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形成不全
投稿者:菊母ちゃん
投稿日:2015/07/03(Fri) 21:29
No.4054
9才の柴犬です。子犬の頃から後ろ脚の動きが気になっていて、尿のアルカリ検査を定期的にしてる病院で担当が代わるたびに見てもらってましたが、別に異常なしで最近まで来ました。最近すり足になり、どう見ても動きが変なので、かかりつけの病院でレントゲンを撮ったら、左後ろ脚の股間が形成不全でした。アンチノール(サプリ)と、フードを炎症効果のある物にかえました。1ヶ月たちましたが、すり足のまま歩き方も変です。痛みがあるのか、見た限りはわかりません。散歩は、かなりゆっくりだけど、わん友に会うと以前と同じように歩いてます。別な病院に行ってみるのもいいのか、今何をしたらいいのかわかりません。アドバイスをお願いします。
Re: 形成不全
- 獣医師 酒井
2015/07/07(Tue) 17:46
No.4058
菊母ちゃん 様様々な願いが込められた色とりどりの短冊で飾られた七夕の笹を街で見かける今日この頃でございますが、菊母ちゃん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。菊母ちゃん様の9歳になる柴犬ちゃんの左後肢が股関節形成不全と診断され、今後どのように治療をしていくべきかというご相談でございますね。早速ご案内をさせて頂きたく存じますが、柴犬ちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。ワンちゃんの股関節形成不全は、股関節が発育の段階で形態的な異常を起こす病気で、遺伝的素因や、成長期の偏った栄養や過度の運動、肥満などの環境要因が関与しているといわれています。大腿骨を受け止める骨盤のくぼみ(寛骨臼)が浅かったり、本来は丸い大腿骨の先端が変形していたりするために、うまく関節がかみ合わず歩行の異常などの症状が現れます。大型犬、超大型犬で特に問題となることが多いのですが、柴犬ちゃんを含め、様々な犬種で発症が認められます。特徴的な症状として歩き方の異常が挙げられます。モンローウォークと呼ばれる、腰を振りながら歩く様子がみられたり、引きずるように歩いたり、ウサギ跳びのように両後肢を同時に飛び跳ねる場合もあります。症状は成長期である5-6ヶ月以降に現れることが多いのですが、歩行が気になる程度で、痛みを伴っていない様子であれば、栄養の偏りがないよう食事に配慮したり、肥満にならないよう注意し、過度の運動をしないなど関節に負担をかけない生活を心掛けることで、維持できることもあります。健康なワンちゃんであっても加齢に伴って、関節の動きをなめらかにする軟骨が摩耗し、痛みや腫れが生じ、関節が変形してしまう変形性関節症に悩まされることが多くなる傾向があります。特に股関節形成不全を抱えている場合には、高齢になるに従い、痛みが生じる可能性がより高くなります。菊母ちゃん様の柴犬ちゃんは、すり足のような歩き方が1ヶ月ほどそのまま続いており、お散歩ではかなりゆっくり歩いているけど、お友達のワンちゃんに会うと以前と同じように歩くこともできるご様子ですね。普段の歩き方がゆっくりになっているようですが、お散歩は嫌がらないご様子でしょうか。今の症状に痛みを伴っているかどうかは、おうちでの歩き方、運動を嫌がるかどうかなどのご様子と、かかりつけの先生に触診や歩様のチェックをしていただき、関節のレントゲン検査の結果も合わせて総合的に判断していただくとよろしいかと存じます。股関節形成不全の治療には内科的治療と外科的治療があります。治療方法はワンちゃんの年齢や症状、股関節の状態、飼い主さんの要望により選択されます。内科的治療法は、鎮痛剤の投与やレーザー療法を用いて痛みの管理をメインに行います。関節に配慮したフードやサプリメントも補助的な役割を期待して利用されます。菊母ちゃん様も現在アンチノールというサプリメントと関節の炎症に配慮したフードを与えながら経過をみていらっしゃるところでございますね。しかし関節の炎症がひどく内科的治療法では痛みをコントロールできない場合や、関節の変形が重度の場合には、外科的治療が必要になる場合もあります。手術の方法はいくつかあり、大腿骨の骨頭(股関節を形成している大腿骨の先端)を切除し、結合組織による偽関節を形成させる大腿骨頭切除術、人工股関節を設置する人工股関節全置換術などが行われています。ただし、人工股関節の手術ができる施設は限られているため、ご希望の場合にはかかりつけの先生に紹介していただく必要があるかと存じます。内科的治療、外科的治療のいずれを選択される場合にも、肥満にさせないよう体重の管理、バランスのよい食事の管理、適切な運動量の管理が重要となります。現状をしっかり把握するため、場合によっては整形外科に詳しい先生にご相談いただき今後の治療方針、生活で気を付けるポイントなどをアドバイスいただき、普段の生活で徹底して実践していきましょう。滑りやすいフローリングなどにはカーペットを敷いていただいたり、足裏の毛や爪のお手入れにもご注意いただくとよろしいでしょう。ジャンプして飛び上がってしまう場所があれば、マットやクッションを利用して段差を小さくしていただくなど、おうちの中も今一度見直して環境を整備していただくことも大切です。なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。菊母ちゃん様と柴犬ちゃんがお元気で楽しい毎日を過ごされますよう応援致しております。今後とも、アニコムを何卒宜しくお願い申し上げます。
ノミ・マダニ予防
投稿者:りりこ
投稿日:2015/07/03(Fri) 11:26
No.4053
こんにちは。5歳のミニチュアダックス(ワイヤー)の女の子です。5月から11月までノミ・マダニ予防に去年まではフロントラインプラスを使っていました。今年はマイフリーガードαというジェネリック薬品がでていたのでそちらを購入しました。5月に滴下したときは大丈夫だったのですが6月にはすぐに痒がって、暴れまわって、走り回って普通ではない様子・・・こんな事は初めてです。皮膚が赤くなっていたので、すぐに洗い流したらおさまりましたがマダニも心配なのでどうすればいいか悩んでいます。皮膚は夏になると膿皮症になりやすく、弱いのかもしれません。アレルギーの疑いはありますが、検査をするには至っていません。
Re: ノミ・マダニ予防
- 獣医師 霍田
2015/07/07(Tue) 12:29
No.4056
りりこ 様この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。5歳のミニチュアダックスのワンちゃんに、マイフリーガードαを滴下したところ、痒みなどの症状がみられたため、今後どのようにするべきか悩んでいらっしゃるということでございますね。お問い合わせにつきましてご案内させていただきますが、実際の様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますこと何卒ご了承ください。皮膚が赤くなる症状が見られたのは、薬剤を滴下した部分ということでよろしいでしょうか。マイフリーガードαの投与後には、一過性の過敏症として投与部位の皮膚が炎症を起こし、脱毛や発赤、痒みなどの症状が見られることがまれにあると言われています。体質によってマイフリーガードαの成分や基剤などにアレルギー反応を起こしたり、皮膚の状態によって過敏に反応してしまうことなどが原因のようです。ミニチュアダックスちゃんに症状が見られたのが投与部位であり、投与後すぐに出たということであれば、マイフリーガードαが原因であることが疑われます。ただ、5月に滴下したときは問題なかったとのことですね。ミニチュアダックスちゃんは、夏になると膿皮症になりやすいとのことですが、6月に投与した際、M.ダックスちゃんの皮膚の様子はいかがでしたでしょうか。もともと皮膚が炎症を起こしていたり、アレルギー様症状がある場合などに使用することで、より敏感に症状が起こってしまった可能性も考えられます。その他にも、何らかのストレスで皮膚の抵抗力が落ちていたり、皮膚が強くないワンちゃんの場合、トリミングやシャンプーをなさって日が浅い場合にも同様に、皮膚が過敏になっている場合もあります。次にマイフリーガードαについてですが、主要成分は、フィプロニルと(S)-メトプレンであり、この「フィプロニル」が、動物の皮膚表面の皮脂層に広がり、動物に寄生したノミ・マダニが被毛や体表の有効成分に接触すると、すばやく効果を発揮します。投与後すぐにしっかり洗い流した場合、薬剤が十分吸収されていない可能性が高いため、ノミやマダニの寄生を有効に予防できないことが懸念されます。お住まいの環境にもよると思いますが、マダニは山や森、道端などの草むらに潜み、そばを通りがかった人やどうぶつに飛び移って寄生する機会をうかがっています。お散歩の際、草むらにいらっしゃる機会がおありで、特に気温が高い季節はマダニの寄生の心配があります。場合によってはりりこ様がお外を散策した時に衣類に付き、家の中まで持ち運んでしまう可能性もあります草むらを避けることや、お散歩の後などにブラッシングを行うことなども予防のためには有効ですが、今は特にマダニの活動が活発な時期ですので、それのみでは不安なお気持ちもあるかと思います。M.ダックスちゃんは皮膚が強くない可能性もあり、アレルギーの疑いもあるとのことでございますね。まずは一度、かかりつけの先生にM.ダックスちゃんの皮膚の様子を診ていただくことをお勧めいたします。もし膿皮症など何らかの皮膚疾患があれば、滴下タイプの薬剤に敏感に反応する可能性があるので、マダニ予防薬の投薬の前に、皮膚の治療を先行して行う必要があるかもしれません。また、ノミ・マダニ予防ができる飲み薬もございます。投薬後速やかに効果が発現し、滴下薬のように1ヶ月間効果が持続すると言われています。皮膚が強くなく、飲み薬を飲ませることが難しくないワンちゃんの場合にはお勧めです。動物病院でお取扱がありますので、もしよろしければ、かかりつけの先生にご相談いただければと思います。また、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、お気軽にご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。
歩行困難
投稿者:gabu
投稿日:2015/06/30(Tue) 10:07
No.4047
もうすぐ14歳のラブラドール雄です。体重29kg数ヶ月前から前足に関節炎が出始めサプリをあげています。少し前足は楽になってきたようでしたが数日前から後ろ足も恐らく関節炎の症状が出ているように思います。立ち上がるのが大変でびっこで歩くようになりました。そこで今後の対応についてのご相談です。関節炎対策として与えている一日2個のサプリ(プロモーション700)を3個に増量することは効果を期待出来ますか?最初は痛がりますが歩こうとします。歩かせて良い物でしょうか?歩くと症状は少し楽になるようです。どの程度歩かせて良い物か判断に迷います。今後気をつけること考えておくべきことは何かありますか?
Re: 歩行困難
2015/07/01(Wed) 16:37
No.4052
gabu 様この度はご相談をいただきまして、まことにありがとうございます。もうすぐ14歳になるラブラドールちゃんの、関節炎についてのご相談でございますね。お問い合わせにつきましてご案内させていただきますが、実際の様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承いただきますようお願いいたします。数ヶ月前からラブラドールちゃんの前肢に関節炎が出始めたため、サプリメントを続けていらっしゃるのですね。前肢の様子は少し良いようだけれど、数日前から後肢にも症状が出ているように思われるのですね。関節炎は、骨同士の接合面を保護して、関節の動きを滑らかにしている軟骨に何らかの支障が出ることにより、関節の炎症を起こす疾患です。炎症が起こると関節の動きがスムーズではなくなり、また、痛みが現れることも多くあります。人と同じように、ワンちゃんも高齢になってくると筋肉量が落ちたり、関節軟骨がすり減ったり、骨の変形が起こりやすくなりますので、関節の疾患に罹りやすくなります。その他にも肥満や運動不足、外傷などが起因している場合もありますが、ラブラドール・レトリーバーやゴールデンレトリーバーなどは関節炎が起こりやすい犬種だと言われています。関節炎への対策として、グルコサミンやコンドロイチンなどを主成分とするサプリメントを利用することも多くあります。サプリメントは薬とは異なり、栄養的なサポートをすることにより、病気の予防や健康維持のために使用されたり、発症した病気に対して治療の補助として用いられることもあります。プロモーション700は、体の中の結合組織や軟骨を構成する成分であるグルコサミンなどを主成分とするワンちゃん用の関節のサプリメントです。グルコサミンによって軟骨の形成が促進されることで、関節の動きがなめらかになり、歩行したり、足を曲げたり伸ばしたりしやすくなる効果が期待されます。サプリメントは関節の働きを助けたり、負担を減らす効果も期待されますが、それぞれのサプリメントに記載のある目安の量以上の量を与えても、効果が強く出るとは限りません。今後、肢の負担を減らし、良好な状態を保つためにご注意いただきたい点といたしましては、以下のようなものがあります。@体重を適正に保つ肥満になると、関節はもちろん全身に負担をかけ、症状が悪化する可能性があります。体重管理のためには、摂取カロリーの管理はもちろん大事ですが、筋肉量を落とさないようにする必要もあります。身体の筋肉が落ちると、関節や背骨をしっかり支えることができず、結果的に足腰に大きな負担がかかることになります。また、筋肉量が減ると基礎代謝も低下してしまいます。A関節に負担のかかる運動はさける適度な運動は関節炎の進行を遅らせ、寝たきりになることを防ぐことができますが、過度な運動は関節にも負担となるので避けましょう。B必要に応じて関節用のフードの検討関節に疾患があるワンちゃん用に、関節の働きをサポートするよう配慮されたフードもあります。もし興味がおありでしたら、かかりつけの先生にご相談なさると良いかと思います。現在お使いいただいているような関節用のサプリメントも、かかりつけの先生の定期的な診察を受けながら続けていただくことが大切かと思います。関節炎の状態によってはサプリメントだけでなく鎮痛消炎剤を一時的に使用した方が良い場合もありますので、サプリメントの量とも合わせてご相談いただければと存じます。また、歩き始めに跛行や違和感などが見られ、歩き出すと次第に緩和するというものが関節炎の特徴のひとつでもあります。ラブラドールちゃんが最初は痛がりながらも歩こうとするとのことで、どのくらい歩かせて良いか、迷われるのはごもっともでございます。関節の負担を考えると無理な運動は避けたいところではありますが、ずっと安静にしていると、体力も筋力も落ちてしまいます。まずはラブラドールちゃんの様子を見ながら、家で歩き始めてしばらくすると痛みなどなく良好な状態であれば、短い時間お散歩に連れて行きましょう。1回の散歩時間は無理のない範囲で数分程度のように短めに行い、調子が良いようであれば、状況に応じて1日に何度か連れて行ってあげたり、10分程度お散歩時間を延ばしてはいかがでしょうか。ラブラドールちゃんに合わせてゆっくり歩き、疲れないうちにご帰宅なさると良いと思います。もちろん、たとえ数分であっても痛みや不調が出るようであれば無理をせず、お散歩をお休みしたり、安静が必要な場合もありますので、かかりつけの先生ともよくご相談いただくとよろしいでしょう。また、家の中で動かずにいた状態からいきなり動こうとしても関節や靭帯や筋肉が固まっていて上手く歩けないことがあります。お家の中やお庭などをゆっくり歩くなど、身体を慣らしてからお散歩にでかけるとよいでしょう。お散歩コースは、足腰に負担がかかる階段や急な段差がある場所などは避け、なるべく負担のない道を選びましょう。お散歩の途中で水分補給をしてあげることも大切です。ラブラドールちゃんが立ち上がるのがつらそうな場合には、滑りにくいマットなどを敷いてあげたり、タオルなどを利用して腰のあたりを支えて、立つことを助けてあげるとよろしいでしょう。ラブラドールちゃんがリラックスしている時を選んで、マッサージをしてあげることも効果的です。血行を促し、筋肉をほぐし、関節が柔軟に動かせるようにゆっくりと行うことが大切ですが、関節炎の程度によってはどれくらい動かして良いか異なってくるので、かかりつけの先生にご相談いただきながら行うと安心です。ラブラドールちゃんは身体も大きく、ご年齢ももうすぐ14歳ということですのでどうしても関節が弱ってしまっているところはあるかと思いますが、健康管理やサポートで、良い状態を維持できる可能性も十分あると思います。また、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター0800-888-8256 です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。体調管理が難しい季節ですが、gabu様におかれましては体調など崩されませんよう、ご自愛ください。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
抜け毛
投稿者:ひめ
投稿日:2015/06/26(Fri) 11:21
No.4044
初めて相談させていただきます4ヶ月のチワワロングコート(♀)この1ヶ月強で、見た目にもびっくりするほど毛が抜けています。うちに迎えた時は、ふさふさでした。抜け替わる時期だからと言われていたのですが、写真をみくらべると、違う犬かの様です。食欲もあり、室内を走りまわるほど元気です。ホワイト・クリームなので、お腹はピンクの地肌が丸見えです。三回目のワクチン接種時に、聞いてみたのですが、「ひどいほうですが、チワワハゲといわれるくらいの子もいるので、皮膚病の抜け方では無い様なので、大丈夫ですよ」と、言われましたが、不安になりご相談させていただきました。このまま、様子見で大丈夫なのでしょうか?
Re: 抜け毛
2015/06/30(Tue) 17:29
No.4049
ひめ 様梅雨の合間の青空がまぶしく、初夏の訪れを感じるこの頃ですが、ひめ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。ひめ様の4ヶ月になる女の子のチワワちゃんが、抜け毛が多くご心配とのことですね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。ワンちゃんの被毛は、その構造の違いにより、シングルコートとダブルコートの2種類に分けられます。シングルコートは被毛が一重で下毛(アンダーコート)がなく、毛の抜け替わりの時期(換毛期)がありません。マルチーズやヨーキー、プードルなどはシングルコートで知られています。一方で、被毛が上毛(トップコート)と下毛の2重構造を有するダブルコートのワンちゃんは、一般的に春と秋に訪れる換毛期に下毛が抜けかわることによって、暑い夏や寒い冬に適応しています。ひめ様のロングコートチワワちゃんはポメラニアンや柴犬などと同様、ダブルコートのワンちゃんに分類されますので、おおよそ、春秋の2回換毛期が訪れるかと存じます。ただし抜け毛の量や時期はワンちゃんが生活する室温にも左右され、個体差もかなりありますので、見た目にはっきりわかる場合とあまり目立たない場合があります。また、このような季節的な換毛期とは別に、仔犬ちゃん独特の柔らかい毛質(パピーコート)から成犬の硬い毛に生えかわる時期があり、ロングコートチワワちゃんの場合、「チワワハゲ」などと呼ばれるようにかなり抜け毛が目立ってしまう場合があります。時期は個体差がありますが、3ヶ月から6ヶ月くらいの間に抜けかわってくることが多いので、おそらく、ひめ様のロングコートチワワちゃんの脱毛はこのパピーコートが抜けかわっているのではないかと推察されます。すでにひめ様はワクチン接種時に、かかりつけの先生にご相談されて、病的な抜け方ではないと診断されたということですので、心配はないと思いますが、日頃よりこまめなブラッシングを行いながら被毛や皮膚のチェックをしていただくとよいでしょう。例えば「一部分目立った脱毛がある」、「皮膚の色が赤みを帯びている」、「発疹がある」、「かゆみを伴っている」などの症状がありましたら、念のため、再度受診していただくことをお勧めいたします。体質によっては毛の成長が非常にゆっくりの場合もあります。また、ホルモンの分泌異常やストレスなどが原因で脱毛が広がったり、毛の成長が遅れたりする場合もありますので、今後も例えば数ヶ月に一回ほどのペースで、かかりつけの先生に皮膚のチェックをお願いすると、よりご安心かと存じます。また健康な被毛を形成するためには、適切な栄養管理やストレスのない環境作りが大切です。ワンちゃんの年齢にあわせて、栄養バランスが整った食事を与え、生活のリズムを整え、適切な運動を行い、日頃から新陳代謝を高めておくことは、被毛だけでなく病気にならない体をつくるためにもとても有効と考えられます。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。時節柄、ひめ様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします
- ひめ
2015/07/01(Wed) 08:50
No.4050
お返事ありがとうございます詳しく詳細を書いていただき、ありがとうございました初めて家族として迎えたので、何もわからない状態でした。食欲もあり、本当に元気なのですが、ふわふわコロコロで迎えた姿とは、まったく違うので心配でした。自宅に戻ると、ちぎれるのでは?と思うほど尻尾をふる姿をみると、仕事疲れも飛んでいきますこれからも、またご相談させていただく事もあるとは思いますが、よろしくお願いいたします
2015/07/01(Wed) 14:32
No.4051
ひめ 様この度はご丁寧にご返信いただきまして誠にありがとうございます。ご帰宅時に、本当にちぎれそうなほどしっぽをふって、ひめ様をお迎えしているロングコートチワワちゃんの様子を思い浮かべ、ほほえましく読ませていただきました。どうぶつさん達が私たちを癒やしてくれるパワーは計り知れないものがありますね。ひめ様とロングコートチワワちゃんが笑顔いっぱい、幸せな毎日が過ごせますよう、私共も精一杯サポートさせていただきます。また何かご不明点、ご心配なことありましたら、ぜひご相談下さい。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。
混合ワクチンのアレルギーについ...
投稿者:ハッピ
投稿日:2015/06/20(Sat) 18:34
No.4037
お世話になります2才10ヶ月フレンチブルドッグ 7.5kg メス避妊手術済みです昨年の11月に8種混合ワクチンを接種した際、アナフィラキシーショックと蕁麻疹が出ました他のアレルギー症状は今までありませんショック状態が出始めたときにまだ診察室に居た事もあり、チアノーゼ・低体温・急激な血圧低下等の症状が出ましたがすぐに治療してもらい2時間半ほどで帰宅できる位に回復しましたが、自宅に戻ってすぐに蕁麻疹も出て顔がボコボコに腫れた為、入院となりました@今年ワクチン接種するなら、気をつけることAワクチンでアレルギーが出た子にアレルギーが出やすい薬や食べ物などはありますか?B普段の住環境や食事などでアレルギーを軽くすることはできますか?ワクチンをする・しない選択はメリットとデメリットを色々と考え相談して、今年もする方向で今のところ考えてはいますがアレルギー症状を思うととても心配ですアドバイスよろしくお願いします
Re: 混合ワクチンのアレルギーに...
2015/06/24(Wed) 15:41
No.4040
ハッピ 様梅雨の不安定なお天気が続き、カラッとした夏空が待ち遠しいこの頃ではございますが、ハッピ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。ハッピ様の2歳10ヶ月の女の子のフレンチブルドッグちゃんが、ワクチン接種によりアレルギー反応を起こしたため、今後のワクチン接種や生活でのご注意点についてのご相談でございますね。お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。ハッピ様のフレンチブルドッグちゃんが昨年11月に8種混合ワクチンの接種を受け、アナフィラキシーショックを起こし、さらに蕁麻疹もでたということでございますね。ワクチン接種後に、このようなアレルギー反応を起こすことがまれにあります。アレルギー反応の症状はさまざまで、ワクチンの接種部位が腫れる、硬くなるなどの局所反応や、元気喪失、食欲不振、下痢、嘔吐、そしてアナフィラキシー反応が知られています。アナフィラキシー反応には、急性でかつ全身性のもので血圧低下、呼吸促迫、体温低下、流涎、震え、痙攣、失禁などの症状を示すアナフィラキシーショックと、顔面浮腫、蕁麻疹、痒みなどの症状を示す蕁麻疹反応があります。ハッピ様のフレンチブルドッグちゃんも昨年11月のワクチン接種の際に、ショック症状を示し、チアノーゼや血圧低下を起こしたということですので、大変危険な状況であったかと存じます。運良く診察室にいらっしゃって処置が早かったこともあり、一旦は回復し落ち着いたけれども、蕁麻疹が起こり入院になったということでございますね。病気を予防するために接種したワクチンにより大変重篤な症状を引き起こすこととなり、ハッピ様のご心配はいかばかりだったかと、心中お察し致します。一度ワクチン接種でアレルギー反応を起こしたワンちゃんが、次回ワクチン接種を受けた場合には、同じ反応を示すこともありますし、前回よりもさらに重篤な症状を示すこともあります。そのため、ワクチンの添付書には「アレルギー反応を起こしたどうぶつに対しての接種はしないこと」と明記されています。接種することを選択する場合には、充分そのリスクを了承していただいた上で決めていただく必要があります。ハッピ様は、すでにワクチン接種のメリット・デメリットを考慮して、接種をする方向で検討中とのことですね。前回ワクチン接種およびその後のアレルギー反応に対する処置をしていただいた先生とご相談いただき、フレンチブルドッグちゃんの生活環境などをご検討いただいた上で、ワクチンアレルギーのリスクよりもワクチン接種による病気の予防が重要ということで、接種をお決め頂いたということでしょうか。もし、まだ先生とご相談されていないのであれば、まず今後のワクチン接種については、事前にご相談いただくことを強くお勧め致します。フレンチブルドッグちゃんのワクチン接種については、上述の通り、かかりつけの先生にご相談をお願いしたいのですが、もし、その上で接種することになったことを仮定して、@の質問にお答えさせていただきます。前述の通り、ワクチン接種によって1度アナフィラキシーショックを起こしたことがあるワンちゃんは、再度起こす可能性が充分にありますので、病院さんにも事前に相談して、万が一の場合には先生がすぐに対応できる日時を指定していただき接種することが望ましいと思われます。通常のワクチン接種の時と同じように体調が良い日を選ぶのはもちろんですが、接種日から数日はハッピ様にも時間に余裕がある日をご選択いただき、フレンチブルドッグちゃんの体調をみることができるようにしておきましょう。ワクチン接種でアレルギーが起こる可能性を配慮して、副腎皮質ホルモン製剤や抗ヒスタミン製剤を事前投与してからワクチン接種をする方法もあります。抗ショック剤を事前投与して、ショックを予防する方法ですが、抗ショック剤は免疫を抑制するお薬でもありますので肝心のワクチンの効果がどれほど期待できるかは疑問が残ります。また、抗ショック剤を事前投与してもショック反応を完全に防ぐことができない可能性もあります。そのため、こういった方法で接種するかどうかも含めて、かかりつけの先生とも充分ご相談していただいた上で判断していただく必要があります。(先生によっては推奨されないこともあります。)また、8種の混合ワクチンでアレルギー反応を起こした場合、例えば5種のワクチンに変更して接種すると、反応が起こらなかったという例もあります。しかし、5種ワクチンでもアレルギー反応が起こったという事例もありますので、いずれの場合も注意が必要です。次にAのご質問ですが、ワクチンアレルギーが出たワンちゃんに同じワクチンを接種すると、アレルギー症状が出る可能性は高いのですが、他の種類のワクチン、例えば製造メーカーが異なったり、狂犬病など他の病気のワクチンであっても、アレルギーを起こす可能性はあります。ワクチン以外の薬品や食事でも、アレルギー反応が起こる可能性はあります。ワクチンアレルギーが起こったことがあるワンちゃんが、それ以外のものにも反応を起こしやすいというデータは持ち合わせておりませんが、初めて飲む薬や食事を与える場合には、念のためよく観察し、様子をみていただくと安心です。Bのご質問ですが、例えばアトピー性皮膚炎であればハウスダストマイトを除去するよう掃除を徹底することで症状を軽減することができますし、食事アレルギーであればその原因となっている食材を摂取しないという方法で、予防することができます。しかし、ワクチンアレルギーはその原因物質である「ワクチン」という異物が体内に入ることによって起こっているので、その反応を食事や環境の改善で軽減する方法は明らかにされてはいません。しかし、直接関連はないかもしれませんが、清潔で住みよい住環境を整え、栄養バランスの整った食事を食べさせ、適度な運動を行い、適切な体重を維持して体調を整えてあげることは、抵抗力を備え、病気に負けない体づくりには欠かせない大切なことです。ぜひストレスを感じさせず、楽しく過ごせる環境作りを、フレンチブルドッグちゃんのためにも続けていただければと存じます。アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。時節柄、ハッピ様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。
- ハッピ
2015/06/25(Thu) 01:01
No.4041
酒井先生、アドバイスありがとうございますいつもお世話になっている先生とはワクチンについて一通り説明・相談済みですアレルギーが出た製薬会社とは違うメーカーに変えるとアレルギー反応が出る確率が減る、8種より5種・7種のほうがリスクも減ることなどは聞いています接種当日は朝一で受診して1日病院預かりで要経過観察になる予定です不安なままは怖いのでもう1度、病院に行って色々と聞いてみます調べると色々な意見もあり、見れば見るほど迷いが出る状況です一般的に、アナフィラキシーを起こした後はメーカーを変えてみる事はせずワクチンを打たない事を勧める事のほうが多いのでしょうか?
2015/06/29(Mon) 14:19
No.4045
ハッピ 様この度はご丁寧にご返信いただき、ありがとうございます。今後のフレンチブルドッグちゃんのワクチン接種については、すでにかかりつけの先生ともご相談済ということでございますね。ワンちゃんのワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があり、このうち不活化ワクチンには、体内で効果的に免疫をつけるために、アジュバントという添加剤が加えられています。ワクチンアレルギーの原因の1つが、このアジュバントと考えられていますので、8種のような不活化ワクチンと生ワクチンの混合ワクチンを接種してアレルギー反応が起きた場合には、次回より生ワクチンのみの混合ワクチンを選択するという方法があります。もし、このアジュバントが原因でワクチンアレルギーが起こったのであれば、5種ワクチンのように生ワクチンのみの混合ワクチンを接種しても、アレルギー反応は起こらないでしょう。しかし、アレルギー反応の原因はアジュバントに限りません。今回起こったアレルギー反応が、次回接種するワクチンにも含まれている成分によるものであれば、再度アナフィラキシーショックなどの重篤な症状がでる可能性を否定することができません。事前に反応した物質が特定できないため、接種してみないとわからないということになります。ハッピ様のフレンチブルドッグちゃんも接種の際には朝一番に受診し、万全の態勢で管理をなさるということですね。アナフィラキシーショックは血圧低下、体温低下、チアノーゼなどを伴い、最悪の場合には死に至ることもあるショック症状であるため、製薬メーカーや、ワクチンの種類を変えて接種するとはいえかなり慎重にはならざるを得ません。先生のご経験、お考えにもよるかと思いますので、一概にワクチンを打たないことを勧めることが多いかどうかというご質問には回答致しかねますが、ワクチン接種のリスクと、フレンチブルドッグちゃんの生活環境の中で、ワクチンを接種しないことで感染症になるリスクをよくご検討の上、最終的な判断をしていただくことが大切です。またワクチンを接種してから、その効力が切れるまでの時間は個体差がありますので、必ずしも一年に一回ワクチンを接種しなくてもいい場合があります。別途検査費用はかかりますが、必要最低限、予防しておきたい感染症について、フレンチブルドッグちゃんが免疫を持っているかどうか、血液検査で抗体価を調べてから、接種時期を決める方法もございます。様々な情報があり、迷ったり、心配に思われるのは当然のことです。再度、ご不安に思われている点も含めて、かかりつけの先生ともよくご相談の上、フレンチブルドッグちゃんにとって、一番良い方法をご検討いただければと思います。また、ご心配なことがおありの際にはお気軽にお声がけください。今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。
2015/06/29(Mon) 23:07
No.4046
酒井先生、詳しい説明ありがとうございます今まで漠然とした不安で上手く主治医の先生に伝え切れなかった部分が今回ので理解できました疑問点など再度、主治医の先生と相談して最終的にどうするか決めたいと思いますどうもありがとうございました
2015/06/30(Tue) 15:30
No.4048
ハッピ 様 ご返信いただきましてありがとうございます。病気の予防と一言で申しましてもそれぞれのワンちゃんの体質や生活環境によって飼い主さんはさまざまな選択をされる必要がございます。ハッピ様が主治医の先生としっかりと納得がいくまでお話をしていただき、フレブルちゃんにとって最善と思われる方法をお選びいただきますよう、私共も応援しております。明日より7月に入り、これから熱中症にも注意が必要な季節でございますね。熱中症対策も万全に、ハッピ様とフレンチブルドッグちゃんがお健やかに、暑い夏を乗り切られますよう願っております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。