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トイレ

投稿者:マッキー

投稿日:2013/10/12(Sat) 12:11

No.2335

トイレについてなんですが、今までゲージから出していてもきちんとゲージの中のトイレに入ってトイレしていたのですが、1か月前位から、そのままリビングでするようになり、先日去勢をしました。ですが、まだ治らなく、どうしたらいいのでしょう?

Re: トイレ

- ドッグライフカウンセラー 三留

2013/10/17(Thu) 11:29

No.2345

マッキー 様

台風一過の青空が広がっておりますが、マッキー様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
この度はヨご相談をいただきありがとうございます。早速、ご相談のご案内をさせていただきますが、
一般的なご案内となりますことをご了承くださいませ。

ケージから出てもケージのトイレに戻っていたマッキー様のワンちゃんが
1か月くらい前からリビングでするようになったとのことでございますね。
ワンちゃんは環境の変化に敏感なところがありますので、
今までできていても、ちょっとしたきっかけでどこでしたらいいのか
分からなくなることがみられ、原因としては、以下のようなことが挙げられます。

 1. 
「トイレシートでしようとしたら、シートが濡れていて足元が気持ち悪かった」
「トイレでオシッコをしようとしたら大きな音がして怖い思いをした」など、
トイレに対して嫌悪や怖いという感情を持つ経験をした。

2.
環境の変化により、排泄の場所などが分からなくなった。
「ケージ内のトイレの場所の移動」や「お部屋全体の模様変え」などの環境の変化
などばかりではなく、「自由に遊べるスペースを広げた」、「ご家族内の生活習慣の変化」
などの場合でも分からなくなることがある。

3.
ワンちゃんのもともとの習性としては、自分の生活スペースから離れたところで排泄をする
といわれているが、ワンちゃんの成長などによりだんだんケージの中などで排泄をするのを
嫌がるようになることもある。

4.
「ここは自分の場所だ」という自己主張でもあるマーキングである。
※ マーキングとは、お散歩の時など自分の縄張りを他のワンちゃんに示すために目印を付け、
侵入者に警告を発しようとするもので、自分の臭いを他の子の臭いにかぶせることで、
自己主張をしようとします。
自己主張以外の原因としては、 何らかの不安、ストレス、発情等にあるといわれています。

5.
粗相を飼い主様に叱られたことで、排泄行為そのものがいけないと思い、隠れたところで
排泄をするようになってしまうことがある。

6.
粗相を見つけた飼い主様が「あらーっ」と声を上げた様子を「注目を浴びたこと」、「ご褒美だ」
と思った経験があり、トイレではない所ですることがご家族の注目を浴びることの一つの手段
となっている。中には、粗相をしたときに、叱ろうとしたことを、ワンちゃんによっては
「騒いでくれてうれしい」と思うこともある。

7.
「叱られたときにケージにいれられる」、「お留守番のときにケージに入れられる」などという記憶から
ケージが嫌いなところになってなり、ケージ内のトイレに戻ることを躊躇するようになった

8.
お部屋の中で遊んでいるときに、キッチンマットなど、トイレシートと似た感触のものがあり、
どこでオシッコをしていいのかが分からず、区別がつかなくなっている。

9.
泌尿器科などのお病気があることで、排泄のリズムが変わったり、
オシッコを我慢できなくなったりしている。
また、痛みや違和感への嫌悪感から、排泄を躊躇してしまっている。

このように、いろいろな原因が挙げられますが、
お部屋の模様替えをしたり、ワンちゃんの生活のスペースが変わったりなど、
ちょっとした変化でも、混乱が生じて、トイレの場所が分からなくなることがございます。
去勢手術をなさったとのことですが、手術後の違和感も環境の変化の一つとも
いえるかもしれません。
さまざまな原因で「なかなか、トイレでの排泄がうまくいかない」というときには、
もう一度原点に戻っていただき、「どこで排泄をしたらいいのか」を教え直してあげましょう。

まずは、把握いただいているワンちゃんの排泄リズムをもとに、
「そろそろするかな」というタイミングで「トイレはここよ」などの掛け声とともに、
ケージのトイレに誘導してあげます。「出来たら褒める」ことを続けることが、
「どこでしたらいいのか」を教え続けることになります。
上手くいかなかったときに、あわてたり、騒いだり、叱ったりしないようにしましょう。
叱ったり騒いだりしてしまいますと、ワンちゃんは排泄行為そのものがいけなかったのかもしれない
と思い、人の見ていないところで隠れて排泄をしようとすることがございます。
また、ワンちゃんによっては、叱られたり騒がれたことが、構ってもらえて嬉しいこととなり、
色々なところで排泄をしようとするワンちゃんもみられます。
中には飼い主様が片付けるときの雑巾や手の動きを面白がるワンちゃんもいますので、
片付ける様子もなるべく見せないようしたほうがいいでしょう。
上手くいかなかったときは、できるだけ飼い主様は何もなかったかのように
振舞ってください。

成功に目を向けていただき褒めることで、成功の割合を少しずつ大きくしていきましょう。
繰り返す中で、「自分からトイレへ行こうとするとき」がくるかと存じますので、
それまでは根気強く見守ってあげてくださいませ。
多少はみ出していても大目に見てあげて、トイレシートの上で少しでも排泄ができたら
うんと褒めてあげていただければと思います。

また、ケージに入りたがらない様子がみられるようでしたら、また、いつも粗相をしてしまう場所が
決まっているのであれば、その上にトイレシートを敷くことで、
その場所をトイレの場所にしてあげるのも一つの方法かと存じます。

マッキー様のワンちゃんは先日去勢手術をなさったとのことですが、
ワンちゃんの粗相は、マーキングである可能性があり、止めさせたいというお気持ちで
なさったのでしょうか。
ワンちゃんはもともと群れで生活をしていたどうぶつさんであり、群れは上位・・・下位と
それぞれの成員の位置が決まることで安定し、本能から縄張りを主張しようとします。
ワンちゃんには自分の縄張りを侵入者から守ろうとし、お散歩の時など自分の縄張りを
示すためにオシッコで目印を付け、侵入者に警告を発しようとしますが、
この行為がマーキングでございます。
マーキングは、自己主張以外にも、何らかの不安、ストレス、発情も原因となるのでは
ないかといわれています。マーキングは男の子だけがするのではなく女の子もしますが、
支配的な行動や警戒する行動に男性ホルモンがかかわりを持つこともあり、
一般的には男の子に多く、心身ともに成熟し始める生後6か月から1歳前後に始まる
確率が高いといわれています。
このため、去勢手術をすると、男性ホルモンが関与している部分のマーキングを
予防することもございます。
ただ、一度行動として記憶されてしまっていますので、
続いてしまうことが多いのですが、次第に緩和する傾向もみられますので、
もうしばらく様子をご覧になられてはいかがでしょうか。

お散歩時など、お家の外であったり、お家の中でも多頭で飼育なさっている場合には、
ワンちゃんは自己主張する必要がありますから、マーキングが強くみられることが多い
のですが、自己主張をすべき相手がいないお家の中でマーキングには、
群れ=ご家庭でのワンちゃんの地位をはっきりと飼い主様が示すことで効果がみられることも
ございます。マッキー様は、ワンちゃんに何があっても守ってもらえることを何かにつけて
教えてあげましょう。

ワンちゃんを中心にご家庭が回っているとワンちゃんが感じてしまうと、
自分の立場に対する不安感や誤解をワンちゃんに与えてしまいます。
ワンちゃんはマッキー様に守られておりとしっかりと伝えてあげましょう。
具体的には、以下のポイントを参考になさってくださいませ。
・叱る内容、褒める内容をご家族様の間で統一する
・叱るときや指示をするときは、落ち着いた低い声で、一貫性のある対応をする
・お留守番に出かけるときなど、お部屋やお宅を出るときのは、マッキー様が先
・お家の中で良い場所(高い場所や真ん中など)はヒトのご家族様が占める
・「スワレ」「マテ」「ヨシ」などのご家族様の指示従ったら、いいことがあると思わせる
・一緒に楽しい時間を過ごす、など

マッキー様のワンちゃんは、お散歩はなさっていますでしょうか。
他のワンちゃんとの臭いを介してのコミュニケーションをさせてあげるためにも、
お散歩をなさることも重要なポイントかと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

気温差が大きく、夏の疲れが出てくる頃でもございます。
マッキー様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛いただき、
ワンちゃんと笑顔いっぱいの毎日をお過ごしくださいませ。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



布団の上でおしっこをするので困...

投稿者:まりりん

投稿日:2013/10/11(Fri) 10:20

No.2334

5歳半のペキニーズ女の子です

今まできちんとおしっこもウンチも教えていた場所で出来ていたのに 最近私が留守にするとウンチを廊下の真中にしていたりしますが、

これは私が留守にしているから嫌がらせだと思うのですが、 
今一番困っているのが、決まった所でおしっこをして呉れなくなった事です、 最近シートの上で無く、真横でするのです

最悪なのはお布団の上でおしっこをします、

した後自分も悪いことをしていると思うのでしょうか
隠れたり逃げたりします、
私は腹がたちますが無視して黙って布団を洗いますが

此処の所お布団におしっこを頻繁にします、

一度はシートの所まで行くのですが。。。。矢張り布団の上でおしっこをしてしまうのです、

怒ったら駄目だと思うので 無視をしているのですが精神的に参って来ています、如何したらお布団の所でしなくなるのでしょうか?
普段もシートにしたりしなかったりでホトホト困っています
良きアドバイスを頂けたらと思います。
最後はゲージに入れることも考えてはいますが、
散歩に連れて行く事が余り出来ません、現在は家の中を好きに
歩き廻ったり走ったりしています。
どうか宜しくお願い致します。

Re: 布団の上でおしっこをするの...

- ドッグライフカウンセラー 三留

2013/10/15(Tue) 16:09

No.2339

まりりん 様

秋の夜空が美しい頃でございますが、
まりりん様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
5歳半のペキニーズちゃんのトイレのしつけでお困りとのことでございますね。
早速ご案内をさせて頂きたく存じますが、一般的なご案内となりますことを
何卒ご了承下さいませ。

まりりん様のペキニーズちゃんは、トイレでの排泄ができていたのに、
できなくなったとのことでございますね。
ワンちゃんが、一度、できていた排泄ができなくなることは
比較的よくみられますが、原因として以下のようなことが挙げられます。

 1. 
「トイレに行ったら、トイレシートが濡れていて足元が気持ち悪かった。」
「トイレでオシッコをしようとしたら大きな音がして怖い思いをした」など、
トイレに対して嫌悪や怖いという感情を持つ経験をした。

2.
環境の変化により、排泄の場所などが分からなくなった。
「ケージ内のトイレの場所の移動」や「お部屋全体の模様変え」などの環境の変化など
ばかりではなく、「自由に遊べるスペースを広げた」、「ご家族内の生活習慣の変化」など
の場合などでも分からなくなることがある。

3.
粗相を見つけた飼い主様が「あらーっ」と声を上げた様子を「注目を浴びたこと」、
「ご褒美」だと思った経験があり、トイレではない所ですることがご家族の注目を
浴びることの一つの手段となっている。中には、粗相をしたときに、叱ろうとしたことを、
ワンちゃんによっては「騒いでくれてうれしい」と思うこともある。

4.
粗相を飼い主様に叱られたことで、排泄行為そのものがいけないと思い、
隠れたところで排泄をするようになってしまうことがある。

5.
お部屋の中で遊んでいるときに、キッチンマットなど、トイレシートと似た感触の
ものがあり、どこでオシッコをしていいのかが分からず、区別がつかなくなっている。

9.
泌尿器科などのお病気があることで、排泄のリズムが変わったり、
オシッコを我慢できなくなったりしている。

上述のように、体調が思わしくなくて粗相をしてしまうこともございます。
「オシッコの回数が増えた」、「オシッコをする素振りをするのに上手く
出ていないようだ」などいつもと変わった様子があれば、
一度かかりつけの動物病院さんにご相談いただくことをお勧めいたします。
また、女の子の場合、生理の期間は、オシッコの量や回数が
ホルモンの影響で増えて、間に合わなくなってしまうようでございます。

さて、ワンちゃんは環境の変化などに対して繊細ですので、
どこがトイレなのかわからなくなることは比較的よくありますが、
その度、どこでオシッコをしていいのかを、たいへんではございますが、
トイレトレーニングのやり直しとお考え頂き、根気強く教えてあげましょう。
大切なことは、叱らず、騒がず、成功しやすい状況を整えて、
偶然でも、できたら褒めることでございます。
ペキニーズちゃんが、そろそろ「オシッコをするかな」というタイミングでトイレへ
誘導して「トイレはここよ」などと声をかけていただき、シートの上でできたら、
ワンちゃんが嬉しくなってしまうような声で褒めてあげます。
上手に誘導をしてトイレを失敗する機会を減らすことで成功体験を持たせてあげ、
どこで排泄をするのか、もう一度思い出させてあげましょう。
まりりん様がなさっているように、ワンちゃんが粗相をしたときも大切でございます。

ペキニーズちゃんは、お布団の上でしてしまうとのことでございますね。
ワンちゃんにとって、マット類や布団類のようなところは、
トイレシートと間違えやすい傾向がたいへん強くみられます。
足裏の感触自体が似ているということもありますし、フワフワしたところなので、
オシッコをしたくなってしまうのかもしれません。
また、何かの拍子でワンちゃんが布団でオシッコをしたときに
飼い主様が視線を向けたり、あわてて走り寄るなどなさったことが
構ってもらえた、振り向いてもらえた、など、ご褒美になってしまうことで、
お布団の上でオシッコをすることが習慣となることもみられます。
ワンちゃんにとって、飼い主様が自分に興味を示してくれている、自分のほうを
振り向いてくれる、といういとは、ワンちゃんにとって、たいへん嬉しいこと
ですので、布団でオシッコをしても、関心を示さないことが大切でございます。
ただ、お布団は汚すと、洗うのも、乾かすのもたいへんですので、
できれば、シートでオシッコをすることを思い出すまでは
ペキニーズちゃんを布団に近づけないようになさったほうがよろしいかもしれません。
あるいは、オシッコのタイミングになったら、「トイレはここよ」などと明るい声で
トイレシートに誘導いただき、できたら褒めてあげて、それまでは布団をビニールシート
などで覆っておき、オシッコが出たらお布団を広げるようになさるのも
よろしいかもしれません。
また、ワンちゃんにとって、安全、安心な場所を提供するということで、
ケージを好きなところにしていただき、まりりん様がおっしゃるように、
ケージを上手に利用なさるのも望ましいでしょう。
ケージをご利用なさるときは、ケージの中が心地良い場所だと思わせてあげること
がたいへん重要ですので、叱ったときにケージに入れることはなさらないよう
ご注意いただければと存じます。

ペキニーズちゃんは、シートの近くまでいくけれども、布団でしてしまうとのこと
ですので、やはり、どこでオシッコをして良いのかが分からなくなっているのかも
しれません。
シートの近くまでいったら、「トイレはここよ」、と、シートに誘導していただき、
どこでしたら良いのかをペキニーズちゃんに分かるように教えていただき、
できたときだけ、反応を示していただければと思います。
もし、上手くいかなくても、知らん顔でササッと片付けてしまいます。
ワンちゃんの中には、飼い主様が片付ける様子を面白がる子がいますが、
ペキニーズちゃんがまりりん様をジッとみている様子がみられる様でしたら、
片付けるところも見せないほうがよろしいかもしれなせん。
シートの上が濡れているとしたがらないことも多いので、
シートはまめに取替えるようにしましょう。
また、これから気候もよくなり散歩の心地良い季節ですので、
お散歩を通して、エネルギーを上手に発散させてあげることも
より良いコミュニケーションを取るためにも大切でしょう。

また、ペキニーズちゃんは、まりりん様のお留守のときに
粗相がみられることがあるとのことでございますね。
ワンちゃんは、飼い主様のお留守のときに、不安感にかられて、粗相をしてしまう
ことがございます。ペキニーズちゃんが、このようなケースに当たるかどうかは
分かりかねますが、お留守番が特別なことではないと伝えるため、
まりりん様がお出かけをなさる際には、さりげなくお出かけをなさって、
さりげなくご帰宅いただくようご留意いただければと存じます。
また、ご帰宅をなさったときに、粗相をしていても、
知らん顔をなさって、声をかけたり叱ったりなさらないほうがよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

気温差が大きく、体調管理が難しい時期ですが、まりりん様におかれましては、
お体をご自愛いただき、ペキニーズちゃんと素敵な秋をお過ごしくださいませ。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



乳頭に腫瘤ができました

投稿者:roselle

投稿日:2013/10/01(Tue) 00:29

No.2321

こんにちは、パピヨン8歳女の子ですが、先月トリミングでトリマーさんが乳頭のしこりに気づいて下さいました。すぐに動物病院に行きましたが「良性だと思うが切除してみないと分からない」と言われました。検査は確率が低い為、推奨しない。との事でした。ですが・・急に手術と言われてもなかなか納得できず、他の方に尋ねてみると「まず検査をしてから」と言われました。セカンドオピニオンも考えましたが、まずご相談をと思い投稿しました。乳腺に及ぶ膨隆はなく乳頭に限局し、1ヶ所に認めるのみです。腫瘍マーカー的な検査は確立されていないのでしょうか?先生がおっしゃる事が妥当でしょうか?教えて下さい。

Re: 乳頭に腫瘤ができました

- 獣医師 秋吉

2013/10/02(Wed) 13:14

No.2326

roselle 様

空は深く澄み渡り、さわやかな季節となりましたが、
roselle 様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
さっそくご案内をさせていただきたく存じますが、実際のパピヨンちゃんのご様子を拝見して
いませんので、一般的なご案内となりますことを、何とぞご了承くださいませ。

roselle様のパピヨンちゃんは、トリマーさんに乳頭のしこりが1ヶ所あることに気づいてただき、
動物病院で診察を受けられたところ、動物病院の先生のご診察では、良性のようだが、
切除してみないと分からないとのことですね。
ワンちゃんの乳頭の周辺にしこりや腫れが見られた場合、乳腺腫瘍であることが多く、
かかりつけの先生はパピヨンちゃんのしこりを良性の乳腺腫瘍であると疑っていらっしゃるのだと
思います。
その他にも、卵巣のホルモンの影響を受けて起こる乳腺の過形成(乳腺細胞が増えた状態)、
乳腺炎、乳管拡張などが原因であることもあります。
また、乳腺の組織ではなく、皮膚のできもの(皮膚の炎症や腫瘍など)や
皮下にできたできもの(脂肪の塊など)のこともあります。

針で細胞をとって調べる検査(細胞診)は、皮膚や体の表面から触知できる所にしこりなどができた
場合、それが腫瘍であるか、あるいは腫瘍ではないのか、
腫瘍であれば、悪性なのか良性なのかの可能性を知るために、患部に細い針を刺して細胞を
吸引し(針吸引)、顕微鏡で細胞を観察して行います。
針吸引は痛みも少なく、注射を打つのと同じ程度の痛みであるといわれていますので、
通常は無麻酔でもどうぶつに大きな負担をかけずに行うことができるため、よく行われる検査の一つです。
ただし、しこりを構成する全ての細胞を採取しているわけではないので、
しこりの全体像を把握することはできません。
特に、乳腺腫瘍が疑われる場合、細胞診だけでは良性か悪性なのか判断がつかないケースが
非常に多く、確定診断のためには、手術で切除した組織の病理検査が必要となります。
そのためパピヨンちゃんの主治医の先生のように、細胞診を行わずに初めから手術で切除して、
治療と診断を兼ねた処置をお勧めになる先生も多いと思います。
一方、手術のリスクが高く手術を行うべきかどうか判断に迷う場合や、手術の方法や規模を決定したり、
治療方針を立てたりするのに役立つこともあるため、
乳腺腫瘍が疑われるケースでも細胞診を行う先生もいらっしゃいます。

なお、腫瘍マーカーについてですが、最近では外部の専門の検査機関に依頼することで測定は
可能です。しかし、今回のパピヨンちゃんのような乳頭のしこりで腫瘍マーカーを測定した場合の
検査の有用性等については、弊社では詳細を把握しておりません。
十分なご案内ができかねますこと、何とぞご了承くださいませ。

乳腺腫瘍は避妊していない中高齢の女の子のワンちゃんに多く認められる腫瘍ですが、
避妊手術をしているワンちゃんにもみられ、女の子のワンちゃんの腫瘍の半数を乳腺腫瘍が占め、
発生率は第1位です。
乳腺腫瘍のうち半数は良性で、半数が悪性の乳癌と言われています。
良性腫瘍の場合は比較的小さなサイズであることが多いのですが、しこりから出血が起こったり、
皮膚炎を伴ったりすることもあります。
悪性腫瘍の場合はしこりが大きくなるスピードがより速く、皮膚が破け出血するリスクは
良性の場合より高くなります。それだけでなくリンパ節や肺や肝臓などの他の組織に転移する場合が
あります。

治療は、外科的に腫瘍を手術で摘出します。小さなしこりが1ヶ所のみにできている場合、
その周囲の乳腺組織のみを摘出する術式が多いようです。
良性腫瘍では、早期摘出で経過が良好な場合が多いですが、ワンちゃんの乳頭は複数あるため、
手術後に別の乳頭付近に新たな腫瘍ができることもあります。(この場合、再発とは区別されます。)
手術後も定期的に新たなしこりができていないかチェックが必要になります。

悪性腫瘍では、早期摘出により良好に経過することもありますが、摘出しても再発(手術した部位に
しこりができる状態)することや肺などに転移をすることがあり、経過が悪い場合もあります。
手術で摘出する治療以外に、抗がん剤治療や放射線治療を行なうこともあり、
またそれらの治療を手術と組み合わせて行なう場合もあります。

おそらくパピヨンちゃんのしこりは比較的小さいものだと推測いたしますが、
万が一悪性の乳腺腫瘍だとしても、リンパ節への転移や遠隔転移がないうちに適切な治療が
行われれば、根治の可能性もあると思います。
悪性の乳腺腫瘍の場合、時間の経過とともにステージが進行してしまいますので、
早期に適切な治療を受けていただくことが大事です。

避妊をしていない中高齢の女の子のワンちゃんには子宮蓄膿症や卵巣機能の異常を原因とする
疾患が多く見られ、特に乳腺にしこりが見られる場合、それが乳腺腫瘍ではなく乳腺の過形成や
乳腺炎、乳管拡張などだったとしても、これらの状態は卵巣機能の異常に伴うホルモンバランスの乱れ
によって起こっていることも多く見られるため、しこりの摘出と同時に避妊手術を行うことが多いようです。
もし現段階でパピヨンちゃんが避妊手術をなさっておらず、重篤な基礎疾患がなく麻酔処置に
大きなリスクがないのであれば、今のうちに避妊手術を行っておくことは将来のためには
よいことだと思います。
ただ、しこりを摘出するだけの手術に比べて麻酔時間が長くなったり、手術のリスクも高くは
なりますので、同時に行うメリットとデメリットについて手術を行ってくださる先生とよくご相談され、
ご納得されてからお受けいただいた方がよろしいでしょう。

今回のパピヨンちゃんのような場合、どのような方法を行うのかということに関して
これが正解、というものがあるわけではなく、飼い主様や主治医の先生のお考えによって
様々な方法をとることができると思います。
現在のパピヨンちゃんの健康状態と麻酔や手術に対するリスクをよく検討して
いただいた上で、今後パピヨンちゃんが元気に楽しく暮らして行くために現段階で
どのような対処を行うのが最も良いと考えられるか、
主治医の先生とよくご相談の上、決めていただければと思います。
また、セカンドオピニオンとして他の先生の意見を聞いてみるのもとても参考になると思います。
ご心配なこととは思いますが、よくご検討いただければと思います。
どうぞお大事になさって下さい。

roselle様とパピヨンちゃんが笑顔いっぱい、お元気にお過ごしになられますよう
心から応援いたしております。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、お体大切にお過ごし下さい。

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今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



Re: 乳頭に腫瘤ができました

- roselle

2013/10/05(Sat) 01:06

No.2329

この度は丁寧にご回答誠にありがとうございます。先生のおっしゃる様に主治医とよく相談して早めに対処しようと思います。避妊をしていませんでしたので、去勢も考えられての即手術だったかもしれません。相談させて頂いて気持ちが決まりました。本当にありがとう御座いました。



Re: 乳頭に腫瘤ができました

- 獣医師 秋吉

2013/10/07(Mon) 16:02

No.2330

Roselle 様

この度はご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございます。
これから手術を検討されるとのことで、ご心配はつきないと存じますが、
かかりつけの先生とよくご相談されてください。
これからもパピヨンちゃんが穏やかに楽しくroselle様との毎日を過ごしていただける事を
祈っております。
また何かありましたらお気軽にご相談下さい。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



トリミング

投稿者:金谷亜希

投稿日:2013/09/30(Mon) 22:47

No.2320

愛犬のそら去年までトリミングをしてました。かかりつけ病院でトリミングをしてたのですが、トリミング料金が高く、今年は家でシャンプーをしてます。わんちゃんには、トリミングは必要ですか?爪切りは怖いのでトリミングのところでやってます。トリミングに行かずに、そのお金を犬専用の通帳に貯金してます。ミニチュアダックスを飼ってますが毛などを切らなくても大丈夫ですか?

Re: トリミング

- ドッグライフカウンセラー 三留

2013/10/01(Tue) 14:46

No.2324

金谷亜希 様

爽やかな秋風が心地良い頃でございますが、
金谷様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございました。
早速ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

ご高承のように、ワンちゃんやネコちゃんの被毛をカットすることをトリミングといい、
トリミングサロンとはワンちゃんやネコちゃんたちのための美容室です。
トリミングサロンでは、金谷様もご利用なさっているように、カット以外にも、シャンプーや
耳掃除、爪切りなども行っています。
ワンちゃんの犬種がどのような被毛のタイプかによって、トリミングサロンの必要性は
異なってきます。例えば、被毛が延び続けるタイプのワンちゃんやすぐに毛玉ができてしまう
タイプのワンちゃんもいます。
このような被毛のタイプのワンちゃんや、特別な被毛のお手入れが必要なワンちゃんにとっては、
トリミングサロンは必要でございます。
一方で、短毛で、また被毛に癖がなく、お家でシャンプーをして、
まめにブラッシングをして必要のない死毛を取り除いていただけば、
とりたててトリミングサロンにいかなくても良いタイプのワンちゃんもいます。

金谷様のそらちゃんは、ミニチュアダックスちゃんとのことでございますので、
どちらかといえば、トリミングサロンにいらっしゃらなくても困らない、後者のタイプのワンちゃん
かもしれません。
お家で、適切なタイミングでシャンプーを(一般的には一か月に一回程度)していただくなど、
今のまま、お家でできることはママの手でなさることは
ご家族との豊かなコミュニケーションの時間にもなるのではないでしょうか。

なお、手肢の肉球の周りの毛が伸びると
フローリングなどで滑ってしまい、ミニチュアダックスちゃんの肢腰に負担をかけてしまい
ますので、足裏をまめにチェックして、適切にカットいただくことは大切でしょう。
シャンプーの際にお気をつけいただきたい点など、
「どうぶつ相談室」でご案内いたしておりますので、
よろしければご参考にしていただければ幸いでございます。
http://www.anicom-page.com/labo/2009/04/2-14.html

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
お気軽にご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

金谷様はそらちゃん専用の貯金をなさっていらっしゃるのですね。
たくさん愛されて、そらちゃんは幸せでございますね。
金谷様とそらちゃんの笑顔を心から応援いたしております。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



Re: トリミング

- 金谷亜希

2013/10/02(Wed) 23:44

No.2327

ご返事ありがとうございました。お家でシャンプーを頑張ろうと思います。爪切りなどは、トリミングに行こうとおもいます。



Re: トリミング

- ドッグライフカウンセラー 三留

2013/10/03(Thu) 14:24

No.2328

金谷亜希 様

この度は、ご丁寧にご返信をいただきまして誠にありがとうございます。
シャンプーは金谷様とミニチュアダックスちゃんと素敵なスキンシップの
時間でございますね。
いつも、金谷様とミニチュアダックスちゃんの笑顔を心から応援いたして
おります。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い致します。



狂犬病ワクチンについて

投稿者:さつきママ

投稿日:2013/09/30(Mon) 09:59

No.2316

お早うございます
チワワ5才女の子です。
9月31日に狂犬病ワクチン接種をしました。具合が悪くなることはなかったのですが、3日ほど前から、様子がおかしく心配です。
具体的にはベッドを離れなくなり、おどおどしたり、同居犬に攻撃的になったり、今朝は私が撫でたら唸って威嚇してきました。食欲はあります。
このような様子は今までないことで、突然の変化に、ふと1ヶ月前に受けた狂犬病の接種から狂犬病を発症したのでは…と想像したら怖くなり、ご相談です。
ネットで調べても、接種からの発症例はありませんが、だとすれば、他にどのような病気が考えられるでしょうか。

Re: 狂犬病ワクチンについて

- 獣医師 阿部

2013/10/01(Tue) 10:39

No.2322

さつきママ 様

秋の足音を感じる頃でございますが、さつきママ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか
このたびはご相談をいただきましてまことにありがとうございます。
さつきママ様のチワワちゃんが、一ヶ月前に狂犬病のワクチン接種を済ませ、3日前から様子がおかしい
とのことでございますね。
チワワちゃんのこれまでとの違うご様子に、さつきママ様のご心配はいかばかりかとお察しいたします。
さっそくご案内をさせていただきたく存じますが、
実際のチワワちゃんのご様子を拝見していませんので、
一般的なご案内となりますことを、何とぞご了承くださいませ。

さつきママ様のチワワちゃんは一ヶ月前に狂犬病ワクチンを接種されたのですね。
ワクチン接種の後は、ワンちゃんの身体の中で免疫応答が起こり、それぞれのウイルスや細菌に対して
抗体が作られます。抗体は、その病原体が体内に侵入してきたときに病原体と闘って、
感染を防いだり、重症化を防ぐ役割を果たしたりします。

ワクチン接種後にワクチンに含まれる何らかの成分に対し、アレルギー反応を示すことがあり、
即時型のアレルギー反応は、接種後約数分〜6時間くらいまでの間に症状がみられます。
症状は顔面の浮腫、掻痒、蕁麻疹、嘔吐、下痢などが多く、重症な場合にはアナフィラキシーショック
(虚脱、血圧低下、呼吸困難、痙攣など)や死亡例もあります。
また、ゆっくり発症するタイプのアレルギーであれば約数時間〜1時間経過後に、
注射痕のあたりに発熱や湿疹などの反応が見られます。

このように、ワクチンに対してアレルギー反応を起こすワンちゃんもいるのですが、さつきママ様の
チワワちゃんは接種してから一ヶ月経っていることから、ワクチンアレルギーの可能性は低いかと思われます。

また、ワクチンの種類によっては、病原性をおさえた(弱毒化した)生きた病原体を用いたものや、
死滅した病原体を用いたものがあります。
病原性をおさえた(弱毒化した)生きた病原体を用いたワクチンが生ワクチンです。
長所としては、効き目が早く現れ、また長期間免疫が維持されやすい等が
挙げられますが、病原体が体の中で増殖するため、個体の感受性や免疫によって
軽度の症状が現れたりする可能性があります。

不活化ワクチンは、死滅した病原体を用いるため、体の中での増殖はなく、生ワクチンのように病原体の
増殖による症状が出現することはありません。
しかし、生ワクチンよりは免疫の成立がやや遅く、持続期間が短いという欠点があり、
追加接種が必要になります。
なお狂犬病ワクチンは不活化ワクチンであり、混合ワクチンは生ワクチンのものと
不活化ワクチンのものが混在しています。

このように狂犬病ワクチンは、死滅した病原体を用いるため、体の中での増殖はなく、生ワクチンのように
病原体の増殖による症状が出現することはないと言われているため、1ヶ月前に受けた狂犬病の接種から
狂犬病を発症した可能性は低いと思われます。

さつきママ様のチワワちゃんですが、実際の様子を拝見しておりませんが、
何らかの不安があり、不安が原因で自分を守るため、攻撃性が増している可能性はございます。
考えられる原因としていくつか挙げられます。
1.炎症や外傷などの疼痛による攻撃行動(内臓や骨、歯など身体に痛みがある)
2.恐怖による攻撃行動(視力や聴力の低下による不安により、外界の刺激に対して敏感になるなど)
3.基礎疾患による攻撃行動(水頭症、肝性脳症、甲状腺機能低下症や亢進症などのホルモン異常、
脳内腫瘍、発作など)

チワワちゃんが、避妊手術を済ませていないのであれば、
偽妊娠に伴う行動の変化という可能性もございます。
偽妊娠とは、女の子のワンちゃんの発情に伴って起こる生理的な変化により
通常とは異なる身体的、あるいは行動の変化が見られる状態です。
この変化は卵巣から分泌されている黄体ホルモンの影響で起こり、個体差もございますが、
発情出血が始まってから約 2 〜3ヶ月間ぐらい続くことがあり、
また、変化の度合いにも個体差があり、ほとんど変化がないワンちゃんもいらっしゃいます。

身体的な変化には陰部の腫れや乳房、乳首が張って乳汁が出るようになる症状などが
みられます。また、精神的にはナイーブになり、食欲が落ちてしまったり、
ぬいぐるみを大事にするなど、子育てをしているような行動がみられることもございます。
今までは見られなかったのにホルモンのバランスの変化などによって、偽妊娠の症状が見られる
こともありますが、ほとんどのケースでは一過性の症状であり、長期に症状が続くものでは
ございません。
しかしながら、偽妊娠の症状が長引く場合などにつきましては、卵巣のホルモンの分泌異常などの
可能性がある場合もみられます。症状が重い場合などはその改善法として、
避妊手術が勧められる場合などがございます。

また、ワンちゃんに何か不安なことがあり行動に変化がみられるときには、ワンちゃんの変化には取り立てて
飼い主様が驚いたり、反応したりせず、いつもと同じ生活を繰り返すことで、ワンちゃんに安心を与えて
いただくことも同時に大切なことかと存じます。

チワワちゃんがどのような時に攻撃行動をおこすのか、チワワちゃんのどの部分を触ったとき反応するのか、
身体の痛みはないか、ウンチ、オシッコの様子に変化はないかなど、手がかりを見つけることが重要です。
さつきママ様のチワワちゃんの行動に変化を与えている要因を調べるためにも、
お早めに、かかりつけの動物病院で受診されますとご安心いただけるかと存じます。
なお、仮に身体に痛みがある場合は、撫でたり抱き上げたりする行為が痛みを助長し、
攻撃行動を引き起こすことも中にはございますので、病院へ行かれる際にはキャリーを用いた方が
安心かもしれません。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、またお気軽にお声がけください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
さつきママ様のワンちゃんたちがお健やかにお過ごしになられますことを、
心からお祈り申し上げております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。




Re: 狂犬病ワクチンについて

- さつきママ

2013/10/01(Tue) 13:39

No.2323

丁寧に回答頂き、ありがとうございます。
昨夕、かかりつけのクリニックで診察を受けました。
問診の結果、痛みや炎症、視・聴力の低下等はなく、乳首を搾るとおっぱいがにじんだので、「偽妊娠のようです。」とのことでした。
回答にも書いていただいていますが、確かにベッドにぬいぐるみを持ち込んで、ずっと守っています。
安心するやらおかしいやら…です。症状は一ヶ月ほど続くかもしれませんといわれたので、様子を見ながら、そっとしておこうと思います。

的確な助言を頂き、ありがとうございました。



Re: 狂犬病ワクチンについて

- 獣医師 阿部

2013/10/01(Tue) 16:54

No.2325

さつきママ 様

この度はご丁寧にご返信をいただき、ありがとうございます。
かかりつけのクリニックさんで偽妊娠のようだとの診察をお受けになられ、
また、診察の結果チワワちゃんの健康状態に特に問題はなさそうである旨お知らせいただき、
私どもも安心いたしました。
チワワちゃんの行動の変化の原因がはっきりとしてきたことで、
さつきママ様のご不安なお気持ちも和らいだのではないでしょうか。
チワワちゃんはさつきママ様の愛情に守られ、本当に幸せでございますね。
今後も、さつきママ様とチワワちゃんが楽しくお元気にお過ごしいただける事を、
心よりお祈り申し上げます。
またご心配な折にはお気軽にお声掛けください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。