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御礼

投稿者:Y

投稿日:2015/02/28(Sat) 16:24

No.3898

こんにちは。こちらの保険を解約することになりましたが、これまで大変助けていただき誠にありがとうございました。
こちらの掲示板は「不安なことがあるけど、忙しい獣医さんやボランティアさんに聞くのは気が引ける」という時に、
対価を払っているお仕事として回答してもらえるので、逆に気が楽で、これまで3〜4回ほど利用しました。
大変丁寧で分かりやすく書いてくださる回答内容も勿論ですが、自分が一人でとても不安に思っている状況を他の人も知っていてくれて、自分と同時進行で一緒に調べてくれているという心強い状態が生まれるので、
私のような心配性の飼い主には、自分がまず平常心になるという行程のためにも非常に助かりました。
本当にありがとうございました。このような掲示板での対応はとても大変かと思いますが、今後ともどうか、多くの迷える飼い主の支えになって差し上げてください。
ありがとうございました。

Re: 御礼

- ドッグライフカウンセラー 三留

2015/03/02(Mon) 18:37

No.3899

Y 様

寒い日はありますが、少しずつ春の訪れを感じる頃でございますが、
Y様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご丁寧に温かなお言葉をおかけいただき、誠にありがとうございます。
微力ではございますが、少しでもY様と、どうぶつさんのお役に立てたと伺い、
たいへん嬉しく思っております。

Y様のお言葉を励みに、スタッフ一同、心を併せ、
どうぶつさんを愛し、どうぶつさんと暮らすご契約者様のお役に立てる
掲示板を目指し精進してまいる所存でおります。
Y様と可愛いどうぶつさんたちとの毎日が、笑顔いっぱいでありますよう、
心から応援いたしております。どうぶつさんたちにどうぞよろしくお伝えください。



無題

投稿者:ひろみ

投稿日:2015/02/27(Fri) 12:45

No.3895

チンチラのオスとメス猫のけん
回答、ありがとうございました。
とても、参考になりました。
もう一つ、お聞きしたいのですが、発情期がきて、トイレ以外の所におしっこ、ウンチをした時は、怒った方がいいのでしょうか?
怒らない方がいいと聞いたので、怒らないようにしているのですが、やっぱり、怒った方がいいのでは?、と思ってしまいます
どうすればいいでしょうか、教えていただければと思っています
お願いします

Re: 無題

- 獣医師 酒井

2015/02/27(Fri) 16:47

No.3896

ひろみ 様

この度は、ご丁寧にご返信いただき、またご質問をいただきまして
誠にありがとうございます。
今回のご質問は、ネコちゃんの発情期にトイレ以外でおしっこやウンチをした場合の対応
について、でございますね。
発情期にネコちゃんがとる行動は、共に暮らす私たちにとっては困った行動では
ありますが、ネコちゃんにとっては本能による行動です。
その行動に対して、ひろみ様に怒られてしまいますと、肝心のトイレ以外でしてしまう
排泄行動はそのままで、チンチラちゃん自身が安心して過ごせるはずの家で
リラックスをすることができなくなる可能性があります。
そのため、ひろみ様が、今なっているように、怒らないで接してあげることが
望ましいと思われます。

また、現在は発情中のため、特殊な状況と考えられますが、もし発情が落ち着いた際
もトイレ以外の排泄行動が見られる場合には、男の子のチンチラちゃんもご家族に加わり、
トイレが不足している可能性もあります。
通常、ネコちゃんのトイレはネコちゃんの頭数プラス1個用意するのが望ましいと
言われていますので、3つのトイレが必要ということになります。
ネコちゃんはトイレの環境にもとてもデリケートなどうぶつとも言われていますので、
今後の様子によっては、チンチラちゃんのお好みのトイレのタイプを見つけてあげる
必要があるかもしれませんね。

何か気がかりなこと、ご心配なことございましたら、またお気軽にご相談下さい。
ネコちゃんたちにどうぞよろしくお伝えください。
今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。



膝蓋骨脱臼の手術について

投稿者:ひよこ

投稿日:2015/02/23(Mon) 14:31

No.3890

5歳のマルチーズミックス犬です。ひと月ほど前に、膝蓋骨脱臼の診断を受けました。これまで服薬、注射などで治療してきましたが、良くならず手術することになりました。グレード3と言われています。現在は主治医は、骨を削り溝を深くし、靭帯の位置を変える方法の手術をする。セカンドオピニオンをいただいた獣医(ベテラン)では、パラプレートという金属を埋め込む方法の手術をするということです。後者の先生によると骨を削ると痛みが酷いし、予後も悪いという説明でした。
ただ、ネットで調べると最近はパラプレートを使わない方式が予後もいいし主流という意見も見られます。どちらが良いか判断がつきません。ご助言お願いいたします。

Re: 膝蓋骨脱臼の手術について

- 獣医師 山田

2015/02/25(Wed) 18:23

No.3894

ひよこ 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
5歳のワンちゃんが膝蓋骨脱臼の手術を受けられるご予定とのことで、
骨を削る方法と金属を埋め込む方法の、どちらの手術様式を選択するべきか
悩まれていらっしゃるのですね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

ひよこ様もご存じのとおり、ワンちゃんの膝蓋骨脱臼は後肢の疾患で多く認められる
疾患の一つで、膝蓋骨が大腿骨の滑車溝に位置せずに、内側や外側に脱臼した
状態を言います。
特に小型のワンちゃんですと、膝蓋骨が内側へ脱臼する「膝蓋骨内方脱臼」が
多くみられます。
膝蓋骨脱臼の症状は、無症状な状態から歩くことが困難な状態までと幅が広く、
その程度(グレード)により次のように4つの段階に分けられています。

膝蓋骨脱臼は、グレードによって以下のように分類されます。
・グレード1
膝蓋骨が脱臼しても、自然と正常な位置に戻る程度の脱臼です。
通常の生活をしている中で膝蓋骨が脱臼することは少ないです。
痛みや症状はほとんどありませんが、時折スキップのような歩き方をしたり、
挙上することもあります。
病院に行って触診の際に見つかることが多いです。
・グレード2
膝蓋骨は正常な位置にありますが、膝を曲げたときに脱臼が起こります。
日常生活でも時々脱臼が起こるようになりますが、自然と整復できます。
痛みはあまり強くありませんが、脱臼している時には跛行が見られることも
あります。
・グレード3
膝蓋骨は常に脱臼している状態です。
膝蓋骨は手で正常な位置に整復できますが、
膝を屈伸することで、またすぐに脱臼が起こります。
跛行も見られるようになり、また、骨の変形も明らかになってきます。
・グレード4
膝蓋骨は常に脱臼している状態です。
グレード3とは異なり、手で正常な位置に整復させることはできません。
膝関節を伸展させることができないため、うずくまるような歩き方になります。
骨の変形もさらに重度になります。

※疼痛などで正常な歩行ができない様子が跛行(はこう)です。

ひよこ様のワンちゃんはグレード3とのことでございますね。
そういたしますと、おそらく指で押しすと一時的にもとの位置に戻りますが、
膝蓋骨が脱臼したままの状態で、跛行も顕著になっていいらっしゃる状態
かと思います。

膝蓋骨脱臼の治療は、症状が軽度の場合には鎮痛剤やレーザー治療などで
一時的に症状を緩和するという場合もございますが、根本的な治療は
外科手術となります。

外科的治療方法には多くの手術方法があり、どの手術方法を用いるかについては、
ワンちゃんの症状やグレードなどによって異なります。
以下に膝蓋骨内方脱臼の手術様式をいくつか記載させていただきます。

@ 滑車溝(かっしゃこう)形成術
滑車溝が平坦だったり溝が浅いような、滑車溝の低形成を、手術により深く
形成する手術です。

A 脛骨(けいこつ)粗面転位術
脛骨粗面を転位して固定する方法です。この手術の目的は筋肉の位置を
正しくするための手術です。

B 外側の関節包を縫縮
外側の関節包に切開を加えて縫縮する方法です。

C インプラントを打ち込む方法
膝蓋骨が内方に脱臼しないようにステンレスでできたプレートを
大腿骨の膝関節内に打ち込んで膝蓋骨が内側にずれないようにする手術です。

これらの手術方法は、いくつかの方法を組み合わせて実施することが多いです。
ひよこ様におかれましては、主治医の先生とセカンドオピニオンの先生の術式
が異なり、どちらを選択すべきか悩まれていらっしゃるとのことでございますね。

確かに、インプラントを装着する手術は他の術式に比べると回復が早いと
言われておりますが、関節内に異物が残ること、術後違和感が残る場合や
関節液が溜まりやすい可能性もございます。
また、セカンドオピニオンの先生がおっしゃられましたように、
大腿骨の滑車溝を削る術式になりますと、
軟骨を削り取ることになりますため、術後の痛みが強かったり、
回復に時間がかかるという可能性もございます。
このように、それぞれの術式によって特徴は様々ではございますが、
膝蓋骨脱臼の手術は一つの術式ではなく、
状態によって複数の術式を併用することもございます。
したがって、これらの手術方法のうち、どれが一番良いと言うことではなく、
症状やグレードから、手術を受けるワンちゃんに一番あった手術方法を
ご選択いただく事が重要です。

また、手術には麻酔のリスク、手術後の安静期間、ケア方法、費用などのことも
ございますので、ご納得頂ける手術をお受けいただくためにも、
主治医の先生とセカンドオピニオンの先生、それぞれに再度ご確認
いただけたらと思います。

また、手術をなさった後も関節に負担をなるべく
かけないような生活を心がけていただくことはたいへん重要です。
気をつけていただきたいポイントを以下、ご案内いたしますので、
ご参考にしていただければ幸いです。

■体重管理
体重の増加は膝の関節に負担をかけますので、適切な体重を維持する
ようにしましょう。
ただ、体重の増加を気にするあまり、痩せて筋肉を落とした状態になって
しまうことも膝関節に負担がかかりますので、適度な運動で筋肉は維持しながら
適切な体重管理をすることが大切です。

■ジャンプや過度の運動は避ける
ぴょんぴょんと飛び跳ねる・ベッドやソファー、椅子などにジャンプして
飛び乗ったり飛び降りたりする・階段を昇り降りする、といった行動は
膝関節に負担がかかってしまいます。
もし、ソファーなどに飛び乗ったりする習慣がすでにある場合には、
スロープなどを使って飛び乗ったりしないようにする・ソファーなどの
足元の位置にワンちゃん専用の場所を作ってあげる、など
対策をしていただくことをお勧めいたします。
もしくは、ベッドのある部屋には入らないようにする・階段を昇り降り
できないように昇り口に柵をつけるなど、物理的にガードなさるのも
よろしいでしょう。
ある程度の運動は大切ですが、激しい運動は負担がかかります。
お散歩中に走り回ったりしないように、リードを短めにお持ちいただき、
ワンちゃんは、なるべくひよこ様の横を歩かせるようにしましょう。

■室内ではすべらないようにする
室内でワンちゃんが過ごす場所はフローリングでしょうか。
フローリングは滑りやすく、滑ると関節に負担がかかります。
フローリングなどの滑りやすい床にはマットを敷く・滑り止めのワックスを
利用する、などの対策をしましょう。
また、爪が伸びていたり、肉球の間や周りの毛が伸びていると、
床を歩く際に滑ってしまうことがありますので、定期的に爪や足裏の毛の
ケアをしてあげてください。


なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
お気軽にご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

立春も過ぎ、春を訪れを感じる季節でございますが、
気温差の大きな時期でもございます。
ひよこ様もお風邪など召しませぬようお気を付けください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



発情期について

投稿者:ひろみ

投稿日:2015/02/23(Mon) 12:39

No.3889

9ヶ月のチンチラのメス猫、昨年7月に家に来ました。昨年12月に今6ヶ月のチンチラのオス猫が、家に来たのですが、オス猫が来てから、メス猫の発情期が始まり、それ以来、常に発情期がきて、治まってる時期が、本当に少なく、発情期が来ると、トイレ以外の所にウンチやおしっこをししたりと困っています
私になついているので、今、私の仕事が遅く休みもないため、かまってあげられません。それにオス猫が来てから、遊んであげる時間もなくなり、寂しいのでは?と思うのですが、発情期は、どのくらいで終わるものなのでしょうか?やはり、発情期を止めるには避妊手術をするしかないのでしょうか?
メス猫の避妊手術はその日には、帰って来れるのでしょうか?
手術以外の方法は無いのでしょうか?。あまり、避妊手術をしたくは無いのですが、あまりにも発情期が長くて困っています。

Re: 発情期について

- 獣医師 酒井

2015/02/25(Wed) 18:16

No.3893

ひろみ 様

梅の花も咲き始め、一歩一歩春が近づいていることが感じられる今日この頃でございますが、
ひろみ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
男の子のチンチラちゃんをお迎えになられて以来、9ヶ月になる女の子のチンチラちゃんに、
常に発情が来て困っていらっしゃるということでございますね。
お問い合わせにつきましてはご案内させていただきますが、実際にチンチラちゃんのご様子を
拝見しておりませんので一般的なご案内となりますことをご了承下さい。

女の子のネコちゃんは、一般的に性成熟を迎えるのが生後6ヶ月から9ヶ月頃だと言われています。
また、ネコちゃんは季節性多発情性動物といって、早春から秋にかけて、複数回、発情期を迎えます。
発情の季節は日照時間によってコントロールされているのですが、家の中で人工的な照明の中で
生活していると、季節性がなくなり、頻繁に発情を繰り返すこともあります。
一回の発情周期はネコちゃんによってかなり個体差がありまちまちですが、平均すると2〜3週間
ほどです。この時に交尾がなかった場合には、数週間で再度発情することもあります。
またネコちゃんは交尾排卵といって、男の子のネコちゃんとの交尾があった場合にのみ排卵をするため、
非常に受胎率が高いのが特徴です。
この発情期の間には、特徴的な鳴き声で鳴いたり、スプレー行動(少量のおしっこをあちこちに
かけて歩く)、落ち着きなくうろうろするなど家で一緒に生活するには困った行動がみられるようになります。
ひろみ様はお仕事がお忙しく、かまってあげる時間が少なく寂しいのではということをご心配されて
いらっしゃいますが、このネコちゃんの発情の行動はいわゆる本能による衝動であるため、
飼い主さんが十分な時間、遊んであげたとしても、おさまるものではありません。
その上、去勢はされているかとは存じますが、男の子のネコちゃんが一緒にいる環境でしたら、
さらにコントロールは困難になるでしょう。

ネコちゃんの発情を止めるためには一時的なものであれば、交尾刺激を人工的に行う目的で、
陰部を滅菌した綿棒などで、刺激をするという方法がありますが、陰部を傷つける可能性もあり、
お勧めできません。やはり、発情を止めるための確実で安全な方法としては避妊手術しか
ないといえるでしょう。

さて、避妊手術が日帰りで行えるかどうかにつきましては、かかりつけの動物病院さんとご相談が
必要かと存じます。一般的には全身麻酔をしての開腹手術となりますので、
術後の回復具合により、日帰りから一泊入院を勧める病院さんが多いのではないかと思います。
また、飼い主さんが忙しく家にいらっしゃらない状態でしたら、術後の様子をみることができません
ので、入院してケアしていただいた方が安心な場合もあります。
開腹手術以外では、特殊な器具での手術となるため実施されている病院さんは少数であるかとは
存じますが、腹腔鏡下で、避妊手術を行っている病院さんもあります。メリットとしてはネコちゃんの
手術による傷が小さくなるため、体への負担が少ないことが挙げられます。

避妊手術自体は通常どこの動物病院さんでも一般に行われており、他に発症している病気など
もなく、術前検査で問題なければ、比較的リスクは少ない手術ですが、やはり、全身麻酔のリスクは
ゼロではありませんので、手術を受ける際には、かかりつけの先生ともよくご相談されてご納得の上、
手術を受けるかどうか決めることが大切かと存じます。
女の子のネコちゃんの飼い主さんは、ひろみ様と同じように、発情期の行動にお困りになって、
避妊手術を選択されることがよくあります。
チンチラちゃんが落ち着いて、家でゆっくりと過ごせるよう避妊手術を前向きに
ご検討されてはいかがでしょうか。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

春らしい柔らかな日差しの中、のんびりとネコちゃん達がくつろいでいる姿をみると
本当に幸せな気持ちになりますね。
ひろみ様とチンチラちゃん達との生活が一日も早く穏やかになりますよう、願っております。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



てんかん

投稿者:チョコ

投稿日:2015/02/22(Sun) 15:24

No.3888

5歳の雑種、中型犬が突然てんかん発作をおこすようになってしまいました。昼間、外の犬小屋にいるのですが、犬小屋の中で発作が出てきています。あと、夜、寝る頃に発作がおこることが多いです。度々おこりますので心配です。投薬で発作の回数は抑えていけるでしょうか?どうぞよろしくお願いいたします。

Re: てんかん

- 獣医師 阿部

2015/02/25(Wed) 16:59

No.3892

チョコ 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
チョコ様のワンちゃんは突然てんかん発作を起こすようになり、
昼間、犬小屋にいるときと、夜、寝る頃に発作を起こすことが
多いのでございますね。
発作をおこしているワンちゃんを見守る飼い主様のご不安は大きく、
チョコ様におかれましても、さぞかしご心配をされていることとお察し
申し上げます。
早速、お問合せにつきましてご案内をさせて頂きますが、
実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを
ご了承ください。

てんかんとは、発作的に繰り返される全身性の痙攣(けいれん)や意識障害を
主な症状とする脳疾患です。てんかんというのは病気の名前で、
てんかん発作はてんかんの症状にあたります。
通常、大脳の神経細胞は規則正しいリズムでお互いに調和を保ちながら
電気的に活動しています。
しかし、環境の変化や体調など何らかの理由により、穏やかなリズムを持った
活動が突然崩れて、激しい電気的な乱れが生じることがあります。
この時に「てんかん発作」が起こります。

また、てんかん発作は繰り返しおこることが特徴です。
そのため、1回だけの発作では、てんかんという診断は行いません。
繰り返し起こる発作の間隔は個体差があり、
月に数回起こすどうぶつもいれば、1年に1度という場合もあります。
また、てんかん発作には「全身性の発作(大発作)」と
「意識が消失しない軽度な発作(小発作、もしくは部分発作)」があります。
てんかん発作が継続する時間にも個体差があり、数十秒から数分以内の短い
発作もあれば、長時間持続する場合もあります。
およそ30分以上連続して続く、もしくは短い間隔の発作を複数回短時間に
繰り返す場合は、「てんかん重責(じゅうせき)状態」と呼びます。

どうぶつがてんかん様の痙攣発作を起こす場合、次のような原因が
考えられます。
◇特発性(真性)てんかん
脳の異常を伴わずに起こる原因不明のてんかんです。遺伝的素因が報告
されている犬種もありますが、どのような犬種でも起こりえます。
◇症候性てんかん
脳腫瘍、脳炎、水頭症、外傷による脳障害などの脳疾患に伴って起こる
後天性のてんかんです。
◇潜因性てんかん
症候性てんかんが疑われるものの、各種検査上明らかな異常が認め
られないものを潜因性てんかんといいます。
◇非てんかん
脳以外の異常(電解質異常、低血糖、肝障害、腎障害、中毒、低酸素など)に
起因して発作がみられることがあります。この場合は、発作の原因となっている
疾患の治療を行います。

また、てんかん発作には、さまざまな環境要因が関係していることもあります。
そのような環境要因をできるだけ排除することで、
発作の頻度や投薬量を減らして維持することができる場合があります。
てんかん発作に関係する環境要因としては、次のようなものがあげられます。

・気圧や天候 (特定の気象条件で発作が起こりやすくなることがある)
・食べ物
・発情
・寝不足や体調不良
・緊張や興奮を誘発する特定の出来事
(「花火やお祭りの音を聞いた」、「郵便屋さんや宅配のお兄さんが来た」、
「家族が留守にして帰宅した後」など、特定の出来事に関連して発作が
見られることがある)

このような環境要因をすべて無くすことは難しいですが、
できる限りのものを排除していただき、また、事前に発作が起こることを予測
いただくことで対処できる可能性があります。
どのような要因が発作に関係している可能性があるかを知るために、
発作が起こった日の天候や出来事、体調等について記した日記をつけて
おくと、参考になります。

てんかん発作は脳の神経細胞の過剰な興奮によって起こりますが、
その影響で発作性の脳損傷が起こることが指摘されています。
つまり、てんかん発作が起きることで脳が損傷を受け、
さらにてんかん発作を起こしやすい状態になってしまう可能性がある
ということです。

反復性のてんかん発作は、そのままにしておくと徐々に発作の頻度と
重症度が増加してくる傾向があります。
また、短い間隔の発作を何度も繰り返したり、発作が長く続いたり
する「てんかん重積発作」は、命にかかわる重大な状態となります。
したがいまして、てんかんの治療において、チョコ様がおっしゃるように、
投薬での発作のコントロールはたいへん重要です。
一般的にてんかんの治療は発作の頻度をみながら行います。
年に数回の軽度の発作であれば経過を見る場合もありますが、月1回以上の
発作があるなら、抗てんかん薬を毎日内服することにより、
発作をコントロールする治療を行います。
てんかんでは、発作の重積(発作が30分以上続く場合や、短い時間で重篤な
発作を繰り返す状態)を起こすことが最も危険で、命に関わる場合も
ありますので、注意が必要です。
そのような場合には、早急に受診していただく必要がございます。
チョコ様におかれましても、かかりつけの先生とご相談いただきながら、
今後の経過も充分注意して下さい。
発作の重積が起こった場合には一刻を争う処置が必要となりますので、
夜間緊急時に対応できる病院の電話番号、位置の確認を事前にして、
落ち着いて対応できる準備をしておくと安心です。


治療の開始時期については、発作の程度がどの程度になったら治療を開始
するかは明確な基準があるわけでなく、それぞれの患者さんやそのご家族の
状況を考慮した上で、それぞれの獣医師さんが判断することになります。
一般的には次のようなことが治療開始の目安となることが多いようです。

・1カ月に1回以上の発作が見られるとき
 (3カ月に2回以上という場合もあります)
・3カ月に1回以上の発作が見られ、その間隔が短くなってきているとき
・てんかん重積状態(1回の発作が30分以上続いたり、意識状態が完全
に回復する前に次の発作が起こったりする状態)を起こしたとき
・群発発作(1日に2回以上の発作を起こすこと)を起こしたとき

また、一般的にワンちゃんのてんかん発作に使用する抗てんかん薬は
フェノバルビタ−ル、ゾニサミド、臭化カリウム、ジアゼパム、ガバペンチン
などです。以下に代表的なお薬について記載させていただきます。

【フェノバルビタール(フェノバール)】
長時間作用型のバルピツール酸系のお薬で古くからてんかん治療に
用いられています。
脳全体の神経をしずめる作用があります。抗けいれん作用のほかにも
鎮静・催眠作用もあります。長期投与する場合には、
定期的な血液中フェノバール濃度や肝酵素値の測定が推奨されます。

【ゾニサミド(エクセグラン)】
脳神経の興奮をおさえて、てんかんの発作を予防します。
いろいろなタイプのてんかんに広く使われています。
ゾニサミドを使用して1〜3週間後に血液中の濃度を測定してお薬の量を調整
します。血中濃度が安定しているのに発作のコントロールができない場合
には臭化カリウムという薬を追加していきます。

【臭化カリウム】
神経細胞の細胞膜を安定化させる事による抗けいれん作用があります。
フェノバルビタールに反応しない強い発作を起こす場合などに使用されます。
臭化カリウムは効果が発現するまでに2か月ほどかかります。

【ジアゼパム】
中枢神経に作用するお薬で、鎮静効果や抗けいれん、筋弛緩など様々な作用
があります。
ワンちゃんでは効果の持続時間が短く、大体は重積発作時や緊急用の常備薬
として用いられます。

【ガバペンチン】
てんかんの部分発作に対するお薬です。
他の抗てんかん薬とは作用機序が異なるため、
別の抗てんかん薬(フェノバルビタールや臭化カリウムなど)と併用することで、
てんかん発作の抑制効果が高まります。
ガバペンチンと類似する新薬でプレガバリンというお薬もあります。

【レベチラセタム】
ヒトのてんかん治療にも用いられる比較的新しいお薬で、別の抗てんかん薬と
併用します。

お薬の効き方には個体差が大きいため、治療に対する反応や副作用の
発現具合などをみながらお薬の種類や投与量を調節していきます。
従来から知られているフェノバルビタールやゾニサミド、臭化カリウムをまず
選択し、それでも発作のコントロールが難しい場合には、いくつかのお薬を
組み合わせたり、新しいタイプのお薬に切り替えることが多いようです。

抗てんかん薬による治療は、あくまでも症状を抑えてコントロールするもので
あって、てんかんそのものを治療し根治させるためのものではありません。
場合によっては薬を減らしたり、止めたりすることができるケースもありますが、
生涯にわたる治療が必要になるケースもあります。

飼い主様にさまざまな意味でのご負担が大きい病気であり、
今後看護されていく上でいろいろ大変なこと、ご心配なことも出てくるかと思い
ますが、チョコ様がどっしりと構えてくれていることが、ワンちゃんの大きな心の
支えとなり、安心感につながるはずです。
発作が起こっても慌てずに、静かに、温かく、落ち着いて見守ってあげるように
して下さい。

万が一大きな発作が起こった時に、慌てずにお家で対処するために、
座薬などで発作を抑えるお薬を常備しておくこともできます。
また、万が一かかりつけの病院が休診のときに具合が悪くなったときに慌てない
ために、救急対応をしていただける病院を事前に探しておくことが望ましいでしょう。
このような事前の準備と心構えをしておくことで、冷静な対処ができるようになると
思います。

また、看護していく上で、何かご心配なことや気がかりなことがありましたら、
お気軽にご相談下さい。
アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスも承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

時節柄、チョコ様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛ください。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。