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シンナー臭
投稿者:ぬちぐすい
投稿日:2016/12/27(Tue) 20:26
No.4579
うちのマンションが外装工事をしております今日家に帰ったら玄関のドアをペンキ塗装したとのことで廊下中シンナー臭で凄く、部屋にはいってみると中までシンナー臭が強くこもっていました。部屋には三頭の犬達が一日中お留守ばんしていました。数カ所に吐いた後がありました。動作が少しおかしいと感じたのですぐに換気したのですが数分しかいなくても人間である私が頭が痛くなるほどでした犬達はシンナー臭のなかで一日中いたと思われます大丈夫でしょうか?まだ外装工事は続くようです
Re: シンナー臭
- 獣医師 山田
2016/12/28(Wed) 16:17
No.4580
ぬちぐすい 様今年もいよいよ残りわずかとなってしまいましたが、ぬちぐすい様におかれましてはお元気にお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございました。早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことをご了承ください。ぬちぐすい様のお住まいのマンションの外装工事に伴い、部屋中シンナー臭がするなかで、ワンちゃん達が一日中留守番をしており、数か所吐いた後がみられたのですね。また、ワンちゃん達の動きも、いつもとは何か違うようなご様子もあったのですね。ペンキの原料がどのようなものかにもよるかと思いますが、シンナー臭がしたという事から、有機溶剤などが用いられている可能性が考えられます。有機溶剤は、他の物質を溶かす性質を持つ有機化合物の総称です。有機溶剤は常温では液体ですが、一般に揮発性が高いため、蒸気となって呼吸を通じて体内に吸収されやすく、また、油脂に溶ける性質があることから皮膚からも吸収されると言われています。過剰にどうぶつが有機溶剤を吸入した場合、食欲不振、嘔吐、呼吸困難、興奮、運動失調、痙攣など様々な症状を呈することがございます。ぬちぐすい様が帰宅された際、数か所吐いた後があり、動作がおかしいという事でございますので、ワンちゃん達に中毒症状が出ている可能性もございます。早急に動物病院で診察いただきますよう、お願いいたします。また、今後も工事が続くということですので、業者にもご自宅内には3頭のワンちゃんがおり、刺激が比較的少ない塗料での工事が可能かどうかご確認いただけたらと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。案内にお時間をいただきましたが、その後のワンちゃん達のご様子はいかがでしょうか。ぬちぐすい様とワンちゃんたちの穏やかな時間が戻りますようお祈りをいたしております。ぬちぐすい様におかれましても、くれぐれもお体ご自愛ください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
目の下の腫れ
投稿者:みー
投稿日:2016/12/21(Wed) 12:46
No.4577
9歳10か月のチワワです。2か月くらい前から右目の下が少し腫れているのが気になり、1か月くらい前に病院に行き、歯を見てもらいましたが、顕著に悪い感じには見えず、レントゲンを撮っても悪いのはハッキリと分からず、その後歯茎から採取し、細胞診をしてもらいましたが、腫瘍の可能性は低いのでやはり歯の奥が炎症を起こしているのではないかという見解になり、先生からは全身麻酔をしての抜歯を進められております。1か月ほど抗生物質を飲んでおります。腫れがひかないので、途中3種類薬を変えておりますが、現時点で腫れは収まっておりません。素人考えでは、はっきりと悪い歯も分からないので、全身麻酔をして抜歯という事に抵抗があり、かと言って腫れも引かないので何が一番の良い方法かわかりませんので、ご相談させていただきました。どうぞよろしくお願い致します。
Re: 目の下の腫れ
- 獣医師 霍田
2016/12/22(Thu) 17:02
No.4578
みー 様いつも大変お世話になっております。No.4577のご投稿へのご返答は、お電話でのご案内に変えさせていただきましたこと、何とぞご了承ください。チワワちゃん、どうぞお大事になさってください。みー様におかれましてもくれぐれもお体ご自愛ください。今後とも、アニコム損保をよろしくお願い申し上げます。
大人になってからのトイレのしつ...
投稿者:mao
投稿日:2016/12/18(Sun) 15:17
No.4574
6歳のトイプードルです。お散歩へ行くようになって5年以上になりますが、室内でトイレをしなくなってしまいました。トイレはいつしても良いように用意はしてあるのですが、しません。どのようにしたら室内でトイレをしてくれるようになるでしょうか?方法があればいくつか教えてください。よろしくお願いします。
Re: 大人になってからのトイレの...
- アニコムカウンセラー能登
2016/12/20(Tue) 16:58
No.4576
mao 様街がすっかりクリスマス色に染まる一方、寒さも本格的になって参りましたが、mao様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。早速ご案内させていただきますが、一般的なご案内になりますこと、何とぞご了承ください。トイプードルちゃんが、室内のトイレで排泄をしなくなってしまったということですね。ワンちゃんには、群れの仲間を外敵から守り、自分の居住空間を汚さないようにするために、自分の居住空間(特に寝場所や食事場所)から離れたところで排泄をする習性があるといわれています。また、「自分の排泄物の臭いによって、他のワンちゃんに対して自己主張をしたい」という本来の本能が成長に伴い発揮されて、子どもの頃はお家の中で排泄していたワンちゃんもだんだん外でしかしなくなることは多くみられます。その他の理由として、外での排泄が開放感に溢れて心地よいということもあるようです。かたくなに外でしか排泄をしないというワンちゃんもおりますので、外での排泄を好むワンちゃんに、家の中での排泄を促すことは、なかなか根気がいる場合もございます。「何とかしてお家でさせたい」という、焦る気持ちがワンちゃんに伝わると、マイナスに作用することも考えられますので、飼い主様は「できればいいな」という程度に考えていただき、のんびりとかまえていただいたほうがよろしいでしょう。さて、次に具体的な方法をご案内させていただきたく存じます。【トイレの場所について】mao様のお宅では、トイプードルちゃんのトイレはどこに設置されていますでしょうか。できれば、廊下の端っこやリビングの端など、静かで周囲を気にせずに排泄ができる場所にトイレを設置されることをお薦めいたします。【排泄に関しての誘導】排泄の際の合図をご家族で決めて、その合図によって排泄を促すトレーニングをされることが室内での排泄を誘導する際に効果を発揮する場合があります。まず、お散歩中の排泄時、毎回「オシッコね」や「ワンツー」などと決まった声をかけていただき、それを何度も繰り返すことで、トイプードルちゃんの中で「その合図を聞くこと=排泄したい」という連鎖のようなものを作っていきます。そして、ある程度、散歩中の声かけを続けた後、室内でもその決まった声かけをしながら、トイプードルちゃんの膀胱にオシッコが溜まっている状態の時にトイレに誘導します。例えば、「さあ、外にでてオシッコだ」というタイミングに、外へ出る前に一度トイレシートに誘導します。お散歩が大好きなのであれば、首輪やリードをつけて、散歩と同じように演出してみるのも良いかもしれません。その時に、少しでもトイレでオシッコができたら褒めてあげてください。また、「室内のトイレに行ったご褒美として、その後にお散歩へ連れて行ってあげる」というような雰囲気を作り、もし排泄をしなくても、そのままさりげなく、いつものようにお散歩に出かけられるとよろしいでしょう。また、トイレ用のサークルを作ってあげるのも一つの方法です。子犬ちゃんの頃に使っていたケージがあれば組み立てていただき、中には全部トイレシートを敷いておきます。「オシッコをしたいだろうな」という時間を見計らって、このサークルの中へワンちゃんを誘導します。しばらくこの中で過ごさせてあげて、偶然でもサークル内で排泄をしたら、褒めてあげましょう。褒める時には、mao様の「オリコウね」という言葉と一緒に、フードを一粒与えるなどご褒美としてオヤツをご利用されても良いかもしれません。そして、トイレシートの上で排泄する感触を思い出してもらうために、お外での排泄の時に、トイレシートを使用する方法もございます。お散歩中に、排泄のタイミングでトイレシートを敷き、「トイレシート=トイレ」と認識することができるようになったら、家の中でのトイレトレーニングの開始となります。トイレシートの上で上手に排泄ができたら褒めてあげましょう。排泄行為に関しては、周囲がのんびりと構え、叱らず、成功するように誘導し、出来たら褒めることをリラックスした雰囲気で繰り返していただくことが大切です。先にご案内したように、人と暮らすにあたって、もともとの習性と違うことをワンちゃんに強いている部分もあるかと存じますので、あわてず、のんびりと教えてあげてください。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスをうけたまわっておりますのでぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。mao様とトイプードルちゃんの笑顔いっぱいの毎日を心から応援しております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
変な咳
投稿者:Risa
投稿日:2016/12/15(Thu) 00:06
No.4572
はじめまして。飼い始めたばかりで分からない事が多く質問させていただきます。今月23日で4ヶ月になるロングコートチワワの男の子ですが、時々グーグーといった感じの咳?をします。痰がからんでいるような湿った咳です。タイミングは、遊び回ってテンションが上がりすぎた時もあれば、何もしていない時に急にグーグーといったこともあります。数十秒すると自然に落ち着きその後は特に変わった様子はありません。何か病気の可能性はありますでしょうか。早めに病院に行ってみた方が良いでしょうか?よろしくおねがいします。
Re: 変な咳
- 獣医師 江口
2016/12/15(Thu) 17:20
No.4573
Risa 様この度はご相談頂きまして、誠にありがとうございます。今月23日で4ヶ月になるロングコートチワワちゃんの咳についてのご相談ですね。グーグーという感じの痰が絡んでいるような湿った咳が、テンションがあがった時や何もしていない時など、タイミングはまちまちで起こるということですね。咳は数十秒間で自然に落ち着き、その後はチワワちゃんに特に変わった様子はないということですね。早速ご相談の件に関しましてご案内をさせて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承下さい。ワンちゃんに咳の症状がみられる場合、その原因は「呼吸器の疾患」と「心臓疾患によるもの」という様に大きく2つに分けられます。【呼吸器の疾患】喉頭炎、気管炎、気管支炎、肺炎など、主にウイルスや細菌の感染が原因となり発症する病気があります。症状として、咳だけでなく、鼻水や目やにを伴うこともあります。まだ免疫力の弱い子犬期に多い感染症の代表が「ケンネルコフ」で、咳を主症状とした伝染力の強い呼吸器疾患です。種々のウイルス(犬アデノウイルス2型、犬パラインフルエンザウイルス、犬ヘルペスウイルスなど)や細菌(ボルデテラ菌、マイコプラズマ菌など)が、単独、または混合感染することにより起こります。症状としては、咳の他にも鼻汁、発熱、元気消失、食欲低下などがみられることがあり、体力のない子犬では重症化してしまうこともあります。感染経路は、病原体を含む飛沫の経鼻経口感染や、感染しているワンちゃんとの接触感染といわれています。ケンネルコフの治療としては、主に細菌性の病原体や二次感染を防止するために抗生物質の投薬を行うことが一般的です。また、症状に合わせて、鎮咳薬や気管支拡張剤の投薬やネブライザーによる吸入治療などを行うこともございます。発症にはワンちゃんの免疫力が関与しているため、充分に栄養をつけ、成長とともに免疫力が高まり治癒することを待ちます。ケンネルコフなどの感染以外でワンちゃんが咳をする疾患として「気管虚脱」というものがございます。この気管虚脱は小型犬や短頭種に発生が多く、遺伝的な素因や肥満などが原因で、気管が押しつぶされたようになってしまい、空気の流れが悪くなることで、興奮時に咳をしたり、ひどい時には呼吸困難を起こします。年齢を重ねるにつれて悪化する傾向があり、夏の暑い季節には特に注意が必要となります。その他にも、「逆くしゃみ」をするワンちゃんもいます。逆くしゃみは、飲水時や食事のとき、興奮した時などに起こることが多く、突然ズーズーと大きな音を立てて息を急激に吸い込み続ける状態が見られます。多くの場合、何の前触れもなく突然始まり、数秒〜数分以内に収まり、発作後は、まるで何事もなかったかのように振舞うというのも特徴です。原因は不明ですが、可能性としては軟口蓋の炎症、タバコなど強いにおいによる刺激、急激な運動、急激な気温の変化、リードを引っ張るなど喉への刺激、ハウスダスト(ダニ・花粉・ほこり)の吸引、などが考えられます。また短頭系の小型犬でやや発生頻度が高いとされます。【心臓疾患による咳について】心臓疾患での咳は中高齢のワンちゃんに多くみられ、子犬ではまれです。ワンちゃんに多くみられる心臓疾患は、僧帽弁閉鎖不全が挙げられます。この病気は小-中型犬に特に多く、心臓の僧帽弁という弁がしっかりと閉まらなくなることで、全身に血液を送り出す際に血液の逆流がおこり、様々な症状を示す病気ですが、その中の一つに、心臓の左心房が肥大するため、気管支が圧迫されて出る咳が挙げられます。一方で、大型犬のワンちゃんに見られるのが、拡張型心筋症で、心筋が薄く伸びてしまい心臓が肥大して、咳の症状を示します。原因ははっきりとはわかっていませんが、遺伝的な要因が考えられており、年齢と共に悪化が認められます。これらの病気に起因して起こる咳以外でも、首輪にリードをつけて、ぐいぐい飼い主さんを引っ張りながらお散歩をするワンちゃんですと、気管に負担がかかり、興奮時に咳がでることもあります。このように咳や咳のような症状の原因は様々です。Risa様のチワワちゃんが、どのような原因で咳をしているかは、症状だけで判断するのは難しいかと存じます。感染症や心臓病など、治療開始が遅れると進行して悪化することも考えられる病気もありますので、なるべくお早めにかかりつけの動物病院を受診するようにして下さい。なお診察時にはワンちゃんが咳をしないことが多いため、念のため携帯電話などでワンちゃんの咳の様子を撮影し、先生に見せていただくと、診断の助けになりますのでお持ちいただくとよろしいでしょう。また原因がはっきりするまでの間は、なるべく気管に刺激を与えないようにしていただき、気温が低い時間帯の外出や激しい運動は控え、首輪を使用しているようでしたら、胴輪など、気管に直接刺激のないタイプのものに変更することをお勧め致します。チワワちゃんが栄養をつけてすくすくと成長され、一日も早くお咳が治りますことをアニコムスタッフ一同お祈り申し上げております。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後とも、アニコムを何卒宜しくお願い申し上げます。
お水とお出掛け
投稿者:ラスタ
投稿日:2016/12/11(Sun) 11:23
No.4569
12月の8日に我が家に来たキャバリアの女の子この23日で3ヶ月ですご飯はよく食べ、環境が変わるとお腹が緩くなる子も多い中、健康的な便もしてくれていますところあまりお水を飲まないので心配していますショップではペットボトルを逆さにして飲める道具を使い、我が家では先住犬と同じく、器に入れて置いています。水分とってない割にはしっかり尿もでているかな?とご飯をふやかす時にちょっと多めのお湯でふやかしちょっと水分を取っているかな?と。こんな感じの水分の取り方でも問題ないですか?また、今月半ば以降に3回目のワクチン接種予定まだお出掛けするのは早いですか?スリングの中に入れての移動になると思います。よろしくお願いします。
Re: お水とお出掛け
- 獣医師 岸田
2016/12/14(Wed) 15:31
No.4571
ラスタ 様この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。もうすぐ3カ月になるキャバリアちゃんをお家に迎えられたのですね。ちょうど新しい環境にも慣れてきて、やんちゃぶりを発揮し始めたころではないでしょうか。ご飯も良く食べ、よい便をしているとのこと、元気そうなご様子で何よりです。ワンちゃんの水分の摂り方と、お出かけの時期についてのご相談でございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。【水分の摂り方について】ワンちゃんの飲水量は個体差がたいへん大きく、健康なワンちゃんであっても、普段からお水をよく飲むというワンちゃんもいれば、あまり飲まないワンちゃんもいらっしゃいます。そのためワンちゃんの水分摂取量の目安は諸説あり、とても幅が広いのですが、一般的に多いのは、1日に体重1sあたり50〜70ml程度ではないかと言われています。この量にあてはまらないからといってすぐに何か問題があるというわけではありませんが、1日に体重1sあたり100mlを超える水分を摂取している場合には、何らかの疾患に伴う多飲症状が出ている可能性もあります。逆に、飲水量が極端に少ない場合も、それがすぐに病気に結びつくわけではありませんが、飲水量が少ないことで、尿量や排尿回数が減り膀胱炎や尿石症になりやすくなったり、便秘気味になったり、老廃物の排泄が滞ることで様々な疾患の原因になることもあります。健康を維持するためには、なるべく水分を摂取するように心がけることが重要だと言えます。ラスタ様のキャバリアちゃんは、器に入れたお水をあまり飲まないため、ご心配されていらっしゃるとのことでございますね。ラスタ様はフードを多めのお湯でふやかして与えていらっしゃるとのことですので、特におしっこの量や回数が少なかったり、うんちがころころと固いなどということがないのであれば、今のところはお食事と一緒にある程度の水分が摂れているのではないかと思います。まだ子犬ちゃんですし、お外にお散歩も行ってらっしゃいませんので、そんなに運動をしているわけでもありませんし、冬場は夏場に比べると水分摂取量は少なくなる傾向がありますので、今のところはそれほどご心配されなくても大丈夫ではないかと思います。今されていらっしゃるように、ドライフードをふやかしたお食事を今後も続けていただいたり、ウエットタイプのフードを利用することは、飲水量を増やすための一つの方法としてあげられます。ただ、今後、徐々にふやかす水分を減らして、いずれドライフードに移行するご予定であれば、徐々に器からもたくさんお水を飲んでくれるようになって欲しいですね。食事からの水分摂取量が減ってきて、また、お外にお散歩に行くようになり運動量が増えてくれば、自然と器からたくさん飲んでくれるようになってくる可能性もありますが、もし、それでもあまり飲む量が増えないということであれば、飲水量を増やすための工夫をしてあげる必要があるかもしれません。一般的なご案内とはなりますが、ワンちゃんの飲水量を増やすための工夫について、以下にいくつかご案内させていただきますので、参考にしていただければ幸いです。1 いろいろなタイプの水を用意してみるワンちゃんによってどんな水を好むのかはそれぞれです。冷たい水、温かい水、水道から流れる水、水道水であっても、お風呂場や公園の水飲み場の蛇口など、さまざまなタイプの水を与えてみて、どの水を好むか試してみましょう。また、例えば肉や魚などを茹でた煮汁を与えてみたり(脂分は取り除いて下さい)、飲水量を増やすために水に混ぜて味をつけるためのサプリメントなどもありますので、そのようなものを利用して、水に風味をつけてみる方法もあります。2 水置き場を数か所に用意する水を飲む場所の好みもワンちゃんによってそれぞれで、食事をする場所と同じ場所、家族とくつろぐ場所、外が見渡せる場所、ひとり静かに飲める場所など、様々な場所に水置き場を作ってみて、どの場所で一番よく飲んでいるかを見てみて下さい。3 散歩のときに水を持ち歩き、いろいろなところで与えるワンちゃんはお散歩や運動のあとに水を飲みたがることが多いので、お散歩の時にはペットボトルなどにお水を入れて簡易のトレイなどを持参して、途中の何箇所かでお水をあげてみて下さい。4 ドライフードを水でふやかしてあげる、あるいは、ウェットタイプのフードを利用する嫌がらないようであれば、今なさっているように、ドライフードを水でふやかして与えるのを今後も続けていただいたり、ドライフードよりも水分を多く含むウェットタイプのフードを利用していただくのも一つの方法です。5 お水を飲むことは楽しいこと、と感じさせてあげる飼い主様がワンちゃんにお水を飲ませることにあまり一生懸命になりすぎてしまったり、用意したお水を飲まなかったときに「なんで飲まないの」と心配し過ぎてしまうと、その緊張感がワンちゃんにも伝わって、お水を飲むこと自体がワンちゃんにとって「怖いこと、楽しくないこと」になってしまうことがよく見られます。飲水量が少ないことは確かに病気の予防の面で心配なことはありますが、それがすぐに命にかかわるようなことでもありませんので、あまり神経質になり過ぎずに見守ることも大事だと思います。好きなお水を飲める環境を用意してあげた後はさりげなく見守って、もしキャバリアちゃんが少しでもお水を飲んだら「えらいね。おいしいね。」とほめてあげて、お水を飲むことは楽しいこととキャバリアちゃんに感じさせてあげるようにしましょう。【お出かけについて】キャバリアちゃんは今月半ば以降に3回目のワクチンを接種予定とのことでございますね。ワクチンの種類等の事情によっても異なりますが、 一般的には、3回目のワクチン接種後、1週間以上あければ、外出しても大丈夫と言われています。(ワクチン接種後1週間たたないうちは、またきちんとした免疫がついていません。)ただし、2回目と3回目のワクチンの種類やメーカーが異なる場合など、さらに追加接種が必要なケースもありますので、お出かけ時期の詳細につきましては、ワクチンを接種される動物病院でご確認下さい。また、91日齢以上のワンちゃんには狂犬病予防法で、狂犬病の予防接種が義務付けられております。おそらく、最後の混合ワクチンが終了して1カ月後に接種をすることになると思いますが、それまでの間は、狂犬病の予防はできていないことになります。現在日本は狂犬病の清浄国と言われており、国内には狂犬病の発生はありません。しかし、近隣諸国では狂犬病の発生があり、日本への侵入リスクも皆無ではございません。ワクチンをうっていないことでワンちゃんが狂犬病にかかってしまったり、ワンちゃんが人を咬むことで人に狂犬病をうつしてしまう可能性がゼロというわけではありませんが、混合ワクチンをお済みとのことですし、スリングでの移動ということですので、お外の移動は問題ないでしょう。子犬ちゃんの生後2〜3カ月は社会化期といって、周りの環境に慣れ、人やどうぶつとの社会的な関係を学んでいく、とっても大切な時期です。この時期にお散歩デビューをして、たくさんの人やどうぶつと触れ合って楽しい経験をすることは、いつでも誰とでも仲良く楽しく過ごすことのできるワンちゃんに育てるためにとても大事ですので、よい経験をたくさんさせてあげていただければと思います。狂犬病は、ご高承のように恐ろしい病気ですし、人に感染することから万が一日本に狂犬病が入ってきてしまったとき、日本に蔓延することを食い止めるためにも、大切なワンちゃんを守るためにも、狂犬病の予防接種は公衆衛生上とても大事なものです。時期が来たら是非忘れずに接種してあげて下さい。また、予防注射未接種の状態で、お散歩中などに他のワンちゃんや飼い主さんなどを咬んでしまった場合、問題となってしまう可能性もありますので、お出かけの際には念のためご注意いただいた方がよいでしょう。キャバリアちゃんとの楽しい毎日を応援しております。また何かありましたら、いつでもお気軽にご相談下さい。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。