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弟をむかえいれるか否か

投稿者:しゅーまま

投稿日:2015/03/29(Sun) 01:48

No.3923

お世話になります。3歳11ヶ月、去勢済みロングコートチワワ男の子がいます。
今まで全然考えていなかったのですが、この子が少し病気がちだったり、またお留守番が苦手なことなどをふまえて、弟をむかようかなと今真剣に考えています。
いまいる子はブリーダー出身で、生後3ヶ月近くまでしっかり社会化されてきました。
ですが、もうすぐ4歳で一人っ子としての期間が長いために、実はひとりでいるのが好きなのではないか、弟なんてこちらの都合でほしいものの来たら嫌なのではないかと悩んでいます。
仲良くさえなってくれればこんなほほえましいことはないと思っています。
こればかりはやはり相性かと思いますが、どうしても弟をむかえいれられないようなデリケートな子はやはりいるでしょうか。
うちの子はデリケートな部分もありますが、のんびりおなかをだしてねていたり、おっとりしている性格です。
お散歩は人にはすごくなつき、わんちゃんは勢いがあるとびっくりして少しにげてしまいます。

Re: 弟をむかえいれるか否か

- しゅーまま

2015/03/30(Mon) 23:06

No.3927

結局お迎えを決めましたが、やはり先住犬の反応が心配です。あまり気にしすぎずにやっていけばいいのでしょうか。
迎える子は2ヶ月半ちょっとで、やんちゃな感じの男の子です。



ごはん

- しゅーまま

2015/03/31(Tue) 09:04

No.3928

すみません、それとご飯なのですが、最終的には二人一緒(先住犬を先には食べさせます)をしますが、迎え入れたばかりのとき、弟と兄の食事の回数と時間が全然違います。これは、無理にあわせる必要はないのでしょうか。
徐々にでよいのでしょうか。
兄は獣医の指示もあり、1日4回です。(7時、12時、5時、22時)
弟は今は3回とのことです。(9時、12時、5時)



Re: 弟をむかえいれるか否か

- ドッグライフカウンセラー 三留

2015/03/31(Tue) 13:13

No.3929

しゅーまま 様

春の装いの草木を愛でながらのお散歩が楽しい季節でございますが、
しゅーまま様におかれましてはいかがお過しでしょうか?
もうすぐ4歳をお迎えのロングコートチワワちゃんに、弟をお迎えになることに
なさったのでございますね。
環境が変わるのですから、確かにしゅーまま様にとっても、
ロングコートチワワちゃんにとっても、たいへんなことはあるかとは存じますが、
それ以上の、新しい家族を迎えた喜びや発見があり、楽しみいっぱいなのでは
ないでしょうか。
スムーズにロングコートチワワちゃんと子犬ちゃんとがなじむように、
ご注意いただきたい点等をご案内いたしたく、
ご参考にしていただけましたら幸いでございます。

ワンちゃんは環境の変化に敏感で愛情に貪欲なところがあり、一般的に、
新しくワンちゃんをお迎えになられることは、先住のワンちゃんにとっては、
今まで自分だけに注がれていた愛情に対して、また自分だけの場所だった
縄張りに対して、多かれ少なかれ、不安を感じるようです。
そのため、お迎えになられた当初は、行動や体調に変化が生じることも
ありますが、先住のワンちゃんが新しいワンちゃんを受け入れやすいように
していただくことで、先住のワンちゃんへの影響は大きく変わってくるでしょう。

1.「縄張りへの不安」を和らげる
ワンちゃんにとって、「縄張りを取られる」という不安はたいへん大きなものです。
「あなたの場所は、ちゃんと守られているよ」と教えてあげましょう。
(1) 最初は匂いから慣らす
子犬ちゃんをお迎えになるときは、最初から同じ空間で過ごすのでなはなく、
最初は子犬ちゃんの匂いのついたタオルなどをロングコートチワワちゃんの
お気に入りのベッドに忍ばせたり、大好きな食事のときに器の下に
敷いてみてはいかがでしょうか。
ロングコートチワワちゃんのお気に入りの時間に子犬ちゃんの
匂いを感じることで、新しくお迎えのワンちゃんに対する好感度をあげることから
始めるとよろしいでしょう。
また、新しくお迎えのワンちゃんをサークルから出してあげて一緒に過ごす
時間は最初は5分、10 分、次は 20 分、 30 分と短い時間から少しずつ
延ばしていきながら、同じ空間にいることに徐々に慣らしていきましょう。
また、慣れてきても、四六時中先住のワンちゃんの視界に新しくお迎えの
ワンちゃんがいるというのは、先住のワンちゃんに緊張を強いたり、
ストレスになるかもしれません。
いっしょに過ごす時間が増えてきて、例えば、同じ部屋にハウスを置く場合にも、
お互いがなるべく気にならないようにスペースをお開けいただいたり、
隣であっても間に目隠しになるものをおいたりなさるとよろしいでしょう。

(2)先住のワンちゃんの逃げ場所を用意する
子犬ちゃんは元気いっぱい、落ち着きがなくて当然ですが、もう大人の
ロングコートチワワちゃんがゆっくりとしたくても、おかまいなしで騒いでしまう
こともあるかもしれません。
先住のロングコートチワワちゃんの気が休まらなくて、疲れてしまうことのない
ように、まずは、ロングコートチワワちゃんが逃げたり、隠れることのできる
安心な場所を用意してあげましょう。
ケージをご利用であれば、開けたままにしておいたり、お気に入りの
キャリーバッグを部屋に置いておくなどして、逃げられるようにしてあげます。

(3)今までのチワワちゃんのお気に入りの場所を守る
お気に入りの空間は先住のロングコートチワワちゃんの場所として、
新しくお迎えになるワンちゃんが入らないようにしましょう。
またなるべく生活のリズムを今までと変えないようにしましょう。

2.「愛情への不安」を和らげる
ロングコートチワワちゃんへのしゅーまま様の愛情は一つも変わらないと
安心させてあげましょう。ロングコートチワワちゃんとの一対一で過ごす
時間を今まで以上に作るように心がけていただき、
ロングコートチワワちゃんにやきもちを焼かせないようにするため、
できるだけロングコートチワワちゃんの前で、後からお迎えになられた
ワンちゃんを抱っこしたり、遊んだりしないほうが良いでしょう。

3.後からお迎えのワンちゃんのイメージをアップさせる
ロングコートチワワちゃんが、後からお迎えになられたワンちゃんをお家に
迎えてから、前よりもっと楽しくなったと思うようにするのが望ましいでしょう。
例えば、キャリーバッグやクレートに入った新しくお迎えのワンちゃんの近くで、
しゅーまま様はロングコートチワワちゃんと楽しく遊んだり、
ロングコートチワワちゃんの体を優しく撫でるなどなさってはいかがでしょうか。

3.「群れの順位への不安」を和らげる
ロングコートチワワちゃんを常に優先することで、順位への不安を払拭して
あげましょう。

(1)順番に注意する
お食事も、飼い主様が名前を呼んだり視線を向ける順番もすべて
ロングコートチワワちゃんを先にしましょう。
お散歩にいらっしゃるようになっても、お家から出るのは
ロングコートチワワちゃんが先、歩く順番もロングコートチワワちゃんが先
になるようにしましょう。
そして、2頭のワンちゃんたちを統率して守るのがしゅーまま様ですので、
しゅーまま様が何をなさるのもワンちゃんより先であることは
今までと変わりありません。

(2)ロングコートチワワちゃんを強い存在として扱う
ロングコートチワワちゃんは先住犬ですので、後からお迎えになられた子犬ちゃん
の目に、強く、たくましい先輩犬として映るようにしましょう。
ロングコートチワワちゃんが新しくお迎えになられたワンちゃんの元気さに
タジタジになっているときに「可哀想に・・・」とロングコートチワワちゃんを
かばってしまうと、新しくお迎えになられたワンちゃんの目には
ロングコートチワワちゃんが弱く頼りなく映ってしまうかもしれません。
お兄ちゃんに失礼なことをしてはいけないのよ、とロングコートチワワちゃんを
立てるようにしましょう。

(2) ワンちゃんたちのことはワンちゃんたちに任せる
しゅーまま様がロングコートチワワちゃんの順位を上に扱うことで、ワンちゃんたちの順位付けが
できるだけ明確になるようにするとワンちゃんたちの関係が安定しますが、
ワンちゃん同士の順位が不安定な場合には、ケンカをすることで順位をはっきりさせて
ワンちゃん同士の関係が安定することもあります。
ロングコートチワワちゃんが自分で自己主張をして、新しくお迎えになられたワンちゃんに
「そういうことはいけない」と叱ったり教えたりすることもありますが、
このようなワンちゃんたちのご様子は飼い主さんをハラハラとさせてしまいます。
ワンちゃんの世界の理屈を理解しないで、飼い主様が入ると、「ママは分かっていないな」と
いうことになってしまうかもしれません。ある程度、ワンちゃん同士のことはワンちゃん同士
にまかせたほうがよろしいでしょう。
しゅーまま様は、リーダーとしてワンちゃんたちを落ち着いて見守って
いただければと存じます。もちろん、ワンちゃんたちを一緒に過ごさせるのは、
しゅーまま様が傍にいらっしゃるときにしましょう。

(3)統率するのは飼い主様だということを示す
しゅーまま様が、ワンちゃんたちに対してきちんとリーダーシップを取ることが、
群れの安定のため、重要です。
日常生活の中でも、飼い主様はお子様を守るリーダーとして一貫性のある
落ち着いた対応をなさるとよろしいでしょう。

また、ワンちゃんたちのお食事についてでございますが、一日トータルで、
それぞれのワンちゃんに適した食事量を与えることができれば問題は
ございません。
その子の食事の消化等の様子により、一日に与える回数で食事量を割り、
一回の食事量を調節しますが、食事の回数が多いと、消化器官への負担は
少なくてすみますし、消化能力のまだ未発達の子犬ちゃんにとって、
回数は多いほうがかえって望ましいのかもしれません。
食事の回数をあわせたほうが与えやすいのであれば、
お兄ちゃんも子犬ちゃんも4回にしていただいてもよろしいでしょう。
あるいは、子犬ちゃんは成長期ですので、食事もあわただしくて、
お兄ちゃんがゆっくりと食べられないというような状況であれば、
食事の場所を別にして、それぞれの与え方でなさってもよろしいでしょう。
お兄ちゃんが「自分が優先されているな」ということだけ理解できるように
していただき、自然に、子育てを楽しんでいただければと思います。

新しく子犬ちゃんをお迎えになられることで、ロングコートチワワちゃんの
新たな素敵な一面を発見してあげられたら素敵なことでございますね。
しゅーまま様とロングコートチワワちゃんと子犬ちゃんの笑顔いっぱいの
新たな日々を心から応援いたしております。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には
お気軽にご利用ください。電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

ロングコートチワワちゃんの体調はいかがでしょうか。
気温差が大きな時期でもございますので、しゅーまま様もお体お大事になさってください。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



ベッドについて

- しゅーまま

2015/03/31(Tue) 22:27

No.3931

ありがとうございます。楽しく、アドバイスどおりにしっかりと子育てをしていこうと思います。

お迎えにあたり、先住犬の余っているベッドがあり、そちらを最初迎える子犬のベッドにしようと思っているのですがそのようなことは先住犬のことを考えるとやめたほうがいいのでしょうか?



Re: 弟をむかえいれるか否か

- ドッグライフカウンセラー 三留

2015/04/01(Wed) 15:15

No.3932

しゅーまま 様

この度はご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございます。
お話のご様子からしゅーまま様の素敵な優しいお人柄が伝わってまいります。
ワンちゃんたちは幸せでございますね。

さて、以前、先住のロングコートチワワちゃんがご使用になったベッドを子犬ちゃんのベッドとして
ご利用されることを検討なさっていらっしゃるのですね。
ワンちゃんにとって、「自分のもの」だと認識しているものを、たとえ実際にはもう小さくなって
しまったので使わない、という場合であっても、他のワンちゃんが使うというのは、
なかなか複雑なものがあるようでございます。

所有欲の強弱はそれぞれワンちゃんによって異なりますが、たとえ日ごろから
あまり所有しているものへの執着を見せないワンちゃんでも、ベッドには自分の匂いが
ついていることもありますので、「子犬ちゃんがボクのベッドを使っている」という状況は、
できればお避けになられたほうがよろしいかもしれません。
もし今でもロングコートチワワちゃんが使うことができれば、できればそのベッドに
ロングコートチワワちゃんのお気に入りのオモチャやクッションなどをお入れになられたり、
大好きなしゅーまま様の匂いのついた使い古しのバスタオルなどをお入れになられたりして、
ロングコートチワワちゃんの場所としてお使いになられてはいかがでしょうか。
もうすっかり使うことがなくなっていても、ロングコートチワワちゃんのものとして置いておけば、
自分の場所、安心できる場所として認識するかもしれません。

子犬ちゃんは2ヶ月半ちょっと、とのことですね。
元気いっぱい、楽しそうな子犬ちゃんの表情は、周囲の皆さまを元気にするエネルギーが
あふれていて、素晴らしいことでございますね。
子犬ちゃんには先住のロングコートチワワちゃんがいらっしゃることもあり、楽しくて誘惑が
いっぱいですので、ついつい遊びすぎてしまうこともあるかもしれません。
ただ、お迎えになられて1〜2か月くらいすると、環境の変化もありましたので、免疫力が落ち、
体調を崩す子犬ちゃんがたいへん多くみられますので、構いすぎないようにするということは
健康管理のポイントです。
もし、周囲のことが気になって仕方がないようでしたら、昼間であっても大判のタオルケットや
使い古しのシーツなどをご利用なさって覆いをしてしまい、ゆっくりと睡眠をとらせて
あげてください。なお、子犬ちゃんには一日19時間程度、うとうとと休ませてあげるのが
望ましいといわれています。

また、一般的に生後1か月半から3か月半くらいの間の子犬ちゃんは、くったくなく、初めてのことを
受け入れることができ、社会性を育む上でたいへん大切な時期だといわれております。
ちょうどこの時期は、ワクチン接種による免疫の獲得が不十分な時期である場合が多い
のですが、もし予防措置が十分でないようでしたら、抱っこをしたりキャリーバッグに入れたりして
直接汚いものに触れないようにしていただき、散策をなさるなど外の環境と触れるチャンスを
子犬ちゃんに与えていただくとよろしいでしょう。

本日から4月、春の輝きが増す季節の到来でございますね。
しゅーまま様とロングコートチワワちゃんと子犬ちゃんの笑顔いっぱい、輝くような毎日を
いつも応援いたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



室内温度

投稿者:はなママ

投稿日:2015/03/30(Mon) 15:26

No.3924

お世話様です。今年1月に2ヶ月のカニンヘンダックスフンドを迎えぁれました。その時に、ペットショップの方から室内温度を25〜28度に、後々20度にするように言われました。現在、5ヶ月です。
住まいは東京ですが、朝晩は冷え込みもありますが
昼間も段々とあたたかくなってきたので、25〜28の温度を20度基準に考えてもいいものでしょうか?

Re: 室内温度

- ドッグライフカウンセラー 三留

2015/03/31(Tue) 13:17

No.3930

はなママ 様

美しい桜の饗宴には思わず目を奪われてしまいますが、
はなママ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
はなママ様のお宅ではカニンヘンダックスフンドちゃんをお迎えになられたのでございますね。
カニンヘンダックスフンドちゃんがはなママ様と迎える初めての春でございますが、
元気に散策を楽しんでいらっしゃいますでしょうか。

さて、ペットショップさんでは最初は室温を25度から28度に、
その後20度くらいにするようにとお聞きになっていらっしゃるのでございますね。
お迎えになられた当初は1月ですし、生後2ヶ月ころですとまだ体温調節が
得意とはいえない頃ですので、体温を下げないように室温を高めに設定
するのですが、このところ暖かい日が続きますし、5ヶ月になられましたので、
20度を基準にお考えになられてもよろしいかと存じます。

ワンちゃんの環境を整えてあげるとき、ご注意いただきたい点といたしましては、
まず、ワンちゃんの体の高さのあたりの状態を把握してあげることです。
床に近いあたりは冷気がたまりやすい傾向がありますので、
ちょっと体を低くしてカニンヘンダックスフンドちゃんが過ごす場所を
体感していただくとよろしいでしょう。
そのあたりの環境が、ご家族様が快適だと感じる状態である、という点
をある程度目安に考えていただいてよろしいでしょう。
大切なポイントといたしましては、暑いと感じたとき、寒いと感じたとき、
ワンちゃんが自分で調節をできる、逃げ場のある環境を作ってあげること
でございます。
また、温度だけではなく、乾燥しすぎていないか、湿度が高すぎないか、
湿度も併せてチェックしていただくことが望ましいでしょう。

ワンちゃんは、人間のように汗をかくことで熱を放出することがほとんど
できませんので、「ハァハァ」と舌を出す『パンティング』といわれる呼吸をすることで
体温を下げようとします。放散できる熱量には限界があるため、
暑い季節は、ワンちゃんにとって人以上につらい季節です。
パンティングのためには、お水を飲むことが大切ですので、
いつでも新鮮なお水が飲める環境が必要ですが、こらからの季節は特に
ご注意をいただく必要があります。
また、空調設備を利用するとき、直接吹き出し口からでる風が
カニンヘンダックスフンドちゃんに当たらないようになさっていただくとよろしいでしょう。

なおアニコムでは、電話でのしつけ・健康相談サービスも行っておりますので、
お気軽にご利用ください。
電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。

カニンヘダックフンドちゃんのお健やかなご成長を心からお祈り申しあげております。
体調管理の難しい季節ですが、お体をご自愛いただき、
カニンヘンダックスフンドちゃんと笑顔いっぱいの毎日をお過ごしください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



トイレ以外で排便

投稿者:こたまま

投稿日:2015/03/27(Fri) 09:04

No.3922

4歳のチワワ男の子を飼っています。
1カ月ほど前からトイレで排便しなくなりました。
興奮と関係しているのか、飼い主が帰ってきたときや散歩に行く前に立て続けに3〜4回ほど家の床や玄関などで排便してしまいます。
興奮してないときでもしばらく震えた後にソファの上などで排便してしまいます。我慢して耐えられずに排便したように見えます。
排尿はトイレでしてくれますが、飼い主の留守中にはあまりしていないようです。
我慢しているのか丸1日排便しないときもあります。
元々はトイレでできており、なぜこのようになってしまったのかわかりません。またトイレで排便してくれるためにはどうしたらいいでしょうか?

Re: トイレ以外で排便

- ドッグライフカウンセラー 三留

2015/03/30(Mon) 16:01

No.3926

こたまま 様

桜の花びらが舞う、美しい季節の到来でございますが、
こたまま様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
チワワちゃんが1ヶ月ほど前からトイレで排便をしなくなったのでございますね。
早速、ご案内をさせて頂きたく存じますが、実際のご様子がわかりかねます
ため、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承下さい。

環境の変化があったり、排泄をしようとしたら嫌なことがあった、などの経験が
あると、ワンちゃんが今までできていたトイレでの排泄が、できなくなってしまう
ことは珍しいことではございません。
トイレでの排泄をしなくなった1ヶ月前頃に、トイレの場所を変えたり、お部屋の
家具の配置を変えたなど、何か変わったことはございませんでしょうか。
こたまま様のチワワちゃんはオシッコはできるとのことですので、あるいは、
ウンチをしようとしたら、地震が起きたり、物が倒れて大きな音が外でして、
怖くてできなくなったということも考えられますし、
ウンチをしようとしたら、すでにオシッコをしてあり、足が濡れて気持ちが悪くて
しなくなったということもあるかもしれません。

この1ヶ月、チワワちゃんがよくウンチをした場所はどこかございますか。
その場所に、もう一箇所トイレを用意いただいてはいかがでしょうか。
ご家族様が帰宅なさったときなど、チワワちゃんがウンチをいつもする
タイミングに、まずチワワちゃんをリラックスした楽しげな雰囲気でそのトイレに
誘導いただきます。もし途中で出てしまっても、声をあげたり、急がせて緊張
させたりせず、一つでもトイレの上でウンチができれば褒めてあげ、
ここでウンチをしたらいいのだよ、と教えてあげましょう。
なお、排泄については、生理現象ですので叱らないほうがよろしいでしょう。
粗相を叱ったときの弊害として、おとなしいワンちゃんですと、排泄そのものが
いけないことだと思ってしまうことがございますし、あっけらかんとした陽気な
ワンちゃんですと、あちこちでウンチをすると、騒いでくれておもしろい、という
ことになってしまいます。トイレ以外のところでウンチをしても、騒いだり、
あわてたり、叱ったりなさらないことが大切です。

なお、短い時間の間に続けて、ゆるいウンチが出るようであれば、
消化器官に不調があるのかもしれませんし、中には便意をコントロールできなく
なっている場合もございます。
こたまま様のチワワちゃんは若いワンちゃんですので、うかがったご様子では、
チワワちゃん自身が何かをきっかけに、どこでウンチをしていいかわからなく
なってしまったのではないかと思われますが、もしウンチの状態などに
気になる点がございましたら、かかりつけの獣医師さんに相談いただく
ことをお勧めいたします。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には
お気軽にご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

時節柄、体調管理の難しい季節でございますが、
こたまま様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



甘噛み

投稿者:pua

投稿日:2015/03/27(Fri) 00:30

No.3921

初めまして!
うちには、6月で7歳になるトイプードル♀と先日新しく家族になった3か月のチワワ♀がおります。

今日は、チワワの甘噛みについて相談なのですが、来た時から人間の指や顔をひたすら噛みます。
ペットショップで触らせていただいていた時も甘噛みしていたのですが、あまりにひどく困っております。
トイプードルの時はそんなに酷くなかったので、チワワの特徴なのかな?とか、痒いから噛めるものを噛んでいるのかな?とも思うのですが、さすがに痛いのでやめさせたいです。
おもちゃや、硬い味のないおやつ?をあげたりもしたのですが、それには興味を示さず、人間の手を狙ってきます。
いろいろ調べて、痛い!と言ってしばらく遊ばない方法だと、テーブルを噛んだり、足を噛んだり、洋服を噛んだりするため、結局離すために手を出すと同じことの繰り返し。 噛まれた指を少し奥に入れてオエッとなるようにしても効果なし。かといって、ハウスに入れるのはハウスを嫌いになってしまうのではないかとも思い、できずにいます。
主人はまた赤ちゃんだから、仕方ないと言っていますが、確かにまだ3ヶ月で、家にも慣れていないこともあり、しつけもいつ頃からしたらいいのかも知りたいと思っております。甘噛みを治すのは、どうしたらいいのでしょうか?
お座りや待ては、いつごろから教えるのがいいのでしょうか?

Re: 甘噛み

- ドッグライフカウンセラー 三留

2015/03/30(Mon) 15:58

No.3925

pua 様

桜花が美しく春を彩る頃でございますが、
pua 様おかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
pua様のお宅では、新しくチワワちゃんをお迎えになられ、
トイプードルちゃんはお姉さんになったのですね。
新しく子犬ちゃんをお迎えになられると、ご家族の愛情や縄張りへの不安から、
行動にさまざまな変化がみられたり、体調を崩したりする先住犬も多いのですが、
pua様のお宅ではいかがでしょうか。
子犬ちゃんのうちはお世話にはどうしても手がかかりますし、
先住のワンちゃんが安心して子犬ちゃんを受け入れるためにも、
以前にも増して先住のワンちゃんとの一対一の時間を作るよう心がけて
いただいたり、声をかけたり目を向ける順序なども含め、
生活の全般で先住のワンちゃんを優先いただくことは重要でございます。

さて、3ヶ月のチワワちゃんがご家族の指やお顔などを噛んでお困りとのこと
ですね。さっそくご案内をいたしますが、実際のご様子が拝見できないため、
一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。
子犬ちゃんの乳歯は生後3週間前後から生え始め2ヶ月齢くらいで
生えそろいます。さらにこの乳歯が4ヶ月から7ヶ月齢くらいまでに
永久歯に生え替わります。そのため7ヶ月齢くらいまでは子犬ちゃんは
お口の中がむずがゆく、飼い主さんの手や足などを噛んでご家族を
困惑させることがよく見られます。
このような理由以外にも、好奇心や周囲とコミュニケーションを取りたい、という
ことで噛んでいることもあるでしょう。

子犬ちゃんは、pua様が「噛ませて遊ばせたい」とお考えのオモチャやオヤツ
にはあまり興味をしめさず、ご家族様の指や顔を狙ってくるのでございますね。
人の手や足は動くので面白く、噛むとご家族様は反応してくれるので、
子犬ちゃんにとっては遊びに誘っているつもりの場合もあるでしょうし、
ご家族様が叱っているつもりでも、子犬ちゃんは遊んでもらっているような
気持ちになっているのかもしれませんね。
pua様は叱るときには、「痛い」とおっしゃっていらっしゃるのでございますね。
してはいけないことは叱ることで教える、望ましい行動は褒めることで
教えることはたいへん重要ですので、お続けいただければよろしいでしょう。
ただし、ご注意いただきたい点といたしましては、高い声でたくさんの言葉で
叱ると、ワンちゃんには遊びの延長に思えてしまうかもしれません。
ワンちゃん同士の音声によるコミュニケーションにはどのようなトーンで叱るか、
またどのような雰囲気か、ということが大きな要因となりますので、
pua様は堂々と、毅然とした表情で、低くて落ち着いた声で「痛い」と
おっしゃっていただくことが大切でしょう。
止めたら褒め、噛んでいないときに楽しい時間を過ごすようにして
いただくことも同時に大切でしょう。

ご家族様の手が子犬ちゃんの目の前をひらひらと動くと、どうしても噛む状況が
生まれてしまいます。なるべく噛む状況を作らない、というためにも
難しいのですが、なるべく子犬ちゃんの目の前で手を動かさないように
していただくことも大切でしょう。
いつも、どのようなタイミングで噛みにくるのかだいたい決まっているので
あれば、この後噛みにくるかも、というタイミングで子犬ちゃんのお口に、
ポケットに忍ばせておいたオモチャを噛むように仕向けるのも一つの方法
でしょう。オモチャよりご家族様の手などを噛むことを最初は選ぶようで
あれば、その瞬間に、すかさず、ボールを子犬ちゃんの目の前を転がすなど、
噛む以外のことに強く気持ちを向けるように仕向けていただくことも
よろしいかもしれません。
最初は興味がないオモチャでも、ご家族様と遊んでいるうちに、
お気に入りのオモチャになっていくかもしれませんので、
あきらめないことも大切でしょう。
オモチャなどを利用するときのご注意点ですが、ワンちゃんの気持ちを
そらすために、噛んだ後にオモチャやオヤツをあたえると、
「噛めばオモチャやオヤツがもらえる」ということになってしまいますので、
必ず、噛む前のタイミングで、噛んでいないときに与えるようになさってください。

pua様がおっしゃるように、噛んだらハウスにお入れになると、叱られることと
ハウスの存在がチワワちゃんの頭の中で結びついて、
ハウスに入りたがらなくなることが懸念されます。
「噛んだら遊んでもらえなくなる」ということを教えるため、pua様やご家族様の
ほうが、その場を離れてしまう、ということも一つの方法でしょう。
その際、視線を向けるだけでもワンちゃんにとってはご褒美になってしまう
こともありますので、チワワちゃんには視線も向けないようにご注意
いただいたほうがよろしいでしょう。
チワワちゃんを自由に遊ばせる範囲を、柵のような物をご利用なさって、
ある程度、制限をしていただき、その中には家具など、噛まれて困るものは
何も入れないようしていただくことが望ましいでしょう。
畳のへりや絨毯の端などを噛むワンちゃんも多いので、噛みたがる場所には
何か目隠しや重石になるような物を置いてしまってもよろしいでしょう。

pua様がチワワちゃんをサークルから出していらっしゃる時間が長い
ということであれば、ハウスの中にいる時間をもっと長くしていただいても
よろしいかもしれません。
特にお迎えになられて1ヶ月くらいは環境の変化が大きいこともあり、
免疫力が低下しやすく、体調を崩しやすい時期でございます。
これに加えて、子犬ちゃんの健やかな成長のためには
十分な睡眠時間が必要な時期ですので、主にサークルの中で過ごし、
ハウスに何か覆いをしていただくなどして、
なるべく休ませてあげることが、望ましいでしょう。

チワワちゃんのような、体の小さなタイプのワンちゃんを叱るときに手を使うと、
人の手が怖くなり、人の手をみると自分を守るために噛むということが
多くみられます。
噛んだ後に手を引くより、少し押し気味にするのは、飼い主様の優位性を
示すためにも有効なこともあるのですが、押しこむようになさると、
チワワちゃんにとってpua様の手に対する恐怖が生じないとも
言い切れませんので、ご注意いただければと存じます。
加えて、日常生活の中で、できるだけワンちゃんに人の存在を「恐い」と
思わせないようにすることは大切でございます。
例えば、ワンちゃんたちに声をかけたり、お世話をなさるときには、
なるべくしゃがんで視線の高さをできるだけワンちゃんたちに近づけると
よろしいでしょう。
ワンちゃんたちを撫でるときにも、急に後ろや前から手を出すことは
お避けいただいたほうがよろしいでしょう。

反対に、子犬ちゃんに噛まれることが続くと、痛いし、傷もたくさんつき、
噛まれることが怖い、という気持ちがどうしてもご家族様の中に
芽生えてきます。ただ、このようなお気持ちがあると、
ワンちゃんはその場の気持や雰囲気を把握する力がたいへん高いので、
自分がご家族様を振り回しているような、子犬ちゃんが優位になったような
気持ちにさせてしまうことも考えられます。
したがいまして、鳴きまねをするなどはなさらず、
飼い主様は頼もしく、チワワちゃんを守ってくれる強い存在であることを
アピールなさったほうがよろしいでしょう。

今はいたずら盛りですが、歯のむずがゆさがおさまる7〜8ヶ月くらいになると、
多くの場合噛まなくなることが多くみられます。
一方で、早く何とかしなくては、と急ぐことがかえって飼い主様の余裕のなさを
子犬ちゃんに見せてしまうことがございます。
また、噛めば思うようになる、噛んだら遊んでもらえる、噛むと飼い主様を
怖がらせることができる、など、噛むことが良いことを生じさせる、ということを
感じさせてしまうと、思うようにならないとすぐ噛むというようなことが
ずっと続いてしまうことが見られます。
また、噛んだときに、いろいろな方法を試すことで、子犬ちゃんの目に、
ご家族様の対応に一貫性がない、ということになってしまうこともございます。
いつも、噛むと、パパにもママにも、怖い、低い声で「痛い」と叱られて、
楽しいことがみんななくなってしまう、と感じさせるように、
皆様で対応を統一していただくことで、ご家族様がチワワちゃんを守る
存在であること、噛んでも何をしても、思うようにならないことを根気強く
教えてあげてください。

子犬ちゃんとの絆を紡ぐ一番大切なことは、パパやママは温かくて素晴らしい、
信頼できる存在だと日々、根気強く感じさせてあげることでございます。
このため、アイコンタクトはとりわけ大切です。pua様がチワワちゃんの名前を
お呼びになって、チワワちゃんがpua様のほうを振り向いたり、
ママの目をみたら、「かわいい子ね」「オリコウね」と笑顔で応えていただく
ということがたいへん重要です。
ぜひ、子犬ちゃんを嬉しい温かい気持ちにさせてあげてください。

また、「飼い主様のいうことをきいたら、よいことがあった」という経験は、
飼い主様の指示に従うことの大切さを教えることにつながりますので、
オスワリやマテのような指示はたいへん便利ですが、急ぐ必要もなく、
ごく自然に日々の生活の中で教えていただければよろしいでしょう。
日々の生活の中で、何かの折に、「オスワリ」とおっしゃり、好きなオモチャなどを
チワワちゃんのお鼻の上あたりから少し後ろに持っていくと、
自然にチワワちゃんはオスワリの姿勢になるでしょう。
そのときにオリコウと褒めていただくことを何回か繰り返していく中で、
「オスワリ」という言葉と、オスワリの姿勢と、褒められた経験が
チワワちゃんの頭の中で結びつけるようにしていただければと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、またお気軽に
お声がけください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

笑顔いっぱいのpua様とご家族様の毎日を心から応援いたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



最近気になる事

投稿者:クー

投稿日:2015/03/24(Tue) 14:37

No.3918

お世話になります。

我が家には1歳2ヵ月(♂)と11ヵ月(♂)の2匹のパグ犬がいます。

前からなのですが上の子が泡状の黄色の液体を吐きます。
いつも行っている動物病院の先生に相談した事もあるのですが
胃液です。空腹時間が長かったり、胃酸が出過ぎているから吐くような事を言われました。なのでおやつをあげたり色々工夫しているつもりなのですが、それでも吐く時があります。
何か病的なものなのか心配です。それとも他に原因があるのでしょうか?


しつけに関してなのですが、ごはんの時食べ終わると取っ組み合いのケンカをします。
放っておいたら怪我をしそうな位のケンカです。
これはケンカではなくじゃれ合っているだけなのでしょうか?

怪我をすると思い仲裁に入った事もあるのですが興奮して腕を噛まれた事もあります。

どうすれば大人しくごはんを食べさせる事ができますか?

ご指導お願い致します。

Re: 最近気になる事

- 獣医師 霍田 ドッグライフカウンセラー 三留

2015/03/25(Wed) 15:59

No.3920

クー 様

桜の花が美しく装う頃でございますが、
クー様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか、
先日はお電話でのご相談をいただきまして誠にありがとうございます。

早速ご案内をさせて頂きたく存じますが、チワワちゃんの健康状態、
生活環境など、実際のご様子を把握いたしかねるため、
一般的なご案内になりますことをご了承ください。

<1歳2ヵ月のパグちゃんの嘔吐について>
クー様のパグちゃんは、以前から吐いているとのことで、
ご心配でいらっしゃるかと存じます。
ただ、ワンちゃんは、ヒトと比較して比較的吐くことの多いどうぶつさんですので、
吐いたからといって、必ずしも病気とは限りません。
ワンちゃんの嘔吐の原因で比較的多いものとして、かかりつけの先生が
おっしゃったような空腹時の胃酸過多や、胃の運動機能の低下に
起因するものがあります。
朝食前など、長時間胃が空っぽになっている時に、何らかの原因で胃の運動機能が
低下していると、本来小腸へ流れるはずの胆汁液が胃へ逆流してしまい、
嘔吐が見られることがあります。
食事前など空腹時に見られることが多かったり、食欲や元気は普段と変わらず
あるというような特徴がございます。
胃酸過多による嘔吐の場合、吐いたものが黄色い泡のような液体であることが
多いと言われます。
クー様のパグちゃんは、食欲や元気、吐いた後のご様子はいかがでしょうか。
もし前述の特徴に当てはまるようであれば、このような原因が一番に考えられる
かと思います。
その場合、現在も工夫していただいているとのことでございますが、
空腹の時間をなるべく短くすることが大切です。
具体的には1日のお食事の量は変えず、回数を3回〜4回に分けて与えたり、
夕食の時間を少し遅くしたり、寝る前に少量与えていただくなどの方法が
あります。
おやつは種類によっては消化に悪く、吐く原因になってしまうものも
ございますので、試験的におやつをあげないことにより、
嘔吐がどうなるかご確認いただくこともよろしいかと思います。

空腹時の胃酸過多による嘔吐は、お食事のタイミングや回数を調節していただくだけで、
特に治療をしなくても治まることが多くございます。
しかし、嘔吐する際には強酸である胃酸を含む嘔吐物が食道を通過しますので、
食道の粘膜が傷ついて食道炎を起こすこともあります。
はじめは単なる胃酸過多による嘔吐でも、繰り返すことで食道炎や胃炎などの
消化器疾患を引き起こし、それが原因で嘔吐することもあります。
場合によっては、お食事のタイミングの調節と並行して、胃酸の分泌を抑えたり、
消化器の働きを助けるようなお薬の使用や、食道炎や胃炎の治療が必要なことも
ございます。
嘔吐が頻繁に起こる場合には、再度かかりつけの先生とご相談いただき、
必要な場合には検査などを行っていただいた方が安心です。

ワンちゃんが吐く原因は様々であり、他にもアレルギー、異物、不適切なフード、
食道や胃腸の閉塞・圧迫・炎症など、細菌・ウイルス・寄生虫などの感染、
腫瘍、ストレスなどが考えられます。
また、パグちゃんとフードとの相性もございますので、嘔吐が続くようであれば、
フードの変更もご検討いただく必要があるかもしれません。
お食事の回数やタイミングを工夫することでも症状が改善しない場合や、
頻回に嘔吐する、食欲や元気がない、下痢をするなどの症状が見られる
ようでしたら、何らかの疾患が関係している場合もございますので、
動物病院さんを受診されることをお勧めいたします。
その際には、どういった時に嘔吐することが多いか、嘔吐後の様子はどうか、
吐く頻度はどのくらいかなどをお伝えするとよろしいでしょう。

<食後の2頭のご様子について>
食事は生存にかかわることですし、本能と直結する大切なことですので、
食事にまつわることでワンちゃんたちが喧嘩になると、
真剣度は格段と高くなる傾向がございます。
クー様の1歳2ヶ月と11ヶ月のパグちゃんたちも、
食事が終わった後に喧嘩をしてお困りとのことでございますね。

食事のときのご様子や、どのようなことがきっかけになって喧嘩になるのか
分かりかねますが、まずはワンちゃんたちのルールについて
見直していただくことが大切でしょう。

先住のワンちゃんにとって、先に声をかけたり目を配ったりすることも含め、
順序や場所などで優先して対応することで安心をさせることは、後からお迎えに
なられたワンちゃんの存在を、安心して受け入れることにつながりますので、
もし現在同時にお食事を与えていらっしゃるようでしたら、
先住のパグちゃんからお食事を始めるようになさったほうがよろしいでしょう。
先住のパグちゃんの食事が全て終わってから、
後からお迎えのパグちゃんのお食事を始めるというのが難しいようでしたら、
「オスワリ」などの後のクー様の「食べてもいいよ」という合図や、
食べ始めるという行動だけでも、先住のワンちゃんが優先されているということを
しっかり示していただくことが大切でしょう。

幼犬用のお食事は成長と健康維持のため、より栄養価もカロリーも高いので、
ワンちゃんにとっては、味が濃く、美味しく感じるようでございます。
例えば、先住のワンちゃんからみたら、子犬ちゃんのお食事が気になって
仕方がないということがしばしば見られますが、クー様のお宅ではいかがでしょうか。
すぐ隣で食べ、こぼれたものが取られる、というような状態ですと、
どうしても気になり、喧嘩がおきやすくなりますので、食事のときのスペースを
離していただいたり、ドアを隔てたところで食べるなどなさって、
すぐに喧嘩ができない状態で与えたりなさるのも一つの方法でしょう。

クー様がおっしゃるように、一度ワンちゃんたちが興奮してしまい、
吠えたり喧嘩をしてしまうと、途中でテンションを下げ、落ち着かせようとする
ことはたいへん難しいので、喧嘩が始まってしまう前や、始まりそうな様子の変化に
気づかれた瞬間に、「ダメ」などと低くて落ち着いた声で
制止するようになさったほうがよろしいでしょう。
どちらを叱るのがワンちゃんの世界の理屈にあっているのかを察知するのも難しく、
例えば先住のパグちゃんが後からお迎えになったパグちゃんに失礼な点があったので
教えているなどということもあるでしょうし、ワンちゃん同士の喧嘩を止めると、
後にそのときの禍根が尾を引くことも多いので、なるべく喧嘩が始まってしまったら、
手をお出しにならないほうがよろしいかもしれません。
難しいのですが、さっと扉をあけたり、「あら、何かしら?」などと声をあげたり
なさって、ワンちゃんたちの気を喧嘩以外のことに引くような行動をなさるのも
方法でしょう。
困ったことがあると、そのときの様子に目がいきがちですが、それ以外のこと、
生活全般を見直してみることも大切でしょう。
例えば、食事のとき以外の状況でも先住のワンちゃんが優先されているでしょうか。 
あるいは、騒いだり興奮している子のほうを構ってしまって
いらっしゃらないでしょうか。
お散歩のときにも先住のパグちゃんが先を歩くように誘導していただいたり、
オスワリなどの指示に従ったり、落ち着いているときに褒めていただいたり、
要求をかなえるようになさるとよろしいでしょう。
消化のためにも、食事が終わった後は、できるだけゆっくり過ごさせて
あげたいですね。そのためにも、食べた後すぐに他の行動を誘導してしまうのも
一つの方法でしょう。
例えば、先住のワンちゃんが先にお食事を終えたら、
「美味しかったね。オリコウね」と声をかけ、オスワリの指示をなさった後、
ハウスや先住のワンちゃんのベッドなどに誘導し、好物のオヤツやフード、
好きなおもちゃを与えることを繰り返していただき、
食べたらハウスで休むという習慣を作っていただくのもよろしいでしょう。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

寒い日と暖かい日が交互に訪れ、体調維持が難しい頃でございますが、
クー様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛ください。
パグちゃんたちにもよろしくお伝えください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。