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直接どうぶつさんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますこと、また、投稿フォームにはURLを入力できない設定となっておりますことをご了承ください。

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犬の体重変化について

投稿者:koku

投稿日:2016/07/12(Tue) 23:06

No.4440

いつもお世話になっております
犬の体重についてききたいことがあります。
先日、精巣腫瘍の疑いがあり、去勢手術をおこない。先生から体重が増えやすくなることは聞いているのですが、一日で体重が大幅に重く感じることはあるのでしょうか?

取り除いた精巣腫瘍が悪性で転移をしていて腹水がたまっているのでしょうか?

もしそうであれば余命はどのくらいになるのでしょうか?

去勢手術をして約1か月がたちます。

せっかく長生きしてほしいので、大切なものを取る決断をしたのに、もしそうであればショックです。
散歩も特に嫌がることもないですし、食欲も変わりません。
おしっこもうんちにも以上はありません。
手術をして、椎間板ヘルニアのため、2〜3か月運動制限はしていました。

どのような対応をすればいいのか教えてください。様子を見てもいいものでしょうか?宜しくお願いいたします。

Re: 犬の体重変化について

- 獣医師 霍田

2016/07/14(Thu) 11:41

No.4443

koku 様

暑さが日ごとに増してまいりますが、koku様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
こちらこそいつもお世話になっております。
また、この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
早速、お問合せについてご案内いたしますが、実際のご様子を拝見して
いないため、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

koku様のワンちゃんが精巣腫瘍の疑いのため、約1ヶ月前に去勢手術を行い、
その際、先生から体重が増えやすくなるというお話があったのですね。

ワンちゃんの状態や食事の状況などによっても異なりますが、
一日で体重が増減する可能性はございますので、感覚的なものもあるかと
思いますが、重く感じられることもあるかもしれません。
koku様は精巣腫瘍の転移や腹水などを心配されていらっしゃるのですね。
ワンちゃんの精巣腫瘍は、セルトリ細胞腫、精上皮腫(セミノーマ)、
間質細胞腫(ライディッヒ細胞腫)の3種類に大別されます。
セルトリ細胞腫は悪性腫瘍で転移する場合もありますが、転移の可能性は低いと
されており、精巣腫瘍の多くは良性腫瘍であると言われています。

腫瘍が転移することが原因となり腹水がたまるということも、
考えられないことではありませんが、通常は転移により腹水が貯留すると
食欲や元気の低下をはじめ、お腹が膨らむ、嘔吐、運動を嫌うなど様々な症状が
出てきます。

koku様のワンちゃんは、食欲や元気にも変わりなく、目立った様子の変化も
ないようですので、おそらく現状では、腹水がたまって体重が増えている
可能性は低いと思います。

かかりつけの先生からもお話があったかと思いますが、一般的に
どのワンちゃんも去勢手術後は、代謝エネルギー量が減るために太りやすくなると
されています。
そのため、今までと同じ生活をして、手術前と同じフードを同量与えていた場合には、
体重が増えやすくなる傾向にあります。
体重が増えるとあまり動かなくなるワンちゃんもいるため、
その場合は摂取カロリーと消費カロリーのバランスの不均衡により、
さらに肥満になってしまう恐れがあります。

koku様のワンちゃんは、椎間板ヘルニアのため、2,3ヶ月の運動制限をされたのですね。
運動制限をすると通常は消費カロリーが減るので、いつもと同じ量のフードをあげると
体重が増える可能性があります。

この度は精巣腫瘍の疑いがあり手術をなさったとのことですので、術後の経過を
ご心配なさるのはごもっともでございます。
しかしながら、食欲や元気も変わらず、お散歩や排泄も問題ないとのことですので、
特に変化がなければ、体重管理をおこないながら様子をみても良いかと思います。
適切な体重を維持するためには、手術後に体重の変化をチェックしながら
食事の量を調節していただくことが大切です。
今後につきましては、できれば週に1度はワンちゃんの体重を測って、
増減のチェックをしていただくことが望ましいでしょう。
場合によっては、去勢手術後のワンちゃん用のフードや、カロリーに配慮したフードに
変更することが望ましいこともあります。
また、適度な運動を続けることで肥満のリスクが軽減できるといわれています。
椎間板ヘルニアをお持ちとのことですので、無理のない範囲でお散歩や適度な
運動をするようにしていただくことは重要です。
状況に応じてフードや給与量を調整しても、体重の増加が続く場合には
何らかの疾患の可能性もございますし、フードを再検討する必要もあるかもしれません。

また、手術して約1ヶ月が経過したとのことですので、念のため健康診断をかねて
ご通院いただき、ワンちゃんの全身の状態を診ていただくとさらに安心です。
ワンちゃんにほとんど負担のない超音波検査で、腹水の有無も確認していただけ
ますので、かかりつけの先生にお話しになってみてはいかがでしょうか。
ご通院の際には、koku様のワンちゃんの適正体重を先生に確認していただき、
フードの種類や給与量についてもご相談いただくとよいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

体調管理が難しい時期ですが、どうぞご自愛ください。
今後とも、アニコムをどうぞ宜しくお願い申し上げます。



お散歩

投稿者:ゆばさま

投稿日:2016/07/12(Tue) 09:57

No.4438

10歳の柴犬 雄です。
昨年より左後ろ足の調子が悪くなりMRI、CTと2次医療機関で検査して頂きましたが原因がわからず、とりあえずの痛み止めを処方してもらうような事が半年位の間隔で2回ありました。少しずつ歩くのを嫌がり始めて跛行状態になり左足を完全にあげてスキップするようになります。でも排泄は完全に外、それも家からかなり離れないとしないのでそんな状態でもお散歩はどんどん遠くまで行きたがります。排泄後はいきなり歩くのが鈍くなり休み休み帰ってきます。そうしているうちにひと月ほどでほとんど突然のように治ります。ところが今回は前回から約3ヶ月でまたなり始めました。ただでさえ雨の日のお散歩は足が濡れるのが嫌で家からでたがらず、やっと歩き始めると今度は逆に晴れの日同様遠くまで行きたがります。雨の日はそれでなくても大変なのに(車やバイクに飛びかかろうとします。その時だけは痛くないかのようにピョンピョン跳ねて)ちゃんと歩けない今日は全く行きたがりません。
このままでは排泄ができないのですが、行きたがるまで待っていても大丈夫でしょうか?

Re: お散歩

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/07/14(Thu) 09:11

No.4442

ゆばさま 様

蒸し暑い日が続きますが、ゆばさま様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
早速ご案内させていただきますが、実際の様子を拝見
しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

10歳のゆばさま様の柴犬ちゃんは昨年から左後足の調子が悪く、
「検査をなさったものの、原因が分からない」ということが、半年ほどの間隔で
2回あったとのことですね。
また、歩くのを嫌がって歩かなくなったり、左後ろ足を挙上したりするのですね。
ゆばさま様の柴犬ちゃんもそろそろシニアと呼ばれる年齢を迎え、関節や靭帯
などのさまざまなところに違和感があったり、痛みを感じることが多くなる頃です
ので、歩くことが辛かったり、躊躇することがあるのかもしれません。

かかりつけの獣医師さんでは、柴犬ちゃんの体調についてどのように
おっしゃっているのでしょうか。
一度、「関節や筋肉、靭帯には問題がないから、痛がる素振りをみせても普通に
歩かせても良いのか」、「痛みの原因は不明だが、確かに問題があるようだから、
歩きたがらないときには歩かせないほうがよいのか」などを、「痛がったときの
対処法」と併せてご確認いただくとよろしいでしょう。

もし、「歩かせないほうがよい」というご診断であれば、柴犬ちゃんの排泄ポイント
がゆばさま様のお宅から離れたところのようですので、
歩きたがらないときにはその場所の近くまで抱っこや車などでお連れになられ、
排泄をさせてあげてはいかがでしょうか。
また、今後のこともありますので、お宅の近くでのお散歩時間を増やしながら、
ご近所でも排泄したがる場所を作るようにしていただいたり、
大変ではございますが、お家の中でも排泄できるように促してあげることも
よろしいかもしれません。
ただ、一度外でしか排泄をしなくなったワンちゃんに家の中での排泄を促すこと
はかなり難しく、特に柴犬ちゃんは頑固に外でしたがる子が多いので、
ダメでもともと、というくらいのお気持ちで、玄関先や廊下などにトイレを用意して
いただき、散歩にいらっしゃる前に一度トイレに誘導して、偶然でもできたら褒めて
いただくことも一つの方法でしょう。

「問題がないので、普通に歩かせてもよい」という先生のお見立てであれば、
「嫌がれば止めてもらえる」ということにならないようにするためにも、
柴犬ちゃんの都合ではなく、ゆばさま様のご都合のよろしいタイミングで
お散歩にいく習慣を続けることが望ましいでしょう。
もちろん、「お散歩には楽しいことがたくさん待っている」ということを感じさせて
いただき、上手に歩いているときには褒める、ということも重要でしょう。

ワンちゃんには「今、痛い」というときや、興味や興奮から思わず痛みがあることを
忘れて夢中になり、後から痛みを感じてしまうこともあるかもしれません。
また、痛みを感じていないときにも、「このようなときに痛みを感じた」という経験を
覚えていて、もう痛みがない状態であっても、いつもと違う行動をする可能性も
あります。
また、ワンちゃんは自分の行動の前後にどのようなことがあったのか、たいへん
良く覚えており、その経験をもとにみずからの行動を選択しようとしますので、
例えば、ワンちゃんが足に違和感があり挙上したときに、ご家族様が心配そうに
声をかけてくれた、というような経験があって、注目して欲しいとき、
あるいはもう歩きたくないときに足を挙げるという可能性もあるかもしれません。

ゆばさま様からお伺いしたご様子からは、ワンちゃんの実際のご様子が分かり
かねますが、痛いときには歩かせないことがポイントであると同時に、
「嫌がれば止めてもらえる」ということを教えないためには、嫌がったときも
不安そうな表情で柴犬ちゃんをご覧になったりせず、いつもとかわらぬ落ち着いた
表情で、お散歩を短い距離できりあげる、というようになさることも一つのポイント
かもしれません。
柴犬ちゃんに、「守られているから安心」と感じさせてあげるためにも、
極力、ワンちゃんのペースではなく、ゆばさま様やご家族様のペースで生活が
回っていることを伝えることは大切なことだといえるでしょう。

お散歩は群れの移動ともいえ、ワンちゃんと飼い主様との関係を構築し続けて
いくためにもたいへん重要です。率いる方がゆばさま様、柴犬ちゃんは
率いられる立場、という雰囲気を作るためには、車道に出るときには「待て」
などと声をしっかりとおかけいただくなど、適切な指示をなさることや、
なるべくゆばさま様が先に玄関を出たり先をお歩きになることも大切でしょう。
お散歩以外のときでも、食事のときなどにオスワリ、と指示をしていただくことで
「ゆばさま様の指示にしたがったら、良いことがあった」、「オスワリをして
落ち着いたらよいことがあった」という経験を根気強くさせていただくことも
重要でしょう。

柴犬ちゃんは、バイクや車に飛びかかろうとするとのこと、ワンちゃんは走り
去るものを追おうとする習性がありますので、バイクや自転車、車などを夢中で
追おうとしたり、飛びかかろうとすることがよくみられます。
夢中に興奮した状態になると、ワンちゃんを落ち着かせることは至難の業
ですので、向かおうとした瞬間に、低くて怖い声でお叱りになってもよろしいでしょう。
また、この近辺には車が多い、いつもバイクが行き来する、というような場所
では、リードをなるべく短めにお持ちいただくとよろしいでしょう。
飛びついていくことが習慣になっているのであれば、飛びつかないように
制止することはなかなか難しいと思いますが、柴犬ちゃんがバイクを目にした
瞬間、柴犬ちゃんが飛びつこうという行動を起こす前に、「オスワリ」とおっしゃって
落ち着かせてからフードを一粒、あるいはオヤツを一つ与えて、バイクがきて、
オスワリをしたら、よいことがあった、というように流れを変えるのも一つの
方法でしょう。
オスワリをさせるのが難しいのであれば、向こうからバイクがきて、柴犬ちゃんが
興奮する前の段階で、すかさずフードを一粒、あるいはオヤツを一つを与えて
いただくことで、バイクと良いことを柴犬ちゃんの頭の中で結びつけていただく
のもよろしいでしょう。
柴犬ちゃんは男の子ですし、力がありますから、ゆばさま様におかれましては、
怪我などなさらないようにご注意いただければと思います。

今後、足の負担を減らし、良好な状態を保つためにご注意いただきたい点と
いたしましては、以下のようなものがあります。
1.体重を適正に保つ
肥満になると、関節はもちろん全身に負担をかけ、症状が悪化する可能性が
あります。体重管理のためには、摂取カロリーの管理はもちろん大事ですが、
筋肉量を落とさないようにする必要もあります。
身体の筋肉が落ちると、関節や背骨をしっかり支えることができず、
結果的に足腰に大きな負担がかかることになります。
また、筋肉量が減ると基礎代謝も低下してしまいます。

2.関節に負担のかかる運動はさける
階段の昇り降りやすべる床は足腰に負担がかかりますので、床には
すべらないタイプのマットを敷くとよろしいでしょう。

家の中で動かずにいた状態からいきなり動こうとしたとき、関節や靭帯や
筋肉が固まっていて上手く歩けないこともあるかもしれません。
今後、齢を重ねていったときに、柴犬ちゃんが立ち上がるのが辛そうなことが
ありましたら、滑りにくいマットなどを敷いてあげたり、タオルなどを利用して
腰のあたりを支えて、立つことを助けてあげるとよろしいでしょう。
また、お家の中やお庭などをゆっくり歩くなど、身体を慣らしてからお散歩に
でかけるとよいでしょう。
なお、これからの暑い季節のお散歩は適度な水分補給にも気をつけて
いただければと思います。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

体調管理が難しい季節ですが、ゆばさま様におかれましては体調など
崩されませぬよう、ご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



体調不良について

投稿者:p−ママ

投稿日:2016/07/07(Thu) 10:04

No.4432

2匹のダックスフンドを飼っていますが、1匹が以前から早食い傾向なので通院の際に常備薬を頂いています。
5歳の子が昨日から嘔吐気味でガスターを飲ませて様子見をしていましたら、6歳の子が朝からメレンゲのよような胆汁を出してしまいました。

同時期になんて初めてなので、これは熱中症などの気候のせいなのでしょうか?
直後はそれぞれに1回食事を抜き、ふやかしたフードをコングに詰めてゆっくりと与えました。食欲もあり、元気なので、今はガスター錠とプロナミド錠を服用して様子見しております。

もし受診をするとしたら血液検査があるとおもいますが、空腹時採決は何時間ほど空ければよいのでしょうか?

Re: 体調不良について

- 獣医師 霍田

2016/07/11(Mon) 10:24

No.4437

p−ママ 様

この度はご相談頂きまして、誠にありがとうございます。
2頭のダックスフンドちゃんの嘔吐についてのご相談ですね。
お問合せについてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見して
おりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

5歳のワンちゃんが嘔吐のため、ガスターを飲ませて経過観察されていたところ、
6歳のワンちゃんも朝に嘔吐してしまったのですね。
ワンちゃんの嘔吐の原因として比較的多いものに、空腹時の胃酸過多による
嘔吐があります。
このタイプの嘔吐には、「朝食前や夕食前などの空腹時に見られる」、
「食欲は問題なくある」、「吐いた後も元気」といった特徴がございます。
この場合、吐いたものが黄色い泡のような液体であることが多く、
胃液に胆汁が混じったものと思われます。
p−ママ様の6歳のワンちゃんは、朝にメレンゲのようなものを嘔吐して
しまったのですね。食欲などの体調に変わりがないようであれば、
このような原因の嘔吐であることも考えられるかと思います。
ガスターは胃酸の分泌を抑えるお薬ですが、その他の対策としては、
空腹時間をなるべく短くするということがあげられます。
例えば「夕ごはんの時間をいつもよりも遅くする」あるいは「お休み前に
ほんの少量フードを与えてみる」等をなさるとよろしいかと思います。
胃腸の負担を減らすためには、1日の食事量は変えず、1回の給与量を減らし、
少量を小分けにしてあげることが望ましいとされます。
例として、1日60gのフードを与える場合、朝晩30gずつよりも、
朝昼晩20gずつ与える方が、消化器管に負担がかかりにくくなります。
空腹時間が長いことで胃酸過多となり、嘔吐をする場合には病気とはいえませんが、
嘔吐する際には強酸である胃酸を含む嘔吐物が食道を通過しますので、
食道の粘膜が傷ついて食道炎を起こすこともあります。
はじめは胃酸過多による嘔吐でも、繰り返すことで食道炎や胃炎などの
消化器疾患を引き起こし、今度はそれが原因で嘔吐することもあります。
場合によっては、お食事のタイミングや量の調節と並行して、胃酸の分泌を抑え
たり、消化器の働きを助けるようなお薬の使用や、食道炎や胃炎の治療が必要な
こともございます。

ワンちゃんが吐く原因は様々であり、他にもアレルギー、異物、不適切なフード、
食道や胃腸の閉塞・圧迫・炎症、細菌・ウイルス・寄生虫などの感染、腫瘍、
ストレスなどが考えられます。
暑い日が続いておりますので、おっしゃるような気温や湿度などのストレスを受け、
夏バテのような状態で、胃腸の機能が低下している可能性も考えられます。
一般的には年齢が上がるにつれて、気温などの環境ストレスに弱くなる傾向が
ありますので、十分ご注意をいただければと思います。

また嘔吐が見られた場合、おなかを休ませることが有効ですので、
p−ママ様がなさったように、1回食事をお休みしたり、場合によっては1日絶食に
近いような状態にすることもあります。
しかし、胃酸過多による嘔吐の場合には、逆効果になることもありますので
注意が必要です。

また、食事との相性が原因で嘔吐が見られることも考えられます。
食欲や元気はあるとのことですので、体重に変化がなく、その他の症状が
みられないのであれば、詳しい検査の前に、食事の変更をご検討いただいても
よろしいかもしれません。
嘔吐が何度もみられるのであれば、吐き止めの薬や胃腸の薬を使用しながら
食事変更をすると、ダックスフンドちゃんたちの負担が少ないと思います。
その場合、おなかに優しい消化のよい食事が望ましいため、
できれば動物病院でお取り扱いのある療法食に変更することが勧められます。
主治医の先生にお伝えいただければ、必要に応じてフードのサンプルをくださると
思いますので、お試しいただくとよいかと思います。
なお、食事を変更なさる際には、1週間ほどお時間をかけて、少しずつ新しいものに
切り替えると、おなかへの負担が少ないといわれています。

また、頻回に嘔吐する、食欲や元気がない、下痢をするなどの症状が見られる
ようでしたら、他の消化器疾患の初期症状である場合もございますので、
その際には再度かかりつけの先生とご相談いただき、より詳しい検査をご検討
いただいた方が安心です。

血液検査につきましては、検査する項目や、ワンちゃんの健康状態などによっても
絶食が必要か否かは異なります。
そのため、検査項目や絶食の必要性も含めて、事前にかかりつけの先生にご相談
いただくことをお勧めいたします。
一般的には、絶食が必要な検査については、検査の前日の夜に食事を済ませ、
翌日の朝の食事は抜いて行うことが多いかと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

気温も上がり、体調管理の難しい季節でございますが
p−ママ様もダックスフンドちゃんたちも、お体大切にお過ごしください。
今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。



元気な仔猫のくしゃみ

投稿者:ミスト

投稿日:2016/07/06(Wed) 14:50

No.4431

先般、購入した仔猫(約2.5カ月)が時折「くしゃみ」をします。抱っこしている腕に霧吹きをかけられたような感じです。頻度は不定期で、30分から1時間に数回程度。水っぽく、ドロットはしていません。便は固く、目やにや嘔吐など気になる症状はありません。よく食べ、遊び、よく寝ます。とても元気です。ワクチンは初年度の三回のうち、一回済んでいます。近日中に2回目の予定です。症状の様子を見ていて、まだ病院に連れて行っていません。どんな原因が考えられますでしょうか?

Re: 元気な仔猫のくしゃみ

- 獣医師 霍田

2016/07/07(Thu) 10:13

No.4433

ミスト 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
早速、お問合せについてご案内いたしますが、実際のご様子を拝見して
いないため、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

2.5ヶ月齢ほどの子ネコちゃんが時折する、くしゃみについてのご相談ですね。
くしゃみは、鼻腔に入ってきたホコリやゴミ、細菌やウイルスなどの異物を排除
するために起こる反射反応です。
また、鼻腔の粘膜には、鼻汁を分泌する「分泌腺」があり、異物によって
分泌腺が刺激されると、異物を洗い流すために鼻汁が分泌されます。
人と同様にネコちゃんも、ホコリや冷たい空気、刺激物(コショウやにおいの
強いスプレーなど)を吸い込んだ際の物理的な刺激によってくしゃみをしたり、
鼻水が出たりすることもありますので、そのような症状がでたからといって、
必ずしも病気とは限りません。
しかし、さまざまな病気の初期症状として、あるいは病気の進行に伴ってく
しゃみが出ることもあり、頻繁に見られるような場合は注意が必要です。

ネコちゃんにくしゃみの症状が見られることが多い病気としては、
次のようなものがあげられます。
1.感染性鼻炎
ウイルス(ヘルペスウイルス、カリシウイルスなど)、細菌(ブドウ球菌、
連鎖球菌、ボルデテラなど)、真菌(アスペルギルス、クリプトコックスなど)の
感染により、鼻粘膜が炎症を起こしくしゃみが起こります。
通常、ウイルスの単独感染ではくしゃみと同時に水様性の鼻汁が見られ、
細菌感染や真菌感染では膿性、粘液性の鼻汁が見られる傾向があります。
2.アレルギー性鼻炎
ハウスダストやカビ、花粉などに対するアレルギーによる鼻炎が多く見られます。
通常は鼻汁を伴わないか、あるいは水様性の鼻汁を伴います。
3.鼻腔内異物
ゴミなどの異物を吸引し、それが鼻腔内に残ることで起きた炎症のために
くしゃみがでます。細菌等の二次感染を伴うと膿性鼻汁が見られます。
4.口鼻瘻管(こうびろうかん)
上顎の歯(多くは上顎犬歯・上顎臼歯)の重度の歯肉炎などが原因となり、
歯根部に穴が開き鼻腔が貫通するものです。唾液や食べ物が鼻腔内に入り炎症
を起こします。細菌等の二次感染を伴うと膿性鼻汁が見られます。
5.口蓋裂
鼻腔と口腔が開いたままになっている状態をいいます。先天的なものと、
事故などによる後天的なものがあります。
水や食べ物を上手く摂取できないといった症状が見られます。
6.鼻腔内腫瘍
高齢などうぶつに見られることがあり、鼻梁(りょう)部の変形や、鼻出血を
伴うこともあります。

鼻汁を伴うくしゃみでは、何らかの疾患に伴う症状である可能性が高くなります。
ミスト様の子ネコちゃんがくしゃみをする際には、腕に霧吹きをかけられた
ような水っぽい鼻汁が出るようですね。
くしゃみは30分から1時間に数回ほどとのことですので、やはり続くようであれば
心配でございます。
食欲や元気もあり、その他の気になる症状はないとのことですので、
現状では重篤な疾患に伴う症状である可能性は低いかと思いますが、
子ネコちゃんのご年齢やお話などから、ウイルスや細菌が原因の、
いわゆる風邪による感染性のくしゃみの可能性が高いと考えられます。
また、ハウスダストや花粉などの刺激でくしゃみをする可能性もありますので、
念のためそういった要因がないか、ご確認いただくと安心でしょう。

また、ネコちゃんの風邪は、ワクチンを接種していても発症することがあります。
接種すると、ワクチン未接種の場合に比べて、発症しても軽度で済むことが
ほとんどですが、子ネコちゃんは大人のネコちゃんに比べ、抵抗力が十分では
ありません。
十分な抵抗力をつけるためにも、0歳の時は、何度かワクチンを接種する
必要がありますが、ミスト様の子ネコちゃんは1回目の接種はお済み
なのですね。
くしゃみが多いということ、その際鼻汁が飛ぶということからも、
子ネコちゃんは軽度な風邪を引いてしまっている可能性があります。
前述しましたように、子ネコちゃんはまだ抵抗力が強くないため、
風邪とはいえ悪化すると治療が長引いたり、ひどくなると生命を脅かす場合
もあります。

お元気ということで何よりですが、くしゃみが続いているようであれば、
早めに動物病院を受診されることをお勧めいたします。

また、ご自宅で実践可能なくしゃみ対策を下記に一覧にいたしますので、
もし実行されていないものがあればご参考になさって下さい。
・塵やホコリ・ダニの発生を抑えるために、人間が使用しているものも含めて
こまめなお掃除や洗濯を行う
・芳香剤、香水、消臭剤などの使用や噴射式のスプレーは刺激物になる可能性
があるので、使用時には注意をはらう
・トイレの猫砂は、粉が舞い散らないタイプのものにする。(ただし、ネコちゃんに
よって好みのネコ砂があり、変えてしまうことでトイレでの排泄をしたがらなく
なる場合もあるため、種類を変える時は慎重に行うことが必要)
・ブラッシングなどでネコちゃんの皮膚や被毛の清浄化を保つ。(ただし、頻繁な
シャンプーは皮膚の乾燥の原因になるため、適度にシャンプーの間隔を保つ
ことが重要)

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

子ネコちゃんの健やかな成長を心からお祈りしております。
暑い日が続きますので、どうぞご自愛ください。
今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。



大動脈狭窄症

投稿者:来夢ママ

投稿日:2016/06/30(Thu) 16:05

No.4427

ゴールデンレトリバー
避妊済の5歳5ヵ月の女の子



先天性の大動脈狭窄症で
3ヵ月毎に心エコーで検査しています

重軽度は
中度に限りなく近い軽度です

咳が出てくるようになるかも
薬が必要になる一歩手前の進行状況です

今年4月まで
お散歩も食事も
量的な変動はなく過ごしてましたが
昨年10月の体重より今年4月の方が
1kg減少してました

獣医師より
心臓に対するエネルギーが
以前より多くなったからだと思われると話がありました

そして何よりも
昨年10月までの進行状況とは明らかに違ったのは
心臓から大動脈に血液を送り出すときの圧力により
大動弁直下の大動脈の幅が
本来の幅の2倍ほどに広がったことです

お散歩もランも
基本的には来夢自身に任せてはいますが
お散歩はリード着用してるので
息遣いを気にする程度ですが
ランでは暴走するので
暴走直後は急に休ませるのではなく
ゆっくり散策してから
来夢自身が自ら楽な姿勢で休むようにしてます

来夢は
自分が疲れていれば
大好きなボールで好奇心を煽っても休んでくれる
遊びたくなったら遊ぶ
といったように
自分でコントロールしてくれるので
私は神経質になってはいません

気温や日射
遊んだ度合いにより
休憩時間の長短を決めている程度です

心臓病だからといって
来夢の楽しみを奪ってしまうことは
極力避けたいと思っていますので

4月の検診から今まで来夢にしていることは
心臓稼働が増えたのか
心臓負担が増えたことにより
消費カロリーが増えたので
ご飯の減量はせず
お散歩の距離を平均3〜3.5kmから2.5〜3kmに減らしました

摂取カロリーはそのままで
お散歩での消費カロリーを減らした分
心臓稼働エネルギーに回そう
という考えです

それでも体重減少の場合
摂取カロリーを1割増加し
お散歩の距離は現状維持にしようと思っています

摂取カロリーと消費カロリー
そして
お散歩中の来夢の呼吸状況を中心にしっかりと観察し
ご飯量の増減による摂取カロリーと
お散歩と心臓稼働による消費カロリーのバランスを
これからも3ヵ月スパンで見直していきます

他にも気を付けなければならないことはありますか?

また
大動脈の本来の幅に戻す方法はありますか?

まだ投薬はありませんが
大動脈狭窄症には
どういった薬を処方されることが多いですか?



もう1つ伺います

ドッグフードのパッケージのご飯量の表記は
あくまでも目安ですね

摂取カロリーと消費カロリーのアンバランスは
痩せていってしまったり
逆に太らせてしまったりします

太らせてしまった場合
勿論
心臓への負担を増加させてしまうことだけではなく
股関節形成不全にもさせてしまいかねません

そこで今気にしていることは
もしご飯を食べる量が減ってしまい

摂取カロリーが減ってしまったにも関わらず
消費カロリーは現状維持か増えていってしまった場合
少量のご飯から少しでも多くのエネルギーを摂取するためつまり
ロスエネルギーを少しでも減らすため
1日に食べさせてあげるご飯の量はそのままで
回数を増やす方法があることを知りましたが
他にも方法はありますか?



以上
ご返答を宜しくお願い致します

Re: 大動脈狭窄症

- 獣医師 江口

2016/07/04(Mon) 18:34

No.4430

来夢ママ 様

この度は、ご相談いただきまして誠にありがとうございます。
ゴールデンレトリバーちゃんの大動脈狭窄症ついてのご相談ですね。

早速ご案内させていただきますが、大動脈狭窄症は、症状の進行具合や狭窄部位
によっても治療方法が変わってきます。
そのため、ゴールデンレトリバーちゃんの重軽度は中度に限りなく近い軽度と
いうことですが、実際のご様子などを拝見しておりませんので、
明確なアドバイスは難しく、一般的なご案内となりますこと何卒ご了承下さい。

来夢ママ様は、ゴールデンレトリバーちゃんのお体のご様子をしっかりと把握
された上で、日常生活を優しく、そして温かく見守りながら心配りをなさって
いて、ゴールデンレトリバーちゃんは幸せですね。
まず、その他に生活の中で気をつけることは無いか、という点についてご案内
いたします。
運動については、来夢ママ様がなさっているように、
今まで通りゴールデンレトリバーちゃんのペースに合わせて、
ただし激しい運動は避けることを続けて下さい。
今から暑い季節になるので、体温が上がりすぎないように気温と湿度にも気を
つけましょう。

そして、心臓に負担をかける感染症の予防、呼吸器感染症の予防、口腔内の
ケアに気をつけていただくことも重要です。
心臓に負担をかける感染症には、蚊が媒介するフィラリア症やダニ・ノミが
媒介するバベシア症がありますので、駆虫薬の通年使用などでしっかりとした
予防を行ってください。
呼吸器感染症は心臓病を持った動物にはかなりの負担となります。
しっかりワクチン接種をし、感染を避けるため不特定多数のワンちゃんが
いるところを避けるなどしましょう。
口腔内のケアは歯石や歯垢などで口腔内細菌が増加し心内膜炎のリスクを
高めさせないためにも必要です。日々の歯磨きでオーラルケアをしていきましょう。
そして、来夢ママ様が気を付けていらっしゃるように、
ゴールデンレトリバーちゃんへのストレスはなるべく避けたいものです。
人間の気持ちに敏感な犬種ですので、来夢ママ様のお気持ちにも敏感なのでは
ないかと思います。人間が心臓病に対して過度に敏感になると、それを察知し、
ワンちゃんにとってストレスになってしまうこともあります。
そのような面からも、来夢ママ様が、気持ちを前向きに持ち続け心臓病に対して
過度に敏感にならないようにしていらっしゃることはたいへん重要なことでは
ないでしょうか。

次に「大動脈の幅を戻す方法」についてご案内いたします。
血流圧によって拡張した血管を縮小させ、元に戻すことは難しいのではないかと
思います。
これ以上、血管の幅を拡張させないために血管の狭窄部位をステントで
拡張修正したり、大動脈弁狭窄の場合は外科手術で弁置換術の報告がありますが、
大学病院などの循環器専門機関病院でないと対応できませんし、
血管や弁の状態や症状、病気の進行度によって手術できない可能性もあります。

もし内科療法がはじまりゴールデンレトリバーちゃんの投薬が始まったとしたら、
内服薬はどのようなものになるかということですが、大動脈狭窄症は慢性的に
徐々に進行する病気です。残念ながらその進行を止める薬はありませんが、
その進行を緩やかにしたり、症状を改善させるための投薬が始まります。
狭窄により血流の流れが悪くなると、心臓がその分頑張ろうとすることにより
心臓に負担をかけてしまうので、その負担をかけないようにするための薬になります。

ACE-I(ACE阻害剤)が基本となるお薬です。
血管を収縮させたり、腎臓に作用し血圧をあげる作用がある物質が
アンジオテンシンUですが、このアンギオテンシンUを作らせないようにして
血圧を下げる薬です。血圧を下げることにより、心臓への負荷を軽減します。
症状により「心臓の筋肉である心筋の活動を抑制する薬」、「心拍出量を減少
させる薬」、「心拍を下げ血圧を低下させる薬」などが症状の改善のため
併用されます。症状によっては利尿剤や咳を抑えるための気管拡張剤などが
追加されることもあります。

最後に、摂取エネルギーと消費エネルギーのロスを無くす方法ですが、
「食事の回数を増やすこと」と、「その1回分の摂取カロリーを増やすこと」に
なります。
過度な体重増加は心臓への負担になるので安易なカロリー増加はいけませんが、
現在1sの体重の減量が確認されているので食事のカロリーを増やし、
来夢ママ様がご予定を立てていらっしゃるように今後もしっかりと管理いただき、
消費カロリーと摂取カロリーのバランスをみていきましょう。
また、食事の内容についてですが、心臓疾患の食事では摂取するナトリウム量の
削減が目標になりますので、過度の塩分摂取に注意を払っていただく必要が
あるでしょう。

来夢ママ様はしっかりゴールデンレトリバーちゃんの病気と向き合い
ゴールデンレトリバーちゃんと一緒に二人三脚で病気と闘っていらっしゃる
ご様子ですね。
そのおかげでゴールデンレトリバーちゃんも安心してマイペースでいられるのだと
思います。来夢ママ様とゴールデンレトリバーちゃんのご安心のため、
アニコムも全力でサポートさせていただきます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
お気軽にご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

蒸し暑い季節がやってきますが、来夢ママ様も暑さで夏バテなどになりませぬ
ようご自愛下さい。暑い夏も頑張って乗り越えていきましょう。

今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。