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ドッグフードと体重

投稿者:はっしー

投稿日:2012/10/31(Wed) 19:59

No.1751

8ヶ月のマルチーズです。ドックフードに書いてある体重が現在の体重なのか、標準サイズの体重なのか悩んでいます。
マルチーズが標準2.5〜3kgなので、その間でドックフードをあげていました。
この前病院に行って体重を測ったら、3.9kgありました。
でも、肥満ではなく、あばら骨も背中も手に当たります。
先生にも肥満ではなく、「大きくなる子」と言われました。
現在は、パピー用をあげています。
私は、健康に育ってくれれば、大きくても全然かまわないのですが、肥満は困ります。
4kgだとあげる量もかなり違います。
ドックフードは、現在の体重であげた方がいいのでしょうか?
よろしくお願い致します。

Re: ドッグフードと体重

- ペット栄養管理士 三留

2012/11/01(Thu) 16:47

No.1752

はっしー 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
爽やかな秋風を感じながらのお散歩が楽しい季節でございますね。
マルチーズちゃんは元気にお散歩を楽しんでいらっしゃいますでしょうか。

この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
マルチーズちゃんは、先日、体重を測ったら、3.9kgだったとのことで、
お食事量についてご心配をなさっていらっしゃるご様子ですね。
概して、男の子のほうが女の子より体格が大きく、体重がある傾向がみられますが、
同じ性であっても、骨格はみな違います。
したがいまして、体重だけでは、太り気味なのか、痩せ気味なのかを評価することは
難しく視覚と触覚で判断をいたします。
そのためのボディ・コンディション・スコア(BCS)という基準が推奨されております。
(詳細については、しつけ・健康相談サイト「どうぶつ相談室」の次のページを
ご参考になさってください。http://www.anicom-page.com/labo/2009/10/1-15.html
ボディ・コンディション・スコア(BCS)では、胸のところを触って肋骨が触れるかどうか、
骨格の大きさ、筋肉あるいは脂肪のつき具合などを総合的に見て、
「太っているかどうか」を判断することになります。
はっしー様のマルチーズちゃんは、触ったとき、あばら骨も背中も手に当たるとのことですので、
おっしゃるように、肥満とは程遠く、骨格がしっかりとした、お子様のようでございますね。

さて、お食事のフードの袋に印刷されている分量ですが、
パピーちゃん用のフードの場合、ワンちゃんの現体重と月齢を目安にした量が記載されている場合や、
成犬時の予想体重と月齢を目安にした量が記載されている場合など、
フードのメーカーさんによって記載方法が違うようです。
ご不明な場合には、フードメーカーさんにお問い合わせ下さい。
特に詳しい説明がない場合には、現在のワンちゃんの体重に対する目安の量になると思います。

いずれにしても、記載の分量は大まかな目安と考えていただくものですので、
それぞれのワンちゃんの運動量や環境などにより調節をいただくことになります。
一般的に、体調が良い状態で、食事量が足りないときには、ウンチが固めに、
分量が多いとウンチが柔らかめになる傾向がみられます。
ウンチの状態をご覧になられながら、食事の分量を調節なさるのも一つのポイントです。

現在、はっしー様は、マルチーズちゃんにパピーちゃん用のお食事を与えていらっしゃる
とのことでございますね。
小犬ちゃんの時期は、成長と健康維持のために、特別に栄養価もカロリーもたくさん要する時期であり、
パピーちゃん用のお食事は、この要求にしっかりと応えたものです。
そろそろマルチーズちゃんは8ヶ月になられ、成長のペースがゆるやかになる頃ですので、
フードの種類によって、給与量を減らすように印刷されていたり、
そろそろ成犬用のお食事をお与えになられることを視野に入れられても
よろしい時期でございます。

ハッシー様はこれまでマルチーズちゃんに、2.5〜3sのワンちゃんの目安の分量のお食事を
与えていらっしゃったとのことでございますね。
マルチーズちゃんは体重が3.9kgとのことで、4kgのワンちゃんの目安の分量に増やした方が
よいのかお悩みでいらっしゃるとのことでございますが、
現在のお食事の量でマルチーズちゃんが特に痩せていたり、お食事が足りなくてお腹をすかせている
様子が見られないようであれば、その量がマルチーズちゃんにとって適量ということになりますので、
特に無理に増やす必要はないでしょう。
もし痩せ気味であったり、食事量が足りずにお腹をすかせている様子が見られるようであれば、
増やしていただいた方がよろしいですが、成長がひと段落してくる今の時期に急激に増やすのではなく、
少しずつ増やして様子を見ていただいたほうがよろしいでしょう。
その状態で、ウンチの状態や食後のマルチーズちゃんの様子などをご覧になりながら、
調節していただければと存じます。

ワンちゃんはほぼ一年間で成犬になりますが、成長が一段落しているにも
かかわらずパピーフードを与え続けてしまうと、今度は栄養過多で肥満などの悪影響が
生じてしまいます。したがいまして、マルチーズちゃんも時期をみて
成犬用のフードに切替えになられるのではないでしょうか。

成犬用のフードに切り替える時期は、フードにもよりますが、一般的には、
小型犬ですと8〜10カ月、中型犬では11〜12カ月、大型犬では12〜14カ月くらいが
目安になるでしょう。しかしながら、ワンちゃんの成長速度には個体差がありますので、
それぞれのワンちゃんで、最適な切り替え時期を見極める必要があります。
骨格の成長と体重の増加が一段落して、ある程度しっかりとした体が作られていると
判断されているかというのがポイントとなります。
なお、避妊手術や去勢手術を受けた場合、体内のホルモン値の変化によって、
カロリー要求量が減少し、太りやすくなるといわれています。これらの手術を受けた場合
には、体の成長具合も考慮しながらですが、手術からの回復時期を一つの目安として、
フードの切り替えを始める場合もあります。

食事の切替えのポイントは、突然、ある日変更するのではなく、
最初の日には、パピーちゃん用のものの中に成犬用のお食事を1割、次の日は2割・・・
というように、だんだん増やしていくようにしましょう。


肥満にならないように、マルチーズちゃんの健康を管理なさることは
たいへん大切でございます。マルチーズちゃんは素敵な飼い主様に守られて幸せで
ございますね。
肥満は、入るカロリーと出るカロリーのバランスが崩れることから始まります。
オヤツなどを含めて、一日に摂取するカロリー数とちょうど見合う運動量を確保することは
肥満防止のためにはたいへん重要です。
一般的に、肥満ということを視野にいれた際の理想的なお散歩は、一日2回
休まずに20分間歩き続けることだといわれておりますが、
運動を習慣付けることで、マルチーズちゃんの健康を守っていただければと存じます。
マルチーズちゃんのお健やかなご成長を心からお祈りいたしております。

昼夜の寒暖の差が大きく、体調を崩しやすい時期ですので、
はっしー様もマルチーズちゃんも、どうぞお体を大切にお過ごし下さい。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



歯の治療

投稿者:

投稿日:2012/10/27(Sat) 21:03

No.1747

 歯に歯垢があるのです。奥の歯が虫歯のような感じがします
 口臭も気になるのですがどうすればいいでしょうか?
 ちまみに、歯の治療に保険を使うことができますか?

Re: 歯の治療

- 獣医師 山田

2012/10/31(Wed) 14:02

No.1749

ぽ 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
ワンちゃんの歯に歯垢があり、奥歯が虫歯のような感じがするとのご相談でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、
実際のご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

まず、ワンちゃんの歯周病についてお話させて頂きます。
歯周病の原因は歯垢の中に住んでいる細菌です。これが歯周組織に炎症を起こしていきます。
歯垢の成分は、食べ物の残りかすや口腔内粘膜が剥がれもの、口腔内の細菌であり、
とても粘調性の高いものでございます。
この歯垢は食後6〜8時間くらいで形成され、歯垢をそのまま放置しておくと、
約3〜5日くらいで唾液に含まれるミネラルと結合して
石のように硬い歯石と言われるものになっていきます。
歯石が歯の表面に付着することで、歯の表面がざらつき、
さらに歯垢がつきやすくなっていきます。
この状態を放置しておくと歯肉炎が起こり、歯肉の腫れや出血、口臭などの様々なトラブルを
引き起こしていき、歯肉だけに炎症が見られる歯肉炎が、さらに歯周組織まで及んだものが
歯周炎です。
中には、歯の根っこの周囲に起こった炎症が、口腔内粘膜や皮膚を溶かして穴が開けてしまう
「歯瘻(しろう)」と言われる状態や、上顎の歯の根っこの周囲で炎症に起因して、鼻との間にある
骨を溶かして口腔と鼻腔が貫通してしまうような「口鼻瘻管(こうびろうかん)」と言われる状態などが
引き起こされることがあります。
下顎の歯の炎症が進行すると、歯を支えている骨の吸収がおこり、
下顎の骨が薄くなり、硬いものを噛んだときに支えきれず、骨折することもございます。
こうした段階になると物をしっかり噛めなくなったり、口の痛みで食事が出来ないこともあります。

それでは、歯周病の予防をどうしたらいいかと言いますと、歯磨きの実施が一番効果があります。
しかし、ねっとりとした状態の歯垢なら歯磨きで落とせる可能性がありますが、歯石のように石のように
硬くなったものは歯磨きでは落とせませんので、定期的な歯磨きの習慣をつけていただき、
歯石になる前に歯垢を除去することが重要です。
また、歯周の炎症が強い場合などは歯磨きなどで口の中を刺激すると出血など起こし悪循環に
なることもあります。
歯石付着がひどい場合は動物病院さんでご診察をお受け頂き、状況によっては全身麻酔下で
歯石除去の処置が必要になってくるかもしれません。


ぽ様におかれましては、ワンちゃんの虫歯をご心配のご様子でございますね。
ワンちゃんは人間と比べると虫歯にはなりにくいと言われております。
理由といたしましては以下のようなことがあげられます。
1. ワンちゃんの口腔内はpHがアルカリ性で虫歯菌が繁殖しにくい。
2. 人の唾液には食べ物中のデンプンを糖に分解するアミラーゼという酵素があるが、
ワンちゃんにはこれが無いため、お口の中に糖があまりとどまらない。
3. 人の歯は臼のような形なので、噛み合わせの面の窪みに細菌が溜まりやすいが、
ワンちゃんの歯はほとんど薄くとがった形をしており、窪みが少ないので細菌が溜まりにくい。

ぽ様のワンちゃんは歯垢が付着し、奥歯に虫歯のようなものがあるとの事でございますが、
虫歯はワンちゃんには少ないと言われていることから、歯垢が付着して歯石になっている状態なの
かもしれません。
歯垢であれば前述したように、歯磨きで落とすことが可能な場合がございます。
歯磨き以外ですとデンタルガムやおもちゃを噛ませる事で歯の表面の弱い研磨作用が期待できる
ともいわれております。
また、リキットタイプ(飲水に少量混ぜるもの)や、スプレータイプ(口腔内に直接スプレーするもの)
もあり、これらで歯垢の付着予防が行えるようです。
ただし、堅すぎるオモチャやガム類は、歯が欠けたり、折れたりすることが懸念されますので、
ご注意いただければと存じます。

最近では、3歳以上のワンちゃんの85%が歯石の問題を抱えており、4歳以上のワンちゃんの約10%が
重度の歯周病に罹患しているとの報告があります。
お口の中の菌が血液に乗り、各臓器の疾患の原因となることもみられます。
歯周病に対するケアは大切ですので、歯周病予防のためにもお家での歯磨きを習慣付けて
あげましょう。(ワンちゃんの歯磨きについては、「どうぶつ相談室」の次の記事をよろしければ
ご参考にしてください。http://www.anicom-page.com/labo/2009/04/2-15.html  )
なお、ワンちゃんに虫歯は少ないとはいえ、ゼロではありませんので、一度かかりつけの
動物病院さんで診察して頂くことをお勧めいたします。

最後になりましたが、歯肉炎や歯周炎があり、抜歯や歯石除去が必要な場合には保険の
補償対象となりますが、予防や美容目的として行う場合は補償の対象外となっております。
また、症状があり全身麻酔をかけて行う歯科処置は手術扱いとさせていただいております。
まずは、動物病院さんで現在の口腔内の状態を確認して頂き、処置が必要か判断されては
いかがでしょうか。

朝晩の寒暖の差が大きい日が続いています。
ぽ様もワンちゃんもお身体に気をつけてお過ごし下さい。今後ともアニコムをどうぞよろしく
お願い申し上げます。
なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には
お気軽にご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



髪の毛を...

投稿者:せんくん

投稿日:2012/10/24(Wed) 19:46

No.1745

もうすぐ1歳になるマルチーズ(男の子)ですが、すきあれば髪の毛に飛びついてきます。一度かみつくと(食べると)、離そうとすると、本気で噛みつきます。以前はそんなことなかったのですが、ここ2〜3カ月そんな状態です。どうすれば止めさせることができますか?
また、厳しく叱ると、きちんとトイレは覚えていたのに、別のところに行っておしっこをします。どう対処すればいいんでしょうか?

Re: 髪の毛を...

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/10/26(Fri) 14:53

No.1746

せんくん 様
   
真っ青の秋の空が美しい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか。
マルチーズちゃんは、もうすぐ1歳になられるとのこと、おめでとうございます。
愛らしさの中に少しずつ大人の雰囲気を感じていらっしゃるのではないでしょうか。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早速、ご案内をさせていただきたく存じますが、実際の状況を拝見いたして
おりませんので、一般的なご案内となってしまいますことを何卒ご了承ください。

マルチーズちゃんがせんくん様の髪の毛に飛びついてきて、離そうとすると本気で
噛み付いてくるとのことでございますね。
ワンちゃんは、自分がした行動の後に、ご褒美にあたるようなことが起きると
ご褒美を期待して、ずっと同じ行動を繰り返すことがございます。
せんくん様の髪の毛にマルチーズちゃんが、たまたま、じゃれついて、
髪の毛をくわえたときに、マルチーズちゃんが構ってもらって楽しいと
思ってしまったようなことはございませんでしょうか。
このようなことが契機となり、
せんくん様に飛びつき、髪の毛をかじることが、楽しいことのきっかけとなる行動
として、マルチーズちゃんが感じてしまっている可能性がございますがいかがでしょうか。
以下、ご対応について挙げさせていただきますので、
ご参考にしていたければ幸いでございます。

1. 髪にとびついたら、楽しいことがなくなると思わせる
マルチーズちゃんにとって、髪の毛をかじる行動そのものが遊びになっているのかも
しれませんが、飛びついた後の興奮した状況が楽しみとなっている可能性も
あるかもしれません。
髪の毛に飛びついたら、楽しいことは終わってしまうと教えてあげましょう。
マルチーズちゃんが飛びついてきたら、せんくん様は、その瞬間にサッとその場で
勢いよく立ち上がり、マルチーズちゃんに背中を見せて立ち去ってしまうのも
一つの方法でしょう。
マルチーズちゃんが髪の毛をくわえしまっている状態では、痛いのでたいへん
かとは存じますが、なるべくかじる前に立ち上がっていただくとよろしいでしょう。
ワンちゃんは、一度成功をしたことについては固執して同じことをし続けます。
マルチーズちゃんに、以前に、飛びついた後、楽しかったという経験があると、
繰り返し飛びついてくるかもしれませんが、あきらめず続けていただければと存じます。

2. 叱るときには、毅然として、低くて怖い声で
「髪の毛に飛びつくこと、噛むことは、いけないこと」だということを教えるために、
その瞬間に「いけない」などと決められた言葉で叱るのもよろしいでしょう。
その際には、毅然とした雰囲気で、低くて落ち着いた声で叱ることがたいへん大切です。
そして、もし、止めたら、褒めてあげましょう。

3. なるべく飛びつく状況を作らない
お話のご様子ですと、隙があれば飛びついてくるとのことですので、
たいへんではございますが、なるべくマルチーズちゃんが飛びつこうと思う
状況を作らないことも大切でしょう。
ワンちゃんはもともと、動くものをみると追いかけようとする本能がありますので、
何かの折に、マルチーズちゃんがせんくん様の髪の毛を獲物にように感じてしまった
可能性もないわけではないでしょう。
もし、せんくん様が髪を伸ばしていらっしゃるのであれば、
マルチーズちゃんの前では縛っていただいたり、
抱っこをなさるときには、なるべくなるべく低い位置でなさるとよろしいでしょう。
また、「そろそろ髪の毛にいたずらをしてくるな」というタイミングで、
その場を離れてしまってもよろしいでしょう。
あるいはボールを投げたり、好きなオモチャをころがしたりすることで
マルチーズちゃんの気をそらしてしまってもよろしいでしょう。
そして、髪に飛びつかないでいたら褒めてあげましょう。

4. 運動量を増やす
マルチーズちゃんは若く、エネルギーが有り余っているのかもしれません。
お散歩の量を増やすなど、エネルギーを発散させてあげましょう。

また、マルチーズちゃんを厳しく叱ると、トイレ以外のところでオシッコをすることが
あるとのことでございますね。
ワンちゃんは、感情の動きが激しいときや、「怖い」と思うと、オシッコをして
しまうことがございます。
また、相手に対する降伏の感情を表そうとするときにも、このようなことが
みられますが、いずれにしても、粗相に関しては、叱ったり、騒いだり
しないことが大切でございます。
トイレ以外でオシッコをしてしまっても、知らん顔をなさって、なるべく冷静に
何もなかったかのように対応いただき、シートの上でしたときだけ
褒めてあげたほうがよろしいでしょう。

マルチーズちゃんの体調はいかがでしょうか。
習慣的に体の中に髪の毛が入っているのではないかと思われますが、少量であれば、
ウンチとともに出てくるかとは存じます。
しかしながら、大量であると、消化器官にたまっていたり、留まってしまっている
可能性もあるかもしれません。
今後、度々の嘔吐や下痢、ウンチが出づらいなど、気になる点がおありの際には、
ご通院いただきますことをお勧めいたします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談サービスを
承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、
03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30(年末年始を除く)
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

マルチーズちゃんのお健やかなご成長を心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。




トイレが

投稿者:はーちゃん

投稿日:2012/10/20(Sat) 20:30

No.1736

1歳になったばかりのロンチの女の子ですがトイレがうまくできません。サークルでほぼ暮らしています。そろそろ出してあげたいのですがトイレをそこらじゅうにするのでなかなか長時間出せません。あと、なんでも食べてしまいます。本、洗濯物、スリッパ、紙なんでも目につくと食べます。出してあげたいのでいい方法はないでしょうか

Re: トイレが

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/10/24(Wed) 14:16

No.1744

はーちゃん 様

金木犀の香りに秋の深まりを感じる頃ですが、
はーちゃん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
はーちゃん 様のロングコートチワワちゃんは、1歳になられたばかりとのことでございますね。
愛らしさの中に少しずつ大人の雰囲気を感じていらっしゃるのではないでしょうか。
ご成長が楽しみでございますね。

さて、この度はご相談を頂戴致しまして、誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

【トイレのしつけ】
サークルの外に出たときのトイレのしつけについてのご相談でございますね。
現在、トイレはサークルの中に用意され、サークルの中ではトイレの場所でなさっているということで
よろしいでしょうか。

サークルのトイレでできるようになっても、たいていのワンちゃんはサークルの外に出ると、
どこで排泄をしたらよいか分からなくなってしまいます。
行動スペースが広がって、トイレの位置が分からなくなっていることもあるでしょうし
夢中で遊んでトイレに戻るどころでなくなってしまうのかもしれませんね。
サークルのトイレで排泄したら、外にお出しになられることもおありかもしれませんが、
しばらくして、そろそろオシッコかな、とタイミングでトイレに誘導していただき、
偶然でもよいので「上手くいって、褒めてもらった」という経験をさせてあげましょう。
このような経験を繰り返す中で、「このようにして、トイレに戻るんだ」「ここでするんだ」ということを
根気強く教えてあげましょう。

一日の排泄の時間をメモしてみると、だいたいのオシッコのタイミングが把握できると思いますので、
このリズムを参考になさり、「トイレはここよ」、「チーチーチー」などと声がけをしていただき、
できたら褒めることを繰り返してあげます。排泄をしているときに、決まった声がけをしているうちに、
はーちゃん様の声がけで、排泄をするようになるかもしれません。

上手くいかないと、叱ったり、声をあげたくなりますが、粗相を飼い主様に叱られたことで、
排泄行為そのものがいけないと思い、隠れたところで排泄をするようになってしまうこともあります。
また、粗相を見つけた飼い主様が「あらーっ」と声を上げた様子を、「注目を浴びたこと」「ご褒美」
だと思ってしまい、トイレではない所ですることがご家族の注目を浴びることの一つの手段となって
しまうこともあります。そのようなことを防ぐため、トイレ以外のところで排泄をしてしまっても、
声を出したり、叱ったり、騒いだりしないようにしましょう。
上手くいったときだけ、注目していただき、排泄ができたときに褒めることだけに、注力します。
また、中には、オシッコを片付ける際の飼い主様の手にある白い雑巾に反応して、
遊べると喜ぶワンちゃんいますので、片付ける際もあまりロングコートチワワちゃんにその様子を
見せないほうがよろしいかもしれません。

サークルを好きなところにすることもたいへん大切なことでございます。
叱ったときにサークルに入れていると、叱られることとサークルのイメージが結びついてしまうので、
サークルに戻りたがらなくなることもみられますので、
サークルはいいところだというイメージ付けをされるとよろしいでしょう。
(なお、しつけ・健康相談情報サイト「どうぶつ相談室」の次のページに
ご案内がございますので、よろしければ参考になさってください。
http://www.anicom-page.com/labo/2009/04/post-136.html )

リビング内に、いつも排泄してしまう場所が決まっているのであれば、その場所にもう一か所トイレ
を作っていただく、あるいは、決まってしてしまう場所が特にないようでしたら、ご家族の出入りの少ない、
ロングコートチワワちゃんがゆっくりとオシッコができる場所などにトイレを用意してもよろしいでしょう。
最初はシートを何枚も利用なさって、広めのトイレを作っていただくと成功の確率が高くなるかもしれません。
するシートとしないシートが出来たら、しないシートを取り外していただいてもよろしいでしょう。
トイレの場所を移動させる際には、ワンちゃんは環境の変化に敏感ですので、
戸惑わないようにするため、1日少しずつ移動させていただくとよろしいでしょう。
このようにしながら、最終的にはーちゃん様の生活に支障のない場所に移していただければと存じます。

ワンちゃんは感情を把握する能力のたいへん高いどうぶつですので、「いつするのだろう」と息を詰めて
みていると、緊張感がワンちゃんに伝わってしまい、かえってうまくいかなくなることも見られます。
たいへんではございますが、できるだけ肩の力を抜いて、見守っていただければと存じます。

【拾い食いについて】
ヒトとワンちゃんとの歴史は、ワンちゃんがヒトの食べ物の残飯整理をすることから
始まったといわれております。また、厳しい自然界で生き抜いてきたワンちゃんですから、
たとえ食べ物でなくても、今、目の前のものをまず食べてしまおうということが多く、
ワンちゃんの本能だといえるかもしれません。
このようなこともあり、拾い食いをするワンちゃんは多く、
好奇心の旺盛な子犬ちゃんの時期には特に飼い主様を困惑させてしまいます。
生活空間の中には、いろいろなものがありますが、
何を口にするのかわからないのが若い元気盛りのワンちゃんだと思っていただき、
柵状のものを利用されるなどなさって、お出しになられるスペースをある程度制限なさったり、
ロングコートチワワちゃんをお出しになられるときは、いたずらしそうなものを高いところに
しまっていただくようにすることも大切でしょう。

ロングコートチワワちゃんが何か困るものを口にしたときには
どのような対応をなさっていますでしょうか。
最初は落ちているものへの興味から口にしたのかもしれませんが、ワンちゃんの中には、
落ちている物を口にしたときに、飼い主さんがびっくりして振り向いたりすることで、
飼い主さんの注意をひくには、落ちているものを口にすればよいと思ってしまうように
なることもあります。
ワンちゃんが落ちているものを口にしていると、びっくりして駆け寄ったり、声を上げたり
しがちですが、まず落ち着いて対応いただくことが重要でございます。
また、叱っているつもりでも、ワンちゃんにとっては、「構ってもらって嬉しい」と思うこと
がありますので、何か口にしているときに、「いけない」ということを伝えるには、
落ち着いて、低くて怖い声で、「ダメ」などとご家族でお決めになられた言葉で、
お叱りになるだけにしていただき、「構ってもらえた」「振り向いてもらえた」と
ロングコートチワワちゃんの目に映らないようにしましょう。
そして、ダメと言われて、口にいれるのを止めたら、「お利口ね」と褒めていただき、
大好きなご褒美を与えたり、オモチャで遊んでいただき、
口にしていけない物の存在を根気強く教えていただき、
口にしないことを選んだら良いことあると教えてあげましょう。

なお、ワンちゃんには無理に口から出そうとすると、取られまいとあわてて飲み込んでしまう
傾向があります。お口の中のものに執着をしないようにするため、口の中のものを
出したら、良いことがあると教えておくとよろしいでしょう。
例えば、日頃から、ガムなどをお与えになられるとき、今口にしているものより、
よりお気に入りのタイプのガムをお見せになられ、「出して」とおっしゃっていただき、
出したら褒めていただき、交換します。
またしばらくしたら、口から出したものを返すようにすると、
渡したものも返してもらえると思うかもしれません。
ご注意いただきたことですが、口の中の物を出させようと、口の中に物が入っている
状態で好物などを与えてしまうと、いけないものを口にしたことに、ご褒美を与えて
しまうことになってしまい、よけいに、口に入れる行動を強めてしまうことがございます。
必ず、出したことに対して褒めていただくようタイミングにご注意いただければと存じます。
なお、日頃から、はーちゃん様がロングコートチワワちゃんの名前を呼び、
はーちゃん様の方を振り向いたら褒めていただくことは、
「はーちゃん様の言葉にまず反応する」という習慣をつけるという意味で
たいへん重要なことかと存じます。
また、サークルから出していただくときには、「オスワリ」と指示をなさるなど、
はーちゃん様の指示にしたがうと、楽しいことが待っているというようになさることも
望ましいかと存じます。

アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談サービスを
承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、
03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30(年末年始を除く)
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

はーちゃん様とロングコートチワワちゃんが笑顔に溢れた毎日をお過ごしになられますよう
心から応援いたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



毛包虫と犬回虫

投稿者:真由美

投稿日:2012/10/20(Sat) 18:40

No.1735

初めまして。
今月で4ヶ月になるチワワの女の子がいます。先日毛包虫と診断され週1回注射をして治療しています。
昨日2回目の注射を終えたら今日糞と一緒に長い白いものが出てきたので病院に連れて行ったところ回虫でした。色々調べると中々治らない病気だとか色々な情報があり戸惑ってしまってます。回虫に関しては特にお薬はもらっていません。
ただ、人にうつるということで結構今までなめさせていたのでその不安とちゃんと完治するのかと言う不安で一杯です。掛かりつけの先生にあまり聞けず帰ってきて不安が出てきてしまいました。

Re: 毛包虫と犬回虫

- 獣医師 山田

2012/10/24(Wed) 14:08

No.1743

真由美 様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
チワワちゃんが毛包虫症の治療中に回虫に感染されていたことがわかったとのこと、
真由美様におかれましては、さぞかしご心配のことと存じます。

お問合せの内容につきましてご案内させて頂きますが、実際にチワワちゃんのご様子を
拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承くださいませ。

1.毛包虫」について
「毛包虫」は「ニキビダニ」や「アカラス」ともいわれ、どうぶつの毛包内(毛穴)に寄生
するダニの一種でございます。このダニは健康などうぶつの皮膚にも常在しておりますが、
免疫力の低下や遺伝的な要因などによって多数増殖してしまった場合、
「毛包虫症」を発症することがございます。

【一般的な症状】
ワンちゃんの口の周辺、顔面、四肢の先端に脱毛が起こることが多く、重症になると全身に
症状が広がります。

【一般的な治療方法】
ダニを殺す作用のある薬液での薬浴や、殺ダニ効果のある薬(外用薬・内用薬)の投与が主な
治療法となりますが、細菌の二次感染を起こしている場合は併せて抗生物質などを投与いたします。
なお、上述のように、毛包虫症はワンちゃんの免疫力が関与している病気でございますので、
かかりつけの先生のご指導のもと、シャンプー、お食事などのケアについても
ご自宅で工夫をなさることは大切なことかと存じます。

2.「回虫症」について
回虫類は線虫という大きな分類に属しており、ワンちゃんには犬回虫、ネコちゃんには猫回虫が
主に感染します。犬小回虫はワンちゃんにもワンちゃんにも感染します。
虫卵は環境中(土壌中)に分布しており、経口で感染が起こります。
また、犬回虫は母犬から胎盤や乳汁を通して子犬に感染することが多くみられます。
犬回虫の成長は非常に複雑となっており、(1)気管型移行と(2)全身移行 の2つの成長の
仕方をしていきます。
(1)気管型移行というのが回虫においての感染経路のメインとなります。
また、5週齢未満の子犬のわんちゃんにおいては、こちらの経路をたどります。
口から入った幼虫がいったん小腸まで到達した後、腸壁に侵入し、血流やリンパの流れにのって、
肝臓、心臓を通り、肺にたどり着いて、気管の中に出て来ます。
そこで吐き出されて食道に入り、また腸に戻って来ると言うややこしい経路をたどります。
(2)全身移行というのは、幼虫が血流によって体のあちこちに運ばれた後、
そのまま成長する事なく、休眠状態で待機しつづけるようになる状態のことをいいます。
5週齢以上になると、気管型移行の経路をたどる虫体は減少し、全身移行となる虫体が増えると
されています。成犬になって、免疫力がついてから寄生虫の卵を口にした場合は、幼虫が全身に
移行した状態で止まります。
ワンちゃん以外の動物が犬回虫の卵を口にした場合、体には侵入するものの、最後まで成長
できないために、幼虫のまま、とどまる事になってしまい、これを「幼虫移行症」と言います。
幼虫のままとどまっている回虫は全身移行をしたままで何年も過ごしますが、その後、活動を
再開する事があります。それは、感染しているワンちゃんが妊娠したときです。
そして、子犬のワンちゃんへ垂直感染していきます。

【一般的な症状】
幼弱などうぶつにおいて、症状が強く見られる事が多く、濃厚感染(体内でたくさんの回虫に
感染した状態)では肺炎が見られることもございます。
成虫が消化管内に感染していると発育不良、削痩、貧血、皮毛粗剛などが認められます。

【一般的な診断】
消化管内に雌の成虫が寄生しており、卵を産出していれば単純な糞便検査で虫卵を確認できます。
しかし、感染後時間が経っておらず、未成熟な虫体しかいない場合は、虫卵検査では診断が
出来ません。このような場合は、試験的に駆虫薬を与えることもございます。

【一般的な治療】
有効な薬の投与を行い、駆虫後に糞便検査で虫卵が認められないことを確認し、
成虫が駆虫されたことを確認いたします。
その他に下痢や嘔吐をしている場合は下痢止めや吐き気止めの投与、脱水している場合は
点滴などの治療も行います。

真由美さんのチワワちゃんは、今、毛包虫症の治療を注射で行っているとの事ですね。
注射の内容が詳しく分からないので憶測でお話させて頂きますが、今回、毛包虫症の
治療に用いた注射薬は、線虫類にも効果のあるお注射なのだと思います。
回虫は線虫類の分類になりますので、この毛包虫症の治療が回虫症にも効果を認め、
消化管に寄生している回虫が死亡し、糞便中に出てきたのではないかと考えられます。
ですから、今回の毛包虫症の治療で回虫も一緒に治療を行っていると考えて頂ければ
良いのではないかと思います。

先ほど記載させて頂いたように、毛包虫症はどうぶつの免疫力の低下や遺伝的な要因など
によって毛包虫が多数増殖している時に発症します。
今回、回虫に感染していたということもあり、免疫力の低下などが加わって毛包虫症を
発症したのではないかと考えられます。

毛包虫症の治療は、そのお子様の症状などにより治療法や治療期間がかなり異なるお病気でも
ございますが、まずは、治療をしっかりと行い、かかりつけの先生のご指導のもと
シャンプー、お食事などのケアをご自宅で工夫をなさることは大切なことかと存じます。
ご通院なども大変なことかと存じますが、根気強く先生のご指導のもと治療を
お受けになることをお勧めいたします。

回虫症に関しては、適切に駆虫薬が投与されれば治らない病気ではありません。
ただ、どうぶつの皮膚や被毛に付着した虫卵や、環境中からの虫卵の再感染をきちんと防ぐこと
がとても重要です。シャンプーを行うこと、室内やトイレ周りの清掃を行うこと、
外では他のどうぶつの排泄物に近づかないようにすることなどが必要でしょう。
フィラリア症予防薬の中には回虫にも効果のあるものがありますので、そのような薬を
毎月投与することも、再感染の予防になるでしょう。

また、回虫が人間にも感染することをご心配されていらっしゃるとのことでございますね。
ワンちゃんやネコちゃんの回虫が、本来の宿主ではない人に寄生すると、
人の中で成虫に成長できず、幼虫のまま体内を動き回って組織を破壊する
「幼虫移行症」を引き起こすことがあります。
重症の場合、発熱、肝臓や脾臓の腫大、肺炎、脳炎、発疹などの皮膚炎、アレルギー症状などが
見られたり、幼虫が眼に移行し、眼痛や視力低下、失明を起こす場合もあります。
特に幼児や免疫力の低下している人で重症化しやすいと言われています。

これを防ぐためには、どうぶつとの過度の接触を避けていただき、
どうぶつを触ったり、どうぶつの糞便で汚染されている可能性のある場所を触った後は
手を洗うなど、清潔を心がけていただくことが大事です。
糞便中に排泄された回虫卵は、外界で数日間を過ごすことで他のどうぶつに感染できる
感染子虫をもつ卵に成長し、その段階まで達することのできた卵が口に入ることで
感染が起こります。ワンちゃんから排泄されたばかりの便の中の回虫卵は感染できる
能力はありませんので、できるだけ速やかに便を片づけていただき、
トイレ周りの清潔を保っていただくことが大切でしょう。

通常、ワンちゃんになめられた程度でうつることはほとんどありませんし、
通常の免疫力のある人であれば、重症化することはまれと言われていますが、
ワンちゃんがお尻をなめたりしてお口周りに虫卵がついていて、それが人の口に入った場合
などには、感染の可能性が全くないとも言えません。
なるべくお口のまわりなどはなめさせないようにしていただいた方がよろしいでしょう。

回虫が寄生しているワンちゃんやネコちゃんはとても多く見られますが、
それが人に感染し症状を引き起こすケースはごくまれです。
過度にご心配され神経質になる必要はありませんが、
過度のスキンシップをさけることと、通常の清潔を保つ注意をしていただければと思います。
また、万が一何か気になるような症状が見られた場合には、
お医者さまにワンちゃんの回虫症のことをお伝えいただいておくと安心でしょう。


気温差が大きく、体調管理の難しい時期でございますが、
真由美様におかれましては、時節柄くれぐれもお身体をご自愛くださいませ。
また、チワワちゃんもどうかお大事になさってくださいませ。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には
お気軽にご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
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