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甘噛みと落ち着きがない
投稿者:srs
投稿日:2017/03/23(Thu) 00:18
No.4674
7ヶ月のMダックスの女の子を飼っています。興奮している時に私の手を甘噛みしてきて悩んでいます。ボールで遊んでいたり、撫でている時に楽しくなってくるのか手を噛みだします。それ以外は普段噛んできません。一緒に住んでいる彼には噛むことはなく、私だけです。私が噛まれた時に彼が手を出しても匂いを嗅ぐだけですぐ私の手を噛もうとしてきます。本で読んだ「その場から出ていく」などの対処法をしていますが今のところあまり効果は出ていません。あと、座っている時に膝に乗せると彼の時は落ち着いて大人しくなるんですが、私の場合は動き回り、手を噛んだりしてきて彼の時とは違う反応なのも悩んでいます。どういった理由でこういう態度の違い?が出ているのでしょうか?治し方もアドバイスいただけたらと思います。よろしくお願いします。
Re: 甘噛みと落ち着きがない
- 愛玩動物飼養管理士 三留
2017/03/24(Fri) 15:34
No.4675
srs 様桜の便りが心待ちな頃ですが、srs様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談いただきまして誠にありがとうございます。早速ご案内させていただきますが、一般的なご案内となりますこと、何とぞご了承ください。srs様の7ヶ月のMダックスちゃんが、興奮しているときなどにsrs様の手を噛んでしまうとのことでございますね。また、Mダックスちゃんは、srs様の彼への態度と、srs様への態度とに違いがあるとのことでございますね。早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見しておりませんので一般的なものとなりますことをご了承ください。子犬ちゃんの乳歯は生後2、3か月で生え始め、その後抜けて、8か月ごろを目安に永久歯が生えそろいます。この間は、子犬ちゃんの口の中はむず痒いこともあり、何かにつけて噛みたがりますので、子犬ちゃんのうちは、例外がないといって良いほど噛んで飼い主様を困らせます。このようなことから始まる子犬ちゃんの噛み癖は、成長に伴い、むず痒さがおさまると次第になくなることが多いようです。一方で、「噛んだら思い通りになった」、あるいは、ご家族様にとっては叱ったつもりでもワンちゃんにとって「噛んだら構ってもらえた」「噛んだら遊んでもらえた」というような経験があると、大きくなっても噛み続けることがあります。srs 様のMダックスちゃんもそろそろ永久歯が生え揃う頃ですので、今のうちから「噛んでも思うようにならない」「噛んだら楽しいことがなくなった」などとMダックスちゃんが感じるようなご対応をなさることが必要でしょう。srs 様は「Mダックスちゃんが噛んだらその場を離れる」ということをなさっているとのことですね。ワンちゃんが、「srs 様に構って欲しい」という気持ちが強くて噛んでいるのであれば、噛んだらsrs 様が目の前からいなくなってしまうのですから、望ましい方法の一つといえるでしょう。今のところはあまり効果がみられないとのことですが、毅然とした、ゆるがないsrs 様の根気強いご対応は信頼を生み、これから効果を生むかもしれません。たとえ最初は、お部屋を出る飼い主様を目にしても、Mダックスちゃんは平気でオモチャで遊んでいても「いつも噛むと楽しいことがなくなってしまう」ということから、次第に噛まなくなるのではないでしょうか。srs 様が部屋をお出になるときは、毅然と立ち上がり、さっと背中を見せて姿を消すとよろしいでしょう。また、その場に彼もいらっしゃるのであれば、お二人でお出になられたほうがよいかもしれません。ただし、お二人が別の場所に移られた後に、一人になったワンちゃんが口にして危険な物がないように、ケージから出して遊ばせる前には必ず安全面にご配慮いただければと思います。また、「この後いつも噛みに来る」というタイミングに、噛む以外の行動を噛む前にさせるのもよろしいでしょう。具体的には、「この後噛むかもしれない」というタイミングで、オモチャやボールをポンと投げて、そちらに注意を向けるようにします。噛まない状態を作りワンちゃんを楽しく過ごさせてあげてください。なお、噛んだことを叱る際には、噛んだその場で、また、落ち着いた声で低いトーンで叱るのがポイントです。srs 様のMダックスちゃんは、興奮すると噛む、ということでございますね。ワンちゃんには、「興奮高じて噛む」ということがよくみられますが、特に子犬ちゃんには顕著です。噛む状態を作らない、というのも大切なことですので、噛むほどの興奮状態になる手前の段階で遊びを終わりにするとよろしいかもしれません。ワンちゃんは「自分がした行動の後にどのようなことがあったか」ということを、たいへんよくみており、さまざまな自分の経験をもとに行動を選択していきます。興奮状態のときに楽しいことが起きると、興奮しやすい状態は続きますし、余計に興奮しやすくなりますが、日常生活の中で「落ち着いたら良いことがあった」という経験を根気強くもたせてあげることで落ち着きがみられるようになるでしょう。例えば、「オスワリ」などの指示をご利用いただき、飼い主様の指示に従ったあと、また落ち着いた後に楽しいことがあった、という経験をさせることで、だんだん落ち着いていくでしょう。さて、Mダックスちゃんのsrs 様に対する行動と彼に対する行動が違うということですね。同じ言葉を発しても、女性の声は高いので、多くの場合、ワンちゃんを興奮させてしまう傾向がみられます。そのため、女性のご家族にはじゃれながら興奮して噛むけど、男性のご家族には噛まないということがよくみられます。実際にご様子を拝見していませんので、何ともいえませんが、srs 様のMダックスちゃんも、そのようなことが要因である可能性もあるかもしれませんね。あるいは、Mダックスちゃんにとって、「srs 様は楽しく遊んでくれる人」、そして「彼はゆったりとくつろがせてくれる人」と思っているのかもしれませんね。落ち着きがないようにみえるMダックスちゃんの状態は、srs 様に「遊んで」とちょっかいを出すタイミングを探っている可能性もあるでしょう。できるだけ落ち着かないときには知らん顔をなさるとよろしいでしょう。ワンちゃんはちらりと見てもらうことさえも嬉しくて、構ってもらっているような気持ちにさせてしまうことがありますので、注意が必要です。そして落ち着いているときに楽しく遊んでいただくとよろしいでしょう。ワンちゃんのしつけには根気が必要ですが、毅然とした動じない飼い主様のご対応はこの先の安心や信頼を生む源となりますので、自信をお持ちいただき、ワンちゃんとの生活を楽しんでいただければと思います。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。ワンちゃんのお健やかにご成長と、皆様の笑顔いっぱいの毎日を心から応援いたしております。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
だっこしてると吠える
投稿者:タッキー
投稿日:2017/03/14(Tue) 10:51
No.4669
もうすぐ一才五ヶ月のチワワとポメハーフの女の子を飼っています。最近私がだっこしている時に娘や他の人が手を出そうとする口元をピクピクさせながら怒ります。とてもなついている娘や主人でも同じ結果です。逆に娘がだっこしてるときに私が手を出しても怒らないのですが、なぜでしょうか?どうしたら治りますか?教えて下さい
Re: だっこしてると吠える
2017/03/15(Wed) 14:56
No.4672
タッキー 様ふくらみ始めた桜のつぼみもふるえるような、ここ数日の寒さですが、タッキー様におかれましてはいかがお過しでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。タッキー様のワンちゃんが、奥様が抱っこした状態のときだけ怒るとのことですね。早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。ワンちゃんが優先度の高さを感じるのは、高いところ、真ん中、そして先(順序)、だといわれています。日ごろ空間の低いところで生活をしているワンちゃんが、抱っこをされると、高いところから見下ろしてみることができるわけですから、どちらかといえば、気持ちが大きくなったり、自分が強くなったり、偉くなったような気持ちになることもあるようです。特にワンちゃんを抱っこなさるのが、いつもワンちゃんが「頼りになるな」という気持ちでみつめているタッキー様であると、余計にそのような気持ちが強くなるのかもしれません。ワンちゃんがタッキー様に抱っこされたときだけ怒るのは、ワンちゃんがどのように感じているのか、例えば、ワンちゃんがご家族を一つの群れとしたときの捉え方、という部分に関連があるのかもしれませんね。このような側面があるので、ワンちゃんを抱っこしたとき、抱っこなさっている方の胸や肩のほうへ上がりたがっても、なるべくワンちゃんをお腹のあたりにいるようにしていただいたほうが望ましいといわれています。また、ママに抱っこされる時間が心地よくて、邪魔しないで、といっているのかもしれませんが、怒ったときに、「怒るから止めましょうか」などと周囲の皆さんが手をひっこめるなどの反応することにより、怒れば周りが思うようになる、と余計になってしまうことがあるかもしれません。できれば、怒っても相手にせず、動じない、という姿勢を貫かれたほうがよろしいでしょう。叱るのであれば、うなった瞬間に、毅然と落ち着いた声で「いけない」などのいつも叱るときにお使いになる言葉で低いトーンで叱っていただければと思います。「困ったことがなるべく起きないようにする」というのも、ワンちゃんとの暮らしやしつけをする中には大切なポイントですので、ワンちゃんが怒る状況(タッキー様がワンちゃんを抱っこしているときにご主人様やお嬢様は手をお出しになる)をなるべく作らないようになさることも大切でしょう。ワンちゃんではなく、人間のご家族が大切なことを決め、ワンちゃんを含めたご家族全体を動かしている、ということを、順序や位置などを通して伝え続けることも大切です。例えば、ご家族の皆様でお散歩にいらっしゃるとき、ワンちゃんがいちばん先ではなく、人間のご家族が先に出るようになさるのもよろしいでしょう。あるいは、ご主人様がご帰宅なさったときも、ご主人様は先に奥様やお嬢様に「ただいま」とおっしゃっていただき、最後にワンちゃんに「ただいま」とおっしゃるとよろしいでしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談の無料サービスを承っております。実際のワンちゃんの状況をお伺いしながらのご案内が可能かと存じますので、こちらもぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土・日・祝日9:30〜15:30土曜日、日曜日、祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。タッキー様とワンちゃんの笑顔いっぱいの毎日を心から応援いたしております。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
子犬の首輪
投稿者:michi
投稿日:2017/03/12(Sun) 23:10
No.4666
マルチーズの雌3か月です。散歩デビューの前に首輪に慣れてもらおうと首にかけると、悲鳴のような泣き方で嫌がって、なかなか首輪をはめさせてくれません。無理やり付けるとその後、私の手を見るだけで逃げてしまいます。数日経てばまた、近づいてくれますが、また首輪を付けようとすると悲鳴が・・・。おやつで気を引いても首輪と分かるとそのおやつでさえ嫌がります。どのようにすればいいのか分からなくなってしまいました。なにかいい方法はありますでしょうか?
Re: 子犬の首輪
2017/03/14(Tue) 17:41
No.4671
michi 様沈丁花の香りが春の訪れを告げる頃ですが、michi 様におかれましてはいかがお過しでしょうか。この度はご相談を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。3ヶ月のマルチーズちゃんが首輪を嫌がってお困りとのことでございますね。早速ご案内をさせていただきたく存じますが、実際のご様子を拝見しておりませんので一般的なご案内になりますことを何卒ご了承ください。首に何かをつけるという経験は、子犬ちゃんにとってはじめてのことですから、首輪をつけることへの抵抗は強いことが多く、子犬ちゃんの多くは首輪を嫌がって飼い主様を困らせます。ただ、急いで慣らそうと焦ってしまうと、その焦りがワンちゃんに伝わってしまいますし、余計に頑として受け付けなくなることもあります。そのうち首輪をつけることを当たり前のようにワンちゃん自身が感じるようになりますので、のんびりと構えていただくことも大切でしょう。ワンちゃんに恐がるものや嫌がるものを慣らしていくポイントは「好きなものと結びつけながら、少しずつ」です。例えば、マルチーズちゃんが飼い主様のお膝でくつろぐのが好きであれば、いつも座る椅子から目の届くところに首輪を置いておきます。オモチャで遊ぶのが好きであれば、お気に入りのオモチャの近くに置いておいたり、食事の時に傍に置いてもよろしいでしょう。だんだん慣れてきたら、オモチャをみせて遊ぶなど注意をひきながら、さっと首輪を首の近くにもっていってみます。つけるまでしなくても、そっと近くにもっていき、嫌がる前に、すかさずボールで遊んだり、好きなオモチャで遊んであげましょう。そのうちに、首の近くに首輪をもっていってもあまり気にならなくなったら、首輪を手早くつけて、首輪の存在を気にする前に、さっと大好きな遊びに誘ってみましょう。「首輪をつけると楽しいこと」があると、感じさせてあげてください。また、つけるときにmichi様は心配そうに、またマルチーズちゃんの顔色をうかがうようにして首輪を付けるのはなく、これから楽しいことが待っていそうな笑顔で、首輪をつけることが当たり前のように振舞っていただくことが重要でしょう。あわててつけて、例えば被毛をひっぱってしまったりすれば、余計に首輪に対するイメージが悪くなってしまいますし、興奮状態になると手がつけられなくなってしまうこともあります。格闘状態で首輪をつけないことが重要です。首輪をつけた瞬間に、周りの皆さまが「よく似合うわ」「可愛い」などと首輪が似合うことを褒めて嬉しい気持ちにさせてあげてもよろしいでしょう。首輪を「うれしいこと」、「楽しいこと」と結びつけてあげてください。そして、実際に首輪をつけた後に楽しいことを経験していくうちに、だんだんマルチーズちゃんの様子が変化してくるでしょう。コツはマルチーズちゃんが首輪をつけたということを実感する前に、楽しいこと、嬉しいことに意識を移してしまうことです。無理はなさらず、少しずつ首輪をみると楽しいことを期待してワクワクした気持ちになることを目指していただくところからお始めいただければと思います。michi 様のマルチーズちゃんは現在3か月とのことでございますね。ちょうどワンちゃんの一生の中で、くったくなくいろいろな物や事を受け入れることができる柔軟な時期です。社会性を育むためには、ちょうどこの時期にさまざまな楽しい経験をさせ、当たり前のようにさまざまなものに触れさせてあげることも大切です。本格的な地面を歩く散歩はワクチンの接種後ですが、ワクチンが終了するまでは抱っこをしたり、キャリーバックをお使いになるなど工夫をしていただき、気持ちの良いお天気の日などに、外の空気に触れさせてあげるとよろしいでしょう。また、これからさまざまな素敵な時間をご家族様とともにする上で、「ご家族様に名前を呼ばれると、嬉しいことがある」、「飼い主様の手をみると嬉しい気持ちなる」という経験をさせてあげることはたいへん重要です。マルチーズちゃんの名前を呼んで、振り向いたら褒めてあげることをずっと続けていただければと思います。こんなに可愛い時期はないという、宝物のような子犬ちゃんの時期は、同時に大変な時期でもございますが、いつでも応援いたしております。お困りのときはお気軽にお声をおかけください。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っております。気がかりなことがございましたら、お気軽にご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
吠えグセ
投稿者:サラン
投稿日:2017/03/11(Sat) 13:20
No.4664
散歩に行くと人や犬に吠えて怒ってもやめません、人や犬が通り過ぎるまで吠え続けます。どうしたらやめさせる事はできますか?冬の時期皮膚が乾燥するみたいで、お腹あたりが痒くてよくかいています、日常出来るケアとかがあれば教えて下さい。
Re: 吠えグセ
2017/03/14(Tue) 17:28
No.4670
サラン 様梅の芳しい香りに春の訪れを予感する頃でございますが、サラン 様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。サラン様のワンちゃんは、お散歩の時に、ワンちゃんや人に吠え、通りすぎるまで吠え続けるとのことでございますね。早速、ご案内をさせていただきたく存じますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承いただければ幸いです。【吠えることについて】ワンちゃんが吠えることに関しては、次の例のように、さまざまな理由があります。・怖くて吠えている ・自分のテリトリーを守ろうとしている ・自分の要求を主張している・遊びに誘おうと興奮して吠えている 散歩中、サラン様のワンちゃんが吠える時は、どのような雰囲気でしょうか。例えばワンちゃんとすれ違う時、ぐいぐいと前へ出ようとして、相手のワンちゃんを吠え立てるようにする時は、強気に、「あっちに行って」といっているのかもしれませんし、ワンちゃんが後ろにさがりながらも必死で前に出て吠える、というようであれば「怖いから、こちらに来ないで」と、いっているのかもしれませんね。いずれにしても、通りすぎる人やワンちゃんに対する、サラン様のワンちゃんのイメージを良くする、ということも改善のためのポイントでしょう。また、これまでの経験の中で、他のワンちゃんに吠えられて嫌な経験をしたり、人が急に「可愛いわね」と手を出してきて怖い思いをしたりしたのかもしれません。ワンちゃんは自分がした行動の後、どのようなことがあったか、ということをたいへんよくみています。「吠えたら思い通りになった」という経験をさせないようにすることも重要でしょう。例えば、「怖くて、抱っこして欲しい」というワンちゃんが、吠えた時に抱っこをしてもらうと、「吠えること=要求をかなえる方法」となってしまうかもしれません。もし、抱っこをする必要があれば、吠えていない時に抱っこをするなどしていただくほうが望ましいでしょう。同時に、日常生活の中で、落ち着いたら良いことがあった、という経験をたくさんさせてあげることも重要です。そのためには、「オスワリ」などの指示を上手にご利用なさるとよろしいでしょう。さて、「お散歩は群れの移動」という側面もあるといわれることがありますが、「自分たちの群れは頼もしいパパやママがしっかりと率いて、守ってくれているから安心!」というワンちゃんが感じるようになさるのが望ましいでしょう。散歩中にワンちゃん連れの方にお会いになると、「吠えてしまって嫌だわ」と、避けたい気持ちになられることは当然ですが、そのような飼い主様のご様子から、他の人やワンちゃんの存在というものが余計に嫌なものだと感じてしまうかもしれません。どちらかというと、にこやかに、凛々しく、堂々と、相手の方に接するようになさったほうが「パパやママって、頼もしい」と映るかもしれません。例えば、公園で散歩をしていても、飼い主様に連れられたワンちゃんが向こうから近づいてくると吠えるのであれば、慣らそうと近づけるのではなく、ある程度の距離で、「他のワンちゃんがいたとき、嬉しいことがあった」という状況を作ります。このようにすることで、相手のワンちゃんのイメージをよくしていきます。また、ある程度の距離とは、ワンちゃんには、嫌な対象が視界にはいっても、「これくらい離れていれば大丈夫」と感じるくらい離れた距離が一般的にあります。この「いるのはわかるけど、吠えないで済む程度の距離を指します。そのくらいの位置でベンチに座り、やさしくワンちゃんの体を撫でてあげたり、ボールで遊んだり、オヤツをあげてもよろしいかもしれません。時間や日数をかけながら、吠えずにいられる距離を徐々に縮めていただくとよろしいでしょう。お散歩中に他のワンちゃんや人とすれ違わなくてはいけないときも、吠えるようになる前に「オスワリ」などと指示をして落ち着かせます。好きなオモチャなどで気持ちをひいてもよろしいですし、優しく声をかけたりしながら、相手が通りすぎるのを待ちます。この時、サラン様はまるでワンちゃんを守っているかのように振る舞っていただき、好きなオモチャを見せるなどなさって、少しでも相手のワンちゃんを気にならない状況をお作りいただくとよろしいでしょう。そして吠えないで通りすぎられたら、明るい声で褒めてあげます。大好きなオヤツをお与えていただいてもよろしいでしょう。なお、オモチャやオヤツを利用いただく際、ご注意いただきたい点は、吠えた時に気持ちを引こうとオヤツを与えるなどなさると、「吠えればご褒美をもらえる」ということを教えることになってしまいますので、必ず、吠えていない状態の時に、ご利用いただければと存じます。通りすぎる途中に、サラン様のワンちゃんが相手のワンちゃんの存在が気になり「ウー」というなどしたら、その瞬間に、低くて落ちついた声で「いけない」と叱り、うなるのをやめたら「お利口」とほめてあげましょう。また、ワンちゃんは不安なときなど、飼い主様の表情をみて状況を把握しようとすることがございますので、サラン様は自信満々に胸をはり、ワンちゃんを率いているという雰囲気でいらっしゃることも大切でしょう。他の方やワンちゃんに出合ったとき、できるだけ明るい声で、楽しげに声をかわすなどなさって、ワンちゃんの目に「大丈夫な状態」だと映るようになさることもよろしいでしょう。お散歩の途中などに「可愛いですね」などと知らない人が撫でようとしたら、「ウチの子怖がり屋さんなので」とさりげなくお断りなさったほうがよろしいでしょう。人の手がワンちゃんの頭の上から下りてくるように近づいてくるのは、ワンちゃんが嫌がったり怖がるのが一般的です。後ろから急に手が近づいてくる状態もたいへん怖いもののようです。なるべく怖いと思う状況を作らず、いっしょに過ごしたら楽しかったという状況を作るようにしましょう。また、「静かにしなさい」などという声がけをしても、止まらない、ということも多いのですが、叱っているつもりが、「構ってもらえている」、「応援してもらっている」と感じさせていることも多いようです。かえって声をかけないほうが良いことも多くみられますが、叱るのであれば、大きな声や高い声ではなく、テンションを下げて、低くてびっくりするくらい毅然とした声で叱ったほうが良いでしょう。ワンちゃんはいったん吠え始めてしまうと、どんどんヒートアップして落ち着かせるのは至難の業となります。そのため、吠えそうな状況や吠え始めた段階で、ワンちゃんの意識をサッと他のことにそらしたり、ワンちゃんに、吠える以外の行動をさせるなどなさることがポイントです。お散歩中に、ワンちゃんが上手に歩いている時など、なるべく声をかけていただき、ワンちゃんが振り向いたら褒めてあげることで、お散歩は飼い主様に連れられていることを教えてあげましょう。また、車やオートバイがきたときには、必ず道の端の安全な場所にワンちゃんを寄せてあげ、サラン様がいれば安心だと繰り返し感じさせてあげてください。【乾燥した冬の環境対策について】ワンちゃんに皮膚を痒がる症状が見られるとのことでございますね。一般的にワンちゃんが強い痒みの症状を訴えている場合、そのほとんどは次のような原因で起こっています。・外部寄生虫感染(ノミ、疥癬、毛包虫 など)※毛包虫はアカラス、ニキビダニともいいます。・細菌感染(膿皮症)・真菌感染(マラセチア、皮膚糸状菌症)・食事アレルギー・アトピー性皮膚炎その他には、皮膚の乾燥が原因の場合や、着せている洋服や首輪や胴輪、敷物やベッドの素材が合わない、シャンプーの問題(シャンプー剤が合わない、ごしごしこすって皮膚が傷ついている、温度が高すぎる)などのこともあります。的確な治療を行うためには、様々な検査を行い、どの疾患が原因となっているのかをはっきりさせる必要があります。サラン様がご覧になったご様子では、乾燥した冬の環境に要因があるように感じていらっしゃるとのことでございますね。今回は冬の乾燥した環境対策ということでご案内させていただきますが、痒がるご様子があまり頻繁であるなど、気になるご様子が続くようであれば、かかりつけの先生にご相談をいただくことをお勧めいたします。冬場のこの時期は室内の乾燥に伴ってワンちゃんの皮膚も乾燥しがちになり、ヒーターやホットカーペットの使用による乾燥や温度の上昇が痒みを増加させることがあります。皮膚は乾燥するとちょっとした刺激にも敏感になり、痒みの症状がひどくなります。乾燥している様子があるようでしたら、保湿効果の高いシャンプー剤を使用するか、保湿剤を使用してあげるとよいでしょう。ワンちゃん用の保湿剤にはスプレータイプのものや、スポットオンタイプのものなどいろいろありますので、かかりつけの先生にご相談されてみてはいかかでしょうか。もちろんお部屋の加湿を行うことも重要です。また、シャンプー剤の洗い残しが痒みにつながることも中にはみられますので、十分洗い流すようにしてあげて下さい。シャンプーをするときのお湯の温度は、高すぎると痒みが増し、皮膚に刺激になりますので、25〜30度くらいがよいといわれています。冬場はかなり冷たく感じると思いますので、ワンちゃんの様子を観察しながら、無理のない程度でぬるめのお湯を使ってあげて下さい。ワンちゃんの皮膚の厚さは人間の皮膚の5分の1程度といわれています。シャンプー剤を直接皮膚につけてごしごししてしまうと、簡単に傷ついてしまい、それが痒みの原因となることもあります。あらかじめシャンプー剤をぬるま湯で泡立てておき、皮膚を優しく包むように洗います。タオルドライする時も皮膚を擦らないように優しく水気をとるようにし、ドライヤーの温度にも注意しましょう。なお、電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。少しずつ陽の光に春を感じる頃でございますね。まだまだ寒さは続きますが、春はもう過ぎそこまできています。サラン様とワンちゃんの素敵な毎日を心から応援いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。
便中に結晶?
投稿者:くろしま
投稿日:2017/03/09(Thu) 20:26
No.4662
2歳去勢済みの雄猫二匹を飼っています2匹とも便中に光る小さなものが混入しているのを本日発見しました昔の砂壁に入っていたような、銀色っぽい小片ですストルバイト結晶等なら尿中に出ると思うのですが(2匹とも要注意で療法食と通常食を交代で食べています)便中というのは聞いたことがないので原因がわからず心配しています何か重篤な症状でしょうか?
Re: 便中に結晶?
- 獣医師 江口
2017/03/14(Tue) 08:55
No.4668
くろしま 様日差しのうららかさに春の到来の喜びを感じる今日この頃ですが、くろしま様におかれましてはいかがおすごしでしょうか。この度はご相談頂きまして、誠にありがとうございます。2頭の猫ちゃんの便中に銀色っぽい小片が混入していることについてのご相談ですね。早速、お問合せについてご案内させて頂きますが、実際の便や猫ちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。便中に便以外のものが混入している場合、ほとんどが口から摂取したものが便に出てくるというものです。消化されなかった食べ物、遊びで囓ってしまったおもちゃの欠片など消化されず腸管を通過したものが便の中に排出されます。また、腸管内に寄生している寄生虫がいる場合、その虫体や死骸が便中に排出されることもあります。腸管内で何か結晶が産生されるというという病気は恐らく無く、また、くろしま様がおっしゃるようにストルバイト結晶など膀胱内にできた結晶が便へ排出されることはございません。今回は、銀色っぽい小片が2頭の猫ちゃんの同時期の便にみられることから、2頭で同時に何か銀色っぽい小片となる異物を摂取した可能性が考えられます。もし何か誤飲をしている場合ですが、誤飲したものによっては腸閉塞や中毒の原因となったり、胃腸炎や嘔吐、下痢などの消化器症状の原因となることがありますが、小さなものや中毒性のないものなどの場合、身体には何の影響も無くそのまま便の中に排出される場合があります。腸閉塞や中毒の可能性のある誤飲が疑われた場合、一般的には触診、エコー検査、レントゲン検査などで診断を行います。異物の種類によってはレントゲンに写らないものや写りにくいものもあり、判断が難しいこともあります。このような場合にはバリウムなどを用いた造影レントゲン検査を行うこともあります。そして、検査結果や「飲み込んだ異物の種類・大きさ・形状」や「誤飲してからの時間」、「消化管内のどの部位に異物があるか」等によっても選択される処置が異なってきます。便と一緒に異物の排泄を待つ場合もありますが、早急に処置が必要なこともあります。処置の方法としては、胃洗浄、催吐処置(異物を嘔吐させる処置)や内視鏡による除去、外科手術などがあります。内視鏡や外科手術は全身麻酔下での処置なので麻酔のリスクがあります。また、胃や腸を切開すると、術後に絶食が必要だったり、完治するまでに時間がかかってしまうため、どうぶつさんの状況によっても選択される処置は変わってくるでしょう。異物によっては、消化管を傷付けず便で排出される可能性がある場合、食事の回数を増やすなどして消化管の動きを活発にし便と一緒に出てくることを待つこともあります。排出を待つ間は、便を毎回チェックし異物の確認をします。突然便の中に異物がみられたくろしま様のお気持ちお察し致します。焦ってしまわれたり、ご不安な気持ちもあるかと存じますが、まずは便の中にみられる銀色っぽい小片が何かという特定が必要ですし、何らかの処置・治療が必要かどうかの判断のため、一度かかりつけの先生へご相談いただきますようお願いいたします。その際には銀色っぽい小片がみられる便がまだお手元にあれば、動物病院へ検査のためご持参してくだだくことが望ましいでしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っております。気がかりなことがございましたら、お気軽にご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。くろしま様と2頭の猫ちゃんたちの不安が少しでも早く解消され、安心して楽しくお過ごしいただける事を祈っております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。