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無題

投稿者:NJFAN

投稿日:2012/08/29(Wed) 22:01

No.1589

いつもお世話になっております。
4匹の先住猫(ロシアン5歳オス、ソマリ5歳半陰陽、ノルウェイジャン3歳メス、ロシアン2歳オス)がいるところに、元野良猫で保護施設に引き取られたMIX仔猫メス(4月2日頃生まれ)を引き取りました。この子が白癬菌を持っていたため、全員に移り、治療中です。
かかりつけ医にかかっており、信頼していないワケではないのですが、なかなか良好に転じず、転院を含め検討中です。
ただ、今までこのかかりつけ医にしかかかっていないことと、
インターネットなどで調べても、通える範囲の皮膚科に強い
獣医さんがわからないこととで、悩んでいます。
(札幌市在住です)
そこで、とりあえずセカンドオピニオンを得たいと思い、書きこんでいます。
[経過]
6/23 MIXを引き取る
6/30 目の上にハゲを発見、通院開始。
   顕微鏡での検査で紐うに異常なし。
   環境変化によるストレスも考えられたため、
   様子見としてビクタスMTクリーム処方。
7/1 耳の後ろにハゲが増加。
7/2 通院。細菌培養検査に出し、内服液処方。
   なお、内服液の薬の名前はわかりません。
   (シロップで混ぜた状態)
先住は成猫であることと、我が家の作りが非常に隔離に不向き
(できない)なため、隔離せず生活。
細菌培養検査に出した業者の不手際で、「白癬菌」と判明した
のが、7/28。この間に全員に感染。

これ以降、全員内服液開始。8/8から外用薬がケトパミンクリームに変更。
内服液は、個体により状態を見ながら1週間〜2週間の服薬。
(漫然とした投薬は肝臓に負担がかかるとの説明)
8/21以降、全個体、ケトパミンクリームのみ。

ソマリのみ、よくなっており、現在塗り薬も停止。
目の上にハゲ、マズルにかさぶた、両耳後ろのハゲがあったが、
耳のハゲ以外は治った。耳も毛が生えてきている。

そのほかの4匹は、それぞれ耳の後ろのほか、数ヶ所にハゲが
あるが、好転の感じがしない。

8月の頭から、週に一度、ノルバサンシャンプーで全員シャンプー。
家の方は、「ジアナックス」という消毒薬で、こまめに消毒。
ほぼ毎日掃除機とスティームモップで掃除。
猫のベッドで使用するタオル類は、塩素系漂白剤で洗濯。
(ちなみに飼い主に移り、人医で治療中)

このような状態です。
いろいろ自分で調べて、時間がかかるものだとは理解していますが、
対白癬菌の治療をはじめてそろそろ1ヶ月。進歩がないように
感じられて仕方ありません。

この情報で、何かご意見を戴けますでしょうか。
足りないことがございましたら、わかる範囲で答えます。

よろしくお願いいたします。

 

Re: 無題

- 獣医師 岸田

2012/08/31(Fri) 18:00

No.1601

NJFAN様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
お家のネコちゃんたちが白癬菌に感染し、治療を受けられているものの、
なかなか改善が見られずご心配されていらっしゃるとのことでございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、
実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

白癬菌は皮膚に感染する真菌の一種で、皮膚糸状菌とも呼ばれます。
原因となる菌としては、Microsporum.canis(犬小胞子菌)、
Microsporum.gypseum(石膏状小胞子菌)、Trchophyton.mentagrophytes(毛瘡白癬菌)などが
ありますが、猫ちゃんではMicrosporum.canis(犬小胞子菌)による発症がほとんどであると
言われています。

皮膚糸状菌症の治療としては、一般的に次のようなことが推奨されています。
1 被毛の刈り込み
白癬菌のような真菌は胞子で増えます。感染した被毛を取り除くことで、菌や胞子が拡散するのを
防ぎ、また、軟膏やシャンプー剤などの有効成分を皮膚に浸透しやすくする効果もあります。
病変の見られる部分を中心に、健康な部分まで含めて広くスペースをとり、
2oくらいまで短く毛刈りを行うとよいと言われています。
2 外用薬による局所療法
抗真菌成分の入った軟膏やクリーム、ローションなどを病変部に塗布します。
また、抗真菌剤配合のシャンプー剤で薬浴を行うこともあります。
シャンプーを行う目的は、病変部の不要な組織(カサブタなど)を取り除き、
全身の被毛に拡散している菌や胞子を洗い流し、抗真菌剤を皮膚と被毛に浸透させることです。
シャンプー剤に含まれる抗真菌剤が効果をあらわすためには、
10分程度皮膚や被毛と接触している必要があると言われています。
そのため、シャンプー剤をつけたらそのまま洗い流さず10分程度待ち、
薬剤を浸透させることが勧められます。
3 抗真菌剤の内服による全身療法
局所療法だけでコントロールが難しい場合には、抗真菌剤の内服による全身療法を行います。
しかし、抗真菌剤は食欲不振や嘔吐下痢などの消化器症状や肝臓に負担をかけるなどの副作用を
引き起こすこともあり、長期投与が難しい場合もあります。
4 生活環境中の菌の除去
ネコちゃんの生活環境中に落とされた菌体や胞子は新たな感染源となり、
人間や他の動物にうつります。こまめな掃除や消毒が必要です。

以上のような治療が推奨されますが、
実際には
・ネコちゃんの病変部は頭部や顔面に多いが、無麻酔でネコちゃんの顔の病変部の毛刈りを完璧
に行うことが困難
・ もともとシャンプー嫌いなネコちゃんに、シャンプー剤をつけたまま10分待つことは、
舐めてしまったり大暴れしたりで困難
などの理由で、ネコちゃんでこのような治療を完璧に行うことは難しく、
このようなことが、治療期間が長期にわたってしまう原因と言えるかもしれません。

NJFAN様のネコちゃんたちは、状態に応じて抗真菌剤の内服と、抗真菌剤の外用薬、週1回の
シャンプーを行っていらっしゃるけれどもなかなか改善が見られないとのことでございますね。
真菌症の治療は、状態にもよりますが、「洗って(シャンプー)飲んで(内服)ぬって(外用薬)3カ月」
とも言われるくらい、完治するまで時間がかかります。
多頭で集団感染してしまっているような場合には、あらたな感染源があちこちにあるため、
治療期間がさらに長くなってしまう可能性が高くなります。
NJFAN様はお掃除や消毒など、生活環境中の菌が増えないように十分対策をされていらっしゃる
ようですので、生活環境からの二次的な感染は防ぐことができていると思います。
今後も同様の対策を続けながら、ネコちゃんたちの治療を続けてあげて下さい。

5匹のネコちゃんを週に1回シャンプーするのはとても大変なことと思います。
少しでも効果が高くなるように、病変部の毛をできるだけ短くしたり、
おもちゃやおやつなどを利用しながら舐めさせないように注意した上でシャンプー剤をつけ置く時間
をとってみるなど、なさっていただくとよろしいかもしれません。
また、ネコちゃんに感染している菌がMicrosporum.canis(犬小胞子菌)の場合、
クロルヘキシジン(ノルバサンシャンプーに含まれる)よりも、
抗真菌剤であるミコナゾールを含むシャンプーの方が効果が高いこともあるようですので、
ノルバサンシャンプーで効果があまり見られない様であれば、
シャンプー剤を変更してみるという方法もあるかもしれません。
しかしながら、現在のところ日本ではミコナゾールを含むネコちゃん専用のシャンプーがないため、
人用や犬用のシャンプーを効能外使用することになってしまうこと、
また、同時に使用する内服薬や外用薬に含まれる薬剤との相互作用の問題等もありますので、
必ずかかりつけの先生にご相談下さい。

たくさんのネコちゃんの投薬、シャンプー、お部屋のお掃除や消毒など、
とても大変だとは思います。
真菌症の治療は時間がかかりますので、
もうしばらく頑張っていただければと思います。
どうぞお大事になさって下さい。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
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土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。



紅色白癬菌でした

- NJFAN

2012/09/03(Mon) 19:19

No.1607

岸田先生、丁寧なご回答をありがとうございました。

先の週末、かかりつけ医に全員を連れていきました。
やめていた内服薬が再開となりました。ただし前回とは違うお薬とのこと。
名前を聞き忘れたのですが、前回までの薬は、データがきちんと取れていたがやや古いもの。
今回のは、データは少ないが最近の真菌性皮膚炎では主流となっているものだとのことでした。
見かけは治っているソマリも、隔離できない多頭飼い環境ということで、念のための投薬となりました。
ケトパミンクリームも全員継続で、まずは1週間の経過観察となっています。

白癬菌の種類ですが、お聞きしたところTrichophyton rubrum、紅色白癬菌ということでした。
個人的に調べましたら、ヒトの水虫でいちばん原因となる白癬菌だとか。
菌を保有していた三毛がどこで感染したのか、気になってしまいました。
(恐らく生後1カ月前後で母猫死亡か育児放棄で人間に拾われ、すぐに野良猫保護施設へ。その後生後2ヶ月半過ぎで我が家に来たのだと思います。
真菌発覚後すぐに保護施設へ連絡したところ、他の4匹のきょうだいがみな里親先で真菌が発覚したとのことだったので、
この子が原因だったことは間違いないと思います。
我が家には水虫を患っているものはいませんでしたし)

主治医は、シャンプーに関してはノルバサンよりもマラセブの方が利き目があるだろう、とおっしゃっていましたが、
岸田先生はいかがお考えでしょうか。
ノルバサンが残り少なくなってきたので、次の購入はどうしたものか、考えております。

シャンプー剤を10分間浸けたままにすることに関しては、
シアワセなことに我が家の5匹は、シャンプーしながらなだめてあやしていれば、舐めることも大暴れすることもなくいてくれるので、
シャンプーで2時間ほどかかることを除けば、あまり苦労はありません。

ネットで調べると、身体のほとんどがはげてしまった子の写真などを見かけますが、我が家のいちばんひどい子も、そこまではなっておりません。
ノルウェイジャンが、耳のほか、長毛のせいか両脇下がはげ、先日バリカンをしてもらって、薬を塗りやすくしました。
5歳のロシアンは、耳に加えて肩の部分がはげ、薬を塗ると舐めてしまうので、洋服を着せています。幸い、嫌がらずに着てくれます。
三毛は両耳がすっかりはげましたが、先の方は毛が生えてきました。そのほか、人でいううなじのあたりがはげていますが、
バリカン処置で広めに薬を塗っていると、それ以上は広がらずに済んでいます。
下のロシアンは、耳の付け根がかわいそうな状態で、あとは右後足に小さなハゲがあります。

前回、「3ヶ月は。。。」と教えて戴いて、少し覚悟ができました。
秋になり湿気がおさまってくれば、少し回復が目に見えるだろうかと、期待しております。
また、掃除と消毒の手間を少し軽減させるため、次亜塩素酸水を噴霧する機械を買うことにしました。

なお、感染した人間は無事治癒いたしました。

とりとめもない文章となりまして、申し訳ございません。



Re: 無題

- 獣医師 岸田

2012/09/06(Thu) 12:11

No.1622

NJFAN様

この度はご丁寧にご返信を頂き、また、その後の経過をお知らせいただき、
誠にありがとうございます。

さて、猫ちゃんたちの原因菌はTrichophyton rubrum(紅色白癬菌)だったとのことですね。
保護される前にどこかの段階で人間から感染してしまったのかもしれませんね。
ちょうど気温が高く湿気が多い時期でしたので、ひどくなってしまったのかもしれません。
かわいそうでしたね。

シャンプー剤についてのご質問ですが、
ノルバサンシャンプーに含まれる消毒剤であるクロルヘキシジンは、
細菌に対する効果は高いのですが、真菌に対しては比較的効果が低い場合もあるようです。
マラセブシャンプーにはクロルヘキシジンに加えて抗真菌剤であるミコナゾールが含まれて
いますので、かかりつけの先生がおっしゃるように、真菌症にはマラセブシャンプーの方が
効果が高い可能性があると思います。
ただ、日本で販売されているマラセブシャンプーは犬用になりますので、
かかりつけの先生によくご説明いただいて御納得された上でご利用下さい。

NJFAN様の猫ちゃんたちはバリカン処置やシャンプーも嫌がらないご様子で、
みんな本当にいい子たちですね。
飼い主様が自分たちのために一生懸命頑張って下さっていることをちゃんとわかっていて
協力してくれているのかもしれません。
飼い主様は完治されたとのことで何よりでございます。
ネコちゃんたちの治療には、時間はかかるかもしれませんが、きっとよくなると思います。
大変だとは思いますが、どうぞもうしばらく頑張ってあげて下さい。
一日も早いご快癒をお祈りいたしております。

厳しい残暑が続いておりますが、どうぞお体に気をつけてお過ごし下さい。
また何かありましたらいつでもご相談下さい。
今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。



犬の歯周病、健康診断など

投稿者:エースママ

投稿日:2012/09/03(Mon) 18:29

No.1606

愛犬エース(ミックス:トイプードル×ミニュチュアダックス)の歯についての質問です。
現在9ヶ月の♂ですが、奥歯に茶色の歯石?がたまり始めました。近所に犬の歯の専門医師がいないので、犬の歯の管理についてよくわかりません。犬も人間同様に半年に一度ほどの歯石除去が必要ですか?その場合、麻酔?が必要ですか?体への負担など大丈夫でしょうか?
また、11月で1歳になります。行きつけの動物病院で、初歩的な健康診断(身体検査、血液検査、尿検査、便検査)を毎年一度受けるように勧められました。こうした犬の検診はどのような項目をどのような間隔で受けたらいいのかわかりません。今まで病気はなく、とても元気です。
教えて頂きたくお願い申し上げます。

Re: 犬の歯周病、健康診断など

- 獣医師 田村

2012/09/05(Wed) 15:28

No.1617

エースママ様

この度はご相談を頂戴致しまして、誠にありがとうございます。
エースちゃんの歯の管理についてのご相談でございますね。
歯周病とその予防につきましてご案内をさせて頂きますので、ご参考にしていただければ幸いでございます。
なお、エースちゃんの実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となってしまいますが、
何卒ご了承くださいませ。

歯は大きく分けると、エナメル質・象牙質・歯髄から成り立っています。
歯と歯肉の境目に数ミリの溝(歯周ポケット)があり、ここに歯垢(プラーク)がたまると炎症を起こして
他の歯周組織にも進んでいきます。これがいわゆる歯周病です。
歯肉に炎症が起きている状態を歯肉炎といい、歯肉以外の歯周組織にまで炎症が及んでいる
状態を歯周炎といいます。
歯周病の発症率は加齢とともに増加し、ワンちゃんのお口の病気でもっとも多い病気であり、
小型犬に多くみられます。

歯周病の症状はさまざまで、程度によって異なります。
正常な歯肉はピンク色ですが、歯周病になると歯肉は赤色や褐色になり、腫れや出血がみられます。
他にも口臭や、ヨダレ、歯の動揺(グラグラゆれること)、痛みによる食欲不振などの症状がみられる
場合もあります。さらに進行すると、鼻水、くしゃみ、顔の腫れなどの症状がみられ、
歯周病からの感染が心臓、肝臓、腎臓などのほかの臓器に病気を起こす危険性もあります。
歯垢(プラーク)は、主に唾液中の成分と口腔内の細菌とで構成されていますが、
これが次第に溜まっていくと石灰化して、歯石を形成します。

エースちゃんは現在9か月齢の男のお子様で奥歯が茶色く色づいてきたとのことでございますね。
それはすこし、歯垢や歯石が付着し始めているのかもしれませんが、
まだ9か月齢と若いので歯肉の色はピンク色で、奥歯以外の歯は真っ白なのではないでしょうか。
多少の歯垢の付着はあっても歯周病を疑うほどではないと思います。
しかし、年齢を重ねるにつれ、徐々に歯垢や歯石が付着し、口臭を感じたりすることも
今後はあるかと思います。

歯周病の一般的な治療は、原因となっている歯垢や歯石の除去と、お薬の投与、歯を
支えている骨(歯槽骨)まで破壊されている場合などは抜歯が必要となる場合もあります。
ワンちゃんは人とは異なりお口を開けたまま大人しくしていることができませんので、
歯石除去術や抜歯などの処置を行う場合にはどうしても全身麻酔をかける必要があります。
そのため麻酔のリスクなどが伴ってまいりますが、このリスクに関しては、術前の検査などで、
ある程度把握することは可能かと存じます。
そうとはいえ、ワンちゃんの体への負担もあり、通常、歯石除去術は定期的に年に一度行うといったもの
ではなく、歯や口の中の状態に応じて行われます。
エースママ様がなさっていらっしゃるように、歯の色、汚れ、歯垢・歯石がついていないか、歯肉の色や
腫れなどがないか、口臭はないかをこまめにチェックいただき、定期的にかかりつけの病院さんを受診し、
ご相談されるとご安心いただけると存じます。

何といっても、歯周病を予防するのに一番良い方法は『歯磨き』ですので、日常生活の中で習慣付ける
ことが望ましいのですが、最初は、エースちゃんがお口の中を触られても平気になるところから始めると
よろしいでしょう。
方法としましては、まずは口の中を指で触ってみて、触らせてくれたら、「オリコウ」と褒めてあげましょう。
だんだん慣れてきたら、指にガーゼを巻いて歯を触ってみます。
それも慣れてきて、大丈夫なようであれば、歯ブラシをお口の中に入れてみます。
そして褒めてあげたり、その後楽しく遊ぶなどすることで、歯ブラシの印象を良くします。
歯ブラシに慣れたようなら、少しずつ歯を磨いてみましょう。
最初は前歯の外側から徐々に奥の方へと、歯ブラシは肉汁や犬用の歯磨きペーストを少量つけて
みてもよいでしょう。
無理強いをすると、歯磨きに対するイメージが悪くなります。
歯磨きが、さも楽しいことのような雰囲気でしていただくとよろしいでしょう。
また、歯磨きをすることに比べると効果は劣りますが、歯周病予防の歯磨きガムやスプレー、
歯石の付きづらいフードなどをご利用していただいてもよろしいでしょう。

11月で1歳になられるとのこと、本当におめでとうございます。
大切に育てていらっしゃり、エースママ様におかれましては、エースちゃんの成長を大変お喜びかと存じます。
さて、かかりつけの先生に年に一度の健康診断(ワンドッグ)を勧められたのですね。
見た目には元気で食欲もあるお子様でも健康診断をしたことでいろいろと気づくこともございます。
たとえば、血液検査を行うことで貧血がないか、どこかで炎症が起こっていないか、腎臓、肝臓の機能に
問題がないかなどがわかります。また、尿検査を行うことで、石はできていないか、正常に濃縮されているか
などがわかります。便検査では寄生虫はいないか、お腹の細菌叢(善玉菌、悪玉菌のバランス)は崩れて
いないかを知ることができます。体調が悪くなってからではなく、元気な時にどんな状態であるかを知ることは
大切なことであると言えます。1年に1度の健康診断から始められてはいかがでしょうか。
毎年のワクチン追加接種時でも構いませんし、フィラリア検査の採血を行った時に、同時に検査をしてもらう
のも良いでしょう。
また、健康診断の一般的な項目でございますが、かかりつけの先生がおっしゃった身体検査、血液検査、
尿検査、便検査で十分であると思います。
それらの検査の結果何か異常値が見られたり、普段の生活の中で健康状態に気になることがあるような
場合には、必要に応じて追加の検査(レントゲン検査、超音波検査、心電図検査など)をお受けになると
よろしいでしょう。

残暑が厳しいとのことでございますのでエースママ様におかれましてはお身体ご自愛くださいませ。
エースちゃんが健やかに元気で過ごしていかれますよう願っております。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



家族が増えます

投稿者:みゆき

投稿日:2012/09/02(Sun) 19:52

No.1603

パピヨン1歳(男の子)ですが、事情あって、もう1頭引き取ることになりました。その子はミックス(チワワ×トイプードル女の子)の生後約2か月です。まだワクチンが終わっていないので3か月くらいは離して暮らすように言われました。その場合、二階と一階で完全に離した方がよいのでしょうか?
あとは、まめすけ(パピヨン)の反応が心配です。いままで一人っ子でいたのに急に妹ができた事で悲しい思いや不安を与えないかとても心配です。かかりつけの獣医さんは、赤ちゃんがえりするかもと仰っていましたが、どんな風に会わせて、この先、二頭とも幸せに仲良く暮らしていけるようにするには、飼い主としてしてどうしたらよいか、アドバイスをお願いします。

Re: 家族が増えます

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/09/04(Tue) 19:58

No.1613

みゆき 様

少しずつ季節の移り変わりを感じる頃ですが
みゆき様におかれましてはいかがお過しでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早速、ご案内をさせて頂きたく存じますが、一般的なご案内になりますことを
何卒ご了承くださいませ。

<ワンちゃんたちの環境について>
まめすけちゃんは1歳になられ、新たに子犬ちゃんをお迎えになるにあたり、
子犬ちゃんはまだワクチン接種が終わっていないので、3か月くらいは離して
暮らすように、とお聞きになられているとのことでございますね。
パピヨンちゃんは定期的にワクチンの接種をなさっており、ワクチンで防ぐことのできる
病気に対しては免疫で守られている状態だと思います。
子犬ちゃんは母犬から初乳や胎盤を通して抗体をもらってきてはいますが、
生後数ヶ月で移行抗体が消失します。
この移行抗体の効力がなくなってくる時期にあわせてワクチンを接種することで、
免疫を獲得いたします。そのため、獣医さんは抗体が消失する時期を推測しながら
ワクチンプログラムを計画されますが、通常、子犬ちゃんの場合は、
2回〜3回の接種を行います。
また、ワクチン接種が終わり、きちんとした免疫ができるには通常、1週間以上かかります。
みゆき様がお聞きになられた3か月というのは、このワクチンがすべて完了する時期までと
いうことと存じます。
このころまでは、可能であれば、1階と2階に分かれてお過ごしになられるのもよろしい
でしょう。あるいは、階を別にしなくても、別の部屋にケージを置き、排泄物と接触しない
状況で、主に過ごす部屋は別に、少しずつまめすけちゃんと子犬ちゃんが過ごす時間を
お作りになられることをお勧めいたします。

<多頭飼いを上手く始めるために>
新しくワンちゃんをお迎えになられると、先住のワンちゃんが縄張りやご家族の愛情を
取られることへの不安などから、獣医師さんがおっしゃるように、赤ちゃん返りとも
思えるような行動をすることもみられ、中には体調を崩すワンちゃんもみられます。
まめすけちゃんを安心させ、新しいワンちゃんを、同じ群れの仲間として受け入れやすく
するためのポイントを以下、ご案内させていただきます。
参考にしていただければ幸いでございます。

1.飼い主様の確かな愛情を先住犬に確信させる
みゆき様はなるべくまめすけちゃんと一対一で過ごす時間をお作り頂き、
みゆき様の愛情は今までと何ら変わらないことをしっかりと伝えてあげましょう。

2. 先住のワンちゃんを優先する
先住犬が自分の位置や飼い主様からの愛情を確信することは、
新しいワンちゃんを受け入れる心の余裕を作ることに通じます。
このためにも、ワンちゃんたちを呼ぶとき、食事をあげるとき、
視線を向けるとき、すべてまめすけちゃんを優先するようにしましょう。
優先して先住犬を扱うことは、先住犬を群れの上位の位置に落ち着かせることにも
つながります。

3.先住のワンちゃんの縄張りを確保する
元気の有り余っている子犬ちゃんから離れて、まめすけちゃんが少しゆっくりしたいと
思うときに、逃げられる場所を用意してあげましょう。また、今までまめすけちゃんが
自分の場所としてくつろいできた場所はなるべくそのままでまめすけちゃんに
利用させてあげましょう。

4.新しいワンちゃんと一緒にいると楽しいと思わせる
ワンちゃんたちに「一緒にいると良いことがある」と
思わせてあげることが重要です。まめすけちゃんの前で子犬ちゃんを可愛がったり、
お世話をする姿をあまり見せないようにして、子犬ちゃんがお部屋にいるときに、
みゆき様とまめすけちゃんが楽しく過ごすというように、
子犬ちゃんがいると、楽しいことがあったという経験をさせてあげましょう。

5.一緒の群れの存在だと自然に思わせる
ワンちゃん同士の連帯感を持たせ、また自分の縄張りから開放させてあげるためにも、
散歩などを利用していただくのも一つの方法です。子犬ちゃんのリードをつけてのお散歩は、
ワクチン接種が完了し獣医師さんの許可が出てからですが、
ワクチン接種が完了していなくても、抱っこやキャリーバッグを利用した状態での
散策はむしろ好ましいと推奨されています。

6. 順位付けの行為を理解する
群れの中での自分の位置がはっきりしていることで、ワンちゃんは安心し、
どちらが上位でどちらが下位なのか明確でないと、ワンちゃんたちは不安になります。
まめすけちゃんは子犬ちゃんにマウンティングをしたり、うなったり、
吠えたりしながら、「順位をはっきりさせよう」「ここは私の縄張りだよ」という
意志表示をすることがみられるかもしれません。また、子犬ちゃんにいろいろと
教えているところがみられることもあります。
また、ワンちゃんたちはケンカを通してお互いの順位を決定しようとします。
飼い主さんは、ワンちゃんたちの順位を正しく扱うことが大切です。

7.先住犬を強い存在だと思わせる
先住犬が子犬ちゃんにタジタジになっていたり、
子犬ちゃんが成長して強さをアピールするようになると、
どうしても先住犬をかばいたくなることがあります。
しかしながら、群れの上位は強いことが大切ですので、
かばったり、なぐさめたりされるのは、弱い存在だとワンちゃんたちの目には
映ります。できるだけ、まめすけちゃんを強い存在として、子犬ちゃんの目に
映るようにしましょう。

どちらのワンちゃんも朗らかで、幸せにお過ごしになられるとよろしいですね。
最初はたいへんかもしれませんが、焦らず、少しずつ慣らしていくのがポイント
でございます。
みゆき様の温かい愛情は必ず、まめすけちゃんと子犬ちゃんを幸せに
育んでいかれることと存じます。
お健やかなご成長を心からお祈りいたしております。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。



ウンコを食べちゃう

投稿者:やせなくっちゃ

投稿日:2012/09/01(Sat) 00:41

No.1602

食糞でこまっています。
3月3日生まれのキャバリアです。
我が家に来て1ケ月。ウンチをすると、こちらに向かってワンワンとほえ、その後すぐに、くるりと振り返り、食べてしまいます。わたしたちは、ウンチをしそうなようすになると、きになって、どうしても犬のほうを見てしまいます。ほえはじまると直ぐに食べられては大変なので、捕まえてだっこして落ち着くのをまちますが、とにかくひどく興奮して手の中でおおあばれです。食糞はよくあることらしいのですが、耐えられません。どのように対応していけばよいのでしょうか。特にウンチした後のあのほえ方とつかまえた興奮はどうしてなのでしょうか。

Re: ウンコを食べちゃう

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/09/04(Tue) 19:48

No.1612

やせなくっちゃ 様

虫の音が秋の訪れを感じる頃ですが、やせなくっちゃ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
一か月前にお迎えになられたキャバリアちゃんの食糞にお困りとのことでございますね。
愛らしくて、やせなくっちゃ様はメロメロになっていらっしゃるのではないでしょうか。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子等を拝見していませんので
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承くださいませ。

やせなくっちゃ様がおっしゃるように、ワンちゃんがウンチを食べることは
珍しいことではなく、特に子犬ちゃんではたいへんよくみられます。
また、母犬は赤ちゃんのワンちゃんのウンチを食べますが、
これはウンチをそのまま置いておくということは、子犬の存在を外敵にしらせることになり、
子犬を守るためから、あるいは、巣穴の中の衛生状態を保つためではないかといわれています。
ウンチを食べる原因は以下のようなものが挙げられます。
【原因】
1.食事の量が多すぎたり少なすぎたりして、適量でない
2.ウンチに食事の匂いが残っている
食事量が少なくて空腹感から食べる場合だけではなく、食事量が多い場合など、
ウンチの中に未消化の食べ物の匂いがするため食べようとすることがあります。
3.好奇心から食べてしまう
子犬ちゃんの時期は好奇心が旺盛ですので、最初は好奇心から口にしたのかもしれません。
4.ウンチを片付けているつもりで食べてしまっている
飼い主様がいつも片付けるのを見ているワンちゃんが自分で片付けているつもりかもしれません。
5.排泄の失敗を叱られた経験からウンチをすることがいけない行為と思い、ウンチを隠すため
食べるようになる
ウンチの粗相を叱られた経験のあるワンちゃんが、ウンチをすること自体がいけないと思い、
隠そうと食べてしまうことがあります。
6.ウンチを食べたときに周囲がびっくりして声をかけてもらった経験を、構ってもらえると
思い、注意をひきたくて食べてしまう
7.環境の大きな変化などの不安が原因となり、このストレスのはけ口としてウンチを食べる
8.退屈のあまりウンチで遊んでいる間に食べてしまう
9.寄生虫感染
10.消化不良         など

やせなくっちゃ様のキャバリアちゃんは、ウンチをした後、飼い主様を呼び、振り返って食べる
とのことでございますね。ご様子から推察すると、もしかして、ウンチを食べることで、
飼い主さんに構ってもらえると思っているのかもしれませんね。
ワンワンと吠えることも、「ねぇ、ウンチしたよ。遊ぼうよ」と誘っており、
ウンチを食べることで、楽しく遊んでもらえると思っているような気がいたしますが、
いかがでしょうか。
このような場合、ウンチを食べても、構ってもらえないと思わせる必要がございます。
ウンチをしたり、食べてしまったところをみても、飼い主様が平然と、反応をせず、
かえって知らん顔をなさるほうがよろしいかもしれません。

ウンチを食べるチャンスを与えないことが大切ですが、食べさせないようにしようと、
ウンチを急いで片付ける飼い主様の様子を「飼い主様もウンチを欲しがっているみたい。
取られたくない」とかえってウンチへの執着心を強くして急いで食べてしまう
ワンちゃんも見られます。
その場合にはウンチへの執着心を軽減するために、排便後は可能な限りワンちゃんの
気持ちをウンチから離してしまいましょう。
具体的には、ウンチをしたワンちゃんを少し離れたところから呼んで、ウンチから離す習慣を
つけるとよろしいでしょう。
「上手にできてお利口ね」と褒めていただき、おもちゃなどで遊ばせてあげているうちに、
さっと片付けてしまいます。
あるいは、ボールなどを転がして気持ちをそらしてしまい、ワンちゃんがボールなどで
遊んでいる間に片付けてしまいましょう。

また、ワンちゃんがウンチを食べようとしたときには、
とにかく低くて落ち着いた声で叱っていたければよろしいかと存じます。
なお、あわてたり騒いだりすると、逆効果になってしまうこともございます。
偶然でもウンチを食べるのを躊躇してやめたら、褒めていただければと存じます。
その際、取り分けておいていただいたフードを与えてあげたり、
大好きなオモチャで遊んであげたり、ウンチを食べないでいたら良いことがあると
教えてあげましょう。

このほかにも、食糞防止のための商品がペットショップさんなどで販売されている
ようですが、この効果については、個体差もあるようですし、詳しい情報も持ち合わせて
おりませんので、お店の方にお問い合わせいただければと存じます。

なお、中には腸内に寄生虫がいることで栄養が十分に摂れていないことによる場合も
ございます。
また、消化が不十分でウンチから食べ物の匂いがしていることも考えられます。
ワンちゃんの健康状態に問題が無いかどうか確認して頂くために、
ウンチを動物病院にお持ちになり、ワンちゃんのお腹に寄生虫がいないかのチェック
をしていただき、その際に消化の状況も併せてみていただくとご安心でしょう。

子犬ちゃんのうちは排泄の回数が多いので、たいへんでございますが、
成長に従い、ウンチの回数もオシッコの回数も減ってくることが一般的でございます。
そうすれば、だんだんウンチ後の対応も楽になるかと存じます。
たいへんではございますが、長い目でワンちゃんのご成長を見守って
いただければと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。



散歩中の暴走・犬に対する接し方...

投稿者:小鉄

投稿日:2012/08/31(Fri) 14:13

No.1598

初めて相談させていただきます。
8ヶ月のコーギー(♂)去勢済みです。

お散歩中に大きな音を聞くと家(もしくは車)に向かって一目散にダッシュすることで悩んでいます。
救急車のサイレン、花火、バイクや車のエンジン音、町内放送等、たまにどこからともなく聞こえる大きな音に対して、怖がり走り出します。
抱きしめて落ち着かせようとしては見ますが、おさまらずまた走り出してしまいます。
最近は暑さのせいか、外に出ても歩かなくなっており困っています。
どのようにして落ち着かせればよいのでしょうか?
また、慣れさせていく方法をお教え頂ければと存じます。

次に他のワンちゃんと中々仲良くなれません。
自分から寄っては行くものの、近くになるとガルガル唸ったり吠えたりします。
散歩中に他のワンちゃんに突然吠えられたのがきっかけで、以来ワンちゃんを見かけるだけで、『吠えられる前にこっちから!』と言わんばかりに吠えます。
ペットホテルに預けた時などはおとなしくしているようです(ゲージに入れられていたため安心していた様子)
ドッグランに連れて行ったときはベンチの下に入り、枯葉をかけて隠れていました。
もともと怖がりな性格だと思うのですが、どのようにすればワンちゃんと普通に接することが出来る様になるでしょうか?
しつけ教室など、触れ合える場所に連れて行こうかとも考えていますが、唸って吠えるのを辞めさせる方法はないでしょうか

お忙しいと存じますが、ご指南の程お願い致します。

Re: 散歩中の暴走・犬に対する接...

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/09/03(Mon) 16:54

No.1605

小鉄 様

夜空に浮かぶ月の美しさに秋の訪れを感じる頃でございますが、
小鉄様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂戴致しまして、誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきたく存じますが、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。

<音を耳にしたときのご対応について>
小鉄様のコーギーちゃんは、散歩中に聞こえる大きな音を耳にすると、お家や車といった安心できる
場所に一目散に逃げ帰るとのことでございますね。
ワンちゃんというと、お散歩が大好きだというイメージがありますが、実際は車やオートバイが走り、
風が吹き、自分より大きな身体のワンちゃんが寄ってくることもあり、ワンちゃんにとって怖く、
緊張を要することでもあるようです。
特に、お外を歩く楽しさを知る前に、何らかの恐怖を感じる経験をしてしまったり、生後2〜3か月ごろの
社会化に適した時期にあまり外に出る経験をしなかったワンちゃんの中には、
お散歩中に不安や恐怖を感じることが多くみられるようです。

小鉄様のワンちゃんは、怖いと思ったときに、その場を離れて家に帰るということで、お散歩中の突然の
コーギーちゃんの行動に小鉄様は驚かれ、ご対応もたいへんかと存じます。
コーギーちゃんは恐怖のあまり、半ばパニックになってそのような行動をとっていると思いますが、
いったん走りだしてしまうと、制御するのは困難かと存じます。
できれば、走り出す前に、走る以外の行動をさせるようになさるとよろしいでしょう。

例えば、救急車の音をコーギーちゃんが耳にし、「どうしよう」と思ってはいるけれども、
まだ、走って帰ろうという行動をとっていないときに、「オスワリ」とコーギーちゃんを座らせます。
このときの小鉄様の声は決してあわてることなく、明るく落ちついたトーンにすることが重要でございます。
このとき、瞬間的にコーギーちゃんの気持ちをそらすことのできる好きなボールやオモチャを
ポケットにいれておき、コーギーちゃんに見せてもよろしいでしょう。
そして、オスワリをしたら、明るい声で思い切り褒めていただき、コーギーちゃんに自信をつけさせて
いただければと存じます。また、あるいはいったん座らせた後、オリコウと褒めていただき、
抱っこをなさってもよろしいでしょう。

この対応方法は、他のワンちゃんとすれ違うときも有効です。
コーギーちゃんが苦手なものに会った時は無理強いをして近づけることをせず、
適当な距離を保つようにします。
例えば、他のワンちゃんとすれちがうときには、コーギーちゃんがそれほど反応せず、大丈夫そうな距離で、
小鉄様はコーギーちゃんと対象となるものの間に入っていただき、吠え始める前に、「スワレ」、「マテ」と
指示を与えて落ち着かせます。
このときも同様、コーギーちゃんの好きなオモチャなどで気持ちをそらすのもよろしいでしょう。
飼い主様の指示に従ったらうんと褒めてあげます。

<ワンちゃんの恐怖や不安について>
雷や花火の音などに恐怖を感じるワンちゃんは大変多いのですが、特にワンちゃんが雷を怖がるのは、
音だけではなく、空からの振動や雲の動き、湿度、気圧の変化などを含めた“状況”に、恐怖を感じている
といわれています。
小鉄様のワンちゃんがそうであったように、逃げ出すワンちゃんも多いのですが、
それ以外にも震えたり、呼吸が速くなったり、家の中を走り回ったり激しく吠えたりすることがあります。
ご家族様のご不在時などでワンちゃんの不安感が強くなると、物を壊したりすることもあります。

また、ワンちゃんは一度恐い思いをすると、そのときの状況と似たような状況があると、
また同じことがおきるのではないかと不安になります。
あるいは、他のさまざまな音などに対しても不安や恐怖が広がっていくこともあります。

<対応いただく際の注意点>
ワンちゃんが、いつもと違う不安感を感じているときこそ、飼い主様はとにかく平然として、落ち着いている
ことが大切でございます。
また、雷が鳴ったときなど、「大丈夫かしら?」などとワンちゃんの気持ちをうかがったり、なだめたりしない
ようにします。飼い主様がうろたえず、平然と落ちてついて笑顔を見せてリラックスしていることが、
ワンちゃんを落ち着かせることになります。
何があっても、「お母さんたちがあなたを守る!」という強いメッセージをワンちゃんに伝えて
いただければと存じます。
たびたび、音に反応するコーギーちゃんの様子をご覧になられるのはお辛いこととは思いますが、
このことは、コーギーちゃんに、たいしたことはない、と感じさせるようにするためにも
たいへん重要でございます。

<嫌いな音やものに慣らす方法>
嫌いな音や物などにワンちゃんを慣らしていく場合には、その音や物、人などと、
ワンちゃんが好きなものとを結びつけながら、少しずつ慣らしていくという方法をとります。

たとえば、他のワンちゃんに対して慣らすのであれば、無理をなさって他のワンちゃんの間に入れる
のではなく、公園であれば、他のワンちゃんがいるけど、距離が十分離れているくらいの距離で
ボール遊びなどを小鉄様となさって、「他の子がいると、楽しいことがあった」という経験をさせてあげます。
このようにしながら、日にちをかけて、少しずつ、他のワンちゃんとの距離を縮めていただければと存じます。

<お散歩時の注意点>
お散歩は群れの移動だともいわれますが、コーギーちゃんは小鉄様に率いられており、
一人で歩いているのではないと常に意識付けることはたいへん重要です。
そのために、小鉄様は歩きながら、なるべくワンちゃんの名前を呼び、小鉄様のほうを
振り向いたら褒めるようにします。
また、小鉄様の隣を歩いているときには、褒めていただき、一緒に歩くことを意識付けると
よろしいでしょう。
小鉄様がワンちゃんを守り、率いるリーダーであることをお散歩のときだけではなく、
いつも、なるべく感じさせてあげましょう。
日頃から、お散歩のため、家を出るときは小鉄様が先に出る、車道を歩くときも、
「オスワリ」という指示を上手にお使いいただき、コーギーちゃんの安全は小鉄様が守っていることを
示します。


(1)楽しい雰囲気を作る
歩きながら、時々コーギーちゃんの名前を楽しそうな明るいお声で呼んでいき、
小鉄様の呼びかけに反応したら、「オリコウね」と褒めてあげて、「いつも飼い主様がそばにいるからね」と
安心させてあげましょう。また飼い主様の手に、コーギーちゃんの好きなオモチャを持っているなど、
楽しそうな雰囲気を演出して、お散歩にプラスのイメージを持たせるようにしてあげましょう。

(2)飼い主様はいつも堂々と振舞う
何より大切なことは、コーギーちゃんが、「どんなときも、ママに身を任せていれば安心だ」と思わせる
ことです。小鉄様はどんなときもうろたえず、コーギーちゃんに安心感を与えていただくよう、
落ち着いた態度を見せてあげてください。
コーギーちゃんは毎日学習し、毎日成長していきます。けっしてあきらめることなく、
コーギーちゃんをリードしていただければと存じます。

(3)飼い主様がリードする.
散歩に出るときは小鉄様が先に家を出るようにしましょう。楽しそうに家を出る小鉄様の姿を見せることで、
外の世界や音が怖くないことをコーギーちゃんに教えてあげましょう。

ゆっくりと焦らず、コーギーちゃんを見守り、リードしていただければと存じます。
コーギーちゃんのお健やかなご成長を心からお祈りいたしております。
時節柄、小鉄様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際にはお気軽
ご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。