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老犬の骨石灰化

投稿者:こりぞう

投稿日:2018/12/24(Mon) 13:21

No.5563

11歳もうすぐ12歳の小型犬です
突然食事時にキャンと後ずさり食べなく病院に行ったところレントゲンで背骨が老化で石灰化でとんがりができて痛みが出た可能性が高いと診断されました
消炎剤効果があったようで処方された当日で服用が夕方5時 夜21時ごろには症状出てから飲まなかった水も飲み元気が出てきました

診察時にサプリメントを勧められましたがそのサプリはDHA EPA ビタミンC コンドロイチン含有との説明でしたが犬はビタミンCは不要で日光にあたると良い DHA EPAは必須脂肪酸で関節を動きやす脂として必要?して石灰化緩やかに必要?
今は豚コラーゲンのゼラチンをフードに混ぜる事を考えています
ウエットフードで豚肉もアレルギーないしゼラチンはコラーゲンで軟骨のクッションスムーズになるかと思っています
あとは赤球血が濃いと言われました

豚ゼラチンの効果あるないかとEPADHAの骨石灰化の効果を教えてください

Re: 老犬の骨石灰化

- 獣医師 霍田

2018/12/27(Thu) 15:10

No.5568

こりぞう 様

この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。

さて、EPAやDHAなどのオメガ3脂肪酸は、抗炎症作用を持ち、老化を防ぐ効果が期待されており、痛み止めの投薬を行っている場合に使用すると、薬を減らせる可能性があります。
コンドロイチンは、関節軟骨の弾性を保ち、関節の動きを滑らかにする作用や、軟骨の劣化を遅らせる効果が期待されます。
ビタミンCには抗酸化作用があり、加齢や運動による酸化ストレスや、関節が傷むことに関連する病気の予防や治療に効果があるとされています。
健康なワンちゃんは、体内でビタミンCを生成することができますが、十分な量が生成されない場合や、加齢やストレス、疾患などによりビタミンCが大量に消費される場合には不足することも考えられます。

サプリメント(健康補助食品)は、食事で不足しがちな栄養素を補うために、治療の補助として効果的な場合がありますが、すぐに効果がみられるものではなく、長期的に用いられることが多くあります。

EPAやDHAの抗炎症・抗酸化効果から、症状改善の可能性はありますが、加齢による石灰化は、サプリメントや薬などによる改善は難しいと考えられます。
また、ゼラチンは、どうぶつのコラーゲンが原料のタンパク質ですが、このゼラチンより分子量を小さくしたコラーゲンペプチドを歩行障害のある高齢犬に用いたところ、症状改善がみられたという報告があります。
しかしながらサプリメントへの反応は個体差もあり、また、豚ゼラチンの効果については十分なデータがなく、明確な回答がいたしかねますこと、何とぞご了承ください。

それでは、今後ともアニコム損保をよろしくお願いいたします。



噛み癖について

投稿者:くうママ

投稿日:2018/12/23(Sun) 21:42

No.5562

8月で4歳になったうちのチワワ(男の子、去勢済)についての相談です。
人懐こく、甘えん坊で普段はとてもお利口さんなのですが、噛み癖にとても悩んでいます。
自分の嫌なこと、例えば爪切りや、服を着せる、リードをつけるなど‥しようとすると、歯をみせて唸ってきて、本気で噛み付いてきます。血が滲むほど噛まれることもよくあります。
お散歩が嫌いなのか、リードをつけようとすると噛みつかれ手が血だらけに‥室内で運動させるようにはしていますが、運動不足や社会性のためにもお散歩をさせてあげたいので困っております。
車に乗るのが好きで車内だとスムーズにリードや洋服を着てくれるので、週末に車でお散歩に連れていっております。
噛む以外はとてもお利口さんなので、いつか治るかと悠長にしていたらもう4歳。。。
噛み癖を治すために、本やインターネットなどで出ているようなことは一通り試してきましたが、あまり効果があったように思えません。(だめ!と短めに怒る、無視する、噛んだらやめてもらえると思われないように噛まれてもやめない、など)何かいい方法はないでしょうか?せめてリードや洋服を着るときだけでも噛み癖を治せたらいいのですが‥アドバイスお願い致します。

Re: 噛み癖について

- アニコムカウンセラー 佐藤

2018/12/27(Thu) 14:43

No.5567

くうママ 様

この度は、ご相談いただきまして、誠にありがとうございます。

早速ですが、まず、洋服やリードのように、身動きがとりにくくなるものや行動が制限されるようなものを苦手とするのは、ワンちゃんにとって自然なことかと存じます。
また、リードや洋服の形状やサイズ、金属音などを苦手と感じているケースもありますので、何か心当たりがありましたら、買い替えることを検討されるのも良いでしょう。

さて、ワンちゃんがヒトや物などを噛む理由は様々ですが、初めは、洋服やリードが窮屈に感じ噛みついたところ、相手が引いたり、その場から立ち去った場合、噛みついたことで危険や恐怖を回避できたという経験から、同様の行動を繰り返すようになった可能性が考えられます。

今後、「苦手なことだけど、大人しくしているといいことがある」「リードをつけると楽しい時間が始まる」という経験をさせていくことが必要なので、噛みついたときに毅然とした態度で叱ることも重要ですが、噛む状況を減らしていくための工夫や、噛む前の段階で「どのように行動したらよいか」を示してあげることも大切です。
このため、一旦、オスワリやマテなどで落ち着かせた上で、好きなオモチャやオヤツで誘導しながら着脱を行ったり、大好きな車内で洋服やリードをつけてから、短い時間、ご近所の安全な場所を散歩してみるところから始めてみても良いかもしれません。

この他、「さぁ、今からリードをつける(爪を切る)ぞ!」という雰囲気をワンちゃんが感じ取っている可能性もありますので、唸り始めるきっかけとなるような声掛けや行動パターンに心当たりがあれば、それをやめたり変えてみるのも、方法の一つです。
例えば、日頃、お散歩や爪切りをするつもりがなくても、それとなくリードや爪切りを持ち歩くようにして、その様子を見ても、チワワちゃんが唸らずにいられたら優しく「いいこね」などの声をかけた後、そのまま何もせずにリードや爪切りを定位置に戻す、ということをしばらくの間、繰り返します。
その状況に慣れた様子が見られたら、リードや爪切りを持ったまま、優しく体に触れながら褒めていただくといったように、少しずつステップアップしていけると良いでしょう。

長らくの習慣を変えることは、時間と根気が必要ですが、好ましいこととそうでないことがチワワちゃんに伝わりやすいよう、態度にメリハリをつけて接してあげられると良いかと存じます。

それでは、今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。



人が怖い

投稿者:グッチー

投稿日:2018/12/23(Sun) 16:56

No.5561

 里親としてポメラニアンのグッチー(推定4歳成犬)を引き取って2ヶ月、悪質なブリーダーの環境下に何年も居た為極端に人を怖がり散歩に連れて行っても人が横を通るだけで腰を落としシッポを丸めて座りこみ動こうとしません。
最初自宅に引き取った時もキャリーバックからさえも出ようとせず震えてる有様でした。
1週間、10日、1ヶ月と経ち漸く私達家族にも慣れ、甘える事も少し覚えましたが、自分のゲージの中以外では寝る事も食事をする事も一切しません。
ベッドの上や膝の上さえも怖がり直ぐに降りようとして常に自分自身の安全地帯のゲージの中にいってしまいます。
食欲は有り、主食のご飯もおやつもよく食べ、来た時より1キロ以上体重も増えました。
ただ、散歩に行けない為運動不足を心配しています。
何か、この子の為になる良い手立てや方法はないものでしょうか?

Re: 人が怖い

- アニコムカウンセラー 横井

2018/12/27(Thu) 14:40

No.5566

グッチー 様

この度は、ご相談いただきまして、誠にありがとうございます。

さて、運動不足を心配されているとのことですが、ワンちゃんにとっては、新しい環境に慣れることにも、相当のエネルギーを使います。
まだ、お迎えになられてから月日も浅いため、今は、ワンちゃんが安心できる範囲内で楽しみながら今の環境に慣れさせていくことを優先させても良いかもしれません。
また、ワンちゃんにとって、少しでも不安に感じたら逃げ込める場所が家の中にあることは、とても重要なことかと存じます。
ケージに逃げ込む様子を見て、心配されるお気持ちもよく分かりますが、新しい環境に慣れようとワンちゃんが頑張っている裏返しですので、今まで通り、おおらかな気持ちで見守っていただけると良いかと思います。
このようにゆったりとした日常を過ごす中で、室内でもできるような体を動かす遊びの他、脳を刺激する遊びなどを通して、運動不足の解消だけでなく、ケージ外での楽しい経験をさせてあげられると良いでしょう。

そして、外の環境に慣れてもらうために、例えば、ワンちゃんを抱っこした状態で「外は気持ちいいね」「大丈夫だよ」など、穏やかな声色で話しかけながら自宅周辺を散歩してみたり、他の人やワンちゃんがいない場所で、一緒にゆっくり過ごしてみるなど、刺激が少ない状況から、徐々に外の環境に触れさせてあげるとよいかと存じます。
少しずつ「大丈夫だった」「楽しかった」という経験を積み重ねて、ワンちゃんに自信をつけてあげましょう。
お迎え当初に比べ、少しずつ慣れてきている様子が見られるとのことですので、少し遠回りのように感じられるかもしれませんが、急がず焦らず「できるようになった」ことに注目していただければと存じます。

それでは、今後とも、アニコムをよろしくお願いいたします。



ワンコの飲み水に付いて?

投稿者:ロックの父

投稿日:2018/12/21(Fri) 12:54

No.5560

ワンコがストロバイト尿石があるんですが、ワンコの飲み水を良い物と変えたいと思って降りますが浄水器を付けただけではダメですかね?市販で売ってる下部尿路用のペットウォーターを試しましたが高いしそんなに飲まないのでホコリ等で汚れて棄てるはめになって勿体ないので他に方法は無いのでしょうか?エサは完璧ですが、飲料水をどうしたら良いのか?頭を抱えています。どうか良いアドバイスを下さい。宜しく御願い致します。

Re: ワンコの飲み水に付いて?

- アニコム獣医師 霍田

2018/12/25(Tue) 16:21

No.5565

ロックの父 様

この度は、ご相談いただきまして、誠にありがとうございます。

さて、ワンちゃんの尿石症の危険因子は、カルシウムやマグネシウムのようなミネラルの過剰摂取、尿の濃さや量、尿pH、肥満など様々ですが、対策として以下のようなものがあげられます。
@飲水量を増やす                    
A排尿の機会を増やす
B療法食などによる食事管理
C生活環境のストレスを減らす

飲水量が少ないと、尿量が減り、濃い尿となることや、尿が膀胱に貯留する時間が長くなることから、結石の元となるストラバイトなどの結晶が作られやすくなります。
そのため、尿石症のワンちゃんには、新鮮なお水をたくさん摂取してもらうことが望ましいとされます。
なお、日本の水道水は水質基準が定められ、しっかりと管理されているため、かかりつけの先生から特に指示がないのであれば、尿石症のワンちゃんに対しても水道水を与えていただいて問題ありません。
浄水器は、水道水に含まれる塩素などを取り除くので、ワンちゃんの身体にやさしい反面、塩素による殺菌作用がなくなるため、水道水より傷みやすい傾向にあります。
そのため、ご利用の浄水器のタイプにもよりますが、必要に応じてこまめに水を替えてあげましょう。
また、一般的な尿石症用の療法食は、飲水量が増えるように工夫されていますので、
おうちの中に水置き場を複数ご用意いただくことや、長い時間尿が膀胱に貯まらないように、こまめに排泄できるような環境を整えていただくのも有効です。

それでは、今後ともアニコムをよろしくお願いいたします。



メス猫の発情について

投稿者:なお

投稿日:2018/12/18(Tue) 12:41

No.5554

今月で一才になったメス猫の発情について質問があります。
10月のはじめに、始めて発情がありました。その後、11月、12月と現在3回目です。この状態はありえる状態なのでしょうか。何か異常が疑われますか?
避妊手術を考えているのですが、どのタイミングで病院に連れていけばよいでしょうか。発情中は避けたほうがよいですよね。

Re: メス猫の発情について

- 獣医師 岸田

2018/12/20(Thu) 14:43

No.5558

なお 様

この度は、ご相談いただきまして、誠にありがとうございます。

さて、個体差はありますが、一般的に女の子のネコちゃんは、生後6〜10ヶ月で初めての発情を迎えます。
ネコちゃんの繁殖期やその持続期間は日照時間や太陽光に影響され、通常4〜6ヶ月周期で年2〜3回あるとされますが、室内の人工的な照明で生活していると、季節性がなくなり、頻繁に発情を繰り返すこともあります。

ネコちゃんの発情には、「発情周期」というサイクルがあります。
卵巣で卵胞が発育し、大きな声で鳴いて体を床にこすりつけたり、お尻を持ち上げる動作が見られる「発情前期」、卵巣で大きな卵胞が成熟し、男の子を受け入れ交尾をする「発情期」、交尾後に排卵が起こる「発情後期」と、全く発情行動を示さない「発情後期」に分かれます。
発情期に交尾が行われると、排卵が起こり妊娠して発情が終わりますが、交尾しなかった場合はまた新たに卵巣で卵胞が発育し、再び発情前期に移行します。
この周期は個体差がありますが、多くの場合2〜4週間程度のサイクルで、一度の繁殖期に何度か繰り返されます。
交尾刺激がないために、発情周期を繰り返すケースもありますが、ネコちゃんの食欲元気など、その他の様子に変化がないか観察していただければと思います。

避妊手術については、発情中は子宮や卵巣が腫大し血流も増え、出血のリスクが高くなるので、一般的には避けた方が良いと言われております。
ただ、発情がおさまるのを見計らっているうちに次の発情が来て、なかなか手術ができないことも多く、妊娠を避けたい場合など、発情中でもやむをえず手術を行うこともあります。
そのため、今回の繁殖期が過ぎてから手術を受ける方が、リスクを減らすことができるかと思いますが、ネコちゃんの様子やご事情などもふまえ、あらかじめかかりつけの先生ともよくご相談ください。

それでは、今後とも、アニコムをどうぞよろしくお願いいたします。