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サプリについて
投稿者:あずき
投稿日:2016/02/09(Tue) 21:46
No.4256
フレブル9歳10か月の♀です。膝蓋骨、大腿骨にトラブル有で関節サプリはとっていますが、筋肉が落ちてきてしまったため、筋肉にいいサプリを取りたいのですが、成分としてはどのようなものを選べばいいのでしょうか?よろしくお願いします。
Re: サプリについて
- 獣医師 江口
2016/02/12(Fri) 15:39
No.4260
あずき 様暦の上では春とはいえ、寒い日が続いておりますが、あずき様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談頂きまして誠にありがとうございます。早速ご案内させて頂きたく存じますが、実際にワンちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的な案内になりますこと何卒ご了承ください。現在、あずき様のフレブルちゃんの筋肉が落ちてきてしまったため、筋肉にいいサプリメントを与えたいということでございますね。筋肉はタンパク質を材料として作られますので、筋肉を作るための必要な栄養素ということでは、まず良質なタンパク質の摂取が必要となります。タンパク質は体内に摂取された後アミノ酸に分解されます。動物の身体を組成するために必要なアミノ酸は20種類ありますが、そのうち半数は体内で合成できなかったり、合成される量が不足するため食事から摂る必要があります。毎日の食事によってバランス良くこれらのアミノ酸を摂取することが理想的ですが、もし食欲があまりなく、栄養バランスの偏った食事しか食べられない状況であれば、足りない栄養素を補足するためのサプリメントのご利用は効果があるかもしれませんね。タンパク成分にはミルクから取り出したミルクペプチド、魚から取り出したフィッシュペプチド、もちろん鶏肉や豚肉など獣肉からタンパク質を取りだしたものもあります。様々な商品がございますので、選んで頂く際には、もしフレンチブルドッグちゃんに食物アレルギーがありましたらアレルギー成分を含まないものであること、というように、現在の体調にあわせて選んでいただくことも重要なポイントでしょう。筋肉増量のためのサプリメントで上記のようなタンパク成分と一緒に配合されているのが、グルタミンとBCAAです。グルタミンは筋肉中のアミノ酸で、免疫機能を向上させ、筋肉の分解を抑え、タンパク質の合成を促進させる効果があります。BCAA(分岐鎖アミノ酸)はバリン、ロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸から構成されている必須アミノ酸です。タンパク質の分解を抑え、筋肉の合成を促す働きがあります。これらの成分を含んでいるサプリメントもよいかと存じます。ただし、筋肉を作るために必要だからと言って食事中のタンパク質の量を過剰に増やしたりタンパク質含有の多いサプリメントを飲ませれば良いというわけではありません。特に高齢のワンちゃんですと、内臓疾患の状況によっては、良くない影響が出ることも考えられますので、サプリメントをご検討の場合には、必ず、かかりつけの先生に、現在与えている食事内容を含めてご相談いただくことが大切です。またバランスの取れた良質のタンパク質の摂取も大切ですが、忘れてはいけない重要なポイントは「筋肉の増量・維持には筋肉への負荷が必要だ」ということです。フレンチブルドッグちゃんが筋肉量を落とさないためには、歩行や姿勢の保持などの運動による筋肉への負荷が必要です。ただし、現在フレンチブルドッグちゃんは、膝蓋骨、大腿骨にトラブルがあるとのことですので、過度な運動は避けなければいけません。普段家の中であまり動かずにいた状態からいきなり動こうとしても関節や靭帯や筋肉が固まっていて上手く歩けないことがあります。フレンチブルドッグちゃんが立ち上がるのがつらそうな場合には、滑りにくいマットなどを敷いてあげたりして立つことを助けてあげるとよろしいでしょう。フレンチブルドッグちゃんがリラックスしている時を選んで、マッサージをしてあげることも効果的です。血行を促し、筋肉をほぐし、関節が柔軟に動かせるようにゆっくりと行うことが大切です。関節や骨の状態によってはどれくらい動かして良いか異なってきますので、かかりつけの先生に運動の種類や量と併せてご相談いただきながら行うと安心です。運動につきましては、無理せず、あずき様とフレンチブルドッグちゃんのペースで行って下さい。また、寒さも続き体調を崩しやすい時期ですので風邪など引かれませんよう、ご自愛下さい。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、お困りのときなど、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後とも、どうぞアニコムをよろしくお願い致します。
- あずき
2016/02/27(Sat) 16:22
No.4276
江口先生、このたびは貴重なアドバイスをありがとうございました!!大変勉強になり、愛犬のケアに力が入ります!また相談させていただいた際にはどうぞよろしくお願いします!
2016/02/29(Mon) 16:34
No.4281
あずき様こちらこそ、ご丁寧にご返信いただきまして誠にありがとうございます。あずき様に熱心にケアしてもらって、フレンチブルドッグちゃんは本当に幸せ者ですね!あずき様とフレンチブルドッグちゃんが、幸せな毎日を過ごせますよう、私共も精一杯サポートさせていただきます。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
ワクチン接種について
投稿日:2016/02/06(Sat) 20:21
No.4253
もうじき10歳を迎えるフレンチブルドッグ♀避妊済みですが、混合ワクチンは5年ほどしておらず、体調も悪いため散歩には出していない状態で、室内のみの生活になっています。診察はほとんど往診しにしてもらっており、他のコと接触もすることがないので、このままワクチンは見送ろうかとも思っていますが、10歳とゆう年齢でシニアでもあるので、ワクチンをしていないことに関して万が一救急病院に駆け込んだ場合、受けいれはしてもらえるものでしょうか?もしワクチン接種をしていないと受け入れ出来ないと言われた場合は、種類の少ないワクチン接種にしておけばいいのでしょうか?
Re: ワクチン接種について
2016/02/10(Wed) 10:54
No.4257
あずき様立春も過ぎましたが、雪が舞うほどの寒さが続きますが、あずき様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。あずき様のフレンチブルドッグちゃんがワクチンを5年ほど接種しておらず、体調の面からこのままワクチン接種を見送る予定ということでございますね。万が一、救急病院に通院なさる際にワクチン未接種ということで受け入れしてもらえるかどうか、ワクチン接種が必要な場合、種類の少ないワクチン接種でよいかというご相談ですね。さっそくご案内をさせて頂きますが、実際のフレンチブルドッグちゃんのご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことをご了承下さい。フレンチブルドッグちゃんの体調が優れないこと、とても心配ですね。現在のフレンチブルドッグちゃんの生活環境では感染症のリスクが少ないこと、体調不良によるワクチン接種の副作用が懸念されることにより、ワクチン接種を見送るという判断をされているかと存じます。もちろん、高齢で室内のみの生活であっても、健康状態に問題がなければ、感染症のリスクを軽減するためにワクチン接種を行うことは有効な予防方法です。しかし、実際の動物病院でも、食欲不振や下痢などの症状が出ていて、体調が万全の状態でないどうぶつへのワクチン接種は負担が大きいため見送られます。ワンちゃんへの接種が義務づけられている狂犬病ワクチンでも老齢や病気の治療中などの理由で接種を見送ることがあるほどです。(狂犬病ワクチンは法律で接種が義務づけられているため、何らかの理由により接種を見合わせる場合は、動物病院さんに狂犬病予防注射の猶予証明書を発行していただくことが必要です。) まず、救急病院に駆け込んだ場合の受け入れに関してご案内いたします。ホテルやドッグランなどの施設の場合は、どうぶつさん同士の相互感染を防ぐためワクチン接種が必須となっている施設がほとんどです。しかしながら動物病院の場合、診療を業務とする獣医師は正当な理由がなければ診療を拒んではならないという決まりもありますし、どうぶつさんの病状が緊急を要する場合、ワクチン未接種だからという理由で診療を断られるということはまずないでしょう。ただし、いざというときに安心してご通院いただけるように、緊急時や夜間の受け入れをしていらっしゃるお近くの動物病院さんに、事前にフレンチブルドッグちゃんの事情などをご説明いただき、ワクチン接種について確認をなさっておくとご安心かと存じます。あずき様のフレンチブルドッグちゃんがワクチンを見送っている理由・状況を動物病院さんへお伝えしてご相談していただければ、実際にその動物病院さんにご通院された場合の受付もスムーズになるかと存じます。もし、感染のリスクの観点から、ワクチン未接種であれば診療の受け入れはできないと言われた場合は、そこでワクチン接種の種類についても確認して頂くとよいでしょう。例えば、5種までは必要である、などと回答が得られるかと存じますので、体調をご覧になりながら予定されるとよろしいでしょう。ワンちゃんのワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があり、このうち不活化ワクチンには、体内で効果的に免疫をつけるために、アジュバントという免疫賦活剤が加えられています。ワクチンアレルギーの原因の1つが、このアジュバントと考えられていますので、8種のような不活化ワクチンと生ワクチンの混合ワクチンを接種するよりも、5種ワクチンのように生ワクチンのみの混合ワクチンを接種する方が、アレルギー反応は起こりにくいでしょう。フレンチブルドッグちゃんの身体への負担を考えると、種類の少ないワクチンの方が望ましいと思われます。しかし、アレルギー反応や体への負担の原因はアジュバントに限りません。ワクチン接種するときのフレンチブルドッグちゃんの体調などで重篤な症状がでる可能性を否定することができません。ワクチン接種への反応は実際に接種してみないとわからないという面があります。もし、万が一、通院にワクチン接種が必要になった場合は、フレンチブルドッグちゃんの状態を、往診して頂いている先生にしっかり診て頂き、ワクチン接種が可能かどうか相談して頂きますようお願い致します。また、実際の接種に際しましては、午前中に接種いただき、アレルギー反応などに適切に対処する手はずを整えていただくとよろしいでしょう。今後も気がかりなことやご心配なことがございましたら、いつでもお気軽にお声掛けください。今、あずき様とフレンチブルドッグちゃんは闘病中でがんばっていらっしゃるということでございますね。闘病はどうぶつさん本人にとっても、飼い主様にとっても大変なものであり、つらいことも多いものです。そんな中でも、病気に負けず、笑顔でお過ごしいただけますように私どもも心から応援いたしております。寒さも続き体調を崩しやすい時期ですので風邪など引かれませんよう、お体大切にお過ごし下さい。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、お困りのときなど、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後とも、どうぞアニコムをよろしくお願い致します。
2016/02/27(Sat) 16:25
No.4277
江口先生、このたびもアドバイスいただきありがとうございました!大変参考になりました!ちょうど夜間に救急で昨夜行ってきたところで、受けいれに問題なかったです!今後ともよろしくお願いします!!
2016/02/29(Mon) 16:31
No.4280
あずき 様こちらこそ、ご丁寧にご返信いただきまして誠にありがとうございます。フレンチブルドッグちゃんは夜間に救急でご通院されたとのこと、あずき様は、さぞかしご不安なお気持ちでいらっしゃったことと、お気持ちお察し致します。その後フレンチブルドッグちゃんのご様子はいかがでしょうか。何とぞお大事になさってください。また、ご通院の際の受け入れには問題がなかったとのことでまずは一安心でございますね。あずき様とフレンチブルドッグちゃんの笑顔で心穏やかな毎日を心から応援いたしております。こちらこそ、今後とも何とぞよろしくお願いいたします。
目のしたのしこりについて
投稿者:げん
投稿日:2016/02/27(Sat) 12:10
No.4275
6才のバセンジー雄(去勢済)のことです。下アイラインの所ににきびのようなできものができていて、白いしこり?芯のようなものが、アイラインをめくると内側にあります。大きくなると、にきびのように破裂して血交じりの膿みがでてきます。そして、少し小さくなりますが、内側の芯はなくなりません。”アイボームだね。本人が気にしている風でもないので、そのままでも”とかかりつけの獣医には言われました。私は、麻酔をかけるなら若い方がよいと思うし、三回も膿が出ているので何か処置をしなくてはいけないのでは・・と悩んでいます。処置(手術)はどのようなやり方があるのでしょうか?いくつかあるのでしょうか。また、目のふちなので、処置(手術)のあとがどんな風になるのかもきになります。よろしくお願いします。
Re: 目のしたのしこりについて
- カウンセリング業務担当 三留
2016/02/29(Mon) 14:26
No.4279
げん 様NO. 4275 のご投稿につきましては、獣医師のご案内を電話でさせていただきましたので削除をさせていただきました。げん 様とバセンジーちゃんの笑顔にあふれた毎日を心より応援いたしております。ご心配なことがおありの際にはお気軽にご相談ください。今後とも、アニコム損保を何とぞよろしくお願い申し上げます。
食糞について
投稿者:くう
投稿日:2016/02/24(Wed) 00:33
No.4273
今月1歳になるオスのチワワのことで、留守中や目を離していると食糞をします。隠れてみていると、うんこの姿勢になって、やったらすぐにうんこの方へ振り向き、くわえて寝床にもっていき、むしゃむしゃと食べています。前部もっていくのではなく、歯でちぎった分だけ持っていき、それだけ食べています。また、うんこの中のえさの部分だけをほじって食べているかのように細々となっています。食糞防止のシロップやサプリメントを1ヶ月ほど使っても食糞はなおりません。環境が悪いのでしょうか?割と小さめのケージのなかに、寝床とトイレシーツをおいて、プラスチックの板状のもので仕切っている状態です。
Re: 食糞について
- 愛玩動物飼養管理士 三留
2016/02/25(Thu) 18:04
No.4274
くう 様梅香る頃でございますがくう様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。くう様のワンちゃんはもうすぐ1歳の誕生日をお迎えになるとのこと、特別なその日が待ち遠しいですね。チワワちゃんは可愛らしさの中に少しずつ大人びた表情が見え隠れするようになっているのではないでしょうか。さて、このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。チワワちゃんの食糞についてお困りとのことですね。早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。ワンちゃんの世界では、母犬は、子犬を危険から守るためなのか、子犬の排泄物を食べて片付ける習性があります。このような母犬の様子を目にしてきたせいなのか、多くの子犬が自分のウンチを食べて飼い主さんを戸惑わせます。子犬のうちは食べた物を消化吸収する力が不十分ですので食べ物が充分に消化されずに出てくることからウンチを食べてしまったり、好奇心や退屈しのぎのおもちゃとして遊んで食べてしまうことがあります。お散歩時に排泄をするようになると排泄後にすぐに片付けがしやすくなりますし、成長に伴い、少しずつそのような行動が落ち着き、食べなくなることもあるでしょう。ワンちゃんがウンチを食べる原因は、次のようなことが考えられます。1.食事の量が多すぎたり少なすぎたりして、適量でない2.ウンチに食事の匂いが残っている3.好奇心から食べてしまう4.ウンチを片付けているつもりで食べてしまっている5.排泄の失敗を叱られた経験からウンチをすることがいけない行為と思い、ウンチを隠すため食べるようになる6.ウンチを食べたときに周囲がびっくりして声をかけられた経験があり、構ってもらえると思い、注意をひきたくて食べてしまう7.環境の大きな変化などの不安が原因となり、そのストレスのはけ口としてウンチを食べる8.退屈のあまりウンチで遊んでいる間に食べてしまう9.寄生虫感染10.消化不良 などくう様のチワワちゃんの場合も、食事量が適量であるかなど、今一度ご確認をしていただくとよろしいでしょう。また、一度に沢山食べられないけど、すぐにお腹が空いている様子であったり、すぐにウンチがゆるくなってしまうようであれば、食事の回数を増やしていただいてもよろしいでしょう。ケージの中でウンチをオモチャにしているようであれば、お散歩の時間や距離を増やして、チワワちゃんがケージに戻る頃には、心地よい疲れに、うとうとしてしまっている状態にしていただくのもよろしいでしょう。くう様から伺ったチワワちゃんのご様子ですと、チワワちゃんは「飼い主様の注意をひきたくて食べている」というよりはウンチに対して 「取られたくない」という気持ちで排泄後、すぐに口にしようとしているような気がいたしますが、いかがでしょうか。多くのワンちゃんは自分のしたウンチに対して執着心もあるようです。例えば、ウンチをワンちゃんがするのを目で追い、急いで飼い主様がウンチを片付ける様子を、「ママもウンチを欲しがっているみたい。取られるものか」とかえってワンちゃんのウンチへの執着心を強くしてしまわないように注意をしていただければと思います。ウンチへの執着心を軽減するために、排便後は可能な限りワンちゃんの気持ちをウンチから離してしまいましょう。具体的には、ワンちゃんがウンチをしたら少し離れたところから呼んで、ウンチから意識を離す習慣をつけるとよろしいでしょう。できれば、まず「上手にできてお利口ね」と声をかけて褒めていただき呼び寄せるようにします。その後、ご褒美のオヤツをあげたり、おもちゃなどで遊ばせてあげたり、ボールなどを転がして気持ちをそらしてしまい、ワンちゃんがボールなどで遊んでいる間に片付けてしまいましょう。ウンチをして、ママのほうにいくと、オヤツをもらったりおもちゃで遊べて楽しいという状況を作ります。繰り返していく中で、この一連の動作が、ウンチをした後に食べるというチワワちゃんの動作とすり替わってしまうという訳です。ただ、ご家族がいつも見ているわけにはいきませんし、思うようにいかないこともあると思いますが、まずは可能な範囲で、工夫をしていただき、ウンチをした後、ウンチからチワワちゃんの気持ちを離す、というようにしていただければと思います。また、チワワちゃんの目に、くう様がウンチのことを気にしていないと見せることも大切でしょう。ママが気にする素振りをみせないことで、ウンチが魅力ないものだと思わせるようにしましょう。また、チワワちゃんがウンチに口を近づけようとした瞬間、低くて落ち着いた声で「いけない」などと叱っていただき食べない状況を作ることもよろしいでしょう。そして、食べないでいたら「オリコウね」とご褒美を与えていただいたり、明るい声で褒めていただくとよろしいでしょう。ケージが狭く、ベッドにいるといつも目の前にウンチがあるのであれば、例えばケージそのものをサークルのようなもので囲い、少し遊ぶスペースを作るなど工夫なさるのも一つの方法ですが、くう様からお伺いしたご様子からすると、チワワちゃんの食糞は環境に拠るものではないような気がいたします。ワンちゃんの行動はなかなか飼い主様の思うようになりませんが、あきらめず根気強く対応し続けていただければ、かならず好転してくるかと存じます。食糞はとくに止めさせるのが難しい行動ですが、飼い主様が食糞を止めさせようと力を入れることが、かえってワンちゃんのウンチへの関心を高めてしまう場合もあるようです。「まあ、元気であればいい」と飼い主様の気持ちが和らぐことでワンちゃんがウンチへの興味をなくし、食べなくなることもございます。食糞はどうしても、尾をひくことがあり、ずっと食べなくなったワンちゃんが、ひょんなことでまた食べてしまうこともみられますが、のんびりと対応していただくお気持ちも大切なことかもしれません。なお、ウンチを口にして体を壊すことは通常はありませんが、食糞の原因が寄生虫の感染で、栄養が十分に足りていない場合や消化が不十分であることなども考えられます。ワンちゃんの健康状態に問題が無いかどうか確認して頂くために、ウンチを動物病院にお持ちになり、ワンちゃんのお腹に寄生虫がいないかのチェックをしていただき、その際に消化の状況も併せてみていただくことも大切でしょう。くう様のチワワちゃんは食糞防止用のシロップやサプリメントを利用なさってもあまり効果がみられないとのことですね。ウンチを食べたら嫌な味がした、嫌な匂いがしたなどの効果を期待しているのだろ思いますが、感受性の相違もありますし、だんだん慣れて平気になる場合もあるようでございます。また、ウンチを食べた後に飼い主様の手足をなめることを苦痛に思われる飼い主さんも多いのですが、ワンちゃんが飼い主さんをなめることは、一種の親愛の気持ちを表す行動ですので、叱るというのも変なものですね。そのようなときは、できればさっと立ち上がったり、なめにくいように体の位置を変えたりなさってはいかがでしょうか。 気温差が大きく、体調管理が難しい季節でございますが。くう様におかれましては、くれぐれもお体お自愛ください。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
猫おっぱい
投稿者:まろんてぃん
投稿日:2016/02/19(Fri) 22:33
No.4271
オス猫一歳半去勢済み、最近左したのおっぱいが赤くなっています。触っても嫌がらず痛くもないようですがほっておいても大丈夫でしょうか?赤くなったり元に戻ったりを繰り返しております。病院があまり苦手な子なのであまり連れて行くとストレスになるかと思い相談しました
Re: 猫おっぱい
- 獣医師 酒井
2016/02/23(Tue) 12:25
No.4272
ろんてぃん 様ネコちゃんにとっては日向ぼっこが気持ちいいお天気の日も時折みられる季節になりましたね。まろんてぃん様のネコちゃんは、いかがお過ごしでしょうか。まろんてぃん様の1才半になる男の子のネコちゃんのおっぱいが赤くなっているので、受診した方がいいかどうかの、ご相談ですね。早速お問い合わせについてご案内をいたしますが実際にネコちゃんのご様子を拝見していないため、一般的なご案内となることをご了承下さい。ネコちゃんの左下のおっぱいが赤いということですが、左の一番下の乳頭が赤いということでしょうか。乳頭の赤みを示す病気は、乳腺炎、乳腺腫瘍などがありますが、いずれも女の子のネコちゃんに多い病気で、若齢の男の子のネコちゃんですと発生の可能性はかなり低く、非常にまれです。下腹部を気にしてよく舐めている時には、膀胱炎など内臓の違和感や痛みがある場合があります。他の部分は舐めても症状として目につかないのですが、乳頭はデリケートな場所ですので、少しの刺激でも赤くなりやすいので目立った症状として認められる可能性もあります。病気以外では、男の子の小さな乳頭ですとあまり外傷を受けるようなことはなさそうですが、グルーミングの際に自分のザラザラした舌で、目にははっきりと見えないような擦り傷がついてしまい、一旦回復しても、傷の治りがけにまた痒くなり、舐めて再発するということも考えられます。ネコちゃんは一般的に病院が苦手なお子さんが多いので、ストレスがかかることが心配で、ネコちゃんを受診させることを躊躇する飼い主さんは多いのではないかと思います。大切なネコちゃんになるべくストレスをかけたくないと思われるのは飼い主さんであれば、自然なお気持ちかもしれませんが、健康維持のためには、何らかの症状があるときに、すぐに受診して、早期治療を行うことがとても大切です。また、上述のようにはさまざまな可能性が考えられますが、一ヶ所の乳頭の赤みが、治療しなくても大丈夫なものかどうかということは、実際に拝見しておらず、診察をしていない状況では判断ができかねます。よろしければ、ご安心のためにも一度かかりつけの先生にご相談いただくことをお勧め致します。また、赤みが現れたり消えたりする場合には、赤みを見つけた時に、写真を撮っておいていただき、診察時に先生にお見せいただくと、良いかもしれません。なお、ネコちゃんがなかなか捕まらずに、病院に連れて行くことが難しいこともあると思います。このようなときには、大きな洗濯ネットにネコちゃんを入れてからキャリーに入れると、比較的スムーズにキャリーに入ることができます。また、外が見えない方がよろしいので、普段使っているタオルなどでキャリーを覆うと良いでしょう。さらに、可能であれば普段からキャリー内にベッドを置いたり、キャリー内でおやつを与えたりすることで、お気に入りの場所にしておくと、キャリーに対して良いイメージを付けることができます。そうすることで、病院へ受診する際にキャリーを出してきても、ネコちゃんが抵抗なく入りやすくなりますので、ご参考にしていただけたらと思います。また、ネコちゃんだけの診察時間を決めたり、待合室をワンちゃんと分けて、通院によるネコちゃんにかかるストレスに配慮している動物病院さんもあります。受診前に1度動物病院さんにお電話で問い合わせてみてもいいかもしれません。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談・しつけ相談サービスを承っております。状況をお伺いした上でより具体的なご案内ができると思いますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。気温の変動が大きな季節ですので、まろんてぃん様も風邪など召されませんよう、ご自愛下さい。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い致します。