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犬の馬尾症候群

投稿者:ラファ

投稿日:2015/04/14(Tue) 12:06

No.3952

1月7日にトリミングから帰宅後すぐに散歩に出ると、右後ろ足をケンケンするようになりました。いつもの病院にみていただくと、お薬が出て、一週間安静と言われましたが、改善無し、また病院に行くとレントゲンと触診で異常なし、二週間様子を見る事に
1月23日シャンプーに行くと、トリマーさんが、この子腰が悪いかも と言われたので、整形外科が専門の病院に行く
この病院の先生に馬尾症候群の疑いがあると言われ、レントゲンとMRIを撮った結果、やはり馬尾症候群と判明しました。
この病院ではお薬はいちじしのぎだからと出ませんでした。

症状が、アスファルトを歩く時はケンケンをよくする

家では、ケンケンをしなくて、走ったり、ソファに飛び乗ったり、飛んだりしても平気な状態

土を歩く時はケンケン無し

土のドックランでは走ったり、飛んだりしてもケンケン無し、1時間から2時間いて、最後疲れたら、少しケンケンをする

こんな状態です。

手術をした方が良いのか❓
獣神経科にみせた方が良いのか❓

馬尾症候群の手術は早めにした方が良いのか❓

症状が出てからずっと悩んでいます

如何でしょうか

Re: 犬の馬尾症候群

- 獣医師 酒井

2015/04/15(Wed) 16:45

No.3958

ラファ 様

春らしい気まぐれなお天気が続いておりますが、ラファ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
この度はご相談いただきましてありがとうございます。
ラファ様の1歳7ヶ月の男の子のビションフリーゼちゃんが、1月より右後ろ足をケンケンする症状があり、
検査によって馬尾症候群と診断され、今後の治療について悩まれているということでございますね。
早速ご案内させていただきたく存じますが、ビションフリーゼちゃんの実際のご様子を拝見しておりません
ので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

ワンちゃんの腰の部分は7つの腰椎と呼ばれる椎骨で形成されており、この中には頸椎、胸椎
から続いている脊髄神経が通っていますが、腰椎の5番目、6番目の部分で脊髄神経は先細り
となり、馬のしっぽのように細かく分かれています。このたくさんの神経の束(神経根)のことを
馬尾神経と呼びます。
馬尾神経が、椎間板ヘルニアや腫瘍、腰仙椎関節の不安定、外傷または、先天性の骨の奇形
などにより圧迫され、神経症状を示す病気を総称して馬尾症候群といいます。
症状としては走る、立ち上がる、ジャンプするといったことをしたがらなくなり、ゆっくり座るようになったり、
しっぽを上げるのを嫌うなど症状は様々ですが、腰の下部の痛みや後ろ足の跛行が共通して
見られることが多いようです。
一般的には中、高齢のワンちゃんの発症が多いため、加齢による変化として見過ごされがちです。
また、尾の付け根あたりを気にして、しきりに舐めたり噛んだりして、湿性の皮膚炎を起こして
いる場合もあります。
進行すると後ろ足のふらつき、足の筋肉の萎縮、尿失禁、排便困難などの症状が認められる
こともあり、このような場合には、治療を行っても、予後が悪いこともあります。

病院ではこれまでの症状の特徴や尾を背中側に曲げたときに起こる腰の痛みを触診により
確認することによって、この病気を疑い、確定診断のためにMRIによる画像診断を行います。
比較的症状が軽度の場合には消炎鎮痛剤の内服で一時的な改善が認められることがありますが、
ラファ様のビションフリーゼちゃんは、お薬と安静では症状の改善が認められなかったということで
ございますね。
また、家では正常な歩行でソファに飛び乗ったり、飛んだりしているということ、さらにアスファルト
では跛行しても、土の上では走ったり飛んでも跛行なし、1-2時間のドッグラン滞在後に
疲れたら跛行するということでございますね。

現在のところ運動制限などはされずに普段通りの生活をしているということでしょうか。
また馬尾症候群というのは単なる症候群の名称であるため、何が原因で馬尾症候群が発症したか
ということが今後の治療方針を決める上で重要となります。
年齢から推測しますと、まだ腫瘍の可能性は低いかと存じますが、万が一、腫瘍であれば
なるべく早めの手術が勧められます。
また椎間板ヘルニアによるもの、先天性の骨の奇形などであれば、神経圧迫により、起こっている
症状の程度により、痛みが激しかったり、麻痺が進行している様子が認められる場合には、
やはり手術が勧められるでしょう。

なお馬尾症候群の診断は非常に困難な場合もありますので、MRI上の異常は認められるものの、
実際に馬尾神経が圧迫を受けて症状が認められているものであるのか、一旦獣医神経科の
専門の先生にご相談されることも1つの方法かと存じます。

ラフィ様のビションフリーゼちゃんは、まだお若く、とても活発にお過ごしのようですので、普段の生活で、
安静第一というのはとても難しいことかと存じます。
ただ、馬尾症候群は神経が圧迫されることによる慢性進行性の病気ですので、
手術による治療を行っていない現状では、なるべく安静にして、無理をかけない生活を心掛ける必要が
あるかと存じます。
また今後の進行状況によりましては、手術を急ぐ必要がありますので、かかりつけの先生もしくは
セカンドオピニオンを依頼する先生と今後の生活の注意点、運動制限の必要性、
どのようなタイミングで手術を検討するのかといったことをよくご相談いただければ幸いです。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今年に入ってから症状が続いているということで、とてもご心配な状況かと存じます。
1日も早くビションフリーゼちゃんの症状が落ち着きますことをお祈り申し上げます。
今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。




混合ワクチンは何種がいいか教え...

投稿者:かのん

投稿日:2015/04/11(Sat) 22:20

No.3950

1歳10カ月の2キロのヨーキーの混合ワクチンについて教えて下さい。昨年は6種混合ワクチンを打ちました。気になることは、川に沿って遊歩道があるのですがそこに1カ月に2・3回散歩に行きます。もぐらがそこにいるようで穴がぽこぽこ開いていたりします。また、年に1・2回ドッグランにも行きます。やはり8種の方がいいのでしょうか。体が小さい仔でも大丈夫なのでしょうか。

Re: 混合ワクチンは何種がいいか...

- 獣医師 阿部

2015/04/15(Wed) 15:33

No.3957

かのん様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
1歳10ヶ月になるヨーキーちゃんのワクチン接種についてのお問い合わせ
でございますね。
かのん様のヨーキーちゃんは昨年、6種の混合ワクチンをお受けになられた
のですが、一ヶ月に数回いらっしゃる川に沿った遊歩道にはもぐらがいるような穴
が見られたり、ドッグランにも行らっしゃることがあるので、
混合ワクチンを8種にするべきかお悩みでいらっしゃるのですね。
早速ご案内をさせて頂きたく存じますが、ヨーキーちゃんの健康状態、
生活環境など、実際のご様子を把握いたしかねるため、
一般的なご案内になりますことをご了承ください。

まず、ワクチンとは、感染症にかかる危険性を軽減するために、
あらかじめ病原体を無毒化または弱毒化したものを接種し、病原体への
抵抗力をつけるためのものです。
ワクチン接種をしていれば完全に感染を防げるわけではないのですが、
万が一感染してしまっても、症状が軽度で済むといわれています。
現在、日本では飼い主さんの任意で行う2種〜11種の感染症を1本の接種で
予防する混合ワクチンと、法律で接種を義務付けられている狂犬病ワクチン
がございます。

6種の混合ワクチンは、通常、犬ジステンパー、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス
感染症、犬パルボウイルス感染症、犬パラインフルエンザウイルス感染症、
犬コロナウイルス感染症の予防が期待できます。
また、7種〜11種のワクチンにつきましては、6種の混合ワクチンに加え、
レプトスピラ症も予防できるものが一般的です。
細菌であるレプトスピラには複数の種類があり、何種類のレプトスピラが予防
できるかにより、7〜11種と分類されます。

レプトスピラ症は、病原性レプトスピラの感染により起こる人獣共通感染症です。
ネズミなどの感染動物の尿などが感染源となり、それに汚染された水や土壌を
介して、皮膚あるいは口から感染します。
そのため、水田や池、沼地や小川などが感染源となる場合があり、
このような場所に立ち入る際には注意が必要となります。

例えばキャンプやお散歩などで水辺に行く機会があったり、ドッグランなどで
他のワンちゃんたちと濃厚な接触をする可能性がある場合などは、
念のため8種混合ワクチンをお選びいただいてもよろしいかと思います。

かのん様のヨーキーちゃんは、一ヶ月に2,3回ほど、川に沿った遊歩道をお散歩
なさっていらっしゃることと、年に1,2回ドッグランにも行かれるとのこと
ですので、かかりつけの先生とご相談いただき、レプトスピラ症も予防できる
ワクチンをご検討いただくのも選択肢のひとつかと思います。

接種するワクチンの選び方としましては、予防的観点から考えると予防できる
感染症の種類が多い方が良いのですが、種類が多くなると副反応が起こる確率
も高くなる可能性があります。

数種類の感染症に対する免疫力をワンちゃんにつけるため、ワクチンは有効
でございますが、接種後、まれではありますが副反応がでる場合もございます。
症状としては、元気がない、発熱するといったものから、まれではあるものの、
顔などが腫れてしまう(ムーンフェイスといわれます)場合や嘔吐や下痢、
アナフィラキシーショックなど、重度の症状が出る場合もございます。
一般的に、副反応は接種後1時間以内に症状が現れることが多いのですが、
それ以上の時間がたってから出ることもあるため、接種してから1日は、
念のため様子を注意して観察した方が安心です。

副作用の可能性については大型のワンちゃんであっても小型のワンちゃんであっても
同じように考慮しなければなりません。
今後、かのん様のヨーキーちゃんの行動範囲がさほど広くなく、
他のワンちゃんとの接触などもあまりない場合、最低限の予防として、
6種混合ワクチンの接種で様子を見ていただいてもよろしいかもしれません。
何種の混合ワクチンを接種するかは、かのん様のお考えと、ヨーキーちゃんの
行動範囲、生活環境などにより決定していただくのが望ましいと思います。
ヨーキーちゃんの体調やお住まいの地域性などを考慮したうえで、
再度かかりつけの先生とご相談いただくことをお勧めいたします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後とも、アニコムを何卒宜しくお願い申し上げます。



マーキング対策の去勢手術につい...

投稿者:あさひ

投稿日:2015/04/10(Fri) 16:28

No.3949

現在1歳になるミニチュアダックスのオスですが、マーキングと思われる小便が激しくなり困っております。

去勢手術の施術を考えておりますが、以前に混合ワクチンにてアナフィラキシーショックを起こし、かかりつけの獣医さんからは注射(麻酔)そのものが危険な可能性があるとの事で去勢手術を控えている状況です。

セカンドオピニオンは行っておりませんがこのままにしたほうがよいのか、アナフィラキシーショック再発のリスクを承知で去勢手術をしてもらうか悩むところです。

ちなみにケージ内に入れている時はトイレのみで用をたしますし、大便に関しては常にトイレ内でする状況です。

何か参考となるご意見がございましたら宜しくお願い致します。

Re: マーキング対策の去勢手術に...

- 獣医師 酒井

2015/04/14(Tue) 16:50

No.3954

あさひ 様

外の景色もすっかり春一色となり、気持ちの良い季節になりました。
あさひ様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか?

この度はご相談いただきありがとうございます。
あさひ様の1歳になるミニチュアダックスちゃんのマーキングと思われる行動が頻繁になり
お困りとのことですね。
早速ご案内させていただきたく存じますが、ミニチュアダックスちゃんの実際のご様子を
拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますこと、ご了承下さい。

男の子のワンちゃんは個体差はありますが、おおよそ7ヶ月くらいから1歳くらいまでの間に性成熟
に達し、後ろの片足をあげて排尿するマーキングという行動をするようになるのが一般的です。
性成熟に達すると、自己主張をして縄張りを周りにアピールするためこのような行動をするようになります。
お外では他のワンちゃんの匂いが充満し、自己主張をする対象もたくさんあると考えられますが
お家の中でのマーキングには、自分がお家の中で、群れのどの立場にいるのかがはっきりと分から
なかったり、ご家族という群れの中で自分がリーダーだと思っている場合に見られる行動だともいわれています。
そのため、普段のしつけの中で、常にあさひ様がリーダーとなってミニチュアダックスちゃんを守って
いるのだということを、威厳をもって示しながら接することが大切です。
お散歩では主導権をあさひ様が握り、お食事やおやつも催促されてから与えるのではなく、
あさひ様が決めたスケジュールで与えるというスタンスを貫くことが大切です。
このようなしつけはマーキングの行動を予防することだけでなく、ワンちゃんがご家庭で心からリラックスして
過ごすためにも重要と言われています。
その他にも、例えば模様替えなどの環境の変化や、何かの匂いが気になる、お留守番が増えたなど、
ストレスや精神的な不安に起因する行動である場合もあります。
その場合には、不安の原因を取り除くことが大切です。

また、しつけをする際、ワンちゃんがトイレ以外でしてしまったときに大きな声で怒鳴ってしまうなど
なさって、排泄に対して恐怖を植え付けるようなことが決してないように注意しましょう。
また、足をあげてオシッコをしそうなときに騒いだりすると、マーキングが注目を得られる楽しいことになって
しまう可能性もございますので、声をかけたり視線を向けたりなさらないほうがよろしいでしょう。
マーキングでお部屋を汚してしまった場合にも静かに何事もなかったかのように拭き取り、
なるべく臭いが残らないようにしましょう。
消臭剤などを利用するときは、香料が含まれるようなものはかえって、さらに自分の臭い付けを
促してしまう可能性がありますので、使用を控えた方がいいでしょう。
あさひ様のミニチュアダックスちゃんは、うんちや、ケージにいるときのおしっこは決められたトイレで
しているということですから、トイレのしつけはきちんと出来ているかと存じます。
今後もきちんと決められたトイレで出来たときには、充分にほめてあげるようにしましょう。

さて、しつけ以外でマーキングの行動を矯正する方法として、去勢手術が挙げられます。
マーキングの行動は男性ホルモンに関係していますので、手術によってこの行動が見られなくなる場合も
あります。
マーキングの行動が見られるようになる前に、去勢手術を行うとより効果的と言われております。
しかし、すでにマーキングの行動が始まってしまってからの去勢手術の場合、行動が和らぐこともありますが、
手術後もマーキングが続いてしまう場合が多いので注意が必要です。
また、あさひ様のミニチュアダックスちゃんは以前、混合ワクチンを接種してアナィラキシーショックを起こした
ことがあるということですね。
アナフィラキシーショックとは異物(混合ワクチン)が体内に入ったことで、体が過剰に反応してしまう
アレルギー反応の中でも、30分以内に起こるような急性のものを指します。
急激な血圧の低下、虚脱、痙攣や昏睡などのショック症状を示し、最悪の場合には死亡することも
あります。動物病院での一刻を争う、適切な処置が必要ですのであさひ様もワクチン接種後さぞかし、
ご心配されたことと思います。

今回の去勢手術について、かかりつけの先生は、麻酔薬に対するアレルギー反応のリスクが高い
というお考えということでございますね。
麻酔薬も体内に入れる薬ですので、アレルギー反応が起こらないという保証はありません。
全くワクチンアレルギーの経験のないワンちゃんにもリスクはあります。
ただ、ワクチンアレルギーがあったから麻酔はかけられないということではなく、心電図や、呼吸状態、
血圧などしっかりとモニターをしながら、ショックに備えて十分な準備をして行うことによって、
リスクを下げることは可能かと存じます。
しかし、先に述べましたとおり、手術によって100%マーキングの行動がなくなるというわけではありません
ので、去勢することによるその他のメリット、デメリット、そして麻酔のリスクなどを先生とも
よくご相談の上、検討いただければと思います。
去勢手術のその他のメリットとしては、たとえば睾丸の腫瘍、前立腺の肥大、会陰ヘルニア、
肛門周囲腺腫などの病気の予防、デメリットとしては、太りやすい体質になる場合があるといったことが
挙げられます。
また、手術を検討される際には、ショック症状などの際に十分対応ができる施設であるか、
人手が充分であるか先生にも確認して、場合によっては、セカンドオピニオンとして他の病院さんにも
ご相談されるとご安心かと思います。

足をあげてのオシッコはあちこちに飛んでたいへんでございますが、
このような排泄にあわせたタイプの市販のトイレを利用したり、
作成していただくのも1つの方法でしょう。
また、柵などをご利用なさって、お家の中での活動スペースを制限なさるのもよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

あさひ様のミニチュアダックスちゃんのマーキングの行動が早く落ち着き、何の憂いもなく、
お元気で楽しい毎日を皆様で過ごされますよう、心より応援いたしております。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



無題

投稿者:ラムママ

投稿日:2015/04/09(Thu) 22:54

No.3946

早速の対応ありがとうございました

少し気になり連れて行ってきました

今のところレントゲンと血液検査だけですが
ここ2.3日のきゅうなひえこみではないかということでした
注射などをしてもらい1日ようすをみることになりました
明日どうなるかわかりませんがこのまま効いてくれたらなと思います
ありがとうございました

Re: 無題

- 獣医師 山田

2015/04/10(Fri) 15:56

No.3948

ラムママ 様

この度はご丁寧にご様子をお教えいただき、誠にありがとうございます。
吹く風が柔らかな季節とはなりましたが、
季節の変わり目、人もどうぶつも体調を崩しやすい時期でございます。
ペキニーズちゃんは検査をして頂き、注射を打って頂いたとのことでございますね。
もし、体に痛みがある場合には、無理に体を抱っこしたり動かしたりせずに、
安静にお過ごし頂くことがよろしいでしょう。
一日も早く、ペキニーズちゃんがいつものご様子に戻られることを祈っております。
今後も気になることがございましたら、またお気軽にご相談下さい。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



夜鳴きについて

投稿者:こなつ

投稿日:2015/04/09(Thu) 00:00

No.3943

1歳を迎えて1ヶ月を過ぎてから、夜中2時〜5時の間に数回
小さくワンワンと吠えるようになりました。
お腹が空いてると思い、朝食から少量与えても数時間後にまた吠え出します。無視すると大きな声で吠えるので、また少量与えを2.3回毎日繰り返して2週間ほどします。
水がないという事はありません。
今までこのような事がなかったためどうしたら良いか困っています。
よろしくお願いします。

Re: 夜鳴きについて

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2015/04/10(Fri) 15:05

No.3947

こなつ 様

色とりどりに咲き誇る春の花が美しい季節でございますが、
こなつ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?

この度はご相談を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。
早速、お問い合わせの件につきましてご案内をさせていただきたく存じますが、
実際のご様子を拝見しておりませんので一般的なご案内となりますことをご了承下さい。

こなつ様のワンちゃんは一歳のお誕生日の一ヶ月後くらいから、
夜中の2時〜5時の間に小さく吠えるのでございますね。
ワンちゃんが吠える時には、何か要求があったり、縄張りの主張であったり、
怖かったり、威嚇をするなど、さまざまな状況があると考えられますが、
こなつ様のワンちゃんは、吠える時の状況からすると、要求があり吠えている
ようでございますが、いかがでしょうか。
吠えた時に、嬉しいことがあったり、自分の要求したことがしてもらえると、
「要求したい時は吠えればよい」ということになり、吠えることがワンちゃんにとって
手段になっていくことがよくみられます。

上述のように、ワンちゃんは今までの経験から「何をしたら何が得られるか」ということを
学習していきますが、これは「自分がした行動の前後に周囲に何があったか」
ということがもとになります。
このため、ワンちゃんの行動の後に、今後、飼い主様がどのような対応をしていくかが、
ワンちゃんの行動を変える大きなポイントとなります。
例えば、ワンちゃんが鳴いた時に、して欲しそうなことをしてしまうと、
吠えるという好ましくないことにご褒美を与えてしまうことになりますので、
ワンちゃんにとっては吠えるということがますます魅力的なことになってしまいます。
したがいまして、「吠えても相手にしない」ということがポイントとなります。
なお、ちらりと飼い主様がワンちゃんの様子をみることもワンちゃんにとっては
素敵なご褒美となりますので注意が必要です。

しかしながら、ワンちゃんは一度、手段として学んでしまったことに関しては、
かなりしつこく固執します。例えば、一度「吠えればママが来てくれる」と思っている子は、
「吠え方が足りないからママは気付いてくれないのかもしれない」と思い、
かなり長く強く吠え続けます。
この時に相手をしてしまうと、「頑張った甲斐があった」と、
ワンちゃんはますます吠える傾向が強まります。
それでも知らん顔をなさって、しっかりと「吠えても無駄だ」と分かると、
吠えることから遠ざかるようになるでしょう。

こなつ様のワンちゃんはが吠えるのは夜ということですので、吠えても無視をすると
いうことはたいへん難しいのかもしれませんが、まずは「吠えたら何かしてもらえた」と
いうことにならないように工夫いただくことが大切でしょう。
例えば、お腹が空いて吠えているのであれば、一日の食事量から少しフードを取り分けて
おき、夜寝る前にお与えになったり、昼間に熟睡をするなどして明け方目が覚めて
しまうのであれば、夜遅い時間にお散歩をなさって、その後ゆったりと体を撫ぜて
あげて満足をした気持ちにさせてあげるなどはいかがでしょうか。
また、窓の外の人影などが気になるようであればハウスの周りに使い古しのシーツなどで
覆いをしてしまったり、人恋しくて吠えるのであればハウスからこなつ様のご様子が
見えるようにドアを開けていただいたり、小さな音でラジオをつけておくなどもよろしいでしょう。

日ごろから、「おすわり」などをご利用いただき、「こなつ様の指示にしたがうと良い事がある」
という経験を繰り返しさせてあげることも大切でしょう。
例えば、大好きなボール遊びをするときには、一度オスワリなどの指示をしていただき、
指示に従いオスワリをすることで落ち着いた状態になってからしてあげるのも
よろしいでしょう。
また、こなつ様がご帰宅なさったときワンちゃんが大喜びして吠えている時は知らん顔を
なさって、吠えるのを止めて静かになった時に「ただいま」と笑顔を見せてあげるように
なさるとよろしいでしょう。

なお、ワンちゃんのエネルギーが十分発散できていない場合、吠えるなどの困った行動を
するようになることがありますので、十分な量のお散歩などで発散させてあげることは、
狩猟犬や牧羊犬などの昔から人間の生活を助けてきたワンちゃんでは特に重要でしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間でお電話でのご契約者様へのどうぶつ相談サービスを
承っております。
予約制となっておりますが、お電話でのご相談もお気軽にご利用くださいませ。

アニコム損保のお客様は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256へ
平日9:30〜17:30 / 土曜9:30〜15:30
土曜日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。

気温差が大きく、体調管理の難しい時期でございますが、こなつ様におかれましては
くれぐれもお体ご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。