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iかむ
投稿者:荒川 正江
投稿日:2012/02/07(Tue) 10:40
No.1123
6か月のアメリカンコッカーの男の子です。乳歯が生え変わりました。いろいろなものを口の中に入れます。ついうっかりビニールなどくわえたら大変、取り上げると、猛獣に変わり向かってきてかみつきます。すぐに我に返るようですが、ずいぶん本気でかまれあざだらけです。気が強いようで怒られたれするとやり返すかみつくところがあります。このような気性治せますか?、また危ないものを口にいれたときのとり出す良い方法はないでしょうか?
Re: iかむ
- ドッグライフカウンセラー 三留
2012/02/09(Thu) 16:50
No.1131
荒川 正江 様春の訪れが待ち遠しい頃でございますが、荒川様におかれましてはいかがお過しでしょうか。アメリカンコッカーちゃんは元気にお散歩をされていますでしょうか。この度はご相談をいただきましてありがとうございます。アメリカンコッカーちゃんがいろいろなものを口にいれてしまい、取上げようとすると噛んでお困りとのことでございますね。ご案内をさせていただきたく存じますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをあらかじめご了承くださいませ。【今の月齢のワンちゃんの特徴について】1. これまでの経験をもとに、自分で行動を選択しようとし始める成長をするにつれ、ワンちゃんは多くの経験をいたします。この経験をもとに、「どのようなことをすれば、どのようなことがおきるか」ということを理解するようになります。そして、自分の目的のために、どのような行動をしたらいいか、という選択をするようになる時期をアメリカンコッカーちゃんはそろそろ迎えようとしています。また、縄張りや獲得をした物への執着心もだんだん強くなってきています。このようなこともあり、アメリカンコッカーちゃんの月齢になると、今までのような子犬特有のあわただしさだけではなく、自我が強くなり、飼い主様が、少しずつ、手に負えないような感触を感じ始める時期でもあります。2. 興奮しやすい若くて元気があり余っていますし、興奮しやすい時期であるのは、これまでと同じです。ワンちゃんは興奮しているうちに、どんどんヒートアップしてしまい、そんなワンちゃんを何とかしなくては、と飼い主様が叱ろうとしても、飼い主様の声に刺激を受けて、余計に興奮をしてしまいます。2. 歯の生え変わりの時期生後、ほぼ一年の間に乳歯が生えてきますが、アメリカンコッカーちゃんの月齢には、乳歯もそろそろ抜け永久歯が生えてきている頃なのではないでしょうか。したがいまして、しばらくはアメリカンッコッカーちゃんのお口の中は、もうしばらく、むずむずと気になる状態が続きます。3. 男の子として一人前になる個体や犬種などにより差異はありますが、男の子として生殖能力が備わってくる時期をそろそろ迎えるころです。男の子は女の子に比べて、体も大きくなる傾向がありますし、支配したい、という意識が強い傾向もみられます。もちろん発情期の女の子がいれば、気になって仕方がなくなります。さて、このように、子どもから大人への過渡期にあるアメリカンコッカーちゃんでございますが、荒川様から伺った範囲から推察させていただきますと、今のアメリカンコッカーちゃんのご様子は、比較的よくみられる行動といえるかもしれません。また、気質という点もあるかもしれませんが、いけない物をかじると、ご家族様が飛んできてくれて、構ってくれる、興奮できる遊びの一つになっているような気もいたします。まず、「何がいけなくて、何をすれば良いのか」が伝わっていないのであれば、そのことをしっかりとアメリカンコッカーちゃんに教えることから初めていただければと存じます。次にどのように対応いただくことが好ましいかをご案内させていただきます。【ご対応について】1. 何がいけないか、どうすれば良いかを明確に教えるワンちゃんは自分がした経験をもとに、「何をしたら、どのようなことが起きたか」をたいへん良く見ていると先にご案内いたしましたが、このことは即ち、ワンちゃんが何かした後、どのようにするか、が重要なことを意味します。「噛むことがいけない」と教えるためには、噛んだ瞬間に叱る必要があります。 また、叱られていることを理解させるためには、低くて、怖い声で叱りましょう。また、ご家族様でお決めいただいた言葉を統一してご利用ください。ワンちゃんが興奮しているときほど、ご家族様が落ち着く必要がございます。声のトーンを落として、落ち着いた雰囲気にしていただくとよろしいでしょう。このときに、タイミングが遅いなど、合っていなかったり、ワンちゃんに「騒いでくれて嬉しい」と思わせてしまったりすると、何がいけないのかを明確に伝えることができません。そればかりか、かえって、「いたずらすると、皆が大騒ぎしてくれて、面白い」と思わせてしまうことも良くみられます。また、構ってほしくて噛んでいるワンちゃんであれば、噛んでも構ってもらえないと教えるために、低い声で叱り、そのまま荒川様はその部屋を出てしまうのも一つの方法です。一方で、ブラッシングが嫌で、「噛んで止めてもらおう」と思っている子であれば、「噛んでも止めてもらえない」と教えるため、ひるまず、平然とブラッシングを続けてしまったほうがよろしいでしょう。「何がしたくて噛んでいるのか」と我が子の気持ちをまず推し量っていただき、ご褒美にあたることを、噛んだ後にしないようにしていただき、噛んでも、いいことがない、と毅然と教え続けていただければと存じます。また、「何とかしなくては」と手を用いて叱ってしまうと、人の手が怖くて、今度は自分を守るために噛むようになることがございますので、ご注意いただければと存じます。また、叱った後、噛むことを止めたら、その瞬間に優しくて明るい声で褒めてあげましょう。「噛まなければ、良いことがある」と根気強く教えましょう。褒めることで、どうすれば良いのかということを、その瞬間に教えてあげてくださいませ。2. 落ち着く習慣をつける「落ち着いていたら、いいことがあった」という経験を持たせましょう。アメリカンコッカーちゃんが興奮しているときほど、ご家族様は声のトーンを落として、落ち着くことが大切です。また、日頃から、落ち着いていたら、声をかけてあげたり、体を撫ぜるときも、ゆっくりと優しくするようにしましょう。また、「ご家族の指示に従ったら、良い事があった」という経験をさせるようにします。アメリカンコッカーちゃんの名前をよんで、荒川様のほうをみたら、うんと褒めてあげましょう。また、「オスワリ」と上手に使っていただくのも有効でございます。ワンちゃんは座らせると、落ち着きますし、指示に従う習慣をつけることにもなります。例えば、「遊んで欲しい」とオモチャをもってきたとき、すぐに遊んでしまうとアメリカンコッカーちゃんに主導権があるままですが、そのときに、「オスワリ」をさせて、「従ったから遊んでもらえた」と思わせれば、主導権を荒川様が握ることにもなりますし、落ち着いたら良いことがあったと思わせることにもなります。【気質について】アメリカンコッカーちゃんはどちらかといえば、強い性格とのことでございますね。同じ母親から生まれてきたワンちゃんであっても、一番先を走ろうとする子がいれば、怖がりの子もいたり、最後をのそのそと走ってくる子もいますので、本当にそれぞれでございます。先天的な性格という点を変えるのは、なかなか難しいこともあるかもしれませんが、大概の場合、ご家族とシーソーのような関係がみられる場合も多く、見直すことでワンちゃんの気質が多少なりとも変化するようです。ワンちゃんの中には、「支配したい」という欲求と、「服従したい」という欲求が混在しているといわれています。家族という群れの中で自分がどのような状況にあるか、によって支配したい気持ちが強くなったり、服従したいという気持ちが強くなったりします。自分が守られており、安心していればいいということが分かれば、服従したいという方へ比重がかかりますが、反対に自分が中心に家族が回っており、自分が皆を守り支配しなくては、と思うと、支配欲が高まります。したがいまして、ご家族様が主導権を持つことが、ワンちゃんに安心感を抱かせることにもなるのです。このためには、ワンちゃんがした行動に対して、一貫性のある対応をし、毅然とした態度を見せることが重要です。根気強く向き合ってあげていただければと存じます。なお、男の子の場合、男性ホルモンの影響から起こる部分の性格の強さに関しては去勢手術をすることで軽減するケースも見られますので、かかりつけの先生にご相談いただくのもよろしいかもしれません。【口の中の物をださせるため】1. 環境を見直す若い時期のワンちゃんは、特に何でも口に入れたがる傾向があります。できれば、ケージやサークルなどを利用していただいたり、「この部屋のこの場所だけで遊ばせる」というように、ワンちゃんの行動範囲をある程度、制限していただき、ワンちゃんがいけない物を口にできない環境をできる範囲で作っていただくことが重要です。お散歩などでも、名前を呼ぶ習慣を呼びながら歩くことで、荒川様に連れられていることを気付かせていただいたり、なるべく道の真ん中をあるくようにコントロールする習慣をつけていただければと存じます。2. 「ちょうだい」を教えるワンちゃんは口の中に入れたものを出させようとすると、頑として拒否したり、飲み込んでしまうのが一般的でございます。したがって、いざというときに出そうとすると、たいへんでございます。日頃から「口の中の物を出すといいことがある」「ママに渡しても、後で返してもらえるから大丈夫」と思わせておくとよろしいでしょう。具体的には、以下のような感じで、取り組んでいただくとよろしいでしょう。(1) 飼い主さんが持った状態であればコントロールがしやすいので、手に握ったままで与えられるような、ガムのようなオヤツを「ヨシ」という指示で噛ませておきます。(2)途中で、「ちょうだい」などとおっしゃっていただき、口の中のオヤツを出して、出しことに対して、「お利口」と褒めながら、アメリカンコッカーちゃんの大好きなオヤツなどを与えます。(2) しばらくして、「ヨシ」などおっしゃっていただき、もともとアメリカンコッカーちゃんが持っていたガムを返してあげると、執着心を軽減することにつながるでしょう。ご注意いただきたい点は、しつこい雰囲気にしないようにすることでございます。ゲーム感覚でなさってもよろしいでしょう。オヤツ以外でも、お気に入りのオモチャなどを利用いただいたり、手で握った状態で与えるだけではなく、手で持たない状態にしたり、時間を変えたり、いろいろなバリエーションでなさっていただければと存じます。実際に、危ない物を口に入れてしまったときに叱る際は、とにかく低い声で叱り、出したら褒めるようにします。お口の中の物への意識を、他のものでそらしたり、お口の中へ上方斜めから指を入れると口を開け易くはなりますが、日頃から飼い主様の言葉に従うと良いことがあると根気強く教えておくことが重要かと存じます。アメリカンコッカーちゃんがお健やかなご成長を心からお祈りいたしております。少しずつ日の光も春の装いを帯びてくるのでしょうか。しばらくは厳しい寒さが続くかと存じますが、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
緑内障
投稿者:吉井きよみ
投稿日:2012/02/06(Mon) 19:54
No.1120
以前にもご相談させていただきました。柴4歳10カ月女の子です。昨年急に左目の眼圧が上がり失明その後義眼挿入。今年の1月に右目の眼圧が上がり1度は点滴等で正常に下がりましたが、その10日後に再発。90まで眼圧が上がり失明しました。義眼挿入手術を受けました。最初の左目はきれいになって見た目はほとんどわかりません。右目はまだ2週間目で目全体が赤くま少し腫れているのか、少し大きいです。右目手術直後から、両目水平の眼振が起こりまだ今も続いています。薬は血流を良くするものと消炎抗生剤です。そのほか点眼もしています。耳もきれいで原因がわからない状態です教えていただきたいことは、眼振の原因にはどのようなものがあるのか、手術と関係があることがあるのか。このまま治らずに眼振が続くとどのような生活に支障が出るのかなどです。主治医はまだ目が赤いのは仕方がないといわれました。右目はもう少し白目のみが赤かったように思います。どれくらいできれいになるのでしょうか?手術の不備はどんな症状がおこるのでしょうか?また眼振と関係があるのか、失明が原因かは分かりませんが右にぐるぐる回ります。またあるくのをすごく嫌がりさんぽにも行きにくい状態です。また、見えないこと、眼振があることで生活にどのようなことを注意したらよいのか教えてください。
Re: 緑内障
- 獣医師 岸田
2012/02/09(Thu) 14:27
No.1130
吉井きよみ様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。緑内障の手術後、さくらちゃんに眼振が見られているとのことですね。吉井様におかれましてはさぞかしご心配のこととお察し申し上げます。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。<眼振とは>本人の意思とは無関係な眼球運動(振動)のことをいいます。生理的な眼振は頭部を回転することにより起こりますが、病的な眼振は前庭系の障害に伴って認められます。前庭系とは、眼と頭部の位置を正常に保ち、体の平衡感覚を司るための仕組みのことをいい、末梢神経系(「内耳にある感覚器官」と「内耳からの情報を伝える内耳神経」)と中枢神経系(内耳からの情報を処理する脳幹と小脳の一部分)とが含まれます。このどちらの異常においても前庭障害が起こる可能性があります。前庭障害を引き起こす原因としては、次のようなものがあげられます。1.末梢性前庭疾患中耳炎や内耳炎、腫瘍、外傷、耳毒性のある薬物、特発性(原因不明。高齢の犬猫に多い。) 先天性障害(内耳構造の変性、奇形) など2.中枢性前庭疾患外傷、出血、炎症性疾患(感染性脳炎、免疫介在性脳炎など)、腫瘍、薬物毒性、脳血管障害 など 前庭系の障害では、眼振の他にも、斜頸(首を一方向に傾ける)や運動失調(よろけて転んだりぐるぐる回ったりする)などの症状が見られ、重症の場合には起立困難になることもあります。また、「常に目が回っているような状態」のため、悪心や嘔吐、食欲不振、歩くのを嫌がるなどの症状が見られることもあります。前庭障害の原因は上にあげたように様々なものがありますが、ワンちゃんに比較的多くみられるのは、特発性(原因不明)の前庭疾患で、その場合、特に治療をしなくても数日で症状の改善が見られてくることが多いようです。経過観察を行っても症状の改善が見られない場合には、末梢性または中枢性の何らかの疾患に伴って起こっている可能性があります。原因をはっきりさせるためには、詳細な身体検査、神経学的検査、頭部のレントゲン検査、血液検査等の様々な検査を行う必要があります。状況に応じて、CT検査やMRI検査、脳脊髄液の検査などが必要になることもあります。さくらちゃんは、両目の眼振、ぐるぐる回る、歩くのを嫌がるという症状が見られるとのことですので、おそらく前庭障害を起こしているものと考えられます。このまま症状が治まってくれればよいのですが、万が一、今後も全く症状の改善が見られない、あるいは悪化していく様子が見られるということであれば、原因に応じた治療が必要となる可能性もあります。原因をはっきりさせるための各種の検査をお受けになることをかかりつけの先生とよくご相談下さい。<義眼挿入手術について>手術と眼振の症状が見られることの関連性ですが、義眼挿入手術後にそのような症状が見られることは一般的ではないようですので、関連性については分かりかねます。義眼を挿入する際には、眼球内容を摘出しシリコンの義眼を埋め込むことと思いますが、その合併症としては角膜の潰瘍や感染、乾燥性角膜炎などが報告されています。また、手術後には、角膜に血管新生(傷を治すための新しい血管ができる)が生じて赤く見えることがありますが、通常は2〜3カ月でその赤みは消えるようです。さくらちゃんの右目が術後赤く腫れているのが、この血管新生によるものであれば、おそらくは2〜3カ月で自然に赤みが消えてくると思います。しかしながら、術後の眼は感染や角膜炎を起こし易く、そのような状態でも眼が赤く腫れるという症状が見られます。現在は術後の経過観察中かと存じますが、定期的に動物病院さんで眼の状態をチェックしていただき、炎症の兆候があるようでしたら早めに対処することが大切でございます。<眼振が続く場合の生活について>眼振が見られる時、人で言えば常に目が回って乗り物酔いをしているような状態であり、吐き気がしたり、食欲が落ちることがあります。このような症状は、数日で落ちつくことも多いようですが、食欲不振が続く場合には、なんとか十分な栄養がとれるようにしてあげることが大事です。ワンちゃんがなるべく食べやすい形状の食事を用意してあげたり、少量でも効率よくカロリーのとれる病気回復期用のフードを利用する等の方法もあります。吐き気止めや動揺病(乗り物酔い)の薬を利用することで食欲が改善することもあります。また、よろけて転倒してしまうことも多いと思いますので、転倒しても危険がないように配慮してあげて下さい。眼が回っている状態で歩くのを嫌がるのは当然のことだと思いますが、あまり歩かない状態が長く続くと、運動不足で筋力が落ちてしまう心配もあります。嫌がらないようであれば、介助用のハーネス等で体を支えてあげて歩かせたり、転んでも痛くないように円形のビニールプールなどの中を歩かせる、寝ている状態で手足の屈伸運動をさせるなどの方法で、少しでも筋肉を落とさないようにしてあげるとよいでしょう。また、万が一、今後も眼振が引き続いて見られる場合、末梢性(内耳や内耳神経)あるいは中枢性(脳幹や小脳)に何らかの影響を及ぼす疾患があることが疑われます。眼振や斜頸が続くことの支障ももちろんありますが、原因となっている疾患によっては、進行性に何らかの症状(難聴や神経症状、衰弱など)が見られてくる可能性もあります。そのため、早めに原因をはっきりさせて原因に対する治療を行う必要があります。さくらちゃんは2週間前に手術を受けられたばかりとのことですので、CTやMRIなどの再び麻酔をかけての検査は負担となる可能性もありますが、眼振が長期に続くと、食欲が落ちたり運動量が減って体力が落ちてしまったりすることも懸念されます。今のさくらちゃんにとって、一番負担なく検査と治療を行っていくためにはどのような方法をとるのがよいのか、かかりつけの先生とよくご相談いただければと存じます。さくらちゃんは両目とも義眼挿入手術を受けられたとのことで、眼は見えませんが緑内障の苦痛からは解放され、眼振の症状が治まれば、今後は穏やかに生活していくことができると思います。眼が見えないのはかわいそうなことではありますが、かえって飼い主様との絆が深くなり、穏やかに幸せに生活しているワンちゃんはたくさんいらっしゃいます。眼の見えないワンちゃんとの生活については、どうぶつ相談室の「ワンちゃんの視覚障害について」でご案内しておりますので、参考にしていただければ幸いです。http://www.anicom-page.com/labo/2011/06/post-385.html寒さ厳しき折、くれぐれもお体ご自愛ください。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。こちらのサービスもお気軽にご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。さくらちゃんの眼振の症状が治まり、一日も早く穏やかに過ごせる日がくることを心よりお祈りいたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。
人の足の裏をなめるのですが
投稿者:ビリーママ
投稿日:2012/02/07(Tue) 00:30
No.1122
旦那の足の裏や、指の間を、ひたすら、なめ続けていますが、大丈夫でしょうか?水虫が、あると思うのですが、大丈夫でしょうか?
Re: 人の足の裏をなめるのですが
2012/02/09(Thu) 14:15
No.1129
ビリーママ様立春も過ぎ、梅の花の便りが待ち遠しい頃でございますが、ビリーママ様はいかがお過しでしょうか。コーギーちゃんがご主人様の足の裏や指の間をなめるとのことでございますね。早速、ご案内させていただきたく存じますが、実際のご様子を拝見していないため一般的なご案内となりますことを何卒ご了承くださいませ。ワンちゃんにとって、なめるという行動は、安心できたり、落ち着いたりすることのできる魅力的な行動のようです。また、ワンちゃんが他の人やどうぶつをなめることは、愛着を表現する行動のようでございます。ワンちゃんは人間とは比較にならないほど嗅覚が発達しており、コミュニケーションの手段にもなっていますが、コーギーちゃんにとって、大好きなご主人様の足は、パパのにおいを感じることができ、かつ、なめるという行動をすることで、落ち着くことができるので、お気に入りの習慣になっているのでしょうか。ご主人様はコーギーちゃんがなめているときに、どのようになさっていらっしゃるでしょうか。なめているときに、「やめなさい」などと騒いだりすると、それが楽しくて、よけいになめる行動を強化してしまう可能性もございますので、コーギーちゃんがなめているときに、どのようになさるかということも大切なポイントです。以下、ご対応等についてご案内をさせていただきますので、参考にしていただければ幸いでございます。【ご対応について】1. なめられない状態を作るコーギーちゃんが「パパの足をなめたら、楽しい時間が終わってしまう」と思わせるようにしましょう。具体的な方法ですが、コーギーちゃんはご主人様への愛着を表しているのですから、叱らないほうがよろしいでしょう。また、コーギーちゃんの目から見て、「なめると、皆が声をかけてくれる」とか、「なめると皆が注目をしてくれる」と思わせないように、騒いだり、視線をコーギーちゃんに集めないほうがよろしいでしょう。コーギーちゃんがなめたら、ご主人様はその場を立ってしまい、他の部屋などへいらっしゃってはいかがでしょうか。他にも「靴下を履く」、「靴下に不味い味を付けておく」などもよろしいでしょう。2. なめていないときに、十分にコミュニケーションを取るコーギーちゃんが、パパの足をなめることの次にお気に入りの行動は何かありますでしょうか。「撫ぜてもらうのが好き」であれば、なめていないときに、たくさん撫ぜてあげましょう。「ボール遊びが好き」なのであれば、コーギーちゃんと楽しくボールで遊んであげましょう。3. 運動量を増やすコーギーちゃんは牧羊犬でエネルギッシュな犬種ですから、毎日、かなりの運動量でエネルギーを発散させてあげることが必要です。エネルギーの発散が十分でなかったり、退屈だったりするとなめるという行動に向かいやすい傾向がみられます。ご主人様がご帰宅なさって、家族団らんの時間の前には、お食事の用意などで大変かとは存じますが、長めの散歩をなさったりして、なめる行動が始まる前にうとうとと居眠りが始まるような状況になるようにしてあげたらよろしいかもしれません。4.安心できる場所を確保するコーギーちゃんにとって、お家の中でのお気に入りの場所がご主人様の足元であれば、それに代わるコーギーちゃんがゆっくりと安心できる場所を用意してあげましょう。できれば、クレートやキャリーバッグのように、自分の体を隠している感じがするけど、自分から外を見渡すことができる、穴倉のような感じの場所がよろしいでしょう。(よろしければ、「どうぶつ相談室」ハウスを好きにする<犬>をご参考になさってください。)http://www.anicom-page.com/labo/2009/04/post-136.html【人の水虫のワンちゃんへの感染について】ご主人様は水虫があるかもしれないので、コーギーちゃんへの感染がご心配とのことでございますね。水虫はカビの一種である皮膚糸状菌が皮膚に寄生して生じるものですが、原因となる菌にはTrichophyton rubrum(紅色白癬菌)、Trichophyton metagrophytes(毛瘡白癬菌)などがあります。ワンちゃんや猫ちゃんには、人に感染する人獣共通感染症でもある皮膚糸状菌症がみられますが、この原因菌のほとんどが、Microsporum canis(犬小胞糸菌)ですが、Microsporum gypseum(石膏状小胞糸菌)やTrichophyton metagrophytes(毛瘡白癬菌)も感染の原因となります。このように、共通するものもあることから、感染する可能性もあることが推測されます。ただ、カビというのは、普通に日常生活の場面にあるものですから、健康な状態で抵抗力がある状態では感染を免れても、体調が悪く、抵抗力が落ちたときに感染の可能性は高くなる傾向がみられます。感染の可能性があるということもありますので、可愛い仕草ではありますが、足をなめることをできなくしたほうがよろしいでしょう。コーギーちゃんのお健やかなご成長が楽しみでございますね。ご家族皆様が笑顔いっぱいでお過しになられますことを心からお祈りいたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
猫ちゃんの洋服
投稿者:寅ジロウ
投稿日:2012/02/06(Mon) 23:55
No.1121
うちの猫ちゃんは今年9歳になる雄の日本ねこです。完全室内飼いです。最近震災などの事を心配しペット用に避難用品を揃えました。猫にもハーネスが必要と思い揃えましたが、洋服など1度も着たことがありません。案の定、嫌がります。着せると、じっとした後退してしまいます。可哀相な気がしてしまうのですが、慣れる方法はないでしょうか?また、迷子札用に軽いペット用のカプセルも用意しました。住所、連絡先、以外の情報は何を記入すればよいでしょうか?よろしくお願いします
Re: 猫ちゃんの洋服
2012/02/09(Thu) 13:47
No.1128
寅ジロウ様立春を迎え、春の訪れが楽しみな頃ですが寅ジロウ様はいかがお過しでしょうか。猫ちゃんは元気に日向ぼっこを楽しんでいらっしゃいますでしょうか。この度は、ご相談をいただき誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。寅ジロウ様におかれましては、震災に備え、猫ちゃんの避難用品を揃えられ、その一環として、ハーネスをお求めになられ、猫ちゃんに着せたところ、ジッと後退をするとのことでございますね。猫ちゃんは「ハーネスを着けてくれた」ということでよろしいでしょうか。お散歩に行くワンちゃんはリードや洋服を着ている姿をみることが多いのですが、ワンちゃんでも、首輪、ハーネス、リードなどを初めて着けるときには嫌がり、固まってしまうことも多くみられます。訳の分からないものを着けられ、いったい何が起こるのか、慣れるまでは、不安なのではないでしょうか。このようなときに、慣らしていくポイントは、ハーネスと猫ちゃんの好きなことを、猫ちゃんが連想をするようにすることです。例えば、ハーネスをつけたあと、ハーネスを付けていることを忘れるくらい喜んでくれる遊びをしたり、特別のご褒美を与えていただいたりします。無理のない程度に、根気強く、ハーネスをつけると良いことがある、と教え続けることでハーネスをみると、楽しいことがある、と猫ちゃんも連想するようになり、後退りしたり、固まったりしないようになるでしょう。ハーネスをつけるときも、「これから楽しいことが待っているよ」と期待させるように、明るい声で、楽しそうに、「よく似合うね」と声をかけながら着せてあげましょう。「ハーネスをつけたら、良いことがある」と根気強く教えてあげてくださいませ。また、寅ジロウ様は迷子用のカプセルを購入なさったとのことでございますね。残す情報は、飼い主様の連絡先以外に、かかりつけの病院名、既往症、ワクチン接種日、避妊去勢の有無、飲んでいる薬、猫ちゃんの生年月日など、記入できるスペースにもよりますが、残していただくとご安心かと存じます。また、すでに装着されていらっしゃるかもしれませんが、個体識別用のマイクロチップは、災害時の混乱等で万が一迷子札やカプセルを紛失してしまったような場合でも安心です。マイクロチップについては以下の記事をご参考になさってくださいませ。http://www.anicom-page.com/labo/2009/09/post-268.htmlまた、以下の記事には、必要な持ち物等のご案内がございます。よろしければこちらもご参考になさっていただければと存じます。http://www.anicom-page.com/labo/2011/03/post-371.html寅ジロウ様の猫ちゃんは、たくさんの愛情に包まれて幸せでございますね。ご家族皆様が、ご健康で笑顔いっぱいでお過しになられますことを心からお祈りいたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
胃ろうチューブのご飯について
投稿者:あい
投稿日:2012/02/06(Mon) 08:20
No.1119
6歳♀ダックスです。急に舌が使えなくなり、ご飯が食べれず体重が5.5キロから3キロになってしまったため、胃ろう手術をうけました。現在a/d缶を1日1.8缶。最初は1缶から少しずつ増やしているのですが、体重が一向に増えず、いぜんとしてガリガリです。骨と皮しかないような状態で見ていて痛々しいです。なんとかして太らせたいので量を増やしてみたものの、あふれ出てきてしまいます。ご飯をあげる回数を増やすにも現在3回あげていて、仕事もあるので限界です。子犬用の粉末ミルクを混ぜたり、ほかの缶と混ぜてあげる 等考えたりしてますが、どうなんでしょうか?それとa/d缶にしてから半年ほどたちますが、下痢が治りません。同じ症状のわんちゃんの飼い主さんのブログで下痢を止めるためのi/d缶と1:1で混ぜてあげていると見たのですが、大丈夫なんでしょうか?宜しくお願いします。
Re: 胃ろうチューブのご飯につい...
2012/02/07(Tue) 18:23
No.1125
あい様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。ダックスちゃんが胃ろう手術を受けられ、a/d缶を給餌しているけれども体重が増えてこないとのことですね。あい様におかれましてはさぞかしご心配されていることとお察し申し上げます。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。ヒルズのa/d缶は、外科手術や外傷、栄養不良等の衰弱状態からの回復期に利用される高栄養食です。嗜好性もとてもよく、少量で効率よくカロリーが摂取できるよう、高タンパク、高脂肪で作られているため、食欲がないときの給餌に適しています。また、粒のない軟らかいペースト状ですので、食道チューブ、胃ろうチューブなどを利用した給餌にも適しています。しかしながら、どんなよいフードでもワンちゃんによって「合う、合わない」があり、食べた後、嘔吐や下痢が見られたり、皮膚症状(痒みや発赤など)が見られる場合には、フードが合っていないことも考えられます。その原因としては、フードの中の栄養素を上手く利用できず消化不良を起こしている場合や、フードの原材料に対してアレルギー反応を起こしている場合などが考えられます。a/d缶はカロリー摂取の効率をよくするため比較的、脂肪分が多く含まれていますので、高脂肪の摂取に耐えられないワンちゃんや、高脂血症、膵炎などの既往歴やリスクのあるワンちゃんでは推奨されていません。また、原材料であるポーク、ターキー、チキン、トウモロコシ等にアレルギーを持っているワンちゃんの場合も、摂取を控えた方がよろしいでしょう。あい様のワンちゃんはa/d缶にしてから半年ほど下痢が続いていらっしゃるとのことですね。下痢が続いているという状態は、フードの中の必要な栄養素が十分に消化吸収できず、そのまま便として出てしまっている可能性があります。a/d缶を食べさせていても体重が増えてこないのは、そのようなことが原因となっているかもしれません。ご質問いただきましたi/d缶ですが、消化器疾患を持つワンちゃん用の療法食です。i/d缶は、高消化性に作られているため、消化・吸収不良の状態のワンちゃんでも効率よく栄養を吸収することができます。あい様のワンちゃんのように、下痢が続いて体重の増加が見られないワンちゃんには適している可能性もあります。しかしながら、下痢の原因としては、フードが合わないという以外にも、寄生虫感染、腸内細菌叢の乱れ、消化不良、消化器疾患、アレルギー疾患、肝疾患、腎疾患など様々なことが考えられ、フードの変更だけではなく、治療が必要なケースもあります。これらのことを考えあわせますと、まずは下痢の原因となっている疾患がないかをお調べいただき、特に問題となるような疾患がないようであれば、フードの種類を変えてみることをかかりつけの先生とご相談されてはいかがでしょうか。一日三回のチューブからの給餌は、気を使うことも多くとても大変なことと存じます。早く下痢がおさまって体重が増え、元気いっぱい生活できますよう、お祈りいたしております。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。インフルエンザが流行しているようです。あい様におかれましても、お身体に気をつけてお過ごし下さい。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。