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犬の食事についてお伺い

投稿者:ごっくん

投稿日:2014/04/19(Sat) 17:12

No.3488

犬の食事についてお伺いいたします。
1歳10ケ月になる雄の柴犬で、体重は9kg
・ドックフード(ドライタイプ)
  サイエンスダイエット/アダルト 1/2カップ(目盛り40g)
・ドックード以外の食べ物
  朝 ドックフードを完食後  ヨーグルト/プレーン(大さじ3程度)
  夜 ドックフードを完食後  お肉/豚肉(湯がいたものor焼いたもの)

・散歩
  飼い主自身の健康管理の目的もあり散歩は、1日3回

我が家に来た時には10ケ月を過ぎていましたから丁度1年となります。
日中は外で飼い、夕方から朝までは玄関(段ボールの中)にいます。
ドックフードは、ショップで食べていたメーカーと同じサイエンスダイエットのパピーを問題なく食べていました。その後、同じメーカーのアダルト(小粒用)に切り替えました。切り替え当初は特に問題なく食べていいましたが、ある時からお皿を目の前に出しても食べようとしなくなりました。結果的には出したものは食べるのですが、皿から取り出して手のひらに載せると食べたり、玄関のフローリングの上にぶちまけると食べたり...こんな感じで宥め賺して食べさせています。いつも手が掛かって困っています。素直に食べる時の方がむしろ少ない位です。
但し、お肉とヨーグルトは直ぐ食べ、出すのが遅れると要求もします。
長々と書きましたが何かいい方法などありましたらお教え願います。
以上、よろしくお願いいたします。

Re: 犬の食事についてお伺い

- ペット栄養管理士 三留

2014/04/23(Wed) 12:51

No.3494

ごっくん 様

色とりどりの春の花が美しい頃でございますが、ごっくん様に
おかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
1歳10か月の柴犬ちゃんお食事についてのご相談でございますね。
早速、お問合せにつきましてご案内をさせて頂きますが、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承下さいませ。

ごっくん様の柴犬ちゃんは、お食事のときに手をかけないと食べない
ことが多くてお困りとのことでございますね。
私たち人間の場合も、その日により食欲がある日があれば、ない日もあり、
自然と食べる量を調節していることもあるのではないでしょうか。
ワンちゃんも同じで、一過性の嘔吐や下痢などの消化器症状が
みられる場合には、食事量を減らしてあげることで消化器の負担を減らして
あげることができます。
また運動が不足しているようであれば、必要なカロリー量が低下するため、
運動量を増やしてあげて食欲を刺激してあげることも必要かもしれません。
フードの袋に印刷がされている分量はあくまでも目安ですので、
運動量や季節、体調にあわせてお食事量を調節いただきます。

しかしながら、体調が悪くて食事量が減っている場合も中にはございます。
ごっくん様からお教えいただいた内容ですと、柴犬ちゃんはお元気なご様子
ですので、健康状態には問題がないという前提でお話を進めさせていただきますが、
今後、お食事の量が減ること以外にも、ウンチの状態に変化があったり、
嘔吐がみられたり、元気がない、食欲不振の症状が進行しているなど、
気になるご様子がみられた場合には
体調不良による食欲不振である可能性もあるため、
お早めに動物病院さんにご相談をなさることをお勧めいたします。

さて、総合栄養食であるドッグフードは栄養のバランスが整ったお食事ですが、
どうしても嗜好性には劣りますので、ワンちゃんがドライフードを嫌々食べるような
素振りを見せることがよくみられます。
柴犬ちゃんは、最終的には出されたお食事を全部食べ、またお肉とヨーグルトは
すぐに食べるご様子ですね。
食欲がない訳ではなく、ドライフード以外には、美味しい物がたくさんある
ということが分かってきたのかもしれませんね。
また、ワンちゃんに周囲からの注目はたいへん嬉しいことですので、
食べないでいると、ご家族様が「まだあるわよ」「もう少し食べましょう」と声を
かけてくれることが知らないうちに、ワンちゃんにとって、「食べないでいると
良いことがある」ということになってしまうこともございます。
「出してもらったときに食べないと、困る」、また、「ごっくん様のお蔭で
お食事ができる」と柴犬ちゃんにしっかりと伝えていただくことが大切でしょう。
次にお食事を与えるときのポイントをご案内いたします。

■今もなさっているかもしれませんが、
お食事の時間になったら、オスワリ、マテと指示をして、
柴犬ちゃんがごっくん様の指示にしたがったら、「ヨシ」と
おっしゃってから、与えることは重要でございます。
さらに、「マテ」から「ヨシ」にいたる時間を、柴犬ちゃんの口から
よだれが出るくらいじらすと、ワンちゃんの体で食事を受け入れる態勢を
万全にさせることができるでしょう。

■一般的にドッグフードは脂でコーティングされていますので、空気に触れる時間が
長くなると酸化して、栄養価の面でも味の面でも劣化してしまいます。
柴犬ちゃんに、「食べないでいると困る」ということを教えるためだけではなく、
嗜好や栄養という面でも食べないでいたら、一定の時間(15分〜20分くらい)を目安に、
食事はさっと下げてしまった方が望ましいでしょう。

■今は、「食べないでいると、手で食べさせてもらえたりして、楽しいことがおこる」
というように柴犬ちゃんは思っているのかもしれません。
「食べたら、嬉しいことがおこる」と感じるようになさることが望ましいでしょう。
食事を少ししか食べていなくても、ごっくん様は「もう食べないの」などと
いうような言葉は何もかけず、知らん顔をなさって、柴犬ちゃんから
背を向けてしまいます。
反対に食べたときにだけ、「お利口ね」「すごいね」と柴犬ちゃんが嬉しく
得意になるような言葉をおかけいただきます。
そして、柴犬ちゃんが楽しみにしているお肉やヨーグルトは、食べたことへの
ご褒美として与えるようにしましょう。
このときも、柴犬ちゃんに要求されて与えるのではなく、
ごっくん様に主導権があることを表すため、「オスワリ」、「マテ」、と
指示をしていただき、柴犬ちゃんが指示に従って初めて「ヨシ」と
与えるようにします。
あるいは、最初から、一回に与える分量を食器に全部いれるのではなく、
「いつも、これくらいなら食べる」というくらいの分量をまずお入れ
いただき、食べたら「お利口ね」と褒めながら、ごっくん様の手から食器に入れて
追加なさるのも一つの方法でしょう。
このときに手から乗せて食べさせてあげてもよろしいですし、
食器の中にごっくん様の手からフードを追加していただくなどして
楽しい雰囲気を作ってあげましょう。
食べ方が少なくて心配なときは、1〜2時間したら、再度、食事の時間にしても
よいでしょう。
また、フードを少し取り分けてお散歩のときなどお持ちいただき、
お利口なときご褒美の代わりに与えていただくと
楽しい雰囲気に思わず食べるかもしれません。

■ごっくん様は、毎日3回柴犬ちゃんをお散歩にお連れになられていて、
柴犬ちゃんは幸せでございますね。
元気盛りの柴犬ちゃんですので、お食事の時間を「お腹が空いているから、
おいしい」という時間にするためにも、お食事の前のお散歩を長めにして
いただくなどして、なるべく運動量を増やすようになさると
よろしいかもしれません。
なお、一般的にワンちゃんが消化・吸収に要する時間は長くかかるので、
食後のお散歩などの運動は望ましくなく、食後はゆっくりと休ませてあげる
ようにしましょう。

■ドライフードそのものを美味しそうに見せるため、
食後に与えていらっしゃるお肉やヨーグルトをフードプロセッサなどで細かくして
ドライフードと分けることができないくらい、よく和えていただくのも一つの方法
かもしれません。
ただ、このようになさることでドライフードだけで食べなくなることも懸念され、
万が一、療法食を与える必要が起きたときに困ってしまいますので、
まずは、今のままドライフードだけで与えていただくほうが望ましいかもしれません。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります

お散歩の気持ち良い時期でございますね。
ご家族の皆様のご健康と、笑顔いっぱいの毎日を
心から応援いたしております。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



初めての相談になります。

投稿者:めい

投稿日:2014/04/18(Fri) 00:24

No.3485

10ヶ月のチワワの女の子です。乳歯から永久歯に生え替わった様子がありません。フィラリアの薬を処方してもらったり、ワクチンを打ってもらったりと獣医さんに診察してもらってますが、歯について何もいわれたことはありません。そのままでも大丈夫でしょうか?診察してもらうなら保険対象になりますか?あと生理もまだきていません。気付いていないだけでしょうか?調べてもらったほうがいいでしょうか?

Re: 初めての相談になります。

- 獣医師 阿部

2014/04/22(Tue) 19:24

No.3492

めい 様

暖かな春の日差しが心地よい季節となってきましたが、
めい様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
チワワちゃんの乳犬歯が永久歯に生え変わったご様子がみられず、生理も来ていないため、
ご心配とのことでございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、
実際のご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

【歯の生え変わりについて】
ワンちゃんの歯は、一般的に生後3〜4ヶ月から生後6〜7カ月頃にかけて乳歯から
永久歯に生え変わります。
また生え変わりは下顎の切歯→上顎の切歯→下顎の前・後臼歯→上顎の前・後臼歯
→下顎の犬歯→上顎の犬歯の順番で生え変わるといわれております。
乳歯は下から永久歯が生えて押し上げられることで抜け落ちますが、生え変わりの時期を
過ぎても乳歯が抜けず、永久歯も出てこない場合は、
欠歯(永久歯がない)や埋伏歯(永久歯はあるが歯肉や顎骨に埋もれてしまっている状態)の
可能性が挙げられます。
このような歯の異常は小型犬に多く発生するといわれており、口腔のレントゲン検査で調べる
ことが可能です。
めい様のチワワちゃんですが、乳歯から永久歯に生え替わった様子がみられない
とのことですから、一度かかりつけの先生にご相談いただき、レントゲン検査を受けられることも
ご検討されてはいかがでしょうか。
次に、それぞれのケースにおけるご注意点をご案内いたしますので、
ご参考にしていただければ幸いです。

1.永久歯がある場合
(1)生え変わりの遅れ
永久歯が無事に顔を出したら一安心ですが、乳歯が残ったままの状態であれば噛み合わせに
異常が生じる確率が高いといわれております。
早めの乳歯の抜歯で防ぐことができますので、様子をよく観察していただくことが重要でしょう。

(2)埋伏歯
埋伏歯とは、歯肉の肥厚、歯の位置の異常、スペースが足りないなどの原因により、
生えるべき永久歯が顎骨や歯肉下に埋もれた状態を指します。
早期に発見された場合、乳歯を抜歯・歯肉を切除するなど生えやすくする処置を行うことも
ありますが、歯の生え出る力が弱いためそのまま歯肉内に留まるケースも多いようです。
このため、乳歯を温存したままにすることが一般的です。
しかし、稀ではありますが、埋伏歯を残すことで含歯性嚢胞(がんしせいのうほう=埋伏歯)
の周りに液体を溜めた袋ができる)になることもあります。
嚢胞ができてしまうと、周囲の歯槽骨を吸収(骨を溶かすこと)したり、嚢胞が正常な歯を
圧迫して咬合異常などを引き起こすことがありますので早期に摘出する必要があります。
したがいまして埋伏歯がある場合は、お家で歯肉に異常がないかチェックし、定期的に
レントゲンで埋伏歯の状態を把握していくことが大切です。

2.永久歯が無い場合
・欠歯
先天的に永久歯が無い状態を指します。小型犬の欠歯は埋伏歯に比べ発生頻度は
高いようです。乳歯は抜けずにそのまま残りますので、ワンちゃんは乳歯のまま一生
を過ごすことになります。
自分で獲物を捕って食べる野生のワンちゃんと違って、このような状態であっても、
人間と生活を共にするワンちゃんの場合は食事に大きな不都合は生じません。
ただし、乳歯は永久歯よりも歯質が弱く、折れやすいため、次のような点に注意が必要です。
・蹄やアキレス腱などの硬いおやつやおもちゃは与えない。
・引っ張り合いなどの遊びは避ける。

なお、歯が折れてしまった場合は多くの場合、歯髄が露出してしまうため細菌感染を
起こしやすくなります。一般的には抜歯しますが、損傷が少なければ歯内治療(歯を修復して
温存するための治療)を行うこともあります。
欠歯が見つかった場合、乳歯がしっかりとしているのであれば、
特に抜歯などはせず、そのまま乳歯を使用するのが一般的だと思います。

【「ワンちゃんの発情」について】
女の子のワンちゃんは、一般的に生後6〜12ヶ月頃には体の成長が一段落して
性成熟を迎え、このころ最初の発情を迎え、その後1年に1〜2回、6〜12ヶ月の間隔で
発情を繰り返すことになります。
なお、一般的に小型犬では早く、大型犬では遅いといわれており、品種や成長のスピード
などの個体差により、初回の発情を迎える時期は様々です。

ワンちゃんでは、発情前期には陰部が赤く腫大し、出血がございます。
発情出血がある発情前期は、通常約1〜2週間ですが、
個体差は3日〜27日と大きく開きがあります。
ワンちゃんの発情出血は、排卵後、受精しない時に起こる人の生理とは異なり、
ワンちゃんの場合はこれから排卵をする準備のため(妊娠準備のため肥厚した子宮内膜の
毛細血管が切れることによる)の出血です。
したがいまして、ワンちゃんは発情出血(生理)後に排卵が起こります。

めい様のチワワちゃんは、現在10ヶ月ということですね。
初めて迎える発情の時期には個体差がございますので、チワワちゃんはまだ発情を
迎えていない可能性もございます。まだ発情の兆候が見られないということでしたら、
もう少し様子をみられてもよろしいかと存じます。

また、出血があっても自分できれいになめとってしまう場合や、
初めての発情を迎える時には、ワンちゃんの体がまだ十分には発達しておらず、
発情出血が非常に少なくて肉眼ではわかりにくい場合もございます。
したがいまして、チワワちゃんにおいても既に初回の発情を終えている
可能性もあります。
実際に発情しているかどうかは、動物病院さんで身体検査をお受けになったり、
膣内部の細胞を顕微鏡で見てもらったりすることでも確認することができます。
また、念のために、順調に成長しているか、栄養状態に問題がないかなども、
かかりつけの動物病院さんで一度チェックしていただくと、さらにご安心いただく
方法かもしれません。

【発情の兆候について】
発情前期になりますと、外陰部は触ると硬いのですが、ふっくらとしてみえます。
これが数日から2週間以上と日数に開きはありますが、この状態が続いた後に発情期が
来ます。発情期になると出血は全く見られなくなり、外陰部はふっくらとしたままですが、
発情前期と異なり、触れると柔らかくなっています。
外陰部の変化以外の兆候としては、排尿回数が増える、陰部を舐める、
落ち着きがなくなる、食欲の変化などがあります。

次に、保険に関するご案内です。
アニコム損保では、保険の運営上、症状を伴う傷病の診療費を、保険の「対象」とさせていただいて
おります。一方で、炎症などの症状がなく、今後予測される傷病を予防する目的で診療する
場合は、保険の対象外と致しております。
したがいまして、炎症等の症状が無く、歯の生え変わりを確認するためのご通院は
健康診断等(保険対象外)に該当する可能性があります。
ただし、実際の診察内容と診断名によっては補償が可能である場合もございますので、
詳細につきましては、アニコムのあんしんサービスセンターへお問い合わせください。

時節柄、体調管理の難しい時期でございます。めい様におかれましては、くれぐれもお身体を
ご自愛くださいませ。
チワワちゃんがお健やかにお過ごしになられることをアニコムスタッフ一同、
心からお祈り申し上げております。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



フィラリアの薬について

投稿者:たろう

投稿日:2014/04/19(Sat) 07:26

No.3487

今回いつもと違う病院でミベルマイシンを買いました
カルメドックとの違いはありますか?
副作用はどんな症状がみられますか?

また前歯が欠けていて歯石がたくさんついています
少しぐらぐらしていて触ると嫌がります
痛いのでしょうか?
このまま放置していてよいのでしょうか?

8歳チワワオスです。

Re: フィラリアの薬について

- 獣医師 竹田

2014/04/22(Tue) 19:01

No.3491

たろう 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
チワワちゃんのフィラリア予防薬と歯のぐらつきについてのご質問
でございますね。
早速、お問合せにつきましてご案内をいたしますが、
実際のご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことを
ご了承ください。

はじめに、フィラリアの予防薬についてご案内いたします。
ミルベマイシンもカルドメックもフィラリア症を予防するお薬です。
ミルベマイシンは「ミルベマイシン オキシム」、カルドメックは
「イベルメクチン」という有効成分を含んでおり、どちらもマクロライド系
という同じグループに属する、発育段階の内部寄生虫を殺す薬です。
細かい点を言えば化学構造がわずかに違っているのですが、
薬の働きに大きな違いはありません。
フィラリア症を媒介する蚊の発生から蚊の発生終息1カ月後まで
毎月服用することによって予防効果を持続させる点も同じです。

あえて違いをご案内するとすれば、カルドメック(イベルメクチン)は
フィラリア予防薬として承認・発売されたお薬になりますが、
ミルベマイシン(ミルベマイシン オキシム)は、フィラリア予防以外にも
消化管内寄生虫(犬回虫、犬鉤虫、犬鞭虫)の駆除にも効果します。
ただし、カルドメック(イベルメクチン)もチュアブルタイプの製品では
「ピランテルパモ酸塩」という成分を配合しており、
犬回虫、犬鉤虫の駆除効果を追加しています。
いずれにせよ、フィラリア症に対する予防効果という点では
ほとんど違いはありません。

報告されているミルベマイシンの副作用は、ときに下痢、軟便がみられる
ということです。
また、コリーやシェットランド・シープドッグ、ボーダーコリーなどの
コリー系のワンちゃんでは、薬物が脳に入らないようにバリアの役割を
している血液脳関門の働きが弱いので、ミルベマシシンの投与で神経毒性
をあらわす恐れがあるため注意が必要です。
ただし、これは同じマクロライド系駆虫薬であるカルドメックも同じです。
また、フィラリア予防のために用いる薬用量はとても低用量なので、
一般的には神経毒性の副作用が出る可能性は低いと言われております。

どちらも、たくさんのワンちゃんが毎年服用している、比較的安全なお薬
のひとつですが、ともに、フィラリアにすでに濃厚感染しているワンちゃん
に対して投与した結果、ワンちゃんがショック状態におちいることが懸念
されます。
したがいまして、フィラリア予防薬の処方前には血液検査にてフィラリア
の感染がないことを確認することが推奨されます。

続きまして、ワンちゃんの歯のぐらつきについてお答えします。
実際のご様子を拝見していませんので、触られるといやがる理由が、
痛みからなのか、単に口の中を触られるのが気持ち悪いのかは判断つきかねる
のですが、前歯が欠けているとのことですから、神経が露出していれば痛み
があると思います。
また、歯石がたくさん付着しているとのことですから、歯肉炎などいわゆる
歯周病の症状が進行しているかもしれません。
炎症が神経におよぶことによって、痛みを感じていることも考えられます。

口腔ケアや歯石を除去することによって歯茎の炎症がおさまれば、
痛みやぐらつきが改善する場合もありますが、改善が見込めないため抜歯
してしまう場合もあります。
これは歯の欠けている程度、歯石や歯肉の炎症の程度や範囲を確認しての
判断になりますので、ぜひかかりつけの先生に相談してください。
抜いてしまうというと少し心配かもしれませんが、ふだん専用のフードを
食べているワンちゃんにとって、食事をするのに歯はそれほど重要ではない
とも考えられています。
チワワちゃんはまだ8歳とのことですから、これからも末永くお元気で
お過ごしていただくために、お口のケアがますます大事になってくるかと
思います。ぜひお大事になさってください。

また何かございましたら、お気軽にご相談ください。
なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っております。
状況をお伺いした上でより具体的なご案内ができると思いますので、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。



無題

投稿者:めい

投稿日:2014/04/18(Fri) 00:37

No.3486

生後10ヶ月のチワワの女の子ですが、躾がなかなかうまくいきません。8歳になるコーギーは生後3ヶ月からお座りや待て、ハウスなどいろいろな指示を理解していました。犬種でも理解力の差はあるのですか?昔飼っていたポメラニアンも殆どの事を理解していました。唯一出来るのがケージに入っている時だけトイレシートに、ようをたすことができます。あとお座りもできます。ケージから出すと走り回って呼んでも来ません。自分の名前は理解しているようです。せめて呼んだら戻ってきてほしいです。

Re: 無題

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/04/22(Tue) 15:16

No.3490

めい 様

春爛漫の頃でございますが、めい様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
チワワちゃんは先輩犬の8歳のコーギーちゃんと元気にお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂戴致しまして、誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせて頂きますが、
一般的なご案内になりますことを何卒ご了承下さいませ。

【ワンちゃんの理解力について】
チワワちゃんは、人に可愛がられるために作られたワンちゃんですので、
愛され上手のワンちゃんです。
コーギーちゃんは、もともと人の牧畜をお手伝いしてきたワンちゃんですので、
運動能力も高く、また、人の気持ちを読む能力に長けたワンちゃんでございます。
このように、その昔、その犬種がどのような目的で作られたのかを知ることは、
その子の行動の傾向などを把握する際、たいへん参考になります。
犬種によって、日々の生活で気をつける点も多少ですが異なりますし、
しつけの入りやすさなどにも多少ですが違いはございます。
ただ、それ以上に、ワンちゃんに指示をなさったり、お教えになられたりした
ときの、「タイミングがちょうど良かった」あるいは「声のトーンがちょうど
良かった」などにより、ワンちゃんの記憶に上手く残ったなどということも
ございます。
特に、子犬ちゃんの時期は好奇心が旺盛で、落ち着きがなく気が散りやすいのが
当たり前ですので、コーギーちゃんのように、3か月のころからいろいろな指示
を理解するワンちゃんのほうが少数派なのかもしれません。
また、個体差も大きく、同じお母さんから一緒に産まれてきた何頭かの
ワンちゃんでも、駆けっこをしたとき、常に先頭を走ろうとする積極的な子
もいますし、びびり屋さんもいますし、のんびりとした子もいます。
したがいまして、その子の個性をみながら、育むことも大切でしょう。

先にご案内をしたように、望ましい行動をするように誘導し、ちょうど
そのことをしたタイミングに、褒めていただくことで、「それで、良いのだよ」
ということを教えてあげましょう。
上手くいくことも、いかないこともありますが、
あきらめず、根気強く、毅然とした態度で向い続ける飼い主様の姿勢は、
ワンちゃんたちの心に安心や信頼といった気持ちを芽生えさせ、
深くて強い絆が育まれていくのではないでしょうか。

【呼び戻しについて】
チワワちゃんは、ケージから出ると、走り回り、呼んでも戻ってこなくて
お困りのご様子でございますね。
チワワちゃんは嬉しくて走り回り、めい様の声が耳に入っていないのかも
しれませんし、あるいは、以前、名前を呼ばれて戻ったときに、
叱られるなど、嫌なことが起きた経験が記憶に残っていて、
「呼ばれて行っても、また、叱られるのかな」と思い、
戻らなかったのかもしれませんね。

「名前を呼ばれたら戻る」という状況を作るためには、
ワンちゃんに、自分の名前を呼ばれたときに、
「何かいいことがあるかもしれない。」という気持ちになるように
日頃から接していただくことが重要でしょう。
このような気持ちを育む基礎作りのためには、アイコンタクトが重要でしょう。
名前を呼ばれたときに、チワワちゃんがめい様の目をみたら、
「お利口ね」「可愛いね」などと優しく明るい声でお答えいただきます。
さっと振り向いたり、めい様のお顔をさっと見ただけであっても、
笑顔で応えていただくとよろしいでしょう。
「自分の名前を呼ばれて、反応したら、嬉しい気持ちになった」という経験を
たくさんさせてあげてください。

このような経験に加えて、いつも過ごすリビングなど、チワワちゃんが
静かにゆっくりできる場所で、めい様は少しだけ離れたところから
チワワちゃんの名前をお呼びいただき、めい様の元に戻ってきたら、
うんと褒めていただき、その後、オモチャで遊ぶなど、
嬉しいことを経験させてあげましょう。
このとき、「オイデ」などという言葉をご利用なさってもよろしいでしょう。
いかにも、「いいことが待っているよ」という雰囲気で、お呼びいただき、
呼ばれた声に反応してチワワちゃんが戻ってきたら、明るく、楽しい声で
褒めてあげましょう。
すぐに戻ってきたときと、時間はかかったけど戻ってきたときの褒め方には
差をつけるなどして、すぐに戻ってくると、より良いことがあることを
教えてあげてもよろしいでしょう。
どのような行動が望ましいか、分かりやすくするために、
リードをつけた状態にして、オイデとおっしゃったとき、
リードをそっとひくのも一つの方法でしょう。

また、反対に、「名前を呼ばれて行ったら、嫌なことがあった」というような
経験をすると、往々にして戻りたがらなくなってしまうことが多いようです。
したがいまして、叱るときにはチワワちゃんの名前を呼ぶのではなく、
「ダメ」や「いけない」などと、叱るときに使うようにお決めいただいた言葉で
お叱りいただくとよろしいでしょう。
また、低くて、威厳のある落ち着いた声のトーンで叱ることが、
「いけないことをした」ということを伝えるためのポイントでございます。
用事があるときなど、ワンちゃんを追いかけたくなりますが、
逃げようとするワンちゃんを追いかけると
「逃げれば追いかけっこをしてもらえて嬉しい」と思わせてしまい、
逃げることにご褒美を与えることになってしまうこともあります。
できれば、チワワちゃんが来たくなる状況を作り、
戻ってきたら褒めてあげるのが望ましいでしょう。

同時に、人の手や人の存在を「怖い」と感じる経験をさせないことも
重要でしょう。ワンちゃんは、人の手が頭上から降りてくる状況や、
後ろから急に手が伸びてくる状況に恐怖を感じます。
お世話をなさるときなど、チワワちゃんの体を触るときには、
できるだけこのような状況を作らないようにしましょう。
特に、チワワちゃんがケージの中で過ごしている時にお世話をなさる場合にも
ご注意いただければと存じます。

特に小型犬のワンちゃんの目には、人の手は思いのほか大きく怖いもの
に映ってしまうことがあります。
お散歩のときなど、チワワちゃんのことを「可愛い」と、触りたがる方が
いらっしゃったら、相手の方にもしゃがんでいただいたほうがよろしいでしょう。
「触ってもいいかな?」などと声をかけながら、
できれば相手の方の手をチワワちゃんの鼻のあたりに持って
いってもらうように誘導してみましょう。
チワワちゃんに相手の方の匂いをかがせて、安心させてあげ、
そっと胸や背中、首の付け根などをそっと撫でていただくように
お声掛けいただくとよろしいでしょう。

また、「いつも自分を守り、安心させてくれるめい様のいうことは
聞かなくては・・・」という気持ちを持たせることも併せて重要でしょう。
このためには、めい様に主導権があることを事あるごとにお示しいただくことも
大切でしょう。

例えば、めい様とワンちゃんたちがお留守番をなさっていたところに、
他のご家族様やお友達がいらっしゃったとき、
コーギーちゃんやチワワちゃんがいくら嬉しそうにしていても、
先にめい様に声をお掛けになられてからコーギーちゃんに
その次にチワワちゃんにお声を掛けていただくようにしましょう。
チワワちゃんがオモチャを持ってきて、「遊んで」と誘ってきたときも、
めい様が「オスワリ」などと指示をしていただき、
「指示に従ったから遊んでもらえた」というようにチワワちゃんにお示しいただき、
主導権をめい様が握るようにしましょう。

また、お散歩のときなどお玄関を出る前に、コーギーちゃんとチワワちゃんに
「オスワリ」と指示をしていただき、指示に従い、落ち着いた状況になってから
お散歩にいらっしゃるとよろしいでしょう。
お散歩中はめい様が一番先、そのあとをコーギーちゃん、最後にチワワちゃんが
歩くようにしていただき、また車が通る道を歩く際などには、
必ず、「オスワリ」などと指示をいただき、めい様が周囲の安全確認をなさってから
「歩いてよい」という指示をいただくとよろしいでしょう。
ワンちゃんにとって、真ん中で上の場所が優先度の高い場所ですので、
抱っこをなさるときなども胸から下くらいの位置で抱っこなさると
よろしいでしょう。
このように、めい様が順序や空間を上手に主張しながら
チワワちゃんに、めい様の指示に従うことの重要性を伝えるようにしていただき、
「名前を呼ばれたから、反応しなくては・・・」という気持ちに
させてあげましょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、
またお気軽にお声がけください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
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コーギーちゃんとチワワちゃんが健やかに、笑顔いっぱいの日々を過ごされますよう
心から応援いたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



外で呼んでも来ない

投稿者:カイ

投稿日:2014/04/10(Thu) 18:03

No.3479

@マルチーズの1歳弱(5月生まれ)の男の子です。お散歩に行って、公園でリードを放したら、駆けずり回って、呼んでも来なくて捕まえるのに四苦八苦しました。どのように躾けたらよいのでしょうか。
82歳の母と暮らしていて、最近は自分本位になってきているように感じています。人間をなめているのか、叱ると隠れてしまいます。
また、最近はおしっこも失敗が多くなりました。


Aおちんちんの玉が1つしかありません。もう1つは体の中にあるといわれましたが、手術をした方が良いのでしょうか。去勢はしていません。

Re: 外で呼んでも来ない

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/04/15(Tue) 16:20

No.3481

カイ 様

若葉萌える頃でございますが、カイ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
カイ様のマルチーズちゃんは5月で1歳のお誕生日をお迎えになるのですね。
本当におめでとうございます。ご成長が楽しみでございますね。
愛らしさの中に少しずつ大人の雰囲気をお感じなのではないでしょうか。

この度はご相談を頂戴致しまして、誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせて頂きますが、
一般的なご案内になりますことを何卒ご了承下さいませ。

【呼んでも来ないことについて】
マルチーズちゃんを公園で呼び戻そうとした際
つかまえるのに大変でいらっしゃったとのことでございますね。
公園はワンちゃんにとって、気になる物や気になることがたくさんある場所
ですし、マルチーズちゃんは好奇心旺盛で、有り余るほど元気いっぱいの
月齢ですので、追えば逃げるで、たいへんでいらっしゃったことと
お察しいたします。
このような状況で、ワンちゃんが呼んだら戻ってくるという状態をつくることは
かなり難しく、例えば、5年10年と共に暮らし、
「ウチの子はたいてい呼べば戻って来る」という関係であっても、
公園でリードから離れて夢中に走りまわっている状態のワンちゃんを呼び戻す
ことに、手を焼くということはよくあることかと存じます。
また、ワンちゃんは驚いたり、夢中になったりすると、周囲の状況に危険が
あっても見えなくなってしまい、思いもかけない行動をして、
ケガをしたり、迷子になるようなこともございますので、
万が一のことを考慮いただき、少しでも危険な要素がある場所では
リードを離さないようになさったほうが望ましいかと存じます。

「名前を呼ばれたら戻る」という状況を作るためには、
ワンちゃんに、自分の名前を呼ばれたときに、
「何かいいことがあるかもしれない。」という気持ちになるように
日頃からお接しいただくことが大切でございます。
このような気持ちを育む基礎作りのためには、アイコンタクトが大切でございます。
名前を呼ばれたときに、マルチーズちゃんがお呼びになられた方の目をみたら、
「お利口ね」「可愛いね」と優しく明るい声で答えていただくことが
たいへん重要でございます。
さっと振り向いたり、お呼びになられた方の顔をさっと見ただけであっても、
笑顔で応えていただくとよろしいでしょう。
「自分の名前を呼ばれて、反応したら、嬉しい気持ちになった」という経験を
たくさんさせてあげましょう。

このような経験に加えて、いつも過ごすリビングなど、マルチーズちゃんにとって、
静かにゆっくりできる場所で、カイ様やお母様が少しだけ離れたところから
マルチーズちゃんの名前をお呼びいただき、戻ってきたら、うんと褒めて
いただき、その後、オモチャで遊ぶなど、嬉しいことを経験させてあげましょう。
このとき、「オイデ」などという言葉をご利用なさってもよろしいでしょう。
いかにも、いいことが待っているよ、という雰囲気で、お呼びいただき、
呼ばれた声に反応してマルチーズちゃんが戻ってきたら、明るく、楽しい声で
褒めてあげましょう。
すぐに戻ってきたときと、時間はかかったけど戻ってきたときの褒め方には
差をつけるなどして、すぐに戻ってくると、より良いことがあることを
教えてあげてもよろしいでしょう。
どのような行動が望ましいか、分かりやすくするために、
リードをつけた状態にして、オイデとおっしゃったとき、
リードをそっとひくのも一つの方法でしょう。

また、反対に、「名前を呼ばれて行ったら、嫌なことがあった」というような経験
をすると、戻りたがらなくなってしまうかもしれません。
叱るときにはマルチーズちゃんの名前を呼ぶのではなく、
「ダメ」や「いけない」などと、叱るときに使うようにお決めいただいた言葉
でお叱りいただくとよろしいでしょう。
また、低くて、威厳のある落ち着いた声のトーンで叱ることが、
「いけないことをした」ということを伝えるためのポイントでございます。
用事があるときなど、ワンちゃんを追いかけたくなりますが、
逃げようとするワンちゃんを追いかけると
「逃げれば追いかけっこをしてもられって嬉しい」と思わせてしまい、
逃げることにご褒美を与えることになってしまうこともあります。
できれば、マルチーズちゃんが来たくなる状況を作り、
戻ってきたら褒めてあげるのが望ましいでしょう。

同時に、人の手や人の存在を「怖い」と感じる経験をさせないことも
重要でしょう。ワンちゃんは、人の手が頭上から降りてくる状況や、
後ろから急に手が伸びてくる状況に恐怖を感じます。
お世話をなさるときなど、マルチーズちゃんの体を触るときには、
できるだけこのような状況を作らないようにしましょう。
特に、マルチーズちゃんがケージの中で過ごしている時にお世話をなさる場合
にもご注意いただければと存じます。

特に小型犬のワンちゃんの目には、人の手は思いのほか大きく怖いもの
に映ってしまうことがあります。
お散歩のときなど、マルチーズちゃんのことを「可愛い」と、触りたがる方が
いらっしゃったら、相手の方にもしゃがんでいただいたほうがよろしいでしょう。
「可愛いから触りたいんだって、いい?」などと声をかけながら、
できれば相手の方の手をマルチーズちゃんの鼻のあたりに持って
いってみましょう。
マルチーズちゃんに相手の方の匂いをかがせて、安心させてあげ、
そっと胸や背中、首の付け根などをそっと撫でていただくように
お声掛けいただくとよろしいでしょう。

また、「いつも自分を守り、安心させてくれるカイ様やお母様のおっしゃる
ことは聞かなくては・・・」という気持ちを持たせることも併せて重要でしょう。
このためには、カイ様やお母様に主導権があることを事あるごとに
お示しいただくことも大切でしょう。

例えば、お母様とマルチーズちゃんがお留守番をなさっていたところに、
カイ様が帰っていらっしゃったとき、マルチーズちゃんがいくら嬉しそうにした
としても、先にお母様に声をお掛けになられてからマルチーズちゃんに
「ただいま」とお声をおかけいただくようにしましょう。
マルチーズちゃんがオモチャを持ってきて、「遊んで」と誘ってきたときも、
カイ様やお母様が「オスワリ」などと指示をしていただき、
指示に従ったから遊んでもらえたというようにマルチーズちゃんにお示し
いただき、主導権をカイ様やお母様が握るようにしましょう。

また、お散歩のときなどお玄関を出る前に、マルチーズちゃんに「オスワリ」と
指示をしていただき、指示に従い、落ち着いた状況になってから
お散歩にいらっしゃるとよろしいでしょう。
お散歩中はお母様やカイ様が先を歩くようにしていただき、
また車が通る道を歩く際などには、必ず、「オスワリ」などと指示をいただき、
カイ様やお母様が周囲の安全確認をなさってから
歩いてよいという指示をいただくとよろしいでしょう。
ワンちゃんにとって、真ん中で上の場所が優先度の高い場所ですので、
抱っこをなさるときなども胸から下くらいの位置で抱っこなさるとよろしいでしょう。
このように、カイ様やお母様が順序や空間を上手に主張しながら
マルチーズちゃんに、カイ様やお母様の指示に従うことの重要性を
伝えるようにしていただき、
「名前を呼ばれたから、反応しなくては・・・」という気持ちにさせてあげましょう。

【停留精巣(ていりゅうせいそう)について】
カイ様のマルチーズちゃんは現在1歳弱で、精巣が1つしか見られない
片側陰睾(潜在精巣)で、カイ様におかれましては
去勢手術を行うべきか悩んでいらっしゃるのですね。

精巣は陰嚢内にある、精子を作る機能を持つ生殖器官です。
精巣は出生時には腹腔内にあり、生後約30日で精巣が陰嚢内に下降し、
外側に2つの精巣を確認することができます。
一般的には生後6〜8週齢までには精巣の下降が完了すると言われていますが、
個体差があり、中にはかなり遅い場合もあります。
停留精巣とは、精巣の片側あるいは両側が適切な時期に陰嚢へ降下せず、
お腹に留まってしまう状態で、「陰睾(いんこう)」、「潜在精巣(せんざいせいそう)」
などとも呼ばれています。
片側の停留精巣は両側の停留精巣よりも多くみられ、
停留した精巣は中年期以降に腫瘍化する可能性が高いことが知られています。
また停留精巣は遺伝する可能性がありますので、繁殖に供さない方がよいと
言われています。
将来的に腫瘍化してしまう前に予防として腹腔内の精巣を摘出し、
正常に下降した精巣も一緒に摘出するのが一般的です。

カイ様のマルチーズちゃんはまだ1歳弱という事ですので、
今の時点ですぐに手術を行わなければいけないという訳ではないと思いますが、
病気を予防するという点では腫瘍化する前に手術をご検討いただくことを
お勧めいたします。

ただし手術には病気が予防出来るというメリットだけでなく全身麻酔をかけるという
リスクや手術後に太りやすくなるという事などもありますので、
手術を行うかどうかや手術の時期につきましては、
かかりつけの先生とよくご相談され、ご納得された上でご検討いただくのが
よろしいでしょう。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

色とりどりの春の花が咲き、お散歩の楽しい季節でございますね。
カイ様におかれましては、マルチーズちゃんと素敵な春をお過ごしくださいませ。
マルチーズちゃんのお健やかなご成長を心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



Re: 外で呼んでも来ない

- カイ

2014/04/15(Tue) 16:31

No.3482

ご丁寧な回答ありがとうございました。



Re: 外で呼んでも来ない

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/04/16(Wed) 15:16

No.3484

カイ 様

この度はご丁寧にご返信をいただき、誠にありがとうございます。

お母様とカイ様の愛情に包まれ、マルチーズちゃんがお健やかに成長されますことを
心からお祈りいたしております。

なお、先日のご相談時、マルチーズちゃんのオシッコの失敗が
増えてきたとのお話もございましたので、以下の内容も
ご参考にしていただければ幸いでございます。

ワンちゃんは環境の変化に敏感なところがありますので、
今までトイレでの排泄ができていても、ちょっとしたきっかけでどこでしたら良いのか
分からなくなることが良くみられます。
原因としては、以下のようなことが挙げられます。

■「トイレシートでしようとしたら、シートが濡れていて足元が気持ち悪かった」
「トイレでオシッコをしようとしたら大きな音がして怖い思いをした」など、
トイレに対して嫌悪や怖いという感情を持つ経験をした。

■環境の変化により、排泄の場所などが分からなくなった。
「ケージ内のトイレの場所の移動」や「お部屋全体の模様変え」などの環境の変化
などばかりではなく、「自由に遊べるスペースを広げた」、「ご家族内の生活習慣の変化」
などの場合でも分からなくなることがある。

■ワンちゃんのもともとの習性としては、自分の生活スペースから離れたところで排泄をする
といわれているが、ワンちゃんの成長などによりだんだんケージの中などで排泄をするのを
嫌がるようになることもある。

■「ここは自分の場所だ」という自己主張でもあるマーキング。
※ マーキングとは、お散歩の時など自分の縄張りを他のワンちゃんに示すために目印
を付け、侵入者に警告を発しようとするもので、自分の臭いを他の子の臭いにかぶせることで、
自己主張をしようとします。
自己主張以外の原因としては、何らかの不安、ストレス、発情等にあるといわれています。

■粗相を飼い主様に叱られたことで、排泄行為そのものがいけないと思い、隠れたところで
排泄をするようになってしまうことがある。

■粗相を見つけた飼い主様が「あらーっ」と声を上げた様子を「注目を浴びたこと」、「ご褒美だ」
と思った経験があり、トイレではない所ですることがご家族の注目を浴びることの一つの手段
となっている。中には、粗相をしたときに、叱ろうとしたことを、ワンちゃんによっては
「騒いでくれてうれしい」と思うこともある。

■「叱られたときにケージにいれられる」、「お留守番のときにケージに入れられる」など
という記憶からケージが嫌いなところになってなり、ケージ内のトイレに戻ることを
躊躇するようになった。

■お部屋の中で遊んでいるときに、キッチンマットなど、トイレシートと似た感触のもの
があり、どこでオシッコをしていいのかが分からず、区別がつかなくなっている。

■泌尿器科などのお病気があることで、排泄のリズムが変わったり、
オシッコを我慢できなくなったりしている。
また、痛みや違和感への嫌悪感から、排泄を躊躇してしまっている。

このように、いろいろな原因が挙げられ、
お部屋の模様替えをしたり、ワンちゃんの生活のスペースが変わったりなど、
ちょっとした変化でも、混乱が生じて、トイレの場所が分からなくなることがございます。
さまざまな原因で「なかなか、トイレでの排泄がうまくいかない」というときには、
もう一度原点に戻っていただき、「どこで排泄をしたらいいのか」をマルチーズちゃんに
教え直してあげましょう。

まずは、把握いただいているマルチーズちゃんの排泄リズムをもとに、
「そろそろするかな」というタイミングで「トイレはここよ」などの掛け声とともに、
トイレに誘導してあげます。「出来たら褒める」ことを続けることが、
「どこでしたらいいのか」を教え続けることになります。
また、上手くいかなかったときに、あわてたり、騒いだり、叱ったりしないようにしましょう。
叱ったり騒いだりしてしまいますと、排泄行為そのものがいけなかったのかもしれない
と思い、人の見ていないところで隠れて排泄をしようとすることがございます。
また、叱られたり騒がれたりしたことが、「構ってもらえて嬉しいこと」となり、
色々なところで排泄をしようとするワンちゃんもみられます。

中には飼い主様が片付けるときの雑巾や手の動きを面白がるワンちゃんもいますので、
片付ける様子もなるべく見せないようしたほうがいいでしょう。
上手くいかなかったときは何もなかったかのように振舞ってください。

成功だけに目を向けていただき、褒めることで、成功の割合を少しずつ大きくして
いきましょう。
繰り返す中で、「自分からトイレへ行こうとするとき」がくるかと存じますので、
それまでは根気強く見守ってあげてください。
多少はみ出していても大目に見てあげて、トイレシートの上で少しでも排泄ができたら
うんと褒めてあげましょう。

また、いつも粗相をしてしまう場所が
決まっているのであれば、その上にトイレシートを敷くことで、
その場所をトイレの場所にしてあげるのも一つの方法かと存じます。
また、トイレがケージの中にある場合、ケージに戻ることに躊躇することを防ぐため、
ケージの中が好きなところにするようにしましょう。

月齢的にマルチーズちゃんの粗相は、マーキングである可能性もあります。
ワンちゃんはもともと群れで生活をしていたどうぶつであり、上位・・・下位と
群れはそれぞれのメンバーの位置が決まることで安定し、本能から縄張りを主張
しようとします。

自分の縄張りを侵入者から守ろうとし、お散歩の時など自分の縄張りを
示すためにオシッコで目印を付け、侵入者に警告を発しようとする行為がマーキング
でございます。
マーキングは、自己主張以外にも、何らかの不安、ストレス、発情も原因となるのでは
ないかといわれています。マーキングは男の子だけがするのではなく女の子もしますが、
支配的な行動や警戒する行動に男性ホルモンがかかわりを持つこともあり、
一般的には男の子に多く、心身ともに成熟し始める生後6か月から1歳前後に始まる
確率が高いといわれています。

このため、去勢手術をすると、男性ホルモンが関与している部分のマーキングを
予防することもございますが、一度行動として記憶された行動は、
続いてしまうことが多いのですが、次第に緩和する傾向もみられます。

成長にともない、一般的にはお散歩時などでするオシッコ時には足をあげてするよう
になります。
屋外やお家の中でも多頭での飼育の場合、ワンちゃんは自己主張する必要があるため、
マーキングが強くみられることが多いのですが、自己主張をすべき相手がいない
お家の中でマーキングには、カイ様やお母さまが、ご家庭でのマルチーズちゃんが
守られる立場であるということをはっきりと示すことで症状に効果がみられる
こともございます。

ワンちゃんを中心にご家庭が回っているとワンちゃんが感じてしまうと、
自分の立場に対する不安感や誤解をワンちゃんに与えてしまいます。
ワンちゃんはマッキー様に守られている、としっかりと伝えてあげることが
マーキングの緩和という点でも重要でございます。
具体的には、先日のご案内と重複する点もありますが、次のような
ことが例として挙げられます。
・叱る内容、褒める内容をご家族様の間で統一する
・叱るときや指示をするときは、落ち着いた低い声で、一貫性のある対応をする
・お留守番に出かけるときなど、お部屋やお宅を出るときのは、お母様やカイ様が先
・お家の中で良い場所(高い場所や真ん中など)はヒお母様やカイ様が占める
・お母様やカイ様の「スワレ」「マテ」「ヨシ」などの指示に従ったら、いいことがあると思わせる
・日々の生活上の諸々のことを決定するのはお母様やカイ様
・一緒に楽しい時間を過ごす、など
なお、他のワンちゃんとの臭いを介してのコミュニケーションをさせてあげるためにも、
お散歩をなさることも大切なことかと存じます。

お母様とカイ様、マルチーズちゃんの笑顔いっぱいの素敵な毎日を心から応援
いたしております。今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。