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下部泌尿器症候群の治療

投稿者:ひなママ

投稿日:2012/01/12(Thu) 20:28

No.1102

1歳11カ月スコティシュホールド雌です。
1歳になった頃リビングに点々と血しぶきが少量ついていたため受診したとろ、PH8・蛋白+++・潜血+++ストルバイト結晶がでていたため下部泌尿器症候群と診断されました。
療養食と抗生物質と止血剤を症状に合わせいろいろ試し、良くなったり悪くなったりを繰り返しています。
小食のため療養食を食べさせるのが苦労です。
体重は2.8〜2.9s位です。
スコ特有の関節炎がたまに出るため、あまり走らせることもできません。
大人ばかりなのでストレスを感じさせる事も無いろ思います。
20日前からDL−メチオニンタブを服用して、普通食にしました。
PH7で結晶もなくなりましたが潜血は+++でした。
メチオニンタブは長期間服用させても大丈夫なのでしょうか?
エコーとレントゲンは異常なしでした。
その他の検査をしたほうがいいのでしょうか?
お返事おまちしております。

Re: 下部泌尿器症候群の治療

- 獣医師 岸田

2012/01/16(Mon) 13:09

No.1104

ひなママ様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
スコティシュホールドちゃんが下部泌尿器症候群と診断され治療中とのことですね。
ひなママ様におかれましてはさぞかしご心配のこととお察し申し上げます。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際に猫ちゃんの
ご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを
何卒ご了承ください。

【下部泌尿器症候群(猫下部尿路疾患)について】
下部泌尿器症候群(猫下部尿路疾患)とは、
猫ちゃんの下部尿路(膀胱および尿道)に起こる疾患を総称していいます。
その原因としては、尿路結石や尿道栓子(壊死組織や炎症細胞などが変性して
尿道を詰まらせる固まりになったもの)、細菌感染などがあげられますが、
半数以上は原因不明(特発性)と言われています。

ひなママ様の猫ちゃんは、オシッコのpHが高く、ストルバイト結晶が
出ていたとのことですね。
完全肉食動物である猫ちゃんの尿は一般的に弱酸性ですが、
何らかの原因(食事の内容や体質等)で尿のpHがアルカリ性に傾くと、
尿中にリン酸アンモニウムマグネシウム(ストルバイト)結晶が作られやすくなります。
食事中のリンやマグネシウムの過剰摂取も、結晶が作られやすくなる原因となります。
そのため、ストルバイト結晶が原因とみられる下部尿路疾患の治療としては、
食餌療法等により尿を酸性化することと過剰なミネラル分の摂取を控えることが
メインとなります。

【DL−メチオニンタブについて】
ご質問いただきましたDL−メチオニンタブですが、
メチオニンは体内で酸を作る必須アミノ酸の一種であり、尿を酸性化する作用があります。
ひなママ様の猫ちゃんのように、尿のpHが高い傾向にある猫ちゃんでは、
尿を酸性化することでストルバイト結晶のリスクを減らすことができます。
投与量を守って服用する分には大きな問題はありませんが、
尿のpHが下がりすぎると、別の結晶(シュウ酸カルシウム結晶など)のリスクが高くなります。
そのため、投与中は定期的に尿検査をして、
尿のpHと結晶の有無をチェックしておくことをお勧めいたします。
また、メチオニンの過剰投与は代謝性アシドーシス(血液の酸性度が高くなりすぎる状態)
を引き起こす危険がありますので、投与量には注意しましょう。
なお、重度の腎疾患や肝疾患では使用を控えるよう勧められています。
安心して服用させるためには、定期的な血液検査で腎機能、肝機能をチェックしておくと
よいでしょう。

【お食事等について】
また、ストルバイト結晶ができやすくなる要因として、
食事中のリン、マグネシウムなどのミネラル過剰もあげられます。
ひなママ様の猫ちゃんは療法食から普通食に変更されたとのことですが、
お食事を選ぶ際にはなるべくミネラル分に配慮しているものを選んでいただくことと、
水分をたくさんとれるようにすることに気をつけてあげて下さい。

ひなママ様の猫ちゃんは、エコーやレントゲン検査では特に異常は見られなかった
とのことですね。現在行っていらっしゃるような治療を継続することで今後症状が
落ち着いてくるのであれば一安心かと存じます。
もし治療を継続していてもなかなか症状が改善しない場合には、
尿路系の形態異常がないかどうかを調べるための尿路造影検査、
尿路感染の有無を調べるための培養検査などが必要となることもございます。
経過をみながら、かかりつけの先生とよくご相談なさって下さい。

【下部尿路疾患の猫ちゃんへの対策】
下部尿路疾患の猫ちゃんの生活上の注意点として、次のようなことが推奨されております。
参考にしていただければ幸いでございます。

1. 飲水量を増やす
お水をたくさん飲んでオシッコをいっぱい出すことにより、オシッコの中の有害なもの(結晶や細菌など)を
希釈し、膀胱内に長い時間止まらないようにするのが目的です。
汲み置きの水、新しい水、蛇口から出る水、冷たい水、あたたかい水など飲み水の好みは
猫ちゃんによって様々ですし、また、お気に入りの置き場所も、静かなところ、家族の近く、窓の近くの
外が見える場所など、様々です。
猫ちゃんの好みを探してあげていただき、お気に入りの場所で好みのタイプのお水が飲めるように
してあげましょう。
ウェットタイプのお食事に変えたり、ドライフードを水でふやかしたりすることで飲水量を増やすことも
一つの方法です。

2. 猫ちゃんの生活環境におけるストレスを軽減する
特発性(原因不明)の下部尿路疾患の原因の一つとして「ストレスの関与」が指摘されています。
猫ちゃんのストレスの原因は、トイレ環境、多頭飼育、引っ越し、生活パターンの変化、
食事の変更、家族の変化など様々です。
猫ちゃんが何かストレスに感じている様子であれば、なるべく原因となることを取り除いたり、
猫ちゃんが身を隠すことができる場所を確保していただき、
猫ちゃんができるだけ穏やかに生活できる環境を提供してあげる必要があります。

3. トイレ環境の見直し
猫ちゃんによって好むトイレ環境は様々ですが、一般的には次のようなことが推奨されています。

・トイレの数
最低限お家にいる「猫ちゃんの数+1」が必要、留守の多いお家ではそれ以上必要だと言われています。
・トイレの大きさ
猫ちゃんの体長の1.5倍くらいがよいと言われています。
・トイレの種類
屋根や扉がなく開放的なトイレを好む猫ちゃんが多いようです。
野生の猫ちゃんや野良猫ちゃんは、空の下の開放的な広い場所で排泄します。
・トイレの砂
鉱物系、紙砂、木の砂、シリカゲルなどの素材、また、粒の大きさなど、猫ちゃんによって好みは様々です。
可能であれば、初めは数種類の砂を用意して、猫ちゃん自身に好きな砂を選んでもらうように
するとよいでしょう。
・トイレの場所
猫ちゃんが落ち着いてトイレができる場所にあるか、
暑さ寒さなどの影響を受けない、どんなときでも入りやすい場所にあるかどうか確認しましょう。
・トイレの掃除や砂の取り換えの回数の見直し
汚れたトイレでの排泄を嫌がり、オシッコを我慢してしまう猫ちゃんもいますので、
排泄をしたらすぐに片づけるのが理想です。
それが難しい場合は、常にきれいなトイレを利用できるように複数個のトイレを用意しておくとよろしいでしょう。


冬場は飲水量が減ることや、トイレの回数が減ることで猫ちゃんの膀胱炎がとても増える時期です。
ひなママ様の猫ちゃんもどうぞお大事にお過し下さい。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



Re: 下部泌尿器症候群の治療

- ひなママ

2012/01/16(Mon) 19:46

No.1105

お答えいただいたようにトイレの事も水のみも気にかけて対処しているのですが、一年近くも患っておりますので心配でなりません。今度血管に造影剤を注入して膀胱と腎臓のエコー検査をしましょうとお医者様に言われました。人間でも造影剤の副作用がありますが猫は大丈夫なのでしょうか?
えさはヘアボールケア用のロイヤルカナンを与えています。
DL−メチオニンが少し含まれているようですがサプリを一日1個250mg与えていますが量的には多すぎないでしょうか?
その他にまぐろささみ入りを少量与えています。
ウエットのえさと言うのは、猫缶のことなのでしょうか?
とにかく食べる量も水の飲む量も少ないので心配です。
下部泌尿器症候群の症状で血しぶきが出ることはあるのですか?それとも鼻血か何かなのでしょうか?
いろいろ聞きたい事ばかり書いてしまいました。
お返事お願いします。



Re: 下部泌尿器症候群の治療

- 獣医師 岸田

2012/01/19(Thu) 18:30

No.1110

ひなママ様

この度はご返信をいただきましてありがとうございます。
猫ちゃんの症状がなかなか落ち着かず、御心配でたまらぬお気持ち、
お察し申しあげます。
お問い合わせについて御案内させていただきますので、
参考にしていただければ幸いです。

<造影剤の副作用について>
人では血管から注入する造影剤の副作用として、
かゆみ・発疹・発赤などの皮膚症状、嘔気や嘔吐が挙げられ、、
重篤な場合にはアナフィラキシーショックによる呼吸困難や血圧低下なども報告され、
心疾患、腎疾患、アレルギー疾患などの基礎疾患を持っている場合に
その危険性が高くなることも指摘されているようです。
猫ちゃんにおいては、はっきりしたデータがあるわけではありませんが、
同様の傾向で同様の副作用が見られる可能性は否定できません。
そのため、動物病院さんでは、造影の検査前には念入りに健康状態や
心臓、腎臓等の機能のチェックを行い、また、検査中も身体の状態の変化を
細かくモニターすることで、万が一副作用が発生しても早急に対処できるような
万全の態勢で臨まれることと存じます。

尿路造影検査は、下部尿路疾患の猫ちゃんが他の検査では原因が特定できない場合に、
腎臓や尿管、膀胱、尿道などの形態的な評価を行うのにとても有用な検査です。
現在の猫ちゃんの健康状態をチェックしていただいた上で、
造影剤を使用するリスクとメリットについて、かかりつけの先生とよくご相談いただき、
ご納得された上で検査をお受けいただければと存じます。

<DL−メチオニンについて>
DL−メチオニン投与の弊害が心配されるのは、
投与が長期間にわたり、尿が過剰に酸性に傾いた状態が続いた場合です。
そのため、メチオニンの投与中は、定期的に尿検査を行い、
尿のpHと結晶の有無をチェックしておく必要があります。
ストルバイト結晶はpH 6.6以下で溶解しますので、
pH6.5程度を目標にして、それよりも酸性の尿が持続してしまうようなら
量を調節していただくとよろしいでしょう。
フードによってはDL−メチオニンが配合されているものもございます。
その配合量によっては、サプリメントと同時に使用すると、
尿が過剰に酸性に傾いてしまうこともあるかもしれません。
ただ、「どの程度の量を摂取すると過剰になるか」という明確な基準があるわけではなく、
個体差も大きいようですので、
やはり定期的な尿検査でpHをチェックし、
投与量についてかかりつけの先生とご相談いただくことをお勧めいたします。

<水分摂取量を増やすことについて>
ひなママ様の猫ちゃんはお水を飲む量が少ないとのことでございますね。
猫ちゃんのお水を飲む量は個体差が大きく、
お水をあまり飲まない猫ちゃんの飼い主さんは、
本当にいろいろな工夫をされて、ご苦労なさっているようです。

先回、ご案内いたしましたウェットタイプのお食事というのは、
おっしゃるように、缶詰やパウチなど、水分を多く含んだフードのことです。
ウェットフードの方が食事時の水分摂取量が増加するため、
ワンちゃんの研究では、ドライフードよりも膀胱炎の再発率が6分の1程度に
低下することがわかっているとのことですので、
猫ちゃんでも同様のことが考えられます。
もしひなママ様の猫ちゃんが喜んで食べてくれるウェットタイプの
フード(できれば尿石症対応のもの)があれば、
そのようなものを与えていただくと、水分摂取量を増やすことができます。

その他、すでにご高承のことかと存じますが、
水分摂取量を増やすための対策として、以下のものが挙げられます。

・水を飲める場所を増やす
水置き場は1か所より2か所、2か所より3か所の方が飲水量は増えると言われています。
・水が流れる状態で飲めるタイプの給水器を利用する
蛇口から出る水が好きな猫ちゃんに有効です。
・ 飲み水に高嗜好性の缶詰フードやペースト状のサプリメントなどを少量加え、風味をつけた
状態で飲ませる
・シリンジやスポイト等で飲ませる。
舌の上に垂らしてあげるとペロペロしながら喜んで飲む子もいますが、
強制的に飲ませようとすると、かえってストレスになって逆効果のこともあります。

また、どうしても水分摂取量が少なく、状況が改善されない場合、
定期的に皮下輸液(背中に針を刺して輸液剤を投与すること)を行うことで水分摂取量を増やし、
症状が改善したケースも報告されておりますので、
状況によっては検討してみてもよろしいかもしれません。

<血しぶきが出たことについて>
どの程度の量であったのか、オシッコと一緒に出ていたのか等、
実際の状況を拝見しておりませんのではっきりしたことは申し上げられませんが、
結石や膀胱炎で膀胱粘膜が傷ついて腫れた場合、
猫ちゃんは膀胱にオシッコがなくても残尿感を感じて排泄しようとし、
少量の血の混ざったオシッコをトイレ以外の場所で排泄してしまいますが、
このときの状態が、血しぶきのように見えるかもしれません。
また、オシッコの中の血餅(けっぺい=血のかたまり)がオシッコとともに排泄され、
陰部周辺に付着してしまうことがありますが、
そのような状態でネコちゃんが座った時に、床などに血液が付いてしまうこともあります。
しかしながら、御指摘の通り、鼻出血や、また、一時的な外傷(爪や肉球などのことも多い)
でも血しぶきのような状況が見られることがありますので、
今の段階で原因についてはっきり申し上げることは致しかねますが、
血尿以外に出血傾向(ちょっとしたことで出血する)などが今の時点で見られないのであれば、
それほど御心配されなくてもよろしいかと存じます。

寒い日が続いております。
ひなママ様も猫ちゃんも、お体大切にお過ごし下さい。
また何かありましたら、いつでもご相談下さい。
アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスも承っておりますので、気がかりなことがおありの際には、
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平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



地震

投稿者:とっこ

投稿日:2012/01/17(Tue) 22:51

No.1107

6歳のビーグルです。地震や雷がとても苦手です。
我家は、共働きのため、いつも一人で留守番をしています。
東日本大震災の時も、誰もいなかったので震度6弱という恐怖を体験し、地震速報に敏感に反応するようになり、家がきしむ音にも怯えるようになりました。最近では、小さな地震には慣れてきたかなぁと思っていました。ところが元旦に家族で出かけている間に震度4の地震があり、急いで帰ってきましたが、外に逃げ出そうとしたのか柵の隙間を無理やり抜け出したようで、後足のつめが根元からとれてしまいました。つめは、現在治療中です。
最近は、地震の恐怖からか震えていることも多く、地震はもちろんのこと、家のきしむ音に怯え、分離不安になってしまいました。誰かいる時は、とてもいい子なのですが、留守番になると壁をがりがりと壊し、おしっこもしてしまいます。たぶん、吠えているとおもいます。
パニック状態でない時は、おしっこや、うんちは、散歩の時に済ませているので家の中にすることはありませんでした。
朝、私が会社に行く時は(家を出るのは私が最後です)、寝ている状態で大人しいです。昼休みに帰ってくると部屋は荒れていて、一暴れして寝ている感じです。
三時過ぎに帰ってくると、昼休みと同じ状態で寝ている事が多いです。午前中に暴れています。
もうひとつ困っています。夜中に吠えるようになりました。
叱るとしばらく大人しくなります。ご近所に迷惑にもなるので、同じ部屋で寝たりしましたが、分離不安は、甘やかさないほうがいいと聞いたので、今は、別の部屋で寝るようにしています。なので、毎晩吠えます。
分離不安だけを考えると厳しくしたほうがいいのか、地震の恐怖がきっかけになっているなら、優しくした方がいいのか悩んでいます。
ちなみにゲージには入らず、リビングで自由にしています。以前、ゲージに入るようにチャレンジしましたが、ゲージをガリガリと噛み犬歯を折ってしまいました。それからは、怖くてチャレンジしていません。動物病院に精神安定剤をお願いしましたが、下痢や食欲不振の症状がないのでダメでした。
どのように接したらいいのか教えて下さい。

Re: 地震

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/01/19(Thu) 18:07

No.1109

とっこ 様

寒さ厳しき折でございますが、とっこ様におかれましてはいかがお過しでしょうか。
ビーグルちゃんは後ろ肢の爪を痛めてしまわれたとのこと、
お留守の間の地震への不安から、ということもあり、
さぞかしお心を痛めていらっしゃることとお察し申し上げます。
ワンちゃんが爪を傷めるとお散歩もままならず、ビーグルちゃんも辛いですし、
そんなビーグルちゃんを見守るご家族もたいへんでございますが、
どうぞお大事になさってくださいませ。

このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
ご相談の内容に対しましてご案内をさせて頂きたく存じますが、
実際のご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことを
何とぞご了承ください。

<ワンちゃんの恐怖や不安について>
ビーグルちゃんのように、雷や花火の音、地震、風の音などに恐怖を感じるワンちゃんは
大変多く、強い恐怖にさらされると逃げ出そうとしたり、粗相をしたり、震えたり、
呼吸が速くなったり、家の中を走り回ったり激しく吠えたりします。
特に昨年は3月11日の大震災以降、日本中の方々が心を痛め、不安を感じた年
でしたので、共に生活をするワンちゃんもこれまでと違う雰囲気を感じ、
多くのワンちゃんの行動の変化に多くの飼い主さんが
心を痛めていらっしゃるかと存じます。

ワンちゃんはある経験をすると、同じような条件が揃ったとき、
またあのときと同じようなことがおきるのではないかと不安になります。
たとえば、ギシリと風で家がきしむ音がすれば、
実際に地震を経験したときの恐ろしさを思い出し、
また地震がくるのではないかと不安でたまらなくなります。
このようなときには、ビーグルちゃんに「大丈夫、あなたを守るから」という
メッセージを態度や言葉で伝えてあげましょう。ビーグルちゃんが「自分が大切にされて
いること」を実感し、安心させてあげるためにご注意いただきたい点を以下、
ご案内させていただきます。参考にしていただければ幸いでございます。

<ワンちゃんが不安そうにしているときにご注意いただきたい点について>
1.平然とした表情をワンちゃんに見せる
地震や雷といった人智の及ばぬことにおびえる我が子を見るのは辛いことですが、
ワンちゃんが、いつもと違う不安感を感じているときこそ、
ご家族はとにかく平然として、落ち着いていることが大切です。
雷が鳴ったときや地震があったときに、その場にご家族がどなたかいらっしゃったときは、
ワンちゃんを不安そうな表情で見たり、なだめたりしないようにします。
地震がおきたときに違う部屋にいらっしゃったときなど、
あわててビーグルちゃんのところに走っていくのではなく、
できるだけ落ち着いて、「大丈夫よ、お母さんがいるでしょ」と落ち着いて
声をかけましょう。

お出かけ先で地震があり、帰宅をなさったときも、
お部屋の中が荒れているなど、ご心配なことがあっても、
ご家族の方があわてたり、不安そうにすると、その様子を見てビーグルちゃんは、
余計に一人でお留守番をすることの恐怖や地震への不安を強めてしまいます。
極力落ち着いて、穏やかに、笑顔で「がんばって、えらかったね」と声をかけて
あげましょう。
周囲のご家族が平然と落ちついて笑顔を見せてリラックスしていることが、
ワンちゃんを落ち着かせることになります。
何があっても、「お母さんたちがあなたを守る!」という強いメッセージを
ワンちゃんに伝えていただければと存じます。

2.いつもと変わらぬ日常を繰り返す
いつもと同じように、落ち着いた生活を繰り返すことは、ワンちゃんを安心させる
大切なポイントとなります。
ビーグルちゃんの行動に心配な点があると、飼い主様はその様子をみて、
対応や生活のリズムを変えてしまいたくなりますが、
変えないほうが望ましい場合もございます。
飼い主様を中心にお家の中が回っている、飼い主様がお家の中の主導権を握っていると
いうことをビーグルちゃんに伝えるためにも、いつもと同じように穏やかに
生活を続けていただければと存じます。

3.逃げ場所・安心できる場所を用意する
日ごろからクレートやキャリーバッグ、ケージなど、
「ワンちゃんにとっての逃げ場所=落ち着いてリラックスできる大好きな場所」を
生活スペースの中に用意しておきましょう。

ワンちゃんは元来、穴倉のような、自分から外は見渡せるけど、外からは自分の身を隠せる
ような狭い場所を好みます。クレートやドーム型のベッドなどを好むワンちゃんも多く、
また、ケージも安心できる場所になることも多いようでございます。
しかしながら、叱られたときやお留守番のときなど、
ワンちゃんにとって、好ましくないときにケージの中に入れていると、
「ケージ=嫌なところ」というイメージをワンちゃんが抱いてしまうことがございます。
ワンちゃんにとっては、ケージの外にいるご家族とのコミュニケーションが楽しくて仕方が
ありませんので、ケージから出たがることが多いのですが、
「安心できる場所の提供」としてケージをご利用いただくのもよろしいかと存じます。
好きなやオヤツやオモチャでケージの中に誘導して、入ったら明るい声で褒めることで、
ケージのイメージアップをはかっていくうちに、次第に好きな場所になっていくかもしれません。
ケージの中でくつろぐときに利用するクッションや飼い主さんの匂いのする毛布を
ケージの中に入れたりなさってはいかがでしょうか。
ただし、誤飲の恐れのあるものはお入れにならないようにご注意くださいませ。
ケージを開けたままにしておき、出入り自由になさってもよろしいでしょう。

4.スキンシップ・声がけを十分にする
名前を呼んで、ビーグルちゃんがとっこ様を見つめたら「お利口ね」と褒めてあげましょう。
「さあ、お散歩に行こうね」、「ご飯、たくさん食べて、お利口ね」などと、
優しく声をかけましょう。
日々の生活の中でコミュニケーションをたっぷりととっていただければと存じます。
触って喜ぶところを、優しく撫ぜてあげたり、甘えたいと近寄ってきたら、
受け止めてあげましょう。
安心できて、楽しい時間をビーグルちゃんと過ごしてくださいませ。

5.守られている雰囲気を作る
日頃から、お散歩にいくとき、ボールで遊びたいと、ボールを持ってきたときなど、
ビーグルちゃんが喜ぶことをしてあげるときには、
必ず、「オスワリ」と指示をして、「指示に従ったら良いことがある」と教えてあげましょう。
お散歩のときなどに車道を渡るときには、必ず「ストップ」とおっしゃっていただくなど、
「守ってもらっている」とビーグルちゃんが感じるようにしましょう。
また、ビーグルちゃんがひとりでお留守番をするときは、外が良く見渡せるように
しておくよりも、カーテンをある程度ひいて、外のことを気にかけなくて済む環境になさって
出かけたほうがよろしいかもしれません。
ラジオをつけておくなど、ご家族様がいらっしゃるような雰囲気を作っておくのも
よろしいでしょう。

<お部屋を荒らしていたり、粗相をしたりしていることに気付いた際の対応について>
お留守番のときや怖くてたまらないとき、興奮したとき、粗相をしてしまうことがありますが
気付いても知らん顔をしていましょう。
壁をガリガリした後など、部屋を荒らしていたことに気付いても知らん顔をしていましょう。
とっこ様がお家に戻られたとき、粗相をしていなかったり、部屋を荒らさないで
ビーグルちゃんがゆったりと過ごしていたら、
褒めてあげましょう。

<吠えることに対して>
ビーグルちゃんが吠えて叱ると、しばらくは吠えるのを止めるとのことでございますが、
もし、ビーグルちゃんが、飼い主様からの返答が欲しくて吠えているのであれば、
「叱っているつもりの言葉」がビーグルちゃんにとってご褒美になっている
可能性がございます。
ワンちゃんが強い恐怖体験をした後などは、できるだけお家の中で
ワンちゃんからご家族の存在が見えるようにしておくほうが良いといわれていますし、
ご近所への気づかいもお有りかと存じます。
とっこ様の寝室にキャリーバッグやビーグルちゃんのベッドなど、ビーグルちゃんの
休む場所を用意なさったほうがお互いに安心できるかもしれません。

<分離不安への対応について>
「群れ」という単位で生きてきたワンちゃんは、社会性豊かなどうぶつです。
群れから離れて独りで過ごすことに不安を感じることは、どのワンちゃんにも多かれ少なれ
あるといえるのではないでしょうか。
必要以上に厳しくする必要も優しくする必要もなく、
いつもと同じように、「いけないことはいけない」、「良い状態のときは優しく褒める」
というように、一貫性のある対応をなさるとよろしいでしょう。

大切なことは、「自信をつけさせてあげること」でございます。
ゴミを出す間の時間、洗濯物を干す間など、少しの時間でも、ビーグルちゃんが落ち着いて
独りでいられたら褒めてあげましょう。
また、とっこ様が鍵を持ったらソワソワする、というように、
ビーグルちゃんにとって、留守番をすることを暗示する行動はございませんでしょうか。
とっこ様がリビングで過ごされているときに、鍵を持っていたり、上着を着ても
お出かけせず、ビーグルちゃんと遊ぶなど、
「暗示する行動=独りになること」というビーグルちゃんの連想の鎖を
切ってしまいましょう。
おでかけになるときや、帰宅なさったときは「さりげなく」がポイントでございます。
「ご家族は必ず帰ってくる」とビーグルちゃんに安心させてあげ、
また、「大丈夫だった」という自信をつけさせてあげましょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスをうけたまわっております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用ください。
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平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

一日も早くビーグルちゃんのお爪が良くなり、
元気いっぱいお散歩ができるように、心からお祈りいたしております。
とっこ様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます



うんちを食べてしまう

投稿者:ピ−スママ

投稿日:2012/01/06(Fri) 09:05

No.1094

今1歳8ヶ月雄のポメとチワワのミックス犬です。家でうんちをした時にだれも見てなかったらうんちを食べてしまいます。なるべくすぐに捨てるのですが何回か食べてる現場を見たときに怒ったんですがダメでどうしたらいいでしょうか?病気でしょうか?

Re: うんちを食べてしまう

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/01/11(Wed) 11:42

No.1098

ピ−スママ 様

新しい年を迎え、ピースママ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子等を拝見していませんので
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承くださいませ。

ピースママ様のワンちゃんがウンチを食べるとのことでございますね。
ワンちゃんがウンチを食べることは結構多くみられ、
珍しいことではございません。
以下、考えられる原因と対応についてご案内をさせていただきますので、
ご参考にしていただければ幸いでございます。

【原因】
ウンチを食べる原因としては、一般的に次のようなものが挙げられます。
1. 食事の量が多すぎたり少なすぎたりして、適量でない
2. ウンチに食事の匂いが残っている
食事量が少なくて空腹感から食べる場合だけではなく、
食事量が多い場合など、ウンチの中に未消化の食べ物の匂いがするため
食べようとすることがあります。
3.好奇心から食べてしまう
ピースママ様のワンちゃんがウンチを食べ始めたのはいつ頃からでしょうか。
子犬ちゃんの時期は好奇心が旺盛ですので、子犬ちゃんの頃からであれば、
最初は好奇心から口にしたのかもしれません。
4.ウンチを片付けているつもりで食べてしまっている
ママがいつも片付けるのを見ているワンちゃんが自分で片付けているつもりかもしれません。
5.排泄の失敗を叱られた経験からウンチをすることがいけない行為と思い、ウンチを隠すため
食べるようになる
ウンチの粗相を叱られた経験のあるワンちゃんが、ウンチをすること自体がいけないと思い、
隠そうと食べてしまうことがあります。
6.ウンチを食べたときに周囲がびっくりして声をかけてもらった経験を、構ってもらえると思い、
注意をひきたくて食べてしまう
7.環境の大きな変化などの不安が原因となり、このストレスのはけ口としてウンチを食べる
8.退屈のあまりウンチで遊んでいる間に食べてしまう
9.寄生虫感染
10.消化不良         など

このようにさまざまな原因が考えられます。
ピースママ様におかれましては、ワンちゃんが何かお病気ではないかとご心配をなさって
いらっしゃるご様子でございますね。
ウンチを食べることが何らかの病気と関係しているということはあまりご心配をなさらなくても
よろしいかと存じます。
しかしながら、寄生虫がいることで栄養が十分に摂れていないことによる
場合も中にはございます。また、消化が不十分でウンチから食べ物の匂いがしていることも
考えられます。
ワンちゃんの健康状態に問題が無いかどうか確認して頂くために、
ウンチを動物病院にお持ちになり、ワンちゃんのお腹に寄生虫がいないかのチェック
をしていただき、その際に消化の状況も併せてみていただくとご安心でしょう。

【対応について】
先にご案内をさせていただいたとおり、ワンちゃんが最初にウンチを口にするようになった
経緯にはさまざまな原因があり、そのまま「ウンチ=食べる」と癖付いてしまうことも
ございます。ウンチが、ワンちゃんにとって遊びの対象
になっているのかもしれませんし、
たまたま、ウンチで遊んでいるときに、飼い主様が驚いたり、叱ったりして声をかけた様子を
飼い主様に構ってもらえたと思い、ウンチに執着している可能性もございます。
ワンちゃんのウンチへの執着心を和らげることが大切でございます。

ウンチを食べるチャンスを与えないことが大切ですが、
食べさせないようにしようと、ウンチを急いで片付ける飼い主様の様子を
「飼い主様もウンチを欲しがっているみたい。飼い主様に取られまい」と
かえってウンチへの執着心を強くして急いで食べてしまうワンちゃんも見られます。
その場合にはウンチへの執着心を軽減するために、排便後は可能な限りワンちゃんの
気持ちをウンチから離してしまいましょう。
具体的には、ウンチをしたワンちゃんを少し離れたところから呼んで、
ウンチから離す習慣をつけるとよろしいでしょう。
「上手にできてお利口ね」と褒めていただき、おもちゃなどで遊ばせてあげているうちに、
さっと片付けてしまいます。
あるいは、ボールなどを転がして気持ちをそらしてしまい、ワンちゃんがボールなどで
遊んでいる間に片付けてしまいましょう。

退屈で食べてしまったり、遊びの延長で食べているのであれば、
お出かけの前などには、お散歩を長めになさったり、
転がすと中から少しずつフードが出てくるおもちゃなどを与えて
いただいたりなさってはいかがでしょうか。

また、ワンちゃんがウンチを食べようとしたときには、
ピースママ様がなさっていらっしゃいますように、
とにかく低くて落ち着いた声で叱っていたければよろしいかと存じます。
なお、あわてたり騒いだりすると、逆効果になってしまうこともございます。
偶然でもウンチを食べるのを躊躇してやめたら、
褒めていただければと存じます。
その際、取り分けておいていただいたフードを
与えてあげたり、大好きなオモチャで遊んであげたり、
ウンチを食べないでいたら良いことがあると教えてあげましょう。

このほかにも、食糞防止のための商品がペットショップさんなどで販売されている
ようですが、この効果については、個体差もあるようですし、詳しい情報も持ち合わせて
おりませんので、お店の方にお問い合わせいただければと存じます。

関東では乾燥した晴天続きで、喉をいためている方も多いようでございます。
ピースママ様のお住まいの地域ではいかがでしょうか。
時節柄、どうぞお体をご自愛くださいませ。
ピースママ様とワンちゃんにとって、
新しい年が素適な一年でありますよう、お祈りいたしております。



Re: うんちを食べてしまう

- ピ−スママ

2012/01/12(Thu) 16:13

No.1101

お返事有難うございました。お返事を読んで私が見た様子ではウンチをした後はにおいを嗅いでいるので好奇心なのか?後ウンチをしたらすぐに捨ててしまうのでとられない様に執着心があり自分で食べてしまうのかな?とも思いました。寄生虫はわからないので一度病院で見てもらおうと思いました。有難うございました。またよろしくお願いします。



Re: うんちを食べてしまう

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/01/13(Fri) 12:58

No.1103

ピースママ 様

この度はご丁寧に返信を頂戴いたしましてありがとうございます。
ピースママ様がおっしゃるように好奇心なのかもしれませんね。
またはウンチに残る食べ物の匂いが気になるのかもしれません。
中にはフードを変えることで頻度等が減る場合もございますので、
動物病院さんへいらっしゃった際にお食事についても併せてご相談いただくのも
よろしいかと存じます。

ピースママ様とワンちゃんの2012年がお健やかで笑顔にあふれた一年でありますよう
心よりお祈りしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



猫の去勢について

投稿者:ぴよママ

投稿日:2012/01/10(Tue) 19:10

No.1097

こんにちは 2度めのご相談です。飼っている猫(生後9ヶ月 メインクーン オス)が、ひと月前ぐらいに布団の柔らかいところで足でフミフミをした後に、オシッコをちびった?というようなことがあり、その後、ソファや私のテニスバッグ 私の枕 私のカーディガン にオシッコとはまた違う酸っぱいような臭いのオシッコ?をしてしまうようになってしまいました。今までおトイレはしっかり同じ場所でする子だったので、これはひょっとしたらそれとは違う事情なのかと思い、それであればそろそろ去勢を考えたほうがいいのかどうか と思い、ご相談させて頂きました。家は、マンションの7階にあり、うちの猫を誘惑するようなメス猫も周りにいません。(完全室内飼いです)
本当はもう少し後に去勢を と思っていたのですが、家の中がだんだん酸っぱい臭いで満たされる前に、去勢をしたほうがいいでしょうか?
お返事お待ちしています!

Re: 猫の去勢について

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/01/11(Wed) 13:48

No.1100

ぴよママ様

厳しい寒さに、ふと感じる初春の温もりが嬉しい頃でございますが、
ぴよママ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
メインクーンちゃんは元気に日向ぼっこを楽しんでいらっしゃいますでしょうか。

さて、この度はご相談いただきましてありがとうございます。
メインクーンちゃんのオシッコに関するご相談でございますね。
早速ご案内させていただきますが、一般的なご案内となりますことを
ご了承くださいませ。

【マーキング(スプレー行為)について】
子猫ちゃんが成長して性的に成熟する頃になると、
通常の排泄以外にも、縄張りや自己の存在等の主張等のために放尿することがあります。
この行為はマーキングとも、また、少量のオシッコを垂直の物に対して立ったまま、
後方に向かって吹き付けるように飛ばしますので、スプレー行為とも呼ばれます。
マーキング時のオシッコは強烈で独特な臭いがします。
月齢的にも、また伺ったご様子からも、メインクーンちゃんも、性的な成熟に伴い
マーキングが始まったかと存じます。

マーキングは、発情期の女の子の匂いに誘われてする場合もありますが、
他にも「縄張りへの主張」や、環境の変化などがあり不安感を抱いており、
マーキングにより匂いをつけることで「不安を軽減」しようとする場合、
他にも「特別な関心」があるものにする場合もあります。

.【対応に関するご注意点】
1. 情緒的な不安等が原因となっているスプレー行為の場合は、原因となっている不安要因を取り除き、
メインクーンちゃんが安心出来る環境を作ってあげましょう。
猫ちゃんは高いところが好きですので、適切な場所にキャットタワーを用意してあげたり、
隠れる場所を作ってあげたりすることも大切でしょう。
2. スプレー行為の原因に環境の変化が考えられる場合で、環境を元に戻せない場合は、
ネコちゃんが変化に慣れるまでは安心できるように、いつも以上に気配りをしましょう。
3.汚れた場所は素早くふき取り、なるべくニオイや跡を残さないようにしましょう。
4.いつもマーキング(スプレー行為)をしてしまう場所で食事をさせるのも一つの方法でしょう。
5.いつもマーキング(スプレー行為)をしてしまう場所に両面テープやアルミホイルなどを貼り、
ネコちゃんが行きたがらないようにして頂いてもよろしいでしょう。
7.いつもする場所には、使い古しのタオルやトイレシーツを貼り付けておいてもよいでしょう。
8.マーキング(スプレー行為)を目にしても叱ったり騒いだりしないようにしましょう。

さて、ぴよママ様はメインクーンちゃんの去勢手術をご検討なさって
いらっしゃるとのことでございますね。
マーキング(スプレー行為)の場合、去勢手術も有効な解決策になりますが、
すでにマーキング(スプレー行為)が行動として定着している場合や、多頭飼育の場合には、
去勢手術だけでは治まらないこともありますが、頻度等が減っていくのが一般的です。

なお、膀胱炎や尿路結石などの泌尿器疾患においても、
同様の、トイレ以外の不適切な場所での排泄がみられることもございます。
そのような疾患にかかっていないことを確認するために、
念のため一度動物病院さんで尿検査をお受けになるとご安心かと存じます。

次に去勢手術のメリット・デメリットを中心にご案内をさせていただきますので
ご参考にしていただければ、幸いでございます。

【去勢手術とは?】
去勢手術は外科的に男の子の精巣を摘出する手術ですが、
一般的に、全身麻酔をかけて精巣付近の皮膚を切開して行います。
去勢手術を行うと性ホルモンを分泌する精巣がなくなるために、
男性ホルモンに関連して起こる病気や行動を抑えることができるといわれております。

【去勢手術のメリット】
・肛門周囲腺腫、前立腺の病気(前立腺肥大など)の発生率低下・精巣腫瘍、会陰ヘルニア等の予防
・望まない妊娠を防ぐことができる
・男性ホルモンが原因となっておこる行動(マーキングや放浪など)を抑えることがある
  
【去勢手術のデメリット】
・全身麻酔のリスク
・太りやすくなる傾向にある
※全身麻酔に関しては術前の検査や検診を行なうことでリスクが軽減できるといわれております。
また、太りやすくなることに 関しては、手術後、食事の量を調節していただいたり、
適度な運動を続ける環境を用意していただき、
適切な体重管理を行っていくことで肥満を予防することができます。


【去勢手術の時期】
メインクーンちゃんの体調が良好なときに手術を行なうことが何より大切でしょう。
また、手術後のケアや抜糸(ネコちゃんの去勢手術の場合、抜糸が必要ないこともございます)
までのご通院などをご考慮いただき、飼い主さんも余裕をもって
手術に臨むことができる時期をお選びいただくことが必要となります。

メリット・デメリットやご家族様のご都合、また、メインクーンちゃんにお嫁さんを迎える予定はないか、
などを含め、今一度、ご家族の皆様でよくお話をなさることが大切かと存じます。

メインクーンちゃんのお健やかな成長が楽しみでございますね。
寒さ厳しき折、ぴよママ様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛ください。
今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。



幼犬のえさについて

投稿者:Roy

投稿日:2012/01/06(Fri) 12:41

No.1095

4か月のコーギーです。今の体重は3.6キロ前後だと思います。
食欲旺盛で、お散歩も大好き、とても元気です。
生後2カ月で購入したペットショップでは、6か月ごろまで餌に粉ミルクをふりかけて与えるよう言われたのですが、予防接種に行った近くの獣医さんは、幼犬用の餌だけでよいと言われました。
今は餌だけで与えています。どちらがよいのでしょう?

Re: 幼犬のえさについて

- ペット栄養管理士 三留

2012/01/11(Wed) 11:44

No.1099

Roy様

新しい年を迎え、Roy様におかれましては
いかがお過しでしょうか。
コーギーちゃんの元気いっぱいなご様子を伺いたいへん嬉しく存じます。
お散歩をなさる愛らしい様子が目に浮かぶようでございます。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
コーギーちゃんのお食事についてのご相談でございますね。
早速ご案内をさせていただきますが、
一般的なご案内となりますことを、何とぞご了承くださいませ。

さて、ワンちゃんは生後1年で、ヒトでいう「ほぼオトナ」にまで成長いたしますので、
ご高承のようにこの間のお食事は、成長と健康維持のためという両面において
一生のうちに特別な栄養とカロリー量が必要となります。
このため、子犬ちゃんの時期のフードが特別に販売されております。
また、月齢に合わせた栄養やカロリーを適切に与えることが大切ですが、
適切という意味には、多すぎず、また少なすぎず、バランス良く与えることが
含まれております。

今Roy様がコーギーちゃんに与えていらっしゃるフードの袋には
総合栄養食と記載があり、なおかつ幼犬用のフードかと存じます。
総合栄養食とは、ライフステージにおける健康を維持することができるように、
理想的な栄養素がバランスよく調整されたフードですので、
コーギーちゃんには、総合栄養食のうちでも幼犬用のお食事を記載の分量を目安に、
お水とともに与えていらっしゃればご安心でございます。

子犬ちゃんの成長のためには、タンパク質、脂肪、炭水化物、ミネラル、ビタミンと
お水がバランス良く必要です。
栄養素の中にはたくさん摂取しても
排泄により体外に出すことができるものもありますが、
体外に排泄することができないものもございます。
また、カルシウムやリンなどのようなミネラルは
恒常性を維持するため、相互に作用しあうものも多くございます。
このため、一方の摂取が過多になってしまうと、
他のミネラルの作用に影響を生じ、
良かれと思い与えたことで悪影響を生じることもあります。
例えば、成長期の子犬ちゃんのカルシウムの過剰な摂取は骨格異常を引き起こすことに
なるともいわれ、特に大型犬では注意が必要でございます。
このような点をお考えになられ、Roy様のお宅の近くの獣医師さんは
「幼犬用のフードを与えているのであれば粉ミルクを与えないほうが良い」と
おっしゃったのではないでしょうか。
したがいまして、粉ミルクは嗜好性を増す程度にとどめていただければと
存じます。

コーギーちゃんとお迎えにならえた2012年への思いは
Roy様にはひとしおなのではないでしょうか。
笑顔にあふれた素適な一年でありますよう
お祈り申し上げております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。