.com/labo/2012/11/post-456.html )

IgEは体内で作られる抗体の一種であり、花粉症、気管支ぜんそく、アトピーなど
T型アレルギーと呼ばれるアレルギー反応に最も深く関わっています。
T型アレルギーは即時型アレルギーともいわれており、食餌アレルギーも含まれます。
抗原が体内に入ってきてから発症するまでの時間が短いのが特徴で、15分くらいとされています。
IgEは、それぞれの抗原に対して特異的に作られ、アレルギー反応を起こします。
この特徴を利用し、「スギ花粉に反応するIgE」、「ハウスダストに反応するIgE」というように、
何の物質に対するIgEが増えているかを調べることで、抗原となっている物質を特定するのが
アレルゲン特異的IgE検査です。
このテストの結果を判断する際、ご注意いただきたいのは、IgE値が過去のアレルギー反応を
示している可能性が有り、その物質が今のアレルギー反応の原因であるとは言い切れない
という点です。

ぴらっち様におかれましては、検査結果を踏まえ、検査機関からは、
ピナクルのトラウト&スイートポテトを推奨されたとのことですね。
ぴらっち様がおっしゃるように、当該業者さんのホームページを拝見したところ、
確かにこちらのフードは、以前一度輸入禁止となっているようです。
しかし、輸入禁止の理由は中身のフードに問題があったのではなく、
使われている特殊包材が日本の薬事法やペットフード安全法に当てはまらなかったため
とのことです。
現在販売されている商品は、包材の変更に伴い賞味期限が少し短く変更されているよう
ですが、中身のフード自体には特に問題は無いようです。
今はむしろ、日本のペットフード安全法や薬事法に沿うように改訂されている
とのことですし、フード自体は賞味期限にかかわらず開封後は早めに食べきってしまう
方がよいものですので、安心して食べさせていただいてもよろしいかと思います。

他のフードについてですが、最近では、タンパク質をアレルギー反応の原因にならない
くらいに小さくした「加水分解タンパク質」を用いたフードが販売されています。
小さな分子に分解されたタンパク質は、抗体と反応しにくく、
アレルギー反応が起きにくくなりますので、
仮にぴらっち様のチワワちゃんのアレルギーの原因となる抗原が含まれているもので
あっても、アレルギー反応が起きない可能性もあります。
また、この様な種類のフードはアレルギーが起こりにくくするための加工だけではなく、
皮膚自体のバリア機能を高める成分が配合されているようです。
具体的には、ヒルズ社のz/d、ロイヤルカナン社のアミノペプチドフォーミュラなどが、
挙げられます。
病院さんで取扱っていらっしゃる療法食の中に該当するものがないか等を
アレルギー検査の結果を見ながら今一度かかりつけの先生ともご相談いただき、
サンプルなど少量で試してみてはいかがでしょうか。

ペットフードがよいのか手作り食がよいのかについては、飼い主様や獣医師さんなど
によって、それぞれいろいろな考え方やご意見があります。
手作りフードに関しては、与える材料が目に見えるという安心の反面、
栄養バランスを取るのが難しいという点、
ホテルに預けた際や何か災害時など、新鮮な材料が手に入らなくなる可能性など
を考慮すると、できれば一度、市販のフードや療法食で探された方が
よろしいかと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

チワワちゃんにもよろしくお伝えください。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



犬のしつけ

投稿者:

投稿日:2013/08/25(Sun) 15:03

No.2249

いつもお世話になっております。
動物相談室のHPを見て疑問があります。
犬のしつけで「リーダー論」や「アルファ」による説明がありますが、古くないでしょうか。
アメリカ獣医動物行動学会でも声明が出されてますよね。
犬の問題行動は支配からではなく、恐怖や不安からきていると正しく説明してほしいです。
また、ハウスを好きにさせるというのも閉じ込めを助長してしまう気がします。かわいそうと思うのは人間の正しい感情だと思います。
動物福祉が進んでいる国では虐待ととらえられます。
子供にそんなことしては虐待ですよね。

アニコムさんでも、是非とも人間都合の犬の解釈・しつけではなく、仲間として生活することを提唱して頂きたいです。

Re: 犬のしつけ

- ドッグライフカンセラー 三留

2013/08/27(Tue) 12:25

No.2250

犬 様

季節の移り変わりを感じる頃でございますが、犬様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はどうぶつ相談室の内容に貴重なご意見をたまわり、誠にありがとうございます。
犬様におかれましては、たいへんワンちゃんと人間との関係を勉強なさり、
素晴らしいことと存じます。
犬様が愛情深くワンちゃんと暮らしていらっしゃるご様子が目に浮かぶようでございます。
犬様のワンちゃんは本当に幸せでございますね。

家族の一員として、共に人生をいきる仲間としてワンちゃんが傍にいてくれることは
たいへん素晴らしいことで私たち人間に、大きな喜びを与えてくれます。
お互いの幸せのためには、ワンちゃんに安全で安心、快適な生活空間を提供することが
たいへん重要でございますね。
より幸せに暮らすため、人はどのようにワンちゃんに働きかけたらいいのか、
ここ数十年のワンちゃんとの生活は大きく変わり、それに伴い、
10年単位で時流により、さまざまな学説や考えが発表されてきました。
ご指摘のとおり、従来のように、人間とワンちゃんとが共生する際、狼の群れの集団から類推した
上下関係という把握は存在しないのではないか、という考え方が昨今の行動学における潮流で
ございます。
群れに上下関係があるということにエヴィデンスが存在しないこと、
また、協力をして狩りをしてもいないのに、狩りを前提とした把握の仕方が通用するのかという疑問、
人間とワンちゃんとは異なる種であることもその要因となっているものかと存じます。

ちょこんとお膝に抱っこをさせてくれる小型のワンちゃんから、人間の男性の体重より重くて、
お膝に乗せたくても、乗りたそうでも乗せることのできない大きなワンちゃんまで、
さまざまな目的に作りだされた多くの犬種がいます。
ワンちゃんの気質にも個体差がありますので、我が家のワンちゃんがどのようなタイプのワンちゃんか
によってそれぞれのお宅でのワンちゃんとの生活の風景は異なるとは存じますが、
私たちがワンちゃんの命を預かり、共に暮らし、ワンちゃんとこの幸せに過ごすためには、
最低限、ワンちゃんに信頼されることが大切でございます。
ワンちゃんと暮らすことには、迎える側のご家族にとっても、敬ってもらえるように
信頼を得るように、絶え間ない努力が必要でございます。
また、異なる種が共生するわけですので、
ある程度の決まりごとを作りことが必要な状況も発生するのかと存じます。

信頼を育む上では、ある程度、飼い主さんの指示に従ったら、良い状態が生まれた、という
経験の蓄積が効果がある場合がございます。
決まりごとを伝えるためにも、ママのいうことを聞かなきゃ、と思ってもらわなくてはいけません。
自分が守られているという安心を感じてもらうため、
飼い主さんが従うに足りる、魅力的な存在であると感じさせてあげるためには、
指示に従ったら、いいことがあって、嬉しかった、という経験の積み重ねが効果をあらわすケースが
ございます。
また、飼い主様が感情のままに怒りを発してワンちゃんに恐怖を味あわせたり、
どうなってしまうのだろうという不安を感じさせることのない、
ワンちゃんを幸せにする強い覚悟を持つことが、すなわちよきリーダーになる努力をすることであり、
その結果、ワンちゃんに安心を与えることだという思いでおります。
しかしながら、今回、犬様にご指摘を受けたことで、お伝えする内容を見直し、
精査してまいる所存でおります。

犬様がおっしゃるように、ワンちゃんが発する問題行動の中には、恐怖や不安にさらされることが原因と
なるものがたいへん多くございます。恐怖や不安を感じる状況にワンちゃんを置かないようにするようことは
私たちが第一にすべきことでございます。
同時に、ワンちゃんの恐怖や不安をやわらげるためには、犬様のなさっていらっしゃるように
深い愛情でしっかりと、守ってもらえている安心を与えることが、信頼が、大きな役割を果たします。

さて、ハウスについてでございますが、ワンちゃんにとって、ここなら大丈夫、自分の場所だという
安心感を抱く場所があることは、大切ではないかと存じます。
ハウスの中が、叱られたときに入れられる場所ではなく、良いことと結びつけて、快適な所だと感じさせて
あげることは、体調が悪いとき、怖いことがあったときなど、ワンちゃんにとっても大切なことだとも
いえるでしょう。
また、誤飲事故を防いだり、入院時や震災時など、預ける必要のあるときにも
ハウスに入ることに躊躇しない状況を作っておいてあげることは望ましいのではないかと存じます。
しかしながら、犬様がおっしゃるとおり、ハウスを好きにする、ということが、
閉じ込めるということを助長する側面があることを想定しておらず、たいへん申し訳ございません。
ずっとハウスの中に入れたままの無責任な状況は言語道断でございます。
この点も言葉が足りず、内容を見直してまいる所存でございます。

犬様がおっしゃるように、ワンちゃんの視線にたって
少しでも幸せに暮らせる生活を提唱してまいる所存でございます。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



本気噛みをするミニチュアダック...

投稿者:ぽこ

投稿日:2013/08/19(Mon) 13:04

No.2234

一身上の都合で飼えなくなったミニチュアダックス5歳オスを引き取ることになりました。

先住犬の9歳のキャバリアメスと私たち夫婦での生活がはじまったのですが、ミニチュアくんは以前より威嚇、噛みつきのある子で引き取った初日に同様の威嚇と噛みつきがありました。

今まで育ってきた環境もあまりよくなく、飼い主の変更、引っ越しがこれで3回目でけ尻尾をふって甘えてくるのですが、思い通りにならないと、ストレスなのか自分のしっぽを噛み続けていたり、自分の居たい場所から動かそうとしたり、ゲージに手を入れようとすると威嚇、噛みつきの姿がみられました。

これから一緒に暮らしていくうえで、躾の方法などアドバイスいただきたく思いメール致しました。

よろしくお願いします。

Re: 本気噛みをするミニチュアダ...

- ドッグライフカウンセラー 三留

2013/08/20(Tue) 18:01

No.2238

ぽこ 様

秋の訪れが待ち遠しい頃でございますが、ぽこ様におかれましてはいかがお過しでしょうか。
さて、この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
ぽこ様は今回、5歳のミニチュアダックスちゃんをお迎えになられたのでございますね。
温かいママとパパの元にやってくることができて、ミニュチュアダックスちゃんはラッキーボーイで
ございますね。
ワンちゃんと新しい絆を紡ぐときにいちばん大切なことは、どんな過去があっても、
ワンちゃんを「可哀想」と思わないことでございます。
これから、紡がれる素敵な関係を見つめ、頑張っていただければと存じます。

ワンちゃんは「群れ」をつくり、協力をして狩りをすることで、命をつないできた社会性の豊かな
どうぶつです。群れの安定のため必要なことは、しっかりとワンちゃんたちを守るリーダーが
いること、そして、それぞれのワンちゃんが群れの中のどの位置にいるのか(上下関係)が
明確であることだといわれています。
ワンちゃんがヒトのご家庭に迎えいれられた場合、多かれ少なかれ、ご家庭を「群れ」と認識
すると考えられています。
安定した群れで暮らすことのできなかったワンちゃんは、穏やかで毅然としたリーダーに恵まれた
ワンちゃんに比べて、どうしても不安感が大きく、自分を自分で守る必要があることから、
緊張感も高い傾向があります。そのため、うなったり、噛んだりしてしまうことも多いようです。

ぽこ様からうかがった状況から、ミニュチュアダックスちゃんも何らかの不安感を抱えている
可能性がございますので、時間を要するかもしれませんが、「ここは安心できる場所だよ」
ということを、根気強く、あきらめずに伝えることが重要かと存じます。
そして、安心を感じさせてあげるため、「何かをする」のではなく、「何もしないこと」が大切な場合
もございます。
当たり前に繰り返される生活の中で、ミニュチュアダックスちゃんに、この場所がほっと落ち着ける、
安心できる場所であることを教えてあげましょう。
そして、焦らず、動じず、2頭のお子様が同じ群れの一員であることを把握するまで、
ゆっくりと待ってあげてください。

【ミニュチュアダックスちゃんがうなったり噛んだりすることについて】
ミニュチュアダックスちゃんは自分が思ったようにならないとき、噛んだりうなったりする
とのことですね。
「うなったり、噛んだりすることで思うようになった」という経験が過去にあるのでしょうか。
大変ではありますが、うなっても、噛んでも、思い通りにならないことを、しっかりと教えていただく
必要があります。
ミニュチュアダックスちゃんがうなったり、噛もうとする素振りを見せても、「そんなことをしても、
ママには効かないよ」とぽこ様はひるまずに胸をはって、堂々とした表情でいらっしゃることが
重要です。
ミニュチュアダックスちゃんが噛んだり、うなったりしたら、「いけないこと」であることを教えるために、
ご家族でお決めいただいた「いけない」などの言葉で、低い声で毅然を叱ってください。
ご家族皆様で言葉を統一することで、「いけない」ということを明確に
ミニュチュアダックスちゃんに教えてあげることができます。

うなろうとも、噛もうとも、ぽこ様は意に介さぬという素振りで、できるだけ平然と、
そのまま行動を続けてください。
噛む状況までもっていかないように、うなったときに、低くて落ち着いた表情で、
ママやパパの威厳を見せるようにしましょう。
大きな声を出してしまうと、余計に興奮させてしまいますので、落ち着いた対応をなさることが
重要です。なるべく恐がっている表情をしなくてもいいように、
軍手をするなどの工夫をしていただいてもよろしいでしょう。

また、困った状況に至るよりは、なるべくそのような状況を作らないようになさるのも一つの方法
でしょう。ミニュチュアダックスちゃんの過ごす場所を移動させようとしたとき、うなったり、
噛むことがあるとのことですが、例えば、移動させようとするときには、何かオモチャやお気に入りの
クッションを動かしたい位置に先において、「あっちにいきたい」と思わせるようにしてから、
誘導なさってはいかがでしょうか。
また、ケージに手を入れると、威嚇をしてくるということですね。
ケージはワンちゃんにとっては、安全安心な場所です。
この大切な場所に、急に手を入れたとき、ワンちゃんが威嚇してくることは、
まだ一緒に暮らすようになって間がないのであれば、普通のことかもしれません。
小さなワンちゃんにとって人間の手は大きく怖く見え、人の手が上や後ろから急に出てくると、
恐怖心や不安感からびっくりして噛んでしまうこともよくみられます。
ケージの中に手を入れるときは、ミニュチュアダックスちゃんの目の高さと近くするために
しゃがんでいただき、声をかけてからになさるなど、なるべくびっくりさせないようにしましょう。
ケージの中の片付けなどが必要な時には、しばらくの間は、お散歩に連れ出したり、
他のお部屋で遊ばせたりなさるのも一つの方法かと存じます。

一方で、「人の手は温かくて安心できる」と思わせてあげる経験を、あせらず、少しずつなさる中で、
いつの間にか、手を入れても、うなったり、噛もうとしなくなるかもしれません。
また、日頃から、「おいで」といって動いたら、褒めてあげたり、名前を呼んで振り向いたら、
褒めてあげるようになさることで、ぽこ様の声に反応したら、嬉しい気持ちになったという経験を
たくさんさせてあげましょう。
なお、声をかけてあげたり、褒めてあげたり、何か良い事をしてあげるのは、
ぽこ様がオスワリなどの指示に従ったときや、ゆったりと落ち着いて良い状態のときにしましょう。
また、話しかけるときには、ゆっくりと話しかけてあげてください。

【尻尾を噛むことについて】
思うようにならないと、ミニュチュアダックスちゃんは尻尾を噛むことがあるということですね。
「注目をしてもらいたい」という時や、「こうしたいけど、できない」という葛藤状態の時に
ワンちゃんが自分の尻尾を噛む場合があるようです。
このほかにも、暇で噛むようになったり、尻尾の存在が気になって仕方がなくて、などさまざまです。
もし、尻尾を噛むので、仕方なくミニュチュアダックスちゃんの思い通りの状況にした、となってしまうと、
次も思い通りにするため、ワンちゃんは尻尾を噛もうとする可能性がございます。
また、「やめなさい」などと叱ることが、注目してもらえた、となる可能性もございます。
止めさせたいというときは、サッとぽこ様がミニュチュアダックスちゃんの近くを通りすぎてしまったり、
ドアを開けてみたり、「あら」など声をおあげになり、ミニュチュアダックスちゃんの気持ちを
そらしてしまってもよろしいでしょう。
同時に、日頃から、ご飯の前や楽しい遊びの前には、「オスワリ」、「待て」と指示にしたがい、
我慢したらいいことがあった、という経験をさせ続けましょう。
落ち着いたら良いことがあった、ママやパパのいうことを聞いたら良いことがあったという経験を
させてあげることで、どうしたら良いのかが分かるようにしてあげましょう。

【キャバリアちゃんと良好な関係を築くために】
ミニュチュアダックスちゃんをお迎えになられてから、キャバリアちゃんのご様子はいかがでしょうか。
先住犬にとっては思わぬ環境の変化となるため、戸惑い、中には体調を崩すこともみられます。
まずは、キャバリアちゃんに何も心配をしなくても良いと教えていただければと存じます。
そのため、すべてにおいて先住のキャバリアちゃんを優先することが大事です。
名前を呼ぶ順番、顔を見る順番においてもキャバリアちゃんを優先させてあげましょう。
ほかにもご注意いただきたい点を次に挙げさせていただきます。

1.飼い主様の確かな愛情を先住犬に確信させる
先住のキャバリアちゃんと飼い主様が一対一で過ごす時間をお作りいただき、
飼い主様の愛情は今までと何ら変わらないことをしっかりと伝えてあげましょう。

2.飼い主様が群れの統率者として君臨する
ワンちゃん同士のストレスを軽減するためには、飼い主様の強いリーダーシップが必要です。
リーダーらしく一貫性のある落ち着いた対応をしましょう。
2頭のお子様方に「どうしたらいいのか」を明確に指示し、安心をさせてあげてください。
何かにつけて飼い主様の指示を得てから行動に移すという習慣を作るために
オスワリの指示を上手に利用するのも一つの方法でございます。

3.先住のワンちゃんのストレスを軽減する
先住のワンちゃんの縄張り(ゆっくり過ごせる自分だけの場所)を確保してあげましょう。
キャバリアちゃんがお気に入りのケージには、キャバリアちゃんだけの場所になさるのが
望ましいでしょう。

4.「もう一頭のワンちゃんと一緒にいると楽しい」と思わせる
「新しいワンちゃんがいること」と「先住のワンちゃんが大好きなこと」を結びつけることで、
新しい子への抵抗感を軽減していきましょう。ワンちゃんたちに「一緒にいると良いことがある」と
思わせてあげることが重要です。

5.一緒の群れの存在だと自然に思わせる
ワンちゃん同士の連帯感を持たせるため、また自分の縄張りから開放させてあげるためにも、
散歩などを利用していただくのも一つの方法です。家を出るときはキャバリアちゃんが先、
また、散歩中もキャバリアちゃんが先を歩くようになさるとよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っております。
気がかりなことがございましたら、お気軽にご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

しばらくは厳しい暑さが続くと思われます。
ぽこ様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。
ご家族の笑顔とご健康を心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



Re: 本気噛みをするミニチュアダ...

- ぽこ

2013/08/21(Wed) 21:40

No.2244

三留様

この度はとても親切な返信ありがとうございました。

正直どう接していくのがいいのか不安で、半信半疑な状態でしたが、三留様からのアドバイスを拝見して、これから先私達がどうするべきか見えた気がしました。

あの子達が不安にならないように、ぶれずにしっかりリーダーシップをとっていこうと思いました。

ミニチュアくんが我が家にやってきて4日目ですが、少しずつ変化があり、最初はケージ内でないとトイレをしなかったのですが、私達の目の前でうんちをするようになり、昨日はみんなで散歩に行った時に初めておしっこをしてくれました。

座れ、待て、いけないの指示も、最初は集中力にかける部分があり、何度か同じ指示をすると、ふいっとそっぽを向いて面倒臭そうにしていたのですが、ミニチュアくんが遊んでほしいときに飛びつこうとした時に相手にしないと、しっかりこちらを見てお座りをするようになってきました。

まだまだこれからですが、みんなで少しずつチームになれるように過ごしていきたいと思います。


また躓いた時には、相談させてください。


本当にありがとうございました。

ぽこより



Re: 本気噛みをするミニチュアダ...

- ドッグライフカンセラー 三留

2013/08/23(Fri) 10:31

No.2247

ぽこ 様

この度はご丁寧にご返信をいただきましてありがとうございます。
ミニチュアくんが、ご家族の目の前でウンチをして、またお散歩でオシッコを
してくれたとのことでございますね。
排泄行為はワンちゃんにとって無防備な状態になることですので、
たった4日でこれだけの変化というのは、ほんとうに素晴らしいことでございます。
ぽこ様とご主人様とキャバリアちゃんの優しさがミニチュアくんの
心を開いていっているのでございますね。

ゆっくりと、あきらめず、新しい出会いを楽しんでくださいませ。
いつも応援いたしております。また、お気軽にいつでもお声掛けください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



無題

投稿者:みみこ

投稿日:2013/08/19(Mon) 13:27

No.2235

いつもお世話になっております。もうすぐ7カ月になる、トイプードルです。もともと食が細いのですが、動物用のふりかけを使ったりして最近は少しよくなっていたのですが、夏バテなのか味に飽きたのか、また食べなくなってしまいました。かつおぶしを乗せてあげると少し食べるようになったのですが、いぬに与えても問題ないでしょうか?「魚なんだからいい。」っていう人と「人間の食べ物は与えない方がいい。」という人と、意見がいろいろあって迷っています。

あと、こういう食べない時にウェットのフードを混ぜるのはどうでしょうか?ウェットを混ぜると、ずっとそうしないと食べなくなると獣医さんに言われたのですが、それよりも食べてくれた方がいいのかなあと思ったり・・・。

元気は普通にあって変わった様子はありません。水も飲んでいますし、排せつも問題ありません。昼間暑い時はあまり動かないでいる事が多いですが、病気を疑わせるようなものではありません。

Re: 無題

- ペット栄養管理士 三留

2013/08/20(Tue) 18:13

No.2239

みみこ 様

秋の便りが待ち遠しい頃でございますが、みみこ様におかれましては、
いかがお過しでしょうか。
トイプードルはもう7ヶ月になられるのでございますね。
少しずつ大人の表情が見られ、トイプードルちゃんの愛らしさは、
ご家族様をますます虜にしてしまっているのではないでしょうか。

さて、この度はご相談を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。
トイプードルちゃんがこのところ、食べなくなってきているとのことでございますね。
みみこ様がおっしゃるように、夏の暑さのせいということもあるかもしれませんが、
それ以外にも、成長が落ち着いてきたせいで、体が要求するエネルギーそのものが
少なくなっていることも関係があるかもしれません。
どの小犬ちゃんも、ちょうどトイプードルちゃんくらいの月齢になると、
食べる量が減ることは一般的でございます。
現在与えていらっしゃる幼犬用のお食事はカロリーや栄養価が成長著しい
小犬ちゃんに適したように高く作られておりますが、これから一歳頃にかけて、
お食事を成犬用のものにお切り替えになるかと存じます。
その際は、急に切り替えるのではなく、少しずつ、大人のお食事の配合の割合を
増やすことで、トイプードルちゃんの体にスムーズに慣らしていただければ
と存じます。
みみこ様のワンちゃんは、元気もあり、排泄等も良い状態とのことでございますね。
今回のご案内に関しましては、健康面では問題がないという前提で進めさせて
いただきますこと、また、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となってしまいますことを併せてご了承くださいませ。

【かつおぶしをドライフードにまぶすことについて】
トイプードルちゃんはドライフードにかつおぶしをまぶすると食べるとのことで
ございますね。
かつおぶしはタンパク質が豊富で、カルシウム、リン、マグネシウムなどのミネラル、
ビタミンA、Dなどのビタミン類、ドコサヘキサエン酸(DHA)は、
エイコサペンタエン酸(EPA)などの脂質も豊富に含まれています。
ワンちゃんに与えることに関しては特に問題はないのですが、
ドッグフードそのものに栄養のバランスが整えられていますので、
このバランスを壊さないように与える分量は1割以内に留めていただくことが
大切でございます。
特に、かつおぶしはお互いに調整しあうことで健康を維持しているミネラルが
豊富ですので与えすぎないようにしていただけばと存じます。
あくまでも、食欲を刺激するためだけにお使いいただくのであれば
よろしいのですが、ドライフードはどうしても嗜好性が低いため、
かつおぶしだけを食べるようにならないようにご注意ください。

【ウェットフードを和えることについて】
現在与えていらっしゃるドライフードの袋をご覧になると、
総合栄養食と印刷されていると思います。
総合栄養食とは、健康維持等のために栄養のバランスを調整してあり、
このお食事とお水を与えていれば、ワンちゃんの健康は保たれるというもので
ございます。
ドライフードとウェットフードの違いは水分含有量で、
9%程度のドライフードと比べると、水分含有量が概ね60%以上のウェットフード
は嗜好性が高く、こちらのほうを好むワンちゃんは多い傾向がみられます。
ウェットフードにも総合栄養食がありますので、
ウェットフードのうち、総合栄養食のものをお選びいただければ、
お食事のバランスに影響が出る可能性のあるトッピングをするよりは、
望ましいといえるかもしれません。
獣医師の先生がおっしゃるように、確かにウェットフードはドライフードより
嗜好性が高いので混ぜないと食べなくなることもありますが、
ウェットフードをお選びになるとき、総合栄養食をお選びになれば
よろしいのではないかと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります

みみこ様とトイプードルちゃんが笑顔いっぱいにお過しになられますことを
心からお祈り申しあげております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



無題

- みみこ

2013/08/21(Wed) 14:02

No.2242

ご丁寧に返信を頂きまして、ありがとうございました。

再度の質問で申し訳ありませんがよろしくおねがいいたします。成長が落ちついて食べる量が減少してくるとの事ですが、現在はシュプレモのパピー用を20g×3回、一日にとっています。だいたい一回に食べ切ってこれ以上出しても食べないというのがこの量です。

一日3回のところを2回にしていきたいと思っているのですが、昼の分を朝晩に振り分けて・・と、ペットショップで言われたのですが、おそらく振り分けても食べないと思うんですね。そうなると2回にした場合、摂取量が少なくなってしまうわけで、成長に影響が出るのではないかと思っていて、2回にするのを躊躇しています。獣医さんは2回でも3回でも一日に取る量を食べられればいいとおっしゃるのですが・・・。うちの子のように、食べる量が少ない場合はみなさんどうなさってるのかしら・・と思い、ご相談させていただきました。

たとえば朝は今まで通り20g食べて、昼を抜いて夜20g+もし食べるのであれば追加というのはどうでしょうか?



Re: 無題

- ペット栄養管理士 三留

2013/08/23(Fri) 10:28

No.2246

みみこ 様

この度はご丁寧にご返信をいただきまして誠にありがとうございます。
みみこ様のトイプードルちゃんはシュプレモのパピー用を一日トータルで60gを食べていらっしゃるのですね。
成長が落ち着いて食べる量が減少してくるころですので、
同じ分量あたりのカロリーや栄養価が成犬用にくらべて高い幼犬用のお食事から成犬用のお食事
への切り替えを10ヶ齢頃までになさるのが一般的です。

ご高承のように、フードの袋に印刷してある食事の量はあくまでも目安でございます。
季節や運動量などによっても変わってきますし、
私たち人間も同じですが、食が細くても健康で長生きするワンちゃんはたくさんいらっしゃいます。
それぞれのワンちゃんが美味しく食べられる分量をベースに考えていただければよろしいかと存じます。
お食事の回数について、でございますが、
消化吸収をする力がついてくるころになると、みみこ様が考えていらっしゃるように
3回から2回になさることが多いようです。
一方で、獣医さんがおっしゃっていらっしゃるように、
一日で食べる分量をある程度食べていればよいとお考えいただければよろしいので、
食事が細いワンちゃんやお腹が緩くなりやすいワンちゃんでは、
成犬になってもずっと3回与えていらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。

お食事の回数や、幼犬用のものから成犬用のものへの切り替えなど、
お食事の与え方をかえるときには、徐々になさるのが基本でございます。
例えば、お食事の回数を3回から2回に切り替えときは、急に昼の分量を朝と夜に振り分けて
しまうのではなく、3回のまま、朝と夜の分量を少し増やし、昼の分量を減らしていきます。
例えば、20gの一割ほどの分量を朝、夕のお食事に足して、お昼の分量をそれだけ減らしてみます。
2〜3日ほどしてもう少しお昼の分量を減らし、その分を朝夕のお食事の分量く加えて・・・という
具合に10日ほどかけることで、ワンちゃんにとって戸惑うことなく回数を変えていくのがよろしいでしょう。
ただ、この過程で、ウンチの状態などをご覧になり、トイプードルちゃんは一度にたくさん食べるより、
今まで通り3回のほうが適しているということであれば元にもどしていかれるとよろしいのではないでしょうか。
みみこ様がおっしゃるように、朝夕を20g与えていただき、食べられれば寝る前などに追加されても
よろしいかと存じますが、3回食がトイプードルちゃんの体調管理に適しているのであれば、
今のままでしばらく様子をご覧になられてもよろしいのではないかと存じます。

これから秋風がふき、涼しくなると、お散歩が楽しい季節でございますね。
お散歩のときなど、フードをおいしそうに与えていただき、オヤツ代わりになさるのもよろしいでしょう。
たくさん歩き、帰宅なさったとき、「お腹が空いて美味しい」、「食べるとママが褒めてくれて嬉しい」と
感じさせてあげ、量は少なくても、楽しい気持ちで食べるようになさることも大切なことかと存じます。
みみこ様とトイプードルちゃんが、笑顔いっぱいにお過ごしになられますことを、いつも応援いたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



食事について

投稿者:みく

投稿日:2013/08/15(Thu) 14:03

No.2232

今、愛犬は腎臓が悪く腎臓食のドライフードとセレクトプロテインの缶詰を混ぜてあげています。

それで、担当の先生からは混ぜてあげる場合には腎臓食より多くあげないように言われてます。

それって、例えばドライフードを10グラムあげて缶詰を15グラムあげても大丈夫なんですか?グラムからしたらドライフードのほうが少なめになるので。
見た目の量的にはドライフードのほうが多いいんですけどね。

腎臓食だけじゃ食べてくれなくて、混ぜないとダメなんですよ(>_<)

Re: 食事について

- ペット栄養管理士 三留

2013/08/16(Fri) 16:05

No.2233

みく 様

秋風の待ち遠しい頃でございますが、
みく様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
早速、ご案内させて頂きますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

みく様は、ワンちゃんの腎臓のお病気のケアのため療法食を与えていらっしゃるのですが、
療法食だけでは食べてくれないので、セレクトプロテインの缶詰を混ぜていらっしゃる
とのことでございますね。
ご高承のように、腎臓が十分に機能しなくなると、尿の生成や、体の中で不要になった
老廃物や毒素を尿という形で体外へ排出がすることができなくなってしまいます。
また、腎臓は造血に関与するホルモンの合成や分泌にも関与しているので、
腎臓が十分に働かない状態になると貧血を起こしてしまうこともあります。
このような重要な働きをする腎臓の負担を軽減し、状態を維持するために作られた
療法食は次のような点が考慮されています。
・ 腎臓で排出すべき老廃物や毒素のもととなるタンパク質の含有量が制限され、
また、腎臓に負担をかけるリンやナトリウム(塩分)も制限されている
・ 必要なカロリーを効率良く補給できるようにできている。
・ 生体内の酸性物質の生産を抑制するように工夫されている
・ 脂肪酸の添加が適切な比率で加えられている

腎臓のケアが必要なワンちゃんが療法食を利用されることは、病状を維持するため
たいへん重要ですが、嗜好があわないことも多く、みく様のワンちゃんのように
療法食だけでは食べてくれないでお困りの飼い主様が多くいらっしゃいます。
みく様はセレクトプロテインの缶詰タイプと和えて与えていらっしゃるとのことですね。
かかりつけの獣医師さんからのご指示は、セレクトプロテインよりも療法食を多く与えるように、
というものだったとのことですね。
腎臓病用の療法食は、腎臓の負担を軽減し症状の進行を防ぐための様々な工夫がされて
おりますが、他のタイプのフードと混ぜてしまうことで、その効果が十分に得られなくなってしまう
可能性がございます。
そのため、なるべくメインのお食事としては腎臓病用の療法食を与えていただき、
セレクトプロテインの缶詰は味付け程度にとどめていただいておいた方がよろしいという
ことを主治医の先生はおっしゃったのではないでしょうか。
理想的には、1日に必要なカロリーの8〜9割程度は療法食で摂取していただき、
それ以外のものは多くて1〜2割にとどめていただくとよろしいかと思いますが、難しいでしょうか。

なお、ドライフードと缶詰のフードでは水分含有量が全く異なりますので、
単純に重さ(グラム)で給与量を評価することはできません。
単純にドライフードと缶詰を半々の割合にするとすれば、フードや缶詰に記載されている
給与量の目安を参考にして、1日の摂取カロリーの半分が摂取できるドライフードの量と缶詰の量
を与えることになります。

もしセレクトプロテインの量を多めにしないと療法食のドライフードを食べてくれないということで
あれば、腎臓の療法食は、さまざまなメーカーから、さまざまなタイプのものが販売されております
ので、味やタイプの違った療法食をお試しいただき、お子様にあったフードを選んでいただくのも
よろしいでしょう。
また、嗜好性の高いタイプに缶詰タイプ等もありますので、
今与えていらっしゃる療法食にそのような缶詰を混ぜて利用していただくと安心かもしれません。
あるいは、あまりに腎臓病用の療法食を受け付けてくれないようであれば、
フードはワンちゃんがよく食べてくれるタイプのものに切り替えて、
食事中のリンの吸収を抑えるリン吸着剤や、尿毒症の毒素を吸着する活性炭などを併用される
ことを検討されてもよろしいかもしれません。
主治医の先生とよくご相談され、ワンちゃんの状況に応じたお世話をなさって
いただけばと存じます。
今は暑い時期でもありますし、腎臓を悪くすると、食欲が減退することも多いのですが、
食べたら褒めていただき、おいしそうな雰囲気を作っていただくのも大切でしょう。

また、お食事の嗜好性を高めるためには次のような方法がございます。
1.食事を少し温めて香りを立たせてみる。
加熱しすぎないようにご注意いただき、ドライフードであればドライヤーで、
ウェットタイプの場合は電子レンジで温めてみるとよいでしょう。
40度程度の温度が好まれるともいわれております。
なお、ドライフードに熱湯を加えると、栄養分をダメにしてしまうと思われます。
ある程度粗熱をとったお湯を加えるようになさってください。

2.ぬるま湯や鶏肉やお魚のゆで汁などを加えてみる。
缶詰の分量を少しでも多くみせるため、ぬるや湯やお肉や魚のゆで汁を加えてみるのも
よろしいでしょう。ゆで汁の脂分は取り除くようになさってください。

また、腎臓病のワンちゃんでは、尿量を増やし、体外への老廃物や毒素の排出を助ける
ためにも、水分を十分量摂取することが大切です。
缶詰タイプのものを利用されることは水分をたくさん摂取するためには望ましいことでございます。
また、排尿回数を増やすように、外でしかオシッコをしないワンちゃんでしたら、
なるべく外に連れ出してあげるようにしましょう。

腎臓の悪いワンちゃんは、体内に溜まってしまう尿毒素の影響で
口腔内や食道、胃粘膜などが荒れて食欲がなくなってしまったり、吐き気がしたり、
脱水を起こして食欲不振に陥ることもあります。
お口内の炎症をケアしてあげたり、胃薬や吐き気止めを使ったり、脱水を改善してあげることで
また食欲が出て食べられるようになることもあります。
今後、ワンちゃんの様子をご覧になられている中で、
療法食を食べないのではなく、食欲自体が落ちているようにお感じになられた際には
かかりつけの先生にご相談いただければと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります

また、腎臓の悪いワンちゃんのケアについては、
「どうぶつ相談室」にも特集がございますので、よろしければご覧ください。
http://www.anicom-page.com/labo/2013/05/post-469.html

みく様とワンちゃんたちのお幸せをいつもお祈りいたしております。
暑い時期ですが、くれぐれもご自愛いただき、素敵な夏をお過ごしください。
ワンちゃんもどうぞお大事になさってください。
今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。



Re: 食事と薬について

- みく

2013/08/19(Mon) 14:25

No.2236

お返事ありがとうございます。

ドライフードを温める以外にも砕いたりしてあげてもいいんでしょうか?

あと、愛犬は少食で1日に20グラムほどしか食べないんですけどからだ的には大丈夫でしょうか?
担当の先生に、以前、ドライフードが嫌いなせいかまったく食べないことを相談した際には、「ホントは療法食のみのほうが理想だけどからだのことを考えたら何でもいいから食べさせたほうがいい」とのことでした。(先生には20グラムほどしか食べないことは言ってません)

なので、どうなのかな?と思いまして。

あと、現在、愛犬は錠剤で降圧剤を飲ませてます。
しかし、なかなか飲ませることが困難なので、薬を砕いて水で混ぜてポンプ(注射器みたいなもの)で飲ませても大丈夫でしょうか?

また、錠剤の薬と粉薬は飲めば水と混ぜてあげても基本的に大丈夫なものですか?



Re: 食事について

- ペット栄養管理士 三留

2013/08/20(Tue) 18:17

No.2240

みく 様

この度はご丁寧にご返信をいただき、またご質問をいただきまして
誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきたく存じますが、
じっさいのワンちゃんのご様子を拝見していませんので、
一般的なご案内となってしまいますことを何卒ご了承ください。

まず、「ドライフードの与え方」でございますね。
ドライフードを砕いてお与えになられても、ふやかして与えていただいても
栄養価に違いはございませんので、問題ございません。

次に、「ワンちゃんの療法食について」でございますね。
かかりつけの先生がおっしゃるように、腎臓の状態を管理するためには療法食だけが
望ましいのですが、ワンちゃんに体力をつけるため、とにかく食べられる物を与えて
みることで、自分から「食べたい」という気持ちにさせてあげることが必要な状況もございます。
そして、ある程度食べられそうなことが確認できたら、それらの食材を上手く利用しながら、
なるべく療法食など腎臓に負担をかけにくい食事を利用する状況に移行させていきます。
しかしながら、どのように与え方をするのがワンちゃんにとって望ましいのかは、
やはり実際のワンちゃんの病状をいちばん把握されている
かかりつけの獣医師さんでございます。
一度、みく様のワンちゃんのお食事の状況をそのまま、かかりつけの獣医師さんにお伝えに
なられてはいかがでしょうか。
その上で、どのようなお食事の内容にしていくのが、ワンちゃんにとって望ましいかを
良くご相談いただくことをお勧めいたします。

最後に「お薬の飲ませ方」についてでございますね。
お薬を水で砕いて飲ませることについて基本的には問題ございません。
この場合、苦くて飲みたがらないときは、投薬用のシロップもございます。
ただし、錠剤は基本的に錠剤で与えた場合の効果を想定して作られていますし、
お薬の種類によっては砕かない方がいいものもございますので、
この点についてもかかりつけの獣医師さんにご確認頂いた方がよろしいと思います。
また、錠剤と粉薬を水で混ぜて与えても基本的には大丈夫ですが、
薬同士の相性等もございますので、水で混ぜてしまい、一緒に飲ませても効果に変化
はないかをかかりつけの獣医師さんにご確認いただいたほうがご安心かと存じます。
なお、投薬につきましては、どうぶつ相談室の次の特集がございますので、
よろしければご参考になさってください。
http://www.anicom-page.com/labo/2012/02/post-422.html

みく様に大切に愛され、ワンちゃんたちは幸せでございますね。
ワンちゃんのお世話でたいへんなこともあるかと存じます。
くれぐれもみく様におかれましては、お体ご自愛いただきますよう、お願い申し上げます。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。