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シニア入り?

投稿者:ハナペチャ

投稿日:2012/09/03(Mon) 22:34

No.1609

初めてご相談申し上げます。

現在、7歳2カ月のトイプードル♀の子です。
元来は、お出かけ&お散歩好きな子です。

今年になってから、除所に感じてはいたことですが、
散歩にでても、抱っこの時間が長くなりました。
散歩は1日おきに30分以内。早朝6時前か夜はアスファルト熱がさめる21時以降くらい。
梅雨明けから、歩きたがらなくなってる、もうシニア??と
感じはじめていました。先月からは15分くらい歩けばいいほう。
昨日は10分もあるきませんでした。

6月末に、別件で血液検査をし、担当医からは
「おかしいなぁ(苦笑;)どっかひっかかると思ってたのに、
どこも異常なし。完全ハナ◎」といわれました。
5月にエアコン2台処分し引っ越してきて、今夏エアコンなしで生活したので、(土地柄タイヘンでした!)
犬に夏バテがあるかは不明ですが、夏バテ?防止で
食は大目に与えてました。  ちょっと体重ふえてるかも。

家では妹分とケンカもするし、ボール遊びなども、
勇んで参戦します。 食に対する執念が凄いんです。

  よくわからないけど、何かおかしい!!  と
検査をうけた方がいいのでしょうか?!

引っ越してかかりつけ病院が本当に遠くなってしまったのと、
担当医が週3回しかいないこともあり、転院しようかと
迷い続けてますが、ネットで色々探し、実際2件は行きましたが、
ココ!と思う病院がありません。


シニアの入り口。健康状態の把握の難しさを感じてています。  


Re: シニア入り?

- 獣医師 田村

2012/09/06(Thu) 19:35

No.1625

ハナペチャ 様

少しずつ秋の気配を感じる頃でございますが、ハナペチャ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
7歳2か月のトイプードルちゃんがお散歩で抱っこが多くなり、歩く時間も短くなっているとのことで
ございますね。年齢が7歳を超えシニア期に入り、大変ご心配のこととお察しいたします。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

今までお出かけやお散歩に行くことが大好きであったお子様が、歩くのを嫌がるようになったら、
それはどこかに痛みや違和感を感じていることがあり、
特にシニア期のワンちゃんは、肩・股関節、神経などにトラブルが生じて歩くのを痛がることが
あります。変形性脊椎症、椎間板ヘルニアといった病気もシニア期には多くみられる病気です。

トイプードルちゃんの歩き方に足を浮かせていたり、足の付き方がいつもと様子が違うという
違和感はございませんか。
今年の夏は夏バテ防止に食事を増やしたとのことでございますが、体重があまり増えてしまうと
骨や関節などに負担がかかってしまうことがありますので、体重管理も大切であるといえます。
お散歩中に立ち止り、ゼエゼエと肩で呼吸をしたり、苦しそうにうずくまってしまうことはありませんか。
この場合は心臓に原因がある場合がございます。

トイプードルちゃんは6月の血液検査では異常を認めず、花丸の太鼓判をもらったとのことで、
まずはご安心かと思いますが、骨や関節はレントゲン検査を行わないと詳しいことがわかりません。
また、心臓はレントゲン検査、エコー検査、超音波検査、心電図検査を行うことで詳しいことがわかります。
ハナペチャ様はトイプードルちゃんがなんとなく様子がおかしいとお感じでいらっしゃいますね。
ワンちゃんのことを一番よくご存知の飼い主様が、何かいつもと違うとお思いになられたという
勘は、ワンちゃんの体調を測る上でたいへん重要なワンちゃんの体からのメッセージとなることが
あります。
どこも問題がなく、暑さのせいであれば、何よりですし、ご安心のためにも一度まずは担当医の先生に
ご相談いただき、検査などお受けになれてはいかがでしょうか。
また、今年の夏は引っ越しをされたとのことでございますね。
今までとはお散歩のコースが異なってしまったり、歩かない時に抱っこをしてあげたことで、
トイプードルちゃんは甘えてしまっているということもあるでしょう。
まだまだ蒸し暑く、21時を過ぎてもアスファルトは思っているよりも熱い場合がございます。
人よりも地面に近い場所を歩くワンちゃんにとっては歩くのも大変なのかもしれません。
散歩中は無理をせず抱っこしてお散歩を続けてあげましょう。
飼い主様に抱かれてお散歩をするだけでも十分にストレス発散や気分転換となります。

トイプードルちゃんは話すことができませんので、飼い主様が病院さんを受診されるときには
代弁者となります。
シニア期に入り、今後は今までよりも病院さんにお世話になることも多くなるかもしれません。
いつでも頼れる獣医師さんと巡り合えるとよろしいですね。

残暑厳しいとのことでございますので、ハナペチャ様におかれましてはどうぞお体ご自愛くださいませ。
トイプードルちゃんもお大事になさってください。

また何か気がかりなことがございましたらご相談下さい。
アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。



獣医師 田村先生へ。

- ハナペチャ

2012/09/07(Fri) 00:20

No.1626

ご多忙の折、大変、ご丁寧に返信頂きましたこと、御礼申し上げます。

7歳はやはり、完全な“シニア”なんですね。

この子は1才半で膝蓋骨脱臼左右のオペをしております。
私も、何かあれば常に膝のチェックからします。
ただ、歩行・走行(外見)は他の子とは一切比較できないほど不細工(アセアセ:)です。


ことあるごとに、膝は健診をうけ、昨夏、執刀医に
  「もういいでしょう!」 といわれ安心しきっているのは否めません。

実は、現在のかかりつけ医は 何かあれば検査をしましょう。
なので、 積極的な検査はしません。

実は、かかりつけ医が週3回しか在院しないこともあり、
そのクリニック以外に、他に アテ にしてる病院はあります。

執刀医もその1つでしたが、 もういいでしょう! との言葉と
転居したこともあり、 執刀医は私の中からは消えています。


その アテ としてる病院で6月に 「シニアの入口、一度全身検査をしてはどうか!」
とワンドッグを勧められました。
その時は別件でしたが、 歩きたがらないような気がする ということも申告したので
特に、心臓関係は詳しく調べておいたほうがいい、というお勧めでした。

 考えてみます、ということで それ以来は行ってませんが。(特に受診の必要もなく)


現在の主治医は、
特に、神経質な子に、大きな負担をかけて検査をする意味はない、と思う
と常々聞いてるので、これも大きな理由です。


さて、歩き方についてですが、
オペに至る前の約1年近く前から、オペ後まで(つまり6年間)ほぼずっと、 芝生か砂浜ばかりの散歩で
近所を歩くだけのお散歩は週1回くらいしかありませんでした。

しかし、転居してきた地域の事情と、 又、姉妹犬としているもう片方の子が植物全般に
アレルギーがあることが判明し、それ以外にも日常生活に影響するほどエスカレートしてることもあり
除去できることから、とアスファルトでの散歩になっています。
     (2番目のアレルギーについても併せてご相談申し上げようとしたところ
        残念ですが、投稿不能になってました)


最初のうちは、アスファルトが気に入らないんだろうな、と思い
それより何より、自然の中で道路整備の進んだ人通りやお散歩犬の多かった地域から、
車の往来が激しく道幅の狭い、完全住宅街に引っ越してきたので
私自身もコースに難点を感じてて、 この子もイヤなんだろうな、と思っていただけでした。


>ゼエゼエと肩で呼吸

 はございません。

>苦しそうにうずくまってしまう

  実は一度ありました。
 8/19のことでした。  お尻をつきだし、胸を地面につけて動けなくなりました。

抱き上げようとしても拒否し。抱っこしても、降ろせと暴れ、降ろしたらうずくまり、で
両脇を抱える抱き方にしたら、無事に帰宅。
家についてからは何事もなかったかのうように直後に、 いつも通り朝ごはんを要求し、いつも通り、下の子のまで横取りして、
日中もお相撲したりで、その後は普段と何もかわらず過ごしてるので、 忘れていました。

 今、記録をさかのぼると  8/28の散歩中では一度フラフラともたついたこともあったようです。
飼い主失格です、 記憶にも残ってませんでした。


2カ月ほど、受診してないので、うっかりしてましたが、9/4時点で 2カ月で
200グラムは増えていました。 


>散歩中は無理をせず抱っこしてお散歩を続けてあげましょう。
>飼い主様に抱かれてお散歩をするだけでも十分にストレス発散や気分転換となります。
 
  ありがとうございます。 最も救われるお言葉です。
  年齢を考え、年頭にカートを購入したんですが、 土地柄、まだまだ 見慣れぬ品! のようなので
  いまだ、新品同様のままですが、  これからは、周囲の目を気にせず、利用したいと思います。


仕事調整をしながら、近日中に、病院にいってみることにします。


れにしても・・・・・
  徒歩1分にも病院はあります。   前、居住地も、徒歩圏内で3件。
  車で10分以内だと、さらに4件もの動物病院がありました。

しかし、飼い主としての感情。 対、獣医師さんとこの子たちの関係や、欠かせないのは、
緊急時の対応や、 重篤な疾患への対応など。  膝蓋骨脱臼手術で6件を受診した経験から、
病院選びの 取捨選択の難しさは今もって肌身で感じたまま残っています。



先月、地域で評判の医院に朝一番でいってみたら、患者(犬・猫)はいないんですが、
これまで経験したこともない悪臭で受付で言葉を交わす間もなく、 Uターンしてきました。
又、姉妹犬のアレルギーのことで初めて受診した病院は獣医師さんのご対応もかなりよかったのですが、
診療時間が短いうえに、月1〜2度は別途休診日があり、かかりつけにするには心もとない。
 


取り急ぎ、 遠いんですが、これまでのかかりつけ医院か、 ワンドックを勧められた病院か、
どちらかに受診することになるかと思います。

又、ご報告させていただきます。

ありがとうございます。



Re: シニア入り?

- 獣医師 田村

2012/09/10(Mon) 18:24

No.1638

ハナペチャ 様

この度はご丁寧にご返信いただきありがとうございます。
愛らしさはずっと同じですので、つい、まだまだ子どもだと思ってしまいますが、
シニア期の早い時期から、上手に健康チェックをなさることはたいへん重要でございます。
ご通院前には、これまでお気づきになられた症状等、できれば時系でメモ書きにしていただき、
ご持参いただくとよろしいかと存じます。
ご通院の際は、どうぞ気をつけていらっしゃってください。

トイプードルちゃんはこれまでに膝蓋骨脱臼の手術を受けていらっしゃるのですね。
膝への負担を考えますとやはり体重管理が大切です。
下のお子様のアレルギーの関係でアスファルトでのお散歩になってしまうとのこと、
トイプードルちゃんにとっては歩きなれない場所といえるかもしれませんが、
無理のない範囲でお散歩はなさってください。
ワンちゃんのカートは、乗り慣れないために最初、嫌がるお子様がいますので、
まず、室内でお乗せになられ、そのときに楽しいことをさせてあげるなどして、
カートに楽しいイメージをお付けいただきながら、慣れてからお散歩に活用なさるとよろしいでしょう。

ハナペチャ様のお宅のご近所に4件の動物病院さんがあるのですね。
かかりつけさんは1件に決める必要はありませんので、
例えば、膝や足の事に関しては今まで通りのかかりつけさんを受診し、
それ以外のことではワンドッグを勧められた病院さんに相談をするというのも方法です。
その2つの病院さんで、休診日が異なる、どちらかの病院さんは夜間も対応してくれるとなれば
いつでも受診ができよりご安心いただけると思います。

夏の疲れのでやすい時期でございますので、
ハナペチャ様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



田村先生へ

- ハナペチャ

2012/09/12(Wed) 23:12

No.1647

この度はお世話になっております。

先生のきめ細やかで真摯かつ丁寧なご対応に安心いたしました。


カートでのお散歩。

かなり目をひいてしまい 暑さよりも視線の熱さに汗ダク感もございますが、 
この子は自分で体調を考えてるのか、甘えなのか5分歩いては乗りたがったり、降りたりを繰り返し、
ナゼか元気な2番目までもINしていたりで・・・ 飼い主としてはなかなか激しいお散歩をしております。



さて、この子の状態ばかりでなく、自分の中で

病院をどこにするか!

思い悩む日々が続きましたが、

年齢を考えるとこれから先、病院にかかる割合は絶対に増してくるので
今までも、そしてこれからもずっと 的確なアドバイスを頂けると思えた病院へ受診いたしました。


じっくり問診の後、聴診を念入りに念入りに繰り返し、その後は
  検査をしたいから、ということでそのまま預け、夕方迎えにいきました。



田村先生のおっしゃった

>心臓はレントゲン検査、エコー検査、超音波検査、心電図検査を行うことで詳しいことがわかります。

 まるまる同じこと全て行っていたようです。



結論ですが、 右側の心肥大でした。

形は鶏卵のようで不整脈もみられました。
肺などの異常はなし。
  
一度フラついた件については 不整脈がおきた 可能性 がある ということでした。

その他は血液検査 今回も ◎ でした。 (ふぅ〜;です)

聴診での雑音は確認できませんでした。

左も微妙に大きくなってきてるが、まだまだ大丈夫とのこと。



以前は、馬肉や鶏、牛肉など根菜類も含め、オヤツは自分で蒸す煮る焼くで与えていました。

今、よくよく考えると、 これまでの生活ではほとんどありえなかった
     市販のジャーキー、
この夏は かなり与えてしまいました。
 驚いたことに、 ストックもかなりあります。

吟味に吟味を繰り返し、品質重視で かなりお高いものを取り入れていたので、
 妙な安心感と そして慢心までおきていたのかもしれません。


一番最初に行う計量時点で、「増えすぎ?!」疑惑はでましたが、
今後は体重管理がとても重要になってしまいました。


 まさに、後悔は先にはたたず、後からあとからつてくる、
          を実感しワンコに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

神経質なまでに体重を気にしていた昨夏に戻りたい、
そんな気までおきてしまいました。



幸いにも現段階で、内服など今すぐ治療が必要というところまでは至ってなく、
まだまだ初期の段階なので経過観察で、というお話しでした。
まずは、一安心といきたいところですが、


うずくまるほど、だったのか・・・

他に何かあるのかもしれない、という疑問が残り
消去法にはなりませんでした。


先生が、「「心臓は必ず進行する! そのままということはないし、よくなることはあり得ない」」
  犬の1年は8年に匹敵する!!・・・
ということを含め、じっくり話しをうかがい、この先生にお世話になろうと決めました。



これから、アニコムさんにお世話になることが増えてしまいました。




何か異常と思われることがあれば すぐにきて、とのこと

   定期的  一般的には どのくらいでしょうか?


とり急ぎ、ご報告させていただきます。



Re: シニア入り?

- 獣医師 田村

2012/09/14(Fri) 12:28

No.1654

はなぺちゃ様

この度はご丁寧にご返信いただきありがとうございました。
受診をなさり、検査で心肥大が認められたとのことでございますね。
大変ご心配のこととお察しいたします。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりません
ので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

心肥大は心臓が普通より大きくなった状態をいいます。
さまざまな原因により心筋に強い負荷がかかり、その負荷に耐えるように、心筋が肥大します。
そして、心臓の機能が低下すると、必要な量の血液を正常に送り出せなくなり症状が現れます。
症状の例といたしましては、コンコンといった乾いた咳や息切れ、運動不耐性(運動を嫌がること)
などです。
トイプードルちゃんは今のところ聴診で雑音は認められず、咳をすることもないご様子ですね。
残念ながら、かかりつけの先生の仰るとおり、心臓病はよくなることはありません。
個体差がありますが徐々に進行してしまうのですが、早期に発見いただき、
適切にご様子を把握なさることがたいへん重要です。
トイプードルちゃんはまだ投薬の必要もないとのことでございますね。
はなぺちゃ様が、早くトイプードルちゃんの変化にお気づきになられたことは、
トイプードルちゃんたちを大切になさり、日頃からトイプードルちゃんたちの
ご様子を慈しんでご覧になられているからだと思います。

今後、咳をしたり、歩くのを今にもまして嫌がる、動きたがらない、苦しそうに息をする、
以前に見られたようにパタッと倒れるなどの症状が見られましたら、
すぐにかかりつけさんを受診されることをお勧めいたします。
心臓は体の外から見えないのでどうしても定期的に検査をして、
進行していないか、投薬をいつから始めるかといったことを調べる必要があります。
定期検査の間隔は、初期であれば半年に1回、年に1回の定期検査で良い場合もありますが、
実際にトイプードルちゃんのご様子を見ておられる先生とお決めになられるとよいと思います。
かかりつけの先生とよくご相談ください。

心臓への負担を考えますと体重管理は大変重要であると言えます。
現在あまり動きたがらないということがありますが、運動量の減少分は
食事やおやつの量を減らしましょう。
特に、ジャーキーなどのおやつは控えめに与えるようにしましょう。
もしお与えいただく場合にも、ジャーキーも一度に一本ではなく、小さくちぎっていただき、
少しずつ与えるようにするとよろしいでしょう。

カートでのお散歩を始められたのですね。
トイプードルちゃんは最初から嫌がらずに乗ってくれたのですね
周囲の目は気になさらずにお子様が少しでも気分転換ができ、お散歩を楽しめているのであれば
大変嬉しいことだと思います。
下のお子様もカートが気にいったご様子ですね。
微笑ましい光景が目に浮かびます。
はなぺちゃ様におかれましてはカートを押してのお散歩は、この暑さのなか大変だと思います。
無理のない程度でお散歩をなさってください。
トイプードルちゃんお大事になさってください。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。




食事をしない、毛が抜ける

投稿者:まゆまる

投稿日:2012/09/12(Wed) 11:20

No.1643

いつもお世話になっております。
3カ月になるチワワを飼っております。
先週フロントラインを処方してもらい、家に帰ってからやたらと毛がぬけて、フケが出ました。
もともと搔き癖がある犬なので、あまりかゆがっているかどうかがわかりにくいです。アレルギーではないのでしょうか?

獣医の方に相談したところ、フロントラインで毛がぬけるとは考えにくいとのことでした。
それとその時に毎日洗えるシャンプーを購入したのですが、二日続けてお風呂に入ったストレスか食事をほとんどしなくなりました。一応体力的には健康で走り回っていますが・・だいぶやせてきました。

以前に低血糖になった際にヒルズのadだけはぱくついていたので、与えたのですがそれすら食べません。

余りに食べないのでおやつのボーロを初めてあたえたところ、それだけは気に入って食べるようです。

食事に気分のムラがあり、どうしたらいいか困っています。

改善方法等あれば教えてください。

Re: 食事をしない、毛が抜ける

- 獣医師 岸田 ペット栄養管理士 三留

2012/09/13(Thu) 19:47

No.1652

まゆまる 様

秋風が待ち遠しい頃でございますが、まゆまる様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のチワワちゃんのご様子を拝見して
おりませんので、一般的なご案内となってしまいますことを併せてご了承ください。

【毛が抜けることについて】
チワワちゃんにフロントラインを投与後、
毛が抜けてフケが出る症状が見られたとのことでございますね。

症状が見られたのは、薬剤を滴下した部分でしょうか。
フロントラインの投与後、投与部位の皮膚が炎症を起こし、
脱毛や発赤、痒みなどの症状が見られることがまれにあると言われています。
体質によってフロントラインの成分や基剤などにアレルギー反応を起こしたり、
皮膚の状態によって過敏に反応してしまうことなどが原因のようです。
また、フロントラインの基材にはアルコールが含まれておりますので、
その影響で皮膚が刺激を受けたり乾燥したりしてフケが出ることもあるようです。

もし症状が見られたのが投与部位ではなく、広範囲にわたってということですと、
フロントラインの影響だけとは言えないかもしれません。
フロントラインの投与部位以外の部分の脱毛やフケなどは、
フロントラインの副作用としてこれまで報告は上がっていないようです。
しかしながら、フロントラインは滴下された部位から皮脂を伝わって
全身の皮脂腺に入り蓄積されて、皮脂とともに徐々に放出されるという仕組みで
効果を発揮しますので、体質によって薬や基剤の何らかの成分が合わない場合、
全身的な脱毛やフケの症状が起こる可能性も否定はできないようです。
また、もともと皮膚が炎症を起こしていたり過敏な状態になっている時に使用することで、
症状が起こってしまった可能性もあるかもしれません。

まゆまる様におかれましては、すぐにチワワちゃんのシャンプーをされたとのことですが、
その後、皮膚の調子が落ち着いていらっしゃるようであれば大丈夫と思います。
フロントラインの影響でこのような症状が起こった可能性も完全に否定することはできない
ため、次回同じものを使用するかどうかについては、かかりつけの先生とよくご相談
いただくとよろしいでしょう。

子犬ちゃんの時期は皮膚がデリケートで、様々な原因で脱毛や痒み、フケなどの症状が
起こることがあります。
皮膚の調子がなかなか戻らないようであれば、フロントライン以外の原因も考えて、
検査や治療をお受けいただくことをお勧めいたします。

【食べむらがあることについて】
チワワちゃんはノミダニ予防のお薬を滴下なさってから食欲がないご様子
でございますね。ノミダニ予防薬を滴下なさった後ということで、何らかの影響を
ご心配なさっているかもしれませんが、フロントラインを滴下した場合、
薬剤は皮脂腺をたどることで効果をあげますので、血中に入ることはありません。
そのため、肝臓等の内臓に影響をおよぼすことはないとされております。
また、仮になめて体内に入っても、まず健康に影響がないとされています。
おそらく今回の食欲の低下は予防薬の副作用によるものではないと考えられますが、
今後も食べないことが続くようであれば、体調不良による食欲の低下
でないかどうかを確認していただくため、
かかりつけの先生にご相談いただくことをお勧めいたします。
また、軟便、嘔吐などの症状が見られる場合には、早めに受診して下さい。

ワンちゃんは、いつもと違うことがあり、戸惑ったことがあると、
食欲の低下がみられることがございます。
チワワちゃんも、背中につめたいお薬が伝わりびっくりされたのかもしれませんね。
またシャンプーもがんばったのではないでしょうか。
ワンちゃんがいつもと違う経験をされ、戸惑いからその後、ワンちゃんの様子に
変化がみられたとき、心配になりますが、大切なことは、ワンちゃんの様子を
不安げに見ないことでございます。
いつもと同じように、同じリズムで生活をなさることで、ワンちゃんは安心をし、
調子を取り戻すことが多くみられます。
また、ワンちゃんは、自分が何かしたときに、周囲にどのようなことがあったかを
たいへん良く観察しており、この経験をもとに自分の行動を
その後、選択するようになります。
ワンちゃんがごはんを食べないことに対して、「もっと食べようね」などと
ご家族がお声をかけられることで、「食べないでいると、良いことがある」と
伝わってしまうことがあります。
少しでもご飯を食べたら、食べたことを褒めてあげるようにしていただき、
ご飯を食べることが、楽しい、嬉しいと思わせてあげましょう。
食べたら、「お利口ね」「美味しいね」と声をかけてあげてください。
また、食べないとき、他の、よりチワワちゃんが好むものをあげてしまうと、
「食べないでいると、もっと美味しい物が出てくる」と感じてしまうことがあります。
食べないでいたときに、もっと美味しそうなものを出すのではなく、
今あるものを食べないでいると、片付けられてしまうと教えてあげたほうがよろしいでしょう。

チワワちゃんには食の細いタイプのお子様が多いのですが、
まゆまる様のチワワちゃんは、いかがでしょうか。
私たち人間もそうですが、食が細くても元気いっぱいの方もいらっしゃいますし、
食欲旺盛でも疲れやすい方もいらっしゃいます。
ワンちゃんも同様でございますので、ドッグフードの容器や袋に印刷されている目安
となる分量をもとに、ワンちゃんの体調や運動量など
そのワンちゃんに合わせてあげましょう。

チワワちゃんは子犬ちゃんですので、以前、まゆまる様も経験なさったように、
空腹の時間が長いと、低血糖になってしまうことがございますので、
おやつのボーロでもよろしいですし、ブドウ糖をお水に溶かして飲ませて
あげるようにしましょう。
このように、ある程度の糖分は摂取できるようにしていただき、
お食事は普通どおりのタイミングで、食べないようでしたら
食事量を少しでもよろしいので、食べるくらいに調節いただき、
与えていただければと存じます。
以前a/d缶を喜んで食べていらっしゃったとのことですので、
もう一度a/d缶を試されてもよろしいかもしれません。
食器にフードを少し入れていただき、「いかにも美味しものをあげるね」という
雰囲気で、「オスワリ」「マテ」と出来れば指示の言葉をおっしゃっていただき、
食べさせてみます。
ある程度の時間がたって、食べなければ、片付けてしまいましょう。
入れすぎると、お互いに負担になりますので、少し入れていただき、
食べたら褒めて、またお入れになってはいかがでしょうか。
食べなくてご心配なようでしたら、もう1時間くらいなさって、同じように
お食事の時間を用意しましょう。
少しでも食べたら褒めていただき、食べないことに関しては、
知らん顔をなさっていただければと存じます。
お食事の前に長めのお散歩をなさるなど、お腹が空いた、という状態になさることも
よろしいでしょう。
ワンちゃんは人間より、一般的には消化に時間がかかりますので、
食後はできればゆっくり休ませてあげてください。
「与えてもらった物を、与えてもらったときに、食べないとたいへん」と感じさせて
あげていただき、食べたときに、「嬉しい!」と思わせてあげましょう。
子犬ちゃんですので、まだ消化吸収能力も十分発達していないかもしれませんが、
ゆっくりと、成長を見守っていただければと存じます。


なお、チワワちゃんは子犬ちゃんですので、幼犬用のお食事を与えていただくことが
重要でございます。
いつも与えていらっしゃるお食事はドライフードでしょうか。
缶詰タイプのほうが一般的に嗜好性が高く、ドライフードは低い傾向がみられます。
ワンちゃんが美味しいものを食べなれてくると、嗜好性の高い物を求めて食べない
ワンちゃんもいらっしゃいます。
以下、ドライフードなどの嗜好性を増す方法をご案内させていただきます。

【嗜好性を増す方法】
1.温めてみる
缶詰も少し温めてみたり、ドライフードにお湯やスープ、だし汁などをかけて
お食事の匂いを立たせてみると効果があることもございます。
ワンちゃんは人よりはるかに嗅覚がすぐれていますが、
ドライフードにお湯をかけて温めることで、食事の香りを漂わせることができて
食欲が増すことがあるようです。
また、煮干やカツオなどのだし汁をフードにかけてみたり、
お肉の茹で汁をかけてもよろしいでしょう。

2.お肉やお野菜を和える
ささみやお野菜などを細かく刻んで、
食材をなるべく細かく刻み、またよく混ぜ込むようにドライフードと
よく和えてしまうのも嗜好性を上げる一つの方法です。

なお、お肉やお野菜を和える際に注意いただきたい点ですが、
総合栄養食であるドッグフードには、すでに栄養のバランスが整えてあるため、
加える食事の量は全体の1割程度に抑えていただくことで、栄養のバランスを崩さない
ようにしましょう。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

ご家族の皆様とチワワちゃんが笑顔いっぱいにお過しになられますことを
心からお祈り申しあげております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



無題

投稿者:ドッグライフカウンセラー  三留

投稿日:2012/09/13(Thu) 13:10

No.1651

ペパーミント 様

いつも大変お世話になりまして誠にありがとうございます。
No.1650のご投稿につきましては、お電話でご依頼いただきましたとおり、削除させていただきました。
今後とも、アニコム損保を何とぞよろしくお願い申し上げます。

ケンカ&マウンティング

投稿者:まるたまママ

投稿日:2012/09/07(Fri) 11:47

No.1629

2歳のトイプードルのまる子と1歳のトイプードルのたまえのけんか&マウンティングに困っています。
先住犬のまる子は、犬が嫌いで、大人しく、後から来たたまえに、最初は慣れず大変でしたが、やっと、落ち着いて暮らせるようになってきました。しかし、たまえが、まる子にたびたび喧嘩をしかけ、噛みついたり、上に乗ってマウンティングをしようとします。まる子も、たまえに鍛えられ、だいぶやりかえしたりしていますが、あまりに困ると、私のところに、逃げてきて、たまえを、私が叱る感じです。
たまえは、まる子のおもちゃも、すぐとってしまい、ほかの人がまる子をかわいがると、やきもちをやいて、まる子に吠えたり、かみついたりします。かみついても、けがをするような噛みつきではないのですが、2匹のすさまじいけんかに、困っています。
どのように2匹に接していったらよいでしょうか??

Re: ケンカ&マウンティング

- ドッグライフカウンセラー 三留

2012/09/10(Mon) 17:47

No.1636

まるたまママ 様

暑さの中にも少しずつ、秋の気配を感じる頃でございますが、
まるたまママ様におかれましてはいかがお過しでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
2歳のまる子ちゃんと1歳のたまえちゃんのけんかやマウンティングにお困り
とのことでございますね。
ご案内をさせて頂きたく存じますが、一般的なご案内になりますことを
何卒ご了承ください。

先住犬であるまる子ちゃんは大人しく、1歳のたまえちゃんの積極的で元気いっぱい
とのことでございますね。
ご家庭に新しくワンちゃんをお迎えになられた当初は、先住のワンちゃんは自分の縄張りや
ご家族の愛情を取られるのではないかと不安になり、元気がなくなったり、
いつもと違う行動をしたり、中には体調に変化が見られることがございます。
まる子ちゃんも、ワンちゃんがあまり好きではないこともあり、最初は慣れず、
たいへんでいらっしゃったとのことでございますね。
まる子ちゃんには、よく頑張ったね、と褒めてあげたくなりますね。
以下、多頭飼いをされるときにご注意いただきたい点をご案内させていただきます。
参考にしていただければ幸いです。

1.「縄張りへの不安」を和らげる
ワンちゃんにとって、「縄張りを取られる」という不安はたいへん大きなものです。
先住犬のまる子ちゃんにとって、「あなたの場所は、ちゃんと守られているよ」と
教えてあげましょう。
元気いっぱいなたまえちゃんにタジタジになってしまっても、
逃げ込める場所があるということは、まる子ちゃんに大きな安心を与えられるでしょう。
まる子ちゃんのケージやキャリーバッグなど、お気に入りの場所に、
たまえちゃんが入ったときには、「ここはお姉ちゃんの場所だから、ダメよ」と
出してしまいましょう。
もちろん、たまえちゃんの落ち着くところがあることも好ましいのですが、
まずは、まる子ちゃんが落ち着けて、安心できる大好きな場所を用意していただき、
いつでも逃げ込めるようにしておきましょう。

2.「群れの順位への不安」を和らげる
ワンちゃんには集団を群れと考える特性があり、群れの中での自分の位置が明確であることが、
たいへん重要です。ワンちゃんたちの順位を正しく扱うことにより、
まる子ちゃんとたまえちゃんのまるたまママ様への信頼感を深め、
群れへの安心感を作っていきましょう。

(1.)先住犬を優先する
すべてにおいて先住犬を優先することがたいへん重要です。
このことには、飼い主様が視線をむける順番、名前を呼ぶ順番、家や部屋に入る順番
なども含まれます。

(2)群れの理にあった叱り方をする
叱る際には、群れの理屈にあった叱り方をします。
まるたま様の行動が、まる子ちゃんを優先したもので、そのことに対して、
たまえちゃんが怒って自分をアピールしてきても、知らん顔をなさってください。
たまえちゃんがまる子ちゃんに対して、嫉妬してまる子ちゃんに噛む素振りを見せたら、
低くて落ち着いた声で、「いけない」などとご家族で決められた言葉で叱ります。
これは、「上位のお姉ちゃんに対して、そのようなことをしてはいけない」、
と叱るのであり、まる子ちゃんをかばわないようにしましょう。
かばうということは、まる子ちゃんが弱い立場であるということを周囲に
示してしまうことになります。あくまでも、まる子ちゃんを上位で強い存在だとして
扱うことが重要でしょう。
反対に、下位のたまえちゃんがまる子ちゃんを噛み、そのことに対して、
まる子ちゃんがたまえちゃんに対して怒った行動であれば、
群れの上位のワンちゃんが下位のワンちゃんをたしなめる行動ですので、
知らん顔をしていましょう。
群れの中で順位が明確でないときには、ワンちゃんたちがケンカをして、
決めようとすることがあります。
ケンカに対しては、ワンちゃんたちの世界のことですので、もちろん、一緒にいるときは、
必ずご家族の目が届くようにしていただければと存じますが、子犬ちゃんが先住の
ワンちゃんに教わることも多く、ある程度の喧嘩を通して、
先住のワンちゃんが自分を優位な立場であることを子犬ちゃんに伝えることも重要でしょう。
また、このようなことを通して関係や群れ全体が安定していくことが一般的です。
飼い主様は群れの統率者としてワンちゃんたちを落ち着いて見守っていただくと
よろしいのではないかと存じます。
ただし、生活の中ではそうとばかりいってはいられないことがあります。
とにかく2頭を引き離したいというときは、ボールを投げたり、
ドアをあけて歩いたりして、ワンちゃん達の気持ちを他のものにそらすとよろしいでしょう。

また、ご高承のように、マウンティングというのは、自分が上位であることを主張したり、
あるいは上下関係が明確でないため、「はっきりしよう」という行動でもあります。
下位の子が上位の子にマウンティングをしたら、このときも低くて怖い声で
ご家族で決められたことばで、「いけない」などと叱り、やめたら褒めましょう。

(3)統率するのは飼い主様だということを示す
まるたまママ様が、ワンちゃんたちに対してきちんとリーダーシップを取ることが、
群れの安定のため、重要です。例えば、「オスワリ」という指示を使うなどなさって、
飼い主様の指示にしたがうと良いことがあるという流れを作るなど、
しっかりと飼い主様の存在をワンちゃんたちに見せるようにしましょう。
例えば、まるたまママ様がまる子ちゃんとたまえちゃんがお留守番をなさっているときに、
他のご家族様がご帰宅なさったら、一番に挨拶をなさるのは、まるたまママ様へ
「ただいま」とおっしゃっていただき、次にまる子ちゃんに、たまえちゃんは最後になさる
など、お宅は人間のご家族様中心に回っていることが伝わるようにしましょう。

2.愛情への不安を和らげる
まる子ちゃんに対するまるたまママ様の愛情は、
今までどおりであることをしっかりと伝えてあげましょう。

(1)嫉妬心を抱かせない
先住犬であるまる子ちゃんの前でたまえちゃんを構わないほうがよろしいでしょう。
まるたま様のお宅では、まる子ちゃんを構うと、たまえちゃんが怒るとのことですが、
まる子ちゃんに対して、唸ったり、怒ったりしたら、低い声でしっかりと叱りましょう。
たまえちゃんが唸っても、怒っても、まる子ちゃんを構うのをやめて、たまえちゃんを
構うことはなさらないほうがよろしいでしょう。

(2)たまえちゃんが来て、もっと楽しくなったとまる子ちゃんに思わせる
たまえちゃんが来てから、まるたまママ様を取られたような気がして、
「少しも楽しくない」とまる子ちゃんは思っているかもしれません。
子犬ちゃんが来てから、「余計に楽しくなった」と思わせてあげましょう。

(3)一対一の時間を作る
なるべくまるたまママ様がまる子ちゃんと一対一で過ごす時間をお作り頂き、
まるたまママ様の愛情は今までと変わらないことをまる子ちゃんに伝えてあげましょう。

根気強く、対応なさり、お互いの立場が明確になることで、群れが落ち着き、
いつの間にか2頭のワンちゃんたちが、並んで愛らしい寝顔に
安らぎをお感じになられる日がくるかと存じます。
ご心配に思われることもお有りかとは存じますが、
ゆっくりと見守ってあげてくださいませ。

夏の疲れの出やすい時期でございますが、まるたまママ様におかれましては
くれぐれもお体ご自愛ください。。
ワンちゃんたちと素適な秋をお過ごしくださいませ。

なお電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



Re: ケンカ&マウンティング

- まるたまママ

2012/09/11(Tue) 16:10

No.1639

お忙しい中、ご丁寧なご回答をいただき、とても感謝しております。 教えていただいたことを、なるべく頑張って実行していこうと、思います。
たまえが来た当初のまるこに比べれば、だいぶ距離が縮まって来た2匹ですが、喧嘩&とマウンティング」という新たな問題で困り果てていたので、読んで少し気持ちが楽になりました。

教えていただいたことを、実行しながら、それでも大変な時には、またご助言よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。



Re: ケンカ&マウンティング

- ドッグライフカウンセラー  三留

2012/09/12(Wed) 13:43

No.1644

まるたまママ 様

この度はご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございます。
いつも応援いたしております。何かございましたら、お気軽にお声掛けいただければと存じます。

朝晩はずいぶん秋の風を感じるようになりました。お散歩が心地よい季節の到来でございますね。
まるたまママ様におかれましては、まるこちゃんとたまえちゃんと素敵な秋をお過ごしください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



要求吠えの改善

投稿者:くまちゃん

投稿日:2012/09/10(Mon) 12:19

No.1634

生後8ヶ月のトイプードル(女の子)についてです。
掲題の通り、要求吠えで困っています。
状況は下記の通りです。

【1】さみしがりからの要求吠え
基本的に性格が甘えん坊であるため、一人でケージに入れ我々が別の部屋にいる際には、さみしさから吠えることが多々あります。
しかしながら、分離不安になっても困るので、あえて一人にさせる時間を作っている状況です。

【2】興奮からの要求吠え
散歩に行くことが好きで、我々が散歩の準備を始めるのを見るとうれしさから興奮して吠え始めます。
また、散歩中も大好きな公園が見えてきたり、他の犬を見かけて、遊びたいと思うと興奮して吠えることがあります。

状況は上記の通りですが、いずれのケースも要求吠えをした際には応えない(吠えても一人で居させている部屋へは行かない、散歩中は歩行をやめるなど)ことを徹底しているのですが、どうもうまく言っていないのが現状です。
要求吠えには応えないのは続けるべきと考えていますが、このまま根気よく同じやり方を続ける以外にも、更なる改善方法は
ないでしょうか。

宜しくお願い致します。

Re: 要求吠えの改善

- ドッグライフカウンセラー  三留

2012/09/11(Tue) 19:53

No.1642

くまちゃん 様

夜空に浮かぶ月が美しい頃でございますが、
くまちゃん 様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
トイプードルちゃんは8ヶ月になられ、可愛さの中にも少しずつ大人の表情が
見えてくる頃ではないでしょうか。お健やかなご成長が楽しみでございますね。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
トイプードルちゃんの要求吠えにお困りとのことでございますね。
早速、ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことを
何とぞご了承くださいませ。

ワンちゃんは、「自分で何かしたときに周囲で何がおきたか」ということをたいへん良く
みており、この経験をもとに、次に自分でする行動を決めていきます。
例えば、ケージに入ったとき、くまちゃん様のそばでもっと遊んでいたいと、
甘え上手の可愛らしい声でクンクンと甘えて声を出したときに、
「どうしたの?」と声をかけてみたり、目を配ったりなさると、
「鳴けば構ってもらえる」ということを覚えていきます。
ワンちゃんは、とにかく、構って欲しい、愛して欲しいと、社会性豊かな、
愛情に貪欲などうぶつですので、飼い主様が目を配ることだけでも、
ご褒美となってしまいます。
このようなことを下地として、ワンちゃんは要求するときに吠えるようになることが
一般的でございます。

したがいまして、トイプードルちゃんが何かを要求して吠えているな、というときには、
今、くまちゃん様がすでになさっていらっしゃるように、
知らん顔をしていただき、「吠えても無駄だ」ということを教えてあげることが基本です。

ワンちゃんは一度上手くいったという行動に対しては、
かなり強く執着するため、知らん顔をしていると、いつまでも吠え続けるのですが、
このときに根負けをしてしまうと、「やっぱり、頑張って吠えた甲斐があった」
ということで、ますますトイプ-ドルちゃんにとって、吠えることが大切な手段に
なってしまいます。
このようなときには、もう一頑張りしていただき、相手にしないようになさることが
重要です。そして、あきらめて静かになってから声をかけることで、
静かにしているときに良いことがあると教えてあげましょう。

しかしながら、日常生活の中ではご近所の手前、鳴いてもそのままにしておく
ということが難しいこともあると思います。
「鳴いた後に、いいことがあった」と思わせないことが重要ですので、
日頃からくまちゃん様の指示に従ったらいいことがあったと思わせるように
するのもよろしいでしょう。
トイプードルちゃんをケージやサークルから出したり、オモチャで遊んであげるなど、
何かしてあげるのは、鳴いた後ではなく、オスワリという飼い主さんの指示に
従ったときだというように教えてあげることも望ましい方法でしょう。

トイプードルちゃんは、寂しいときと、興奮したときに、要求吠えがみられる
とのことでございますね。
どちらも、要求しているときには、かまわないとのことが大切ですが、
良い状態でいるときに、褒めてあげることがたいへん重要です。
例えば、別の部屋でトイプードルちゃんが一頭でいらっしゃり、吠えていないときに、
声をかけてあげたり、「お利口ね」と褒めてあげます。
また、傍にいてほしくて吠えているのですから、吠えたら、くまちゃん様は背中を向けて
トイプードルちゃんの傍から離れるようにするのもよろしいでしょう。
また、「ケージの中は安心できる場所だ」と思わせて
あげるようにすることも重要でしょう。

ケージの中を安心できるお気に入りの場所にしてあげるためには、
叱ったときにケージに入れるのではなく、ケージに入ったら良いことがあると
思わせるようにしましょう。
ケージに布をかけてあげることも安心して落ち着いた雰囲気にするために
有効でしょう。ケージに入ったら褒めていただいたり、大好きなことをした後に
ケージの中に入れるとよろしいでしょう。
また、ケージから出すときには、静かにしているとき、
「おすわり」と指示をなさって指示に従ったら、出すようになさるとよろしいでしょう。
吠えているときに、良いことがあるのではなく、静かにしているとき、飼い主様の指示に
したがったら良いことがあると感じるようにしましょう。

トイプードルちゃんは興奮したときに吠えるとのことですね。
どうしても子犬ちゃんのうちや若いワンちゃんは、興奮しやすいのですが、
一度、興奮して吠え始めると、なかなか止まないこともございます。
成長するにしたがって落ち着くようになることも多いのですが、
トイプードルちゃんが興奮しているときほど、ご家族様は冷静に、
ゆったりと落ち着いた様子でいらっしゃったり、興奮が冷め、落ち着いてきたら、
声をかけたり、遊んであげるようにしていただければと存じます。
遊びたいよ、と吠えているとき、吠えたら遊べなくなると教えるために、
相手のワンちゃんから離れてしまわれるのもよろしいでしょう。

くまちゃん様は、トイプードルちゃんを分離不安にしないように、日頃から注意を
なさっているとのことでございますね。
独りでいることに、特別な感触を与えないようにすることは必要なことでございます。
また、独りでいられたら、褒めていただくことで、
ワンちゃんに自信を持たせてあげることも大切でしょう。
しつけ・健康情報サイト「どうぶつ相談室」には、分離不安について記事がございます。
よろしければ、ご参考までにご覧いただければと存じます。
http://www.anicom-page.com/labo/2009/04/post-240.html

トイプードルちゃんのお健やかなご成長を心からお祈りいたしております。
くまちゃん様とトイプードルちゃんが、笑顔いっぱい、楽しくお過ごしになられますよう
いつも応援いたしております。
なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際にはお気軽に
ご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。