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困っています。

投稿者:みゆき

投稿日:2011/11/14(Mon) 01:02

No.1033

オスのパピヨン(9ヶ月、去勢済)です。とにかく元気でいたずらっ子です。元気なのは良いのですが、家にあるもの何でも咥えてきて飲み込んでしまいます。うんちの度にチェックをしていますが、色んなものが出てきます。ゾッとする様なものもあるので、毎日ウンチの度にドキドキです。もちろん、危険な物や食べられるといけない物は届かない所に置いているつもりですが、そんな時は柱もかじってしまいます。お腹がすいているようでもないです。かかりつけのお医者さんは、かじる子は治らないので物を届かないように、と言われるだけです。
このままこんな状態が続くとそのうち大変な事がおきるのではないかと心配です。(苦しい目にあったり)
なんでこんなものをどこから?って事が多々あり、困っています。良い方法はないでしょうか?

Re: 困っています。

- ドッグライフカウンセラー 三留

2011/11/16(Wed) 09:51

No.1037

みゆき 様

深まる秋に名残惜しさを感じる頃ですが、
みゆき様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。
元気いっぱいのパピヨンちゃんがお宅の中のいろいろな物をくわえてきては
飲み込んでしまい、ご心配をなさっているとのことでございますね。
この頃のワンちゃんは好奇心旺盛でいたずら盛りですので、
ご家族のご心配はいかばかりかとお察しいたします。

さっそくご案内をさせていただきますが、
実際のお子様のご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことを
何とぞご了承くださいませ。

ヒトとワンちゃんとの歴史は、ワンちゃんがヒトの食べ物の残飯整理から始まったと
いわれております。
厳しい自然界で行き抜いてきたワンちゃんですから、
今、目の前のものを口にしなければ、次にいつ口にできるかわからない、
まず食べてしまおうというのがワンちゃんの本能であり、
ワンちゃんとは、とにかく、落ちているものを口にするどうぶつだと
お考えいただいてもよろしいかもしれません。
その上、子犬ちゃんの時期は探索行動から、とにかく口にしてみよう、という行動が
よくみられますので、ワンちゃんの一生の中でもお困りの飼い主様が多い時期です。
このようなワンちゃんですので、大変ではございますが、みゆき様におかれましては、
充分にお子様の安全を守ってあげてくださいませ。
以下、生活の中の注意点をご案内させていただきます。
ご参考にしていただけましたら幸いでございます。

1. 「落ちているものを拾って食べないでいたほうが良い」と思わせる
(1)ご家族の間で、「してはいけないよ」とワンちゃんに伝えるための言葉
(「いけない」「だめ」など)は決めていらっしゃいますでしょうか。
落ちているものを口にしそうになったら、この言葉を使って
低く落ち着いた声でしっかり叱ってくださいませ。
口にするのを止めたら、褒めてあげ、
「落ちているものを口にしないことを選んで、よかった」と思わせてあげましょう。

ワンちゃんは自分が何かした後、周囲でどのようなことがあったということを
たいへん良くみており、その経験をもとに、行動を形成していきます。
愛情に貪欲なワンちゃんは、飼い主様にかまってほしくて仕方がないので、
どのようなことをすれば、飼い主さんの注目を引くことができるのかを
よく観察をしています。

みゆき様のパピヨンちゃんは、お家の中でいろいろな物をくわえてきては、
ご家族に見せているのでしょうか。
もし、見せにきているのであれば、注目をして欲しくて噛んでいる可能性も
あるかもしれません。
このような場合は特に、パピヨンちゃんがいたずらをした後に、声をあげて叱ったり、
追いかけてつかまえると、かえって「嬉しい」と思わせてしまう可能性がございます。
したがいまして、「くわえたら、ご家族に相手にしてもらえた」と、
ワンちゃんが思わないようにすることが重要です。
「ご家族に許可されたもの以外を食べてはいけない」ということを伝えることが
大切ですから、しっかりと叱ることは必要ですが、
高い声で叱るとワンちゃんは余計に興奮してしまいますので、
低い声で落ち着いたトーンで叱っていただいたほうがよろしいでしょう。

(2)苦味成分により、ワンちゃんの噛み癖を矯正する忌避剤が、ペットショップさんなどで
販売されていますが、パピヨンちゃんが、いつもかじってしまう場所に塗ったりすることで、
噛んだり、かじったりすると、嫌なことがあると教えるのも一つの方法です。

(3)パピヨンちゃんが何かをくわえていたら、落ち着いた威厳のあるトーンで、「出して」、
「アウト」などという言葉をかけていただき、その言葉に促されて、お口の中のものを偶然でも
出したら、思い切り褒めていただき、ご褒美を与えたり、遊んであげてくださいませ。

実際にワンちゃんがお口の中にくわえているときは、何とか出させようと
周囲が騒ぐと、余計に取られまいとして飲み込んでしまうことが見られますので、
日頃から、お口の中のものを出すと、良いことがあると教えておくとよろしいでしょう。

具体的には、パピヨンちゃんがオモチャなどをくわえて遊んでいるときに、「出して」と
おっしゃっていただき、偶然でもお口の中のものを出したらご褒美をあげましょう。
このときに、みゆき様の手元に、ワンちゃんの口の中のものよりも
よりお気にいりで、興味のあるオモチャなどを持っていて
そちらのものが欲しくて、お口の中のものをつい出すように促してはいかがでしょうか。
そして、出したらもっと良い物がもらえると教えておくとよろしいかもしれません。

2.指示にしたがう習慣をつける
(1)お食事を与える時やパピヨンちゃんがオモチャを持ってきて「遊ぼう」とご家族を誘うとき
など、何かにつけて、「オスワリ」などと指示をします。
指示にしたがったら、お食事をもらえたり、オモチャで遊んだり、良いことがあると
繰り返し教えましょう。

(2)だんだん成長をしていくに従い、落ち着いてくることが多いのですが、
今は特にたいへんな時期でございます。とにかく安全を守ってあげましょう。
パピヨンちゃんが、興奮して走り回っているときは知らん顔をしていただき、
パピヨンちゃんが落ちついたときに声をかけるようにします。
ご家族という群れの中でパピヨンちゃんが中心に動いているのではない
と思わせるようにしましょう。


3.環境を見直す
(1)かかりつけの獣医師さんがおっしゃいますように、
噛んで困るものをワンちゃんの周囲に置かないことが重要です。
お家の中で、特に目が届かない時には、パピヨンちゃんが自由に過ごせるスペースを制限
していただき、そのスペース内であれば、口にして困るものはないから安心だという環境を
作って頂くとよろしいでしょう。

(2)ご家族の食事時などにワンちゃんが食卓の下にいる習慣があると、こぼれたものを
ワンちゃんが食べてしまうことが起き兼ねません。こぼれたものを食べない環境作り
のためにも、ご家族の食事の時はパピヨンちゃんはケージやサークルの中で過ごすなど、
ご家族の食卓と離れた場所で過ごすようにするのも一つでしょう。

(3)パピヨンちゃんが、よくかじったり、口にくわえていたずらをする習慣のある場所へ
通じる場所があれば、塞いでしまい、その場所へ行けなくするのもよろしいかもしれません。

ウンチの中からいろいろな物が出てくると、本当に心配でございますね。
食べてしまったものが小さく、通過障害が起きなければ、そのまま便にでてくるという
可能性もございます。しかしながら、食べてしまったものが小さなものだったとしても、
胃に停滞したり、続けて摂取することにより、腸で閉塞を起こしたりする可能性がございます。
さらに、閉塞を起こさなかった場合でも異物の物理的刺激や付着物などで
胃腸炎を引き起こす原因となる可能性があります。
また、誤食したものが紐状の異物などの場合、腸重積(腸管の一部がそれに続いている
腸管の中に入り込み、抜けなくなる状態)を引き起こす危険もございます。

みゆき様のパピヨンちゃんに現在排便の異常や嘔吐、元気・食欲の低下などの症状は
みられませんでしょうか。
特にお子様のご様子に問題がなく、誤食してしまったものをしっかりと把握されており、
便をほぐして、便中に排泄されたことをしっかりとご確認頂いているようでございますので、
そのまま経過を観察していただいても問題ないかと存じます。
しかしながら、便への排泄を確認できない、またはご様子に変化がみられた場合には、
お早めにかかりつけの動物病院へご通院いただく事をお勧めいたします。

枯葉を踏みしめてのお散歩が楽しい季節でございますね。
お散歩でたっぷりとエネルギーを使うことは
お子様でのいたずらを軽減することにも有効かもしれません。
お散歩中には、なるべく名前を呼んでいただき、
上手に歩いているときに褒めていただくなど、
お散歩は飼い主様に連れられていることをパピヨンちゃんが感じるように
してあげましょう。

パピヨンちゃんのお健やかなご成長を心からお祈り申し上げております。
体調維持の難しい頃でございますので、皆様、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。
今後もアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



甘噛み

投稿者:iwasan

投稿日:2011/11/13(Sun) 11:40

No.1032

チワワのオス五か月について質問いたします。

最近遊ばせているときにじゃれついてきて手に噛みついてきます。甘噛みていどの強さなんですが、興奮してくると痛いといって手を離さないといけないぐらいの強さで噛まれます。子供が遊んでやっているときなどは、指先に歯型がついて血がにじんでしまうとゆうようなこともありました。その都度叱ってはいるのですが、じゃれついているときにすることなので甘噛みじたいはやめさせなくてもいいのかなとも思います。何かいい躾の方法があれば教えて下さい。

よろしくお願いいたします。

Re: 甘噛み

- ドッグライフカウンセラー 三留

2011/11/15(Tue) 16:41

No.1035

iwasan 様

秋が深まり陽だまりの恋しい頃となりましたが、
iwasan様におかれましてはいかがお過しでしょうか?

この度はご相談を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。
5ヶ月になられたチワワちゃんが、じゃれているとご家族様の手を噛んでくる
とのことでございますね。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のチワワちゃんのご様子を拝見して
おりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

チワワちゃんくらいの月齢は、人間でいえば小学校の低学年から、そろそろ中学年に
入る時期にあたり、元気いっぱいで愛らしく、ご家族様を魅了しているのではないでしょうか。
また、この頃のワンちゃんは乳歯が永久歯に生え変わる時期ですので、
まだまだ歯がむず痒く、この時期のワンちゃんに噛まないお子様を探す方が
難しいともいえる頃かもしれません。

子犬ちゃんは、むず痒かったり、構って欲しかったり、
ヒラヒラと動くヒトの手がオモチャのようで、興味を示したりして噛みますが、
この経験の中で、自分が噛んだときのご家族様の対応を見ながら、
「どのような行動をしたら遊んでもらえるか」
「どのようなことをしたら嫌なことから逃れられるか」などを学んでいきます。
例えば、噛んだ後に飼い主さんが手を引っ込めたという体験があると、
その手をどけてほしいと思った時に、噛もうとします。
噛んだ後に、飼い主様が追いかければ、
追いかけっこをしたいときには、噛めばいいと学習します。
したがいまして、ワンちゃんの行動を変えるためには、
周囲の対応を適切にすることが大きなポイントになります。

iwasan様におかれましては、チワワちゃんが噛んだときに叱っていらっしゃるとのことですね。
「今、あなたのやっていることは、いけないよ」ということを伝えるためにも
このまま叱り続けていただければと存じます。
その際のご注意点ですが、ワンちゃんが噛んだ後に、噛まれたご家族様が「やめて!」などと
騒ぐことで、「噛めば構ってもらえる」と思ってしまうことがございます。
iwasan様のお宅には、お子様がいらっしゃるとのことでございますが、
特に女性やお子様の高い声は、叱っているつもりでも、「楽しい!遊ぼう!」という雰囲気を
作ってしまうことがしばしばですので、「噛んだら、騒いでくれて、遊んでくれた」、
とチワワちゃんが感じないようにしていただくのが、よろしいかと存じます。

そのためには、叱るときの言葉は、ご家族皆様で共通にしていただき、
低くて落ち着いたトーンで、威厳をもって叱ることが大変重要です。
噛んでいるまさにその時に叱ることで、「何がいけないのか」ということが、
チワワちゃんによく理解できるようにしましょう。

「噛んだら良いことがなくなる」「噛まないでいると良いことがある」
ということを根気強く、一貫性をもって教えていただければと存じます。
また、反対に、噛んでいない時や噛むのを止めた時には、
楽しく明るい声で褒めていただき、また遊んであげましょう。

ワンちゃんは相手の気持ちや周囲の雰囲気を把握することに、
たいへん長けていますので、噛まれた時のご家族様のお気持ちの中に、
「怖い」という気持ちがあると、ワンちゃんは敏感に察知して、
「この人に対しては自分のほうが強いんだ」と思ってしまうかもしれません。
したがいまして、チワワちゃんが噛んだときに、
「恐い」という気持ちを察知されたり、逃げたりしないようにしましょう。

なるべく噛まない状況を作らないこともたいへん重要です。
「いつも、このような状況になると噛む」というタイミングが解っている場合には、
その状況に至る前に、遊びを終えてしまうのも一つの方法でございます。
噛もうとしたら、あるいは歯があたった瞬間、
その場をご家族様がチワワちゃんに背を向けて、立ってしまうのもよろしいでしょう。
「噛んだら遊びが終わり」ということを、根気強く教えていただければと存じます。

ポケットの中に噛んでもよいオモチャをしのばせておき、
他にも、これから噛みにくるな、という時には、
ご家族様の手を噛む前に、そのオモチャを噛ませていただき、
噛むのは飼い主様の手ではなく、オモチャだということを
教えてあげてもよろしいでしょう。

ワンちゃんの中でも、特にチワワちゃんやトイ・プードルちゃんのような小型犬は、
急な人間の動きや、頭の上から人の手が振り下ろされてくるようなことを
怖がることが多くみられます。
お世話の時など、「チワワちゃんの頭上から急に手を出さない」などご注意いただき、
また、お散歩中などに、「チワワちゃんを可愛いから触りたい」、
とおっしゃる方がいらっしゃる場合には、
あらかじめ、その方の匂いをチワワちゃんに嗅がせてから触っていただいたり、
声をかけてから触るなど、人の手に対する信頼感を育んでいただければと存じます。

なお、決まった部位を触った時に、チワワちゃんが嫌がるようでございましたら、
お体に痛い部位がある可能性もございます。
このような時には、獣医さんの診察をお受けいただくことをお勧めいたします。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っております。
気がかりなことがございましたら、ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

早いものでクリスマスのイルミネーションが街を彩る季節でございますね。
iwasan様におかれましては、チワワちゃんと素適な冬をお迎えください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。




毛の色

投稿者:ベル

投稿日:2011/11/10(Thu) 09:43

No.1029

12月に3歳になる女の子のバーニーズマウンテンドッグです。
毎日、元気に食事も排便、散歩もしているのですが、数か月前から口の周りの毛がよくヨーキーなどに見られる「涙やけ」のような赤茶色になってきました。とくに唾液が付きやすいところです。触っても痒がったり匂いがあったり、熱を持っている様子は無いので、皮膚が炎症を起こしていることはなさそうです。唾液は分泌物なので体調の変化か、毎日の栄養の偏りかが心配です。
考えられる理由としては、今春、フィラリアの投薬の検査で病院に行ったときに「ちょっと太っている」といわれ3KGは落とすように言われたので、それから、毎日のフードを同じ種類のダイエットに変更しました。(ロイヤルカナンの成人大型犬から同じ種類のダイエットです)
ただ、フードだけだと食べないので、朝はそれに加熱した卵を一個分くらい、夜は、豚肉の加熱したものを混ぜてあげています。
ベルは来た時からおなかが弱くていろいろ試しのですが、ロイヤルカナンが一番合っているようで、このフードだと便通もいいです。
いろいろ、自分なりに調べてみたらカリウム不足だと、このような症状がでる、とあったので、ネットで購入したサプリメントをあげてみたりしたのですが、その後は改善してようだったのですが、最近、また、赤くなってきて、家族は「あんまり薬はあげない方が・・・」と。もし、毎日の食事で改善されるのなら、フードに何か足してあげていいものを教えてください。
また、万が一、何かの病気(体調不良)の兆候だったら、教えてください。
よろしくお願いいたします。

Re: 毛の色

- ペット栄養管理士 三留

2011/11/14(Mon) 11:17

No.1034

ベル様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
バーニーズマウンテンドッグちゃんのお口の周りの毛の色の変化についてのご相談ですね。
お問合わせにつきましてご案内させて頂きますが、
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

お口の周りの毛が赤茶色に変色する原因として考えられるのは、
皮膚の炎症や唾液の付着などが挙げられます。
また、食器や食事に対するアレルギーがある場合など、
口の周りの皮膚が炎症を起こし、色素沈着や毛の変色が起こる場合がございます。

唾液の付着については、何らかの原因で唾液の分泌が増えた、あるいは、唾液の質や
成分が変わったなどのことが考えられます。
また、口内炎、歯肉炎、舌炎など、口腔内の炎症や、口腔内の腫瘤、
異物などによる刺激があると、唾液が増えることがありますし、
細菌感染を伴う場合、唾液による毛への着色が強くなることもございます。

その他、唾液の増加が認められる状態としては、
・唾液腺炎などの唾液腺の異常
・悪心、乗り物酔い、吐き気など
・消化器疾患
・神経疾患 
・中毒症状・熱中症
・肝疾患
・感染症(ジステンパー、破傷風、狂犬病など)
などが考えられます。
しかしながら、バーニーズマウンテンドッグちゃんは食欲も元気も排便も問題ないようですので、
このような疾患は考えづらいかとは存じます。

また、ベル様がおっしゃいますように、食事内容により唾液の性状が変わることが中にはございますので、
唾液の性質の変化から口のまわりの毛色の変化を引き起こしている可能性もありますが、
現在与えていらっしゃるフードが総合栄養であれば、ペットフードと水だけで健康維持や
ワンちゃんの成長に必要な栄養素を過不足なく摂取できることが確認されたものですので、
栄養面で偏りがでるということは一般的には考えにくいかとは存じます。
したがいまして、特に健康状態に問題がないのであればご心配に及ばないかとは存じますが、
唾液の増加がみられたり、その他に気になる症状が見られるようであれば、ご安心のためにも
念のため詳しく調べていただくのもよろしいかと存じます。

なお、お食事をした後などの唾液が出た後は、付着した唾液を
ぬれたタオルなどでそっとふき取ってあげてお口周りを清潔に保っていただくことで、
ある程度の改善が望まれるかと存じます。
シャンプーをされるときにも、丁寧にお口のまわりも洗ってあげていただき、
ぬれたままにしておくと、細菌の繁殖につながったりしますので、
ドライヤーなどで優しく乾かしてあげましょう。

さて、ベル様におかれましては、現在、バーニーズマウンテンドッグちゃんにカリウム補給のため
サプリメントを与えていらっしゃるとのことでございますね。
私たち人間やワンちゃんなどの、どうぶつの健康の維持にとって欠かすことのできないミネラルの
一つであるカリウムですが、ナトリウムなどとバランスをとりながら、細胞内の浸透圧やpHを維持し、
水分代謝などに大きな役割を果たしています。
カリウムの適当な量の摂取はもちろん重要ですが、総合栄養食を与えて頂いている状況では、
健康体のワンちゃんでカリウムの摂取不足を引き起こす事は考えにくいかと存じます。
実際にバーニーズマウンテンドッグちゃんの体内のカリウムなどのミネラル分が不足しているか
どうかについては、血液検査で確認して頂くことができますが、実際の状況を把握する前の段階の
カリウムの過剰摂取はかえって体内のバランスを崩してしまう原因になる可能性がありますので、
お避けいただいたほうがよろしいかもしれません。
(特に腎臓に問題を抱えたお子様などのように、基礎疾患があり、カリウムが正常に排泄出来ない
状況でのカリウムの過剰摂取は、心臓の働きに影響を与え、重篤な症状を引き起こす可能性もあります。)

なお、オシッコやウンチで、体内の老廃物をしっかりと排出することは、
お口周りの変色だけに留まらず、バーニーズマウンテンドッグちゃんの健康維持にはたいへん重要
ですので、腸内の細菌のバランスを整え、オシッコやウンチを十分に出すように工夫いただくことが不可欠かと
存じます。
このためのご提案を以下に挙げさせていただきましたので、
参考にしていただければ幸いです。

1. 水分を十分摂る
現在、お食事の際に豚肉や卵を与えていらっしゃるとのことでございますね。
排泄を促すために、なるべく自然に水分を摂取させてあげてはいかがでしょうか。
煮干やかつお節で出しただし汁、アサリやシジミのゆで汁など利用していただき、
これにいつもの様にゆで卵や豚肉を煮て、フードにかけて食べさせるのもよろしいでしょう。
また、現在ダイエット中ということですので、豚肉や卵の代用として、
これらのだし汁を利用して頂く方法も一つかと存じます。

2. 食材について
ドライフードの風味付けのため、現在卵と豚肉をご利用とのことですね。
卵はバランスよく必須アミノ酸やビタミンAなど、たいへん豊富な栄養素を含んでいますし、
豚肉にもビタミンB群など、筋肉などの疲労回復に有効な栄養源ですが、
ゴボウやヒジキ、納豆、カボチャや大根、小松菜など、排泄に力を発揮してくれる食材や
マグロ、生シャケや生ダラなどのお魚なども併せてご利用されてはいかがでしょうか。

3. 運動量について
お散歩をして歩くことで、体内の代謝が向上いたしますし、
腸の動きもよくなります。
入るエネルギーより出るエネルギーを多くすることは
ダイエットのためにも大切です。
暑い時期が苦手なバーニーズマウンテンドッグちゃんにとってこれからは大好きな季節
でございますね。できるだけ、十分にお散歩を楽しんでいただければと存じます。

ベル様とバーニーズマウンテンドッグちゃんがお健やかに笑顔の溢れる毎日をお過しに
なられますよう心からお祈り申しあげております。
なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



混合ワクチン未接種について

投稿者:ペコ

投稿日:2011/11/09(Wed) 14:30

No.1028

6月に血小板減少症と免疫介在性溶血性貧血となり10日間の入院治療後、現在も投薬治療中です。
アニコムさんに加入していたおかげで、治療費の心配を一切することなく、完治目指して頑張っています。本当にありがとうございます。

10月に混合ワクチン接種の時期を迎え、獣医に相談したところ
「再発の恐れがあるから、一生ワクチンを打てないかも」と言われました。
うちのワンコは排泄が外のため、どうしても散歩へ行きたいのですが、やはりワクチン未接種での散歩は危険でしょうか?
アメリカでは3年に1度の接種で良いとされていますし、実際日本でも3年に1度でいいとしている動物病院もあるとのこと。

うちのワンコは散歩が大好きで、出来たら楽しみを奪う事なく、病気と闘っていきたいと思っています。

この事を獣医に伝えると「この子の年齢からして、病気に対する免疫はしっかりあると思うし、草むら等に行かなければ散歩に行っても、まず問題ない」と言われました。

他の方にも意見を聞きたくて、ご質問させて頂きました。

また、散歩中だけでなく普段の生活で、ワクチン未接種で気を付けた方が良い事があれば、お教え下さい。


お返事お待ちしております。

Re: 混合ワクチン未接種について

- 獣医師 岸田

2011/11/11(Fri) 16:38

No.1031

ペコ様

色づいた木々の装いが美しい頃ですが、ペコ様におかれましてはいかがお過しでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
血小板減少症と免疫介在性溶血性貧血の治療中のワクチン接種についてのご相談について
でございますね。
早速ご案内させていただきたく存じますが、実際のワンちゃんのご様子を拝見していませんので、
一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。

ワンちゃんに使用されるワクチンには、あらかじめ毒素を弱めた病原体を使用した生ワクチンや、
死滅させた病原体を用いて作られた不活化ワクチンがあります。
ワクチンはあらかじめ病原体を体内に注射しておくことにより、
免疫細胞に抗体を作らせます。そして次回、同じ病原体が侵入してくると、
記憶している抗体産生細胞が増殖し大量の抗体を作り、入ってきた病原体を攻撃するという
反応がおきます。

ペコ様のワンちゃんは6月に血小板減少症と免疫介在性溶血性貧血で入院治療をされたとのことで
ございますね。現在は投薬治療で状態が安定していらっしゃるようで、何よりでございます。
血小板減少症や免疫介在性溶血性貧血の治療には一般的に
免疫抑制剤や免疫抑制効果のある副腎皮質ホルモン剤が使われます。
ワクチンは上述のように免疫系の働きを利用して抗体を作り出しますが、
このような免疫の働きを抑えるタイプの薬剤の投与時にワクチン接種を行うと
免疫が上手く成立せず、ワクチンの効果が得られない可能性や、
生ワクチンの場合にはワクチン接種により体内にいれた病原菌により発症の危険性があるため、
ワクチン接種を見合わせるケースが多くございます。

定期的なワクチン接種を行わない場合、ペコ様がご心配されていらっしゃいますように、
感染症にかかってしまう可能性が危惧されますが、
必ずしも1年に1度追加接種を行わなければその病気にかかりやすくなるというわけではありません。
日本ですべてのワンちゃんへの接種が強く推奨されている犬ジステンパー、犬パルボウイルス感染症、
犬伝染性肝炎に対するワクチンは、初年度の複数回接種がきちんと行われていれば、7年間の有効性
が維持できるという可能性も報告されています。
アメリカではこのような報告に基づいて、ご指摘の通り、初年度とその1年後のワクチン接種がきちんと
できている成犬の場合は、それ以降は3年に1度の接種が推奨されています。
(レプトスピラに関しては半年から1年ごと、コロナウイルスに関しては毎年の接種が勧められています。)

集団への蔓延を防ぐためには、集団内における接種率をあげることが重要ですが、
日本ではワクチン接種率が低いため、この集団免疫率が低く、このようなウイルスにさらされる
危険性等への考慮などし、またその他のアメリカとは事情が異なることもあり、
現在のところ1年に1回の接種を行っている病院さんが多いようでございます。
また、ワクチン接種の効果には個体差があり、初年度のワクチン接種をきちんと行えば
その後7年間の有効性が保証されるというわけではありません。
ワクチン接種を行っても、接種時の体調不良、発熱、寄生虫感染、免疫力低下などの何らかの要因
により体の中で正常な免疫応答が起こらなかった場合などは、期待するような効果が得られない
こともありますので、念のために1年に1回の接種を勧めているということもあるかと思います。

ペコ様のワンちゃんに現在どの程度、以前接種したワクチンの効果が残っているかは、
それぞれの病原体に対する「抗体価」を調べることで知ることができます。
十分な抗体価がある場合にはその病原体に対して体が闘う力があるというとこですし、
抗体価が低い場合には、その病原体と闘う力が低いということですので、
追加のワクチン接種を行う目安になります。
ペコ様のワンちゃんのように、今後の追加接種が難しいのではないかと考えられる場合には、
定期的に「抗体価」をチェックし、感染症に対する免疫力がどの程度あるかを
知っておくことで、より具体的な対策できるかと存じます。

その他、一般的にワンちゃんを感染症から守るためにできることとしては、
次のようなことがあげられます。

@ ワンちゃんが多く集まる場所は避ける
特に子犬ちゃんやワクチン未接種のワンちゃんは、感染症にかかっている可能性もあります。
A 他の犬や猫の排泄物などに注意をする
ジステンパー、パルボウイルスなどは罹患してしまうと重篤な症状を引き起こす可能性ありますが、
これらの感染症は糞便中にウイルスが排泄され、それを介して伝染することが多いので、
接触しないように気をつけましょう。また、レプトスピラはネズミやワンちゃんの尿を介しても
感染します。ペコ様のかかりつけの先生がおっしゃいますように、何があるかわからない
草むらや川、田んぼなどには近づかないように注意しましょう。
B 飼い主様が他の犬と接触することで病気を持ち込まないように注意する
飛沫感染や接触感染するウイルスの場合、飼い主様の手や洋服などを介して感染して
しまうこともあります。外出されてからワンちゃんに触る際には、手のよく消毒を行い、
お洋服を着替えて頂いたり、シャワーを浴びて頂くなどの配慮をして頂ければと存じます。
C 日頃から健康状態に留意する
感染の疑いがある場合には早期治療を行うようにこころがけましょう。
D 抵抗力をつける
抵抗力が落ちると感染症にかかりやすくなりますので、
正しい食生活や適度な運動など生活習慣に留意し、ストレスの少ない生活を心がけることで、
抵抗力をつけてあげましょう。

このほかにも、定期的に健康状態を確認していただき、病気の早期発見を心がけることとや
フィラリアやノミダニ、腸内寄生虫など、ワクチン以外で予防できる病気は確実に予防しておくことも
重要です。
なお、ペットホテル、入院など、やむを得ず感染の危険性のある場所に行かなければならない
場合は、一時的にウイルスに対する免疫力を高めるインターフェロンの注射を予防的に使用
することもありますので、かかりつけの先生にご相談いただくとよろしいかと存じます。

ペコ様からいただいたご相談のご様子から、ワンちゃんへの深く温かなお気持ちが伝わってくるようで
ございます。ワンちゃんにとって、ペコ様の笑顔に包まれ、一緒に過ごす時間が何ものにもかえられない
幸せな時間なのではないでしょうか。
今までとは、お散歩時のルート等に制限を設けざるを得ないことなどがあるかもしれませんが、
その分、ペコさんの笑顔をワンちゃんにプレゼントしていただく時間や
公園のベンチなどで語らう時間など増やしていただき、
これから寒い季節を迎えますが、ペコ様とワンちゃんの心はポカポカと温かに
お過しいただければと存じます。

血小板減少症も免疫介在性溶血性貧血も、
投薬治療の継続や定期的な経過観察が必要な病気であり、
看病をされる中で大変なこともあるかと存じますが、
どうかワンちゃんと一緒に頑張って下さい。
何か気がかりなことがおありの際には、いつでもご気軽にご相談下さい。

また、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。




犬の尿漏れについて

投稿者:清春★

投稿日:2011/11/08(Tue) 23:48

No.1027

ミニチュアダックスフントの5歳のオスについてご相談します。
(去勢手術がしてあります。)

最近、オシッコが少し漏れているようで、お腹やお気に入りの毛布 についています。
自分で舐めてしまっている時もあります。

血が混じっていたり、腫れている感じはありません。
尿の色は元々黄色いです。
散歩の時に1日二回、普通にオシッコをしています。

多量のお漏らしでなければ心配は無いでしょうか?

宜しくお願いしますm(__)m


Re: 犬の尿漏れについて

- 獣医師 岸田

2011/11/10(Thu) 10:53

No.1030

清春★様

急に気温が下がり秋の深まりを感じる頃ですが、清春★様におかれましては
いかがお過しでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
ミニチュアダックスフンドちゃんに少量の尿漏れの様子が見られるとのこと、
清春★様におかれましてはご心配のこととお察し申し上げます。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、
実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

ミニチュアダックスフンドちゃんはふだんの排尿は今までと変わらず、
排尿とは別に、尿漏れを起こしているということですね。

一般的に、尿漏れの原因としては次のようなことが考えられます。
1.先天的な奇形(異所性尿管、尿膜管遺残など)
膀胱や尿管の形態的異常のため、尿漏れが起こります。
正常な排尿が認められるにもかかわらず、尿の滴下が認められます。
2.泌尿器の炎症(膀胱炎や尿道炎など)
炎症のために残尿感があり尿漏れが起こります。
頻尿や血尿、尿の臭いが強くなるなどの症状を伴うことが多いと言われています。
3.脳や仙髄などの神経疾患
膀胱や尿道筋の神経的な機能不全のため排尿のコントロールが上手くできずに
尿漏れが起こります。
4.内分泌疾患(糖尿病や副腎皮質ホルモンなどの異常)
多飲多尿症状(たくさん水を飲み、尿量や排尿回数が増加する症状)の影響により、
尿漏れが起こります。
5.体内のホルモン量の変化の影響
尿道筋の運動性に影響を与えるホルモンの減少によって、
尿道括約筋の機能が低下し、睡眠時や休息時に尿漏れが認められることがあります。

尿漏れについてはこのように多くの原因が考えられます。
治療が必要な状態なのかどうか、また、どのような治療を行う必要があるのかは
原因によって異なってきますので、まずはその原因を特定することが重要です。

その原因を特定するためには、
・いつから尿漏れが始まったのか
・尿漏れを起こすときの状態
・尿漏れの回数や量、色など
・通常の排尿の状態
・飲水量や尿量
などの情報が重要になります。
病院では、一般的にはまず身体検査と尿検査を行い、
必要に応じてエコー検査、レントゲン検査、血液検査、神経学的検査などを行います。
また、その結果によって、さらに詳しい検査が必要となる場合もあります。

今のところ少量の尿漏れ以外の症状も見られないようでございますが、、
原因によっては、これから症状が進行してくることも考えられます。
早期の治療と対処が重要となるケースもありますので、
今後も症状が続いて見られる場合には、早めに動物病院さんを受診されることをお勧めいたします。

また、受診の際には尿検査を行うことが予想されますので、
新鮮な尿をきれいな容器に入れて持参するか、
院内で採尿できるように、尿がたまった状態のときに
連れて行かれることをお勧めいたします。

急に気温が下がり、ワンちゃんにも泌尿器系の病気の増えてくる季節です。
どうぞお大事になさって下さい。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後とも、アニコムを何卒宜しくお願い申し上げます。