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右後ろ足をなめている

投稿者:ビリーママ

投稿日:2012/01/04(Wed) 16:46

No.1092

9ヶ月の、雄のコーギーですが、この頃、右後ろ足を
なめていて、赤くなってきていす。ケガしてるようでは、ないのですが、気になっています。どうしたら良いでしょうか?


Re: 右後ろ足をなめている

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/01/05(Thu) 17:19

No.1093

ビリーママ 様

明けましておめでとうございます。
新年を迎え、ビリーママ様におかれましてはいかがお過しでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早速、ご案内させていただきたく存じますが、実際のワンちゃんのご様子を拝見して
いないため一般的なご案内となりますことを何卒ご了承くださいませ。

ビリーママ様のコーギーちゃんが後ろ足をなめるとのことでございますね。
ワンちゃんは足をなめることが多いのですが、
原因といたしましては、一般的には以下のようなものが挙げられます。

1.皮膚や関節、肉球などに痒みや痛み、違和感がある
皮膚炎や関節炎、肉球や指の間などに棘や異物が刺さったなどのことが原因で、
気にしてなめることがあります。
特に足先を舐めている場合、指の間は湿気がこもりやすく、また雑菌が繁殖しやすい
場所ですので炎症をおこしてしまっているケースがよく見られます。
アレルギーが原因であったり、感染を起こしたりしていることもあります。

ビリーママ様のワンちゃんは、右後足をなめて赤くなっているとのことでございますね。
ケガはしていらっしゃらないとのことですので、まずはご安心かとは存じますが、
最初は退屈しのぎなどでなめ始めたワンちゃんでも、なめている間に炎症が起きてしまう
ケースもみられますので、一度、動物病院さんでご診察をお受けになられることを
お勧めいたします。

さて、実際にご診察をお受けになられ、例えば塗り薬を処方されるかもしれませんが、
なめてしまうワンちゃんの場合は、お散歩にいらっしゃる前など、しばらくなめる
ことのない時間帯に薬を塗布いただくとよろしいでしょう。
また、日常のお世話に関しましても、シャンプーや雨の日のお散歩の後などに
湿気が残ったままですと、皮膚に炎症を起こしやすくなります。
足ふきはなるべく優しくしていただき、
湿気が残らないようにドライヤーなどをご利用なさるとよろしいでしょう。

2.ストレス解消や退屈しのぎなど、皮膚のトラブル以外が原因となっている
退屈で、何となく落ち着きたくてなめる場合や、運動不足や環境の変化など、
ワンちゃんにとって、「こうしたいけど、できない」という場合などに
なめていることもあります。
また、ただ単に他にすることがないからなめているというケースもよくみられます。
本来ワンちゃんは、狩りをして食べ物を探し、敵から身を守り、
繁殖相手を探すことで多くのエネルギーを必要とします。
ところが、人間のご家族の伴侶として暮らすワンちゃんはこれらの行動を必要とせず
時間をもてあまして、自分の身体をなめて退屈を紛らわすということもあるようです。
運動好きのワンちゃんであれば、運動する機会を増やしていただいたり、
お留守番などワンちゃんがひとりになるときには、長時間遊べるおもちゃ
(転がすと中から少しずつフードが出てくるおもちゃなど)を与えて
いただいたりするとよろしいかもしれません。

3.足をなめると、声をかけてもらえると思っている
足をなめている時に「だめでしょ」などと声をかけてもらうことを
「構ってもらえる」と思ってしまっていることもございます。
なめたときには、声をかけるのではなく、ドアをガラガラと開けたり、ビリーママ様が
ワンちゃんの気持ちをひくように違う部屋に行くなど、
ワンちゃんの気持ちをなめること以外にそらすようになさるとよろしいでしょう。
また、ワンちゃんにとって、見てもらえることだけでもご褒美になってしまいますので、
「見ない」ほうがよろしいかもしれません。

このように、足をなめる行為にはいくつか原因が考えられますが、
赤くなっているということですし、
やはりご安心のためにも、一度、掛かり付けの動物病院さんにご相談いただければと存じます。

新しい年がビリーママ様とコーギーちゃんにとって、笑顔にあふれ、素晴らしい一年で
ありますよう心からお祈りいたしております。
体調管理の難しい時期でございますが、
ビリーママ様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛くださいませ。
本年もアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



痒がって困っています

投稿者:小豆のパパ

投稿日:2011/12/28(Wed) 21:10

No.1088

2歳半のトイプードルのメスです。0歳半のころから痒がってしきりに後ろ足でおなか、前足で口や目の周りを掻きます。初めに通っていた動物病院では、脂漏性皮膚炎と診断され、週一回の注射、薬用シャンプーなどで治療し、一時的に良くなるものの治療を止めるとまた悪化する繰り返しでした。その後、腹部の毛がなくなって薄くなったため、別な病院で抗生物質や抗菌剤、肝臓が活性する薬などを試しました。抜け毛は回復したものの今もしきりに痒がります。しきりに掻くせいか目の周りや体の皮膚に赤くなっているところもあります。
今通っている動物病院では様々な検査をし、アレルギーや細菌性の皮膚炎ではないと診断されています。先生も原因が分からず、ストレスや遺伝性を疑うしかないと首をかしげる状態です。現在は薬用(動物病院で治療するときに使う)のシャンプーとステロイド剤、抗生物質が処方されています。
このような状態を続けていてよいものでしょうか?何か良い治療方法があれば教えてください。よろしくお願いします。

Re: 痒がって困っています

- 獣医師 岸田

2011/12/29(Thu) 18:08

No.1089

小豆のパパ様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
トイプードルちゃんに皮膚を痒がる症状が見られるとのことでございますね。
ワンちゃんが皮膚を痒がっているご様子はとても痛々しく、
小豆のパパ様におかれましてもさぞかしご心配されていることとお察し申し上げます。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際にワンちゃんの
ご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを
何卒ご了承ください。

一般的にワンちゃんが強い痒みの症状を訴えている場合、そのほとんどは次のような原因で
起こっています。
@ 外部寄生虫感染(ノミ、疥癬、毛包虫 など)※毛包虫はアカラス、ニキビダニともいいます。
A 細菌感染(膿皮症)
B 真菌感染(マラセチア、皮膚糸状菌症)
C 食事アレルギー
D アトピー性皮膚炎
その他には、皮膚の乾燥が原因の場合や、
着せている洋服や首輪や胴輪、敷物やベッドの素材が合わない、
シャンプーの問題(シャンプー剤が合わない、ごしごしこすって皮膚が傷ついて
いる、温度が高すぎる)などのこともあります。

的確な治療を行うためには、様々な検査を行い、
どの疾患が原因となっているのかをはっきりさせる必要があります。
診断方法としては、痒みの出る部位や季節性などを問診等により確認しながら、一般的に
次のようなプロセスがとられます。

@ 外部寄生虫感染の有無を調べる。
皮膚の視診や掻爬検査(皮膚の一部を掻きとって顕微鏡下で調べる)により、寄生虫を検出します。
ただし、寄生虫感染の場合、実際には感染しているにもかかわらず
複数回の検査でも寄生虫を発見できないことも多いため、
発見の有無にかかわらずノミの駆除や寄生虫を除去するための治療(診断的治療)を
行うこともあります。

A 細菌感染、真菌感染の有無を調べる
皮膚のスタンプ検査(顕微鏡下で細菌や真菌の有無を調べる)、培養検査などを行い、
原因となりうる細菌や真菌を検出します。
抗生物質や抗真菌剤を一定期間(1か月程度)投与し、
治療に対する反応でこれらの感染の有無を評価する場合もあります。

B アレルギー疾患の有無を調べる
環境中のアレルゲン(ハウスダスト、花粉、樹木や雑草、ノミ、ダニ、カビなどに対する
アレルギー)や食事アレルギーを調べるために、アレルゲン特異的IgEを調べる検査、
リンパ球反応検査、除去食試験(低アレルギー食を与えて反応を見る)などを行います。

なお、皮膚の状態や痒みの状況によっては、皮膚生検(皮膚の組織を一部採取して行う病理検査)
を行うこともあります。
以上のような検査、あるいは診断的治療を行い、
原因がはっきりした場合には、それぞれの治療を継続することで症状の改善が期待できます。
しかしながら、以上のような検査や診断的治療を行っても原因がはっきりしない場合や、
それぞれの治療を行ってもなお痒みの症状が残ってしまう場合には、
「アトピー性皮膚炎」を疑うことになります。

アトピー性皮膚炎は、環境中に存在するさまざまな物質に免疫系が過剰反応を示し、
皮膚の炎症と痒みの症状を引き起こします。
また、遺伝が関与していると考えられています。

小豆のパパ様のワンちゃんは、病院で様々な検査を受けられ、
今のところ原因がはっきりしていないとのことでございますね。
アトピー性皮膚炎も可能性の一つとしては挙げられるかもしれません。

アトピー性皮膚炎は体質的な問題で症状が起こっていますので、
完治は難しい病気ですが、
症状を軽減するための様々な治療法がありますので、
もしその可能性があるのであれば、かかりつけの先生とよくご相談なさって下さい。

現在のところワンちゃんのアトピー性皮膚炎の治療法として
一般的に行われているものには次のようなものがあります。
・ステロイド剤、抗ヒスタミン剤投与(経口および外用)
・シクロスポリン(免疫抑制剤)の投与
・ インターフェロン療法
・ 減感作療法
その他には、合併症の防止のための抗生剤投与、接触アレルゲンを除去するためのシャンプー療法、
炎症反応を軽減し皮膚バリアを正常化するための必須脂肪酸の投与などが行われます。
アトピー性皮膚炎の多くはハウスダストなどの環境中のアレルゲンが関与していますので、
可能な限りでアレルゲンとなりうる物質を排除することも大事です。
(生活環境の清掃によるアレルゲンの除去、散歩時に草むらに入らない、洋服を着せて
アレルゲンと接触することを避ける、など)

もし小豆のパパ様のワンちゃんにアトピー性皮膚炎の特徴が見られないようであれば、
初めにあげたような痒みを引き起こす疾患が原因でないかどうかを
診断的治療も含めて、再度検討していただく必要があるかもしれません。
そのどれにもあてはまらないようでしたら、
特殊な皮膚病の可能性も考えて、皮膚生検を行うか、
皮膚科専門の上級病院を受診されることをお考えになってもよろしいかもしれません。
痒みという症状はワンちゃんに強いストレスを与えますし、
皮膚を掻いて傷つけることで二次的な皮膚病を引き起こすこともあります。
ステロイド剤は、適切に使用すれば痒みを抑えるためにとても有効なお薬ですが、
体の負担を考えると、長期間にわたって漫然と投与できるお薬ではありません。
やはり、ある程度原因をはっきりさせ、
今後なるべくワンちゃんの体に負担をかけずに症状をコントロールしていくにはどうしたらよいかを
検討していく必要があると思いますので、
かかりつけの先生とよくご相談なさって下さい。

以下に、皮膚の弱いワンちゃんのお家でのケアについての注意点をご紹介しますので、
参考になさって下さい。

1.シャンプーの仕方
シャンプー剤は刺激が少なく、ワンちゃんの皮膚の状態(乾燥、脂症、感染など)に合ったものを
選びます。
シャンプーをするときのお湯の温度は、
高すぎると痒みが増し、皮膚に刺激になりますので、25〜30度くらいがよいといわれています。
(冬場はかなり冷たく感じると思いますので、ワンちゃんの様子を観察しながら、
 無理のない程度でぬるめのお湯を使ってあげて下さい。)
ワンちゃんの皮膚の厚さは人間の皮膚の5分の1程度といわれています。
シャンプー剤を直接皮膚につけてごしごししてしまうと、簡単に傷ついてしまい、
それが痒みの原因となることもあります。(強いブラッシングも同様です。)
あらかじめシャンプー剤をぬるま湯で泡立てておき、皮膚を優しく包むように洗い、
しばらくそのままシャンプー剤を漬け置きして成分を浸透させ、
そのあと十分洗い流すようにしてあげて下さい。
タオルドライする時も皮膚を擦らないように優しく水気をとるようにし、
ドライヤーの温度にも注意しましょう。
シャンプー後に痒みがひどくなる様子がある場合には、
シャンプー剤が合わなかったり、シャンプーすること自体が刺激になっている場合がありますので、
かかりつけの先生とご相談下さい。

2.乾燥に注意
特に冬場のこの時期は室内の乾燥に伴ってワンちゃんの皮膚も乾燥しがちになります。
また、ヒーターやホットカーペットの使用による乾燥や温度の上昇が痒みを増加させることがあります。
皮膚は乾燥するとちょっとした刺激にも敏感になり、痒みの症状がひどくなります。
乾燥している様子があるようでしたら、保湿効果の高いシャンプー剤を使用するか、
保湿剤を使用してあげるとよいでしょう。
ワンちゃん用の保湿剤にはスプレータイプのものや、スポットオンタイプのものなど
いろいろありますので、かかりつけの先生にご相談されてみてはいかかでしょうか。
もちろんお部屋の加湿を行うことも重要です。

3.丈夫な皮膚をつくることが大事
お肌が弱くトラブルを起こしやすいワンちゃんの場合、
皮膚のバリア機構がしっかりしておらず、刺激を受けやすい状態になっていることがあります。
バリア機構がしっかりしていないと、細菌などの微生物や環境中のアレルゲンが容易に皮膚に
侵入し、トラブルの原因となります。
必須脂肪酸(オメガ3、オメガ6)は皮膚のバリア機構を改善し、皮膚の炎症を軽減する働き
があります。刺激に負けない丈夫な皮膚をつくるために、そのような成分の配合されたサプリメント
を利用することも一つの方法です。
また、シャンプー剤や保湿剤にそのような成分が配合されているものもありますので、
使用してみてもよいでしょう。

今年も残すところあと数日となりましたね。
大掃除や新年の準備でお忙しいことと思いますが、お体大切にお過ごし下さい。
2012年が小豆のパパさまとトイプードルちゃんにとって素晴らしい年でありますよう、
心からお祈りいたしております。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



Re: 痒がって困っています

- 小豆のパパ

2011/12/31(Sat) 17:19

No.1090

岸田先生
ご丁寧な説明ありがとうございました。
先生のご指摘の大半の検査・治療は行ってきましたので、環境要因もしくは遺伝性のアトピーが疑われるとのお話にうなずけるものがあります。また、シャンプーの方法(お湯の温度やドライヤーの当て方)や日常生活の注意点(乾燥やホットカーペットの使用など)等参考になる点が多々ありました。少々過保護にしていたかもしれません。
空気清浄器、サプリメントなどを利用した改善を治療と同時に試していこうと思います。
最後に回答の中にあった皮膚科専門のの上級病院はどのように調べればよいでしょうか?受診は最後の選択肢にとっておこうと思いますが、急ぎませんので教えていただければ幸いです。

先生もよいお年をお迎えください。



Re: 痒がって困っています

- 獣医師 岸田

2012/01/04(Wed) 14:27

No.1091

小豆のパパ様

あけましておめでとうございます。
この度はご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございます。
皮膚の痒みは原因を断つことで完治させることは難しくても、
シャンプーの仕方や乾燥を防ぐなど、
日常生活においてちょっとしたことに気を配ってあげることで症状の悪化を防ぐことが可能です。
ご参考にしていただければ幸いでございます。

さて、ご質問にありました、皮膚科専門の上級病院について、でございますが、
皮膚科に詳しい大学病院や、皮膚科を含む様々な専門科を持つ二次診療病院のほとんどは、
受診に際して一次診療病院(かかりつけの病院)の紹介状が必要となります。
またこれまでの詳しい治療の経過や検査結果などが重要となりますので、
まずはかかりつけの先生にご相談いただくことをお勧めいたします。

また、二次診療病院(紹介状の必要な上級病院)でなくても、
皮膚科に力を入れていらっしゃる動物病院は多数あるかもしれません。
私どもでは詳細な情報を持ち合わせておらず、恐縮でございますが、
インターネットで「動物病院」「皮膚科」などで検索していただいたり、
ご近所の評判などもご参考にされてはいかがでしょうか。
お住まいの近くにそのような病院があれば
セカンドオピニオンを求めて受診してみるという方法もあります。
診断結果は同じであっても、
痒みのあるワンちゃんの皮膚のケアについて、また別の有用な情報が得られる可能性もあります。
なお、実際にセカンドオピニオンを求めて受診をされる際には、検査や治療の重複を防ぐために、
今までの治療経過や検査結果、投薬している薬、使用しているサプリメントやシャンプーなどの情報が
とても重要になりますので、できる限り正確な情報を伝えられる様に
トイプードルちゃんの状況を一番把握されている方がお連れ頂くことをお勧め致します。
トイプードルちゃんの症状が落ち着き、穏やかに暮らせる日が早く来ることを
お祈りいたしております。
また、気がかりなことやご心配なことがございましたら、
いつでもお気軽にお声掛けください。

今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



困っています!!

投稿者:みゆき

投稿日:2011/12/25(Sun) 23:31

No.1084

いつも丁寧なアドバイスを有難うございます。オスのパピヨン9ヶ月(去勢済)です。最近、ウンチに毛が混ざっているので様子をみていると、自分で自分の毛をかじるようにしてひっぱっていました。何か強いショックな事やストレスがあるのでしょうか?心あたりを考えてみた所、今月の初旬にどうしてもペットホテルに3日間預ければならない事がありました。その時以来のような気もします。かじっているのを見付た時に止めさせようとすると、かみついてきます。ガムや散歩、一緒にいる時は遊んであげたりしてストレスをなるべく溜めないよにしているつもりですが、カットが失敗したような(口が届く所全部)姿をみると可哀そうでなりません。なんとか止めさせたいので、アドバイスをお願いします。

Re: 困っています!!

- ドッグライフカウンセラー 三留

2011/12/28(Wed) 09:23

No.1087

みゆき様

新しい年を迎える準備に気忙しい頃でございますが、
みゆき様におかれましては、いかがお過しでしょうか。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
パピヨンちゃんが自分の毛をかじることにお心を痛めていらっしゃるご様子、
お気持ちお察し申しあげます。

早速、ご案内をさせていただきますが、
実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。

<原因として考えられること>
1. 何らかのストレスが原因となっている
みゆき様が仰いますように、このような行動がワンちゃんにみられる背景には
ストレスや葛藤が原因となっている場合もございます。
パピヨンちゃんの場合、12月初旬にペットホテルにお預けになられたことが
お心当たりとしてお有りとのことでございますね。
ワンちゃんは環境の変化に敏感などうぶつですので、
そのような可能性はありますが、
このような場合には、この原因となるストレスを可能な限り取り除くことが重要です。

お迎えになられて初めてみゆき様と離れる経験だったのでしょうか。
「飼い主さんがいなくなってしまうかもしれない」という不安が一つの要因となっていると
仮定してみた場合、
パピヨンちゃんの毛をかじるという行動に対して不安そうな表情を飼い主さんが見せることは
パピヨンちゃんの不安をさらに強化してしまうことになるかもしれません。
「常にママに守られているから安心をしていればいい」とパピヨンちゃんが感じ、
リラックスをして、これまでと同じ生活のリズムをし続けることが重要となります。

2. 飼い主さんの注目を得たい
ワンちゃんはどの子も、とにかく周囲の注目を得たいのが普通です。
過去に毛をかじっていたら、「だめよ」と声をかけてもらったことが記憶にあり、
構ってほしくて、毛をかじるようになった可能性もあるかもしれません。
この場合は、「毛をかじっても構ってもらえない」と根気強く教える必要がございます。

3. 皮膚の痒みなど、体調に不具合がある
パピヨンちゃんの皮膚に何か変化などはございませんでしょうか。中には体調がすぐれず、
気になってかじるようになっている場合もございます。
あるいは、かじっているうちに、最初は問題がなくても、
炎症等がみられるようになる場合もございます。
また、皮膚を舐めてしまっている場合、
皮膚に唾液が付いて、それが乾燥することで痒みが増して、
それを気にしてまた舐めるという悪循環に陥ってしまっているケースもあります。
そのような場合には、こまめにシャンプーをしていただいて唾液を洗い流し
悪循環を断ち切ることで症状が改善することもあります。
ただし、パピヨンちゃんの皮膚に合っており、
かつ低刺激で頻繁に洗っても大丈夫なシャンプーを使用する必要がありますので、
一度、動物病院さんでご相談されることをおすすめいたします。

4. 抜けた毛が上手く取りきれていない
パピヨンちゃんは、個体差はございますが、生後半年くらいを目途に、
幼児期と大人の毛が生え替わりますが、これに伴い大量の毛が抜けることがございます。
その必要のなくなった毛は、まめにブラッシングをしていただくことで
適宜取り除くようにしていただく必要がございます。

<パピヨンちゃんに安心感を与えるための具体的な対応について>
1. パピヨンちゃんが毛をかじっていても、「声をかけない」、「叱らない」、「なだめない」
パピヨンちゃんにとって毛をかじる行為は、どうしてもしてしまう行動であり、
不安やストレスを開放するためものである可能性もございます。
そういった行動を叱られることは、パピヨンちゃんにしてみれば不本意かもしれません。
また、このような行動が、先述のように「飼い主さんの注目を浴びたい」という
ワンちゃんの欲求を満たすための行動としてされている可能性もあります。
「ダメ」「やめなさい」という言葉が、この欲求を満たしてしまい、
かえってこの行動を強めてしまう可能性もありますので、
声もかけず、噛む行動を止めないようにしたほうがよろしいでしょう。
また、可哀想になってしまい、ついついなだめたくなってしまいますが、
このことも、かえってパピヨンちゃんの行動を強化してしまうことが考えられますので、
なだめないようにしましょう。

それでは、毛をかじることに関してどのように対応したらよいのでしょうか。
毛をかじろうとしたときには、毛をかじること以外のことにパピヨンちゃんの気を
そらすようになさるとよろしいでしょう。
ボールを投げたり、ドアを開けたり、他の部屋へ行くようにパピヨンちゃんに誘ったり
なさってはいかがでしょうか。
ただし、かじっているときに遊びに誘ったりしてしまうと、
「かじると、良いことがある」とパピヨンちゃんが思ってしまい、
かえってかじることを強めてしまうことにもなりかねませんので
ご注意くださいませ。
なお、実際にパピヨンちゃんが毛をかじっているところを見かけたら、
そのままみゆき様は、部屋を出てしまったほうがよろしいかと存じます。

2. 飼い主様の動揺をパピヨンちゃんに見せない
パピヨンちゃんの毛をかじる行動を目にすると悲しい気持ちになってしまわれるかと存じますが、
この気持ちをなるべくパピヨンちゃんに見せないようになさったほうがよろしいでしょう。
また、パピヨンちゃんの行動に反応して、飼い主さんの行動を変えてしまわないようにしましょう。
お家の中で機軸となり主導権があるのはみゆき様であり、
パピヨンちゃんが中心に動いているわけではないと感じさせることが、
身を任せるリーダーがいることに対する安心感になり、
ワンちゃんがリラックスして過ごすために大切なことです。
また、「飼い主さんに従うと良いことがある」ということを教えるために、
ご飯を食べるとき、お散歩へ出るとき、オモチャで遊ぶときなど、いつも、みゆき様がまず、
「オスワリ」「マテ」と指示をしていただき、「指示に従ったら良いことがある」と教えてあげましょう。
また、みゆき様がパピヨンちゃんの名前をお呼びいただき、
パピヨンちゃんが反応したら、「お利口ね」とうんと明るい声で褒めるアイコンタクトを
日頃からしていただくことも大切でございます。

3. 生活のリズムを変えない。
ワンちゃんにとって、毎日が同じように過ぎていくということは
安心感を取り戻すために重要でございます。
場合によっては、特別に何かをしてあげることにより、かえって不安を与えてしまうことも
ございます。いつもと同じ生活を笑顔で支えてあげましょう。

4. 運動量を増やす
じっとしていると、どうしても毛を噛むことに気持ちがいってしまうかもしれません。
可能であれば、いつもより運動量やお散歩の回数を増やしていただくとよろしいでしょう。
また、パピヨンちゃんがひとりでお留守番をするときなどは、長時間遊べるおもちゃ
(中にフードをつめて転がすと少しずつ出てくるおもちゃなど)を与えていただくと
よろしいでしょう。

5. 毛をかじっていないときに、構うようにする
パピヨンちゃんが毛をかじっていると、どうしても心配になってしまいますが、
毛をかじっていないときに、声をかけたり、構ってあげるようにしましょう。

このように、パピヨンちゃんに安心感を与えるための対策はとても重要ですが、
不安感やストレスが強い様子が見られる場合には、
抗不安薬や抗うつ剤などの薬物療法を併用することが奏功することもあります。
また、抗不安効果のあるワンちゃん用のサプリメントで効果が期待できるものも
ありますので、動物病院さんでご相談されてみてもよろしいかと存じます。

寒さの厳しい年の瀬となりましたが、
みゆき様におかれましては、お風邪を召されませぬようくれぐれもお体ご自愛
くださいませ。
みゆき様とパピヨンちゃんの新しい年が素晴らしい一年となりますよう
心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



マウンティングについて

投稿者:しゅーまま

投稿日:2011/12/25(Sun) 18:17

No.1083

現在8ヶ月のオスのロングコートチワワです。前から特定のぬいぐるみに遊びでマウンティングすることがあったのですが、ここ最近遊びというより、性的な欲求という感じで、毎日ハァハァしながらマウンティングしています。ぬいぐるみをとりあげたほうがいいのでしょうか。そのぬいぐるみ以外には今のところしません。とりあえず、ストレス発散になるのかと思って今は好きにさせていますが、悩んでいます。なお、7ヶ月の時に去勢手術の相談をしに獣医に行きましたが、歯の成長が遅く、乳歯ばかりだから、去勢手術の時に乳歯を抜く手術もしたほうがいいから、今ではなく、永久歯がもっとはえたら、もしくは乳歯のままの子の場合でも少し様子をみましょうと言われました。なので、去勢はする予定ですが歯の成長待ちでどうすることもできません。

Re: マウンティングについて

- ドッグライフカウンセラー 三留

2011/12/27(Tue) 17:04

No.1086

しゅーまま様

早いもので今年も余すところ一週間ほどになりましたが、
しゅーまま様におかれましてはいかがお過しでしょうか。
この度はロングコートチワワちゃんのご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早速ご案内させていただきたく存じますが、実際のロングコートチワワちゃんのご様子を
拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

ロングコートチワワちゃんが特定のぬいぐるみでマウンティングをするご様子に
ご心配をなさっていらっしゃるとのことでございますね。
マウンティングは、本能ともいうべき生殖に関するものであると同時に、
群れの中での順位付けに関して、相手と自分との順位付けの確認をするためのものでも
ございます。

しゅーまま様から承ったご様子からロングコートチワワちゃんは生殖に関するものの
ようでございますね。しゅーまま様のロングコートチワワちゃんはすでに男の子としての
生殖能力を持つ時期を迎えていますし、特定のぬいぐるみが、ロングコートチワワちゃんの中で
マウンティングをするということと関連付けられており、習慣になっているのかもしれませんね。
ワンちゃんには、一般的に「さかり」と言われる男の子の発情は無く、
女の子の発情(人間でいう生理)時の匂いに刺激されて、精巣からホルモンが分泌され、
男の子の行動や精神状態に変化が起こると言われております。
この時の女の子の匂いはかなり広範囲に届くため、「近所の女の子がいないのに反応してしまう
のは、なぜだろう」ということもございます。

ロングコートチワワちゃんは、今後、歯の様子をご覧になりながら、去勢手術の時期を
検討されているとのことでございますね。
ワンちゃんが行動としてのマウンティングを強く記憶してしまっている場合は、
去勢後も続くこともございますが、頻度等が低下していくことが多いようでございます。
また順位付けに関するマウンティングに関しては、ご家族との関係を見直し、
関係を整えることで解決する場合も多くみられます。

さて、このごく当たり前の本能からくるマウンティングですが、
あまり頻繁であると陰茎がすりむけたり、その傷口から感染したりすることも
心配されます。ロングコートチワワちゃんは特定のぬいぐるみに決まっているとの
ことですので、マウンティングを連想するぬいぐるみを、ロングコートチワワちゃんの
お留守中にでもロングコートチワワちゃんから見えないところに隠してしまうのも
一つの方法でございます。
しかしながら、ワンちゃんは嗅覚がたいへん発達していますので、
ぬいぐるみを隠す場所は、極力ロングコートチワワちゃんがいつも過ごす場所から
離れたところになさったほうがよろしいでしょう。

また、マウンティングをしそうになったとき、ボールを投げるなど、
好きな遊びをするように流れを変えてみるのもよろしいでしょう。
また、ロングコートチワワちゃんが夢中になっているときになかなか難しいかも
しれませんが、ガラガラと窓を開けたり、「あら、あれは何かな?」などと声をあげたりして
ロングコートチワワちゃんの気持ちを逸らすとよろしいかと存じます。

最後に去勢について一般的なご案内をさせて頂きたく存じます。
去勢手術とは精巣を摘出する手術です。
去勢手術を行うメリットと致しましては、精巣から分泌されるホルモンにより
中高年になった際に発症の確立が上がる肛門腺腫・前立腺の病気、会陰ヘルニアなどの
病気を予防できるということです。
また、放浪やケンカなどの問題行動を引き起こす欲求を軽減し、攻撃性のレベルを低下させる
こともございますが、先ほどもご案内させていただきましたが、必ずしも全てのワンちゃんに
行動の変化が見られるものではなく、しつけを通した飼い主様との関係の見直すこと、
に変わるものではございません。

デメリットとしては、全身麻酔のリスクがゼロではないこと、去勢手術後は代謝率が
手術前よりも減るため太りやすくなる傾向にあることなどが挙げられます。
しかし全身麻酔に関しては、術前の検査や検診を行なうことで麻酔のリスクは低減
できますし、また、太りやすくなることに関しては手術後、食事の量を調節して
いただくことや適度な運動を続けることで回避できるとされております。

もちろん、去勢手術をすることで、ワンちゃんはパパになることがなくなりますので、
今後お嫁さんを迎える予定がないかなども併せてご家族の皆様でよくご相談を頂くことも
大切かと存じます。
去勢手術は、体調のよろしいときにすることが重要でございます。
今後、獣医師の先生とご相談をしていただきながら
タイミングをはかっていただくとよろしいでしょう。

しゅーまま様におかれましては
ロングコートチワワちゃんと過ごす初めてのお正月でございますね。
しゅーまま様とロングコートチワワちゃんの新しい年がお健やかな良き年でありますよう
心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。




えさ

投稿者:丹羽 京子

投稿日:2011/12/24(Sat) 16:00

No.1082

4歳の芝犬です。食事についての相談です。
ドライフード(朝)と缶詰(夜)を与えているのですが、なぜか猫用のドライフードを好んで食べます。魚が好きなのかと思い、魚が主成分の犬用ドライフードに変えてみても嗜好が変わりません。あまり、ほしがるので、朝は犬用と猫用を半半にして与えてはいますが、犬と猫で成分が違うと思うので、心配です。このまま続けても大丈夫でしょうか。

Re: えさ

- ペット栄養管理士 三留

2011/12/27(Tue) 16:32

No.1085

丹羽 京子 様

暮れも押しせまり気忙しい頃でございますが、
丹羽様におかれましては、いかがお過しでしょうか。

このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
柴犬ちゃんのお食事についてのご相談でございますね。
さっそくご案内をさせていただきますが
一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。

<ワンちゃんとネコちゃんが必要とする栄養の違いについて>
1. タンパク質に関して
ワンちゃんの体が人間との長期にわたる生活の中で雑食化してきているのとは
違い、ネコちゃんは単独でネズミや鳥類、昆虫を狩猟する完全な肉食動物のまま
現在に至っています。このためネコちゃんは、ワンちゃんの1.5〜2倍ものタンパク質を
必要とします。
2. 必須アミノ酸に関して
タンパク質を構成するのがアミノ酸ですが、体内で作ることができないため食事から摂る
必要のあるアミノ酸のことを必須アミノ酸といいます。
タウリンはネコちゃんにとっては必須アミノ酸ですが、ワンちゃんにとっては
そうではありません。
3. 必須脂肪酸に関して
ワンちゃんと違ってネコちゃんはアラキドン酸という脂肪酸を体内でつくり出すことが
できません。
4. ビタミンに関して
人やワンちゃんは植物由来のカロチンを体内でビタミンAに換えることができますが、
肉食動物のネコちゃんにはできません。

以上のように、ワンちゃんとネコちゃんが必要とする栄養には違いがあり、
ネコちゃんにワンちゃん用のフードを与えることは、
必要な栄養を与えることができず病気の要因の一つとなる可能性が大きいので
止めなくてはなりません。

さて、丹羽様のワンちゃんはネコちゃんのお食事を食べたがるとのことでございますね。
ネコちゃん用のお食事はタンパク質の配合の割合が高く、
ワンちゃんにとっては美味しく感じられるのか、食べたがる子が多くみられます。
先述のように、ネコちゃんがワンちゃん用のお食事を摂取することは、
必要な栄養価を摂取できないということが問題になるのですが、
ワンちゃんにネコちゃんのフードを与えることは反対に過剰に栄養を摂取することによる
肥満等が心配されます。

丹羽様のワンちゃんは現在、朝ご飯にネコちゃん用のお食事とワンちゃん用のお食事を混ぜて
与えていらっしゃるとのことでございますね。
肥満を予防するために、一日トータルでの分量を調節していただき、
お散歩などを十分することで運動量を確保していただいていらっしゃれば、
特に問題はないかとは存じますが、
ワンちゃんにとってネコちゃんのお食事は味が濃くて美味しく感じるようですので、
あまり慣れすぎてしまわないように、少しずつネコちゃん用のお食事を減らしていったほうが
よろしいかもしれません。
丹羽様におかれましては、ネコちゃん用とワンちゃん用のお食事を混ぜるときのバランスは、
現在、5割ずつになさっていらっしゃるとのことでございますが、
ネコちゃん用のお食事の割合が大きくなってしまいますと、
ワンちゃんにとってはタンパク質の摂取が過剰になってしまうこともあります。
量によっては栄養バランスが崩れたり、ワンちゃんの健康状態によって腎臓や肝臓に負担を
かけたりすることになってしまう場合もありますので、与える量については
十分注意してあげて下さい。
ワンちゃんのウンチの状態や体重の増減等をよくご覧いただき
何か気になる点がお有りでしたら
かかりつけの獣医師さんにご相談をいただきますよう
お勧めいたします。

寒さ厳しき折、丹羽様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。
丹羽様とワンちゃん達の2012年が笑顔いっぱい、お幸せな一年でありますよう
心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。