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鳴き声

投稿者:みやじ

投稿日:2014/01/30(Thu) 10:25

No.3390

保護犬ダックス推定6歳です。

この子はワンワンと鳴くことがなく、何故か「フニャー!フギャー!ヒャー!」と変な声で全力で大きく鳴くんです。
特に外出した際や支度している時に鳴きます。
その時は周りが見えていないようで必死なんです。

前飼い主は愛情を注がず、虐待していたようで人間に心を開いたのが私が初めてのようです。

私の姿が見えなくなると寂しさや不安で鳴いていると私は思っております。
お留守番も我が家に来た当時は1匹でしたのでやはり変な声で鳴いておりましたが、弟犬を迎え入れてからは落ち着いたようで大人しく待っていられます。

外に連れて行くのが恥ずかしくなる程の声を出します。

どのようにしつけていけばいいのかアドバイスお願いいたします。

Re: 鳴き声

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/01/31(Fri) 15:41

No.3393

みやじ 様

早いもので、新しい年を迎えてから1か月が過ぎようとしていますが、
みやじ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
ダックスちゃんの鳴き声にお困りとのことでございますね。
早速、ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことを
ご了承くださいませ。

ダックスちゃんは、みやじ様のような素敵な方に出会い、初めて心を開くことができ、
そのみやじ様にご家族として迎えられることができ、本当に幸せでございますね。
みやじ様の手に抱かれるまでは、恐怖や不安の中、小さな体でがんばって
きたのですね。
常に不安で、常に緊張を強いられる状況を体験してきたことも想像され、
みやじ様がおっしゃるように、ダックスちゃんは、みやじ様がいらっしゃらなくなる
のではないか不安になったり、いらっしゃらないことが寂しくて鳴いているのかも
しれませんね。
幸いなことに、みやじ様のご配慮で、新しく弟のワンちゃんをお迎えになられ
落ち着かれてきたご様子ですので、
ダックスちゃんがリラックスをして、次第に落ち着いていくまで
あと一歩というところまでいらっしゃっているのではないでしょうか。
以下、ポイントとなる事柄をご案内いたますので、ご参考にしていただければ
幸いでございます。

1.穏やかな毎日を繰り返す
いつもと同じように落ち着いた生活を繰り返すことで、ワンちゃんは安心
していきます。いつも通る散歩道、散歩の後にはみやじ様から食事をもらい、
みやじ様の穏やかな笑顔に安心をする・・・何気ない毎日の繰り返しの中で、
ダックスちゃんは、もう安心していいのだと感じるのではないでしょうか。
根気強く、見守るうちに、何だかこの頃、鳴き方が変わってきたね、と感じる
ようになられるかと存じます。

2.心配な気持ちを見せない
ダックスちゃんの不安そうな泣き声や表情をご覧になると、みやじ様もご心配
かと存じますが、心配そうなご様子をダックスちゃんにお見せにならないほうが
よろしいでしょう。
また、これまで可哀想だってねと、なぐさめるような表情もなさらないほうが
良いでしょう。
ダックスちゃんの鳴き声にも心を痛めていらっしゃるかと存じますが、
鳴いている様子や声にも、みやじ様は表情をお変えになったり、なだめたり、
声をかけたりなさらず、今を生きるダックスちゃんに、素敵なみやじ様と出会えて、
ダックスちゃんは世界一幸せよ、と声をおかけください。
楽しそうに、なるべくリラックスした雰囲気を作ってあげていただき、
ゆっくりと、ゆったりと、見守ってあげてください。

3.お家に中に、安全で安心できる場所を作る
もともと、穴倉のようなところで暮らしていたと考えられるワンちゃんですので、
狭くて、自分から周囲は見渡せるけど、周囲から自分の姿は見えないという所に
安心を覚えます。
クレートやバリケンなどが適していますが、これ以外でも、サークル、ケージ、
ドーム型のベッドやダンボールなどでもよろしいでしょう。
中に大好きなみやじ様の匂いのする着古した洋服やお気に入りのクッションや
タオルなどを入れてあげるとよりくつろげるかもしれません。
また、お留守番のときだけ、ケージやサークルなどに入れるのではなく、
お食事の後やお散歩の後などにゆったりとくつろぐ場所になさるなど、
心地良い場所、安心できる場所だとダックスちゃんが感じるようにして
いただければと存じます。

4.さりげなく外出し、帰宅する
ダックスちゃんは、みやじ様がお出かけの支度をなさったり、ドアを開けて外出
される際に鳴くとのことでございますね。
「外出してしまうかもしれない」という不安がワンちゃんを苦しめると考えられて
いますので、ダックスちゃんがみやじ様の外出を連想する行動があれば、
この行動の後、外出をなさらないようになさることも大切でしょう。
例えば、バッグを持ったまま、お宅でお過ごしになったり、
鍵を持ったままソファに座って新聞を読んだり、鍵を持って部屋を出ても、
トイレに行くだけですぐに戻るなど、ワンちゃんの不安につながる連想を断ち切って
あげてくださいませ。
出かけるときはさりげなく、また、ご帰宅なさったときもさりげなくなさることで、
みやじ様の外出が特別なことではなく、日常の一コマであることを教えてあげましょう。

5.鳴かないでいたら、褒める
いつもなら鳴いてしまうような状況でも、鳴かないでいたり、
オスワリなどの指示をなさって、指示にしたがったり、良い状態のときには褒めて
いただき、自信をつけさせてあげましょう。
みやじ様のご不在にも、少しずつ慣らしてあげてくださいませ。
例えば、ゴミを出すときなど、短時間から、新しくお迎えのワンちゃんとお利口さんに
過ごせたら「すごいね、お利口ね」と褒めてあげましょう。
ご不在の時間は、少しずつ、短時間から延ばしていただくとよろしいでしょう。
また、お出かけの予定のある日には、長めのお散歩をなさって、疲れて
ウトウトするような状況を作っていただくのもよろしいでしょう。

6.自信をもたせる
新しいワンちゃんをお迎えになられ、お兄ちゃんとして自信を持たせていただく
良い機会でございますね。
声をかける順番、目を配る順番、様々な状況で、ダックスちゃんを優先して
いただき、ダックスちゃんの目にも、新しくお迎えのワンちゃんの目にも、
ダックスちゃんが強くて頼もしく映るようにしてあげましょう。

7.みやじ様の自信や毅然としたご様子を見せる
みやじ様がいらっしゃれば、守ってもらって安心だということをダックスちゃんに
伝わるようにワンちゃんの顔色を見たり、要求を叶えたりするのではなく、
みやじ様に主導権があり、みやじ様を中心に、この家は回っている、ということを
しっかり伝えるようにしていただければと存じます。

みやじ様とワンちゃんたちの笑顔いっぱいの毎日を心から応援いたしております。
なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

少しずつ春の温もりを感じる頃ですが、
まだまだ厳しい寒さが続くと思われます。
みやじ様におかれましては、くれぐれもご自愛くださいませ。
今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。



Re: 鳴き声

- みやじ

2014/02/02(Sun) 11:01

No.3396

的確なアドバイスありがとうございます。

そうなんです。
彼(ダックス)にとって私の存在は何物にも代えられないくらい強い愛情を持ってくれているようです。
私もとても嬉しいですし、幸せです。

それと、私の書き方が少し悪かったのかもしれませんが、彼を含めて外出する時(お散歩を含め、ドライブやペット同伴可のショッピング等)も同じ声で鳴き叫ぶのです。
一緒に居るのにも関わらず鳴くのは何が不満で不安要素なのかもわかりません。
周りからも「躾のできていない子ね」と言われたことも何度もあります。

外は大好きなんです。

車での移動時はキャリーに入れています。キャリーに入ることが当たり前なんだと教えてから自分からもすんなり入ります。
でもその中で目的地に着くまでずーっと鳴いてるんです。
自分から乗り込むくらいなので、車での移動が嫌いというわけでもないんです。

不安になりやすい子なんだということはわかりますが、どうやったら少しでも安心してもらえるのかと思ってます。



Re: 鳴き声

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/02/04(Tue) 14:11

No.3398

みやじ 様

この度はご丁寧にご返信をいただきまして誠にありがとうございます。
ダックスちゃんが、運命の人であるみやじ様の温もりに包まれ、
幸せそうに過ごすご様子が目に浮かぶようでございます。

先日のご案内に実際のご様子に沿わない部分があり、誠に申し訳ございませんでした。
ダックスちゃんは、みやじ様がお出かけになるときだけではなく、
一緒にお出かけをなさるときにも、吠えるのでございますね。
ワンちゃんが吠えることには、さまざまな要因が考えられますが、
吠えることが「注目を浴びるための手段」になっていることがございます。
ダックスちゃんの様子をご覧になられて、みやじ様をはじめ、
周囲の皆様の関心を得る手段になっているということはございませんでしょうか。
このような場合、「吠えても周囲の関心は得られない」とダックスちゃんが
分かるようになさることが重要です。
状況にもよりますが、例えば、車の中でキャリーに入っているときなどに
ダックスちゃんが吠えても声もかけず、
あきらめて吠えるのを止めて静かになったときがあったら、
声をかけたり、体を優しくなぜたりしていただくとよろしいでしょう。
また、どのようにすることが好ましいかをダックスちゃんに教えていただくため、
日頃から、「オスワリ」などの指示を上手にお使いになり、
ダックスちゃんが指示にしたがったときや、落ち着いて静かにしているときに褒める
など、好ましい状態のときに、嬉しいことをしてあげることを根気強く続けて
いただければと存じます。

お散歩やショッピング時に吠えるのは、怖かったり慣れなかったりするから
かもしれませんね。
他のワンちゃんや人が、怖い存在ではなく、好ましい存在だとダックスちゃんに
感じさせてあげるため、怖い、嫌だという状況と、ダックスちゃんの好きなことを
関連付けた経験をさせていただくのもよろしいでしょう。
例えば、お散歩のとき、向こうから近づく飼い主さんに連れられたワンちゃんに
対していつも吠えるのであれば、
まだある程度の距離があって、ダックスちゃんが吠えていない状態のときに、
落ち着いた、穏やかな声で、「オスワリ」などと声をかけてみてはいかがでしょうか。
みやじ様は、相手のワンちゃん連れの方とダックスちゃんとの間に
まるで、「ダックスちゃんを守ってあげる」という感じで位置を取っていただき、
また、ダックスちゃんの好きなオモチャなどで気持ちをそらしてあげてください。
吠えることなく、相手のワンちゃんが通りすぎたら、褒めてあげていただき
褒められることで、「大丈夫だ」と自信をつけてあげましょう。

また、お散歩のときや外出の際など、歩くとき、お宅の出入り、お部屋の出入りなど
みやじ様が堂々と先をお歩きいただき、いつもみやじ様に率いられ、守られている
ことをダックスちゃんに伝えていただければと存じます。

恐らく、ダックスちゃんの心はみやじ様に出会うまではかたくなだった
のではないでしょうか。ダックスちゃんの心を開き、たくさんの愛で満たすみやじ様は
ほんとうに素晴らしい方ですね。
ダックスちゃんと笑顔いっぱいの日々の積み重ねのうちに、
あんな日があったね、といつか思い出としてお話になる日がやってくるかと存じます。
いつも応援いたしております。
また何かございましたら、お気軽にご相談ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



ゲージと夜泣き

投稿者:にゃっき

投稿日:2014/01/28(Tue) 07:48

No.3387

6か月 柴 ♂についての相談です。
2か月の時に小さめのゲージを購入して、夜は中に入れてねていました。最近体重が7キロになり、自宅に迎えた時の体重
の3倍にもなりましたので、ゲージが手狭になってきています。
中にベッドを購入しなおして入れていますが、ゲージのスペースの3分の2になり、水がおけるスペースがあるのみです。またゲージのかんぬきも手で開けてしまい、自分でゲージから出てきます。夜寝るときはゲージに抱いて連れて行き扉を閉めています。
家族の寝室と別の階にひとりで寝ていますが、昨晩ゲージの外に出て、騒ぎ夜泣きと遠吠えをしてしまいました。近所迷惑になるため、結局私の部屋に来てしまい、その後は安心して布団の上で寝てしまいました。たまたま夫が出張で自宅にいなかったのでこのようにしましたが、今後こういったことが続くと、自分のスペースがお互い保てずにいるのではないかと思っています。昨晩もほおっておいてと思ったのですが、ご近所迷惑になると困りますし…
散歩は朝晩2回です。日中はひとりで留守番ですので、日中によく寝てしまっているのかもしれませんが。昨日の夕方の散歩は短めでした。

最近はパワーアップしてとにかく遊んでくれと、ボールを持ってくるのですが、自宅にいる間ほぼ遊んで攻撃で正直大変になってきました。またゴミ箱あさり・マウンティングも目立つようになりました。
また階段を降りられるようになりましたので、行動範囲が広くなり、寝室階でおしっこもするようになってしまいました。
今まではゲージのあるリビング階のみで、決められた場所に排泄してましたが、元に戻った感じです…
アドバイスをいただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。

Re: ゲージと夜泣き

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/01/30(Thu) 14:05

No.3392

にゃっき 様

春の訪れが待ち遠しい頃でございますが、
にゃっき様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
ご案内をさせていただきたく存じますが、一般的なご案内となりますことを
ご了承くださいませ。

にゃっき様のお宅では、柴犬ちゃんをご家族に迎えられて数ヶ月が経ち、
お健やかにご成長のご様子、何よりでございます。
柴犬ちゃんくらいの月齢のワンちゃんは、エネルギーに溢れ、やんちゃ盛りということに加えて、
経験の中からさまざまなことを学習することで、今までしなかった行動をして飼い主様を戸惑わせる
頃でもございます。
そのため、「可愛いけど、こんなにたいへんだとは思わなかった」と
多くの飼い主様がおっしゃる時期でございますが、にゃっき様におかれましては
いかがでしょうか。

さて、6ヶ月になる柴犬ちゃんは、夜鳴きをして、にゃっき様を困らせてしまったとことで
ございますね。
ワンちゃんは、自分がした行動の前後に周囲に何があったかという経験をもとに、
さまざまな行動を選択するようになります。
また、一度、上手くいったという行動に関しては、ワンちゃんはかなり執着します。
したがいまして、ワンちゃんが何かして欲しいと要求して吠えているときに
相手をしてしまうと、「吠えれば思うようになる」ということになってしまうことがございます。
鳴いてもにゃっき様は視線もむけず、知らん顔をしていただき、
柴犬ちゃんが静かにしているときや、指示に従ったときに、声をおかけいただくなど、褒めて
あげることが望ましいでしょう。

ただ、吠える行動は、ご近所へのお気遣いもありますので、なかなか難しいのですが、
柴犬ちゃんの目からみて、「吠えたから、何かしてくれた」と思わせないようになさることが重要で
ございます。

そのためには、「鳴いたから寝室につれていく」というのではなく、
あらかじめご夫婦の寝室の中に、柴犬ちゃん用ベッドを用意なさって、
同じ部屋だけど、違う布団で眠るとなさってもよろしいでしょう。
また、にゃっき様と同じ布団やベッドで眠るのであれば、
お入れになる前に、「オスワリ」と指示をなさって、オスワリをしたら、「言うことを聞いたから入れて
あげる」というようなさるとよろしいかもしれません。

ドアをあける部屋に入るときにも、にゃっき様が「オスワリ」と指示をなさって、
指示に従って、落ち着いてから、「よし」と入らせてあげましょう。
にゃっき様の許可が出て、初めて要求がかなうと、何かにつけて感じさせてあげてくださいませ。
「ご主人様やにゃっき様が中心にお家の中が回っている」ということをしっかりと示すため、
入る順序は、ご主人様やにゃっき様が先に、柴犬ちゃんは後、そして、いつも毅然と堂々と
胸をはって行動なさると、なお望ましいでしょう。
このことは、日常的に、習慣付けていただければと存じます。

柴犬ちゃんは、「遊んで」とボールを持ってくるとのこと、可愛いですね。
このときも、そのまま遊ぶのではなく、
「オスワリ」と指示をなさることで、主導権をにゃっき様が持つようになさると望ましいでしょう。
ご主人がご帰宅なさったら、お家の中の順序を示すため、まずにゃっき様に声をかけて
いただき、興奮が冷めて落ち着いた状態の柴犬ちゃんに、「ただいま」と声をかけていただくと
よろしいでしょう。

柴犬ちゃんくらいの月齢のワンちゃんは、だんだん自分と周囲の方との力関係を認識するように
なりますので、柴犬ちゃんに「何でも思うようにすることができる」と思わせないようになさる
ことがたいへん重要でしょう。
ちょうどこのころのワンちゃんは、元気いっぱい、パワーアップしてきて
パパやママは「ああ、疲れた」と、振り回されてしまいますが、
「パパやママは自分を守ってくれる人」だとしっかりと示すためにも、
堂々と、毅然とした態度で、にゃっき様を中心にお家の中が回っていると思わせて
あげましょう。

また、ケージの中やケージのあるリビングを、柴犬ちゃんの安心できる場所にするように
することも、重要でしょう。
このためには、リビングが楽しく遊べる楽しい場所にしていただいたり、
ケージに入ったら褒めてあげたり、
ご褒美をあげたりすることを繰り返していただくとよろしいでしょう。
ワンちゃんの行動は、どんどん変わっていきますので、
どうしようとお思いになられることもあるかと存じますが、
あきらめず、根気強く、自信ありげに、対応いただくことが大切でございます。

行動範囲が広くなると、時には手を焼いてしまうこともあるかと存じますが、
入って良い場所、いけない場所を決めていただき、入っていけない場所には、柵などを
利用なさるなど、入れないようにしていただくと、
日常生活がスムーズに、にゃっき様もホッとくつろいでいただけるかもしれません。

また、ワンちゃんはゴミ箱あさりが大好きですが、危険がいっぱいですので、
ゴミ箱は柴犬ちゃんの手の届かない場所に置いたり、
しっかりと蓋が開かないタイプのものに変えてしまわれてはいかがでしょうか。

柴犬ちゃんの散歩は一日2回なさっているのでございますね。
たいへんかと存じますが、散歩でしっかりとエネルギーを発散させることは
たいへん重要でございます。
お散歩のときにお宅を出るときも、にゃっき様が先にお出になり、
なるべくにゃっき様が前を歩くようになさって、
寒い時期ですが、お散歩でのコミュニケーションを楽しんでいただければと存じます。

柴犬ちゃんがいけないことをしたときには、たくさんの言葉で叱るのではなく、
低くて落ち着いた声で、今あなたがしたことはいけないのよ、ということが的確に
柴犬ちゃんになるべくよく伝わるように、胸を張って、堂々と叱るようになさってくださいませ。
叱る言葉は、ご主人様と決めていただき、一貫性をもって、対応なさることが重要でしょう。
また、ワンちゃんにとって、高くて真ん中が良い位置ですから、
柴犬ちゃんにソファやベッドで良い位置を譲ってしまわないようになさるとよろしいでしょう。

柴犬ちゃんは、行動範囲が広くなって、トイレ以外のところで排泄するようになったとのことで
ございますね。
ケージの中から見たトイレの場所がわかっていても、ケージの中から出て広いところに行くと、
どのようにしてケージに戻ったらいいのか分からなくなるのはどのワンちゃんも同じで
ございますので、ワンちゃんには行動範囲が変わるたびにトイレへの道筋を教えてあげること
が必要となります。
そのためには、「そろそろするかな」というタイミングを見計らっていただき、
声をかけながらトイレに誘導してあげ、出来たら褒めることの繰りかえしを続けることが
必要でございます。
このときに、「トイレ、トイレ」などと何か掛け声を決めていただくとよろしいでしょう。
出来る状況をなるべく作ってあげ、成功体験を積ませてあげます。
多少はみ出していても大目に見てあげて、トイレシートの上で少しでも排泄ができたら
たくさん褒めてあげてください。
偶然であっても成功をしたら褒めてあげ、成功の割合を少しずつ大きくしてあげましょう。
繰り返す中で、自分からトイレへ行こうとするときがくるかと存じますので、
それまでは根気強く見守ってあげてくださいませ。

また、カーペットやマット類などのトイレシートに似た感触の物が行動範囲にあると、
区別がつかなくなることがございます。
もし可能であれば、カーペットを取り外していただいたり、いつも粗相をしてしまう場所が決まって
いる場合、その上にトイレシートを敷くことで、その場所をトイレの場所にしてあげると
よろしいでしょう。

また、いつも遊ぶリビングや寝室へ通じる廊下などにもう一つトイレを作ってあげても
よろしいでしょう。
この際に、失敗を減らすために最初はサークルを使うのも有効な方法でございます。
トイレ用のサークルをつくり、中には全部トイレシートを敷いておきます。
トイレシーツが敷き詰めてあるので、結局、サークルの中は全部トイレになりますから、
トイレにさえ柴犬ちゃんを連れて行ってあげれば、まず成功体験をさせてあげられます。
排泄をしたら褒めてあげることで、排泄をすることにプラスのイメージを持たせ、
ここでしたらいいのだよ、ということを教えてあげましょう。
しばらくすると、いつもするトイレシート、しないシートができてきますので、
少しずつトイレシートのスペースを狭めることで、最終的にはトイレシート1枚で
できるようにしていきます。
また、サークルが邪魔であれば取り払い、トイレシートの位置を動かしたいときには、
柴犬ちゃんが戸惑わないように、数センチずつ移動させるのもよろしいでしょう。

柴犬ちゃんが粗相をしたときには、つい声をあげてしまったり、怒りたくなってしまうかも
しれませんが、このときに叱ったり、大きな声を上げると、ワンちゃんが排泄行為を悪いこと
だと思い隠れてするようになったり、
「注目を浴びたこと」=「ご褒美」だと思いトイレではない所ですることがございます。
このため、粗相をしても余計な言葉をかけず、何もなかったかのように片付けていただいた方
がよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
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にゃっき様と柴犬ちゃんの笑顔に溢れる毎日を心から応援いたしております。
今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。



下部尿路疾患の食事療法について

投稿者:アクア

投稿日:2014/01/28(Tue) 07:13

No.3386

2歳になるノルウェージャンフォレストキャットの女の子です

ストルバイト結石およびシュウ酸カルシウム結石があると診断され、ロイヤルカナンphコントロール0を食べ続けるように医師に言われ、食事を切り替えてから、1か月で尿はきれいになりました。

今後も療養食を食べつつけるように指示されましたが、phコントロール0を与え続けても問題はないのでしょうか?
長毛種なので毛玉ケアの食事も与えたいのですが、混ぜない方がいいのでしょうか?
同居猫にもphコントロール0を与えるように指示されましたが問題ないでしょうか?

何か目安となるアドバイスを頂戴できればと思っております。
何卒宜しくお願い申し上げます。

Re: 下部尿路疾患の食事療法につ...

- 獣医師 山田

2014/01/29(Wed) 15:59

No.3389

アクア 様

厳しい寒風が吹く頃ですが、アクア様におかれましてはお変わりなく
お過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
アクア様のノルウェージャンフォレストキャットちゃんの
ストルバイト結石とシュウ酸カルシウム結石が、pHコントロール0をお与えになられ、
尿がきれいになられたとのこと、よろしかったですね。まずは一安心なさっていらっしゃったことと存じます。
さて、今回のご相談は、「今後もロイヤルカナンpHコントロール0をお食事で与え続ける
こと」、「毛玉ケアの食事も与えたいが、混ぜない方が良いのか」、「同居ネコちゃんにも
pHコントロール0を与えても問題がないのか」について、でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際にネコちゃんのご様子を拝見
しておりませんので、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承下さいませ。

アクア様のノルウェージャンフォレストキャットちゃんはストルバイト結石および
シュウ酸カルシウム結石が出ていたのですね。
尿石症は尿路結石症ともいわれ、尿に含まれるリン、カルシウム、マグネシウム
などのミネラル成分が腎臓、膀胱、尿道などの泌尿器で結晶化し、結晶化したものが
集まって結石となるため、さまざまな症状を引き起こす病気です。
特にネコちゃんでは尿がアルカリ性に傾くことで形成される
リン酸アンモニウムマグネシウム結石(ストラバイト結石)が多く見られます。
結石の形成については、食事の種類やビタミン・ミネラルバランスの悪さ、
飲水量の不足、肥満や運動不足、細菌による尿路感染、遺伝的体質などが原因
であるといわれています。

形成された尿石の大きさや位置によっては外科手術で摘出する場合もありますが、
結石を溶解させ、結石の形成を予防するために食事療法を行ないます。
他に血尿がみられたり、尿路感染がある場合は止血剤や抗生物質の投与など、
対症療法も併せて行います。

尿石症の日々のケア方法としては、
「調整された療法食を与えていただくこと」、「尿を酸性に傾けるようなお食事を
与えていただくこと」、「肥満を防ぐこと」、「飲水量を増やすためにいつでも簡単に
水を飲める環境を整えること」、「排尿しやすい環境を作ること」などが挙げられます。

さて、アクア様のノルウェージャンフォレストキャットちゃんは現在pHコントロール0
の療法食を食べていらっしゃるとのことでございますね。
このお食事は下部尿路疾患(ストルバイト結石症やシュウ酸カルシウム結石症)の
ネコちゃんのために作られた、マグネシウムなどのミネラル成分が調整された
お食事です。
pHコントロールにはpHコントロール0やpHコントロール1、pHコントロール2
など関連した製品がございます。
この番号による大きな違いは、より積極的に結石を溶かすように調整されているか
どうかで、pHコントロール0がもっとも尿結石を溶解するように調整されたお食事
になっています。
アクア様のノルウェージャンフォレストキャットちゃんは病院の先生に
「お食事を続けるように」と指示されたとの事ですので、尿結石が出来やすく、
お食事でコントロールしないと再発しやすいのかもしれませんね。
その様な場合には、pHコントロール0を継続していただく必要がありますし、
継続して与えることも可能なお食事となっております。
ただ、尿石症のお食事は、結石を溶かしたり、結石ができにくいように調整されて
いますので、
心臓病や腎臓病などの疾患があった場合には、あまり積極的に用いらない方が良い
場合がありますので、pHコントロール0を続けるにあたっては、定期的に尿検査や
健康チェックを病院の先生に行っていただき、先生の判断でお食事を続けるという
事が大切です。
また、現在は尿がきれいになられたということですので、今のお食事の
pHコントロール0からpHコントロール1やpHコントロール2などに
変更して与え続けることも可能です。
ただ、この場合も定期的な尿検査や健康チェックを行っていただくことが大切です。

pHコントロール0と毛玉ケアの食事を混ぜて与えることですが、
尿のpHはお食事により変化しますので、毛玉ケアの食事を混ぜることで尿のpHが
変化して、せっかく療法食を食べていても尿結石が出来てしまう可能性もございます。
尿石症の事を考えたら、毛玉ケアの食事とは混ぜない方がよろしいかと思いますが、
ノルウェージャンフォレストキャットちゃんで長毛種という事から、
毛球症もアクア様におかれましては心配な点かと思います。
かかりつけの先生にも、毛玉ケアの食事と尿石症の食事を混ぜて与えても
尿石症の治療に影響が出ないかどうかをご確認していただきますよう
お願いいたします。

毛球症の予防として、食事以外の方法もございます。
すでに実施されていらっしゃるかもしれませんが
丁寧にブラッシングをすることで、できるだけ飲み込む毛を減らしてあげること、
また、ラキサトーンなどの毛球除去剤を利用していただき、
飲み込んでしまった毛を便と一緒に排泄するように促すことです。
毛球症を防ぐために猫草を利用される方もいらっしゃいますが、
多くのネコちゃんは猫草を食べることで毛玉を吐き出しますので、
毛球症の予防にはなりますが、食道炎などの二次的な障害を起こしてしまう可能性
もありますので、猫草を食べて吐いてしまう場合には、
あまりおすすめはできません。

さて、同居のネコちゃんにもpHコントロール0を与えても問題がないのかどうか
についてですが、療法食ですので、同居のネコちゃんの尿の状態や健康状態で判断
する必要がございます。
かかりつけの先生は、同居のネコちゃんのご様子を診察した上で、
pHコントロール0を与えて下さいと指示されていらっしゃるのかと思います。
先ほどもご案内いたしましたが、pHコントロール0は
下部尿路疾患(ストルバイト結石症やシュウ酸カルシウム結石症)に対しての療法食
ですので、万が一、心臓病や腎臓病などを患っていた場合にはあまり適した食事とは
なりません。
同居のネコちゃんもpHコントロール0を食べるようであれば、
定期的に尿検査や健康状態のチェックをかかりつけの病院さんで行って
いただきましょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

時節柄、アクア様におかれましてもお風邪など召しませぬようお気を付けください。
ネコちゃんもどうかお大事になさってくださいませ。
今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。



布団・・・

投稿者:くまお

投稿日:2014/01/26(Sun) 20:41

No.3384

ミニチュアダックスフンド♂7歳です。
布団類を食いちぎって何枚も買い替えては繰り返しでとても困っています。 ストレスからかなとか散歩を1時間して見たりしましたが変化がないです。
何故こんなことをするのか原因を知りたいです。何かサインでも出しているのでしょうか?

Re: 布団・・・

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/01/28(Tue) 16:02

No.3388

くまお 様

梅の開花に春の訪れが近いことを感じる頃ですが、
くまお様におかれましてはいかがお過しでしょうか。
この度はご相談を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。
さっそくご案内をさせていただきますが、実際のお子様のご様子を拝見していませんので、
一般的なご案内となりますことを何とぞご了承くださいませ。

くまお様のミニチュアダックスちゃんが布団類を食いちぎってしまい、お困りとのことで
ございますね。以下、お伺いした内容をもとに、ご案内させていただきますが
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

ミニチュアダックスちゃんのように、布団やクッションなどを食いちぎってしまうワンちゃんは
比較的多くみられます。
くまお様がなさっているように、エネルギーを発散させるため、お散歩量を十分に確保なさる
ことはたいへん重要なことでございますが、
ミニチュアダックスちゃんの布団類を食いちぎる行動そのものには変化が
なかったとのことでございますね。
布団を食いちぎるという行動は、エネルギーが発散できていないという原因以外にも
次のようなものが例として挙げられます。

1. かじることそのものが面白い
くまお様のミニチュアダックスちゃんのように繊維類をかじる子は多く、布団やクッションの
様な物をみるとかじり、中から綿を出すのに夢中になる子もいます。
かじることで中から物が出てきたり、形が変わったりすることが楽しいのかもしれませんね。
ワンちゃんの中にはプラスチックや木をかじってしまうなど、それぞれ好みがありますので、
まずは、ワンちゃんの生活スペースにワンちゃんが好奇心を示すタイプの物は
置かないほうがよろしいかもしれません。
ミニチュアダックスちゃんが眠る場所に利用されるベッド用の布団も縫い合わせたところが
ほつれ難い、地厚のタオルケットや毛布など、壊すことが難しいタイプのものを組み合わせて
ご利用なさるのも一つの方法でしょう。
くまお様がお使いの布団などをかじってしまうのであれば、ご家族の寝室やベッドに物理的
にミニチュアダックスちゃんが近づけないようになさるとよろしいでしょう。
ケージの周辺をあらかじめ柵などで囲んで生活のスペースを限るようにしておき、
この中なら自由にしても問題がないようなスペースを
あらかじめ決めておくのもよろしいかもしれません。
また、噛みたいというワンちゃんの本能を満たしてあげるためにも、日頃からかじっても
良いオモチャなどを与えることも効果があるかもしれません。
この場合、ワンちゃんの好みに出来るだけ合った素材のものを
与えると良いでしょう。

2.かじると構ってもらえると思っている
ワンちゃんは社会性が豊かなどうぶつですので、とにかく飼い主様に自分を見て欲しい、
声をかけて欲しくて仕方がないという傾向がたいへん強いのが特徴です。
飼い主様に注目してもらうことは、ワンちゃんにとって大きなご褒美となります。
ワンちゃんは、自分がした行動の前後の周囲の状態を大変よく見ており、
経験をもとに次の行動を選択しますが、布団類をかじろうとしたときに、
例えばくまお様がさっと振り向いたり、声をかけるということがあり、
このときの経験をミニチュアダックスちゃんが「構ってもらえた」と思ったりしていると
「構ってもらうためには、かじればいい」と思ってしまうことがあります。
飼い主様が叱っているつもりでも、「だめよ」などと振り向いて声をかけたご様子や、
飼い主様がご帰宅なさったとき、かじった様子をご覧になられるという反応も
ご褒美になっている場合もございます。
「かじっても、いいことがない」「かじらないでいたら、いいことがある」ということを
ワンちゃんにしっかりと示す必要があります。
布団類をかじっているのをご覧になられたときは、
低く落ち着いた声で「ダメ」などご家族で決めた言葉でしっかりと叱り、
噛むのを止めたり、躊躇をしたりしたら、「いい子ね」と明るく褒めてあげましょう。
ポイントは、とにかく落ち着いて低い声で叱ることです。

かじりながら、ワンちゃんがくまお様のほうにチラチラと目を配るなど、
「構って欲しくてかじっている」ということを感じる場合には、
「かじってしまうと楽しい時間が終わる」ということをワンちゃんが理解できるように、
低い声で「ダメ」と叱りながらワンちゃんの傍を離れてしまうことが有効なこともございます。

布団類をかじっているのを止めさせようとオモチャで誘うと、
ワンちゃんの中では、「かじっているとオモチャでパパやママが誘ってくれる」という流れが
できてしまうことがありますので、かじり始める前に、「いつもこのタイミングで布団に
いたずらをするな・・・」というようなタイミングで、オモチャで気をひいて
遊んであげるとよろしいでしょう。かじっていないときに十分に注目をしてあげて、
豊かなコミュニケーションの時を過ごしていただくことで、かじっていないときに
楽しいことがたくさんあると感じさせてあげましょう。
かじること以上にワンちゃんが好むような遊びが何かあれば、
その遊びに夢中にさせることもたいへん望ましいでしょう。

いつもかじる場所には、まずい味のものを塗っておく、かじったときに嫌な音
をさせるなど、かじったとき嫌な経験をさせる「天罰方式」も一つの方法です。
嫌な味がするものとしては、ワンちゃんのいたずら予防のためにいろいろな商品が
ペットショップさんで販売されていますので、このような商品をご利用なさるのも
よろしいでしょう。
この場合、嫌なことを起こすのは飼い主さんではないとミニチュアダックスちゃんの目に
映るようにしましょう。

3.退屈でついかじってしまう
「退屈さ」からかじることもありますので、お留守番中に退屈で布団類をかじる傾向がある、
ということでしたら、お留守番の前にご近所を散策なさるなど、
心地良い疲労の後、うとうととするような流れを作っていただいてもよろしいでしょう。
また、遊びながら中から食べ物を出すコングのようなオモチャを与えていただいても
よろしいでしょう。

ベッドに布団類を置いてミニチュアダックスちゃんの休む場所を作っていらっしゃるのであれば、
サークルの中にクレート、キャリーバッグのような洞穴を連想させるような物を組み合わせて
いただき、今までとタイプの違う、ミニチュアダックスちゃんがかじることを思いつかず、
落ち着く場所を用意してあげることもよろしいでしょう。
クレートやキャリーバッグの中には中から綿などが出てこないタイプのバスタオルや毛布
などを入れておいてあげてはいかがでしょうか。

お散歩はワンちゃんのエネルギーを発散させるためにも、ご家族とのコミュニケーションの
ためにも、健康維持のためにも、大変大切でございますので今後も続けていただければと
存じます。
散歩にいらっしゃる時間は、お家に帰ってきたとき、ミニチュアダックスちゃんに
「ちょっと疲れたな、休みたいな」というような仕草がみられる程度が望ましいでしょう。
ぐったりと疲れた様子がみられるのであれば、少し運動量を減らしてあげると
よろしいでしょう。

お話のご様子や月齢からは、くまお様のミニチュアダックスちゃんは該当しないかとは存じますが、
中には乳歯が抜けずにのこっていたり、歯が重なって生えているなど、
お口の中がむずむずと気になることで、物をかじってしまうワンちゃんもいます。
食べ難そうにする、ポロポロ食べ物を落とすなど、もしお食事の仕方やお口の中の様子に
何か気になる点はございましたら、
お口の中の様子を一度、かかりつけの獣医師さんに確認していただくとご安心でしょう。

なお電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

くまお様とミニチュアダックスちゃんの笑顔に溢れる毎日を心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。




ペットホテル預け後の体重減少

投稿者:ミッキー

投稿日:2014/01/24(Fri) 11:39

No.3383

3歳のコッカプーのショコラですが、先日旅行の為に8泊ペットホテルに預けました。半年前に預けた時は多少痩せたぐらいだったのですが今回は1キロぐらい痩せて腰やあばら骨がすぐ手に当たります。食べていなかったともいわれなかったのでかなりのストレスだったのかとかわいそうなことをしました。これからの接し方でアドバイスお願いします。食事は今までは標準量の少な目であげていましたが、多めの量に増やしてあげた方がいいですか?

Re: ペットホテル預け後の体重減...

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/01/27(Mon) 14:59

No.3385

ミッキー 様

陽だまりが嬉しい頃でございますが、ミッキー様におかれましては
いかがお過しでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
ペットホテルにお預けになられた後のショコラちゃんのご様子に
ご心配をなさっていらっしゃるのでございますね。
早速ご案内をいたしますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

ワンちゃんは環境の変化に繊細ですので、
ショコラちゃんのように、ペットホテルさんに預けるなどいつもと違う環境になると、
食欲がなくなったり、下痢や嘔吐をするなどの体調の変化がみられることが
ございます。
ミッキー様におかれましてはお辛いこととは存じますが、
このようなときほど、ごめんね、かわいそうなことをしたね、という、なだめるような
気持ちをショコラちゃんにお見せになられないことがたいへん重要でございます。
いつもと同じように落ち着いた生活を繰り返すことは、ワンちゃんを安心させる大切な
ポイントとなりますので、今までと同じようなリズムで同じような接し方をなさることで、
何も変わっていないという安心感を伝えていただければと存じます。
同じ生活の順番で、今までと同じお散歩コースを
今までと同じような雰囲気で、「楽しいね」と明るく声掛けをしていただきながら、
穏やかに毎日を過ごしていただければと存じます。
また、このようなときには、ついついショコラちゃんの言うことを聞いてしまいたく
なりますが、ワンちゃんは、飼い主様にリードされ、守られていくことで
安心していきますので、今までどおり毅然となさった対応をなさることが大切でしょう。

さて、ショコラちゃんはその後のお食事の摂取量はいかがでしょうか。
お家に戻られてから食欲が戻っているのであれば、
今まで少なめに与えていらっしゃるとのことですので、
多めに与えていただいてもよろしいかもしれません。
ただし、その際に注意いただきたい点なのですが、
急に分量を変えるのではなく、少しずつショコラちゃんのウンチの状態を見ながら
増やしていただければと思います。
まず、目安としてフードの袋に印刷している通常の分量まで少しずつ増やしていただき、
冬の寒い時期でもありますので、体重の変化を見ながら目安量の1割程度増やすことを
検討いただいてもよろしいかもしれません。
また、ショコラちゃんが、食欲があまりなくお食事を喜んで食べないようであれば、
消化吸収が良く、栄養価が高く調整されているお食事を与えていただくのも
よろしいかもしれません。
このようなお食事は動物病院さんで扱っていらっしゃいますので、
一度、かかりつけの動物病院さんにご相談いただくとよろしいでしょう。

ミッキー様におかれましては、今後もペットホテルさんにお預けになられることも
おありかと存じますが、預ける際のポイントを次にご案内いたします。
ご参考にしていただければ幸いでございます。
ショコラちゃんにとって、お預けになるペットホテルさんを、なじみがあり親しみを
感じる場所となるように、日頃からお散歩の途中やお買い物と途中などに
お寄りになり、スタッフの方と楽しく過ごすようになさるとよろしいでしょう。
また、お泊りのご予定がおありのときには、急に長期間のお泊まりをなさるより
短時間お預けなさるなどして、慣らしておくのもよろしいかもしれません。
可能であれば、お家で使っている毛布や食器などをペットホテルさんでご利用
していただけるよう、ペットホテルさんにご相談いただいてはいかがでしょうか。
また、ペットホテルさんのスタッフの方とショコラちゃんとの相性もありますので、
日頃からいろいろなペットホテルさんに立ち寄っていただき、
ショコラちゃんがリラックスして過ごせるお店を開拓なさるのもよろしいでしょう。
また、実際にお預けになられるときも、大丈夫かしら、と不安なご様子を
ミッキー様がショコラちゃんにお見せにならないことも大切でしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
お気軽にご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)

しばらくは厳しい寒さが続くかと存じますが、ミッキー様におかれましては、
くれぐれもお体ご自愛くださいませ。
ご家族様とショコラちゃんが笑顔いっぱいお元気にお過ごしになられますよう
いつも応援いたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。