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噛み癖を止めてくれない

投稿者:のぶっちゃん

投稿日:2016/11/18(Fri) 22:59

No.4545

生後4っか月のM・シュナウザー男の子です。
噛む事をいけない事と知りつつ、怒られる事を覚悟で
噛んで来ます。他の躾は、驚く程、早く覚えるのに
噛み癖だけは、一向に止めてくれません・・・・・。
一種の甘え?でしょうか?歯の生え変わりで痒い?とは
思うのですが、犬歯が突き刺さると、めちゃ痛いんです><;

Re: 噛み癖を止めてくれない

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/11/22(Tue) 17:59

No.4548

のぶっちゃん 様

冬の訪れを感じる頃ですが
のぶっちゃん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談いただきまして誠にありがとうございます。
早速ご案内させていただきますが、一般的なご案内となりますこと、
何とぞご了承ください。

子犬ちゃんの乳歯は生後2、3か月で生え始め、
その後抜けて、8か月ごろを目安に永久歯が生えそろいます。
この間は、ワンちゃんの口の中はむず痒いこともあり、何かにつけて
噛みたがります。
そのため、子犬ちゃんのうちは、例外がないといって良いほど
噛んで飼い主様を困らせます。
M・シュナウザーちゃんも口の中がむず痒くて、
つい噛んでしまっているのだと思いますが、
噛んだ後に「構ってもらっている」と思わせないことが大切です。

ワンちゃんは、「自分がした行動の前後にどのようなことがあったか」
ということをもとに、行動を選択するようになります。
ワンちゃんがした行動の後に「嬉しいこと」があれば、その行動が重要になり、
ワンちゃんは、よりその行動を繰り返しするようになります。
噛んだあと、「面白い」、「構ってもらった」、「楽しい」と
ワンちゃんが感じる行動をご家族様がなさらないことが重要でしょう。

例えば、叱っているつもりでも、高くて大きな声で叱ったり、
人が逃げ回ったりすると、ワンちゃんからみると、「楽しくなってしまう」
「余計に興奮する」という状態になっていることもよくみられます。
したがいまして、叱る際には、低くて落ち着いた声で、
毅然と落ち着いた態度で、お叱りいただくことが重要でしょう。

また、「今のあなたの行動はいけない」ということがM・シュナウザーちゃんに
しっかりと伝わるようにするため、噛んだその瞬間、「いけない」、「ダメ」など、
ご家族様の間で決めていただいた叱る時の言葉で叱っていただくことが重要です。

感情で叱って大騒ぎになってしまうと、ワンちゃんを余計に興奮させたり、
飼い主様への信頼が減じてしまったりすることもあります。
落ち着いて対応いただくことが重要でしょう。

のぶっちゃん様がおっしゃるように、子犬ちゃんといっても、
噛まれると痛くてたいへんですが、「痛い」「怖い」という飼い主さんの
マイナスの感情をみせると、ワンちゃんが強気になってしまうことがあります。
噛まれても、毅然とした強い表情でいらっしゃるほうが良いでしょう。

中には、噛んだら手でワンちゃんの口を押さえるなど、
飼い主様の手を使って叱ることもあるようですが、
「人の手が怖い」という状況を作ると「怖くて自分を守るために噛む」
という状況が今後生じてしまうこともあります。
これから長く、共に暮らす上で、「人の手は良いものだ」という経験を
たくさんさせていただくためにも、できれば手でお叱りにならないほうが
望ましいでしょう。

M・シュナウザーちゃんのご様子をご覧になり、遊んでもらうことを
期待して噛んでいるようであれば、「噛んだら遊んでもらえなくなった」
という状態を作ることも一つの方法でしょう。

例えば、M・シュナウザーちゃんが噛んだら、のぶっちゃん様も他のご家族様も、
その場を立ち去ってしまうというのはいかがでしょうか。
噛んだらワンちゃんをケージに戻す、という方もいらっしゃいますが、
ワンちゃんにとって、くつろぐ場所であり、安全で安心なケージが
叱られるということと結びついて、自分のケージが好きな場所でなくなって
しまうようになることがあります。
ケージにお戻しになるのではなく、ワンちゃんの遊ぶスペースをある程度制限
していただき、安全な状況にしていただいた上で、
噛んだらワンちゃんをその場に残したまま、ご家族様が皆様で立ち去るほうが
望ましいかもしれません。

M・シュナウザーちゃんが噛もうと、のぶっちゃん様の皮膚に歯を当てた瞬間に、
ぱっと立ち上がって、その場を立ち去ってしまいます。
最初は平気で一人遊びをしているかもしれませんが、
「おかしいな、いつも噛むと、遊んでもらえなくなってしまう」と
分かるときが来ると思います。

ワンちゃんが望ましい行動をした後に「褒める」など、ワンちゃんにとって
嬉しいことをしていただくことは、「それは良い行動だよ」ということを
ワンちゃんに教えていただくことになります。
例えば、ケージから出てお部屋の中を走り回った後、のぶっちゃん様の手を噛む、
というのがいつものM・シュナウザーちゃんのお決まりの行動だとすると、
走り回った後、「いつもならこの後に噛む」というタイミングに、
お気に入りのオモチャをみせたり、オモチャをさっと投げて遊ばせる、
などもよろしいでしょう。

「噛まないでいたら良いことがあった」という経験をさせてあげましょう。
ただし、噛んだ後にオモチャなどで興味をそらすと、「噛めばオモチャで遊べる」と
いう経験をM・シュナウザーちゃんにさせてしまうことになりかねません。
したがいまして、噛む前にオモチャなどで気持ちをそらすことが重要でしょう。

子犬ちゃんの時期は特にエネルギーが有り余っていて、見ているだけで
目が回りそうな時期ですが、エネルギーを上手に発散させていただくためにも、
お散歩を上手に利用いただくことは重要でしょう。
もし、ワクチン接種がすべて終わっていらっしゃらないということでしたら、
リードをつけて地面を歩く本格的なお散歩は、ワクチン接種が終わったあとに
なりますが、それまでは抱っこをしたり、キャリーバッグやスリングなどを
ご利用なさって衛生面にご留意いただいた状態で、暖かな日中など、
公園などの散策をなさることは社会性を育む上でもお勧めです。

ワンちゃんとの生活では、ブラッシングや歯磨きなど、さまざまなお世話を
していただく必要があります。
「嫌だから、止めて欲しくて噛む」という行動もよくみられますが、
そのような時には、噛んだ瞬間に、飼い主様は「いけない」などと
一言おっしゃって、後は「平然と余裕の笑顔でブラッシングを続ける」というように、
「噛んでも止めてもらえない」という状況を作るとよろしいでしょう。
そして、終わった時には「よくがんばったね」と褒めてあげましょう。

子犬ちゃんのうちは、睡眠をしっかりととることが重要です。
一日に20時間近くうとうとと寝ていても良いくらいの時期ですので、
ケージの中で眠る時間はたいへん大切です。
どうしても、ケージから出す時間が長いと、大騒ぎになる機会も増えてしまいます
ので、ケージからお出しになり遊んであげる時間は、のぶっちゃん様の都合の良い
時間だけで、ある程度、制限することも大切でしょう。

騒いでいたり、「遊んで」とM・シュナウザーちゃんがアピールしている時に、
一緒に遊んであげるのではなく、指示に従ったり、落ちついている時に、
楽しい時間を過ごすようにしていただくとよろしいでしょう。

「噛んではいけない」、「噛んでも良いことがない」「噛んでも思うように
ならない」ということを根気強く教えておけば、
口の中のむず痒さが落ち着けばだんだん噛まなくなることが一般的です。

焦らず、ゆっくりと、毎日を過ごしていらっしゃるうちに、
だんだん成長していき、行動も変わってきますので、
ゆったりと見守っていただければと思います。

のぶっちゃん様の声に走り寄るM・シュナウザーちゃんの姿はさぞかし可愛くて、
満面の笑顔で迎えていらっしゃるのではないでしょうか。
走り寄っていったら、「可愛い」「良い子」と声をかけて
M・シュナウザーちゃんを喜ばせてあげましょう。

反対に、「呼ばれて飼い主さんの元に走っていったら叱られた」という経験
をしてしまうと、次第に呼ばれても、走り寄っていかなくなってしまう
ことがあります。
「飼い主様に呼ばれたら、嬉しいことがあった」、「飼い主様の声に
振り向いたら、笑顔に包まれ、うれしい気持ちになった」という経験は、
のぶっちゃん様とM・シュナウザーちゃんの絆を育むための礎となるでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

M・シュナウザーちゃんのお健やかなご成長を心からお祈りしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



なかなかトイレを覚えてくれませ...

投稿者:いさむら300C

投稿日:2016/11/18(Fri) 17:19

No.4544

ゲージの中と外と1つずつおトイレを設置しているのですが
そろそろトイレの時間だと思い注意してい見てると
いきなりオシッコやウンチをその辺でしてしまいます
家族皆で気を付けてはいるのですが、なかなかトイレが覚えてくれなくて困っています
何かいい方法ありますか?

Re: なかなかトイレを覚えてくれ...

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/11/22(Tue) 15:51

No.4546

いさむら300C 様

去り行く秋に名残惜しさを感じる頃でございますが、
いさむら300C 様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
トイレのしつけについてのご質問でございますね。
早速、ご案内をさせて頂きたく存じますが、一般的なご案内となりますこと、
またお話のご様子からワンちゃんということでご案内させていただきますことをご了承ください。

いさむら300C様のワンちゃんの月齢はどのくらいなのでしょうか。
もし子犬さんであれば、まだまだ排泄に関する体の機能も十分できあがっていない状態であったり、
興奮しやすく、遊びに夢中になっている間に出てしまったり、上手くいかないことも
あるかもしれませんが、根気強く、ワンちゃんに「どこで排泄をするのが望ましいのか」を
教えてあげましょう。
そのときに、偶然でも「できたね」「お利口だったね」と褒めてあげる状況を作ることが大切です。
上手くいかなくても、叱ったり、声を挙げたりなさらないことが重要ですが、この理由と
いたしましては、トイレ以外のところで排泄をしてしまったとき、飼い主様が「あらーっ」と
声を上げた様子を、「注目を浴びたこと」「ご褒美」だと思ってしまったり、
トイレではない所ですることが、ご家族の注目を浴びることの一つの手段となってしまう
こともあるからでございます。
また、ワンちゃんによっては、叱られたことを、この場所でしたことではなく、
オシッコをしてしまったから叱られたと思い、排泄行為そのものをいけないことだと、
飼い主様の目の届かないところで隠れてしたりするようなことが起きる場合もあるからです。
トイレ以外のところで排泄をしてしまっても、
声をあげたり、叱ったり、騒いだりなさらないようにしましょう。
中には、オシッコを片付ける際の飼い主様の様子や白い雑巾に反応して、
「遊べる」と喜ぶワンちゃんもいますので、片付ける際にはあまりその様子を
見せないように、何もなかったかのように片付けていただいたほうがよろしいかもしれません。

ワンちゃんに成功体験をさせていただくことが大切ですが、このためには、排泄のタイミングで
トイレに誘導いただく必要があります。どのようなタイミングでトイレに誘導するのかが、
いさむら 300C様がおっしゃるように、なかなか難しいところです。
排泄時にぐるぐる回る子、床面の匂いをかぐ子など、仕草で排泄のタイミングが
わかる場合もありますが、いさむら300C様のワンちゃんのように特に仕草はなく、
いきなりしてしまうワンちゃんもいらっしゃいます。
そのような場合には、タイミングを計るため、排泄をしてから次の排泄までの間隔を把握する
ために、できればメモにとるなどなさってはいかがでしょうか。
「そろそろかな」というタイミングで、「トイレはここよ」などの、いつも排泄をするときの
声掛けとともに、トイレのあるケージに誘導してあげましょう。
仕草で分かる場合でも、オシッコやウンチがしたいのに、飼い主様のあわてて駆け寄る姿に、
驚いて出そうになっていたオシッコやウンチも出なくなってしまうということもあるようです。
また、「そろそろかしら」と、じっと緊張気味なご家族様の視線を受けることで、
その緊張がワンちゃんに伝わってしまい、上手くいかなくなってしまうこともあります。
リラックスをして排泄ができる雰囲気を作っていただければと思います。
寝起きや食後、お水を飲んだ後、体を動かした後、興奮した時などに排泄することが
多いので、まずは、このようなタイミングで一度トイレに誘導してみるのもよろしいでしょう。
偶然でも上手くいったら、「お利口ね」「すごいね」と褒めていただき、
併せてフードを一粒、などご褒美を与えていただくのも一つでしょう。

ケージの中のトイレでした後にケージから出していただき、ひとしきり遊び、
いつもの排泄のリズムからみて「そろそろオシッコがたまっているかな」というタイミングで、
トイレに誘導してみてもよろしいでしょう。
その際に、「チーチー」や「トイレはここよ」などといつも同じ声がけをなさることで、
今後ご家族様の声掛けに反応して排泄をするようになるかもしれませんので、
優しく、明るい声で、リラックスして排泄するように促していただくとよろしいでしょう。

ワンちゃんにとっては、大好きなご家族に注目してもらえることだけでもご褒美になってしまいます。
誘導しようと思って、さっと走り寄っていらっしゃったり、粗相をしてしまった時など、
はっと目をやったり、声をあげたりしてしまうかとは存じますが、
意に反して、粗相することにご褒美を与えてしまうような結果をもたらすことも中にはみられます。
トイレに誘導する時は、なるべく視線をあわせず、あわただしくしないように
ゆっくりと動くようになさるとよろしいかもしれません。

ケージの中でできるようになっても、ケージから出て遊んでいるうちに、どこに戻ったらよいか
分からなくなったり、夢中に走り回っているうちに、ケージのトイレに戻ることを忘れてしまって
そのへんでしてしまう、というのが一般的です。
そのような点からも、いさむら300C様がケージ以外に、もう一ヶ所トイレを用意いただいて
いるのは望ましいといえるでしょう。
リビングで遊んでいるときにはケージの外のトイレに、ケージの中にいるときはケージの中の
トイレに、とこれから自然に使い分けるようになるかもしれません。

成功の確率を増やし、褒める機会を少しでも増やすために、ケージの中で、ベッドなどのゆっくりと
するところ以外に全部トイレシートを敷いて、なるべくトイレを広くしてあげるのも一つの方法でしょう。
また、場所をたくさんとってしまうことになりますが、もう一つお作りいただいたトイレを、
例えばサークル状の囲いの中全体に、トイレシートを敷いて広めのトイレにしていただくと、
褒めるチャンスはうんと大きくなるかもしれません。
そろそろかな、というときにケージの中に誘導していただけふれば、この中であればどこでしても
褒めていただくことができます。広めに敷いたトイレシートも、そのうち、「するシート」「しないシート」が
できてきますので、「しないシート」を取り外してしまってもよろしいでしょう。
また、「いけないことをしたときに叱ってケージに入れる」ということを繰り返しているうちに、
ケージのイメージが悪くなり、トイレのためにケージに戻ることを嫌がるというようになることも
みられます。
ワンちゃんにとっては、成長のため、健康維持のため、安心してゆったり過ごせる場所がある
というのは大切なことですので、ケージをお気に入りの場所にしていただくことも大切でしょう。
このためには、叱ったときにケージに入れるのではなく、ケージの中に入ったら嬉しいことがあった
と感じさせてあげたり、嬉しいことの後にケージで過ごすようにしていただくことが大切です。
もし、ケージの中でトイレとベッドの区別がつかないようでしたら、スノコなどをご利用いただき、
例えばベッドを一段高くするというのも良いかもしれません。
あるいはスペースに余裕があれば、トイレとベッドの間隔をあける、というのも
区別がつきやすくなる一つの方法です。
あるいは、ケージが広いようでしたら、クレートやキャリーバッグなどをケージに組み込んで
しまうのも、トイレとベッドの区別をつきやすくするための一つの方法です。

また、ワンちゃんは、マット類やラグ類、布団のようなものの上では、排泄を誘発される傾向が
みられます。ワンちゃんが、どこでオシッコやウンチをしたら良いのかが分かるまで、
ワンちゃんの視界にこれらのものが入らないようになさったり、取り除いていただくほうが
よろしいかもしれません。
コタツ布団もご家族がコタツに入っていらっしゃらない時には、コタツ板の上にあげてしまう
なども一つの方法でしょう。

ワンちゃんのお健やかなご成長と、ご家族の皆様が笑顔に包まれてお過ごしになられますよう
お祈りいたしております。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
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土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



唸る

投稿者:サラ

投稿日:2016/11/17(Thu) 15:29

No.4541

11ヶ月のトイプードル(女の子)です。
時々、野生化して唸り手がつけられなくなるときはあります。
最近ですと、私が出かけようとした際にケージに入れようとした時、廊下の隅っこにいって縮こまり唸る・・・
寝ているとき(一緒の布団で寝ています)、目を開けていたので撫でようとしたら唸る・・・などなど。いろいろ見ていると野生化した時はどうしようもないので知らないふりするのが一番良いとありましたが、何か予防策などあれば教えてください。

Re: 唸る

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/11/18(Fri) 14:32

No.4543

サラ 様

枯葉を踏みしめて歩くお散歩が楽しい頃でございますが、
サラ様におれましてはいかがお過しでしょうか。
トイプードルちゃんは11ヶ月とのこと、時々見せる大人っぽい表情と
まだまだ好奇心いっぱいな可愛らしさに目を細めていらっしゃるのでは
ないでしょうか。

さて、このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早速ご案内させていただきますが、実際のご様子を拝見していませんので
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

トイプードルちゃんがうなって手がつけられなくなることがあるとのことで
ございますね。
ワンちゃんにとって、防衛本能の表現の一種でもある、うなるという行動
ですが、そのときの状況として次のようなものが挙げられます。
◇自分の優位性を示しようと相手を威嚇している 
◇怖くて仕方がなくて自分や周りを守ろうとうなる
◇.自分の縄張りを取られそうになってうなる
◇遊んでいるうちに夢中になって、ついうなってしまう

ワンちゃんは、「自分のした行動の後に周囲にどのようなことがあったか」と
いうことをたいへんよく覚えており、このような経験をもとに、行動を選択して
いきます。
トイプードルちゃんくらいの月齢になると、自我が芽生え、今までの経験をもとに、
積極的に自分で行動を選択しようとする頃であり、今までと違う行動をして、
飼い主様を戸惑わせてしまうことも多くみられます。
サラ様のトイプードルちゃんは若くて興奮しやすい時期ですし、遊んでいる時など
に夢中になってうなっているような場合は、そのまま知らん顔をなさっていても
よろしいと思います。
ただ、例えば「その手をどけて」という要求でうなっている場合には、
飼い主様がうなった後に手をどければ、「うなれば要求がかなう」ということになり、
ワンちゃんに主導権が移ってしまうことになりかねません。
また、うなることによりワンちゃんが優越感を感じてしまうことにつながる可能性
がございます。
トイプードルちゃんがうなったことに対して、サラ様は戸惑ったり、困ったような
表情をなさったり、ひるんだり、弱いところをお見せにならず、
落ち着いて根気強くご対応いただき、「うなってもパパやママは何でもないのよ」
というような強い表情をお見せになるほうがよろしいでしょう。

「うなることはいけない」ということをトイプードルちゃんに伝えるためには、
穏やかで、落ち着いた毅然とした表情で、低い声で「いけない」などとおっしゃり、
良い状態の時には明るく嬉しそうな声でお褒めいただくことも一つの方法でしょう。
このようになさることは、何が良くて、何がいけないのか、ということを、
トイプードルちゃんに教えることにつながります。

サラ様のトイプードルちゃんがうなるのは、サラ様がお出かけをなさろうとして
ケージにお入れになるとき、就寝中に撫でようとなさったときとのことですね。
「うなる状況をなるべく作らない」ということも、サラ様がおっしゃるように
たいへん重要です。
トイプードルちゃんが、ケージに入れようとなさった時にうなるのは、
ケージに入ることがどこか嫌だな、と思っているからかもしれませんね。
「サラ様のお出かけ=ケージに入ること」と連想されてしまうのであれば、
日頃から、サラ様のご在宅のときにもケージをご利用なさってはいかがでしょうか。 
例えば、楽しいお散歩の後にケージの中でのんびり過ごしたり、食事の後に
うたた寝をしたり、ケージに入ったら美味しいオヤツをもらえた、など
嬉しいことをケージの中で経験させていただいたり、楽しくてリラックスできる
場所にしてあげることはたいへん重要でしょう。

サラ様が今日はお出かけをなさる、という日には、お留守番前に長めのお散歩」を
なさって、ちょうどよい疲れをトイプードルちゃんに感じさせてあげては
いかがでしょうか。 
散歩から戻られたら、トイプードルちゃんはいかにも楽しいことがあるかの
ようなサラ様の笑顔に誘われてケージに入り、
大好きなおもちゃを与えてもらって、そのうち嬉しくて眠ってしまった、
というようにしていただくのも一つでしょう。

「その手をどけて」と威嚇しようとうなるワンちゃんもいますが、
一方で、人の手に対して怖いイメージがあって、怖くてうなることもあります。
ワンちゃんが人の手に対して感じる「恐い」と思う状況は、私たちが思う以上に
強く、印象に残るようでございます。
特にチワワちゃんやトイプードルちゃんといった体の小さなワンちゃんには
怖い記憶を作らないように注意が必要です。

例えば、お知り合いの方が「可愛いわね」と急に撫でてきたり、日常のお世話
の時に頭上や後ろから急に手を出すことは、なるべくないように心がけて
いただくことは必要でしょう。
人間側は、しゃがんでトイプードルちゃんと目の高さをなるべく近づけて
接するようにしていただき「人の手は温かくて良いものだ」という気持ちを
抱かせてあげるようにしましょう。 

また、トイプードルちゃんが布団で横になっている時、うっすらと目を開けて
いても、夢の中にいるような状況かもしれませんし、ワンちゃんにとっては
たいへん無防備な状態ですので、どうしても自分を守るために反射的に
うなってしまうのかもしれません。

このような時には、反射的にうなるだけではなく、自分を守ろうと噛んで
しまうことも考えられますので、可愛いのでつい撫でたくなりますが、
睡眠中には特に注意をしていただければと存じます。
なるべくそのような状況を作らないほうが望ましいですが、
布団の中で撫でる時には、トイプードルちゃんが確実に覚醒している、という
状況だけになさったほうがよろしいでしょう。
また、頭や目の上から人の手が降りてくると反射的に防御に出てしまう
可能性もございますので、びっくりさせることのないようになさったほうが
よろしいでしょう。
睡眠時以外にも、食事中などもワンちゃんにとって無防備な状態といえるので、
食事中なども邪魔をすると激しく怒るワンちゃんもみられます。
「困った状況を作らない」ということも大切なことですので、トイプードルちゃんの
睡眠中は「なるべく近寄らずにそっとしておく」ということも大切なことかもしれません。

サラ様からうかがったトイプードルちゃんがうなる時の状況にはございませんが、
ブラッシングや歯磨きなど、さまざまなお世話を「嫌だから、止めて欲しくてうなる」
という行動もよくみられます。
そのような時には、うなった瞬間に、飼い主様は「いけない」など一言おっしゃって、
後は「平然と余裕の笑顔でブラッシングを続ける」というように、
「うなっても嫌なことは止めてもらえない」という状況を作るとよろしいでしょう。

ワンちゃんには、野性的で本能的な部分がありますが、「頼りになるサラ様に
守ってもらえて安心だ、ついていきたい」と感じられる環境で育まれることは、
本能的な部分をコントロールすることにつながっていきます。
トイプードルちゃんが守られていることを感じ、「落ち着いたら良いことがあった」、
「サラ様の言う事を聞いたら良いことがあった」という経験をさせていただくため、
お食事の時、好きな遊びをする前など、さまざまな日常生活の場面で、
「おすわり」などの指示を上手にご利用なさるとよろしいでしょう。

焦らず、ゆっくりと、毎日を過ごしていらっしゃるうちに、だんだん成長していき、
行動も変わってきますので、ゆったりと見守っていただければと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

トイプードルちゃんのお健やかなご成長を心からお祈りしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



排泄のしつけについて

投稿者:じゅんじゅん

投稿日:2016/11/16(Wed) 23:26

No.4540

8歳のトイプードルです 先住犬がおり先住犬はきちんとペットシートで排泄できていたので同じようにしつけたつもりですがシート以外の床に排泄することが多くいままできてしまいました 今から湿気しなおしはむずかしいでしょうか?

Re: 排泄のしつけについて

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/11/18(Fri) 13:44

No.4542

じゅんじゅん 様

枯葉舞う頃でございますが、
じゅんじゅん様におかれましては、その後、いかがお過しでしょうか。
この度はご相談をいただきましてありがとうございます。
じゅんじゅん様の8歳のトイプードルちゃんの排泄のしつけについてのご相談でございますね。
早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことを
ご了承ください。

ワンちゃんは、環境の変化などからできていた排泄ができなくなることや、
どこでしたら良いのかがあやふやなまま、というようなことが多くございます。
いずれにせよ、最初の頃を思い出していただき、「成功するように環境を整え」、
「できたら褒める」ことが重要です。

多頭で飼育なさっているとのことですので、「先住のワンちゃんやご家族の視線が気になる」、
「トイレでしようとしたら先住のワンちゃんがしたばかりで濡れていた」、「先住のワンちゃんと
遊んでもらいたくてその辺でしてしまった」、「粗相をしたときに、あらっ、と大きな声をかけて
もらえて構ってもらえた」というようなことが起きがちです。
ただ、じゅんじゅん様のお話のご様子からは、トイプードルちゃんは「トイレですることがない」
のではなく、「トイレですることもある」というご様子ですので、
とにかく「トイレでできたときに褒める」ことに重点を置いていただくことが大切でしょう。

粗相をしたときは、視線を向けたり、声をあげたり、叱ったりしがちですが、
何もなかったかのように振舞っていただくことが大切でしょう。
いたずら盛りのワンちゃんなどでは、粗相をした床面を、飼い主様が拭いていると、
走ってきて布を引っ張ることが楽しくて仕方がないということもございますので、
さっとワンちゃんたちが気にならないように片付けてしまう方がよろしいでしょう。

ワンちゃんは、飼い主様に注目してもらいたい、構ってもらいたい、愛されたくて仕方がなく、
特に多頭で飼育なさっていると、ワンちゃんたちは、少しでも、もう一頭のワンちゃんより
構ってもらうためにはどのようにしたらいいのか、ということを大変よく見ています。
振り向いてもらうことだけでも、「あら」と声をあげることだけでもワンちゃんにとっては
ご褒美になってしまいます。
粗相をしたら構ってもらえた、ではなく、トイレのシートの上で排泄をしたら褒めてもらえる、
構ってもらえると感じさせてあげましょう。
また、叱ってしまうと、ワンちゃんの気性によっては、「排泄行為そのものを叱られた」と
捉えてしまい、戸惑い、隠れておしっこやウンチをしてしまうようなこともみられます。
トイレで排泄をしたら、褒めてもらえる、構ってもらえるということを通して、どこで排泄を
するのが良いのかトイプードルちゃんに教えてあげましょう。

排泄をしている時に、「チーチー」などと声掛けをしていただくことで、トイプードルちゃんに
排泄と掛け声を関連付けて記憶させていただき、できたら褒めるということを繰り返して
いただくのも一つの方法です。
また、トイレに誘導する場合のタイミングの把握の仕方ですが、「オシッコやウンチを
しそうな仕草をしたら」ということですと、ご家族が走っていらっしゃったり、あわてて
連れられたりすると、ワンちゃんは驚いて緊張してしまったり、その場の雰囲気に
のまれてしまったりして、しそうだったおしっこが引っ込んでしまう、ということがみられます。
したがいまして、時間や食事などから見計らってはいかがでしょうか。
「さっきオシッコをしてからこのくらいの時間がたっている」というタイミングで、
「チーチー」や「トイレはここよ」などと明るく声をかけながら誘導してあげましょう。
そして、偶然でもできたら褒めていただきます。

オシッコをしようと思ってトイレにいくが、濡れているトイレをみて引き返すことがあった
のであればトイレシートを2枚敷いていただく、または大判のものに変えてみるのも一つでしょう。
先住のワンちゃんとの関係をご覧になり、トイレをもう一つ用意いただくなどもよろしいでしょう。
その際用意いただく場所は、いつも粗相をしがちな場所や、ご家族様の出入りが少なく
気兼ねなくリラックスして排泄ができそうなところがよろしいでしょう。

褒めるというと、フードやオヤツで、とお思いになるかもしれませんが、ワンちゃんにとっては、
飼い主様に構ってもらえる、ちらりと見てもらえる、騒いでもらえるということも
すばらしいご褒美です。
また、先住のワンちゃんがシートでしているときに、「お利口ね」と褒めていただき、
時にはオヤツをあげるのをトイプードルちゃんに見せていただくことで、シートの上で
オシッコをすれば褒めてもらえるということを理解するかもしれません。
できるだけゆったりとした気持ちで、褒めることで、どこでしたら良いかを教えてあげましょう。

また、ワンちゃんは周囲の雰囲気を感知する能力がたいへん高いどうぶつですから、
「うまくいくかしら」という飼い主様の緊張感などの言外のお気持ちが、ワンちゃんに
伝わってしまうこともみられます。排泄は生理現象ですので、できるだけリラックスした
雰囲気を作っていただくことも大切でしょう。

トイレの周囲を家具などで囲んでみたり、トイレ用のサークルを作るなど、ご家庭の状況に
あわせて、工夫をなさるのも一つの方法です。

トイレ用のサークルを作る場合、ケージ内にはトイレシートを全面に敷きつめておきます。
このようにすると、サークルの中は全部トイレになりますので、オシッコがたまっている
状態でトイプードルちゃんを連れて行ってあげることで、トイレはまず成功となります。
その際には、必ずすぐに褒めてあげましょう。
しばらくすると、いつもするトイレシート、しないシートができてきますので、
しないシートをはずしていきます。
少しずつトイレシートのスペースを狭めることで、最終的にはトイレシート1枚で
できるようにしていきます。
また、状況をご覧になって周囲のサークルを取り外しても宜しいかもしれません。

トイレの位置を移したいときには、トイプードルちゃんが戸惑わないように、
一日に数センチずつ好ましい位置まで移動していただくほうがよろしいでしょう。

また、フワフワとしたラグやマット類などは粗相しやすくなりますので、
「いつもトイプードルちゃんが粗相してしまうマット」などがあれば、トイレでの排泄が
定着するまでは、取り外していただいたほうがよろしいかもしれません。

また、ワンちゃんは元々、自分の生活スペースを汚したくないという習性があると
いわれています。
そのためか、成長に従い、サークルの外などケージから離れたところにしたがる
こともございます。

もし、トイプードルちゃんのトイレがケージ内にあり、ケージに戻りたがらないというので
あれば、ケージ内のトイレ以外にも、サークル外の静かな排泄しやすい場所に
トイレをご用意いただいてもよろしいでしょう。

また、ワンちゃんにとって排泄行為は縄張りの主張と密接な関係がございます。
ご様子によっては先住のワンちゃんのトイレ、トイプードルちゃんのトイレ、というように
分けていただくのもよろしいかもしれません。

また、ワンちゃんは群れの中の位置が明確に分かっていないと、マーキングやマウンティング
によって、自分を主張しようとする側面を持っていますので、先住のワンちゃんを優先することは
ずっと続けていただき、どちらが上なのか分からない、という状況はなるべくお作りいただかない
のがよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスをうけたまわっております。
気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

じゅんじゅん様とワンちゃんたちの笑顔いっぱいの毎日を応援しております。
お気軽にお声がけください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



吠え癖に困っています

投稿者:ノエル

投稿日:2016/11/10(Thu) 11:29

No.4536

1歳7ヶ月になるオスのトイプードルです。
結婚のため今月からアパートに引っ越しワンコと彼との生活を始めています。
引っ越す前から家に入ってくる車・バイクの音には敏感で聞こえるたびに吠えていました。何もない、誰もいない方向に向かって突然吠え出すこともあります。
また、就寝時リビングのケージに入れ私たちが寝室に行くとクンクンと鳴き続けるため近所迷惑を心配し結局寝室に連れて行き一緒に寝ています。
このような吠え癖、鳴き癖はどうしたら直せますか?
飼い始めた時から吠えることに対してしつけはしているつもりですが、上手くいかず引っ越した早々クレームが入り困っています( ; ; )

Re: 吠え癖に困っています

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/11/11(Fri) 14:59

No.4539

ノエル 様

木々が秋化粧した美しい姿をみせてくれる頃になりました。
ノエル様におかれましてはご結婚なさったとのこと、誠におめでとうございます。

さて、このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早速ご案内させていただきますが、実際のご様子を拝見していませんので
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

トイプードルちゃんが新居にお引越しをされてから、就寝時ノエル様とご主人様が
寝室にいらっしゃると鳴き続けるようになり、お困りということでございますね。
ワンちゃんは環境の変化に敏感ですので、お引越しやご家族の生活上の
変化の後には、夜鳴きなど、さまざまな行動の変化があらわれることが一般的です。

さまざまな状況を把握することのできる私たち人間でも、新しい環境にいくと
不安を感じますので、ワンちゃんが不安に思っても当然なのかもしれませんね。
周囲のお散歩コースの匂い一つにしても、お引越しをするとまったく知らない
ワンちゃんの匂いにびくびくして、散歩にいくと立ち止まって歩こうと
しなくなったりすることも多くみられます。

お部屋も家具の配置もかわり、部屋の匂いもかわり、戸惑うことも多いのかもしれません。
ただ、このような戸惑いも、ご夫婦の毅然とした態度と、穏やかな笑顔に包まれ、
日々の生活を繰りかえすうちに、知らない匂いが懐かしい匂いになり、
いつもと同じことが増えていくと、少しずつ落ち着いていくという側面もあります。
今はなるべく安心させてあげる、ということも大切かもしれません。

【吠えることについて】
ワンちゃんはそれぞれ、今までの経験から自分がした行動の前後に周囲に何があったか、
「何をしたら何が得られるか」ということを学習してきています。
トイプードルちゃんが吠えた後に良いことが起こると「要求する時は吠えれば良い」と
いうことになってしまいます。

ワンちゃんが一度、「何かしてもらう時には、吠えるといいのだ」と思うと、
かなりしつこく、吠えることに執着をします。
がまんしきれなくて、構ってしまうと、「がんばった甲斐があった」と吠えることが
どんどんトイプードルちゃんの中で大切な手段となってしまうかもしれません。

したがいまして、吠えている時に、「トイプードルちゃんがして欲しいこと」を
なさらないことが重要でしょう。
また 「吠えていない時に良いことがある」ということを教えるために、
例えばケージから出すのは、「出して」と要求した時ではなく、オスワリなどの指示を
なさって、オスワリをして落ち着いてからケージから出すというようにならすと
よろしいでしょう。

吠えても要求を叶えないことが大切なことはご高承であっても、ノエル様がおっしゃる
ように、夜間などの近隣の方へのお気遣いなどとは両立しがたく、
たいへん難しいことでもございます。
そのような意味からも、「吠えない状態を作る」ということはたいへん重要ですので、
トイプードルちゃんを寝室に一緒にお連れになるということは、とても良い方法
ではないでしょうか。
トイプードルちゃんがノエル様の布団に入ってきてゆっくり眠れなくて困る、というので
あれば、ご夫婦の寝るスペースとワンちゃんの寝るスペースを分けるのも
一つの方法でしょう。
トイプードルちゃん用の小さなベッドを用意してあげたり、お気に入りのキャリーバッグや
クレートをご利用なさってはいかがでしょうか。

また、生活全般で「ノエル様とご主人様がトイプードルちゃんを率いていること」を
しっかりと示すこともたいへん重要なことです。
守られている、率いられている、ということは、トイプードルちゃんに安心感を与えます。
そんなに頑張って縄張りを主張する必要がない、吠える必要がないという安定感を培って
いただければと存じます。
例えば、ノエルちゃんが「遊ぼう」とボールを持ってきたとき、ノエル様に主導権が
あることを示すため、「オスワリ」と指示をしていただき、指示にしたがってから
遊ぶようにします。
お散歩のとき、先に家を出て、先に歩き、先に家に入るのはノエル様です。
あるいは、ソファにご夫婦が座っていらっしゃるときに、ご夫婦の真ん中に
トイプードルちゃんが入ろうとしても、さりげなく足元のクッションにすわらせてあげたり、
端に座らせてあげるようにしたりなさるとよろしいでしょう。
また、ご帰宅のときに「ただいま」と声をかける順番などを通じて、
ご夫婦が優先であることを示すようにしましょう。
日ごろから、ノエル様のご帰宅を喜んで、トイプードルちゃんが興奮しているのであれば
興奮しているときには声をかけず、落ち着いて静かになったとき、テンションが下がった
ときに「ただいま」と声をかけるようになさるとよろしいでしょう。

いつも過ごす場所の見晴らしが良いと、吠えることにつながることもあります。
例えば2階でお住まいであれば、窓から外を眺めているうちに、見張り番のような気持ち
になってしまうこともあるでしょう。
いつもトイプードルちゃんが過ごすお気に入りの場所からあまり窓の外がみえないように、
カーテンを引くなどなさって、守られている雰囲気を作ることも大切でしょう。
また、周囲の音に敏感に反応するのであれば、小さな音でラジオをつけておくと
いうのもよろしいでしょう。

ワンちゃんは一度吠え始めると、収拾がつかなくなってしまうのが一般的ですので、
吠えそうな時、吠え始めの時に、対応するのが大切です。
周囲の音に反応して、吠えるかな、というときに、「いけない」と毅然と落ち着いた
声で叱ります。吠えないでいたら褒めてあげましょう。
ただ、大きな声、高い声はよけいに興奮させてしまうことになりかねませんので、
低い声で叱るのがポイントです。
特に、「あら、吠えて、どうしたの?」などのトイプードルちゃんの吠えにノエル様が
反応したという状況は作らないようにしましょう。

叱っても余計に興奮するというワンちゃんも多いのですが、叱るのではなく、
「吠えそうな時に吠える以外の行動に誘導して、吠えなかったことに対して褒める」と
いうことを根気強くお続けになるのもよろしいでしょう。

例えば、お耳をぴくぴくさせ、今にも吠えそうな時に、「オスワリ」など吠える
以外の行動をさせて吠えない状態を作って、褒めていただくのもよろしいでしょう。
オスワリ以外にも、キャリーバッグに入るように指示をなさってから褒める、と
いうのも良いでしょう。

若いワンちゃんにとって、エネルギーが上手く発散できていないと、吠えたり、
いたずらをしたり、といった行動につながることがございます。
日ごろからお散歩などを通して十分エネルギーを発散させてあげることはたいへん重要です。
お引越し後ですので「慣れない地域でのお散歩を嫌がる」ということがあるかもしれませんが、
最初はのんびりできそうな公園などに抱っこをしていらっしゃり、少しでも下ろしてみて、
歩いたら褒めていただき、「一緒に歩けて楽しかった」という経験を積み重ねていただく
ことで、トイプードルちゃんが楽しく歩ける範囲を少しずつ広げていってあげましょう。

一日に5分でも10分でも、今までと以前のお住まいの時と同じように、トイプードルちゃん
がノエル様と過ごせる時間を作ることで、「ママの愛情は変わらない、
そして、パパは力強くて頼もしいな」とトイプードルちゃんが安心できる時間作る
ことは大切でしょう。

【新しい生活に馴染むために】
1. 以前のお宅で使っていたものを使う
お引越しを契機に、家具や敷物など、新しく調達なさることも多いかもしれませんが、
なるべく以前使っていらっしゃったものをそのままご利用なさるのもよろしいでしょう。
既にお引越しをなさったので、処分なさったものもあるかもしれませんが、
なるべく前のお宅と同じような間取りで、前と同じカーテンや食器、水のみの器、
クッション、マット類などをそのままご利用なさったほうがよろしいでしょう。
また、ノエル様の使い古しのバスタオルや、衣類からファスナーやボタンなど、
口にいれると心配なものを取り外した物をケージの中など、トイプードルちゃんが
長時間過ごす場所にいれておいてあげるのもよろしいでしょう。

2. ケージの中を快適な場所だと感じるようにする
ワンちゃんにとって、安心な場所、落ち着く場所がお家の中にあるということはたいへん
大切なことです。そのためにもケージをのんびりできる好きな場所にしていただくことは
重要です。

ただ、「お留守番や夜寝るときにだけケージに入れる」と、ケージのイメージが寂しく
嫌なところになってしまうことがございます。
ケージは嬉しいことがあった後や褒められた時に入ったり、中に入った時に大好きな
オモチャを与えてあげたり、嬉しいことがあるところ、安心してくつろげる場所に
なるように工夫をなさることはたいへん重要です。
お散歩から帰って、「楽しかった、疲れたからゆっくりとしたいな」というときに
ケージに入るように誘導してあげたり、同じ部屋でのんびりと過ごすときに、
トイプードルちゃんはケージに入ってくつろぎ、ノエル様はソファにかけて
お茶を飲んで・・などというのでもよろしいでしょう。
また、これからますます寒くなりますので、ペットボトルにお湯を入れて
しっかりとフタをしてタオルでくるむなどしていただき、ケージの中でも
人肌に似たぬくもりを感じるようにするのもよろしいでしょう。
また電気カーペットなどをご利用なさっているときにご注意いただきたい点として、
熱すぎたり、逃げ場がなくてかえって苦痛を感じさせてしまうことがあるようです。
トイプードルちゃんが適度に調節できるよう、必ず逃げ場を作ってあげることが
大切でしょう。もちろん、低温やけどなのにはくれぐれもご注意ください。

また、ワンちゃんは一般的に、自分から外はみえるけど、外から自分の姿がみえない
ような穴倉のようなところで過ごすのが落ち着くようですので、ケージをバスタオル
などで覆っていただいてもよろしいでしょう。
全面真っ暗になると不安になるようであれば、後ろ半分を覆うようにしていただく
のもよろしいでしょう。

4. 不安そうなトイプードルちゃんをなぐさめない
ワンちゃんはお引越しをすると、今まで慣れ親しんできた匂いとは違うところで
生活をする訳ですので、お散歩の匂いも変わってしまい、最初は戸惑ってしまうのが
当然でしょう。
楽しそうな笑顔をトイプードルちゃんに向けていただき、心配そうな表情で
トイプードルちゃんを見たりなさらないことが大切でしょう。
お留守番もそうですが、たくさん声をかけたりせず、何でもないことのように、
さりげなく振舞っていただくことが大切でしょう。

5. スキンシップを大切にする

お引越し後はお忙しくて、どうしても、あまり構ったり、遊んだりする時間を
作ることは難しいかもしれませんが、ゆったりと体を撫でてあげてください。

なおアニコムでは、お電話でのしつけ・健康相談サービスも行っておりますので、
お気軽にご利用ください。
電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256
です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。

ご主人様とトイプードルちゃんとの笑顔いっぱいのお幸せでご健康な毎日を
心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。