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・回答までに数日いただきますので、緊急を要する場合(誤飲、頻回の下痢・嘔吐、おしっこが出ない等)は、すぐに動物病院を受診してください。 ・当掲示板での回答は、お申し出内容に基づく一般的な回答となります。 ・「ワード検索」にお悩みのキーワード(トイレ等)入れていただくと、過去の類似の回答をご確認いただくことができます。 ・ニックネーム、タイトル、コメント欄は全体に公開されますので、氏名や証券番号など、個人情報の入力はお控えください。
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ロングコートチワワ、夏のトリミ...
投稿者:meme
投稿日:2014/05/25(Sun) 17:24
No.3541
2月で1歳になった、女の子のロングコートチワワです。日中お留守番をさせている時間が長く、暑さもこもりやすい部屋なのですが、少しでも涼しくさせるためにサマーカットにしようと考えていました。しかし、ネットで調べると、飼い主の視覚だけで実際ワンちゃんにとってさほど暑さは変わらず毛質が変わったり、生えなくなったり、蚊や紫外線などの影響を受けやすいなど沢山のデメリットもある。とのことでした。実際、ロングコートチワワのトリミングは必要なのでしょうか?よろしくお願い致します。
Re: ロングコートチワワ、夏のト...
- ドッグライフカウンセラー 三留
2014/05/27(Tue) 16:01
No.3543
meme 様新緑の美しい季節でございますが、meme様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子などを拝見していませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。ロングコートチワワちゃんに夏を少しでも快適に過ごさせてあげたいということでサマーカットにすることについてのご相談でございますね。人間のように汗をかくことにより熱を放出することのほとんどできないワンちゃんは「ハァハァ」と舌を出す『パンティング』といわれる呼吸をすることで体温を下げようとしますが、放散できる熱量には限界があるため、暑い季節は、ワンちゃんにとって人以上につらい季節です。特にセント・バーナードやバーニーズ・マウンテン・ドッグなどの寒い地方原産のワンちゃんたちはアンダーコート(下毛)が密集しているため、暑い時期には熱がこもりやすく、日本の夏を越すためには特に気をつけてあげる必要があります。このような、日本の夏を過ごすことが難儀なワンちゃんを中心にサマーカットをしてもらうワンちゃんが多いようですが、meme様がおっしゃるように、メリット・デメリットの両方があります。サマーカットをすることにより、被毛が少なくなり、熱がこもり難く楽になっているのかもしれませんし、皮膚の状況が把握しやすくなるという効果があるのかもしれません。散歩後やシャンプー後のケアも楽になるでしょう。ただ、他方で蚊などの害虫から皮膚を守ったり、厳しい夏の日差しから皮膚を守ったりする、被毛の機能が十分に発揮できなくなる可能性もあるでしょう。また、バリカンを使用することで、皮膚の弱いワンちゃんではカット後しばらくはバリカン負けする可能性もあるかもしれませんし、サマーカットをなさった後に被毛の質が変わったり、カット後、思うように伸びてこないということもあるかもしれません。さて、ロングコートチワワちゃんはスムースチワワちゃんにパピヨンちゃんやポメラニアンちゃんを交配して作られたワンちゃんです。スムースチワワちゃんは寒いところ原産のワンちゃんではなくメキシコ原産だとされているので、暑さに弱いと言われているワンちゃん全体からすると比較的暑さに強い方に入ります。一方で、寒さには比較的強いとされているワンちゃん全体からみると、チワワちゃんは寒さには弱いのが特徴です。このような点、あるいは先にご案内をしたメリット・デメリットを参考にしていただき、サマーカットをなさるかどうかをお決めいただければと存じます。サマーカットとして全体を刈り込んでしまうのではなく、毛をすいて全体量を少し減らす程度になさっておくのも一つの方法でしょう。日頃から丁寧にブラッシングをして、抜けて必要のなくなった毛をきれいに取り除いてあげることもたいへん重要でしょう。いずれにしてもカットにより暑さ対策が万全になることはございませんので、あくまでも補助的な方法の一つとしてお考えいただくことが大切です。また冬の寒さ対策や、夏の紫外線対策として、お洋服を着るのを嫌がったりしないかも考慮していただき、meme様のチワワちゃんが快適に過ごされる方法を決めていただくと良いかと存じます。Meme様のお宅では、日中お留守番をすることが多いとのことでございますね。これからの季節、気温が上がるようになると、お部屋の中や車の中は思った以上に気温や室温が上がり、危険な状況になることもあります。なるべく涼しい環境を作ってあげ、特にいつでも新鮮なお水が充分に飲めるように気をつけてあげることは重要です。カーテンやすだれなどを利用してロングコートチワワちゃんの居住スペースに直射日光が当たることを避け、通気性を良くしてあげましょう。快適な環境を作るためクーラーを利用したり、定期的に空気の入れ替えをしたりすることも必要ですが、冷たい空気は下にたまるため、床の上は思った以上に冷えていることがあります。飼い主様よりも床に近い場所で生活をしているロングコートチワワちゃんにとっては、飼い主さんが快適だと思う温度が冷え過ぎであることがあり、かえって体調不良の原因になることもありますので注意が必要です。クーラーからの冷気が直接ロングコートチワワちゃんに当たらないように、ケージの位置にも注意をしてあげましょう。寒い、もしくは暑いと感じたときにワンちゃん自身が自分で快適な場所へ移動できるようにしてあげることも大切です。お部屋の中に、石材など、ひんやりとした素材の板などを置き、体を冷やせるような状況を作ってあげるなどなさっておくのもよろしいでしょう。また、お散歩は早朝や日が落ちてからいらっしゃるようになさっていただければと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、お気軽にご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。ロングコートチワワちゃんとmeme様の笑顔いっぱいの毎日をいつも応援いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
しつけ><
投稿者:キュートな2匹
投稿日:2014/05/22(Thu) 08:40
No.3538
初めまして。7ヶ月の柴♀と、6ヶ月のダックス♀の相談です。2匹とも避妊手術済みです。柴はケージ内でトイレをしなくなったので、リビングにトイレ置いてますが、トイレでしたりしなかったりですし、自分のもダックスのも食フンをしてしまいます。食フン防止スプレーも試したのですが効果ありません。ちゃんとトイレで出来た時は褒美としておやつをあげてますが・・出来ません。ダックスは自分のオシッコを舐めます。自分のフンもたまにですが食べてしまいます。一番困っているのは、ケージ以外ではトイレでほとんどトイレをしてくれないことです。教えても教え切れてないというのでしょうか・・ダックスには解ってもらえないこともあり教え方に本当に苦戦してます。どのようにして、しつけたらいいのでしょうか。
Re: しつけ><
2014/05/23(Fri) 15:42
No.3540
キュートな2匹 様青葉の眩しい頃でございますが、キュートな2匹様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。7ヶ月の柴犬ちゃんと6か月のダックスちゃんに囲まれ、笑い声が絶えない毎日をお過ごしなのではないでしょうか。さて、この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。【ウンチを食べることについて】ウンチを食べるということは、人間の世界ではびっくりするような行為ですが、ワンちゃんがウンチを食べることは、さほど珍しいことではありません。ワンちゃんの世界では、住処である巣穴を汚さないため、また臭いを消して子犬ちゃんを守るため、母犬が子犬ちゃんの排泄物を食べるということが知られています。特に子犬の時期に食べることが多いのですが、これは消化吸収する能力がまだ十分成長しておらず、排泄物に食事の匂いが残って出ることがあるからかもしれません。ワンちゃんがウンチを食べる原因として以下のようなことが挙げられます。1.食事の量が多すぎたり少なすぎたりして、適量でない2.好奇心から食べてしまう3.ウンチを片付けているつもりで食べてしまっている4.排泄の失敗を叱られた経験からウンチをすることがいけない行為と思い、ウンチを隠すため食べるようになる5.ウンチを食べたときに周囲がびっくりして声をかけてもらった経験から、構ってもらえると思い注意をひきたくて食べてしまう6.環境の大きな変化などの不安やストレスが原因でウンチを食べる7.退屈のあまりウンチで遊んでいる間に食べてしまう8.ウンチに食事の匂いが残っている9.寄生虫感染10.消化不良 などドッグフードの容袋に記載されている一日の分量を、食事の回数で割ったものが、一回の食事量の目安ですが、ワンちゃんの運動量や季節などの環境要因により、調節をしてあげます。いつも食事が足りなくて、食後、器をペロペロなめているなどの様子がみられたら、食事の量が少ないのかもしれません。記載されている分量はあくまでも目安ですので、1割〜2割程度であれば増減は問題がないとされております。ワンちゃんの様子を見ながらフードの量を増やしていただいたり、回数を増やしていただいてもよろしいでしょう。なお、腸内に寄生虫がいることで栄養が十分に摂れていないことや、消化が不十分でウンチから食べ物の匂いがしていることがきっかけとなっていることも考えられます。ワンちゃんの健康状態に問題が無いかどうか確認して頂くために、ウンチを動物病院にお持ちになり、ワンちゃんのお腹に寄生虫がいないかのチェックをしていただき、その際に消化の状況も併せてみていただくとご安心でしょう。ワンちゃんは社会性が豊かで、愛情に貪欲などうぶつで、どのワンちゃんも「飼い主様に構って欲しい」という気持ちが強くみられます。ウンチを食べたときに、キュートな2匹様が「だめよ」などと声掛けをされたり、ウンチを取ろうとパッと駆け寄ったりなさることで、「ウンチを食べると構ってもらえる」、あるいは「騒いでもらえる」とワンちゃんたちに思わせてしまうようになることが中にはあるかもしれません。このようなことを防ぐため、ワンちゃんがウンチを食べたとき、「飼い主様に注目してもらえた」と思わせないようにご対応なさることが大切でしょう。ワンちゃんがウンチを食べようとしたときには、とにかく低くて落ち着いた声で「ダメ」などと、いつもワンちゃんたちにいけないことを伝えるために使っていらっしゃる言葉で叱ります。ワンちゃんがウンチを食べるのを躊躇したり、食べるのをやめたら褒めましょう。その際、取り分けておいていただいたフードを与えてあげたり、大好きなオモチャで遊んであげたり、ウンチを食べないでいたら良いことがあると教えてあげましょう。ウンチを食べるのを止めたときや、ウンチを食べていないときに、良い事がたくさんあると感じさせてあげてください。ただし、ウンチを食べているときに、オヤツなどで気をひこうとするとなさると、「ウンチを食べると、オヤツがもらえる」と思ってしまう可能性がありますので、ご注意ください。いけないと教えることができるは、目の前のことを叱るときだけですので、後でウンチを食べたことに気付かれても、キュートな2匹様は平然と知らん顔をなさるほうがよろしいかもしれません。ウンチを食べるチャンスを与えないようにするため、素早くウンチを片付けることが大切ですが、ウンチを急いで片付ける飼い主様の様子を「飼い主様もウンチを欲しがっているみたい。」と感じ、飼い主様に取られまいと、かえってウンチへの執着心を強くして、急いで食べてしまうワンちゃんも見られます。ウンチを少しでも魅力のないものだと思わせるために、あわてて走り寄ったり、ウンチをした瞬間や、ウンチを食べたワンちゃんに視線を向けたりなさらないほうがよろしいでしょう。また、できるだけ、ウンチへの執着心を軽減するために、排便後は可能な限りワンちゃんの気持ちをウンチから離してしまいましょう。具体的には、ウンチをしたワンちゃんを少し離れたところから呼んで、ウンチから離す習慣をつけていただくとよろしいでしょう。「お利口ね」とウンチをしたことを褒めていただくなどして、おもちゃなどで遊ばせてあげているうちに、さっと片付けてしまいます。あるいは、ボールなどを転がして気持ちをそらしてしまい、ワンちゃんがボールなどで遊んでいる間に片付けてしまいましょう。柴犬ちゃんが7ヶ月、ダックスちゃんは6ヶ月とのことですので、ウンチの回数も一時期の子犬ちゃんの頃より減ってきているのではないでしょうか。子犬ちゃんのうちはオシッコの回数もウンチの回数も多いので、たいへんですが、だんだんどちらの回数も減ってきますので、ご対応も楽になります。子犬ちゃんのときにウンチを食べていたワンちゃんも、成長に従い食べなくなることも多く、また、散歩中にするようになり、コントロールしやすくなるでしょう。退屈で食べてしまうこともございます。元気な若いワンちゃんですので、お散歩でしっかりとエネルギーを発散させてあげることも大切でしょう。<トイレのしつけについて>ワンちゃんはもともと、自分の寝床などの自身の生活スペースから離れたところで排泄をするのが習性だといわれています。成長に従い、お家の中で一切排泄をしなくなることも多くみられます。人と共に生活をするため、本来の習性と異なることをワンちゃんに強いているのですから、ゆっくりと、教えてあげることが必要です。特に子犬ちゃんのうちは、一度できるようになっても、遊びに夢中になって粗相をしてしまったり、嬉しかったり、恐かったりしておもらしをしてしまうこともございます。根気強く、「ここでしてもいいんだよ」ということを「褒めること」により教えていくため、大切なことは、排泄しやすい状況をなるべく作り、たまたまでも、「できたら褒める」ということを繰り返すことが大切です。柴犬ちゃんは、できるときとできないときがあるとのことですね。できたときのことだけに注目し、できたときに褒める、粗相をしたときには何もなかったように対応する、ということを根気強く続けることが大切でしょう。また、ダックスちゃんはケージ以外のトイレでしないとのことでございますね。ケージの外に出ると、位置感覚が変わったり、遊ぶことに夢中になったりするなど、いろいろな事情はあると思いますが、ほとんどのワンちゃんは、ケージの中でできるようになってもケージから外に出すと、どこで排泄をしたらいいのか分からなくなるようです。ダックスちゃんがケージの外で遊んでいる時間には、タイミングを見計らって排泄をさせたいトイレに誘導していただき、偶然でも「成功したら褒めてもらえた」という経験をさせてあげましょう。オシッコのタイミングなのですが、排泄の仕草の後、トイレに連れていくのも一つですが、あわただしくて難しくなってしまうこともあるかもしれません。一度、ダックスちゃんのオシッコの間隔がどのくらいか、メモを付けていただき、この間隔を目安に、トイレに連れていっていただくのもよろしいでしょう。日ごろからオシッコやウンチのときに声がけをする言葉を決めていただき、このときにも「トイレはここよ」などと明るい声をかけていただくと、この声につられて、してくれるかもしれません。偶然でも、「上手くいって、褒めてもらった」という成功経験を積ませてあげることで、どこでオシッコやウンチをしたらいいかを根気強く教えてあげましょう。上手くいかないと、どうしても叱ったり、声をあげたりしたくなりますが、粗相を飼い主様に叱られたことで、排泄行為そのものがいけないと思い、隠れたところで排泄をするようになってしまうこともあります。また、粗相を見つけたときなのですが、飼い主様が「あらーっ」と声を上げた様子を、「注目を浴びたこと=ご褒美」だと思ってしまい、トイレではない所ですることが、ご家族の注目を集めるための一つの手段となってしまうこともあります。このようなことを防ぐため、トイレ以外のところで排泄をしてしまっても、声をあげたり、叱ったり、騒いだりなさらないほうがよろしいでしょう。上手くいったときだけご注目いただき、排泄ができたときに褒めることだけに注力しましょう。また、中には、オシッコを片付ける際の飼い主様の手にある白い雑巾に反応して、「遊べる」と喜ぶワンちゃんもいますので、片付ける際にはあまりその様子を見せないほうがよろしいかもしれません。このようにしながら何かの折に自分で行くようになるかと存じます。そのときは、いつもよりも、たくさん褒めてあげましょう。【オシッコをなめることについて】ワンちゃんが自分のオシッコや他のワンちゃんのオシッコをなめることも珍しいことではございません。オシッコをした陰部をきれいにするためになめるのはどのワンちゃんもしますが、排泄したオシッコをなめることもあります。自分のオシッコの匂いを確認しているのかもしれませんね。「オシッコをなめたときに構ってもらえる」と思わせないようにご注意いただき、なめようとしたときは、低い声で叱るようになさるとよろしいでしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスをうけたまわっております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。柴犬ちゃんとダックスちゃんがお健やかにご成長されますよう心からお祈りいたしております。体調管理の難しい季節ですが、お体をご自愛ください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
人見知りについて
投稿者:はるママ
投稿日:2014/05/20(Tue) 11:57
No.3535
生後3ヶ月のミニチュアダックスをブリーダーさんより4月19日に迎え入れました。とても元気でやんちゃな女の子です。生活は夫婦ふたりとの生活ですが、共働きのため、主人が徒歩10分の実家に預け(朝9:30頃)私が帰り(17時頃)迎えに行っています。週末は家で過ごしてます。最初に実家に預けた時、家に着くと用意しておいたケージに入ってしまい迎えに行くまで寝たり起きたり静かにしていたようです。数日経てば馴れると思っていたのですが、未だにケージからは出るものの、カーテンの隅に隠れていたりと静かに過ごしているようです。家では違うかとも 思い、休みに友人達が数人ずつ遊びに来たのですが、サーッと寝室においてあるケージに入ってしまいずっと寝てる状態です。連れ出さないと出てきません。何回か会っている長男に見ててもらい二人で食事に行ったのですがケージから一歩も出てこなかったようです。馴らせようと長男にご飯を食べさせてもらったのですが様子を見ながら逃げていたようですがご飯は食べたとのことでした。(その後は私達が帰るまでケージで寝てました)帰ったら物凄いはしゃぎ様です。人が居ると私達の側にも余り来なくなります。スリングで散歩しても知り合いの犬(ワクチン済み)に会わせても怖がりはしません。クンクン鼻をつけていました。ブリーダーさんの所では2頭姉妹だったのですが2頭 とも人見知りなんて想像も付かないとのことでした。家に来て1ヶ月なので様子を見ようとは思っているのですが未だに人が来るとケージに逃げ隠れて寝てしまうといった状態です。2回目のワクチンも済み、現在抗体確認中なのでもうすぐ散歩デビューすれば変わるかな?とも考えているのですがパピー期が過ぎれば治るのか、それともパピー期だからこそ訓練(幼稚園等)が必要なのか?と心配しております。仔犬の時期は誰にでも寄って行って尻尾を振っているイメージなのですが…ちなみにスリングで散歩させたり、音にならせようと電車に乗せたり、自転車の前かごに乗せたりしても全く動じず、キョロキョロはしますがすぐにグッスリ寝てます。家でも寝ていても起きていてもインターフォンの音にも吠えたりすることもなく地震でも熟睡していました。普段が物凄く元気でヤンチャないたずらっ子で仔犬らしいのに余りにも人見知りが酷いので相談させていただきました。
Re: 人見知りについて
2014/05/22(Thu) 15:45
No.3539
はるママ 様若葉がまぶしくかがやく季節でございますが、はるママ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。4月に子犬ちゃんをお迎えになられたのでございますね。元気いっぱいのミニチュアダックスちゃんの可愛さは、パパやママの心を虜にしているのではないでしょうか。さて、この度はご相談をいただきましてありがとうございます。早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことをご了承ください。ミニチュアダックスちゃんはヤンチャでいたずらっ子さんである一方、人見知りでご心配とのことでございますね。ミニチュアダックスちゃんをお迎えになられたのが4月19日とのことですので、1ヶ月が経ち、ミニチュアダックスちゃんは新しい環境が安心できる幸せな場所ができて嬉しいと感じているのではないでしょうか。ミニチュアダックスちゃんをご子息様にお預けになられたとき、はるママ様とご主人様が帰っていらっしゃったら、すごいはしゃぎようだったとのこと、本当に愛おしくなりますね。このように、パパとママが大切な人だとミニチュアダックスちゃんに伝わっているということがたいへん大切なことです。いちばん近くに心から信頼できるご家族がいて、小さな安心が少しずつ育ち、大きな安心に成長していきます。無理をなさらず、今後、少しでもお友だちがいらっしゃるときやご子息がいらっしゃるときにミニチュアダックスちゃんが近くによってきたり、ラックスした様子を見せたら、褒めてあげましょう。人がそばにいて、嬉しかった、楽しかったという経験を少しずつ積み重ねていくことが人を好きにする大きなポイントになります。今は無理をなさらず、ミニチュアダックスちゃんと過ごす時間を楽しんでいただければと存じます。ミニチュアダックスちゃんが、はるママ様とご主人様以外の方がいらっしゃると、ケージの中に入ってしまわれるとのことですね。ワンちゃんにとって、ケージの中が安心できる場所であるということはたいへん幸せなことです。ケージの中であっても、ミニチュアダックスちゃんははるママ様が楽しそうに過ごしていらっしゃるから、今日来たあの人は大丈夫かもしれない、優しい口調で言葉をかけ続けてくれるから、あの人は大丈夫かもしれない、などと、周囲の様子をちゃんと感じとっていますので、楽しくリラックスをした雰囲気を作っていただくことが大切でしょう。現在、ミニチュアダックスちゃんは3ヶ月とのことですね。はるママ様がおっしゃるように、パピー期、とりわけ生後3ヶ月ごろまでは社会性をはぐくむ上で大切な時期ですので、いろいろな楽しい経験をさせてあげることはたいへん重要なことです。はるママ様のように、ワンちゃんをお外にお連れになられ、雰囲気を感じさせてあげるということは望ましいことですので、ぜひ、これからも楽しい雰囲気を感じさせ続けてください。また、お近くの病院さんに良い感じのパピークラスなどがあればいらっしゃるのもよろしいでしょう。また、私たちが思う以上に、ワンちゃんは環境の変化に敏感ですし、どの子も恐いものや嫌いなものを幾つか持っているようです。とりわけ、人の手を恐がるワンちゃんは多く、特に体の小さいタイプのワンちゃんにとっては人の手が怖い存在になることが多くみられます。これからお散歩にいらっしゃるようになられたり、お客様がいらっしゃったりして、「可愛いわね」と撫でようとなさったとき、人の手がミニチュアダックスちゃんの頭の上から振り下ろされるように動くと恐怖感を与えてしまうことがございます。「ミニチュアダックスちゃんの前や後ろから急に手を出さない」「まず相手の手のニオイを嗅がせてあげてから触るようにする」、「しゃがんだ状態でお世話をしたり声をかけたりする」「声を掛けて触るようにする」などの点をご留意ください。なるべくミニチュアダックスちゃんが安心できる状態をお作りいただければと存じます。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスをうけたまわっております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。ご家族皆様の笑顔いっぱいでお健やかな毎日を心から応援いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
発情期?
投稿者:クー
投稿日:2014/05/15(Thu) 10:06
No.3529
4ヶ月になるパグ 3.7sの♂なのですが、最近以上に落ち着きがなくトイレの失敗も多々あり、色々な物のにおいをよく嗅ぎます。自分のトイレも嗅いだ後にシートを引っかいたり、食べてしまったりという事もありました。今まで全くしなかった行動をとるのですが何か躾に問題があるのでしょうか?それとやたら水を飲みます。1日に200g位飲んでいます。今の所飲んだ分は尿として排泄していますが病気なのでしょうか。先日は、発情的な行動もとっていました。4ヶ月で発情期ってあるのですか。早くに去勢手術を考えています。
Re: 発情期?
- 獣医師 竹田
2014/05/19(Mon) 10:35
No.3533
クー 様アニコム獣医師の竹田です。この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。4ヶ月のパグちゃんに、近ごろ、トイレの失敗や多飲多尿、発情のような行動が見られ心配されているとのことですね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことをご了承ください。まず、健康面についてお答えいたします。ワンちゃんが1日に必要とする標準的な水分量は体重の3/4乗×132(ml)くらいだと言われており、パグちゃんの体重3.7kgで計算すると350ml程度です。ただ、食事からも水分を摂取しますので、フードに含まれる水分量を差し引いた分が実際の飲水量ということになります。もちろん必要量は体重だけではなく、気温や運動量などによっても変動するのですが、日飲水量が体重1kgあたり100mlを超えている場合、獣医師さんは明らかな異常だと判断します。パグちゃんの場合で言えば370mlということになります。現在の飲水量は1日200mlくらいということなので、まだ、おどろくほど多いとはいえません。最近暑くなってきましたので、涼しかった頃よりも水分摂取量が増えているだけ、とも考えられますが、クー様が「おかしいな」、と感じるほど以前よりも増えてきているのであれば、腎臓や膀胱など泌尿器系、または内分泌系の病気の可能性も否定できないので一度、獣医師の診察を受けられれば安心かと思います。はじめはおしっこの検査など、比較的パグちゃんへの負担の小さい検査から開始することも可能です。次に、発情についてですが、実は男の子の場合、決まった発情期はありません。性成熟を迎えたあと、女の子の発情に反応して、発情行動を示します。性成熟の時期は犬種によってかなり差があるのですが、早くても6ヶ月くらいといわれており、4ヶ月ですと少し早いように感じます。遊びの動きが、一見発情行動のように見える場合も有ります。そうであれば、しつけで是正可能ですし、ご心配いらないのですが、泌尿器などに何らかの違和感があって示している行動という場合があります。たとえば膀胱炎や尿道炎などです。生殖器を気にしたり、舐めたりする、おしっこの回数が増えて1回の量が少なくなっている、などの様子が見られれば注意が必要です。また、可能性はたいへん低いのですが、性ホルモンの異常という可能性もあります。こちらもあわせて一度、獣医師の診察を受けられれば安心かと思います。また、クー様におかれましては早くに去勢手術を考えていらっしゃるとのことですね。若齢のワンちゃんにおいては性成熟前の生後4〜6ヶ月頃が適期だと言われております。去勢手術のメリットは、男性ホルモンを分泌する精巣が無くなるために、男性ホルモンに関連して起こる病気や行動を抑えることができることです。予防できる病気としては、会陰ヘルニアをはじめ、肛門周囲腺腫、前立腺の病気(前立腺肥大など)、精巣腫瘍などがあげられます。また、男性ホルモンの影響で起こる攻撃性を抑えたり、マーキングやマウンティングなどの性行動を抑える効果も期待できます。性的欲求から解放してあげることで、穏やかな落ち着いた生活ができるようになることも期待されます。しかしながら、ワンちゃんの攻撃的な行動に関しては、男性ホルモンの影響以外に原因があることもあります。マーキングやマウンティングなども、性的行動としてではなく、縄張りや順位の主張として行っているような場合、あるいは去勢手術以前にすでに行動として記憶している場合などには、去勢手術をしても行動が改善されないこともあります。また、手術のデメリットとしては、去勢手術後は、代謝エネルギー量が減るために太りやすくなることですが、手術後に体重の変化をチェックしながら食事の量を調節していただくことと適度な運動を続けることでリスクが軽減できるといわれています。手術の適期などはワンちゃんの成長などと合わせて決お決めいただく必要がございますので、是非、かかりつけの先生にもご相談いただけたらと思います。最後にしつけについてご案内いたします。パグちゃんが以前と異なる行動をするようになり、クー様におかれましてはしつけの面でもご心配をなさっていらっしゃるご様子ですね。ワンちゃんは成長とともに今までとは違う行動をするようになりますし、また、一度できるようになったことでも、ちょっとしたことがきっかけで、しなくなったりします。クー様のパグちゃんも、トイレの失敗がみられるようになったとのことですね。ワンちゃんがお家での生活に慣れて行動範囲が広がると、どこがトイレなのか分からなくなってしまうこともあるでしょうし、最初は褒めていたけど、トイレでのオシッコができるようになって、成功しても褒めなくなるとトイレでの排泄をしなくなることもみられます。このように、さまざまな理由で、一度できていたのにトイレの失敗がみられるようになることはみられます。成長の段階だと思っていただき、「そろそろかな」というタイミングで、穏やかにリラックスした雰囲気でトイレに誘ってみてあげましょう。たとえば、ケージの中でオシッコをした後、お部屋に出して遊んでいて、そろそろオシッコをするくらいのタイミングで、「トイレはここよ」などという決まった掛け声を穏やかで明るいトーンでかけていただき、偶然でもオシッコが出たら、「お利口ね」と褒めていただきます。このように、シートの上でオシッコをしたことに対して褒めていただくことで、「ここでしたらいいのだよ」「このようにトイレに戻るのだよ」ということを教えてあげましょう。繰り返しているうちに、だんだん位置関係も理解するようになりますので、根気強く教えてあげてください。成功体験から「リビングのこの場所からは、ケージはこのようにして戻る」、「キッチンの近くで遊んでいるときは・・・」とわかってくると何かの折に自分で戻るようになるかと存じます。そのときは、いつもよりも、たくさん褒めてあげましょう。また、お部屋の配置などから、いつも遊ぶところからケージのトイレに誘導するのがたいへんでしたら、ケージ以外にも、あまり人の出入りのない、静かなところにもう一つトイレを用意してあげてもよろしいでしょう。特に、頻繁にしてしまう場所がありましたら、その場所をトイレにしていただいてはいかがでしょうか。また、誘導するときに、あわててトイレに連れていこうとすると、そのあわただしさに、ワンちゃんを戸惑わせてしまうこともございますので、最初は一滴でもトイレシートの上に落ちれば成功とみなしていただくくらいのお気持ちでなるべくゆったりとリラックスした雰囲気でお連れいただくとよろしいでしょう。また、トイレでオシッコやウンチをしようとして、排泄物がシートにあると嫌がって、したがらないこともございますので、シートはこまめに取り替えてあげてください。トイレでの排泄が上手くいかないと、叱ったり、声をあげたりしたくなりますが、粗相を飼い主様に叱られたことで、排泄行為そのものがいけないと思い、隠れたところで排泄をするようになってしまうこともあります。また、粗相を見つけた飼い主様が「あらーっ」と声を上げた様子を、「注目を浴びたこと」「ご褒美」だと思ってしまい、トイレではない所ですることがご家族の注目を浴びることの一つの手段となってしまうこともあります。そのようなことを防ぐため、トイレ以外のところで排泄をしてしまっても、声をあげたり、叱ったり、騒いだりしないようにご注意ください。上手くいったときだけ、注目していただき、排泄ができたときに褒めることだけに注力しましょう。また、中には、オシッコを片付ける際の飼い主様の手にある白い雑巾に反応して、遊べると喜ぶワンちゃんいますので、片付ける際もあまりパグちゃんにその様子を見せないほうがよろしいかもしれません。子犬ちゃんですので、まだお家の中の位置関係が把握できていないでしょうし、まだ排泄の機能が成長の途中ですので、遊ぶことのほうを優先しているうちに出てしまっているのかもしれません。最初はなかなか覚えてくれないので、どうしてもいろいろな方法を試したくなりますが、ワンちゃんは環境の変化に敏感ですので、あまりトイレの場所などをかえることなくゆっくりと、長い目でパグちゃんを励ましてあげてください。また、ワンちゃんは他のワンちゃんとのコミュニケーションの手段として、また多くの情報を得るため、人間における嗅覚の重要性と比べ物にならないくらい、嗅覚は大切です。パグちゃんはこのところ、さまざまなものの匂いを嗅ぐようになってきたとのことですが、成長に伴い、さまざまな情報を外の世界から取り込もうとしているのかもしれませんね。これからさらに成長すると、お散歩の途中でも他のワンちゃんからの情報を得ようと、道の匂いを一所懸命かぐようになると思いますが、見守ってあげてください。どのような行動が望ましく、どのような行動をしてはいけないのかをお教えいただくため望ましい行動の後に褒めていただき、いけないことをしたときには、「いけない」「ダメ」など、分かりやすい言葉をお決めいただき、低い声で落ち着いて、毅然と叱っていただくとよろしいでしょう。大きな声、高い声、感情的な声で叱ると、いけないことを教えているということが明確に伝わらず、余計に「騒いでくれる」と思わせてしまうことがありますので注意しましょう。いたずら盛りの子犬ちゃんの時期は、楽しくて可愛いけど、目が回りそうでたいへんな時期でもございます。存分に、今しか味わえない可愛さを楽しんでいただき、大切にお育てになってください。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。パグちゃんのお健やかなご成長をお祈りいたしております。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
- クー
2014/05/20(Tue) 10:14
No.3534
解りやすい説明ありがとうございました。水分量に関しては教えて頂いた計算で今後対応します。最近気になる事ができました。共働きで日中(8時〜16時頃)は留守にします。その間はケージに入れて留守番をさせています。帰宅後は寝るまでケージから開放し自由にさせています。留守番の時間が長いのはやはりワンちゃんにとっては淋しくてストレスになってしまうのでしょうか?帰宅後すぐにケージから出すと最初のうちは後をついてきたりおとなしくしているのですが、だんだん興奮しウーウーうなりながら足に噛みついてきます。あとは自分の尻尾を追ってくるくる駒の様に回転したり、尻尾をかじったりしている事もあります。他にも留守番中に宅配便等人の気配やチャイム、電話の音に反応してキャンキャン鳴いているようなのです。それがエスカレートし、トイレのウンチも踏みつけケージの中を右往左往し、ケージの中はウンチまみれになっている事が多々あります。なので帰宅する時は興奮しないようにそっと入るようにしています。色々な音や環境に慣れさせるしかないのでしょうか?何か原因があるのでしょうか?初めてワンちゃんを飼ったのでわからない事ばかりです。回答 宜しくお願い致します。
- 獣医師 竹田 ドッグライフカウンセラー 三留
2014/05/21(Wed) 16:58
No.3537
クー 様この度はご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございます。クー様と元気いっぱいのパグちゃんの笑顔にあふれたご様子が目に浮かぶようでございます。さて、普段、ご家族様がお仕事にいらっしゃっている間は、パグちゃんはお留守番なので淋しいのではないかとご心配なさっていらっしゃるのでございますね。子犬ちゃんをお迎えになられたとき、体調管理のためにたいへん重要なことは、構いすぎず、しっかりと睡眠を取らせてあげることです。日中、お留守の間はおのずと睡眠時間をしっかりと取れますので、健康管理のためには、かえって望ましいことかもしれません。ワンちゃんは、周囲の気持ちを察知する能力が高いので「一人にして、ごめんね」と申し訳なさそうにお出かけなさるより、「これが当たり前」とパグちゃんが思うようにしていただくほうが望ましいでしょう。このためには、さりげなくお出かけをなさって、さりげなくご帰宅なさるとよろしいでしょう。また、ご出勤前に大変ではございますが、朝、お散歩などで楽しい時間を過ごさせてあげ、「楽しかった!」「疲れたからのんびりするね」という状態にしてあげられると尚望ましいでしょう。ケージの中に大好きなママの匂いのするトレーナーなどを入れておいてあげてもよろしいですね。また、お留守番をするケージを、お気に入りの場所にしてあげることがたいへん重要です。例えば、叱ったときにケージに入れることはなさらず、いつも入ると嬉しいことがある場所だと感じるように、ケージに入ったら、ご褒美を与えていただくなどなさるとよろしいでしょう。興奮しやすいのが子犬ちゃんの特徴といえるかもしれませんので、興奮しているときは、周囲の安全をチェックしていただき、知らん顔をしていれば、そのうちにおさまります。反対に、興奮しているときに追いかけたり、周囲が騒ぐと、「興奮すると、楽しいことがある」という経験をさせてしまうことになってしまいます。帰宅なさったときのパグちゃんのご様子が気になってしまわれるかもしれませんが、良い状態のときに、声をかけてあげたり、遊んであげることが大切でしょう。シッポをかんだり、ぐるぐる回ったりすることも気になるかもしれませんが、このときに、「何やっているの」と声をかけたり、ご夫婦で注目なさると、だんだん、構って欲しいときに、このような行動をするようになることもございます。させたくない行動については、さっとご家族が部屋を横断したり、窓を開けるなどなさってパグちゃんの気持ちを他のことに引くようになさるとよろしいでしょう。チャイムなどに吠えることも成長に伴い、縄張り意識も発達してきますので、多くなるかもしれません。慣らしていくということも大切なことでございますが、大切なことは、慣らしたいことと、パグちゃんの好きなことを結びつけていくことでございます。例えば、チャイムの音がすると鳴くのであれば、チャイムの音がしたら、「ハウス」などとケージの中に入るように指示をしていただき、ケージに入って静かにいる状態で、「お利口」と好きなオモチャやオヤツを与えていただくのもよろしいでしょう。ご家族がご不在なときだけ吠えているのであれば、先にご案内をしたように、ご家族様のお留守は日常生活の一こまで大したことでないように、感じさせてあげることが大切でしょう。また、例えば、飼い主様がジャケットを羽織るとソワソワする、などの様子があるのであれば、ご在宅時にジャケットを羽織り、そのままお部屋でお過ごしになるなどなさるとよろしいでしょう。パグちゃんが、のんびりとリラックスをして生活を楽しめるように、クー様が子犬時代のパグちゃんの可愛さを十分に満喫なさることが大切でしょう。ご心配なことがおありの際は、アニコムのどうぶつ相談をお気軽にご利用ください。パグちゃんのお健やかなご成長を心からお応援いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
メス犬のマウンティングについて
投稿者:さくらこ
投稿日:2014/05/16(Fri) 19:35
No.3532
はじめまして。7歳になるメス犬(去勢なし)のことでわからないことがあるので質問させてください。2日前辺りから異常に興奮するようになり、私の腕や背中にしがみついてしきりにマウンティングをしようとします。発情期かなと思って出血の有無も確認したのですが、出血はありません(興奮しだす前から毎日、尿のチェックなどはしているので見落としもありません)。あとはゲージの中に入れてあるブランケットを引っ張り出そうとしてみたり、やたらと床の匂いを嗅いだり、穴を掘るしぐさも見せます。やはり発情期なのでしょうか・・・?それから7歳なので、体力的に考えると去勢はしない方がいいのでしょうか?でも去勢をしないと疾患にかかりやすいと聞いたことがあるので悩んでいます。元気はあります。食欲も普段と変わらずよく食べてくれてます。
Re: メス犬のマウンティングにつ...
- 獣医師 山中
2014/05/21(Wed) 12:40
No.3536
さくらこ 様若葉が初夏の日ざしにまぶしくかがやく季節となりましたが、さくらこ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。早速ご案内をさせていただきたく存じますが、実際のワンちゃんのご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。7歳になる女の子のワンちゃんのマウンティングと去勢(避妊)についてのご相談でございますね。ワンちゃんがマウンティングという行為をする場合、性的な本能から行われる場合以外にも、自分の方が上だとアピールするためであったり、遊びでの興奮からやも行われる場合がございます。また、ワンちゃん同士の遊びの中で順位争いに関係なく、ちょっとした遊びとして行うこともあるようです。マウンティングには「自分の方が上だ」とアピールする意味もありますので、さくら子様の腕などでマウンティングを続けるようですと、状況にもよりますが、ワンちゃんが自分の方が優位な立場だと思ってしまう可能性もございます。「マウンティングされそうになったら後ろを向いて立ち去り、ワンちゃんを相手にしない」という事を行っていただき、「マウンティング」=「無視をされる」ということを教えてあげると良いかもしれません。次に、マウンティングが発情と関連している場合についてご案内させていただきます。ワンちゃんは一部の犬種を除き、通常、年2回のサイクルで発情出血(生理)を迎え、ホルモンを分泌させ妊娠を可能にします。発情期は正確には@発情前期、A発情期、B発情後期、C無発情期に分かれます。@発情前期発情前期には陰部が赤く腫大し、出血がございます。この発情前期は、通常約1〜2週間ですが、個体差は3日〜27日と大きく開きがあります。発情前期になりますと、外陰部を触ると硬いのですが、ふっくらとしてみえます。この状態が続いた後に発情期が来ます。A発情期発情期になると出血は全く見られなくなり、外陰部はふっくらとしたままですが、発情前期と異なり、触れると柔らかくなっています。外陰部の変化以外の兆候としては、排尿回数が増える、陰部を舐める、落ち着きがなくなる、食欲の変化などがあります。B発情後期発情期の後は発情後期となり、この時期にはもう男の子を許容しなくなります。発情後期はワンちゃんの妊娠期間と同じ約2ヶ月続き、この時期に妊娠していないのに乳腺が発達してお乳が張ったり、「偽妊娠」という、妊娠しているワンちゃんと同様の臨床徴候がみられることがあります。偽妊娠は主に、乳腺の腫大、乳汁分泌、食欲不振、神経質・攻撃的になる、巣作り行動などがみられます。C無発情期発情後期が終わると無発情期となり、発情していない時期となります。無発情期はワンちゃんの種類や個体差によって異なりますが、約4〜10ヶ月続きます。ワンちゃんの発情はこれらのサイクルを繰り返すという形になっています。さくら子様におかれましては、発情出血は見ていないという事でございますね。ワンちゃんには人間の閉経にあたるものはなく、生涯にわたり発情周期を繰り返しますが、小型犬では老齢期は一般的に10〜12歳前後と言われておりますので、さくらこ様のワンちゃんには少し早くはございますが、7歳はシニアの入り口の年齢でございます。変化の現れ方には個体差がございますが、加齢に伴う症状として、発情周期が不順になったり、排卵数が減少したりして、出血の量や色にも変化がみられることもあるため、発情に気づきにくくなっている可能性もございます。また、ゲージの中に入れてあるブランケットを引っ張り出そうとしたり、穴を掘るしぐさがあるという事ですので、発情後期におこる「偽妊娠」という可能性もあるのかもしれませんね。偽妊娠の症状は、生理的な現象であり時間の経過とともに自然に退行していきますが、ワンちゃんによっては乳腺の熱感や腫れなどを引き起こしたり、攻撃性が増すような場合には投薬による治療が必要な場合もございます。ワンちゃんの行動以外にも乳腺が腫れてきていないかどうかなどについても、ご確認いただけたらと思います。今回の行動が、発情期が関与したものであれば現在お困りの症状も次第に落ち着いてくるかとは存じます。しかしながら、加齢によるごく自然な変化である一方で、発情以外の原因がある場合もございます。例えば、子宮蓄膿症などの病気や、卵胞腫瘍などのホルモン異常によっても発情周期が不安定になる場合があるため注意が必要です。中でも一番心配な病気は子宮蓄膿症です。子宮蓄膿症になると、「水をよく飲むようになる」、「尿の回数が増える」「陰部をよくなめる」、「お腹が膨らむ」、「元気・食欲の低下」といった症状が見られます。その他、嘔吐や下痢を伴うこともあります。外陰部からのおりものは、出る場合と出ない場合があります。これは、子宮内で産生された膿が、完全に子宮内に溜まり込んでしまう場合と、少しずつ陰部より漏れ出る場合があるためです。さくらこ様のワンちゃんにおかれましては以上のような症状はございますか。子宮蓄膿症の発症には女性ホルモンが関与しているため、繰り返される発情によって、加齢とともに発症する危険性が増加するといわれております。特に、出産経験のないワンちゃんや長く繁殖を休止しているワンちゃんはこの病気にかかりやすい傾向にあります。子宮蓄膿症は放置しておくと亡くなることもある病気です。前述の症状があらわれた場合はすぐに受診をおすすめいたします。他に考えられる病気としては、神経や女性ホルモン以外のホルモンのご病気がございます。例えば、てんかんや甲状腺機能亢進症等の病気があると、性格が変わったように興奮したり、一見元気に見える状態になったりします。また、現在7歳とのことで、手術に耐えられるかどうか、しかし、去勢(避妊)をしないことによる疾患もご心配とのことで、悩んでいらっしゃるのですね。仰る通り、去勢(避妊)をいたしますと、子宮や卵巣を摘出するため、先ほど申し上げました子宮蓄膿症や卵巣の腫瘍を防ぐことができます。しかし、デメリットとして、全身麻酔による後遺症の可能性もございますが、特にさくらこ様のワンちゃんのように高齢ですと、元気食欲があっても、事前に全身状態をチェックすることが殆どです。全身状態の確認は、術前の問診や聴診、触診、血液検査やレントゲン検査等で確認します。それまでの既往歴等もお伺いして判断いたしますので、手術についてはかかりつけの先生とよくご相談されることをおすすめします。さくらこ様のワンちゃんの現在の様子はいかがでしょうか。実際に発情しているかどうかは、動物病院さんで身体検査をお受けになったり、膣内部の細胞を顕微鏡で見てもらったりすることでも確認することができます。元気食欲があるとのことですが、健康診断も兼ねて、一度、全身のチェックをしてから、去勢や病気についてのご相談をされても良いでしょう。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。