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噛みつきます
投稿者:はっしー
投稿日:2014/05/04(Sun) 22:33
No.3505
マルチーズ♂2歳 去勢済です。私が怒ると本気で噛みます。叩かないで、怒るだけでも噛みます。叩かれると思って、噛みつくのでしょうか?こちらに相談したり、ネットで調べたりと、色々やったのですが。。。今日は、噛みついた歯が抜けない状態でした。興奮して私の声などまったく受け付けません。噛みつきを今からやめさせる方法はないでしょうか?性格でもぉ仕方ないのでしょうか?何か良い方法があったら、教えてください。よろしくお願い致します。
Re: 噛みつきます
- ドッグライフカウンセラー 三留
2014/05/08(Thu) 17:15
No.3514
はっしー 様この度は、ご相談を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。マルチーズちゃんは、はっしー様がお怒りになると、叩かなくても噛んでくるとのことでございますね。早速、ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。ワンちゃんは、どのようなことがあったとき、怖いこと、嫌なことがあったかということをたいへん良く覚えています。ワンちゃんにとって、特にチワワちゃん、トイプードルちゃん、マルチーズちゃんといった体の小さなワンちゃんにとっては、人の手は大きく、怖いものと映ることも多く、ワンちゃんの頭の上を覆いかぶさるように抱っこをしようと手を出したりすることが契機となり、人に触られることに恐怖心を持つことはよくみられることがございます。例えば、あるとき、飼い主様の手で叱られた経験をすると、そのときと同じような状況になったり、飼い主さんが叱ろうとするだけで、叩かれたときの恐怖心がよみがえり、自分を守ろうと、夢中になって噛むということがみられます。はっしー様のワンちゃんが、もし以前、手で叱られた経験がおありであれば、怒られただけで、叩かれたときの恐怖心から噛んでいるのかもしれません。ワンちゃんにいけないことをしたら、「今、したことはいけないよ」と教えるため叱ることはが必要なときもありますが、このときに、感情的に、あるいは激しく叱ったりすると、ワンちゃんを興奮させてしまったり、恐怖心を与えてしまったりします。そのため、「いけないことを教える」という一番大切な目的を遂げられないばかりか、恐怖心を残してしまい、飼い主様に対して、身構えるという状況が起きてしまうことがあります。従いまして、もし叱るのであれば、感情をいれず、落ち着いて、毅然と、低い声で、「いけない」などといつも叱っていらっしゃる言葉で、「いけないことを教えていただく」ということが必要です。また、名前を呼んで叱らないようにしましょう。はっしー様がマルチーズちゃんを叱る、という状況はどのようなときに多いのでしょうか。もし、マルチーズちゃんが怖くて噛んでいるのであれば、できるだけ、叱らなくてはいけない状況を作らないということも必要でしょう。一方ではっしー様の手は温かく優しいこと、はっしー様の愛情は大きくマルチーズちゃんを包み守ってくれることを根気強く教え続けることが重要でしょう。お食事のときに、食器を手で受けて与えてみたり、食器の中にはっしー様の手からフードをばらばらと入れてみたりなさってもよろしいでしょう。急に手を出したり、お世話のときに頭の上から手を振り下ろしたりなさらず、手で叱ったり、激しく叱ったりはなさらないほうがよろしいでしょう。また、いけないと教えるのは、目の前にあることだけになさることも重要でしょう。ワンちゃんは「自分がした行動の前後にどのようなことがあったか」という過去の経験をもとに、次にする行動を選択していきます。何かした後に、いいことがあれば、その行動をさらに積極的にするようになりますし、反対に、嫌なことがあれば、その行動をしなくなります。例えば、「オイデ」と名前を呼ばれて、飼い主様のところにいったとき嫌なことがあると、次から呼ばれても飼い主様のところに行くことを躊躇するようになります。私たち人間でもそうですが、褒められるということは大変嬉しいことです。これはワンちゃんも同じですので、良い状態になるように誘導して、そのときに、褒めていただく、ということを続けていきます。根気強く続けるうちに、どのようにするのが良いのか分かるようになりますので、そのときに、すかさず褒めてあげるようにします。例えば、ケージから出たくて吠えているときに叱るのではなく、吠えているときには相手にせず、あきらめて静かになったとき、あるいは「オスワリ」とはっしー様が指示をしていただき、その指示に従うという望ましい行動をしたとき、「お利口」と褒めていただき、出していただくようにしていただきます。いろいろな情報がネット上でも氾濫している昨今ですので、何とかしたいといろいろなことを試される方も多く、はっしー様におかれましても、いろいろと試されたとのことでございますね。しかしながら、ワンちゃんにとって、飼い主様が同じことをしても対応をお変えになると、かえって不安定さを感じさせてしまうかもしれません。ワンちゃんの行動は、根気強く続けていくことで変わっていくものですので、「待つ」というお気持ちも大変重要でしょう。何より、一貫性のある、毅然とした対応をしていただくことが大切でございます。そして、ゆったりとしたリラックスできる生活空間と、若いマルチーズちゃんのエネルギーを発散させてあげるため、十分にお散歩などで運動をさせてあげましょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスをうけたまわっております。詳細なはっしー様のご様子をお聞かせいがだきながら、ゆっくりとご案内ができれば幸いでございます。お気軽にご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。気温差が大きく、体調管理の難しい時期でございます。はっしー様におかれましては、くれぐれもご自愛下さい。
しつけについて
投稿者:セロリ
投稿日:2014/05/02(Fri) 23:44
No.3504
柴 9か月 体重9キロ ♂です。現在しつけのためドックトレーニングに出していますが、トレーニング中ハーフチョークをつけるときに体を押さえつけて装着しようとしてから、トレーナさんの腕を噛みました。今でも嬉しくても軽く歯をあててくることがありましたし、嫌なことがあると、鼻の頭にしわを寄せて唸ることもありましたが、この時にトレーナーさんが力で抑え込みましたので、人間の手がますます怖くなり、今までより噛むようになってきてしまいました。トレーニングはお座り・伏せ・待て・足元について歩くなどやっています。公園で実施しているので、トレーニング中にほかの犬が来たりすると、集中が途切れていうことなかなか聞かないし、自宅ではできても外だといろいろなにおいもあり、トレーニングに集中できていません。ご褒美にも見向きもしない感じてす。4か月くらいまではトイレトレーニングはできていたのに、いつの間にか散歩の時にしか排泄しなくなってしまいました。ケージも扉を手で開けてしまったり、すごい勢いで天井を突破してしまったりと結局今は室内フリーになっています。朝8時〜夕方6時までは人がいないでの、各部屋中の扉を閉めて、洗面所と玄関先のみの行動範囲としています。散歩は朝・夕20〜30分ずつしています。お散歩でもすごい勢いで引っ張るし、マーキングも盛んになってきました。公園につくまではさせないで引っ張って歩いていますが…また、家族で夫が犬嫌いで、まったく世話をしません。なので最近は帰ってくると、驚いて吠えて威嚇しています。遊んでほしいとき、餌をねだるときは近くに行っています。良い状況でないので、何とか修正していきたいと思っています。トレーナーさんはケージ管理が必要だとおっしゃっています。部屋が狭いので大きなものはおけずにいますが、どのくらいの大きさなら良いのでしょうか?●かみつきに対する対処・トイレトレーニング・飼い主を上に見てもらうために徹底する行動などありましたら、アドバイス頂けますでしょうか?よろしくお願いいたします。
Re: しつけについて
2014/05/08(Thu) 16:50
No.3513
セロリ 様薫風の候、セロリ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。9ヶ月の柴犬ちゃんのご相談でございますね。早速、ご案内させていただきたく存じますが、お子様の詳しいご様子が分かりかねますため、一般的なご案内になりますことを何とぞご了承ください。柴犬ちゃんは現在、トレーニングを受けていらっしゃるのでございますね。セロリ様が柴犬ちゃんをしっかりと守ってくださっているから、柴犬ちゃんは安心していれば良いということをしっかりと伝えるためにも、飼い主様の指示に従うと、安心で、良いことがあることを教えるための方法をトレーニングを通し、先生から対応のポイントを吸収いただくことは素敵なことでございますね。セロリ様がおっしゃるように、公園は気が散りますので、なかなか難しいこととは存じますが、お互いの絆を強めるため、わが子の良いところを伸ばすため、とにかく、柴犬ちゃんが上手く指示に従えたら、褒めることが大切でしょう。どうしても、元気いっぱいの時期ですので、思うようにならず、できないことに目が行ってしまいますが、オスワリができたとき、ツケができたとき、「お利口ね」「すごいね」と声のトーンを変えて褒めてあげましょう。いけないことをしたら、その瞬間に、低くて、おちついた声で毅然と叱りましょう。ご主人様に威嚇したとき、唸ったとき、セロリ様のしつけの方針から望ましくないことには、同様に毅然と叱っていただきます。堂々とした対応が信頼となり、ワンちゃんが変化していきますので、あきらめない根気強さを、柴犬ちゃんにお見せいただければと思います。ワンちゃんは成長するに従い、「自分のした行動の前後に周囲の状況はどうであったか」という経験を基に、様々な行動を自分で選択するようになります。セロリ様の柴犬ちゃんは9ヶ月とのことでございますね。この頃になると、特にこのような行動が顕著になり、時には飼い主さんを試しているのではないかと思えるような行動をすることもございます。加えて、性的な成熟期を迎えることも、柴犬ちゃんくらいの月齢の特徴でございます。これらのことから、今までと行動が変わってくることが多くみられます。セロリ様がおっしゃるように、まだ人間との絆がこれから紡がれていく段階のワンちゃんに、人の手が恐いと感じさせてしまうことが、良くない結果を生み出すことも実際にございます。特に、臆病なワンちゃんなどでは注意が必要でしょう。ワンちゃんは、自分の身を守るため、また恐さから逃げるために、反射的に恐い思いをさせた人に対して向かってくるようなことがございます。また、元気いっぱいな時期ですので、どうしても、柴犬ちゃんに振り回されているような感触をお持ちになられるかとは存じますが、主導権はセロリ様にあること、お家の中は、セロリ様はご主人様が注意に回っていることを、柴犬ちゃんに伝えることが重要でしょう。以下、それぞれの事柄につきまして、具体的なご対応をご案内いたしますので、ご参考にしていただければ幸いでございます。<噛んだときの対応について>ワンちゃんが噛んできても、唸っても、ひるまず毅然と振舞うことで、ワンちゃんに「飼い主様にはかなわない」と思わせることが重要です。大変でございますが、柴犬ちゃんが興奮しているときこそ、セロリ様が落ち着き、堂々としていただくことが望ましいでしょう。余計な言葉をかけず、落ち着いた声で、決められた言葉でしっかりと叱り、噛むのを止めたら褒めてあげましょう。噛んだときだけでなく、唸ることやお鼻にシワをよせることも「好ましくない」と教えるために、その瞬間、毅然と、一貫性をもって叱るようにしましょう。また、ご家族様の「噛まれるのが恐い!」というひるむ気持ちは、人の姿を弱い存在として、ワンちゃんの目に映ってしまいます。人は頼るに足りる存在であると感じさせてあげるために、皮の手袋や軍手をした状態でワンちゃんのお世話をする、などの工夫をしていただくことも良いかと存じます。噛む原因には次のようなものが挙げられます。・手段としての噛み癖噛んだら、嫌なことを止めてもらったというような経験が基に、噛むことが、嫌なことを止めてもらうための手段となることがございます。一度成功をもたらした手段については、かなり執着いたしますが、「噛むことは手段にならない」という事を落ち着いて教え続ければ、必ず噛むことへの執着心が「噛んでも思うようにならない」というあきらめに変わる日が訪れるかと存じます。「噛んでもあなたの要求は叶わない」ということを、毅然と根気よく教える必要がございます。・恐怖心による噛み癖過去に人の手から恐怖心を感じたことのあるワンちゃんは、そのときと良く似た状況になると、また恐いことをされるのではないかと思い、自己防御のために反射的に人を噛んでしまうことがございます。例えば、飼い主様から手を使って叱られたり、あるいは飼い主様の突然の激高に恐怖を感じたことのあるワンちゃんに多く見られるようです。このような場合は、穏やかで、安心できる毎日を、ワンちゃんの状態に振り回されることなく続けることが大切でございます。また、身体を触るときには、前や後ろから急に触るのではなく、声をかけてから斜めの位置から触るようにしたり、優しく声をかけながら撫ぜるようにします。「人がいると安心できるんだ」「なんだ、人は恐くないんだ」と思う瞬間をとにかく続けていくことでございます。いつもなら噛んでいるのに、噛まないことをワンちゃんが選んだときには、うんと褒めてあげてください。また、噛む状況を作らないようにすることも大切でございます。ただし、噛んだらその場で、「いけないんだよ」ということを教えるために、余計な言葉をかけず、落ち着いた声で、決められた言葉でしっかりと叱り、噛むのを止めたら褒めてあげましょう。・支配欲による噛み癖ワンちゃんには「ご家族様を群れと考える」という特性があり、そこには必ずリーダーとなる存在が必要だといわれています。ワンちゃんはリーダーとして認めた相手には従いますが、「この群れにはリーダーがいないな」と考えると、自分がリーダーとして頑張らなくてはいけないと思うようです。このためワンちゃんは吠えたり噛んだりすることで相手を従わせようとしたり、周囲を見張ろうとします。このような場合は、飼い主様がリーダーであり、「自分は飼い主様に守られて生活している」とワンちゃんに認識させることが必要でございます。ご家族様は、日常生活でワンちゃんに対して「要求を呑まない」、「リーダーとして毅然として行動する」、「しっかりコミュニケーションを取り、飼い主様といると楽しいなぁと思わせる」、「褒める時、いけないことを伝える時、メリハリをつけて対応する」などに留意していただくことが必要でございます。常に一貫性があり、 感情的にならず、落ち着いた対応をする飼い主様の態度にワンちゃんは深い信頼を寄せていくかと存じます。 ・痛みや体調不良などが原因となる噛み身体のどこかに痛い所や不快感があり、触られた時の痛みや、触られたくない気持ちから噛むことがございます。特に急に噛むようになったり、決まったところを触ると噛む場合などの時によく見られますが、ご安心いただくためにも、かかりつけの動物病院さんにご相談されることをお勧めします。このように、噛むという行動には、本当に様々な理由や原因がございますが、柴犬ちゃんのご様子をご覧になられて、何かお気づきのことはございませんでしょうか。恐くて噛んでいるのであれば、できるだけ、恐いと柴犬ちゃんが反応する状況を作らないことも一つの方法でしょう。指示に従ったときなど、褒めていただき、また、セロリ様の手が温かく優しいことを教えていただくことが重要でしょう。それぞれのワンちゃんの原因に従い、対応方法を変える必要はございますが、いずれにせよ噛むことには何の旨味もないことを、毅然として教えていくことにより、状況は改善するかと存じます。あきらめず、「噛んではいけない」「噛まなければいいことがある」と教え続けてあげてください。<飼い主さんが主導権を握るため>ワンちゃんは社会性の豊かなどうぶつで、とくに柴犬ちゃんは古来から狩猟犬として人を助けてきた、能力の高い犬種です。人とワンちゃんが家族となり、群れを作るときに大切なことは、群れは人の意向で営まれていると感じさせることでございます。セロリ様に主導権があり、セロリ様に守られていることを伝えるためのポイントをご案内させていただきます。1. セロリ様が優位な場所や順位を占めるご家族がご帰宅なさったとき、「ただいま」と声をおかけになられるのは、人間のご家族様が先で、柴犬ちゃんには最後に声をかけていただくとよろしいでしょう。この他にも、お散歩時など、お家への出入りをなさる順番も、セロリ様が先にお入りいただきます。柴犬ちゃんが先に入ろうとしたら、「イケナイ」と低い声で叱って、当たり前という雰囲気でセロリ様が先にお入りいただきます。ソファーなどにおかけになられる際にも、柴犬ちゃんの座る位置は端か、あるいはセロリ様の足元に座らせてあげましょう。常にセロリ様が胸を張って、堂々とした姿勢をおみせになることも大切でしょう。お散歩のときには、セロリ様が「群れを率いている」という姿勢を強調していただきます。2. セロリ様の指示に従うと、良いことがある、嬉しいことがあるという経験を積み重ねる柴犬ちゃんの要求を安易に呑むのではなく、セロリ様の指示に従ったら、よいことがあったという経験をさせていただくとよろしいでしょう。お食事のとき、あるいは柴犬ちゃんが、オモチャなどを持ってセロリ様に「遊ぼう」と誘いに来たら、「オスワリ」などと指示を与え、柴犬ちゃんが指示に従ったことへのご褒美として、遊んであげるようにしましょう。常にセロリ様が主導権を持つようにします。また、オモチャなども自由に柴犬ちゃんが選ぶというような状況よりは、セロリ様が管理していると思わせてあげたほうが良いでしょう。お散歩のとき、車がきたとき、車が通る道に出るとき、「オスワリ」「待て」「ヨシ」と落ち着いた声で指示や許可をいただき、セロリ様が柴犬ちゃんの安全を守っていることをお伝えいただくとよろしいでしょう。3. 毅然と、一貫性をもって対応する常に一貫性があり、感情的にならず、落ち着いた対応をするセロリ様の態度に、柴犬ちゃんは深い信頼を寄せていくことでしょう。「リーダーらしい毅然した態度で接する」、「しっかりコミュニケーションを取る」、「褒める時、いけないことを伝える時、メリハリをつけて対応する」などに留意していただくことが重要でしょう。4. 柴犬ちゃんの行動範囲はセロリ様が決めるケージを大好きなところにしたり、キャリーバッグの中にお気に入りのクッションをいれたりして、お家という縄張りの中に、柴犬ちゃんの小さな縄張りを作ってあげるのもよろしいでしょう。また、お家の中でも、ここから先はダメ、という場所を作るのもよろしいでしょう。このような意味からも、トレーナーさんがおっしゃるようにケージをご利用なさるのもよろしいでしょう。狼をルーツに持つといわれるワンちゃんですが、もともと群れ単位で縄張り内を移動しながら、土を掘り、巣穴を作って、休息をとっていたのではないかといわれています。ワンちゃんは体を包み込まれるような落ち着ける場所があり、恐いとき、不安なときに逃げ込める状態にあると安心いたします。ケージの広さですが、柴犬ちゃんが体を方向転換でき、のんびりと体を伸ばしくつろげる程度あればよろしいでしょう。ワンちゃんをケージの中で過ごさせるということは、ワンちゃんに安全安心な場所を提供するということですので、「何だか可哀想・・・」とご家族様が思わないことが大切でございます。「こういう状態があたりまえ」という雰囲気を作ってあげてください。ケージがある程度の広さであれば、扉を閉めておき、ご家族様のご都合のよろしいときに、「スワレ」、「マテ」などの指示にしたがいケージから出してあげるのもよろしいかと存じます。また、叱るときにケージに入れたりせず、ケージに入ったらオヤツをもらえるなど、良いことがあると思わせてあげましょう。5. 一緒に楽しく過ごす一緒にいると楽しい人のことを大好きになるのは、人もワンちゃんも同じです。素敵なコミュニケーションの時間を過ごすことはたいへん重要でしょう。<トイレのしつけに関して>柴犬ちゃんが最近、散歩のときにだけオシッコやウンチをするとのことでございますね。ワンちゃんにはもともと自分の居住空間(特に寝場所や食事場所)以外のところで排泄をする習性があるといわれております。これは自分を含めて群れの仲間を外敵から守り、自分の居住空間を汚さないようにするためではないかと考えられております。ワンちゃんが成長し、自我に目覚めるころになり、ワンちゃんが家の中全体を自分の居住空間だと思い込んでいる場合、だんだんと居住空間での排泄を嫌がることが多いようでございます。成長にしたがって「自分の排泄物の臭いによって、他のワンちゃんに対して自己主張をしたい」というワンちゃんが本来持つ本能を相まって、柴犬ちゃんように外でしか排泄をしないお子様が、特に柴犬ちゃんでは多いようでございます。もちろん、外でする排泄が開放感に溢れて心地よいということも挙げられるかもしれません。いずれにせよ一度、外でしか排泄をしなくなったワンちゃんを家の中でさせるようにするのは、簡単ではないことが予想されます。そんなワンちゃんに対して、飼い主様がイライラとワンちゃんの排泄を待つことがかえってワンちゃんの排泄を促す上でマイナスに作用することも考えられますので、飼い主様は「排泄したらいいな」と思う程度に考えていただき、のんびりと対応していただいたほうがよろしいかと存じます。次に具体的な方法をご案内させていただきたく存じます。1.柴犬ちゃんが考える居住スペースの認識を縮小させてから、トイレシーツで排泄をするように促してあげましょう。そろそろトイレかな、というようなタイミングで、外に連れ出す前に、「トイレ」と決めた場所へ連れていきます。その際に首輪やリードをつけて、散歩と同じように演出してみるのもよろしいかもしれません。少しでもトイレで排泄ができたら、大げさに褒めてあげてください。 2.トイレ用のサークルを使うのも有効な方法かと存じます。トイレ用サークルをつくり、中には全部トイレシートを敷いておきます。排泄の時間を見計らってこのサークルの中へ柴犬ちゃんを誘導します。サークル内で排泄をしたら、褒めてあげましょう。お散歩が好きなお子様の場合は、ご褒美としてその後にお散歩へ連れて行ってあげることもよろしいかと存じます。 3.排泄の際の合図を決めていただき、合図によって排泄を促すようトレーニングしていただくのも良いでしょう。まず、お散歩中に排泄している際、毎回「ワン・ツー」などと決まった合図をかけていただき、何度も繰り返すことで、柴犬ちゃんの中では「その合図を聞くこと=排泄したい」という条件反射となって いくようです。その後、家の中でも排泄の際に合図をかけていただき、合図によって排泄ができるようにトイレトレーニングしてみましょう。4.トイレシートの感触を覚えるために、お外での排泄の際に、トイレシートを使用していただく方法もございます。お散歩中に、排泄のタイミングでトイレシートを敷くことでトイレシートがトイレと認識することができるようになったら、家の中でのトイレトレーニングの開始となります。トイレシートの上で上手に排泄ができたら褒めてあげてください。しかしながら、先にご案内をしたように、柴犬ちゃんの場合、多くのワンちゃんが外でしかしなくなる傾向が強い犬種でございます。排泄行為に関しては、周囲がのんびりと構え、叱らず、出来たら褒めることが大切でございます。人と暮らすにあたって、もともとの習性と違うことをワンちゃんに強いている部分もあるかと存じますので、あわてず、のんびりと教えてあげてください。ワンちゃんとの生活には、大きな喜びがあると同様、「どうしてなのだろう。」と途方にくれることも多いかと存じますが、困ったことを糸口にお互いに理解し、強い絆を育んでいかれることもあるかと存じます。決してあきらめず、長い目で「今」を考えて、取り組んでいただければと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスをうけたまわっております。気がかりなことがおありの際には、お気軽にご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。気温差の大きな時期でございます。セロリ様におかれましては、くれぐれもご自愛下さい。それでは、今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。
下痢4日目
投稿者:ごんごん
投稿日:2014/05/07(Wed) 14:37
No.3510
1歳8ヶ月のトイプードル♂です。4日前から下痢が続いています。下痢2日目からはゼリー場の便が出てきました。連休中で病院はお休み。3日目から少し食事の量を減らし、お湯をかけてふやかしてあげてみました。がやはり下痢。水状の液体が出ていました。うんちはなく、液体のみお尻から出てくるのです。インターネットでいろいろ調べてみましたが便を持っていった方がよいらしく、今朝はうんちをしてくれなかったのでまだ病院に行けていません。仕事に出てしまったので様子もわからず、現在どうすごしているのか不安です。私がするべきことは病院に連れて行くことだけでしょうか?
Re: 下痢4日目
- 獣医師 山田
2014/05/07(Wed) 18:04
No.3512
ごんごん 様風薫る新緑の季節となりましたが、ごんごん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。ごんごん様のトイプードルちゃんが4日前から下痢が続いいらっしゃるのですね。早速ご案内をさせていただきますが、実際にワンちゃんのご様子を拝見していないため、一般的なご案内となることをご了承くださいませ。ワンちゃんの口から入った食べ物は、食道、胃、小腸を経由して消化・栄養素が吸収され、大腸で水分が吸収されて便になります。軟便や下痢がおこる原因ですが、消化不良などにより大腸からの水分吸収が上手く機能していない場合や、まだ水分吸収が不十分で、排泄される段階ではない便が、何らかの原因で排泄されてしまった場合などがあります。下痢や軟便は「小腸性下痢」と「大腸性下痢」とに大別されます。1.小腸性下痢小腸は食べた物の消化・吸収を行っています。小腸に異常があり下痢が起こる場合は、1回の便の量は多いけれども排便回数はそれほど増えません。便の性状は様々でややですが、粘液や鮮血が混じることはほとんどありません。また、小腸に出血がある場合は、便の色が黒っぽくなってきます。小腸性下痢が長期にわたって続くときは、合併症状として体重の減少や嘔吐、脱水などが見られます。2. 大腸性下痢大腸は水分吸収を行っています。大腸に異常があって下痢が起こる場合は、1回の便の量は正常か少なめの傾向があり、排便回数は頻回になります。便の性状は軟便で粘液が混ざっていることが多いです。大腸で出血がある場合には、血便が見られることもあります。大腸性下痢では、体重の減少はあまり見られません。ごんごん様のトイプードルちゃんは下痢が続いており、下痢2日目からはゼリー状の便が出て、今は水っぽい液体が出ているような状態とのことでございますので、「大腸性下痢」の可能性があるのではないかと思います。ワンちゃんの下痢の原因は多岐にわたります。一般的に、大腸性の下痢が続く場合に考えられる疾患を以下にあげさせていただきます。【大腸性の下痢の主な原因】1. 食事性:食べ過ぎ、一気食い、傷んだ食べ物、食物アレルギー、フードの変更、乳糖不耐、中毒、繊維反応性大腸性下痢など2. 大腸炎細菌、ウイルス、原虫や寄生虫の感染、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎)など3.異物:おもちゃやビニールなどの摂取など4.大腸腫瘍5.肛門周囲の疾患:肛門嚢炎や会陰ヘルニアに伴ったもの6.その他:腎不全や肝不全、ホルモン疾患などの基礎疾患がある場合などごんごん様のトイプードルちゃんは、下痢がみられるより前にお食事の変更や、新しいおやつの追加のような、食事内容の変更などはありましたでしょうか。食事の変更や環境の変化などでお腹の調子を崩した場合に下痢がみとめられることがあります。この様に原因がはっきりとわかる場合には、原因を取り除く事(食事を元に戻したり、新たに加えたおやつをやめる)が重要です。また、食事アレルギーの場合には、食事中のアレルゲンとなっている食材(主にタンパク質)に過敏に反応して下痢や嘔吐を呈します。治療はアレルゲンを除去することが必要となってきますので、アレルゲンとなっている食材を含まない除去食や食事アレルギーの原因となりにくい加水分解タンパク質(ある程度小さく分解したタンパク質)で作られた食事に変更することで症状の改善が認められる可能性もあります。下痢が徐々に悪化してくると便に多量の粘膜や血液が混じったり、栄養がしっかりと吸収できずに体重が減少してしまい、体力が落ちてきてしまいます。ごんごん様のトイプードルちゃんは下痢が見られてから4日間ほど経過していらっしゃるとのことですが、お話をお伺いしたところ、下痢が快方に向かっているご様子ではないようなので、取り急ぎご返信とさせていただいております。あまり様子は見ずに、動物病院で診察していただいた方がよろしいでしょう。下痢だけでなく嘔吐などの症状も見られた場合には脱水症状を起こすこともございますので、元気や食欲や吐き気のご様子についても良く見ていただけたらと存じます。病院に来院する際には便の状態を先生にも見ていただいた方が良いと言われておりますが、タイミングよく便が取れないという事もございます。その場合には、便の持参が無くても診察は可能でございますのでご安心ください。ごんごん様はフード量を減らしてふやかしてお食事を与え始めたとのことでございますね。下痢をしているときには消化器官の負担を軽減するためにお食事を控えめにすることがございます。ただ、お食事の量を調整しても下痢が続いていらっしゃるので、腸内環境の改善を図るための抗生剤や整腸剤などのお薬が必要になる可能性がございます。下痢の治療は、その原因によって様々となりますので、診察していただき、適した治療法を選択いただけたらと思います。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、お気軽にご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。一日も早くごんごん様のトイプードルちゃんが元気になり、ごんごん様やご家族様と一緒に楽しくお過ごしいただける事を祈っております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。
4歳からのしつけ
投稿者:すず
投稿日:2014/05/02(Fri) 11:44
No.3501
4歳のロングコートチワワ♀を飼っています。家族構成は祖母と同居をしています。私が仕事をしている都合上、忙しくチワワが産まれたばかりの頃から祖母にお世話をしてもらっています。ですが、祖母は甘やかしてしつけができないタイプなので、今まで甘えん坊でワガママに育ってきました。性格はもともと大人しく臆病です。 甘やかしの内容は、ご飯はいつでもお皿に出しっ放し、おしっこやウンチを時々失敗する、散歩にいかないので社会的な交流がない、くクーンと人間の食べ物を欲しがって結局あげる、などです。先日狂犬病の注射をうちに病院に連れて行ったところ、半年で700gも体重が増えていて4.5kgになっていました。肥満だそうです。そして最近私が育児休暇に入り家にいることがほとんどなのでチワワのお世話をしています。この機会にダイエットと、しつけを徹底的にしなおそうと思い、始めました。ご飯は出しっ放しにしない→食べないと片付ける。栄養不足にならないか少し心配していましたがドックフードを変えると食べてくれるようになったのでこのまま食べないときは片付けるで様子みようと思います。散歩は、毎日2回40分ずつしていますが、人や犬に警戒して吠えまくります。これはもうなおりませんか?あと、肥満と言われてから人間の食べ物やおやつは一切あげていません。いろいろ急にあれこれ変えてストレスを与えていないか、吠えぐせは治らないのか心配しています。
Re: 4歳からのしつけ
2014/05/07(Wed) 15:25
No.3511
すず 様若葉の美しい頃でございますが、すず様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。すず様は、育児休暇に入られたとのことでございますね。ご家族が増えられるとのこと、本当におめでとうございます。育児休暇に入られたことを機会に、ロングコートチワワちゃんのしつけを見直そうとのこと、早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますこと何とぞご了承ください。【お散歩での吠えるご様子について】お散歩は健康管理のため、コミュニケーションのためにたいへん重要でございます。現在、すず様はお散歩を毎日2回ずつ、40分なさっているとのこと、本当に素晴らしいことでございますね。どのワンちゃんも、それぞれ、苦手なものや怖いものがあるようですが、そのようなものと遭遇したとき、固まってしまうタイプのワンちゃんもいれば、ロングコートチワワちゃんのように、吠えて何とかしようとするタイプのワンちゃんもいて、本当にそれぞれでございます。すず様のロングコートチワワちゃんは「怖い!」という気持ちを吠える行動で表そうしているのでしょうか。吠えたら、嫌なことから逃れられたという経験をしたことがあるのかもしれませんね。お散歩中、「ママに守られているから安心!」「楽しかった」「嬉しかった」という経験をさせてあげて、あきらめず、無理をしないように、少しずつ慣らしていきましょう。一度吠え始めると、興奮して何も聞こえなくなってしまうのは、どのワンちゃんも同じです。できれば、ロングコートチワワちゃんが吠え始める前に、「向こうからお散歩中の飼い主さんとワンちゃんが来る」「ロングコートチワワちゃんは吠えるかもしれない」という段階で、ロングコートチワワちゃんに、大好きなオモチャなどを見せて気持ちをそらしながら、「オスワリ」などとおっしゃっていただいて、ロングコートチワワちゃんを落ち着かせていただきます。このとき、ロングコートチワワちゃんは守られているということを伝えるため、すず様がロングコートチワワちゃんと相手のワンちゃん連れの方との間にお立ちいただくとよろしいでしょう。また、堂々と落ち着いて穏やかな表情を見せていただくことが重要でしょう。すず様はしゃがんで、ロングコートチワワちゃんの体を優しく撫でなたり、ロングコートチワワちゃんを抱きしめて「お利口ね」などとおっしゃってもよろしいかもしれません。吠えないで通り過ぎられたら、明るい声で落ち着いて褒めていただき、ロングコートチワワちゃんに自信をつけさせてあげましょう。ロングコートチワワちゃんにとって、今は他のワンちゃんや人と通りすぎることに対して「怖い!」とイメージがあるかもしれませんが、大好きなオモチャのイメージや、フードをオヤツ代わりに与えいただくなど嬉しいことに結び付け、また「自分は大丈夫だった」と自信をつけさせてあげてください。他のワンちゃん連れの方と通りすぎるときに、すず様が相手の飼い主さんに楽しそうに声をかけたり、表情で挨拶をなさる姿をお見せいただくこともよろしいでしょう。どうしても、「また吠えるかもしれない」とお思いになると、避けたくなってしまわれることもあるかもしれませんが、人やワンちゃんを「好ましいもの」としてロングコートチワワちゃんが感じ、すず様がたくましく守ってくれていることを伝えるために、逃げたり、隠れたりするような雰囲気をロングコートチワワちゃんに感じさせないことも大切でしょう。そして、「落ちついて吠えないでいたら、褒めてもらえて嬉しかった」という経験を繰り返しさせてあげましょう。同時に、人の手や人の存在を「怖い」と感じる経験をさせないことも重要でしょう。ワンちゃんは、人の手が頭上から降りてくる状況や、後ろから急に手が伸びてくる状況に恐怖を感じます。お世話をなさるときなど、ロングコートチワワちゃんの体を触るときには、できるだけこのような状況を作らないようにしましょう。小型犬のワンちゃんの目には、人の手は思いのほか大きく怖いものに映ってしまうことがあります。お散歩のときなど、ロングコートチワワちゃんのことを「可愛い」と、触りたがる方がいらっしゃったら、相手の方にもしゃがんでいただいたほうがよろしいでしょう。「触ってもいいかな?」などと声をかけながら、できれば相手の方の手をロングコートチワワちゃんの鼻のあたりに持っていってもらうように誘導してみましょう。ロングコートチワワちゃんに相手の方の匂いをかがせて、安心させてあげ、胸や背中、首の付け根などをそっと撫でていただくようにお声掛けいただくとよろしいでしょう。また、他のワンちゃんや人に慣らそうとして、無理をなさらないほうがよろしいでしょう。最初は、「他のワンちゃんがロングコートチワワちゃんの視界に入っているけれども、まだロングコートチワワちゃんが吠えない」というくらいの距離で、楽しい経験をさせてあげることで、他のワンちゃんのイメージをよくしていくほうが望ましいでしょう。「他のワンちゃんがいたけど、ママとボール遊びをして楽しかった」というような経験をさせてあげながら、少しずつ慣れていく中で、他のワンちゃんに対して反応し始める距離を縮めていきましょう。吠えたとき、「止めなさい」などと声をかけると余計に興奮してしまうことがございますが、ロングコートチワワちゃんはいかがでしょうか。高い大きな声をかけると、余計に興奮させてしまいますので、低くて、落ち着いた声が望ましいでしょう。あるいは、吠えてもすず様は動じたり、相手にしたりせず、平然と散歩を続けていただくほうがよろしいかもしれません。【変化がストレスになっていないかというご心配について】可愛いお顔で、要求してくると、ついついワンちゃんの思うようにさせてあげたくなりますが、このことがかえって、ワンちゃんにストレスを与えてしまうことがございます。「自分の思うようになる」ということは、ワンちゃんに自分で決めなくてはいけないということを強いて、また、「ご家族を守らなくてはいけない」ということにつながる場合がございますので、すず様が「このようにする」と毅然とお決めになり、ロングコートチワワちゃんをしっかりと率いることは、かえって安心を与え、望ましいことかと存じます。「良いことについては褒める」「いけないことについては低い声で叱る」ということで、何が良くて、何がいけないのかしっかりと教えてあげることはたいへん重要なことでございます。ただ、ワンちゃんはすず様がおっしゃるように、変化に対して敏感なところがありますので、今までと違うことに関しては、最初は戸惑ってしまうかもしれませんが、すず様が「これがいちばんいい」という自信ある表情をお見せになり、迷わず、一貫性のある対応をお続けになることが重要でしょう。大切なことは、「何があってもロングコートチワワちゃん守る」というご家族の皆様の確かな愛情をお示し続けることではないでしょうか。お食事の調整を含め、すず様は本当に素晴らしい対応をなさっているかと存じます。すず様におかれましては、自信をお持ちいただき、ロングコートチワワちゃんを率いていただければと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。ご家族皆さまの笑顔いっぱいでお健やかな毎日を心から応援いたしております。すず様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
誤飲について
投稿者:ポポ
投稿日:2014/05/01(Thu) 22:11
No.3500
トイプードル2歳、体重1.7kgの♂です。昨夜(4月30日)午後9時頃ゴム製のおもちゃを噛み切って誤飲しました。大きさは長さ1.5センチ厚み0.5センチ位で、三か所凸があります。今日は三回排便がありましたが、まだ出てきません。食欲もありいつもと変わらぬ様子ですが、早急に受診したほうがよいでしょうか?明後日(4月3日)はかかりつけの病院でのトリミングを予定しているので、それまでは様子見で大丈夫でしょうか?
Re: 誤飲について
- 獣医師 酒井
2014/05/02(Fri) 13:23
No.3503
ポポ 様この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、異物の誤飲につきましては、急激に体調が悪くなることも考えられますので、なるべくお早めに病院さんにご相談して診察を受けていただくことをお勧め致します。ポポ様の2歳のトイプードルちゃんが4月30日の午後9時頃、ゴム製のおもちゃを噛みきって誤飲してしまったとのことでございますね。大きさが長さ1.5センチ、厚み0.5センチ、3カ所に凸部があるとのこと、大きさにするとたいしたことがないように見えますが、1.7kgの小さなトイプードルちゃんの身体にしますと、この大きさの異物は注意が必要です。上手く便に排泄されればよいのですが、向きによっては胃の出口を通過しきれずに胃内に停滞してしまう場合もありますし、腸を通過する際、詰まって腸閉塞を起こしてしまうこともあり得ます。胃内に停滞している場合には内視鏡等で摘出することもできますが、腸閉塞を起こしてしまうと、開腹手術が必要となります。便が3回出ているとのことで、今のところ、胃腸の動きがあるようですが、その場合にも誤飲したおもちゃがいつ、どこに動くか、いつ詰まってしまい急変するかわからない状況で、休診になる病院さんが多くなるゴールデンウィークの時期を迎えられるのは心配です。無事に通過して便から出てきても、胃腸炎を起こしてしまい調子を崩す場合もあります。なにぶん小さなお子様ですので、夜間や、病院の休診により対応が遅れますと、危険な状況になることも充分考えられます。続けて、便の中身もよく確認いただき、なるべくお早めに一旦は受診され、かかりつけの先生とご相談されることをお勧めします。その際、食べたおもちゃのかけらの残りがありましたらレントゲンで写るかどうかなどの判断材料になりますので、一緒にお持ち下さい。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っております。気がかりなことがございましたら、お気軽にご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。ポポ様のご相談が、急変も考えられる内容でしたので、取り急ぎご返信させていただきました。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。