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目の充血とズレ

投稿者:chiki

投稿日:2013/03/04(Mon) 16:23

No.1936

いつもお世話になります。
去年から右目の涙の出る部分が赤く、
眼球も少しずれてる気がして何度か病院に行きました。
抗生物質の目薬でその時ははおさまりますがが 
目薬が終了すると またすぐに再発します。

年末に歯が割れて手術を受けた時に
目も歯からきてる』と言われて
術後は消えてたので安心してたのですが、抗生剤の注射の期間が終わるとまた
同じ症状が出てます。

この症状でおすすめの病院を教えていただけますか?
よろしくお願いします

Re: 目の充血とズレ

- 獣医師 岸田

2013/03/05(Tue) 17:12

No.1939

Chiki 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
昨年よりワンちゃんの右目が充血して眼球がずれているような症状が見られ、
抗生物質の目薬の治療により良化するものの、やめると再発を繰り返していらっしゃる
とのことでございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

ワンちゃんの右目の充血は、抗生物質の目薬やお注射をするとよくなり、
やめると再発してしまうとのことでございますね。
抗生物質は、細菌の増殖や機能を阻害する薬です。
抗生物質で症状が抑えられるということは、その症状に細菌感染が関係していることが推測されます。
一般的な細菌性の結膜炎であれば、一定期間抗生物質を使用することで
完治することが多いと思いますが、抗生物質をやめるとすぐに再発してしまうことから考えると、
何らかの原因で細菌の感染が引き起こされやすい状態になっていると言えると思います。

chiki様のワンちゃんは年末に歯が割れて手術を受けた際、主治医の先生から、
目の症状も歯が原因の可能性があると指摘されたとのことですね。
目に近い、上顎の奥歯の歯根周囲に炎症があると、目の周囲に炎症が波及し、
結膜炎などの症状を起こすことがあります。
ワンちゃんに多い、歯周病などに伴って見られることのある症状です。
もし右側の上顎の奥歯に歯石がついていたり、歯肉が腫れていたり、歯周病の様子が見られるようで
あれば、それが右目の症状の原因になっている可能性もあるかもしれません。
また、歯や歯肉の見た目は問題なくても、歯根部のみに炎症が起こっている可能性もあります。
症状の悪化が見られるようでしたら、そのようなことも疑って、
歯科に詳しい動物病院さんで歯根部のレントゲン撮影などの検査を受けてみるとよろしいかもしれません。

また、ワンちゃんの眼球が少しずれているような気がするとのことですが、
この症状も抗生物質の点眼でよくなるということでしょうか。
「眼球のずれ」というのがどのような状態なのか、実際のご様子を拝見していませんので
はっきりしたことは申し上げられませんが、もし目の充血以外に目立った症状がなく、
抗生物質の点眼のみで「眼球のずれ」もよくなるように見えるのであれば、
眼球のずれではなく、結膜や瞬膜、角膜などが炎症で腫れてそのように見えている
だけなのかもしれませんね。
眼球自体が突出したように見える眼窩膿瘍(目のくぼみに膿がたまる)や緑内障、眼窩腫瘍
などの場合には、目の痛みや食欲、元気がなくなるなどの症状を伴うことが多く、
通常抗生物質の点眼だけでよくなることはありません。
また、眼球ではありませんが水晶体(レンズ)の部分がずれてしまう水晶体脱臼などの場合にも、
抗生物質の点眼だけで治ることはありません。
もし目が痛い、目を気にする、食欲、元気がない、などの症状を伴っていたり、
結膜の赤みなど炎症が治まっても、眼球がずれているような様子が続いているのであれば、
主治医の先生にもう一度目の状態を診ていただくか、
眼科に詳しい動物病院さんでご相談いただくとよろしいと思います。

なお、おすすめの病院のご紹介の件ですが、
アニコムでは個々の動物病院に関する詳細なデータを持ち合わせておらず、
具体的な動物病院さんの御紹介は行っておりません。
お役に立てず申し訳ございません。
chiki様のワンちゃんの場合、治療をやめると再発することを繰り返していらっしゃるようですので、
症状の程度にもよるかとは思いますが、根本的な原因を探るためには、
歯科および眼科に詳しい動物病院さんを受診されてみるとよろしいのではないかと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



鉄分の過剰摂取について

投稿者:ジュエル

投稿日:2013/03/01(Fri) 12:30

No.1933

昨日質問させて頂いたジュエルです。(No.1932)
書くのを忘れてしまいましたが、うちの子はチワワで体重は3、5キロです。
ご回答、お待ちしております。

Re: 鉄分の過剰摂取について

- 獣医師 岸田

2013/03/04(Mon) 15:24

No.1935

ジュエル 様

チワワちゃんのご相談につきましては、NO.1934で併せてご案内いたしております。
ご了承いただきますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。



鉄分の過剰摂取について

投稿者:ジュエル

投稿日:2013/02/28(Thu) 20:13

No.1932

いつもお世話になります。
一昨年の6月に血小板減少症と免疫介在性溶血性貧血を併発し、現在も治療を続けています。
アニコムさんに加入していたおかげで、高額な治療費に頭を悩ませる事無く、治療が続けられている事に感謝しております。
本当にありがとうございます。

免疫抑制剤として、毎日プレロンとシクロキャップを飲んでいますが、あまり効果が見られず、食べ物からも貧血対策出来ない物かと思い、馬肉や鹿肉やレバー等を与えています。
1日に25g程度なのですが、知り合いの人から鉄分を与え過ぎると良くないと聞き、心配になり質問させて頂きました。
また、溶血性の貧血だと、鉄分を取っても意味がないのでしょうか?
いろいろ自分でも調べてみたのですが、ハッキリとした答えが見つからず困っております。
私が出来る事は何でもして、病気を少しでも治してあげたいと思って日々過ごしております。
ご回答、お待ちしております。

Re: 鉄分の過剰摂取について

- 獣医師 岸田

2013/03/04(Mon) 15:08

No.1934

ジュエル 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
血小板減少症と免疫介在性溶血性貧血の治療中でいらっしゃるジュエル様のワンちゃんのお食事
についてのご相談でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

ジュエル様はワンちゃんの貧血対策として、お食事に加えて馬肉、鹿肉やレバーなどを与えて
いらっしゃったところ、お知り合いの方から鉄分を与え過ぎると良くないとお聞きになり、
ご心配されていらっしゃるとのことですね。

食物から摂取した鉄分は、十二指腸で吸収され、骨髄へ運ばれてヘモグロビンをつくるもととなり、
赤血球の生成に大事な役割を果たします。
鉄分が不足すると正常な赤血球がつくられず、鉄欠乏性貧血となります。
鉄欠乏性貧血は人では貧血の中では最も発生頻度が高く、特に若い女性で多く見られるため、
貧血を予防するためには、鉄分を積極的に摂取することが大事というイメージが強いと思います。
しかしながら、近年、さまざまな疾患の原因の一つに鉄分の過剰摂取があるのではないかと
いうこともわかってきています。
人での研究では、過剰な鉄分が動脈硬化や肝臓障害、糖尿病、癌などの原因となる可能性が
あることが指摘されています。
お知り合いの方はそのようなことを御存じで心配して下さったのかもしれませんね。

なお、ワンちゃんでは現在のところ、鉄分の過剰摂取とそのような病気との因果関係は
はっきりしていないと思いますが、人と同様である可能性は指摘されています。
また、鉄分を含むサプリメントの大量誤飲などによる過剰摂取では、
ワンちゃんが急性中毒症状(嘔吐、下痢、痙攣、肝障害、低血圧、昏睡など)を起こすことが
あると言われています。

ジュエル様のワンちゃんは、免疫介在性溶血性貧血とのことですね。
溶血性貧血では血液中の赤血球が壊れてしまうため、赤血球中の鉄分が血液中に出て、
一般的には血清鉄は上昇することが多いと言われます。
鉄欠乏性貧血など、血清鉄が不足している場合には鉄分の補給が貧血の改善につながりますが、
鉄分が不足している兆候がないのであれば、
鉄分だけを過剰に補給しても貧血の改善にはつながらないと考えられます。
鉄分が不足しているかどうかは血液検査の値などで判断できますので、
一度かかりつけの先生にご相談いただくとよろしいでしょう。
ジュエル様が今お与えになっている赤身のお肉やレバーなどは、
鉄分の中でも「ヘム鉄」と呼ばれる、腸からの吸収率が高い鉄分が豊富に含まれています。
鉄分が不足している時にはとても効果的に鉄分を補給できるよい食材ですが、
もし今のところ鉄分不足の兆候が見られないのであれば、
念のため控えておいていただいた方がよろしいかもしれませんね。

ただ、どのような貧血であっても、新しい赤血球を再生し身体の機能を維持するために、
鉄分を含め、バランスのとれた栄養が必要なのは確かです。
そのためには、ワンちゃんの体質に合った高品質の総合栄養食のフードを中心に与えていただき、
トッピングとして、あるいはオヤツとして、フード以外の食材を加える場合には、
食事の全体量の1割程度にしていただくなど、栄養バランスがくずれないように気をつけていただくと
よろしいでしょう。

血小板減少症も免疫介在性溶血性貧血もとても難しい病気だと思いますが、
ワンちゃんのために愛情深く看護されているご様子が伝わってまいります。
これからもワンちゃんが元気に過ごせるよう、心よりお祈りいたしております。
少しでもお役に立てればと思いますので、
また何か気がかりなことがおありの際には、いつでもご気軽にご相談下さい。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



毛玉を吐きだせないペルシャ猫

投稿者:こっちゃん

投稿日:2013/02/23(Sat) 22:53

No.1926

うちの猫(♂チンチラペルシャ 2歳)は毛づくろいが大好きですが、人にされるブラッシングは大嫌い。ある日ゲホゲホと苦しそうな状況になりかかりつけの獣医師に診てもらったところ「毛玉を上手に吐けないため」と言われ”ラキサトーン”と胃薬をもらいました。しばらくの間はよかったのですが、しばらくしてやはり同じ症状になり、また受診したところ「食欲OK、排尿便OK、遊びOKであれば様子を見ててよい」と言われました。さらに何か薬などで吐かせてほしいとお願いしましたが獣医師は「猫にとっても吐かない方がよい」と言い、結局何も対処せず今に至っています。一日に何度もケホケホを見ると可哀想で落ち込みます。このまま様子を見ていてよいのでしょうか?ラキサトーンはいずれこの毛玉を溶かしてくれますか?軟便になるのも不安です。いつこのケホケホはなくなりますか?

Re: 毛玉を吐きだせないペルシャ...

- 獣医師 酒井

2013/02/27(Wed) 10:45

No.1928


こっちゃん様

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
2歳のチンチラペルシャちゃんが毛玉をうまく吐くことができないということで
ご心配とのことでございますね。
早速ご案内させていただきますが、実際にネコちゃんのご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますことをご了承下さいませ。

こっちゃん様もご高承の通り、ネコちゃんは、毛づくろいをする習性があり、
ザラザラとした舌で全身をなめて身体をきれいにしています。
その時に舌に引っかかった抜け毛を飲み込んでしまうことから、その毛を毛玉として
嘔吐したり、便の中に排泄したりしています。
特に、次のようなネコちゃんは吐きやすい傾向があります。
・ きれい好きで毛づくろいが大好き
・ 長毛種
・ ブラッシングが嫌い
・ 皮膚病などで、脱毛が多い
・ 授乳期の母猫で子猫の世話でよくなめている。
また春、秋の換毛期といった季節的な要因もあります。

ネコちゃんが毛玉を吐くのは病気ではありませんので、こっちゃん様のかかりつけの
獣医さんが「食欲OK、排尿便OK、遊びOKであれば様子を見ててよい」と
おっしゃった通りなのですが、ネコちゃんが苦しそうに一日に何度も吐こうとしている
姿を見ているのは大変お辛いことと思いますので、できる限り、毛玉の嘔吐を
減らすこと(もしくは無くすこと)が望ましいでしょう。
毛玉を吐かないようにするための対処法は主に2つあり、一つは飲み込む毛を
できるだけ減らしてあげることです。
もう一つはすでに病院さんで処方されているようですが、ラキサトーンなどの
毛球除去剤で毛球を吐かせるのではなく便と一緒に排泄するように促すことです。

飲み込む毛を減らすためにはやはりブラッシングが一番です。
こっちゃん様のネコちゃんはブラッシングが大嫌いとのことで、そこがお困りの
ところではないでしょうか。
長毛の子は毛足が長く繊細で密生したアンダーコートを持っているので、
ブラシが引っかかりやすく、薄い皮膚が引っ張られるのを嫌がることが多いようです。
ブラシも最近は様々なタイプのものが販売されていて、ブラシの種類を変えて
あげることで、ブラッシングを受け入れてくれるネコちゃんもいますので、
ぜひあきらめずにいくつか素材の違ったものや、硬さの違ったものなどを
試してみて下さい。
初めは手ぐしで、皮膚のマッサージのつもりで始めてみるのも良いかもしれません。
少しの時間であっても、手ぐしのブラッシングであっても
その後にこっちゃん様のネコちゃんの好きな遊びなどをしてあげるとよろしいでしょう。
また、お好みにもよりますが、どうしてもブラッシングを嫌う長毛のネコちゃんは、
自分の毛づくろいだけでは不十分で、毛玉ができやすいこともありますので、
1年に1回暖かい時期にライオンカットのようにすっきりカットしてあげるのも
一つの方法です。

もう一つの毛球除去剤ですが、これはワセリンや流動パラフィンなどが主成分で
定期的に舐めさせることにより、毛球を溶かすのではなく胃に停滞しがちな毛玉を
腸へ流しやすくする効果があります。しかし、このワセリンや流動パラフィンは
緩下剤といって便を柔らかくする作用もありますので、こっちゃん様のネコちゃんのように
軟便になることもございます。気になるほど便が軟らかくなるようでしたら、
嘔吐の様子と、便の軟らかさを見ながら、毛球除去剤の量を加減してみても
良いかもしれません。
また高繊維の毛球除去効果が期待できるフードも毛球除去剤よりはマイルドな
効果ですが、軟便になる心配がない点ではお勧めです。

また毛玉が胃内にたまっているのに、吐くことも便に出すこともできない状況は
毛球症という病気です。
元気がない、食欲が無い、便が出ない、1日以上吐く動作をするのに毛玉を
吐ききれない等の症状がありましたらすぐに動物病院で受診されることをお勧めします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
お気軽にご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

寒さも少しずつ緩んできて、春の日差しを感じることもございますが、
季節の変わり目でございます。
こっちゃん様もお風邪などひかれませんようお気を付け下さい。
またネコちゃんも日常のケアで毛玉の嘔吐が予防できるようになりますこと
心よりお祈り申し上げます。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



Re: 毛玉を吐きだせないペルシャ...

- こっちゃん

2013/02/27(Wed) 19:34

No.1930

回答ありがとうございました。とても詳しく書いてくださり、またわかりやすい説明に感謝です。もう少し様子を見てみます。また何かあれば相談に乗ってください。どうぞよろしくお願いします。



Re: 毛玉を吐きだせないペルシャ...

- 獣医師 酒井

2013/02/28(Thu) 12:26

No.1931

こっちゃん様

この度はご丁寧なご返信をいただきまして、ありがとうございます。
またうれしいお言葉をいただき恐縮でございます。
こっちゃん様のネコちゃんがお元気に毎日を過ごされることを心よりお祈り申し上げます。
何か気がかりなことや心配なことありましたら、どんなことでもぜひまたお気軽にご相談下さい。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



ペットフードについて

投稿者:923

投稿日:2013/02/22(Fri) 15:08

No.1924

はじめまして。
1才6カ月になる柴犬(男の子)です。
去年の8月に去勢手術をしました。今の体重は8キロから9キロです。
成用のペットフードを食べさせていましたがもうすぐ無くなるので購入しないといけないのですが、「避妊・去勢犬用」のペットフードを選んだ方が良いですか?
飼うのが初めてで分からないことだらけです。教えていただければ助かります。
よろしくお願いいたします。

Re: ペットフードについて

- 獣医師 岸田

2013/02/26(Tue) 17:47

No.1927

923 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
1才6カ月の柴犬ちゃんのお食事についてのご相談でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

柴犬ちゃんは去年去勢手術を受けられたとのことですね。
一般的にワンちゃんもネコちゃんも、避妊・去勢手術後は、
手術前よりも代謝エネルギー量が減るため、太りやすくなる傾向がみられます。
したがいまして、手術をした後も手術前と同じ食事を同じ量食べていると、太ってしまうことが
ありますので、定期的に体重を測りながら、食事の量を調節していくことが大切です。

一般的に「避妊・去勢犬用」として作られているペットフードは、
肥満を防ぐために脂肪分などを控えてカロリーを抑えてあり、
また、少量で満腹感を得るために食物繊維などが配合されているものが多いようです。
成犬用のドッグフードでは体重が増えてしまう場合や、
給与量を減らすことでワンちゃんが満腹感を得られずお腹を空かせてしまう場合などは、
「避妊・去勢犬用」のフードを利用していただくと、
満腹感を与えながらカロリーを抑えるということができるようになります。

避妊・去勢後は太りやすくなる傾向があるというのは事実ですが、
ワンちゃんによって個体差があり、食が細いこともありますし、
食事量に対して運動量が多い場合など、避妊・去勢後でもスリムなワンちゃんもいます。
そのような場合には特に「避妊・去勢犬用」のフードに変更する必要はありません。
それぞれのワンちゃんにとって最適な体重を無理なく維持できるフードを選んでいただくことが
大切でしょう。

柴犬ちゃんは現在体重が8キロから9キロとのことですね。
柴犬ちゃんの骨格の大きさに対するベスト体重がどれくらいなのか、
一度、かかりつけの動物病院の先生にお聞きになっていただくとよろしいかと思います。
1歳6カ月ですと、おそらく骨格の大きさ自体が今後それほど大きく変わることはないと思いますので、
そのベスト体重を今後維持するように食事管理を行っていただくことが理想的です。

もし現在の体重がベスト体重で、今のお食事を続けてその体重が維持できるのであれば、
特に現在のお食事を変える必要はないでしょう。
現在の体重がベスト体重よりも多めで減量の必要があったり、
今のお食事を続けていて体重が増えてきてベスト体重が維持できないようであれば、
「避妊・去勢犬用」のフードに変更していただくと、体重管理がより楽にできると思います。

なお、ワンちゃんの体型(太っているか、痩せているか)は、単純に体重の重さや見た目だけで
判断することはできません。
人間にも大柄な人、小柄な人、いろいろな方がいるのと同じで、同じ柴犬ちゃんでも
大柄なワンちゃんと小柄なワンちゃんと、かなり骨格自体の大きさに差があると思います。
骨格の大きさに対する脂肪や筋肉の量から評価することが必要ですが、
ワンちゃんの体格を判断する目安として、BCS(ボディ・コンディション・スコア)というものがあります。
ワンちゃんの体の皮下脂肪の蓄積状態によって5段階に分類され、
体重不足あるいは体重過剰の目安となります。
ワンちゃんの理想的な体格は、
・肋骨を触ることができるがみることはできない
・上から見るとウエストのくびれを肋骨の後ろ側にみることができる
という程度だといわれます。
BCSについては、どうぶつ相談室の以下の記事で詳しくご案内しておりますので、
実際に柴犬ちゃんの体型を判断するときの参考になさって下さい。
http://www.anicom-page.com/labo/2009/10/1-15.html

多少太り気味でもそれがそのワンちゃんのベスト体重(最も体調がよい)ということもございますし、
健康状態に問題がなければよいという考えもあります。
しかしながら、太り過ぎに起因して将来的に起こってくる病気(関節炎や心臓病、糖尿病など)のリスクが
懸念されるようであれば、やはり若いうちから体重管理に気をつけておく必要があると言えるでしょう。
子犬の頃と比べて成犬になってからの肥満は、身についた生活習慣や体質の改善が難しいことが多く、
早めの心構えと対処が必要とも言えます。
柴犬ちゃんがこれからもずっと健康で元気に過ごせるように、
柴犬ちゃんのベスト体重を無理なく維持することのできるフードを探してあげていただければと思います。

春の訪れが待ち遠しいですね。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、お体大切にお過ごし下さい。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。