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ご飯を食べてくれません…。

投稿者:みやび

投稿日:2012/04/16(Mon) 23:27

No.1277

ご相談です。
今月の19日で5カ月になるトイプードルの男の子を飼っています。その子がまったくと言っていいほどご飯を食べてくれません。もともと少食と聞いてはいたのですが、あまりにも食べなさすぎるのです。1回に8グラムを食べればいいほうなのです。仔犬の時が一番、栄養を必要としているのに心配で仕方がありません。何かご飯を食べてくれる方法はないものでしょうか?
宜しくお願い致します。

Re: ご飯を食べてくれません…。

- ペット栄養管理士 三留

2012/04/18(Wed) 19:08

No.1288

みやび 様

みやび様のトイ・プードルちゃんは明日、5か月になられるとのこと、おめでとうございます。
可愛い盛りでございますね。愛らしい仕草はご家族様を虜にしてしまっているのでは
ないでしょうか。

このたびはご相談を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。
トイ・プードルちゃんの食が細くてご心配とのこと、
早速ご案内をさせて頂きますが、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承下さいませ。

みやび様のワンちゃんは現在、子犬用のお食事を与えていらっしゃるということで
よろしいでしょうか。
子犬用のお食事は成長と健康維持のために栄養価やカロリーが特別にたっぷりと含まれています。
食事量が少ないと心配になってしまいますが、子犬用のお食事は栄養価もカロリーも高いので、
まずはご安心くださいませ。
また、ドッグフードの裏袋にはお食事量の目安が印刷してありますが、
この記載の量はあくまでも目安でございます。
それぞれのお子様の生活や運動量、消化能力等など、さまざまな要因で
個々のワンちゃんによって必要な分量は変わってきますので、
それぞれのワンちゃんに適した分量を探っていただくことも大切でございます。
それでは、できるだけ美味しく食べられる環境のためのポイントを
以下、ご案内させていただきます。ご参考にしていただければ幸いでございます。

【対応方法のポイント】
1. いつでも食べられると思わせない
食事を出したままにしておくと、いつでも食べられると思い、食事は後回しにして、
目の前にある別の興味のあることに夢中になってしまうことがあります。
また、出したままにしておくことで、ドッグフードが空気に触れ、食感や風味等が
落ちることが懸念されます。

ドッグフードは出してから15分〜30分くらいで片付けてしまい、「ママが出してくれたときに、
食べないと、困る」と思わせましょう。食べ方が少なくて心配なときは、1〜2時間したら、
再度、食事の時間にしてもよいでしょう。なお、次の食事の際には必ず新しいものをご用意ください。
食事のスタートはいつでも、「オスワリ」「マテ」「ヨシ」という合図から始め、
「ママのお蔭で食べられること」を教えてあげましょう。
さらに、「マテ」から「ヨシ」にいたる時間を、トイ・プードルちゃんのお口から
よだれが出るくらいじらすと、ワンちゃんの体の食事を受け入れる態勢を万全にさせる
ことができるといわれております。

2.食べることが楽しいと思わせる
ついつい食べて欲しいので、食べていないときに声をかけてしまうと「食べないでいると、
構ってくれる」と思わせてしまうことがありますが、食べることが嬉しくなるように、
少しでも食べたら、「美味しいね」などと声をかけてあげましょう。
ただし、最初から食器の中にたくさん入れてしまうのではなく、少しずつ入れていただき、
食べたら「お利口」と笑顔でもう一つかみ入れていただくのもよろしいでしょう。
また、食事をさせることが飼い主様にとって心配な時間になってしまうと、
食事の時間に重い雰囲気が漂ってしまうことがあります。
食事は楽しい時間であると思わせるためにも、明るい雰囲気を作ってあげましょう。

3.運動量を増やす
お食事の時間を「お腹が空いているから、おいしい」という時間にするため
「お食事の前に長めのお散歩をする」、「お家の中でボール遊びをする」などして、
なるべく運動をさせてあげましょう。
なお、食前や食後の運動によって嘔吐をしてしまうことがありますので、
少なくとも食前・食後30分の激しい運動は控えましょう。

4.フードをオヤツ代わりにする
フードを少し取り分けてお持ちいただき、お利口なときご褒美の代わりに与えて
いただくと楽しい雰囲気に思わず食べるかもしれません。

◇嗜好性を増す方法
1.温めてみる
ドライフードにお湯などをかけてお食事の匂いを立たせてみましょう。
ワンちゃんは人よりはるかに嗅覚がすぐれています。
ドライフードにお湯をかけて温めることで、食事の香りを漂わせることができて
食欲が増すことがあるようです。
また、煮干やカツオなどのだし汁などをフードにかけてみたり、
お肉の茹で汁をかけてもよいでしょう。

2.お肉やお野菜を和える
ドッグフードの中でも、特にドライフードはどうしても嗜好性が落ちますので、
人の食べ物やウェットフードを混ぜ合わせて与えるのもよいでしょう。
脂身の少ない赤身やササミ、マグロ肉などを湯がいて細かく刻んでいただき、よく混ぜ合わせて
美味しい匂いをドッグフードにも移して与えてみましょう。
なお、鶏肉や魚の骨を間違って与えてしまうと、先がとがって危険ですので、
注意深く取り除いてください。

なお、お肉やお野菜を和える際に注意いただきたい点ですが、
総合栄養食であるドッグフードには、すでに栄養のバランスが整えてあるため、
加える食事の量は全体の1割程度に抑えていただくことで、栄養のバランスを
崩さないようにしましょう。
また、初めて与える食材に関しては少量を1種類から与えていただき、
嘔吐や下痢、痒みはないかを確認しましょう。
もしもこのような症状がみられたらその食材は与えるのを控えましょう。
症状が続く場合にはかかりつけの動物病院さんの受診をお勧めします。

ウンチの状態もよく、体重の減少もみられなく、元気いっぱいであれば、
まずはご安心いただき、「楽しいお食事」という雰囲気を演出していただければと存じます。
一方で、今後、ワンちゃんのご様子をご覧になられ、食べ辛そうにするなど、体調等の様子に
ご心配な点がお有りの際には、一度、トイ・プードルちゃんのご様子を
かかりつけの動物病院さんに診ていただきますとご安心いただけるかと存じます。

トイ・プードルちゃんのお健やかな成長と
ご家族の皆様が笑顔いっぱいにお過しになられますことを
心からお祈り申しあげております。
なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っております。お気がかりなことがお有りの際には、ぜひご利用くださいませ。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



Re: ご飯を食べてくれません…。

- みやび

2012/04/19(Thu) 23:02

No.1295

ペット栄養管理士 三留 様

早速のご回答有難うございました。
三留様のご回答を読み、まずは安心致しました。

目の前の別の興味のあることに夢中になってしまうことがあります。という一文には、まったくその通りだなと思ってしみました。
ご回答いただいたポイントを早速、実践してみようと思います。有難うございました。



Re: ご飯を食べてくれません…。

- ペット栄養管理士 三留

2012/04/20(Fri) 13:02

No.1298

みやび 様

この度はご丁寧にご返信をいただき、誠にありがとうございます。
好奇心がいっぱい、愛らしいトイ・プードルちゃんのご様子が目に浮かぶようでございます。
お気がかりなことがおありの際には、お気軽にお声掛けください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



甘噛み、疥癬について

投稿者:サブちゃん

投稿日:2012/04/17(Tue) 14:45

No.1279

3か月になる柴(咲空ちゃん)と暮らし始めて、3週間になります。
食欲旺盛、元気に走り回り、好奇心旺盛なおてんばさんです。


甘噛みがひどいので、声を低くして、怖い顔で「ダメ」と言い、サークルに入れ、姿を消してしつけをしてます。
しかし、「ダメ」と言っても目は全然怖がってなく、平気そうな感じで、口を緩めようとはしません。姿を消すとクゥーンとさみしそうに鳴きますが。

マグルをおさえる、鼻を指でパチンとはじく、身体を上にむける(服従の姿勢)等も良いと教えてもらいましたが、言葉で「ダメ」と言うに加えて、上記のこともやってもいいのでしょうか?

********************************************************

10日ほど前から左の脇腹の脱毛し、他の毛より色が黒っぽくなっているのが気になっていました。

病院へ行き、疥癬かもしれないと言われ、皮膚検査と真菌培養をし、フィラリア予防のレボリュージョンというのを首元に落としてもらいました。1週間後に再診予定です。
どこかで感染したかカビかもとのこと。

しかし、家では週1で全て洗濯し、きれいにしています。
他の犬とは接触させていません。抱いて外へ散歩に行く程度。購入した時から感染していたのか…

気を付けるべきこと、治療はどうなるのか心配です。
幼いので、あまり負担をかけずに治してあげたいです。

宜しくお願いします。

Re: 甘噛み、疥癬について

- 獣医師 田村、ドッグライフカウンセラー 三留

2012/04/19(Thu) 15:46

No.1291

サブちゃん 様

春風に誘われて、お散歩の足取りも思わず軽くなる頃でございますが、
サブちゃん様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか、

この度はご相談を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。
咲空ちゃんの甘噛みと疥癬についてのご相談でございますね。
以下、ご案内させていただきますので、ご参考にしていただければ幸いでございます。

1. 甘噛みについて
咲空ちゃんの月齢の頃のワンちゃんの噛み癖には多くの飼い主さんが悩まされます。
咲空ちゃんのように、好奇心いっぱいで何でも噛んで試してみようと思うかもしれませんし、
人の手や足がひらひらと動いて面白いかもしれませんね。
あるいは、噛むと構ってもらえると思っているかもしれません。
「噛んでも、いいことがないよ」「噛まないでいると、良いことがあるよ」と根気強く、
繰り返し教えてあげましょう。

さて、サブちゃん様は、咲空ちゃんが噛んだときには、低くて怖い声で叱っていらっしゃる
とのことでございますね。たいへん望ましいご対応かと存じます。
咲空ちゃんは分かっているのかしら、とお思いになられるかもしれませんが、
「ダメ」とおっしゃるときには、声のトーンを、もっと低く、とにかく怖い声で
しっかり叱っていただきます。
いつもと違う雰囲気に、咲空ちゃんが戸惑って、偶然でもよろしいのでお口を離したら、
褒めていただき、ボールで遊んであげるなど、「噛むのを止めたら、いいことがあった」
という経験をさせてあげます。
叱るときのご家族の雰囲気が、落ち着いて、感情的にならないことも大切なポイントです。
また、手を咲空ちゃんの口から出そうと手をひっこめると、余計に噛もうとすることが
ありますので、少し押し気味にしていただき、咲空ちゃんが思わず手を離してしまう
というようになさってもよろしいでしょう。

しかしながら、叱っても噛み続けるようであれば、
今もなさっていらっしゃるように、サッと立ち上がって、その場を離れてしまわれては
いかがでしょうか。
お伺いしたところによると、サブちゃん様に構って欲しくて仕方がないようですので、
噛んだら遊んでもらえなくなるということをはっきりと示してあげると
よろしいかもしれません。

あるいは、噛まない状況を作らないためには、咲空ちゃんがいつもこのタイミングで噛む
という状況に大好きなオモチャを見せ、オモチャを噛むように促すのも一つの方法です。
この方法はタイミングが重要であり、噛んだ後にオモチャを与えてしまうと、
噛んだらご褒美を与えてしまうことになってしまいますので、ご注意いただきますよう
お願いいたします。
咲空ちゃんは、最初のうちはオモチャを見ても知らん顔をしているかもしれませんが、
日頃の遊びの中で、噛んで遊ぶのに適したオモチャを作っておき、
「噛むならこのオモチャ」と咲空ちゃんが連想できるようにするとよろしいでしょう。

なお、噛んだときに、叱って、サークルの中に入れていらっしゃるとのことでございますね。
サークルの中はワンちゃんにとって、落ち着く、大好きなところにしておくことが大切で
ございますが、叱られた後にサークルに入れられると、叱られるという嫌なイメージが
サークルと結びついてしまい、ワンちゃんによっては、サークル自体に嫌なイメージを
持ってしまう場合があります。
したがいまして、かえって、サブちゃん様がその場を離れるという方法のほうが
望ましいかもしれません。

また、ワンちゃんは時として、ブラシや歯みがきなどのケアの際など、止めて欲しくて
噛むこともございます。このようなときには、噛んでも、思うようにならないということを
教えるために、咲空ちゃんが噛んだら低くて怖い声で叱ることは同じですが、
止めてしまうと、噛めば思うようになると思わせてしまいますので、
落ち着いて平然と、そのままの行動をお続けになられたほうがよろしいでしょう。

さて、噛んだときに、マズルをつかんだり、鼻先をパチンとはじくような方法がございますが、
ワンちゃんに、人の手に対して、大好きだという気持ちを抱かせることは
たいへん重要ですので、出来れば、手を使って叱らないほうが望ましいかと存じます。
また、仰向けにするという方法ですが、飼い主様には抗えないと思わせる意味では、
中には効果がある場合もございますが、咲空ちゃんはまだまだ子犬ちゃんですので、
あまり恐怖心を抱かせないほうが望ましいかもしれません。

ただ、柴犬ちゃんはもともと狩猟犬でもあり、頭が良く、体力のあるワンちゃんでも
ありますし、ワンちゃんにとって、飼い主様が主導権を持っているところを見せることは
たいへん重要です。
仰向けは服従を表す姿勢であるともいわれ、今のうちから、
抱っこをするときにはあお向けにするようになさるとよろしいでしょう。

また、次第にオスワリ、マテ、ヨシなどの指示の言葉を覚えたら、
オモチャを持ってきて「遊ぼうよ」と誘いにくるときやご飯のときなど、
何かにつけて、この指示の言葉をご利用いただき、
ママの指示にしたがったら良いことがあると教えましょう。
また、お散歩時に、お玄関を出るときなど、サブちゃん様が先、という具合に、
何かにつけて、サブちゃん様が上位であることを示すようになさるとよろしいでしょう。

2. 皮膚の症状について
咲空ちゃんの皮膚に脱毛して毛が黒っぽくなっている部分が認められ、
かかりつけさんを受診され、疥癬か真菌症の疑いがあるとのことでございますね。
大変ご心配のことと存じます。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

【ワンちゃんの疥癬について】
ダニの一種のヒゼンダニが皮膚の表面に穴を掘って寄生することによって生じる
皮膚疾患です。激しい痒みを伴い、感染部位では脱毛、紅斑、丘疹、痂皮(かさぶた)、
色素沈着などが見られます。主に、感染しているワンちゃんやその他の動物との接触で感染し、
人にも感染するので注意が必要です。
治療にはダニ駆除効果のある薬を投与します。ダニ駆除剤はダニの卵には効果がないことが
多く、ダニの卵が孵化するとともに再度ダニが増えてしまうこともあります。
そのため1回の投与だけでなく、日にちをあけて2〜3回の投与が必要となることが
一般的です。

【ワンちゃんの皮膚真菌症について】
皮膚真菌症は皮膚や被毛に真菌(カビ)が感染することで起こる病気です。
特に幼犬や毛の生え変わる時期など被毛が活発に発育する時期に感染が起きやすく、
また、抵抗力が落ちているときにもかかりやすい病気です。
感染は全身に認められ、顔面や四肢に比較的多く発症し、円形の脱毛がみられます。
痒みはほとんどないか軽度ですが、感染したどうぶつと接触することで人にも感染して
皮膚炎を起こすことがあるので注意が必要です。
治療は抗真菌剤の投与を行います。状況により患部の毛刈りや抗真菌薬の含まれた
シャンプーによる薬浴治療をおこなうこともあります。
症状が改善するまでには1か月以上かかることが多いようです。

咲空ちゃんには脱毛と毛が黒っぽく変色している様子が認められるとのことでございますが、
痒みはいかがでしょうか。
痒みが強いのであれば、やはり疥癬が疑わしいと言えるかもしれません。
しかし、真菌症の場合でも脱毛部位に二次感染が起こり痒みを生じる場合もあります。
真菌培養の結果によって真菌症であるかどうかの判断がなされると思います。
いずれの病気であっても適切な治療を行うことで症状は改善されますのでご安心ください。

疥癬も真菌症も人に感染しワンちゃんと同様の症状がみられます。
もしもご家族様にそのような症状がみられましたら皮膚科を受診しご相談ください。
サブちゃん様はとても清潔に環境を保っていらっしゃるご様子でございますね。
感染したどうぶつの抜け毛やフケからも感染してしまうことがありますので、
今後もこまめに清掃を心がけていただくことに加えて、
脱毛部位を触ったり、抱っこをするときに触れてしまった場合にはよく洗ってください。


咲空ちゃんの症状が早くよくなられますことをお祈りいたしております。
どうぞお大事になさって下さい。
愛らしい咲空ちゃんにどうぞよろしくお伝えください。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



Re: 甘噛み、疥癬について

- サブちゃん

2012/04/19(Thu) 22:25

No.1294

大変、ご丁寧で適格なアドバイス、ありがとうございました。
さっそく、今日から実践してみました。

いつもより増して怖い顔で叱ると、キョトンとするようになり、口を緩めることがみられました。その際はとても褒めてあげました。

土曜日に再診に行きます。幼いので、注射や薬はあまり使いたくないと先生は言われていたので、これからどういう治療法になるか分かりませんが、私たち家族ができる清潔な環境作り、免疫を低下させないよう、栄養をしっかりつけて、よく睡眠をとらせようと思います。

アニコムに入っていたので、気軽に病院に行くことができ、病気が分かって良かったです。

また何かご相談させていただくことがあった場合は宜しくお願いします。



Re: 甘噛み、疥癬について

- 獣医師  田村  ドッグライフカウンセラー 三留

2012/04/20(Fri) 13:01

No.1297

サブちゃん 様

この度はご丁寧にご返信をいただき誠にありがとうございます。
サブちゃん様がおっしゃいますように、咲空ちゃんにとって、今の時期、栄養をしっかりつけて、
たっぷり休ませてあげることは、免疫力をアップするためにたいへん重要でございます。 
ご家族様の愛情に育まれ、咲空ちゃんが健やかにご成長されますことを
心からお祈りいたしております。何かございましたら、いつでもお気軽にお声掛けください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



インスリノーマ

投稿者:uchida

投稿日:2012/04/15(Sun) 21:55

No.1272

3月28日に投稿させていただき、岸田先生に回答いただいた者です。

検査の結果インスリノーマの可能性が高いとうことでした。高齢とうこともあり、内科的治療のみをすることになりました。と言っても、ステロイドはとりあえず使用せず、食時で体調管理をしながら余生を送ることにしました。

そこで、「高タンパク質の食事がよい」とネットを見ると書いてあるのですが、具体的にどのような食事がよいのか分かりません。今はマーシャル社のフェレットフードをおかゆ状にして食べています。これに何を足していけばよいでしょうか。

また、先生からは「カリウムが少ない(血液検査の結果)から、スポーツドリンクを少し(毎食5ccくらい)ご飯に混ぜるといい。」と言われたのですが、ネットなどを見ると「発作の時以外は糖分は与えてはいけない。」とありました。先生の言われることに従いたい気持ちはあるのですが、ネットのような情報もあるので、不安です。やはり、与えない方がよいのでしょうか。

ちなみに、気になる血液検査結果(空腹時)を挙げると
TP・・・5.5
Alb・・・2.1
Amy・・・19
Glu・・・25
K・・・・2.4
でした。

食事のアドバイスや、日常生活でのアドバイス等ありましたら教えていただきたく思います。残りの時間、長くても短くても少しでも有意義な者にしていきたいと思っています。お願いします。

Re: インスリノーマ

- 獣医師 岸田

2012/04/17(Tue) 18:54

No.1281

uchida 様

この度は、フェレットちゃんのその後のご様子をお知らせいただきまして誠にありがとうございます。
インスリノーマの可能性が高いという診断を受けられたとのことでございますね。
フェレットちゃんのご様子はいかがでしょうか。どうぞお大事になさって下さい。
フェレットちゃんのお食事等につきましてご案内させて頂きますが、
実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

血糖値を下げる役割をするインスリンは膵臓のβ細胞で分泌されますが、このβ細胞が腫瘍化したものが
インスリノーマです。β細胞が腫瘍化すると、多量にインスリンが分泌されるため、血糖値が下がりすぎて、
ふらつきや発作などの低血糖の症状をおこします。
インスリンの分泌は食事の摂り方や食事内容によって変動しますので、
インスリノーマの管理では食事はとても重要なものと言えます。

インスリノーマのフェレットちゃんが、糖分や炭水化物を多く含むお食事を摂ると
インスリン分泌が刺激され、低血糖の症状が悪化することがあります。
そのため、uchida様がお調べになられたように、高タンパク質の食事が推奨されております。

現在入手可能なフェレットフードにはいろいろなものがあるとは思います。
高品質の動物性原料を主体としたフェレット専用のフードであれば、
高たんぱくに作られており、フェレットちゃんに必要なビタミンやミネラルなどの栄養素も適切に
含まれていると思います。
Uchida様のフェレットちゃんはフェレットフードを利用されているとのことでございますので、
基本的にはそれを十分に摂取できるようにしていただき、他に特に何かを加える必要はないと思います。
また、フェレットちゃんの喜ぶおやつなどの副食材には、糖分や炭水化物が多く含まれているものも
あるようですので、与える際には原材料や成分にご注意下さい。

なお、インスリノーマのフェレットちゃんのお食事は、
少量頻回にしていただき、なるべく空腹の時間を長くしないようにすることも、
低血糖を防ぐ上で大事なことと言われております。

さて、Uchida様のフェレットちゃんは血液検査の結果カリウムの値が少なく、主治医の先生から
スポーツドリンクを少し(毎食5ccくらい)混ぜることを勧められたとのことでございますね。
Uchida様がご心配されていらっしゃいますように、インスリノーマのフェレットちゃんに
発作の時以外に糖分を与えることはインスリンの分泌を刺激して低血糖を招く危険があるため
避けたほうがよいいわれています。
先生から指示されたスポーツドリンク5cc程度に含まれる糖分というのは、おそらくそれほど多くは
ないと思います。主治医の先生は、影響はないとご判断された上でお勧めになったのではないでしょうか。
スポーツドリンクを与えることで食後の低血糖の症状がひどくなる様子がないようであれば
おそらく問題はないとは思います。
スポーツドリンクの種類やフェレットちゃんの病態によっても症状が変わってくるかもしれませんし、
また、その量でカリウムの値に効果がみられるかどうか確認する必要もあると思いますので、
経過を見ながら主治医の先生とご相談いただければと思います。

一般的なことではありますが、インスリノーマのフェレットちゃんとの生活で気をつけること等を
いくつかご案内させていただきますので、参考にしていただければ幸いです。

1.低血糖発作に備えて、すぐに糖分補給ができるように、糖分(蜂蜜やブドウ糖など)やスポイトを
用意しておきましょう。
2.大きな発作時にすぐに動物病院と連絡がとれるように、かかりつけの病院が休診の時などのご対応
について、主治医の先生とよく相談しておきましょう。
3.低血糖発作は空腹時の他に、運動後や興奮時に見られることもあるようです。過剰な運動や興奮をさせる
ことは避けるようにしましょう。
4.食事療法のみで症状のコントロールが難しいと判断される場合には、ステロイドなどの投薬治療が
必要となることもあります。ステロイド治療は長期にわたると副作用などのリスクも出てきますが、
治療効果は大きく、インスリノーマのフェレットちゃんのQOL(生活の質)をあげることが期待できます。
適切な時期に適切な治療を行うことができるように、定期的な診察と検査を受けましょう。
 
インスリノーマは中高齢のフェレットちゃんにとても多く見られる病気です。
徐々に進行してしまう病気で病気自体を治癒させることは難しいですが、
適切な食事管理と内科療法で寿命を全うするフェレットちゃんもいます。
uchida様のフェレットちゃんが、今後も穏やかにuchida様との生活を楽しめますよう、
主治医の先生とよくご相談されながら、治療に取り組んであげてください。
また、気がかりなことなどございましたら、いつでもご相談ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



ありがとうございます

- uchida

2012/04/19(Thu) 22:16

No.1293

岸田先生、とても適切かつ親切な返信をいただき、ありがとうございました。

大変参考になりました。おかげさまで今のところ大きな発作もなく元気に過ごしています。先日は、ワクチンの注射を打ってもらいました。その時主治医の先生が「今日は前回と全然違うね。すごく元気だね。」とビックリしておられました。今は、こまめな食事を心がけています。食欲もずいぶんアップしました。

私も、心配しすぎで不安な日々を送っていましたが、元気になっている様子を見て元気を取り戻しているところです。

インスリノーマでも、天寿を全うできると聞き、今まで以上に家族みんなでサポートしていきたいと思いました。

本当にありがとうございました。



Re: インスリノーマ

- 獣医師 岸田

2012/04/20(Fri) 12:48

No.1296

uchida 様

このたびはご丁寧に返信をいただきまして誠にありがとうございます。
食欲もアップして、フェレットちゃんの元気なご様子をお聞かせいただき、
たいへん嬉しく存じます。フェレットちゃんにとって、一番の治療薬である
ご家族の皆様の笑顔と元気、大きな愛情に包まれ、フェレットちゃんが
楽しく毎日を過ごされますよう心から応援いたしております。
ご心配なとき、気がかりなことがおありの際には、お気軽にお声掛けください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



病院を変えたいのですが

投稿者:ラヴ

投稿日:2012/04/17(Tue) 00:44

No.1278

ご相談です。
もうすぐ11ケ月になるラブラドールを家族に迎えてから、9ケ月です。
かかりつけの動物病院で4月10日に避妊手術をしたばかりです。術後お迎えに行った時、看護師さんからデブ犬です。と言われ、散歩にも毎日連れて行ってますが…と答えると今はお相撲さんとを走らせているようなものです。などなど15分以上お説教を言われました。
血液検査等何一つ問題なく、食事にも十分気を配ってます。こんなに言われていると私の方がおちこんでしまい持病が悪化して倒れてしまいました。こんな時は、抜糸が終えたら、病院を変えてもよいのでしょうか?

Re: 病院を変えたいのですが

- 獣医師 岸田

2012/04/18(Wed) 17:45

No.1287

ラヴ様

この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
ラブラドールちゃんはもうすぐ11カ月を迎えられるとのこと、
健やかなご成長のご様子、何よりでございますね。

さて、避妊手術の入院の際に、看護師さんからラブラドールちゃんが肥り気味ではないかとご指摘を
受けられたとのことでございますね。
ラヴ様におかれましては、運動やお食事にも気を遣っていらっしゃったとのことで、
ショックを受けられたお気持ち、お察し申し上げます。
お体のお具合は大丈夫でございますか。どうぞお大事になさってください。

お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際にワンちゃんの
ご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

獣医師さんや看護師さん、病院のスタッフの方々にもいろいろなタイプの方がいらっしゃいます。
もしかして、親しみをこめて、おっしゃるタイプの方であったのかもしれませんが、
一生懸命お世話をなさっていらっしゃるラヴ様にそのような歯に衣着せぬ言い方をなさって
受け入れられないお気持ちになられることと思います。

ただ、ラブラドール・レトリーバーという犬種のワンちゃんは、
食欲旺盛で体質的にも太りやすい子が多いことも知られております。
また、一般的に、ワンちゃんもネコちゃんも、避妊手術後は手術前よりも代謝エネルギー量が減るため、
太りやすくなる傾向にあるといわれております。
子犬の頃と比べて成犬になってからの肥満は、身についた生活習慣や体質の改善が難しいことが多く、
早めの心構えと対処が必要とも言えます。
このようなことから、かかりつけの病院の看護師さんは、ラブラドールちゃんのことを思って
今後の注意喚起の意味で多少厳しいことをおっしゃったのかもしれませんね。

しゃべることのできないどうぶつを診察する動物医療において一番大事なことは、
動物病院と飼い主様の信頼関係です。
飼い主様が病院に対して不安感や不信感を持っていると、どうぶつも敏感にそれを察知し、
治療に対する協力姿勢や、病気の治癒にも影響してきます。
もしラヴ様が今回の件で、今後この病院にかかることに不安をお持ちなのであれば、
病院を変えてなられることは一つの選択肢かと思います。
ラブラドールちゃんのお散歩時などに、散歩仲間の飼い主様などにご近所の動物病院さんの評判などを
お尋ねいただいたりしてはいかがでしょうか。

また、ワンちゃんが肥満かどうかは、体重の重さや見た目だけでは判断できません。
多少太り気味でもそれがそのワンちゃんのベスト体重(最も体調がよい)ということもございますし、
健康状態に問題がなければよいという考えもありますが、
太り過ぎに起因して将来的に起こってくる病気(関節炎や心臓病など)のリスクが懸念されるようであれば、
やはり若いうちから体重管理に気をつけておく必要があると言えるでしょう。
今回、嫌なお気持ちになられたことを「災い」だとすれば、このことが将来のラブラドールちゃんの健康管理
にプラスになり、「災い転じて福と成す」ということになればよろしいですね。

なお、ワンちゃんの体格を判断する目安として、BCS(ボディ・コンディション・スコア)というものがあり、
骨格の大きさに対する脂肪や筋肉の量から判断します。
ワンちゃんの体の皮下脂肪の蓄積状態によって5段階に分類され、体重不足あるいは体重過剰の目安と
なります。
ワンちゃんの理想的な体格の目安として、以下のようなものだといわれています。
・肋骨を触ることができるがみることはできない
・上から見るとウエストのくびれを肋骨の後ろ側にみることができる
(BCSについては、どうぶつ相談室の以下の記事で詳しくご案内しておりますので、
実際にラブラドールちゃんの体型が注意が必要な状態なのかを判断するときの参考になさって下さい。
http://www.anicom-page.com/labo/2009/10/1-15.html

すっかり春らしくなりましたね。
運動量の多い大型犬のラブラドールちゃんとのお散歩は大変だとは思いますが、
ぜひラブラドールちゃんと心地の良い春のお散歩を楽しんで下さいね。

また何か気がかりなことがございましたらお気軽にご相談下さい。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



Re: 病院を変えたいのですが

- ラヴ

2012/04/18(Wed) 23:28

No.1289

心温まるご回答ありがとうございました。
本日抜糸に行きましたので、その時先生に、ことらの病院にはもうこれで来ません。と看護師さんの事を言いました。
先生はとても良い方だったので、きちんとお話するべきだと思い、今までお世話になったお礼を申し上げました。
今回ご相談させて頂き心が軽くなりました。
ありがとうございました。
アニコムさんに加入してて良かったです。



Re: 病院を変えたいのですが

- 獣医師 岸田

2012/04/19(Thu) 16:57

No.1292

ラヴ 様

この度はご丁寧にご返信をいただきまして誠にありがとうございます。
ラブラドール・レトリーバーちゃんは元気いっぱいでお過ごしでしょうか。
お健やかなご成長を心から応援いたしております。
今後も何かございましたら、いつでもお声掛けください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



トイレの片付けについて

投稿者:kota

投稿日:2012/04/16(Mon) 08:25

No.1273

生後もうじき3ヶ月。
おうちに迎え入れて3週間のトイプードルの女の子がいます。
現在、要求鳴きしつけ中です。
基本無視するのがいいと言われているので、鳴いてもかまったりしませんが、最近食糞をするようになりました。
なので、トイレシーツが汚れているとすぐに取り替えたいのですが要求鳴きしている最中でも取り替えてかまわないのでしょうか?
泣き止むまで待つと食糞をしてしまった後になってしまいます。
ご飯のあと、用を足すというよりも早朝や夕方にするのが多いため、タイミングがうまくつかめません><

Re: トイレの片付けについて

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/04/18(Wed) 09:35

No.1283

Kota様

春の草花に心癒される頃でございますが、
Kota様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
トイプードルちゃんが最近、食糞をするようになったこともあり、
トイレシートの取替えのタイミングにお迷いとのことでございますね。
早速ご案内をさせていただきたく存じますが、実際のご様子を拝見しておりませんので
一般的なご案内になりますことを何卒ご了承下さいませ。

子犬ちゃんは好奇心が旺盛であり、ケージの外には楽しいことがたくさんありますので、
どうしてもケージから出たがりますが、kota様のワンちゃんはいかがでしょうか。
もともとワンちゃんは穴倉のような所で居住していたこともあり、
「自分から外が見えるけど、外から自分の姿が見えない」というような狭い場所で
過ごすことを好む習性があります。
人間の目には、ケージやクレートのような場所で過ごさせることは可哀想に思えてしまいますが、
本来、このような場所を安心できるところとして提供することは大切なことでございます。
しかしながら、叱るときなど、ワンちゃんにとって好ましくないときにケージやクレートを利用
したりすると、ワンちゃんが嫌なイメージを持ってしまうことになり、出たいとより強く思う
ようになるようになるかもしれません。そして、要求吠えをする機会が増えて飼い主様を
より悩ますことにつながってしまうことがあります。
このようなことを防ぐためにも、できるだけ、飼い主様がワンちゃんに自分の場所が良いところ
だと演出するとよろしいでしょう。
偶然でもあっても、ケージの中で、お利口にしているときには、「お利口ね」、「のんびりして
いるのね」などと声をかけてあげたり、オモチャを与えてあげたりなさってはいかがでしょうか。
ケージやクレートが良い所だというイメージ付けをしてあげましょう。

ケージの中のシートを片付けようとなさったときに
トイプードルちゃんが吠えていたときには、本当にお困りになられることと存じます。
「吠えたら、ママが来てくれた」とワンちゃんの目に映らないようにすることが大切なのですが、
なかなかタイミングを計るのも難しいことと存じますが、
今、要求吠えをしても無駄だということを、教えていらっしゃるのですから、
まずは、そちらを優先なさってほうがよろしいのではないような気がいたします。
日頃から、トイプードルちゃんが、「来て欲しい」と吠えているときには、
kota様がトイプードルちゃんからより遠くへと離れていき、
「吠えていないと、ママが近寄ってくる」と思わせてあげてもよろしいでしょう。

そのうち、トイプードルちゃんがオスワリをするようになるようになったら、
お食事のとき、ケージから出すとき、トイプードルちゃんがオモチャをもってきて
「遊ぼう」とkota様を誘ったときなど、
オスワリをさせて、従ったら、要求を叶えてもられるという流れにしていただき、
要求するためには、吠えるのではなく、ママの指示にしたがうことだと教えていただくと
よろしいでしょう。

さて、Kota様のワンちゃんが最近、食糞をするようになられたとのこと、
Kota様におかれましては、驚かれたのではないでしょうか。
ウンチを食べるということは、ヒトの常識では考えられないことですが、
他の動物の世界ではわりあい良く見られることでございます。
ワンちゃんの社会では、他の捕食動物から子犬を守り、また巣穴を清潔にするため、
母犬は子犬の排泄物を食べますが、このような母犬の行動を模倣するせいか、
子犬の時期に食糞するワンちゃんは大変多くみられます。
しかしながら、成長をするにつれて排泄のリズムも変わってくるなど、
解決する場合も多く見られます。

ウンチを食べる原因としては、以下のようなものが挙げられます。
・ 遊びの一環だと思っている
・ ウンチを食べると飼い主さんに構ってもらえると思ってしまっている
・ 食事の量が少ない、あるいは多い
・ 未消化のウンチを食べ直している
・ 他にも寄生虫が体内にいると、栄養が充分に取れない
・ ウンチの粗相を叱れた経験などがあり、排泄物を片付けているつもりで食べてしまっている

ワンちゃんがウンチを食べたときのご対応ですが、Kota様がなさっていらっしゃるように、
トイプードルちゃんがウンチをしたらサッと片付けて食べるチャンスを与えないことが大切です。
しかしながら、排泄後、「早く片付けなければ」と思い、あわててトイプードルちゃんのもとに
駆け寄ると、「飼い主さんがあんなに欲しがるのだから、取られたら大変!」とばかりに、
余計に夢中になり、飼い主さんとウンチの取り合いのような形になってしまうことがございます。
トイプードルちゃんがウンチをしているところをたまたま見かけたら、「いい子だったね」などと
褒めながら、タイミングがあったときだけでも、トイプードルちゃんを自分のウンチから離し、
ウンチからトイプードルちゃんの気持ちをそらすようにしたほうが良いかもしれません。
ウンチを片付けるときには、なるべくそっと、トイプードルちゃんが他のことに気をとられている
うちに片付けてしまったほうがよろしいでしょう。
もし、構ってほしくてウンチを食べているような素振りがトイプードルちゃんにみられるのであれば、
「ウンチを食べても構ってもらえない」と教えるために、無視をしてしまったほうが良いでしょう。
ウンチを食べそうなときには、「いけない」と叱り、
トイプードルちゃんが食べないことを選んだらうんと褒めてあげ、ご褒美を与えましょう。

なお、健康面についてのチェックのため、動物病院さんの糞便検査をお受けになられて、
寄生虫の有無と消化の状況を確認されるとご安心でしょう。
ペットショップさんでは、ウンチを食べることを忌避させるための食糞用の商品などが販売されて
おりますが、中には効く例もあるようでございますので、
ご相談いただくことも一つの方法かもしれません。

Kota様のトイプードルちゃんくらいの頃は、エネルギー旺盛で落ち着かなくて、
多くのご家族様は「こんなにたいへんだと思わなかった」と戸惑われる時期でもございます。
たいへんではございますが、こんなに可愛い時期はないという、宝物のような今の時期を、
楽しんでくださいませ。いつでも応援いたしております。

アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256
(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
お困りのときはお気軽にお声掛けください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



Re: トイレの片付けについて

- kota

2012/04/18(Wed) 11:28

No.1284

ご丁寧な回答ありがとうございます。

ゲージへの良い印象づけのため、迎え入れてから毎回食事はゲージの中でのみ行っております。
ゲージ事態に悪い印象はもっていないかと思います。

ただ、迎え入れて一週間後に体調を崩し1週間入院をしました。そのせいで病院の指導により食事の量の調整をしております。お腹に負担を与えない食事管理ですので、少し空腹で食糞をしてしまっているのだと思っております。

ゲージの近くにいるとかまっていなくても大人しく過ごせていますが、視界から飼い主が見えないと鳴いてしまうのです。

食糞と要求鳴きの優先順位を改めたいと思います。



Re: トイレの片付けについて

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/04/19(Thu) 13:29

No.1290

kota様

この度はご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございます。
kota様の腕に抱かれて、幸せそうなトイ・プードルちゃんの表情が
目に浮かぶようでございます。いつも、心から応援いたしております。
何かございましたら、お気軽にお声掛けください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。