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肺水腫の子にしてあげられること

投稿者:メイ

投稿日:2016/02/09(Tue) 18:09

No.4255

12歳のマルチーズの男の子です。
心臓肥大から肺水腫に罹っています。
夜になるとゼイゼイ、ヒンヒンとした呼吸や咳をすることが増えています。また、ごはんやお水を飲むと吐くような咳?が出て、見ているだけでつらいです。実際にごはんを吐くことはほとんどありませんが、縦抱きに抱っこをしてしばらくすると収まってきます。その際は肩が上下する呼吸や、心拍が尋常じゃない速さになり、体力を消耗しているようです。

このように辛そうにしている時に私たちは何をしてあげればよいでしょうか?
このような症状が出た時や日常的に苦しさが和らぐといった対処法はないでしょうか?
また、酸素室は呼吸が楽になると聞いたことがありますが、うちの子はもう導入したほうが良いでしょうか?
苦しそうにしている時に酸素室に入れると呼吸は楽になるかもしれませんが本人は心細く感じそうな気がして不安です。

年齢や体力的に手術や完治は期待していませんが、少しでも症状が軽く、症状悪化の進行が遅く、本人がつらくないようにしてあげたいです。
肺水腫の子にしてあげられる策をひとつでも多く知りたいです。どうかご教示ください。よろしくお願いいたします。

Re: 肺水腫の子にしてあげられる...

- 獣医師 酒井

2016/02/10(Wed) 18:23

No.4259

メイ 様

繰り返しやってくる寒波の中にも、時折優しい日差しを感じ、
着実に春の到来を実感する今日この頃でございますが、メイ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見しておりませんので
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。


メイ様の12才の男の子のマルチーズちゃんが、心臓性の肺水腫を患っており、
その辛そうな症状を和らげてあげるために何かしてあげられることがないかという
ご相談でございますね。
肺水腫は高齢の小型犬に多く発生がみられる、僧帽弁閉鎖不全のような心臓疾患が
原因で起こる心原性肺水腫と、熱射病や感電など、心臓疾患以外の原因で起こる
非心原性肺水腫に分けられます。
心原性の肺水腫は、全身へ血液を送り出すポンプの役割をしている心臓の機能が低下し
血液の流れが滞り、うっ血すると肺の中に水分がしみ出ることによって起こります。
メイ様のマルチーズちゃんも何らかの心臓病から心肥大があり、肺水腫を起こしている
という状況でございますね。
肺水腫は、急激な悪化をしますと、命を落としてしまう可能性もある危険な病気です。
肺に水が溜まっている状態なので、食事や飲水、少しの興奮などでも咳が止まらなく
なったり、呼吸困難の状態に陥りやすくなります。

肺水腫で咳がひどく呼吸状態も悪い急性症状を示している場合には一般的には充分に
広がり切れない肺でも呼吸が楽になるように酸素室で管理し、
入院治療などで利尿薬や気管支拡張薬などの投薬を行いながら、安静を保ちます。
治療によって回復し状態が落ち着いたら、家での看護になり、血圧のお薬や
強心剤などで心臓病のコントロールをしながら、状況によって利尿薬、
気管支拡張剤なども併用して症状を少しでも和らげたり肺水腫の再発を防ぎます。

メイ様のマルチーズちゃんは現在、家で看護されている状況でございますね。
夜になると明らかに呼吸がゼイゼイして肩も上下する努力呼吸をしており、
咳もあるということですね。
仰るとおり、ワンちゃんがこのような症状を示しているときは、とても苦しい
状態ですので見守るメイ様もたいへんお辛く、たまらないお気持ちになられるのでは
ないかと思います。
ただ、マルチーズちゃんにとってはメイ様がいらっしゃるだけで温かい気持ちになり、
知らぬ間にマルチーズちゃんを癒していらっしゃるのではないでしょうか。
メイ様の香り、メイ様のお声、温かな手のひら、そっと優しく声がけ、
楽な姿勢にしてあげ、優しく撫でたり抱っこしてあげてくださいね。

浅い頻回の呼吸をしているのは、1回の呼吸で充分に身体が必要な酸素を
取り込むことができず、辛い状況です。
横になると休むことができず、縦に抱いてあげると落ち着くのは、
普通にしていては肺を充分に広げることができず苦しいのですが、
姿勢を変えることによって、肺が広がり呼吸が楽になるためです。
このような状況をくり返しているのでしたら、マルチーズちゃんのために、
なるべくお早めに先生にお宅にレンタルなどの酸素室のご用意についてご
相談いただくか、入院治療をご相談いただくことをお勧めします。
酸素室といういつもと違う場所に入れられることで、マルチーズちゃんが不安に
感じないかというご心配ももっともですが、呼吸が苦しいという状況は私たちが
水の中で息ができなくなって苦しいのを想像していただくとおわかりのように
とても辛いものです。
呼吸症状が改善するまでは酸素室に入れてあげて、心細い思いをしないよう、
安心できるよう、お近くで見守ってあげたり優しく声をかけてあげるのが
よろしいのではないかと存じます。

心臓の疾患はメイ様がおっしゃるように、完治は難しく、内科的には心臓に負担を
かけないように内服薬を投薬しながら、維持することがほとんどです。
心臓疾患の進行を遅らせるための投薬をきちんと行いながら、肺水腫の状態を
診断していただき、入院治療でいったんある程度改善させるのか、家での管理で
問題ないのか、かかりつけの先生にも充分に相談の上、治療を進めていくことが
とても大切です。

肺水腫を起こしている場合、気をつけなければいけないのは酸素管理、
温湿度管理、安静 (特に興奮をさせることがないように注意)、適切な投薬です。
また心臓病に配慮した減塩食を与えて、おやつ類でも塩分を取りすぎることが
ないよう注意することも大切です。
食事やお水を与えると慌ててむせやすいとか、興奮しやすい場合には
少しずつ与えたり、声をかけながら与えたりして、落ち着いて食べられる工夫が
必要かもしれません。
ご家族が帰ってきたときに大喜びして興奮してしまうワンちゃんでしたら、
すぐに抱っこして落ち着けてあげるといいですね。

肺水腫は急速に悪化して、命に関わる危険のある病態ですので、もし緊急事態になっても、
慌てず対処できるように、緊急薬のニトログリセリンをお持ちになっておくとよいかと
存じます。
人では舌下錠といって舌の下に投与するお薬を緊急時に備えて携帯するのですが、
ワンちゃんの場合、この舌下錠を男の子の場合には包皮に入れることができます。
緊急時の対応、薬の使用や挿入方法については事前にかかりつけの先生に充分に
ご相談、ご指導いただき、またかかりつけがお休みの日や夜間の場合に対応して
いただける病院も事前にチェックしておくことが大切です。

心臓病を煩っているワンちゃんは、暑い夏の時期だけでなく冬の時期も負担が
かかりがちです。
とてもご心配な状況かとは存じますが、ぜひ、マルチーズちゃんが気持ちよく過ごせる
よう、先生ともご相談いただきながら、治療を行い、酸素室も含めて生活環境について
検討いただければと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っております。
気がかりなことがございましたら、お気軽にご利用ください
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

大切なマルチーズちゃんのお世話で心身ともにメイ様も
たいへんお疲れではないでしょうか。
くれぐれもお体をご自愛ください。
そしてマルチーズちゃん、お大事になさってください。
いつも応援いたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



犬がひとりぼっちになりたがる。

投稿者:くん

投稿日:2016/02/08(Mon) 21:05

No.4254

4歳のチワワ(男の子)です。
ときどき、お風呂場の隅っことか、ふだん行ったことのないような部屋の隅っことかにひとりぼっちで、元気なさそうに座っていることがあります。
体調が悪いことは、ないようなのですがこれは、どのような行動なのでしょうか。
どうしたのかな?と心配になります。
ふだんは、抱っこが好きなどちらかと言えば、甘えん坊です。

Re: 犬がひとりぼっちになりたが...

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/02/10(Wed) 15:26

No.4258

くん 様

立春も過ぎ梅の花が愛らしい顔をみせてくれる頃ですが、
くん様におかれましてはいかがお過しでしょうか。
この度はご相談をいただきましてありがとうございます。
くん様のチワワちゃんが、ときどき一人ぼっちで、部屋の隅っこに元気がなさそうに座っている
ことがあり、どのような行動なのかご心配、とのことでございますね。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子が分かりかねますため、
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

チワワちゃんのように、ご家族様から少し離れたところで静かにしている様子がみられると、
何だかいじらしくて愛おしく、どうしたのだろうとご心配になりますね。
チワワちゃんが、偶然、皆様から離れて過ごしていた時に、くん様やご家族様から
「あら、どうしたの?」「そんなところにいないで、こちらにいらっしゃい」などと、
声をかけてもらったり、皆様から「注目された」という経験から、
声をかけてもらいたくなると、そのような行動をしている可能性もあるかもしれません。
あるいは、人もワンちゃんも個性がありますので、くん様のチワワちゃんは、疲れたなと感じた
時や、テレビなどの生活音から少し離れたいなど、一人で静かに過ごしたい時が
あるのかもしれませんね。

また、ワンちゃんはかつて穴倉のようなところで生活をしていたと考えられているからでしょうか、
穴倉で過ごしているような気分になれる、端っこや奥まったところを好む傾向があります。
くん様のチワワちゃんも、ちょっと隠れた気分になれる隅っこの場所で過ごすのが
安心できるのかもしれませんね。

チワワちゃんがひとりぼっちでいるときの表情はいかがでしょうか。
リラックスして、ちょっとのんびりしている、というご様子であれば、何も心配はいらないでしょう。
しかしながら、例えば恐い、という表情で震えていたり、緊張をしているご様子であれば、
家の中にいくつかチワワちゃんがのんびりと過ごせる場所を用意していただき、
また恐いときに逃げ込めるような場所があるか見直していただくとよろしいでしょう。
もし、お宅にそのような逃げ込める場所が見当たらないようでしたが、キャリーバッグや
クレート、あるいはドーム型のベッドのようなものなどを用意いただくのも
よろしいかもしれません。
チワワちゃんが過ごしたがる端っこのような場所に、チワワちゃんのお気に入りの毛布などを
置いておき、リラックスができるようにしてあげてもよろしいでしょう。

また、チワワちゃんの体調に思わしくない様子はないとのことですので、まずはご安心では
ございますが、気持ちが悪くて吐きたい、お腹がぐるぐると鳴って調子が悪いなど、
体調が思わしくないときに少し離れたところに行きたがるということもございますので、
引き続き体調の変化を把握していただければと存じます。

チワワちゃんは抱っこが好きな甘えっこさんなのですね。
くん様をくりくりの可愛い目でみつめ、抱っこされている幸せそうなチワワちゃんのご様子が
目に浮かぶようです。
くん様とチワワちゃんの笑顔いっぱいの毎日をこころから応援いたしております。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、お困りのときなど、
ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後とも、どうぞアニコムをよろしくお願い致します。



免疫抑制剤

投稿者:クー

投稿日:2016/01/26(Tue) 22:01

No.4251

6歳の猫ですが、アレルギー性の皮膚炎で免疫抑制剤(シクロキャップ)を服用しています。以前は、ステロイドも併用していたのですが、身体への負担が少ないという事で現在免疫抑制剤だけになりました。
今は、皮膚も落ち着いていますが今後どうなるかわからない状態で、いつまで飲み続けないといけないかもわかりません。実際、免疫抑制剤を飲み続ける事による身体への負担、又は副作用などは無いのでしょうか?

Re: 免疫抑制剤

- 獣医師 江口

2016/01/29(Fri) 17:14

No.4252

クー 様

寒い日が続いておりますが、
クー様につきましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
クー様の6歳のネコちゃんがアレルギー性皮膚炎で
免疫抑制剤(シクロキャップ)を服用中で今後も長期服用の可能性があり、
体への負担とその副作用について心配されているということですね。
さっそくご案内をさせていただきますが、実際のネコちゃんのご様子を拝見して
おりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

アレルギー性皮膚炎を発症しますと、ネコちゃんが痒がる様子を飼い主さんが
そばで見ていても大変辛いものですので、これまでも、いろいろとご心配
されてきたことと思います。
アレルギーの原因がはっきりわかれば、その原因を絶つことで、
治療ができるのですが、ネコちゃんのアレルギーの原因は、
ノミなどの寄生虫、食べ物、花粉のような吸引性の物質や接触性の
物質などが挙げられますが、実際には原因を突き止めることが
難しい場合も多くあります。
その場合の治療は、対症療法が中心となり、炎症、痒み、脱毛がひどい
場合に、症状を和らげるために抗ヒスタミン剤やステロイドのような薬を
使用することになります。
ステロイドは特に、アレルギー性皮膚炎で見られる強い痒みに対して、
即効性があり、症状を和らげることができるのですが、副作用の心配もあり、
長期に使用することはあまり勧められません。
またステロイドを使用しているうちにあまり効果が認められなくなるという
状況になることもあります。

そのような場合に、ステロイドを一時的にお休みするためにもステロイド以外
の薬としてシクロスポリンが使用されることがあります。
個体差はありますが、薬によって副作用がでることがありますので、
お薬の変更時には特にネコちゃんの様子をよくみて、何か気になることが
ありましたら、先生にご相談いただくことがとても大切です。

次にシクロスポリンというお薬についてご案内致します。
まず、「免疫」とは、外から体の中に侵入してきたウイルスや細菌、あるいは
体の中でできてしまう癌(がん)細胞などの異常な細胞をみつけて攻撃・退治
するということです。

例えば、臓器移植が行われたとき、他人から移植された臓器は自分のもの
ではないために異物と判断され、攻撃されます。これが拒絶反応です。
また、免疫が何らかの原因によって自分自身を攻撃し始めることがあります。
これを自己免疫疾患といい、攻撃されたところは炎症を起こします。

そこで、免疫の働きを抑えることで拒絶反応や自己免疫疾患など、
免疫系が関わる疾患を治療しようとする薬がシクロスポリンです。

免疫の働きを抑えるために細菌などに感染しやすくなったり、免疫のバランス
が崩れてしまったりすることにより、副作用が起こる可能性が考えられます。
一般的に起こりやすい副作用は消化器症状で、嘔吐、下痢などが挙げられ
ますが、通常服用するうちに落ち着いてくることが多いようです。
その他にも、歯肉過形性やトキソプラズマ症の悪化という報告もあります。

他に、体重減少、食欲不振という副作用も起こることがあります。
食欲廃絶や大幅な体重減少は肝リピドーシスにつながることが報告されて
いますので、服用中に食事を摂らない、あるいは体重減少が続くようであれば
薬の投与も一旦お休みすることがあります。

シクロスポリンと一緒に使うことを避けた方がよいお薬もあります。
一部の抗生剤の使用がお薬の効果に影響を与えることが考えられますので、
何か他にお薬を使用する必要がある場合には、通常は先生が配慮して
処方されると思いますが、念のため併用しても問題がないかを確認
いただくとより安心です。

また、予防接種に対する抵抗力も弱める可能性があるので、
シクロスポリンの投与中や投与前後2週間以内の予防接種は
避けることが好ましいとされています。

どんなお薬でもいえることですが、「体に合う、合わない」などということも
あります。服用中のネコちゃんに上記以外でも何か変化があれば、
必ずかかりつけ動物病院への相談をしていただくと安心です。

いずれにしてもかかりつけ動物病院の先生もクー様のネコちゃんの様子を
見ながら、お薬が合っているかどうか、どれくらい継続していくか、判断されると
思いますので、気にあることがありましたら、先生とよくご相談いただき
ながらアレルギー性皮膚炎の治療を続けいただければと存じます。

今後も気がかりなことやご心配なことがございましたら、いつでもお気軽に
お声掛けください。

今はネコちゃんの皮膚も落ち着いているとのこと、大変嬉しく思います。
クー様とネコちゃんが病気に負けず、笑顔いっぱい、お元気にお過ごしに
なられますよう心から応援いたしております。
寒さも本格化し体調を崩しやすい時期ですが、お体大切にお過ごし下さい。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、お困りのときなど、
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お電話番号は、あんしんサービスセンター 
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今後とも、どうぞアニコムをよろしくお願い致します。



尿検査(蛋白++、PH8)

投稿者:かのん

投稿日:2016/01/24(Sun) 18:45

No.4248

8歳トイプードルの女の子です(体重5.9kg)。尿スティック検査で蛋白陽性、PH8と出ました。再検査の予定ではありますが、すぐではないのでご相談させて頂きます。
担当獣医師からは「おそらく、食事が原因だろう」と言われています。人間が食べるものは一切あげていないので、ドッグフードを食べるきっかけとしてあげている「おやつ」が原因ではないかと考えております。
現在あげているのは、リモナイト、おすわりくん(デビフペット)、ゴン太のササミチップス(マルカン)です。これらのおやつが蛋白尿の原因となる可能性はございますか。
またネット情報によると、これらのおやつの中には賛否両論あるものもあり、我が家の愛犬に適したおやつなのか判断がつきません。これらのおやつは、適しているでしょうか。年齢等を考慮した上で変更した方がよければ、おすすめの市販おやつがあればお教え頂けると助かります。
よろしくお願い致します。

Re: 尿検査(蛋白++、PH8)

- 獣医師 霍田

2016/01/26(Tue) 17:21

No.4250

かのん 様

寒い日が続きますが、かのん様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
トイプードルちゃんの尿スティック検査で蛋白が陽性、pH8という結果が出て、
獣医師の先生から食事が原因である可能性を示唆されたのですね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見して
おりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

まず、尿検査で尿蛋白が認められた場合でも、それが少量の場合には
特に問題がない場合もあります。
例えば、飲水量や排尿回数が少なく、濃縮された尿が排泄された場合には
尿蛋白が少量認められることがあり、それは特に異常というわけでは
ありません。
また、激しい運動や発熱などで、一時的に蛋白尿が認められることもあります。
しかし、濃縮された尿であっても、尿蛋白が大量に認められたり、
薄い尿で少量でも尿蛋白が認められる場合には、何らかの異常を
伴っている可能性がありますので、その原因を精査する必要があります。

血液中には様々な蛋白質が存在していますが、
分子量の大きな蛋白質は、腎臓の中の糸球体という、血液を濾過する役割を
果たす部分を通過することができないため、通常、尿中に排泄される
ことはありません。
また、分子量の小さな蛋白質は一度糸球体で濾過されますが、
腎臓の中の尿細管という部分でその大部分が吸収されますので、
尿中に排泄されるのはごく少量です。
しかし、腎臓に障害が起こり、糸球体や尿細管の機能が低下すると、
蛋白質の濾過や吸収に問題が起こり、尿中に蛋白質が出てくるようになります。

また、蛋白尿は腎臓以外の原因でもみられることがあります。
尿は腎臓でつくられ、尿管、膀胱、尿道を通って排泄されますが、
その間の尿路系に例えば出血や炎症があると、血液中や炎症産物などに
含まれる蛋白質が尿中に増加して、尿蛋白が検出されます。
女の子のワンちゃんの場合は、子宮や膣の炎症でも同様に尿蛋白が
検出される可能性があります。

かのん様のトイプードルちゃんは診察の結果、腎機能の低下に伴う蛋白尿
というよりは、食事が原因の蛋白尿ではないかという先生の判断だったと
いうことですね。
先生がおっしゃるように、食事が原因で蛋白尿が検出されることがあります。
蛋白質は、おやつはもちろん、メインの食事であるドッグフードにも含まれます。
一般的に、総合栄養食のフードの他におやつを与える場合には、
栄養のバランスを加味し、一日に与えるすべての食事量の一割程度以内で
あることが推奨されております。
そのため、おやつを与える場合は、その分だけフードを減らす必要があります。

ワンちゃんが必要とする蛋白質の量は、年齢や健康状態、運動量などによって
異なります。一般的には、子犬ちゃんや運動量の多いワンちゃんなどでは
必要な蛋白質が多く、反対に、高齢のワンちゃんでは必要な蛋白質が少ないと
されています。
高齢のワンちゃんでは、高蛋白質の食事によって腎臓などへの負担が大きくなる
と考えられています。
かのん様のワンちゃんはフードに加えておやつを食べているとのことですので、
総合栄養食プラスアルファーで蛋白質の摂取量が少し多くなっている
可能性もあります。
おやつを一度やめて、今の総合栄養食のみにしていただき、
再度尿検査を行ってみてはいかがでしょうか。
フードの蛋白質含有率は、低いものから高いものまで様々ですが、
ワンちゃんの健康維持に際して妥当だとされている範囲だと考えられます。
しかしながら、かかりつけの先生に、現在の主食のフードが、
トイプードルちゃんの年齢や健康状態に合っているかをご相談いただくと
よりご安心かと存じます。
現在のトイプードルちゃんの状態で、例えばフードの蛋白含有量が多いと判断
される場合には、フードの変更もご検討いただく必要があるかもしれません。

また正常なワンちゃんの尿pHは、多少の差異はありますが5.0〜7.0ほどとされて
いるので、今回のトイプードルちゃんの尿pH8.0という数値は、
やや高めかと思われます。
尿pHは、膀胱炎などで細菌感染がある場合や、食事の影響で高くなることが
あります。
念のため、普段の排尿の様子や回数・量などに変化がないかなどを観察して
いただくことをおすすめいたします。

おやつ類をやめてもなお尿蛋白が継続して出る場合や尿pHが高い場合には、
血液検査やエコー検査など、健康診断を兼ねて、より詳しい検査を実施
することをおすすめいたします。
また、大変恐縮ですが、弊社では市販のおやつにつきまして、それぞれの製品
についての詳細なデータを持ちあわせておりませんので、詳しいご案内は
できかねますことを御了承いただきたく存じます。
お手数ですが、詳細につきましては、メーカーさんにお問い合わせ
いただきますようお願い申し上げます。
挙げていただきましたおやつ自体に原因があるというわけではなく、
前述いたしましたように、メインのフード、プラスアルファ-で与えることにより、
トータルの摂取蛋白質量が過剰になっている可能性は考えられるかと思います。

なお、トイプードルちゃんがお利口だったときなどご褒美をお与えになりたい
ときには、フードをおやつとして、使用するのも1つの方法です。
その際には、「お利口ね」というかのん様の明るいお声と併せて、いい子だった
からご褒美をあげるね、という表情でお与えいただくとより効果が
期待できるかと存じます。

また何か気がかりなことがございましたらご相談下さい。
アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

不安定なお天気が続いておりますが、
かのん様もトイプードルちゃんもお身体を大切にお過ごし下さい。

今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。



お腹のグルグル音について

投稿者:まるちゃん

投稿日:2016/01/23(Sat) 17:20

No.4247

初めて相談させていただきます。
5か月のmix犬ですが、時々お腹がギュルギュル鳴ることがございます。長いときは5時間位鳴っております。便は普通の時もありますが緩い時もあります。胃腸の調子が悪いのでしょうか?お医者へ診せた方が宜しいのでしょうか? アドバイスお願いいたします。

Re: お腹のグルグル音について

- 獣医師 江口

2016/01/26(Tue) 15:35

No.4249

まるちゃん 様

日本各地で大雪が降り、厳しい寒さが続いておりますが、
まるちゃん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談いただきましてありがとうございます。
さっそくご案内させていただきますが、
実際のご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことをご了承下さい。

5ヶ月のまるちゃん様のワンちゃんのお腹が、長いときは5時間も
ギュルギュル鳴っていて、緩い便の時もあるということですね。

ワンちゃんのお腹が鳴る音は、胃腸の運動である蠕動(ぜんどう)運動
により内容物やガスが移動することで起こります。
子犬ちゃんの場合には、便を腸内に長時間ためておくことができないので、
食事をすると、すぐに腸の運動が活発になり、排便をすることがよくあります。
個体差はありますが、腸の運動が活発になると、お腹の音がよく聞こえるように
なるワンちゃんもいます。
5時間ほどギュルギュルお腹が鳴ると言うことですが、その音が鳴っている
タイミングはお食事とは関連がなさそうでしょうか。

このように正常でもお腹が鳴ることはありますので、必ずしも異常とは
いえませんが、ワンちゃんのお腹の音が鳴る回数が頻繁であったり、
長時間続いたりするようであれば、何らかの理由で、胃腸の動きが亢進している
場合や、逆に胃腸の機能が低下してガスが溜まっている場合などの異常が
考えられます。
さらに、緩い便もみられることがあるということですので、
胃腸に何らかの問題がある可能性があります。

子犬の時期は気温や生活環境の変化、食事の変更が原因で体調を崩し、
軟便や下痢になることがよくあります。また抵抗力が弱いため、
細菌や寄生虫などの感染が原因となり消化器の症状を示すことも多くみられます。
最初は緩い便でも、だんだんと悪化し下痢になることもありますので、
「食欲元気がなくなる」、「お腹のギュルギュル鳴っている時にお腹を
痛そうにしている」「便の調子が悪くなる」など。症状の悪化が認められる場合
にはもちろんのこと、今の状態が続くようであれば、
念のためお早めにかかりつけ動物病院様での診察を
お受けになることをお勧めいたします。

その際、細菌感染や寄生虫感染がないか、腸内細菌のバランスは崩れていないか
などをチェックするため、便検査をする可能性がありますので
ご通院の際には、なるべく新しい便をご持参頂くとよいでしょう。
受診前にタイミングよく排便しなかった場合には、必要に応じて診察時に
採便して検査していただけることもありますので、
先生にご相談されることをお勧め致します。

特に消化器の異常はないということでも、日常のお食事で、冷えたものや
食べ慣れないものを食べたり、お散歩時に急にお腹が冷えたりすると
腸の動きが活発になることが考えられます。
普段のお食事や、生活環境などで急な変化がないように
ご注意いただくとよろしいでしょう。
また腸内細菌のバランスを普段から整えておくことも胃腸だけでなく
身体の健康のためによいと言われています。ワンちゃん用の乳酸菌など
善玉菌のサプリメントを動物病院で紹介していただけることもありますので、
もしご関心がおありでしたら合わせてご相談いただくとよろしいかもしれません。

まだまだ寒い日が続きますので、まるちゃん様におかれましても、
ワンちゃんにおかれましても風邪など引かれませんようお気をつけ下さい。
ワンちゃんの健やかなご成長を心からお祈り申し上げます。

また何か気がかりなことがございましたらご相談下さい。
アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスも承っております。
状況をお伺いした上でより具体的なご案内ができるかと存じますので、
ぜひご利用ください。

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