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リーダーウォークについて
投稿者:tanetanetaruto
投稿日:2017/04/14(Fri) 13:49
No.4700
もうすぐ6か月になる柴犬の男の子を飼ってます。1か月前くらいからリーダーウォークを始めましたが、中々上手くいきません。始めはリード引っ張って私より前に出ようとしたら止まる、というやり方をしていました。犬が止まって飼い主のほうに寄って来たら褒めてあげて、リードが緩んだらまた歩き始めると聞きましたが、家の子は止まるとその場に座ってしまって寄ってきません。なのでリードが緩みません。次に、前に出ようとしたら方向転換をして歩くということをやり始めましたが、常に前に出るので散歩が一向に進みません。どのようにしていけば良いのでしょうか?この子の安全などのためにもリーダーウォークが出来るようにしたいです。
Re: リーダーウォークについて
- アニコムカウンセラー 能登
2017/04/17(Mon) 17:51
No.4704
tanetanetaruto 様春の日差しに色とりどりの草木が美しい季節ですが、tanetanetaruto 様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。6ヶ月になる柴犬ちゃんとの、リーダーウォークについてのご相談でございますね。早速、ご案内いたしますが、実際の様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。tanetanetaruto様の柴犬ちゃんはもうすぐ6ヶ月になられるとのこと、好奇心が旺盛で元気いっぱい、一方で怖さも分かってくる頃ではないでしょうか。リーダーウォークは、柴犬ちゃんを不測の事故から守り、また、群れの移動ともいえるお散歩を通して、飼い主様とワンちゃんとの絆を育むためにも大切でございますね。tanetanetaruto様は、しっかりと柴犬ちゃんの安全のことなどをお考えになり、本当に素晴らしく、柴犬ちゃんは幸せでございますね。さて、tanetanetaruto様は一ヶ月前からリーダーウォークをお始めになられ、あまり効果を感じられないご様子ですね。柴犬ちゃんは元気が有り余る子犬ちゃんでいらっしゃいますし、あまり急がず、長い目でご覧いただくことも必要ではないでしょうか。現在、tanetanetaruto様がなさっているとうかがった方法はよろしいと思いますので、毅然と柴犬ちゃんをリードしていただければと思います。最初から上手に歩けるワンちゃんはいませんし、ワンちゃんにとっては外の世界は怖いものが溢れているように感じることもあるでしょう。上手に歩いたときにお褒めになったり、明るい声で散歩中に名前をお呼びになることなどで、tanetanetaruto様のほうを意識して歩くようになさっていることもあわせて大切なポイントでございます。tanetanetaruto様と一緒に歩くことを楽しいと感じるようになさることや、指示を的確にお与えになることで、守ってもらっている安心感をお与えになること、良い状態のときには褒めることにより自信をつけさせていただくことをお心掛けなさっているうちに、上手に歩くようになるのではないでしょうか。また、tanetanetaruto様の柴犬ちゃんは、tanetanetaruto様が立ち止まると、柴犬ちゃんはその場で座ってしまうとのことですね。そのようなとき、例えば、tanetanetaruto様は、そのまま平然と先に歩いていらっしゃり、柴犬ちゃんより少し先まで歩いたところで、笑顔で「おいで」とおっしゃっってリードを軽くひいていただだき、一歩、二歩と柴犬ちゃんが近づいてきたら、満面の笑顔で褒めてあげましょう。その他、以下ご案内いたしておりますのでご参考にしていただければ幸いでございます。1.お散歩中は意識を tanetanetaruto様に向ける習慣をつける外には、家の中にはない刺激がいっぱいあり、好奇心旺盛な柴犬ちゃんにとっては、興味をひかれる物や音に近づいていきたい気持ちでいっぱいかもしれません。そのため、どのような時にも、柴犬ちゃんの意識がtanetanetaruto様のほうに、向かうようにすることが大切です。まずはご自宅で、アイコンタクトをとる練習をしてみてはいかがでしょうか?たとえば、フードを手に握ったり、柴犬ちゃんの大好きなオモチャを手に握って、手の中にご褒美があることを柴犬ちゃんに教えてから、その手をtanetanetaruto様のアゴの下まで持っていきます。その時に、柴犬ちゃんと視線があったら「いいこ」と伝えてご褒美をあげます。可能であれば、柴犬ちゃんを横につけた状態で、この練習をすることができると、「 tanetanetaruto様の横について、注目すると、褒めてもらえて、良い事(ご褒美)がある。」と柴犬ちゃんに伝わりやすいかと思います。2. 引っ張ると、思うようになると思わせない。今、tanetanetaruto 様がなされているように、引っ張っても柴犬ちゃんの思うとおりにはならないと伝え続けることはとても大切です。ただ、興味がある物には近づきたいと柴犬ちゃんは張り切ると思いますので、散歩の初めからtanetanetaruto様に注目して歩けるようアイコンタクトを利用します。散歩を開始する時に、まずはオスワリを指示して、指示に従いアイコンタクトがとれたら、「イイコ」と伝えてご褒美をあげます。その後、そのままご褒美を握った手を上にあげて、tanetanetaruto様の顔のあたりに、柴犬ちゃんの視線を集中させた状態で歩き始めます。ぜひ、楽しげな声で、柴犬ちゃんの名前を呼んだり、「イイコ」と褒めながら歩いてみましょう。初めは、長く集中は続かないと思いますので、tanetanetaruto様の顔を見上げながら、少し歩けたら、また立ち止まり、「オスワリ」と指示をして、指示に従いアイコンタクトがとれたら、「イイコ」と伝えてご褒美をあげて、また、tanetanetaruto様の顔のあたりに、視線を集中させた状態で歩き始めるということを繰り返します。途中で、柴犬ちゃんが引っ張って前に出た時には、低い声で「ダメ」と伝えて、立ち止まり、その後、柴犬ちゃんを呼び寄せてみましょう。今は、tanetanetaruto様が立ち止まると、座ってしまう柴犬ちゃんですが、「tanetanetaruto様の横でアイコンタクトを取ると良い事がある」という経験を、柴犬ちゃんがたくさん積むと、様子が少し変わってくるかもしれません。呼び寄せたら、またオスワリから始めてみます。ワンちゃんは自分がした行動の後に、周囲にどのようなことがあったかをたいへんよく見ており、この経験をもとに、自分の行動を形作っていきます。「tanetanetaruto様の指示に従ったり、アイコンタクトをとると、良いことがあるけれど、引っ張った時には良いこと無い」ということを、根気強く柴犬ちゃんに伝えましょう。ワンちゃんに教えようとする際はなかなか思うような成果が得られないものですが、同じことを、一貫性を持って根気強く続ける姿勢を見せることが大切です。お散歩はワンちゃんと生活する上で、たくさんのことを一緒に経験できる大切な機会ですので、ぜひ楽しい時間にしていただけたらと思います。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスをうけたまわっております。気がかりなことがありましたら、お気軽にご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。柴犬ちゃんの健やかな成長を、心よりお祈り申し上げます。今後とも、アニコム損保をどうぞよろしくお願いいたします。
- tanetanetaruto
2017/04/17(Mon) 21:59
No.4705
能登さま、丁寧なご説明ありがとうございます。ご指導いただいたことを続けていきたいと思います。まだまだ名前を呼んでも来たり、来なかったり・・・お座りなどの指示を出しても出来たり、出来なかったり・・・散歩中も人や落ちてるものに夢中になってしまったりと・・・ワンちゃんの気分次第になってしまってます。私の指示の仕方や態度が原因なのはわかってますが、なかなか頭で考えているようには出来ずあきらめてしまいそうになります。家のワンちゃんと根気比べになりそうですが、お互いのためにも私がリーダーと認めてもらえるように頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。また何かございましたら、質問させて頂きます。
2017/04/19(Wed) 09:40
No.4706
tanetanetaruto 様この度はご丁寧にご返信いただき誠にありがとうございます。Tanetanetaruto 様の深い愛情に包まれて大きくなる柴犬ちゃんは本当にお幸せでございますね。子犬ちゃんの時期は思った以上にたいへんで、思い通りにいかない事も多いのですが、この頃しか味わえない愛らしさを、抱きしめることのできる素敵な時期でもございます。ぜひ、「できた!」ことを柴犬ちゃんと一緒に喜んで、元気いっぱいな可愛らしさを思う存分、お楽しみください。できなかった事も、根気強く伝えていくことができれば、「できた!」に繋がる一歩になります。私どもも精一杯サポートさせていただきますので、お困りの際には、お気軽にお声がけください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
血液検査の結果について
投稿者:まる吉ママ
投稿日:2017/04/06(Thu) 00:07
No.4689
こんばんは。マルチーズ♂5歳去勢済マルチーズ♀3歳避妊済フィラリア検査のついでに血液検査を行いました。ご飯を食べて、6時間以上何も食べてない状態で検査しました。結果が先日、郵送されてきました。2匹とも「異常値はありません」という事だったのですが、気になる値があって、質問です。ALPの値が参考値49-298IU/Iです。2015年から今年までの値です。♂ 46 115 215♀ 133 198 227です。毎年確実に増え続けてます。参考値の範囲内なのですが、増え続けてるのが気になります。増え続けるものなのでしょうか?何か食事とか環境に問題がある事があるのでしょうか?よろしくお願い致します。他の肝臓の値は増えたり、減ったりとかなのですが。。。
Re: 血液検査の結果について
- 獣医師 江口
2017/04/10(Mon) 18:39
No.4692
まる吉ママ 様日々春らしさが増し、気持ちのいい季節となりましたが、まる吉ママ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。3歳と5歳のマルチーズちゃんの血液検査で、2015年からALPが増え続けており、ALPは増え続けるものなのか、何か食事や環境に問題があるのかどうかというご相談でございますね。早速ご案内させていただきますが、実際のマルチーズちゃん達のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承下さい。ALPはアルカリフォスファターゼの略で、肝細胞や胆管上皮細胞、骨芽細胞などで産生される酵素です。肝臓、腸、骨などに多く存在します。まず、ALPは増え続けるものなのかというご質問ですが、一過性に上昇することもありますが、何も異常がないのに増え続けるというものでもございません。数値が上昇し続け、異常値を示すようになると何か問題がある可能性がございます。ALPが上昇する原因には、ストレス、副腎皮質機能亢進症(クッシング病)、グルココルチコイドの投与、骨の成長期、胆汁うっ滞、胆管炎、抗痙攣(ケイレン)薬の投与、腫瘍(骨肉腫、乳腺混合腫瘍などのある種の腫瘍)などがあります。今回、食後6時間以上の絶食をしており、ALPの値も、他の血液検査の値にも異常値はないということですね。グルココルチコイドや抗痙攣薬などの投与もないとすると、著しい病的な変化はないかと思いますし、たまたま一過性に上昇している可能性もあります。また、ALPが上昇しているからといって、必ずしも肝機能が低下しているとは言えません。肝機能は、肝臓が生産する物質と肝臓が処理する物質を検査する事で確認します。例えばBUN(尿素窒素)、Alb(アルブミン)、Glu(グルコース)、T-Cho(総コレステロール)、T-Bil(総ビリルビン)などの数値が高すぎないか、または低すぎないか等を肝酵素(ALTやAST、ALPなど)と併せて総合的に判断いたします。まる吉ママ様のマルチーズちゃん達はALPの上昇はあったものの、他の数値は正常だったとのことですので、体の中の毒素を分解して無毒化したり、栄養素の分解や合成、貯蔵を行なったりする、「肝機能」はおそらく問題が無い状態なのだと思われます。また、肝臓自体に原因がなく、他の疾患の影響で二次的に数値が高くなっている場合もございます。高齢になってきてからですと、内分泌疾患である副腎皮質機能亢進症(クッシング病)により、ALPやT-Cho(総コレステロール)が上昇することがあります。このクッシング病は、多飲多尿や腹囲膨満などの臨床症状を伴うことがありますので、ワンちゃんのいつものご様子をよく観察していただき、いつもより多くお水を飲んでいるご様子がありましたら、かかりつけの動物病院の先生にもご相談いただけたらと思います。また、ALPの値が一過性に上昇している場合、3〜4日から数ヶ月で数値も下がっていきますので、再検査で数値の変化を確認していただくとよいかと思います。再検査で数値の上昇や異常値が確認される場合、上記の原因の可能性もありますし、「胆汁うっ滞」や「胆管炎」が、軽度におきている可能性もあります。胆汁は肝臓で作られて、胆管を通って胆嚢に貯められ、胆嚢から十二指腸へ総胆管を通って胆汁が分泌されるという流れです。その流れが滞っている状態が「胆汁うっ滞」となり、胆管に炎症が起きている状態が「胆管炎」となります。ALP以外の数値にも異常値が出るほどの流れの異常であれば、胆石が総胆管につまって流れが止まったり(胆管閉塞、胆石症)、胆管に重度の炎症が起きるほど胆汁がドロドロになっている胆汁うっ滞(胆泥症、胆嚢粘液嚢腫)が起こっている可能性がありますが、それほどの状態ではなくても、肝臓の細胞が膨らむこと(肝細胞の腫大化)で胆管が狭くなり胆汁の流れが悪くなっていたり、炎症が起こるほどではなくても胆汁がドロドロになって軽度のうっ滞がおきているということもあります。肝細胞の腫大化は、肝臓が過剰に働いている状況、感染症など様々な理由があります。また軽度の胆汁うっ滞は食餌中の脂質や炭水化物の割合が多くなっていたり、脂質代謝異常や肥満、細菌感染、甲状腺機能低下症やクッシングなどの内分泌疾患などに関連している場合などが考えられます。肝細胞の腫大は肝臓の細胞を採取し病理検査する細胞診で確認できます。胆汁うっ滞は胆泥が貯まっていたり、胆管が蛇行しているなど症状が進行している場合、エコー検査で確認できることもありますが、そこまで進行していない場合は、エコー検査でも確認が出来ないことがあります。また、食事内容の改善をしたり、おやつが過剰になっている場合は控えたり、肝臓のサプリメントの摂取や、少し太り気味ならダイエットを行っていただくことで、数値が改善することもあります。現在のまる吉ママ様のマルチーズちゃん達のご様子や食事内容と合わせて、ALPの再検査やエコー検査などの追加の検査が必要かどうか、是非かかりつけの先生に、ご相談していただけたらと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスをうけたまわっております。気がかりなことがありましたら、お気軽にご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。まる吉ママ様とマルチーズちゃん達が、病気の心配なく心穏やかに過ごせることを私共も祈っております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
- まる吉ママ
2017/04/12(Wed) 21:45
No.4696
こんばんは。ありがとうございます。♂は、2015年の検査後から抗てんかん薬を飲んでいます。今年からお薬の量を減らして、現在は、最初に比べると4分の1の量になってます。今回の検査でALTが19なので、低いという結果が出てます。♀は、お薬とか飲んでいませんので、今度、病院で詳しく聞いて来ようと思います。
-
2017/04/13(Thu) 18:15
No.4699
まる吉ママ様この度はご丁寧にご返信いただき誠にありがとうございます。男の子のマルチーズちゃんは抗てんかん薬を服用されているとのことですね。お薬も4分の1の量にまで減らせているということ、治療も順調で何よりです。抗てんかん薬の種類によりその副作用も異なりますので、ALPの上昇と関連がない可能性もあります。また、ALTの値が低く、19ということですね。ALTは肝細胞の細胞質内に存在する酵素で、肝細胞膜の障害や何らかの原因により細胞膜の透過性が亢進した際に漏出(もれでてくること)します。脂肪肝など脂肪変性により肝細胞が腫大する場合も漏出します。ALTが低いということはそのような障害や漏出がないことを示しますのでご安心下さいませ。女の子のマルチーズちゃんは今後、かかりつけ動物病院さまにご相談いただくということですね。主治医の先生とご相談の上で健康管理していただくことで、マルチーズちゃん達が大好きなご家族さまと笑顔で過ごせるように、心から応援いたしております。また何かご心配なことがございましたら、いつでもお気軽にお声掛けください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い致します。
しつけ
投稿者:さくら
投稿日:2017/04/12(Wed) 09:42
No.4695
生後3ヶ月の日本スピッツがなかなかトイレをおぼえなくてこまっています。あと、人に対して喜んで飛びついついってしまいます。どうしたらいいでしょうか、
Re: しつけ
- アニコムカウンセラー 澤口
2017/04/13(Thu) 18:11
No.4698
さくら 様若草萌える時期となりましたが、さくら様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。生後3ヶ月のスピッツちゃんは、元気いっぱいの頃と存じますが、トイレのしつけや、人への飛びつきについて、お困りでございますね。早速、ご案内いたしますが、一般的なご案内となりますこと、何とぞご了承ください。【トイレのしつけについて】スピッツちゃんの月齢ですと、排泄機能の成長は、まだこれからという段階です。そのため、排泄の回数も多く、また、好奇心旺盛な時期でもありますので、興奮したりした際に、オシッコやウンチをしてしまうこともありますが、成長に従い落ち着いてくるのが一般的です。下記に、トイレトレーニングのポイントをご案内いたしますので、ご参照いただけますと幸いでございます。1. 飼い主様は平常心でトイレのしつけでは、飼い主様が落ち着いて、平常心を保つことが大切です。失敗している現場を目撃すると、思わず慌ててしまうと思いますが、ここで、どれほど平常心を保つかが、今後の成功に大きく関係してきます。失敗した時は、どのようにしていただいておりますでしょうか。声もかけず、目も合わせず、無視するのが成功への近道です。片づけている姿も、なるべくスピッツちゃんには見せないようにするのが良いでしょう。例えば失敗に対して、「あ〜」など何か声をかけたり、飼い主様が掃除をしている姿を見た子犬ちゃんは、「ここでおしっこをしたら、飼い主さんが何か声をかけてくれた。」「自分のしたことに興味を持ってくれた。注目された。」と勘違いすることが多く見られます。また、トイレと違う場所で排泄した跡を見つけても、叱らないようにしましょう。なぜ叱られたのか分からない子犬ちゃんは、排泄行為自体を叱られたと思う可能性があり、その場合、飼い主様から隠れて排泄行為をするようになることもあります。ワンちゃんは感情を把握する能力の大変高いどうぶつさんですので、「いつするのだろう」と息を詰めてみていると、緊張感がワンちゃんに伝わり、かえって上手くいかなくなることもあります。大変ではございますが、できるだけ肩の力を抜いて、見守っていただくことも必要です。2. タイミングをつかみ失敗させない子犬ちゃんにトイレを覚えさせるには、失敗させないという「予防」も大切です。ワンちゃんは、特に寝起きやお食事の後、興奮した時、体を動かした後等は排泄しやすい時間ですし、排泄前は、ソワソワし出したり、床をクンクン嗅いで落ち着きがなくなったりします。タイミングを見計らって、トイレに連れて行き、何処で排泄をしたら良いか、根気強く教えてあげましょう。初めは抱っこでも正しいトイレの位置まで連れて行き、そして徐々に自分の足で歩いてたどり着けるように誘導してあげると更に効果的です。また、飼い主様が見ていられない時は、排泄されたら困る場所には入れないようにしましょう。3. 成功したら沢山褒めてあげる偶然でもトイレで一滴でもできたら、大げさに沢山褒めてあげましょう。ご褒美をあげても構いません。少しでも時間が空くと、なぜ褒められたのか分からなくなりますので、排泄が終わったら、すぐに褒めてあげてください。このことを続けることにより、決まったトイレで排泄すると褒めてもらえる、ご褒美をもらえると思い、子犬ちゃんは益々張り切ります。4.行動範囲を限定するさくら様のスピッツちゃんは、ケージの中ではできているのに、外に出すとケージの中のトイレに戻れないということでしょうか。ケージの中でできているワンちゃんも、一歩ケージの外に出ると世界が広がり、位置感覚が変わったり、遊びに夢中になっている時や興奮している時は、排泄のためにケージに戻ることは難しいのが一般的です。上記2のタイミングを見て誘導することが難しい場合、トイレの場所を覚えて、自分でトイレの場所まで移動できるようになるまでは、失敗させないためにも、限られたスペースの中で自由にさせてあげるのが良いでしょう。限られた空間にシートを敷き詰め、スピッツちゃんの行動範囲を全てトイレにしてあげ、トイレの場所を知らないスピッツちゃんが、失敗することのない環境を作ってあげるのも一つの方法です。何処でしても大成功という結果になりますので、褒められたり、ご褒美の回数も増え、成功体験が積み重なっていくと、スピッツちゃんにもどんどん自信がついていきます。その少しずつ自信がついていく過程で、敷き詰めてあったシートの中には、いつも使うシート、たまに使うシート、一度もしたことのないシートが出てきますので、使ったことのないシートから取り外していきます。シートが1〜2枚くらいになった時、飼い主様のご希望の場所と違う場合には、子犬ちゃんが戸惑わないように少しずつずらしていき、最終的には、飼い主様がトイレを置きたい場所に到達できると、トイレトレーニングの成功です。ケージから出すタイミングが多ければ多いほど大変ですので、ケージの中で過ごす時間を長くしてあげるのもよろしいでしょう。遊びたがってケージから出たがるかもしれませんが、子犬ちゃんのうちは、健やかな成長や体調管理のためにも、十分な睡眠時間が重要な時期です。5. ケージを好きな場所にするお部屋で遊んでいて、ケージの中のトイレに戻ることが分かってきても、叱られてケージに戻された経験があるなど、嫌な経験とケージがワンちゃんの中で結びつき、ケージに戻ることそのものに、躊躇するようになることがあります。「褒めたときにケージに戻す」、「ケージに入ったらお気に入りのおもちゃを与える」、「ケージの中にいるときに優しく声をかけていただく」など、ケージを好きな場所にしておきましょう。6. 紛らわしいものは置かないワンちゃんは、マット類やラグ類などの上にいると、排泄を誘発される傾向が見られます。スピッツちゃんが、お部屋の中で粗相をしてしまうマット類などがあれば、取り除いていただいたほうがよろしいでしょう。【飛びつくことについて】スピッツちゃんは、人に対して喜んで飛びついてしまうとのこと、嬉しい感情を体いっぱいで表現しているかと存じます。スピッツちゃんが飛びついてきた時、さくら様はどのようにしていただいておりますでしょうか。もし、声をあげたり騒いだりしてしまうと、スピッツちゃんは、「飛びついたら構ってくれる」と思うでしょう。飛びついた後に、「嬉しい」「良かった」と思うようなことが起きず、スピッツちゃんにとって良いことがなくなることを教えてあげることが重要です。例えば、さくら様が帰宅された時などに、スピッツちゃんが飛びついてきたら、さくら様はスピッツちゃんに視線を合わせることもなく、背中を向けてその場を離れます。繰り返し行うことで、「おかしいな。飛びつくと、いつも楽しいことがなくなってしまう。」とスピッツちゃんが感じるようになります。ワンちゃんは、一度成功したことについては、固執して同じことをし続けます。スピッツちゃんに、以前飛びついた後、楽しいことがあったという経験があると、繰り返し飛びついてくるかもしれませんが、あきらめず続けていただければと存じます。スピッツちゃんが嬉しくて興奮状態の時は声もかけず、落ち着いた時に、声をかけたり、遊んであげたりして、落ち着いていたら良いことがあるということを教えてあげましょう。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスをうけたまわっておりますので、ぜひご利用ください。電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。スピッツちゃんの健やかな成長を、心よりお祈り申し上げます。今後とも、アニコム損保をどうぞよろしくお願いいたします。
ゴキブリ駆除剤をなめていました
投稿者:ふーちゃんママ
投稿日:2017/04/10(Mon) 22:52
No.4693
何かをペロペロ舐めているなぁと思ったら、コンバットというゴキブリ駆除剤を抱えていました。容器に挟み込まれた様な構造になっているので、薬剤の形状は殆どそのままで、周囲が舐められた様に角が崩れたようになっています。全く元気ですが、受診した方がいいでしょうか?
Re: ゴキブリ駆除剤をなめていま...
- 獣医師 霍田
2017/04/11(Tue) 19:14
No.4694
ふーちゃんママ 様春光うららかな季節でございますが、ふーちゃんママ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。早速ご案内させていただきますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承下さい。コンバットというゴキブリ駆除剤は、有効成分がフィプロニルであるようです。フィプロニルはノミやマダニ等の節足動物の中枢神経系に作用するため、ワンちゃんやネコちゃんなどの脊椎動物には安全性の高い薬剤とされています。そのため、フィプロニルを少量なめたり口にした程度であれば問題がないことが多いですが、よだれを垂らすなどの症状が出る場合もあります。「薬剤の形状は殆どそのままで、周囲が舐められた様に角が崩れたよう」とのことでございますが、ケースの部分をなめただけで、薬剤自体はなめていない可能性もあるのでしょうか。もし薬剤自体をなめておらず、症状もなく食欲元気も正常であれば、様子を見ていただいてよいかと思います。また、コンバットにフィプロニルの他どのような成分が含まれているかは、恐縮ながらわかりかねますので、もし明らかになめたのであれば、念の為、早めに受診していただくと安心かと存じます。その際は、なめてしまったコンバットをそのままお持ちいただき、先生にご確認いただくことをお勧めいたします。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスをうけたまわっております。気がかりなことがありましたら、お気軽にご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
歯肉腫に関して教えてください。
投稿者:心配性
投稿日:2017/04/05(Wed) 15:20
No.4688
ある人のブログの記事で(抜粋)『歯肉腫(エプーリス)。良性なら取るだけなんですが、悪性の場合、腫瘍を取ってしまうと刺激を与えて猛スピードで広がってしまいます。悪性なら顎の骨を少し取らなきゃいけません。でないと、腫瘍だけ取ってもまた転移します。良性か悪性かの検査もあるのですが、麻酔をかけて細胞を摘出するため、刺激を与えてしまいます。悪性だった場合、刺激を与えてしまって猛スピードで広がってしまいますので、細胞採取でも悪性の場合最悪な展開になります。じゃ〜どうすれば?良性であろうが悪性であろうが、基準を悪性として顎の骨まで取る。そのあと検査に出して良性ならそれでOK。悪性なら状態を見ながら過ごす。しかし、うちの犬の腫瘍は数年前からあるんですよね。悪性の場合1年持つか持たないかぐらいの寿命。転移が早い腫瘍なのです。でもこの犬は数年前からあった!という事は悪性ならもう死んでいるか奇跡的に生きていても顎の骨が溶けたり、肺に転移したりとなっています。しかし、今はそんな様子はないので、良性なのでは?と考えています。例え、悪性であっても恐らく手遅れ。。。数年前からありましたからね。手術しようがしまいが、悪性なら大して変わらない。と思います。よってなにもしない・・・が最善かな??とも思います。もし、皆さんの愛犬がこのようなことが起こったら一度冷静に考えてください。何もしないことがいいこともあります。もちろん、何もしなかったからこうなった・・・ってこともあります。』 とありました。うちの犬も歯肉種があります。今度病理検査をお願いしようと思っていますが、細胞採取は危険でしょうか?
Re: 歯肉腫に関して教えてくださ...
2017/04/07(Fri) 15:59
No.4690
心配性 様春風の心地よい季節になりましたが、心配性様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内になりますこと、何卒ご了承ください。心配性様のワンちゃんには歯肉腫があり、病理検査をご検討なさっているけれども、ブログの記事をご覧になり心配されているのですね。歯肉腫(エプーリス)は歯肉あるいは歯肉上に限局した腫瘤性病変を示す口腔内良性疾患の総称で、以下のように分類されます。1.線維腫性エプーリス:構成成分が歯周靱帯の間質(組織成分)。2.骨化性エプーリス:上記同様だが成分に骨の構成成分に似た成分(類骨基質)を含む。3.棘細胞腫性エプーリス:皮膚を構成している細胞層の中の、有棘細胞が腫瘍化したもの。最近では「棘細胞性エナメル上皮腫」と呼ばれることもあり、癌化しやすい。エプーリスは歯根膜の細胞または歯周靱帯と呼ばれる歯を取り囲む組織に由来する良性の腫瘍です。一般的に病理学的には良性とされていますが、臨床的には外科的に摘出しても再発を伴うことも少なくなく、由来する細胞成分によっては悪性腫瘍との鑑別が難しいものも報告されています。そのため、病理検査で腫瘍がどういったものであるか見極めを行うことが必要です。病理検査を行うためには組織または細胞を採取する必要があり、簡易な検査としては、針生検(ニードルバイオプシー)による細胞診があります。この検査では腫瘤に直接注射針を刺して内容物を採取し、スライドグラス上で染色し、顕微鏡で観察します。注射を打つのと同じ程度の痛みですので、場所によっては無麻酔でもワンちゃんに大きな負担をかけずに行うことができますが、細い針を用いるため得られる細胞数が少なく、検査に十分な量を採取できないこともあります。今回のような口腔内腫瘤では、無麻酔での検査は一般的に困難であるため、心配性様のワンちゃんの場合は全身麻酔下での腫瘤切除(組織採取)を行うことが望ましいのではと思います。もちろん、全身麻酔をかけるリスクはゼロではありませんが、細胞診よりも検査精度が上がるので、より正確な検査結果が得られる可能性が高くなります。もしこのような検査をなさる場合、かかりつけの先生とよくご相談いただくこと、また血液検査などにより、事前にしっかりワンちゃんの健康状態を確認することが必要になります。さて、ご心配なさっている、「腫瘤の細胞・組織採取による刺激によって、腫瘍が浸潤すること」は全く可能性がないとは言えませんが、悪性腫瘍に対する細胞診によって猛スピードで進行するとも言えないと思います。確かに、もし悪性腫瘍であれば、進行がはやく、治療として、腫瘍の周囲を根こそぎ切除、または下顎や上顎の部分切除を行うことがあります。反対に、もし経過観察でもよい良性腫瘍であれば、骨切除によって、本来は不要な大きな負担をワンちゃんにかけてしまうおそれがあります。病理検査は得られた材料は「どういった治療が有効かつ適切か」という治療方針を立てるために重要な役割を果たします。エプーリスであれば転移をすることはありませんが、棘細胞腫性エプーリスの場合は、腫瘍部分が残ると再発を繰り返したり、骨などにも浸潤していくおそれがあります。なお、エプーリス以外にも次のように口腔内に腫瘤を生じる疾病があります。・歯原性良性腫瘍(エナメル上皮腫など)・線維腫・感染性肉芽腫性病変(ウイルス性乳頭腫・細菌性/真菌性肉芽腫性炎など)・非感染性肉芽腫性病変(異物の刺入・外部の持続的な刺激など)・悪性腫瘍(悪性黒色腫・扁平上皮癌・線維肉腫・骨肉腫・リンパ腫・肥満細胞腫など)歯周組織由来の良性腫瘍は、由来組織によりエナメル上皮腫や線維腫のように分類され、一般的にはエプーリスに比べれば再発のリスクは少ないとされています。感染性肉芽腫性病変については乳頭腫ウイルスや一部の細菌または真菌の感染により引き起こされ、口腔内に腫瘤物を形成します。感染源がウイルスの場合は、一般的に重篤な症状を伴うことが少ないとされていることから、ウイルスが体から排除されるまでの間、経過観察を行います。感染源が細菌または真菌の場合はそれらに感受性のある抗菌剤や抗真菌剤の全身的または局所的投与が行われます。非感染性肉芽腫性病変ですが異物の刺入(骨や木片等)や持続的な外部からの刺激など(噛むおもちゃを病的な頻度で口にするなど)により反応性に肉芽腫(腫瘤)を生じることがございます。このような原因が明らかである場合は、原因を除去すれば改善が認められ再発も防ぐことが可能です。病理検査の結果によっては、かかりつけの先生は経過観察で良いと判断される可能性もあります。最低限の負担で、ワンちゃんにとって必要な治療を適切に行うためには病理検査が必要かと思います。主治医の先生とよくご相談の上、お決めいただければと思います。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。心配性様とワンちゃんが心穏やかな日々を送られますようお祈りしております。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。