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回答までのお時間は3営業日以内とさせていただきます。
緊急を要する健康相談の場合は、すぐに動物病院を受診してください。
直接どうぶつさんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますこと、また、投稿フォームにはURLを入力できない設定となっておりますことをご了承ください。

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初ヒート後の軟便について

投稿者:小雪

投稿日:2014/06/03(Tue) 15:34

No.3551

初ヒート後2週間軟便が続いております。
ヒート中より徐々に軟便になり、
今は便の前半はゆるめ、後半は泥状便です。

ホルモンバランスが崩れてこの様になるのでしょうか?

Re: 初ヒート後の軟便について

- 獣医師 山田

2014/06/05(Thu) 13:41

No.3555

小雪 様

初夏の風がさわやかな季節となりましたが、小雪様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
さっそくご案内させて頂きたく存じますが、実際のご様子を拝見して
いないため、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承下さい。

女の子のワンちゃんは、一般的に生後6〜12ヶ月頃には体の成長が
一段落して性成熟を迎え、このころ最初の発情を迎えますが、
その後1年に1〜2回、6〜12ヶ月の間隔で発情出血(生理)を迎え、
ホルモンを分泌させ妊娠を可能にします。

発情期は1.発情前期、2.発情期、3.発情後期、4.無発情期に分かれます。
1.発情前期
発情前期には卵巣からの卵胞ホルモン(エストロジェン)によって
陰部が赤く腫大し、発情出血がございます。
この発情前期は、通常約1〜2週間ですが、個体差は3日〜27日と
大きく開きがあります。
発情前期になりますと、外陰部を触ると硬いのですが、ふっくらとして
みえます。この状態が続いた後に発情期が来ます。
人の場合は、生理が受精しない時に起こる出血であることとは違い、
ワンちゃんの発情出血はこれから排卵をする準備(妊娠準備のため
肥厚した子宮内膜の毛細血管が切れることによる出血)のための
出血になります。
したがいまして、ワンちゃんは発情出血後に排卵が起こります。
発情前期のワンちゃんは動作に落ち着きがなくなったり、頻尿になることが
あります。また男の子のワンちゃんを引きつけるようになります。

2.発情期
男の子のワンちゃんに交尾を許す期間で5〜20日ほど持続します。
発情期になると出血は全く見られなくなり、外陰部はふっくらとした
ままですが、発情前期と異なり、触れると柔らかくなっています。
発情前期と同様に排尿回数が増える、陰部を舐める、
落ち着きがなくなる、食欲の変化などがあります。
発情期の後半から腫れていた外陰部は縮小し、発情出血も減少します。

3.発情後期
発情期の後は発情後期となり、この時期にはもう男の子を許容しなくなります。

発情後期は約2ヶ月(ワンちゃんの妊娠期間と同じ)続き、
プロジェステロン(黄体ホルモン)と呼ばれるホルモンが分泌されます。
このプロジェステロンは、妊娠維持の作用をもつホルモンですが、
妊娠していなくても分泌されます。
プロジェステロンの分泌が低下した頃に乳腺を刺激するホルモンが分泌
されます。

そのために妊娠していないのに乳腺が発達してお乳が張ったり、
「偽妊娠」という、妊娠しているワンちゃんと同様の臨床徴候がみられることが
あります。
偽妊娠では、乳腺の腫大、乳汁分泌、食欲不振、神経質・攻撃的になる、
巣作り行動などがみられます。
これらは生理的な現象ですので、一般的には数週間から約2ヶ月程度で
症状は自然に落ち着いてきます。

4.無発情期
発情後期が終わると無発情期となり、発情していない時期となります。
無発情期はワンちゃんの年齢、種類や個体差によって異なりますが、
約4〜10ヶ月続きます。
ワンちゃんの発情はこれらのサイクルを繰り返すという形になっています。

さて、小雪様のワンちゃんは、初めての発情後から2週間ほど軟便が続いて
いらっしゃるのですね。
小雪様がおっしゃるように、発情期のワンちゃんはホルモン分泌の
バランスの変化から、それに伴う諸症状を認めることがございます。
今回の小春様のワンちゃんの軟便は発情と関連している可能性もあるかも
しれませんし、
発情以外の原因で軟便が続いている可能性も考えられます。
既に便の調子が2週間ほど軟便という事ですので、
かかりつけの病院で診察していただく事をお勧めいたします。

軟便や下痢を引き起こす原因は、主に次のようなものがあります。
1. 食事による下痢
食べ過ぎ、一気食い、傷んだ食べ物、食物アレルギー、フードの変更、
乳糖不耐、中毒など
2. 異物:おもちゃやビニールなどの摂取など
3. 回虫や条虫などの寄生虫感染による下痢
4. ウイルス感染や細菌感染による下痢
犬パルボウイルス感染症、犬ジステンパーウイルス感染症、
コロナウイルス感染症などのウイルス感染症や、
大腸菌・サルモネラ菌などの細菌感染によって起こります。
5. 腸炎や膵炎などによる下痢
6. ストレスによる神経性下痢
環境変化がもたらすストレスによって起こります

これら以外にも、糖尿病や腎疾患、、子宮蓄膿症、敗血症など消化器以外の
疾患が原因で起こる場合もございます。
通常は下痢に対して下痢止めや整腸剤などの対症療法を行う事で、
短期間のうちに症状が改善される事多いですが、
症状の改善が認められない場合や3週間以上下痢が持続する場合には、
下痢を引き起こしている原因を特定して、その原因に対する治療を行う事が
重要となります。
また、軟便以外に嘔吐や食欲不振など、他の症状が現れる場合には
お早めに診察を受けて頂く方がよろしいでしょう。
便の状態が悪化する前に、一度診察をお受けいただく事をお勧めいたします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスをうけたまわっておりますのでお気軽にご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

暑さが日ごとに増してまいりましたが、小春様におかれましては
くれぐれもご自愛ください。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



病院嫌いな子の健康チェック

投稿者:ちょこにゃん

投稿日:2014/05/29(Thu) 22:45

No.3548

8歳の猫です。2年程前の、初めての血液検査の際、大変な興奮状態になってしまい、担当の先生に、怪我をさせてしまいました。最終的には、応援の先生が、2人入って下さり、何とか採血をし、検査が出来たのですが、(結果は、問題ありませんでした。)先生とも、相談を致しまして、今後は、ストレスが大き過ぎるので、血液検査等は、余程の事がない限り、行わないことにしました。その為、日々、トイレシートのチェックや、飲み水をはかる等、間接的なことで出来ることは、するようにしているのですが、日常で、簡単に出来る健康チェックの方法があれば、是非、教えて下さい。

Re: 病院嫌いな子の健康チェック

- 獣医師 竹田

2014/06/02(Mon) 16:26

No.3550

ちょこにゃん 様

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
病院があまり得意ではない、猫ちゃんの健康管理についてのご質問でございますね。
早速、お問合せにつきましてご案内いたしますが、
実際のご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことを
ご了承ください。

ちょこにゃん様の猫ちゃんの様に、病院での検査が苦手な猫ちゃんはとっても、
とってもたくさんいます。
定期的な検査で異常を早くつかむということはもちろん大切ですが、
それ以上に、ちょこにゃん様がなさっているように
日々の健康状態のチェックをなさることはたいへん重要です。
このように愛情深いケアをしてもらえるちょこにゃん 様の猫ちゃんは本当に幸せですね。

さて、日常、家庭でできる健康状態のチェックについてですが、
猫ちゃんに多くみられる病気に泌尿器系の病気がありますので、
ちょこにゃん様がなさっているように、トイレシートのチェックや飲水量のチェック
をなさるということは大切なポイントですので、
これからもぜひ続けてください。
「オシッコの量や回数に変化がないか」、「猫ちゃんのトイレシートのオシッコの跡に
キラキラと光るようなものがないか」、「オシッコをするとき体勢がいつもと違わないか」
などを日頃からチェックしてあげましょう。
また、「さっきオシッコをしたばかりなのにまたしようとしている」、
「オシッコをするときに痛がる」などの様子の変化もみてあげましょう。
「いつもと違う」と感じたら、まず獣医師さんに相談してみましょう。
また、泌尿器系の病気を防ぐためにも、いつでも新鮮なお水を飲ませてあげたり、
猫ちゃんのお気に入りのトイレ環境をつくってあげましょう。

このほかの主なチェックポイントを以下に挙げてみました。

□目やにが出ていないか □目の輝きはいつもと同じか □元気はあるか
□食欲はいつもと同じか □異常に興奮していたり、あるいはいつもより
おとなしい、不安そうな様子が見られるということはないか
□歩き方やジャンプの仕方などの行動に変化はないか□ウンチの硬さや量、
□毛づやの変化や脱毛がないか □皮膚をたえずなめたりかんだりしていないか
□歩き方がいつもと違う□鼻水が出ていないか
□咳をしたり苦しそうに呼吸をしたりしないか
□猫ちゃんの体のうち、特定のところを触ると嫌がる 
□食べ辛そうにする、口の周りが唾液などでいつも汚れていないか
□食べ物をこぼす など

自宅で簡単にチェックできることを挙げましたが、
この他にもいつもと違う徴候に気がつけば動物病院にご相談ください。

獣医師さんに触られるのは苦手だけれど、ちょこにゃん様には心を許して、
体を触らせてくれるというのであれば、たまに体のあちこちを触ってあげて、
できものや、しこりのようなものができていないかなどを、
ぜひ確認してあげてください。

また、可能であれば、体重の測定もしてみましょう。
成猫になってからの急激な体重の減少(増加)は何らかの疾病や脱水状態を
示唆してくれます。ケージに入る猫ちゃんでしたら、ケージごと測定して、
ケージの重さを差し引き計算します。結果は記録しておきましょう。

さらに、定期的に体温測定をしてもよいでしょう。
動物病院ではお尻に体温計を入れて直腸温を測りますが、それが難しい場合には、
ももの付け根のところに挟んで体温を測っていただくだけでも参考になる場合があります。
猫ちゃんの平熱は38度台ですので、39度以上ある場合には発熱の可能性がありますし、
37度以下であれば測定がきちんとできていない可能性もあります。
ただし、平熱には個体差がありますので、できれば健康状態に問題がないときに定期的に
体温測定をしておき、その子の平熱というのを知っておくと安心です。

猫ちゃんの負担にならずに実施できるものとしては尿検査があげられます。
猫ちゃんは自宅で尿を採取するのが難しい、採尿後はなるべく早く検査を実施して
もらわないといけない、などのデメリットはありますが、
もしも採尿できたら尿検査をしていただくのもよいかもしれません。
尿検査だけで病気を診断することは難しいのですが、
シニア期の猫ちゃんで増えてくる腎臓疾患や糖尿病の徴候の有無、
あるいは結晶(尿結石になるもと)の有無の診断の一助となるでしょう。

動物病院の受診時に役立つポイントをアニコムのホームページの「どうぶつ相談室」
の記事でご紹介しています。
ちょこにゃん様の猫ちゃんがいつか動物病院に通院しなければならない時のために、
よろしければご参考にしてくださいませ。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスをうけたまわっておりますのでお気軽にご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

体調管理の難しい時期でございますが、
ちょこにゃん様におかれましてはくれぐれもご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



soudann

投稿者:まなみ

投稿日:2014/05/28(Wed) 13:59

No.3545

この間病院へ連れて行ったところ椎間板ヘルニア グレード1
と診断されました
日中事務所にいるのですが痛がるので
コルセットかサポーターをつけてあげてもいいのでしょうか

Re: soudann

- 獣医師 阿部

2014/05/30(Fri) 11:53

No.3549

まなみ様

若葉が初夏の日ざしにまぶしく輝く季節となりましたが、
まなみ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。

まなみ様のワンちゃんは、椎間板ヘルニアのグレード1
と診断されたのですね。
痛みがあるご様子なため、日中はコルセットまたはサポーターの装着を
ご検討中とのことですね。
早速ご案内をさせていただきたく存じますが、
実際のワンちゃんのご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

ワンちゃんの背骨は首から尾にかけて頸椎(けいつい)、胸椎(きょうつい)、
腰椎(ようつい)、仙椎(せんつい)、尾椎(びつい)と連なって構成されています。
椎間板は頸椎から尾椎の背骨を構成するそれぞれの骨と骨の間に存在し、
背骨をそれぞれ連結しています。
椎間板の中心には、ゼラチンのような髄核(ずいかく)があり、
その周囲を繊維輪(せんいりん)という構造で取りまいています。
どうぶつが過激な運動をしたり、強い外力が加わったり、
あるいは老化現象などが原因となって椎間板の性状が変化し、
椎間板の内容物が突出してしまうことがあります。
この突出した内容物が脊髄を圧迫することで発症するのが椎間板ヘルニアです。
影響を受ける神経部位が変わるため、突出した位置によって症状が異なります。
また、圧迫の程度によっても症状の重症度が変わります。
発症する部位によって頸部椎間板ヘルニアと胸腰部椎間板ヘルニアに分類されます。

先天的に椎間板が軟骨のように変性しやすい犬種(軟骨異栄養性犬種といいます)に
多く発症する傾向がみられます。
このような犬種にはダックスフンドやトイ・プードル、コーギーなどが含まれます。
そのため、特にこれらのワンちゃんと生活するには、気をつけていただくべき点がございます。

先にご案内させていただきましたように、椎間板が飛び出す原因は様々でございます。
人の場合では変性のみの状態であっても軽い痺れを感じる方が多くいらっしゃいますが、
ワンちゃんでは、多くの場合、椎間板の変性のみでは痛みは出ないようでございます。
そのため、ワンちゃんのからだに起きている変化に飼い主様が気づくことができない事がございます。
その状態の時に、椎間板の内容物が突出して脊髄を圧迫するような事象が起こりますと、
圧迫された脊髄やその周囲の組織に炎症が起こり、痛みを伴うようになりますので、
急に症状が出たように感じます。

一般的に椎間板ヘルニアの重症度はその症状から5段階に分類されており、
重症度等の個々の状態により、内科治療とするか外科治療とするかの判断を行います。
なお、グレード分類は研究者や書物によって若干の差がございますのでご了承ください。

【グレード1】
軽度の脊髄圧迫で脊髄の機能障害がなく、歩き方などの神経学的な異常がない状態です。
痛そうに背中を丸め、じっとしていたり、階段の昇り降りを躊躇するなど運動したがらない
というような症状がみられることもあります。
【グレード2】
痛みが繰り返し見られ、歩行は可能ですが後肢の力が弱いため、ふらつきながら歩く姿が
見られます。足先を引きずるようにして歩き、爪の背面が磨り減っていることがあります。
【グレード3】
部分的な麻痺(不全麻痺)がみられます。後肢は歩行に使うことはできませんが、
後肢で支えて起立することは可能です。
前肢だけで進み、後肢を引きずります。自力での排尿が可能な状況です。
【グレード4】
起立や歩行が不可能な状態で、完全に運動能力を失った状態(完全麻痺)の状態です。
自分で排尿をすることができなくなります。また、爪や足先の骨をつまむと痛みを訴えますが、
筋肉や関節など深部の痛覚は完全に消失はしていません。
【グレード5】
起立や歩行が不可能な状態で、完全麻痺(完全に運動能力を失った状態)の状態です。
グレード4よりも症状が深刻で、筋肉や関節などは痛みを感じることができません。
グレード5になると、「深部痛覚を失った後、どのくらいの時間が経過したか」という点が重要となります。
深部痛覚を消失してから48時間以上経過した場合は手術を行っても
脊髄機能が回復する可能性が低いと言われています。

治療方法につきましては、ワンちゃんの症状に応じて内科的治療、外科的治療を選択します。
症状が比較的軽く、進行性でない場合は内科的治療が選択される傾向があります。
最も重要なのは運動制限やケージレストであり、消炎剤の投与やレーザー治療などを
組み合わせて治療を行います。また、コルセットやサポーターを装着し、
背骨の動きを制限することで、背骨にかかる負担を軽減し、
症状の悪化や再発防止の効果が期待されています。
(ケージレストとは運動を制限して安静を管理する方法の一つで、
狭いケージの中にワンちゃんを入れ、動きを制限した状態を保ちます。)
また、内科治療の間に悪化傾向が見られる場合には外科的治療を行い、
脊髄を圧迫する原因となっている椎間板物質を取り除きます。
術後はリハビリを行いながら、回復を目指す場合が多くございます。

まなみ様がご検討されていらっしゃいます、コルセットやサポーターの装着は、
先にご案内したように、運動制限や背骨の安定に対する効果は期待できますが、
長期間装着したままですと、筋力が低下する可能性もあります。
また、ワンちゃんによっては、コルセットやサポーターの装着にストレスを感じる場合も
ございますので、まなみ様がワンちゃんのご様子を見てあげられる際は、
ケージレストを徹底し、コルセットやサポーターは極力、装着をしないこともおすすめいたします。

椎間板ヘルニアを患っているワンちゃんについて、
日常的に気をつけていただきたいその他のポイントをご案内いたします。

1.リードについて
頸部椎間板ヘルニアや胸腰部椎間板ヘルニアのワンちゃんは、頸部や胸腰部に痛みがあります。
お散歩の時に急激にリードを引っ張ったり、走ったりすると、首輪を使っている時には背骨に
強い力が、かかることがあります。
ハーネスタイプの方が背骨に対する負担は少ないとは言えますが、椎間板ヘルニアの症状を
再発させないためにも、ピョンピョン飛び跳ねたり、
クルクル回ったりすることなどを含め、激しい運動は控えていただく方がよろしいでしょう。

滑らず、段差のない所をまっすぐ、ゆっくり歩くようにすると良いでしょう。
お散歩中やその後に、後肢がふらつく、座り込む、じっとして動かないなどの
椎間板ヘルニアの症状の再発がないかどうかご注意ください。
もしもそのようなことがあれば、ワンちゃんを歩かせずに抱っこをしてお帰りになり、
お早めにかかりつけの先生にご相談ください。

2.体重管理について
体重の増加は背骨に負担をかけますので、太り過ぎには気をつけましょう。
ただし、体重を減らし過ぎてしまうと筋肉も落ちてしまいますので、背骨にかかる
負担が大きくなり、逆効果のこともあります。
かかりつけの先生のご指示により少しずつお散歩を再開された後は、
適度な運動は筋肉を維持するために必要でしょう。
しかし、ワンちゃんの体重管理には運動だけでなく食事管理が必須です。
もしもダイエットの指示が先生からありましたら、お食事についてのご相談も
していただくことをおすすめいたします。

3.室内環境について
ワンちゃんの生活スペースの床面が滑らないように注意をしましょう。
滑りやすいフローリングにはカーペット等を敷くなどの対策をしましょう。
また、足裏の毛や爪が伸びてくると滑りやすくなりますので、こまめにチェックしましょう。
ソファーや段差の昇り降りが背骨に負担をかける場合もあります。
スロープを設置したり、飛び降りそうな所には登れないようしたり、
室内の危険箇所を見直したりしましょう。

4.抱っこの仕方について
ワンちゃんの腋(わき)に手を入れて抱き上げることは避けましょう。
まなみ様の体にしっかりと密着させ、ワンちゃんの腰部全体を包み込むように
安定感のある抱っこをするようにしましょう。
ワンちゃんの体は仰向けではなく、伏せをした体勢と同じように背骨が床と
平行になるように支えてあげると望ましいでしょう。

まなみ様のワンちゃんがまた楽しくお散歩に行けるようにお祈りしております。
どうぞ今後もお大事になさって下さい。
まなみ様とワンちゃんが笑顔いっぱいにお過ごしになられますよう、
心から応援しております。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



しつけ

投稿者:ぬちぐすい

投稿日:2014/05/27(Tue) 19:54

No.3544

ボストンテリア2歳のオスです
以前から他のワン達を見かけると興奮して近寄ると大型犬が相手でも噛んでしまいます。
今朝も散歩中に他のワンちゃんに噛みついてしまいました。
幸いケガなどしてないみたいで
飼い主さまが抱っこしてくださりました。
その飼い主様はその場では
ケガなどしてないみたいですが気をつけてくださいねと言われ足早に去っていかれました。
近くのペットショップに相談しに行っても吠えて鳴きやまないだけです。
これから都会の街でどうしていけばいいのか、
正直、行き詰まっています。

Re: しつけ

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/05/29(Thu) 14:01

No.3547

ぬちぐすい 様

汗ばむ陽気に夏の訪れを感じる頃でございますが、
ぬちぐすい様におかれましては、いかがお過しでしょうか?
この度は、ご相談をいただきましてありがとうございます。
ボストンテリアちゃんが他のワンちゃんに興奮して噛んでしまい、
お困りとのことでございますね。
早速、以下にご案内申し上げますが、実際のご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことを、何とぞご了承ください。

ボストンテリアちゃんは、他のワンちゃんを見かけると興奮して、近寄り
噛むとのことでございますね。
ワンちゃんはいったんテンションがあがってしまうと制御することは
難しいことも多く、興奮度が上がってしまう前に手を打っていただくことが
大切でございます。
例えば、お散歩などで向こうから飼い主さんに連れられたワンちゃんが
やってきたことに気付いたとき、ボストンテリアちゃんが他のワンちゃんの
ことが少しでも気にならないように、ぬちぐすい様は相手のワンちゃん連れと
ボストンテリアちゃんの間に、胸をはった毅然とした表情で立ち、
その瞬間、ボストンテリアちゃんに「スワレ」と指示をします。
このときに、可能であれば、勝手にボストンテリアちゃんが走り回れない
ようにリードを適当な位置を足で踏んだ状態にしてもよろしいでしょう。
オスワリをしている間、ボストンテリアちゃんの好物のオヤツを見せて
おいてもよろしいでしょう。
相手のワンちゃん連れが通りすぎたら、オリコウとおっしゃって、
オヤツをあげてはいかがでしょうか。

オスワリをして落ち着いたら良いことがあったという経験を
毎日積み重ねることがたいへん重要です。
例えば、ボストンテリアちゃんがお留守番で、ぬちぐすい様がご帰宅
なさったとき、ボストンテリアちゃんが嬉しくて興奮しているときには
知らん顔をしていただき、落ち着いてから「ただいま」と声をかける
ようになさるとよろしいでしょう。
お食事のとき、お散歩にでかけるためお玄関を出るとき、
オモチャを持って遊ぼうと要求してきたとき、ボストンテリアちゃんの
日常生活のすみずみの場面で、ぬちぐすい様は「オスワリ」と指示をなさって、
ボストンテリアちゃんが指示に従って落ち着いてから
ボストンテリアちゃんにとって嬉しい行動に移るようにします。
ただし、オスワリをしてもまだお尻がもぞもぞと動いている状態ではなく、
しっかりと落ち着くのをお待ちいただくとよろしいでしょう。

また、ワンちゃんにとっては、順序や位置は群れのメンバーの上下関係を
表す要素でもございます。
順序が先であったり、先や位置が高いところ、あるいは真ん中が
優先度が高いことを表します。
したがいまして、玄関を出るときは飼い主様が先です。
また、抱っこをなさるときは、飼い主様の身体の高いところに
ボストンテリアちゃんを抱かないようにしていただき
できれば胸から下で抱くようにするとよろしいでしょう。
ソファの真ん中に座ったら端やご家族の足元に移すようにして
いただきます。
お家の中はボストンテリアちゃんが中心に回っているのではなく、
ぬちぐすい様が中心に回っているということをしっかりと
ボストンテリアちゃんに伝えるようにしましょう。

今後、万が一、他のワンちゃんを噛んでしまったとき
その場が興奮状態にならないようにご注意いただき、
ぬちぐすい様は落ち着いた毅然とした低い声で
「いけない」などといつも叱る言葉でボストンテリアちゃんを叱るように
しましょう。ワンちゃんに褒めることで何が良いかを教えるとき
叱ることで何がいけないかを教えるとき、
どちらも、まさにそのときでないと、上手く伝わりませんので、
噛んだ瞬間に叱ることが大切です。

ワンちゃんは、「恐くて自分を守るため噛む」、「自分の強さを見せるため噛む」
「興奮しているうちに思わず噛んでしまった」など、いろいろな状況があります。
ボストンテリアちゃんが噛むことで何かの目的を遂げようとしている
のであれば、噛んだあとに、ボストンテリアちゃんの思ったとおりの状態にしない
ことが重要です。
先にご案内したように、噛んだ瞬間に、「今あなたがしたことはいけない」
という、ぬちぐすい様の統率者としてのご意思をしっかりと伝えてください。
また、ボストンテリアちゃんが興奮しているときほど、ぬちぐすい様は落ち着いて
毅然としていただくことが望ましいでしょう。

ボストンテリアちゃんが他のワンちゃんから、ぬちぐすい様を守ろうとして、
駆け寄ったり、噛んだりしている可能性もあるかもしれません。
ぬちぐすい様は強くてたくましいので、ボストンテリアちゃんが守る必要はない
ぬちぐすい様がボストンテリアちゃんを守っているということを示すことも
大切でしょう。
他のワンちゃん連れを見かけたとき、ぬちぐすい様は「嫌だな」という
お気持ちになられるかと存じますが、
このとき、及び腰になったり、逃げるような様子をお見せになるより
堂々と、穏やかな様子を見せたほうが望ましいでしょう。

ボストンテリアちゃんの気持ちをさっと、ぬちぐすい様に向けようというときが
あるのではないでしょうか。
そのとき、ぬちぐすい様が現在、首輪とリードを利用なさってボ
ストンテリアちゃんのお散歩をなさっているのであれば
リードをさっと緩めた後、ぐっとひっぱると効果がある場合があります。
また、私たちが他の方の方を叩いて、「ねえ」などと声をかけるときの様に
ボストンテリアちゃんの身体をさっと触っていただき、
気持ちをこちらに向けてもよろしいかもしれません。

今、目の前にある困ったことも、根気強く、日々を重ねるごとに
飼い主様とワンちゃんの間に優しい絆が生まれ、
必ず、改善していくものでございます。
大変なことも多いかとは存じますが、どうぞ長い目で
見ていただき対応してあげてください。
いつも応援いたしております。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスをうけたまわっておりますので、こちらもお気軽にご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

体調管理の難しい時期でございますが、
ぬちぐすい様におかれましてはくれぐれもご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



足をあげておしっこ

投稿者:こっちゃん

投稿日:2014/05/26(Mon) 12:12

No.3542

チワワなんですが、2頭目のミニチュアダックスが来てから、足を上げて、あっちこっちにおしっこをかけて歩くのを、なかなかやめられません。どうしたらいいでしょう?

Re: 足をあげておしっこ

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/05/28(Wed) 17:05

No.3546

こっちゃん 様

吹く風に夏の訪れを感じる頃でございますが、
こっちゃん 様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
このたびはご相談いただきまして、誠にありがとうございます。
先住犬のチワワちゃんが、ミニチュアダックスちゃんをお迎えになられてから
マーキングをしてお困りとのことでございますね。
早速、お問い合わせの件につきましてご案内をさせていただきたく存じますが、
お子様方の詳しいご様子を分りかねますため、一般的なご案内になりますことを
何卒ご了承下さい。

ワンちゃんはオシッコを用いて自己主張(マーキング)をいたします。
他のワンちゃんの匂いが溢れるお外では、ワンちゃんも頑張って自分を主張する必要が
ありますが、自己主張の必要のないお家の中でもマーキングをする場合もございます。
マーキングには、ワンちゃんの縄張り意識や不安が関わっていると考えられています。
チワワちゃんのように、新しくワンちゃんをお迎えになられたことがきっかけとなり、
マーキングが始まったり、頻度が高くなったりするということは、よく見られます。

チワワちゃんがマーキングをするのをご覧になられたとき、
こっちゃん様はどのように対応されておりますでしょうか。
ワンちゃんは愛情に貪欲で、構って欲しくて仕方がないので、
注目を浴びることができた行動を繰り返しするようになるということも考えらます。

そのため、マーキングをしようとしたり、マーキングをした後に、
「あら!」「ダメでしょ!」などと声をかけたり、駆け寄ったり、
さっと視線を向けたりなさると、マーキングをすると、ご家族の皆様の視線を得られる、
構ってもらいたいからマーキングをするということになってしまう可能性もございます。

叱っているつもりが、構ってもらっているとチワワちゃんに感じさせてしまうことの
ないよう、叱るのであれば、低くて落ち着いて毅然と叱るにようにしましょう。
ただ、不安な気持ちを鎮めることが大切ですので、マーキングに対して、
大騒ぎをしたり、おびえるほど叱るということはしなくてもよいでしょう。

足をあげようとしたときには落ち着いて叱り、
躊躇したり、マーキングをしないことをチワワちゃんが選んだら、
「お利口ね」と嬉しそうな表情で褒めてあげて下さい。
その後、遊んであげたり、構っていただいてもよろしいでしょう。
また、チワワちゃんとの一対一のスキンシップの時間を増やし、
今までどおり愛されているという安心を感じさせてあげましょう。

また、お家の中でチワワちゃんがマーキングをしそうなところに
ペットシーツや不要な布などでガードしていただいたり、
お水をいれたペットボトルの回りをペットシーツなどで覆うことで、
マーキングをされても被害がなるべく少なくなるような状況を作っておくのも
一つの方法でしょう。
また、マナーベルトなどを用いて、マナーベルトをはずしたときにトイレに連れて行き、
そこできちんとできたら褒めてあげるようになさってもよろしいでしょう。

それと同時に、お家の中というワンちゃんにとって縄張りに対する
縄張り意識を和らげることも重要でしょう。
このためには、お家の中にワンちゃんの安心できる
小さな縄張りを用意してあげることが有効です。

お家の中にチワワちゃんがいつものんびりできる場所はありますでしょうか。
できれば、この場所にはミニチュアダックスちゃんが入れないようにしていただき、
例えば、元気なミニチュアダックスちゃんから追いかけられても、
ここに入れば安心だという場所を用意してあげましょう。
キャリーバッグやクレートなどのように、ワンちゃんが落ち着ける
スペースを作ってあげることも望ましいでしょう。
この中に、好きなオモチャなどで誘導していただき、入ったら褒めてあげたり、
ご褒美をいれることを繰り返していただき、好きな場所にしてあげてください。
お家の中で自由にできる場所を、ある程度制限してみるのもよろしいでしょう。


また、ご家族がしっかりと主導権を握ることも縄張り意識の軽減には
効果的だといわれております。
「この家族は、パパやママが中心に回っているから、
ボクはパパやママについていけば安心なんだ」ということを、
しっかりとお教えいただくことが大切でしょう。

オスワリなどの指示を上手にお使いいただき、「指示にしたがったら、いいことが
ある」とワンちゃんたちに思わせてあげることを根気強く続けましょう。
日常の生活の中では、ワンちゃん達に対して 「要求を呑まない」、「堂々と毅然した態度で
接する」、「しっかりコミュニケーションを取る」、「褒める時、いけないことを伝える時、
メリハリをつけて対応する」などに留意して頂くことが必要でございます。
常に一貫性があり、感情的にならず、落ち着いた対応をする
飼い主様の態度が重要でしょう。

また、お家の中の良い場所はこっちゃん様が占め、どんな順番もこっちゃん様が先です。
お散歩のときも、こっちゃん様は胸をはり堂々とお歩きいただき、
ワンちゃんたちを従えるという雰囲気を感じさせていただきます。
こっちゃん様の後はチワワちゃん、ミニチュアダックスちゃんには
その後ろを歩かせるようになさるのが望ましいでしょう。

こっちゃん様がチワワちゃんとミニチュアダックスちゃんの群れの順位を明確に示し、
群れを安定したものにすることが大切でしょう。
ワンちゃん同士の順位が不安定な場合、ケンカをすることで順位がはっきりし、
ワンちゃん同士の関係が安定いたします。
マウンティングなどの行動が「どちらが上をはっきりさせよう」という時に表れます。
先住犬のチワワちゃんが、群れの中では上位であることを
群れの統率者であるこっちゃん様の意向として、ワンちゃんたちに伝えることが
大変重要です。

名前を呼ぶ順序、視線を向ける順序、お家から出る順序・・・
すべてにおいてチワワちゃんを優先しましょう。
ワンちゃん同士の喧嘩に対しては、こっちゃん様はリーダーとして、
ワンちゃんたちを落ち着いて見守る姿勢が重要でしょう。

最後に、ケンカに負けた方のワンちゃんをかばわないようにしたほうが
よろしいでしょう。
負けた方は「下位のワンちゃん」ということになりますので、
群れの下位のワンちゃんをかばって、勝った方を叱ったりすると、
上位のワンちゃんは納得できず、こっちゃん様が見ていないところや、
次の機会にもっと激しい喧嘩に結びついてしまうことがあるかもしれません。

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芳しい花々が目も鼻も楽しませてくれる良い季節ですが、
気温差の大きい時節でもございます。
こっちゃん様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。