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かじって困っています

投稿者:kirara

投稿日:2013/06/26(Wed) 21:50

No.2149

昨年11月生まれのカニヘンダックス(♀)です。
歯は乳歯から生えかわっているのですが、最近部屋のクロスや木製のドア、柱などをかじって困っています。
生まれてから今まで、一日の大半(約15時間くらい)はゲージ内で飼っています(日中は不在のため)が、外に出れないストレスでかじったりするのでしょうか。
食事は朝6時と夕方6時の二回与えていますし、おやつなどもたべています、だからお腹がすいてるとは思わないのですが。

Re: かじって困っています

- ドッグライフカウンセラー 三留

2013/06/28(Fri) 15:54

No.2153

kirara 様

くちなしの芳しい香りに心惹かれる頃でございますが、
kirara様におかれましては、いかがお過しでしょうか。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早速、ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。

Kirara様のカニヘンダックスちゃんがクロスやドア、柱などをかじってしまい、
お困りとのことでございますね。
カニヘンダックスちゃんは昨年11月のお生まれとのことですので、
7ヶ月ぐらいになられるのでしょうか。
子犬の時期は歯がむず痒いこともあり、手当たり次第、さまざまなものを噛むことが多い
のですが、永久歯が概ね生えそろってきて、むず痒さがおさまった頃になっても
お家の中のものを噛んでしまい飼い主様をご戸惑わせることも多くみられます。
なお、中には生え変わりの段階で、乳歯がなかなか上手く抜けないなどで、口の中に違和感
がある場合もございます。
かかりつけの動物病院さんにいらっしゃったついでにでも、ご安心のためにも、
一度、カニヘンダックスちゃんのお口の中の様子を先生にチェックしていただくことを
お勧めいたします。
以下、考えられえる原因とご注意いただきたい点等をご案内させていただきますので、
参考にしていただければ幸いでございます。

1.かじると構ってもらえると思っている
ワンちゃんは、自分がした行動の前後の周囲の状態を大変よく見ており、
この経験をもとに、次の行動を選択します。
例えば、物をかじったときに、ご家族が振り向く、声をかけるというご様子を
「構ってもらえた」と思った経験があると、「構ってもらうためには、いろいろなものを
かじればいい」と思ってしまうことがあります。
飼い主さんが、叱っているつもりでも、ワンちゃんが何かをかじったときに、「だめよ」
「いけないでしょ」などと振り向いたり、声をかけたことを、ワンちゃんがご褒美のように
思ってしまうことがございます。
また、「ケージから出してもらえること」と「ドアなどをかじること」が結びついて
かじることが、楽しい時間の象徴のようになってしまうこともございます。
「これを、かじってはいけない」ということがわかるようにすると共に、
「かじっても、いいことがない」「かじらないでいたら、いいことがある」ということを
ワンちゃんにしっかりと示す必要があります。

ドアや柱などをかじったときには、
低い落ち着いた声で、「ダメ」などのご家族で決めた言葉でしっかりと叱り、
噛むのを止めたり、躊躇をしたら、「いい子ね」と明るく褒めてあげましょう。
ポイントは、とにかく落ち着いて、低い声で叱ることです。
また、かじりながら、カニヘンダックスちゃんがKirara様のほうにチラチラと目を配るなど、
「構って欲しくてかじっている」ということを感じる場合には、
「かじってしまうと楽しい時間が終わる」ということをカニヘンダックスちゃんが理解できる
ように、低い声で「ダメ」と叱りながらワンちゃんの傍を離れてしまうことが有効なこともございます。

カニヘンダックスちゃんがドアなどをかじっているときに、止めさせようと
オモチャで気をひいたりすると、「ドアなどをかじるとオモチャでママが誘ってくれる」という
流れがカニヘンダックスちゃんの中にできてしまうことがあります。
オモチャなどをご利用なさるときには、かじってしまっているときではなく、
かじり始める前にオモチャで気をひいて遊んであげるとよろしいでしょう。
かじっていないときに十分に注目をしてあげて、豊かなコミュニケーションの時を
過ごすようにしましょう。

他の方法としては、いつもかじる場所には、まずい味のものを塗っておく、かじったときに嫌な音
をさせるなど、かじったとき嫌な経験をさせる「天罰方式」も一つの方法でございます。
嫌な味がするものとしては、ワンちゃんのいたずら予防のためにいろいろな商品が
ペットショップさんで販売されていますので、このような商品をご利用なさるのもよろしいでしょう。
この場合、嫌なことを起こすのは、飼い主さんではないとワンちゃんの目に映るようにしましょう。
2.かじることそのものが面白い
最初は歯が痒くてかじっているうちに、かじることそのものが面白くなってしまうことも
多く見られます。特にかじっているうちに形状がかわったり、中から物が出てくるようなものの
場合、かじるのが楽しくて仕方がないという様子を見せるワンちゃんもいます。
カニヘンダックスちゃんくらいの月齢になると、ちょうど今までの経験から好みがあらわれて
傾向がみられます。いつもカニヘンダックスちゃんがかじる場所に家具をおいたり、
覆いをしていただき、カニヘンダックスちゃんが近づけないようになさって、
かじるチャンスを与えないようにすることも一つかもしれません。
このような場合も、かじることはいけないことであると、
はっきりと分かるように低い声で叱っていただき、かじるのを止めたら、明るい声で褒めて
あげましょう。
また、噛みたいという本能を満たしてあげるためにも、かじっていいオモチャを与えることも
重要です。この場合、ワンちゃんの好みに出来るだけ合った素材のものを与えると良いでしょう。
かじること以上にカニヘンダックスちゃんが好むような遊びが何かあれば、
その遊びに夢中にさせることがたいへん望ましいでしょう。

3.エネルギーが有り余っている
元気いっぱいの若い時期では、エネルギーが十分に発散しきれないことも多いようです。
お仕事がおありですのでたいへんではございますが、
お散歩を長めにしていただくなどなさることも重要でしょう。
ケージから出した後、かじろうという間もなく、ボール遊びや散歩をさせていただき、
「あぁ、いい運動をした」とケージの中や好きなクッションの上などでのんびり過ごさせるよう
行動の流れを変えてあげても良いかもしれません。

このほか、ケージの周辺をあらかじめ柵などで囲み、生活のスペースを限るようにしておき、
その中なら自由にしても問題がないようなスペースをあらかじめ決めておくのも
よろしいかもしれません。
また、ケージを安心できる大好きな場所にしてあげるためにも、
「ケージやクレートなどに入ると良いことがある」と繰り返し教えてあげることもよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

カニヘンダックスちゃんをお迎えになられて、初めての夏でございますね。
笑顔いっぱいの素敵な夏をお過ごしになられますことを心からお祈り申しあげております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。






トイレ

投稿者:haney

投稿日:2013/06/26(Wed) 14:26

No.2146

ゲージの中ではトイレでできるのですが
部屋に放すとトイレで出来ません。
だいたい同じ場所でするようになってきたので
そこにトイレを用意しても
トイレの中で用を足してくれません。
どうしたらトイレでしてくれるようになりますか?
まだ、7ヶ月だからまとめて散歩の時にすることもできません。

Re: トイレ

- ドッグライフカウンセラー 三留

2013/06/28(Fri) 15:45

No.2152

haney 様

あじさいの花の美しい頃でございますが、
haney 様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
haney様のお子様は7ヶ月になられたのでございますね。
愛らしい表情でご家族様の愛情と笑顔を一身に集めていらっしゃるのではないでしょうか。

さて、この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
トイレの教え方についてのご質問でございますね。
早速、ご案内をさせて頂きたく存じますが、一般的なご案内となりますことをご了承下さい。

haney様のワンちゃんは、ケージの中ではトイレでの排泄ができているとのことですね。
ほとんどのワンちゃんは、ケージの中でできるようになっても
ケージから外に出すと、なかなか排泄のためケージに戻ることが難しいことが多いようです。
偶然でも、「上手くいって、褒めてもらった」という成功経験を積ませてあげることで、
どこでオシッコやウンチをしたらいいかを根気強く教えてあげましょう。

haney様のワンちゃんは、だいたい、決まったところでオシッコをするようになられ、
そのあたりにトイレを用意なさっているとのことでございますね。
例えば、ケージの中のトイレでオシッコをした後、ケージから出していただいたとき、
いつもの排泄のリズムからみて、そろそろオシッコがたまっているかな、
というタイミングで、「トイレはここよ」などといつもの声がけをなさりながら
トイレに誘導してみましょう。
偶然でもいいので、上手くできたら、「お利口ね」と褒めてあげましょう。

オシッコのタイミングなのですが、排泄の仕草の後、トイレに連れていくのも一つですが、
あわただしくなってしまい、難しくなってしまうこともあるかもしれません。
一度、ワンちゃんのオシッコの間隔がどのくらいか、メモを付けていただき、
この間隔を目安に、トイレに連れていっていただくのもよろしいでしょう。
例えば、ワンちゃんがケージでオシッコをした後、ケージの外に出して遊ばせていただいたのであれば、
時計をご覧になり、そろそろオシッコがでるかな、というタイミングでケージに誘導してあげます。
日ごろからオシッコやウンチのときに声がけをする言葉を決めていただき、
このときにも「トイレはここよ」などと明るい声をかけていただくと、
この声につられて、してくれるかもしれません。

上手くいかないと、叱ったり、声をあげたくなりますが、
粗相を飼い主様に叱られたことで、排泄行為そのものがいけないと思い、
隠れたところで排泄をするようになってしまうこともあります。
また、粗相を見つけたときなのですが、飼い主様が「あらーっ」と声を上げた様子を、
「注目を浴びたこと」「ご褒美」だと思ってしまい、トイレではない所ですることが、
ご家族の注目を浴びることの一つの手段となってしまうこともあります。
このようなことを防ぐため、トイレ以外のところで排泄をしてしまっても、声をあげたり、叱ったり、
騒いだりしないようにご注意いただければと存じます。
上手くいったときだけご注目いただき、排泄ができたときに褒めることだけに、注力しましょう。
また、中には、オシッコを片付ける際の飼い主様の手にある白い雑巾に反応して、「遊べる」と喜ぶ
ワンちゃんいますので、片付ける際もあまりその様子を見せないほうがよろしいかもしれません。
このようにしながら、「リビングのこの場所からは、ケージはこのようにして戻る」、
「キッチンの近くで遊んでいるときは・・・」とわかってくると、何かの折に自分で行くようになるかと
存じます。そのときは、いつもよりも、たくさん褒めてあげましょう。

また、今、ケージの外にあるトイレですが、広めに何枚かシートを広げて敷いていただいたり、
サークル状の囲いの中の全体にシートを敷いていただくと、褒めるチャンスはうんと大きくなるかも
しれません。しばらくして、何枚かのシートのうち、いつもするシートが決まってきましたら、
使わないシートをはずしていってはいかがでしょうか。
シートの位置を移動させるときには、数センチずつ日にちをかけて移すと
ワンちゃんが戸惑わないで済むでしょう。


以下、この他のご注意いただきたい点を挙げさせていただきます。
1. 紛らわしいものは置かない
ワンちゃんは、マット類やラグ類などの上にいると排泄を誘発される傾向がみられます。
honey様のワンちゃんが、お部屋の中で粗相をしてしまうマット類などがあれば
取り除いていただいたほうがよろしいでしょう。

2. リラックスして排泄ができる環境を作る
ワンちゃんは感情を把握する能力のたいへん高いどうぶつですので、
「いつするのだろう」と息を詰めてみていると、緊張感がワンちゃんに
伝わってしまい、かえってうまくいかなくなることも見られます。
たいへんではございますが、できるだけ肩の力を抜いて、見守っていただくことも
大切かと存じます。


3. ケージを好きなところにする
ケージの中のトイレに戻りたいけど、叱られてケージに戻された経験があるなど、嫌な経験とケージが
ワンちゃんの中で結びつくと、ケージに戻ることそのものに躊躇するようになることがあります。
褒めたときにケージに戻す、ケージの中にいるときに優しく声をかけていただくなどして、
ケージを好きなところにしておきましょう。

ケージにいるときは、トイレで出来るのですから、あともう一息でございます。
根気強く、できるだけ成功する環境をお作りいただき、
できたら褒めることで、どこでしたら良いのかを教えていただければと存じます。

なおアニコムでは、お電話でのしつけ・健康相談サービスも行っておりますので、
お気軽にご利用ください。
電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256
(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。

平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。

ワンちゃんのお健やかなご成長をお祈りいたしております。
体調管理の難しい頃ですが、お体をご自愛
いただき、ワンちゃんと素適な夏をお過しくださいませ。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



猫の乳腺切除の手術について

投稿者:

投稿日:2013/06/10(Mon) 14:47

No.2119

お世話になっております。
うちの猫(メス・一歳九ヶ月・避妊手術済み)のことについて、相談申し上げます。
うちの猫は、二月初旬に、右側下から三番目の乳首の脇に1pほどのしこりを感じ、病院で診察していただいた結果、年齢からも触診上も、悪性の可能性は少ないだろうと言われ、一ヶ月ほどしこりの中の水を注射器で抜きながら経過を見ましたが、小さくはなるものの消失はしなかったので、切除手術を受けました。
病理検査の結果は、悪性のものではなく、「乳管炎を伴う乳管拡張」とのことで、何かの原因で乳管が炎症を起こしたものと思われ、マージンはマイナスで、非腫瘍性病変であり問題なし、とのことでした。
それからしばらは問題なく過ごしていましたが、つい三日ほど前、手術で切除した乳首のすぐ下の乳首(右側、下から二番目)に、前よりは小さいものの、同じようなものが出来てしまいました。
病院では、前と同じもののように見えるが、以前と同じなら経過を見ていてもなかなか消失はしないと思われるし、やはり正確性を求めるなら手術で取って、病理検査に出すのが確実だと言われました。
こちらとしても、乳首にできるしこりは気になるので、手術はしようかと思っています。
ただ、短期間に同じようなものが繰り返し出来たということで、今後も残りの乳首の側に再び起こることも考えられ、悪性のものではないにしろ、そのたびに手術をするのは負担が大きいように思われます。
また、これが長年、繰り返されれば、悪性のものに変化することもあるのではないかと心配です。
それで、今回は、しこりが出来た右側下二番目の乳首付近も含め、下腹部の乳首の乳腺を同時に三つ分切除するという案が出ました。
二泊三日の入院を伴う手術で、乳首六つのうち、残った五つのうちの、胸の上部の二つを残して下を切除する、ということです。
上二つを残すのは、傷口が大きくなりすぎるためだと思います。
ですが、やはり飼い主としては、「まったく問題のない乳腺を大きく切り取る」ということに、不安があるのも確かです。
以前の避妊手術、前回の乳腺(乳首ひとつ分)の手術では、特に麻酔等にも問題はなく、無事に手術は終わっており、外科手術そのものにはそれほど問題はなさそうです。
ただ、やはり今回の傷口は大きいのでしょうし、手術自体も大きなものになり、負担は大きいのだろうかと心配しています。

お伺いしたいのは、今現在は健康な乳腺を大きく切り取った場合、今後、何かの問題が起きる可能性はあるのかどうか。ホルモンバランスなどが崩れたり、手術跡から問題が出来る等の可能性はあるのかということです。
今の若い年齢のうちに、不安材料は取り除いておきたい気持ちと、健康な器官を切除してしまうことへの不安があります。
何か考えられる不安要素があるようでしたら、教えていただけると幸いです。

Re: 猫の乳腺切除の手術について

- 獣医師 山田

2013/06/12(Wed) 12:03

No.2121

桃 様

初夏の風に肌も汗ばむ頃でございますが、桃様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
桃様のネコちゃんの乳腺にしこりができ、外科的に切除を行い病理検査に出したところ
非腫瘍性で、「乳管炎を伴う乳管拡張」と診断がでているのですね。
またこの度、手術した乳腺の下に同様のしこりができ、改めて手術を検討中でいらっしゃり、
手術は下部の乳腺を3つすべて切除する予定で上部の2つは残す予定
との事でございますね。
手術で切除した乳腺のすぐ下に、同じようなしこりができ、桃様におかれましては
さぞご心配の事と存じます。
また、今後、何らかの問題が起こったり、ホルモンバランスなどが崩れたり、
あるいは手術跡から問題が生じる可能性などにつき、ご不安に感じていらっしゃるのですね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。


一般的に、ワンちゃんもネコちゃんも乳腺にしこりができた場合、状況に応じた外科手術を
選択いたします。
1. 片側乳腺全摘出術
片側の乳腺を全部摘出する方法です。
傷が大きくなりますが、新たな乳腺腫瘍の発生リスクを減らせることが利点です。

2. 部分的切除
2つあるいは3つの乳腺をまとめて摘出する方法です。片側乳腺摘出術より傷が
小さくてすみます。

3. 結節状の乳腺腫瘍摘出
腫瘍のない部分にも2〜3cmの外科的余地(サージカルマージン)を確保して、
個々の乳腺の腫瘤を摘出する方法です。
老齢のどうぶつであったり、心臓病・腎臓病などの合併症があるなど、
麻酔のリスクが高いため、なるべく短時間で手術を終えたい場合に適応となります。
片側乳腺摘出術や部分的切除に比べて傷が小さいのですが、局所再発の危険性が
増します。

どの手術様式を用いるかは、腫瘤の大きさや発生部位、腫瘤の数、腫瘍の悪性度
などによって決定していきます。
通常、ネコちゃんには乳腺が左右4対あり、その乳腺にはリンパ管や血管が入り込んで
います。左右の乳腺は正中(中央)で隔たれていますが、片側にある乳腺は血管とリンパ管で
繋がっています。頭側の乳腺は腋窩(えきか)リンパ節から胸骨リンパ節に流入していますし、
尾側の乳腺は鼠径(そけい)リンパ節に流入しています。
例えば、しこりが悪性腫瘍で転移の可能性があるような場合、この所属するリンパ節に関係
する乳腺に転移が起こりやすいため、部分切除を行う際はリンパ節が一緒の乳腺を
まとめて切除を行います。

今回、桃様のネコちゃんは最初の手術でしこりがある乳腺のみを摘出したとの事ですので、
年齢からも触診上も、悪性の可能性が少ないとの判断で、1つの乳腺のみの切除となった
のではないかと思います。
しかし、その下の乳腺に同様なしこりが確認できたため、先日摘出したしこりと同じものなのか、
または異なるものなのかを判断するためにも、再度手術を行い、病理検査に出す必要が
あるとかかりつけの先生が判断したのでしょう。
また、先日摘出したものと同様なものであれば転移をするような悪性腫瘍ではないので
心配はいらないかとは思いますが、
万が一、今回のしこりが悪性だった場合、転移の可能性を考慮してマージンが広めな
部分的切除を検討されたのではないでしょうか。
もちろん、片側乳腺全摘出よりも傷が小さくなるため、ネコちゃんの負担も軽減されます。

桃様が心配される点とし致しましては、
1.健康な乳腺を大きく切り取った場合、今後、何かの問題が起きる可能性はあるのかどうか。
2.手術後にホルモンバランスなどが崩れたり、手術跡から問題が生じる可能性はあるのか。
という事でございますね
正常な乳腺を切除しても、生活に支障はきたしませんし、乳腺をとることでの
ホルモンバランスを崩す可能性もございませんのでご安心ください。
ただ、切除範囲が前回よりも広くなるので、皮膚や皮下織などの修復に少し時間がかかり、
抜糸まで時間がかかる可能性や、傷が大きいために術後に痛みがでる可能性、場合によっては
手術後、数日は皮膚が引っ張られる感覚があり、歩くご様子がいつもよりぎこちなくなる
可能性などはあるかもしれません。
また、傷が大きい場合は漿液(しょうえき)がたまる可能性などがありますが、都度、病院さんで
ご対応いただけたら問題はないかと存じます。
傷が治るに従い歩く際のぎこちなさは改善されますし、痛みについては痛み止めの使用が可能
ですので、ご安心いただければと存じます。
ただ、全身麻酔をかける訳ですので、体にかかる負担はゼロではありません。
事前の血液検査などを行うことで、麻酔のリスクを軽減できますので、かかりつけの先生とも
再度ご相談いただけたらと存じます。
大きな手術を行うこととなりますので、できるだけ手術に対しての不安を解消してから、
手術を受けていただけたらと存じます。

桃様におかれましては、時節柄、何とぞ、お体をご自愛いただき、猫ちゃんを支えてあげてください。
心から応援いたしております。
なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



Re: 猫の乳腺切除の手術について

-

2013/06/12(Wed) 23:56

No.2122

お返事をいただき、本当にありがとうございました。
分かりやすく、丁寧に回答いただいて、とても参考になりました。
大きな手術なので可哀想に思う気持ちはありますが、今後の生活には影響はないとのことなので、これから元気に長生きしてもらうため、今から少しの間だけ、猫にもがんばってもらうことにします。
手術前の検査などは、前回の手術の時も念入りにやってもらいましたし、今回もよくお願いするつもりです。
本当にありがとうございました。



Re: 猫の乳腺切除の手術について

- 獣医師 山田

2013/06/13(Thu) 11:51

No.2123

桃 様

この度はご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございます。
桃様の大きな愛情に守られ、猫ちゃんは安心して頑張ってくれることと思います。
いつも応援いたしております。気がかりなことやご心配なことがございましたら、
いつでもお気軽にお声掛けください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



Re: 猫の乳腺切除の手術について

-

2013/06/26(Wed) 00:02

No.2145

先日は、大変お世話になりました。
おかげさまで、猫の手術も無事に終わり、病理検査の結果も、前回と同じ、「乳管炎を伴う乳管拡張」であるという報告がありました。
悪性のものではないとのことで、本当に安心しました。
二泊三日の入院の予定が、傷口も綺麗で、手術の前後の様子も問題なかったとのことで、一泊だけで帰ってきました。自宅でも、食欲もあり、高い所には飛び上がるのは躊躇するものの、元気に歩き回っています。
さて、今回、また書き込みましたのは、お礼を申し上げるとともに、最初の相談の文章に間違いがあったので、訂正させていただきたく、コメントさせていただきます。
最初の相談で、「しこりが出来た右側下二番目の乳首付近も含め、下腹部の乳首の乳腺を同時に三つ分切除する」手術で、
「乳首六つのうち、残った五つのうちの、胸の上部の二つを残して下を切除する、ということです」と書いたのですが、
その時、私は手術は「両側の下腹部の乳腺」全てを切除するのだと思っていたのですが、その後、先生と話してみると、しこりが出来た右側下二番目の乳首と、その下の右側一番下の乳首までの、「片側下腹部の乳腺」乳首二つ分を切除するという手術であることが分かりました。
よく考えてみると数も合わないし(猫の乳首は、両側合わせて八つでした…)、お腹の片側を切るのと、両側を二箇所切るのでは猫の負担も全く違いますし、動揺してひどい勘違いをしてしまっていたようです。
恥ずかしいのですが、この掲示板を読んで、私の質問とお返事いただいた回答を参考にしようとする飼い主さんがいるかもしれないと思ったので、訂正させていただきます。
不正確な文章での質問をしてしまい、申し訳ありませんでした。そして、本当に、心強いアドバイスをいただき、ありがとうございました。



Re: 猫の乳腺切除の手術について

- 獣医師 山田

2013/06/26(Wed) 17:44

No.2147

桃 様

この度はご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございます。
猫ちゃんの手術が無事に終了し、病理検査結果も悪性ではないとの事で
本当に良かったですね。
また、ご相談の文章のご訂正につきましてもご報告をいただき
ありがとうございます。
桃様のネコちゃんが大きな手術をなされたばかりだというのに、
他の飼い主様へのお心遣いに深く感動しております。

桃様がおっしゃる通り、通常ネコちゃんには乳腺が左右4対あり、
左右の乳腺は正中(中央)で隔たれています。
乳腺にはリンパ管や血管が入り込んでおり、片側にある乳腺は血管とリンパ管で
繋がっています。
頭側2つの乳腺は腋窩(えきか)リンパ節から胸骨リンパ節に流入していますし、
尾側2つの乳腺は鼠径(そけい)リンパ節に流入していますので、部分切除を行う際は
リンパ節が一緒の乳腺をまとめて切除します。
今回の桃様のネコちゃんは、しこりが出来た右側下二番目の乳首と
その下の右側一番下の乳首までの片側下腹部の乳腺切除だったのですね。
片側の乳腺全摘出術より傷の大きさは小さいので、体への負担も少ないかと存じます。

桃様のネコちゃんにおかれましては、食欲もあり、元気に歩き回っているとの事で
何よりでございます。
短期間に2回も大きな手術をなされましたので、ゆっくりと傷を治していただき
これから健やかにお過ごしいただけたらと存じます。

また、何か気がかりなことやご心配なことがございましたら、
いつでもお気軽にお声掛けください。
この度は本当にご連絡ありがとうございました。



脚が痺れるlことって・・・

投稿者:ビスケ

投稿日:2013/06/22(Sat) 11:41

No.2139

NO.2127でご相談させて頂きましたビスケです。
丁寧なご回答ありがとうございました。
その後、病院へ行き、問診・触診を行いました。
結果、はっきりせず、お薬を処方して頂きました。
オンシオール・ガスターです。
服用した日の夜から食事を戻し。朝の食事も戻してしまいました。翌日、病院へ行き、吐き気止めの注射をしました。
薬の服用は中止しています。
あれから4日ほどたちますが、吐き気はおさまり元気もあり、食事・排泄ともに問題ありません。

ただ、前右足のびっこは相変わらずです。

質問があります。

犬は人間のように足がしびれたりしますか?(正座をしてなる あのしびれです)
ビスケを見ていると同じ格好で狭いソファーに下に入り、床はフローリングです。30分ぐらい寝ていて呼ぶと前右足がびっこになり、止まっても右前足を地面につけないように上げています。
病院でも触診しても痛がる様子がなく???です。

同じ姿勢でいてしびれることが犬にはあるのでしょうか?

度々の相談ですみません。よろしくお願いします。

Re: 脚が痺れるlことって・・・

- 獣医師 山田

2013/06/25(Tue) 18:00

No.2143

ビスケ 様

吹く風にもいよいよ夏を感じるころとなりましたがビスケ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度は再度ご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
また、その後のトイ・プードルちゃんのご様子のご連絡、ありがとうございます。
右前肢の跛行について、かかりつけの動物病院さんで問診・触診を行って
いただいたのですね。その際の診察でも原因がはっきりせず、消炎鎮痛剤のお薬が
処方されたがそのお薬で嘔吐症状が出てしまったため、内服を中止し、
嘔吐は落ち着いてきたが、前肢の跛行については変わらずとの事なのですね。
トイ・プードルちゃんのご様子としては、同じ格好で狭いソファーに下に入り込み、
30分ぐらい寝ていて呼ぶと前右足の跛行を認め、右前足を地面につけないように
上げているが、病院で触診しても痛がる様子がないため、ヒトのように
しびれることがあるのかどうかについてのご質問でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見して
おりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

ヒトが正座した時などに起こる「しびれ」には末梢神経が大きく関係しております。
正座した時には膝下の部位で血管が圧迫され血流が悪くなります。
これにより、末梢神経に必要な酸素が不足します。また、皮膚に近い末梢神経は
体の重みによって直接圧迫を受けてしまいます。
このような状態を続けていると、知覚を伝える末梢神経の機能が低下し、
そこに異常な電流が流れ始めます。
この電流がしびれの原因です。しびれは末梢神経が異常を知らせる生体の防御反応
だと言われています。
この状態を続けるとしびれや痛みを伝える末梢神経が機能を停止して
無感覚の状態になってしまいます。


ワンちゃんでもこのような「しびれ」が起こるかどうかについては、
はっきりはわかっていませんが、体重が重い大型犬では、ヒトの正座と同様のしびれ
などが出ることも考えられますが、体重の軽い小型犬のワンちゃんでは
あまり多くないのではないかと思われます。
ただ、ビスケ様のトイ・プードルちゃんが、いつも右を下にした同じ姿勢で寝ていて、
跛行の症状がその状態から起きた時のみに見られるとしたら、
そのような寝方が右前足の跛行の症状と何らかの関係がある可能性はあるかも
しれません。寝るところに低反発などのマットを敷いてみたり、
右側ばかりを下にして寝ないように促してみるなど、
寝ている時になるべく右前肢を圧迫しないように対策をしてみると、
症状の軽減がみられるかもしれませんので、一度試してみてはいかがでしょうか。
もしそれでも症状が改善しないようであれば、
圧迫による「しびれ」とは関係ないということになるでしょう。

また、ヒトでも何らかの疾患が原因で血管内の血流が滞ることにより、
中枢神経や末梢神経に障害が起こり、力が入らずに電流を常に与えられているような
異常な感覚が続くことがあり、この感覚異常を「しびれ」と表現されることが多いです。
このような症状はワンちゃんでも同様におこります。
例えば、椎間板ヘルニアのような脊髄疾患や脳疾患で中枢神経や末梢神経が損傷を
受けた場合、知覚異常によりしびれのような感覚異常がおこると言われております。
このような場合、ワンちゃんは麻痺した肢のしびれのような感覚を違和感としてとらえ、
自分で自分の足や尾を咬んでしまうこともあります。

また、上述したようなしびれや感覚異常ではなく、寝起きに跛行が認められる場合が
あります。前後肢の関節がこわばっているためにうまく動かず、
起き上がろうとしてもしばらくの間うずくまった状態となり、
歩き始めに跛行を認めるが、徐々に前後肢の関節が動きやすくなり、
自然に歩行が可能となっていくような症状です。
これは関節リウマチの初期症状などで見受けられます。

関節リウマチは特発性免疫介在性多発性関節炎(IMPA)やびらん性関節炎、
多発性関節炎とも言われます。
原因は免疫に関係すると考えられており、手首、足首、指の関節、ひざ関節などに、
比較的若い年齢で発症します。
発熱、食欲低下、寝ていることが多くなったなどの全身症状が出るワンちゃんも
いますが、最も多い症状は跛行です。
症状が進行した場合は、発熱などの全身状態や跛行、疼痛が出てきますが、
初期の場合には寝起きの跛行のみで、触診しても顕著な疼痛を示さない場合もあります。
ただ、免疫疾患であるため、すべての関節で症状が出ることがほとんどですので、
今回のビスケ様のトイ・プードルちゃんの症状とは少し異なるかとは思います。

いずれにせよ、跛行の原因についての精査が今後必要となってくるかもしれませんので、
トイ・プードルちゃんの症状をよく観察していただき、跛行の症状が持続したり、
疼痛が顕著になってくる場合にはかかりつけの先生にご相談されることをお勧めします。
また、今回は内服薬で嘔吐の症状がみられたようなので、
どのようなタイプのお薬を使用するかについても話し合っていただけたらと存じます。

かかりつけの動物病院さんで診察を行っても、原因が分かりかねるとの事ですので、
トイ・プードルちゃんの症状の原因特定は非常に困難なのでしょうね。
原因がはっきりと分からず、トイ・プードルちゃんを見守っていただいている
ビスケ様におかれましては、さぞご心配のことと存します。
私どもでも、トイ・プードルちゃんの症状が落ち着き、元気にビスケ様と
お過ごしいただける事を祈っております。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



薬を飲まなくなりました。

投稿者:るび

投稿日:2013/06/20(Thu) 21:03

No.2138

助けてください。ほとほと困っています。パグ犬の雄犬8歳です。もともと癲癇があり薬を飲んでいました、そのままでは飲まないのでピルポケッツというものに包んでパクっとおやつのように食べてくれていたのです。昨年の11月に急に具合が悪くなり(死にかけたのですが)検査したところ胆汁が泥状になっており肝臓に負担がかかり劇症肝炎になっているとのこと。入院し治療の結果命は取り留め、投薬で治療していくこととなりました。その後4月ごろにさらに甲状腺異常がわかりこれも投薬。現在6種類の薬になっています。朝5粒・夕6.5粒・夜2粒。
粉状にすると6.5粒で小さじ1杯以上の量です。
つい3週間前まではピルポケッツに包んでなんとか飲んでくれていたのです。その時は餌も丸のみの状態でした。
ところが突然プイっと口にしなくなり、餌も慎重に噛んで食べるようになってしまったのです。薬が入っているのがわかると餌も食べなくなります。その後匂いの強い猫の餌に薬を粉状にし混ぜたものをえさに混ぜてみたところ何度かは食べてはくれるものの、また突然食べなくなりこのところは犬用のミルクに混ぜてなんとか1週間食べてくれたのですが・・・・
今日は1口食べてやめてしまいました。
獣医には相談しましたが、飲ませてもらわないと・・・といわれるだけで良い対策は助言してもらえません。飲まなければまた良くなった状態も悪化していくでしょう・・・。なんとかこの大量の薬を飲ませていく方法を教えてほしいのです。
パグなので鼻が引っ込んでいて口を開けて喉の奥に・・・なんて方法はとうの昔に試していますが、頑として口は開けません。なんとか入れたとしても食べたご飯ごとはいてしまいます。神経が細く、少しの事でもすぐおどおど尻尾を下げてしまいます。
このままでは私の神経ももちません。
良い方法を教えてください。助けてください。
長文、乱文で大変申し訳ありません。よろしくお願いいたします

Re: 薬を飲まなくなりました。

- 獣医師 岸田

2013/06/24(Mon) 17:41

No.2141

るび 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
8歳のパグちゃんが3週間前から急にお薬を飲まなくなりお困りとのことでございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、
実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

パグちゃんはてんかんの薬や肝臓の薬、甲状腺の薬など、
たくさんのお薬を飲まないといけないのですね。
パグちゃんは3週間前まではピルポケッツに包んできちんと飲んでくれていたのに、
急に飲まなくなって、フードも慎重に食べるようになったとのことですが、
「包んであった薬が出てしまい薬が苦かった」など、何か理由があって、
警戒するようになってしまったのでしょうか。
嫌がるワンちゃんにお薬を飲ませるのはかわいそうですが、
おそらくどれも大切なお薬ですので、きちんと飲ませてあげたいですね。
またパグちゃんがお薬を嫌がらずに飲めるようになる方法として考えられることをいくつか
ご案内したいと思います。
ご参考にしていただけたら幸いです。

1. 錠剤は粉にせずに錠剤のまま何かに包んでみる
錠剤によっては中心部の薬の部分が苦く、まわりを糖衣やコーティング剤でくるんで、
飲む時に苦くないように加工してあるものがあります。
これを砕いて粉状にしてしまうと、万が一口の中にこぼれたときに、
苦みを強く感じてしまうことになります。
何かに包んで与えるときには、粉にしてしまうよりも、錠剤のままの方がよろしいでしょう。
錠剤が大きすぎで包むのが難しい場合には、錠剤カッターなどを利用して、
なるべくまわりの糖衣やコーティングをはがさないように小さく分割して包むようにすると
よいでしょう。
ただし、薬の種類によっては粉にしてウエットフードなどに良く混ぜ込んだ方が味や苦みを
感じづらいお薬もありますので、現在飲んでいるお薬のタイプ(どのような飲ませ方が
苦くないか)について、主治医の先生にお聞きになってみるとよいかもしれません。

2. 剤型や薬のタイプを変えてみる
薬の種類によりますが、同じ成分のお薬、あるいは同じ効能のお薬で、
錠剤、散剤(粉薬)、ドライシロップ(粉状だが水で溶かすと甘いシロップになる)、液剤(シロップ剤)
など、様々なタイプが利用できるお薬もあります。
錠剤や粉薬はどうしてもだめだったけど、甘いシロップ剤なら飲める、というような場合もあります。
また、同じ効能のお薬で、1日2回投薬が必要なタイプのお薬と、1日1回の投薬で良いお薬などが
ある場合もあります。
そのような変更ができないかどうか、主治医の先生にご相談いただいてはいかがでしょうか。

3. 今までと違う投薬補助食品を利用
ピルポケッツ以外にも、ワンちゃんにスムーズに投薬を行うための投薬補助食品が
さまざまなメーカーさんから出されていることと思います。
投薬専用のサプリメントとして販売されているものもありますし、
ペースト状のウエットフードで、嗜好性が高く薬を中に隠しやすい固さのものもあります。
また、ワンちゃん用のおやつや人用の食品では、チーズ、ふかしいも、ササミ、魚肉ソーセージなどに
薬を包んで投薬されている飼い主さんも多いようです。
そのようなものの中からパグちゃんが好むものを選んであげてもよいでしょう。
ただし、病気の種類や状態によって利用しない方がよい食品もありますので、
主治医の先生に確認してからにしていただいた方がよいでしょう。
また、初めから薬を入れて与えようとしたり、いかにも「薬を飲ませよう」という雰囲気を
出してしまうと、パグちゃんが警戒してしまい食べてくれないこともあるかもしれません。
初めは投薬とは別に、遊んでいる時や楽しい時のごほうびのおやつとして与えてみるなど
良いイメージを持たせるようにして、喜んで食べてくれるようになったら薬を入れて
みるようにした方がよいでしょう。

4. 粉にしてシロップやアイスクリームなどで練って上あごにぬる
あるいは水状にしてスポイトやシリンジなどで口の端から入れてなめさせる
何かに包んで自分から食べさせるのがどうしても難しいようであれば、
強制的にお口の中に入れて飲ませるようにする方法があります。
なるべく薬を出されないようにするために、薬を粉状にしてから
シロップやアイスクリーム、あるいはペースト状のサプリメントなどで練って
上あごにぬりつけると、口から出しづらいので舐めて飲んでしまうことが多いようです。
ただ、るび様がおっしゃるように、パグちゃんですので他の犬種に比べて口が開けづらいと
思います。
左右の口角(口の両端)のところに指を入れると比較的口が開きやすいので、
そのようにして口を開けてすばやく上あごに塗ることができれば成功するかもしれません。
どうしても口を開けるのがむずかしいようであれば、もっとゆるめにシロップやアイスクリームなどで
溶いて水状にして、スポイトやシリンジなどで口唇の間から口の中に流し込むようにすると
舐めてしまう場合もありますので試してみて下さい。

5. 投薬の優先順位を決める
パグちゃんが今飲んでいるお薬はどれも病気の進行や症状を抑えるために大事なお薬だと
思いますが、量が多くてどうしてもすべてをきちんと投薬するのが難しいということであれば、
主治医の先生とご相談の上、投薬の優先順位を決めてはいかがでしょうか。
理想的には指示通りに投薬していただくのが一番だと思いますが、
必ずきちんと飲ませないといけないお薬と、もし、例えば1日2回が1回になってしまったり、
投与量が半量になっても、ある程度効果が期待できる薬など、
多少投薬回数や量が減っても大丈夫な薬があれば、聞いておくとよいと思います。
また食事療法などにより、薬の種類を少しでも減らすことができないものかどうか
検討していただくのも一つの方法かもしれません。
なお先生とご相談の上、投薬に際する量、回数、種類を減らしたり、また食事療法へ切り替える
場合には、病状の悪化がないかなどに細心の注意を払う必要がありますので、
家での状態をよくみてあげられる時にしていただき、また検査などによる確認など必要な場合には
先生の指示に従うようにしましょう。

6. 投薬時の注意点
特に食後、食間など投薬時間の指示がなければ、お腹が空いている食前にお薬を与えていただくと
よいでしょう。
ただ、今までの投薬時間が食前で、すでにパグちゃんが投薬されることを察して身構えてしまうようで
あれば、あえて投薬時間を変えて、遊んでいる時にごほうびのように与えたりしていただいても
よいでしょう。
また、パグちゃんはすでに投薬に対してかなり警戒心を持ってしまっているようですので、
「薬を飲ませよう」とあまり身構え過ぎてしまうと、雰囲気を察して余計警戒を強めてしまうことに
なります。なるべくリラックスした雰囲気をつくり、上手に飲めたらほめてあげるようにして、
薬を飲む時間が楽しい時間になるようにしてあげられるとよいと思います。

ワンちゃんへの投薬については、どうぶつ相談室の以下の記事でもご紹介させていただいております。
一般的なご案内ではありますが、よろしければ参考になさってください。
<ワンちゃんへの投薬について http://www.anicom-page.com/labo/2012/02/post-422.html

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
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お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

嫌がるワンちゃんに投薬するのは本当に大変なことと思います。
上にご紹介したような方法でもどうしても投薬が難しいようでしたら、
詳しい状況をお伺いした上でより具体的な対策を考えることができるかと思いますので、
よろしければ上記のお電話でご相談いただければと思います。
パグちゃんが早くまた以前のようにお薬を飲めるようになるよう、お祈りしております。

今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。