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犬嫌いを治したい

投稿者:くろ

投稿日:2014/09/24(Wed) 08:50

No.3692

先日はお電話でしつけアドバイスありがとうございました。

昨年12月に去勢手術をしてから気になっていたことがあります。
できるだけ他のワンちゃんとも仲良くなれるように
週末など時間がある時は定期的にドッグカフェに行って
他のワンちゃんと触れ合う機会を設けてきましたが、
去勢後はドッグカフェで他のワンちゃんが挨拶にお尻をクンクンすると
僕に「助けて」と言わんばかりに逃げて僕の膝の上に来たり、
僕の足下に隠れてしまうようになりました。
「帰ろうか」と言うと「やっと帰れる!」ような感じで
サッとキャリーバッグに入る始末で...^^;;

昨日は公園に行きました。
休日だったので多くの人やワンちゃんがいました。
最初は抱っこして景色を見させていたのですが、
「ちょっと歩こうか」と地面に降ろすと、
しっぽは思いっきり下に向いちゃって、周りをキョロキョロ、
「怖いよ」って言ってるようでした。
あまりにも大勢の人がいたからかもしれません。
結果、抱っこに戻りました。

ドッグカフェでワンちゃんと仲良く遊ばせたいのと、
公園など人が集まる場所でも楽しめるようにするには
どうしつけをすれば良いかアドバイスをお願いしたく投稿しました。
どうぞ宜しくお願いします。

Re :犬嫌いを治したい

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/09/25(Thu) 16:11

No.3700

くろ 様

秋の気配が深まりを感じる頃でございますね。
先日は、お電話をいただきましてありがとうございました。

昨日はワンちゃんと公園にいらっしゃったとのこと。
秋風が爽やかな季節でございますので、パパに抱っこをされて
ワンちゃんにとっても、気持ち良い一日だったのではないでしょうか。

それでは、一般的なご案内となりますが、
以下、ご質問につきましてご案内をさせていただきます。

〈ドッグカフェでのご様子について〉
昨年12月にくろ様のワンちゃんが去勢手術をなさってから、ドッグカフェでの
他のワンちゃんとの交流に変化を感じていらっしゃるとのことでございますね。

手術後、時間がかなり経過していますので、患部の近くを気にしているということは
無いと思いますが、その頃の、触られるのを躊躇したり、怖く思った記憶が
残っているのかもしれませんね。
あるいは去勢手術の後は、男性ホルモンの分泌に変化が生じますので、
この影響があり行動に変化が生じることも考えられるかもしれません。

さて、ご高承のように、ワンちゃんは、お尻にある肛門腺から分泌される
液状の物質を嗅ぐことでお互いを識別し合います。
「他のワンちゃんの匂いは嗅ぎたいけど、自分の匂いを嗅がせるのは嫌だ」
という傾向は、多くのワンちゃんにも共通するのかもしれません。
他のワンちゃんが、お尻の近くに来た時に、くろ様のワンちゃんが
「嫌だ、パパの膝に乗ろう」と思うより先に、緊張をほぐすかのように、
くろ様のワンちゃんの好きなことをしてあげてはいかがでしょうか。
他のワンちゃんが近づいてきた瞬間に、さっとオヤツをあげて、
気をそらしてあげるのも良いかもしれません。

ある程度の期間をかけて、慣れてきた頃に、くろ様のワンちゃんのお尻の匂いを
他のワンちゃんに、サッとかがせて、すかさず「よくできたね」と褒めてあげましょう。

ワンちゃんはその場の雰囲気や周囲の方の気持ちを把握する力に長けて
いますので、「大丈夫かな」と緊張の面持ちでご覧になるのではなく、
リラックスをした楽しげな雰囲気をお作りいただくのが望ましいでしょう。
無理強いをせず、根気強く、「楽しかった」、「褒められて嬉しかった」、
「ボクってすごい」とくろ様のワンちゃんが感じる経験をさせていただければと存じます。
「目の前のこと(=ワンちゃん同士で匂いを嗅ぐこと)は大したことではない」と
くろ様のワンちゃんが感じるように、できるだけリラックスをした楽しい雰囲気を
作ってあげるとよろしいでしょう。

また、練習相手のワンちゃんは、あまり積極的にグイグイやってくる子ではなく、
相性の良さそうなワンちゃんをお選びいただくと、くろ様のワンちゃんも緊張せず、
他のワンちゃんとのコミュニケーションの楽しさを感じやすいかもしれません。
「怖い」、「嫌だ」という気持の強い段階で、無理に挨拶をさせるより、
少しずつ、好ましい印象をつけながら、小さな変化を積み重ね、
自信をつけてあげるとよろしいでしょう。

<人がたくさんいる公園でのご様子について>
一緒に公園に行かれた時に、地面におろしたら、くろ様のワンちゃんが
怖さを感じているようだったとのことでございますね。
このような変化がワンちゃんにみられても、くろ様は意に介せず、
そのまま楽しそうな表情をおみせいただくとよろしいでしょう。

サッと地面におろして、笑顔でワンちゃんと会話をなさるなど、
ワンちゃんにとって嬉しいことをしてあげて、ワンちゃんの表情が、
「このまま歩き出したらこわばる」という雰囲気であれば、そのまま抱き上げて
いただいてもよろしいでしょう。
少しずつ時間を延ばしながら、楽しいという記憶を作ってあげてください。
地面におろさず、抱っこをして歩くだけで終えられてもよろしいでしょう。

人がたくさんいるところでは、私たちも圧倒されてしまうこともありますので、
少しずつ慣らす時は、できるだけワンちゃんが好みそうな雰囲気の所から
始めていただくとでしょう。
ワンちゃんが他人の存在を気にせずにすむような所から少しずつ、
「人がいると楽しいことがある」という記憶を作っていきましょう。
無理をなさらず、自然に、「楽しかった時に、たまたま人がいた」というような状況が
よろしいでしょう。
「慣らさなくては・・・」というお気持が、くろ様の中にあると、その気負いが
ワンちゃんに伝わってしまうこと懸念されます。
人にもいろいろな個性があるのと同じように、
「このようなところもワンちゃんの個性。だけど、どうせなら楽しい時間を
過ごそうね。」というお気持で見守られてもよろしいのではないでしょうか。

くろ様とワンちゃんがお健やかに笑顔でお過しになられますことを
心からお祈り申し上げております。
また、ワンちゃんの可愛らしいご様子をお聞かせくださいませ。

今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



投薬についてアドバイスをお願い...

投稿者:つる

投稿日:2014/09/12(Fri) 00:37

No.3682

いつもお世話になっております。
わが家のミニチュアダックス 雌 3歳 についてご相談させて
頂きます。

腹部の皮膚炎で受診したところMRCNSが検出され、ホスホマイシン
とミノサイクリンを服用しておりました。
4日目に嘔吐を繰り返し、急性膵炎と診断されました。

吐き気止めの注射と投薬で、3日経った現在は落ち着いております。

再度受診したところ、上記2種類の抗生剤と胃薬を処方されました。
先生は嘔吐が治まっているから問題ないと仰ったのですが、また膵炎をひきおこすのでは・・と不安を感じております。

過去に5種混合ワクチンでアナフィラキシーショックをおこした
事もあり、投薬については慎重に考えたいと思います。

心配し過ぎでしょうか? ご回答よろしくお願いいたします。




Re: 投薬についてアドバイスをお...

- 獣医師 山田

2014/09/16(Tue) 10:07

No.3684

つる 様

さわやかな秋風が吹く季節となってきましたが、つる様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして、ありがとうございます。
さっそくお問い合わせについてご案内させて頂きますが、
実際のご様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを
何卒ご了承ください。

かかりつけの先生からもご説明があったかもしれませんが、
まずMRCNSについて簡単にご説明致します。
MRCNSはMethicillin Resistant Coagulase Negative Staphylococciの
頭文字を取ったもので、「メチシリン耐性コアグラーゼ陰性ブドウ球菌」のことをいいます。
MRCNSは、メチシリンという抗菌剤に耐性を持った、コアグラーゼ※を産生しない
ブドウ球菌の総称です。
通常の感染防御能力(免疫力)を有する場合には、MRCNSは病気の原因となること
は少ないと考えられていますが、
いったん感染が成立すると治療に困難が伴うことがございます。
※コアグラーゼとは黄色ブドウ球菌の菌体外酵素の1つで、血漿(けっしょう:血液に
含まれる液体成分)凝固作用を有します。

最近では、どうぶつの診療においても、皮膚、結膜や目脂、外耳道などの化膿性疾患
で細菌の培養検査と薬剤感受性検査を実施すると、抗菌薬が効かない、
耐性がある菌が検出されることも増えています。
おそらく、つる様のミニチュアダックスちゃんも、薬剤感受性検査を実施いただき、
その結果、MRCNSに有効な抗生剤がホスホマイシンとミノサイクリンだった
のかと思います。

ホスホマイシンはホスホマイシン系の抗生物質で、細菌の細胞壁の合成を
阻害するお薬です。
ミノサイクリンはテトラサイクリン系の抗生物質で、細菌の蛋白質の合成を阻害
して増殖を抑えます。
どちらの抗生剤も皮膚感染症、尿路感染症などのさまざまな感染症の治療に
用いられますが、副作用として下痢や嘔吐、食欲不振などの症状がみられる
場合もございます。

つる様のミニチュアダックスちゃんはホスホマイシンとミノサイクリンで治療を行った
ところ、嘔吐を繰り返し、急性膵炎と診断されたのですね。
確かに、テトラサイクリン系の抗生物質は膵炎を誘発する可能性もゼロではないか
と思います。したがいまして、今回の抗生剤が膵炎を引き起こした可能性もある
のかもしれませんが、一般的に膵炎のはっきりとした発症の原因は詳しく
わかっておらず、肥満、高脂肪食、高カルシウム血症や尿毒症、ウィルスや
寄生虫の感染、免疫介在性疾患、薬物の投与によるものなど、多くの要因が
考えられています。
そのため、ミニチュアダックスちゃんも抗生剤以外のほかの要因の関与があった
のかもしれません。

つる様におかれましては同じお薬の内服で、
膵炎を再度ひきおこすのではないかと不安を感じていらっしゃることと、
過去に、5種混合ワクチンでアナフィラキシーショックをおこした経緯からも、
投薬については慎重に考えたいご意向とのことでございますね。

抗生剤が膵炎の原因と考えられる場合には、他の抗生剤に変更することが
望ましいかと思います。
ただ、MRCNSが検出されているという事なので、
MRCNSに有効な抗生剤の種類がかなり限られている可能性がございます。
場合によってはホスホマイシンとミノサイクリンしか有効な抗生剤がないという事
もあるかもしれません。
また、ホスホマイシンとミノサイクリン以外に有効な抗生剤があった場合でも、
「肝臓が悪いどうぶつには使わない方がよい」、「腎臓が悪いどうぶつには使わない方
がよい」などというお薬もあるため、お薬の代謝経路の違いも考慮することが
必要でございます。
その上で、感受性の高い抗生物質の中から、感染部位にもっとも浸透性がよく、
身体に対する負担や副作用が少ないものを選択することが望ましいと思われます。

今回、先生からは胃薬と併用して抗生剤を内服しましょうとのお話があった
という事ですので、おそらく、今のミニチュアダックスちゃんにホスホマイシンと
ミノサイクリンの服用は問題ないとの判断のもと、処方をされていらっしゃる
かと思いますが、つる様のご不安な気持ちを少しでも解決できるよう、
かかりつけの先生にその旨お伝えいただき、
お薬の種類変更が可能かどうかご相談されてみてはいかがでしょうか。
場合によっては、ホスホマイシンとミノサイクリンのどちらか一種類のみの内服
にすることなどにより、身体に対する負担や副作用を軽減できる可能性も
あるかもしれません。
皮膚の状態との兼ね合いにもなってまいりますので、
かかりつけの先生に今一度ご相談いただけたらと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

季節の変わり目ですので、つる様におかれましてもお風邪などお召しに
なりませんよう、お体にお気をつけください。
今後とも、アニコムをよろしくお願い申し上げます。



Re: 投薬についてアドバイスをお...

- つる

2014/09/17(Wed) 15:54

No.3685

山田先生
この度はご丁寧な回答をいただきありがとうございました。
詳しく説明していただいて、大変勉強になりました。
投薬についてもう一度かかりつけの獣医さんと相談しようと思います。
ありがとうございました。



Re: 投薬についてアドバイスをお...

- 獣医師 山田

2014/09/18(Thu) 15:54

No.3687

つる 様

この度はご丁寧にありがたいお言葉をいただきまして恐れ入ります。
ミニチュアダックスちゃんは、つる様にしっかり守られて
お幸せでございますね。
ミニチュアダックスちゃんのご様子が落ち着かれ、
つる様とミニチュアダックスちゃんが笑顔で毎日をお過ごしいただけますよう
心より応援いたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



猫の健康について。

投稿者:いし

投稿日:2014/09/09(Tue) 15:58

No.3675

こんにちは。いつもお世話になります。
チンチラゴールデンを飼育致しております。以下質問をさせて頂きたく宜しくお願い致します。

1、1歳未満ですと換毛期が来ないという話をされている方がおられます。これは本当でしょうか。

2、サマーカットについて。全身麻酔をかけずに自宅にてサマーカットを行うことは猫に良くないことでしょうか。(麻酔のリスク、譲り受けてからしばらくの間は余りストレスを掛けたくないという思いがあり、自宅で複数回に分けて動物バリカンでトリミングを行いました。)譲り受けた際にタバコの移り香がきつくついており、毛玉も沢山あった為苦肉の策で上記の方法を取りました。

恐れ入りますがご回答を頂けますと幸いでございます。宜しくお願い致します。






Re: 猫の健康について。

- 獣医師 酒井

2014/09/11(Thu) 12:16

No.3680

いし 様

涼しい風が秋の訪れを感じさせてくれる季節となりましたが、いし様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談を頂きまして誠にありがとうございます。
「1歳未満のチンチラゴールデンちゃんの換毛期について」と「ご自宅で行った
サマーカットについて」のご質問でございますね。
お問い合わせにつきましてご案内させていただきますが、実際のご様子を拝見しておりません
ので、一般的なご案内となりますことご了承ください

1.換毛期について
一般的に、ネコちゃんには1年の中でもとりわけ抜け毛が目立つ時期が春と秋にあります。
また子猫ちゃんのうちは抜け毛が少ないため、換毛期がないと考える方もいらっしゃるかも
しれませんが、6ヶ月齢を超え、ちょうど春、秋にさしかかった場合には1歳未満
であっても目立った換毛期がある場合もございます。
被毛自体は2〜3か月かけて成長し、その後成長が止まります。 新しい毛が
下から生えてくることで古い毛が押し出されて、抜け毛となります。
こういったサイクルは換毛期にのみ一斉に起こるわけではなく、
常に様々な成長段階の毛が混在していますので、常に少しずつ毛は抜けかわって
います。春と秋に特に目立って換毛があるのは夏毛や冬毛に向けた準備が行われて
いるためですが、照明器具やエアコンのご利用状況などの飼育環境によっては、
ほとんどはっきりした換毛期がなく、年中同じように換毛しているということもあります。

2.サマーカットについて
長毛種のネコちゃんの場合、いったん毛玉ができてしまうと、ブラッシングで解きほぐして
あげることはたいへん困難になります。また、毛玉をそのままにしておきますと、その下の
皮膚が炎症を起こしたり、湿疹ができたりする場合がありますので、皮膚の健康のためには
できれば毛玉をカットしていただくことが望ましいでしょう。
ただしネコちゃんの皮膚は非常に薄いため、バリカンによるカットには十分な注意が
必要です。いし様の場合には複数回に分けてカットをなさったとのことですので、
恐らくストレスをかけないために少しずつ慎重にカットしていただいたのではないかと存じます。
ネコちゃんにタバコの移り香がきつく付いていたということですし、なるべくストレスをかけない
方法で安全に少しずつカットをしたということでございますので、
「ネコちゃんに良くないことをしたのではないか」などと心配されることはないかと存じます。

また、トリミングの際の麻酔につきましては、このまま放置しては毛玉のために皮膚の状態が
悪化することが明らかで、なおかつどうしても怖がって動いてしまい、安全にカットが
できないと判断された場合に使わなければならないこともありますが、
通常、ご自宅でもカットさせてくれるようなネコちゃんには、使用する必要はございません。

カットをしてあげた後、タバコのにおいもとれて、毛玉もなくなったので、ネコちゃんは
気持ちよく過ごせるようになったと思いますが、いかがでしょうか。ネコちゃんには繊細な
ところがございますので、今後もカットなどの処置をした後にストレスで下痢などを
していないか、食欲が落ちたりしていないかなど、ネコちゃんの様子をよく見てあげる
ようにしましょう。
またちょうどこれから秋をむかえますので、ネコちゃんが寒がったりしていないか、
ネコちゃんの様子をよく観察いただき、室温の管理をしていただくと良いでしょう。

長毛種のネコちゃんはよくブラッシング嫌いのお子様もいらっしゃいますが、
いし様のネコちゃんはいかがでしょうか。なるべくなら、カットをしなければならない状況を
作らないことが一番ですので、普段のお手入れの時からブラッシングに慣れてもらい、
遊びの中で、手で優しく触りながら小さな毛玉ができていないかをこまめに
チェックしていただくと良いでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

やんちゃ盛りのお年頃のチンチラちゃんを中心に、きっといし様のご家庭でも
笑顔が絶えない毎日かと存じます。また何かご心配なことがございましたら、
ご連絡いただければと存じます。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



Re: 猫の健康について。

- いし

2014/09/11(Thu) 17:45

No.3681

酒井先生

詳細にご説明を頂きありがとうございました。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。



Re: 猫の健康について。

- 獣医師 酒井

2014/09/12(Fri) 13:19

No.3683

いし様

この度はご丁寧にご返信いただきまして、誠にありがとうございます。
いし様におかれましては、チンチラゴールデンちゃんの成長ぶりを楽しみながら
毎日お健やかにお過ごしになられるようお祈り申し上げます。
また何かご心配やご不安なことございましたら、お気軽にお声かけ下さい。

今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。



前足をかじる

投稿者:rakkun

投稿日:2014/09/08(Mon) 17:00

No.3671

 こんにちは                      7歳のチワワです。昨日の午前に一回、夜中にも一回、今日は何度か前足をずっとカチカチと噛んでいます。   前足はよだれでびちょびちょになるほどです。過去には、知らない場所で不安になったりすると、この行動をします。 家にいてやることは全くなかったです。  ごはんもたべて、よく寝るし、よく遊び、元気はあります!  何か考えられることを教えてください。
よろしくお願いします。

Re: 前足をかじる

- 獣医師 山中

2014/09/10(Wed) 17:33

No.3676

rakkun  様

風の中に秋を少しずつ感じるようになりましたが、
rakkun様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内になりますこと、何卒ご了承ください。

7歳のチワワちゃんが、昨日より前足をよだれでびちょびちょになるほど、ずっと噛んでいるのですね。
以前には知らない場所で同じような行動をしていたけれども、おうちでは見たことのない行動なので、
気になっていらっしゃるのですね。rakkun様のご心配なお気持ち、お察しいたします。

チワワちゃんは以前は知らないところで不安になったりすると前足を噛むという様子が
みられたとのことでございますね。そのようになさっているうちに足先が唾液で蒸れることによって、
細菌の感染が起こりやすくなり、舐めることが刺激となり、皮膚が炎症をおこしやすくなっている
可能性も考えられますが、足先のご様子はいかがですか。
舐めた足先が痒くなって、更に舐める状態に陥り、舐性(しせい)皮膚炎という病気を
起こすことがあります。その名の通り、舐めることによって引き起こされる皮膚炎です。

この場合、いつも舐める足先の毛が茶色に変化したり、皮膚に赤みがみられたり、
何らかの変化がみられることが多いのですが、rakkun様のチワワちゃんの前足の様子はいかがでしょうか。
もし、気になる様子がみられるようであれば、チワワちゃんは痒みや不快感から噛んでいるのかもしれません。
また、特に変化がみられなくても頻繁に舐めている状態であれば、これから皮膚炎を起こす
可能性もございます。舐性皮膚炎を起こすと、放置しておくとなめ続け、悪化することもございますので、
かかりつけの動物病院さんにご相談されることをおすすめします。

原因や状態によって治療方法は様々ですが、まずは痒みを止めることが重要です。
舐性皮膚炎の場合は局所的な症状のため、塗り薬による治療から始めることが一般的です。
獣医師の先生によって治療方法は異なりますが、多くは、痒みを止める成分(ステロイド)の他に、
細菌感染を防ぐ抗生剤、真菌(カビ)の感染を防ぐ抗真菌剤の3つの成分が配合された塗り薬を
処方する場合があります。また、舐めて症状が酷くなるのを防ぐために、エリザベスカラーを装着したり、
症状が重い場合は、飲み薬による治療が必要になる場合もございます。

なお、前足を噛む、舐めるという行動は、痒みや違和感がある場合以外にも、てんかんなどの脳や
神経疾患の症状の一つとしてあらわれることはございます。
皮膚に問題が無くても、前足を噛み続ける様子が続くようであれば、ご安心のためにも、一度、その様子
を携帯の動画などで録画いただき、かかりつけの動物病院さんにご相談をいただくことをお勧めいたします。

また、健康上の問題がなくても、ワンちゃん自身では予測ができない不安や葛藤にさらされ、
自分ではどうしようもない状態などに、前足を噛む、舐めるという行動によって、
ストレス状態を転化する場合があります。
そのほか、エネルギーが上手に発散できておらず、退屈なときにも噛むことがあります。
このような場合、考えられるストレスを除去をしたり、あるいは苦手なことには弱い刺激から
慣らしていったりすることも大切ですが、止めさせようと「だめよ」などと声をかけることで、
手足を噛むことが飼い主様の注目を得る、ちょうど良いご褒美となってしまうケースが多くみられます。
このため、噛んでいるときに、「あら、また」「やめましょ」などと声をかけたりせず、噛んでいても
振り向いたりしないほうがよろしいかもしれません。
かえって、前足を噛んでも、知らん顔をしていたほうがよろしいかもしれません。
止めさるためには、さっとrakkun様がその場を立ち上がって、ドアをあけて廊下に出たり、
窓をあけて、「あら、誰かしら」などと独り言をおっしゃるなどして、ワンちゃんのご褒美に
ならない行動でワンちゃんの気持ちを前足をかじること以外のことに、
そらすようになさるとよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

夏の疲れが出やすい時期でございます。
rakkun様とチワワちゃんにおかれましては、くれぐれも体調を崩されませぬようご自愛下さいませ。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



Re: 前足をかじる

- rakkun

2014/09/10(Wed) 21:55

No.3678

参考になる回答、ありがとうございました。   見たところ、前足の炎症はまだありませんでした。ストレス解消出来るようにしたいと思います。



Re: 前足をかじる

- 獣医師 山中

2014/09/11(Thu) 12:01

No.3679

Rakkun 様

この度はご丁寧なご返信をいただき、また早速、前足のご様子をご確認いただき、
誠にありがとうございます。Rakkun様に大切にされ、幸せに過ごすチワワちゃんの
ご様子が目に浮かぶようでございます。 

ご覧いただいたところ、炎症を起こしている様子はみられないとのことで一安心で
ございますね。ただ、手足の指と指の間や足先には常在菌が多数います。
したがって、どうしても噛んだりなめたりすることにより皮膚に唾液がつき、
菌が増えやすい状態が生まれやすいので、動物病院さんにいらっしゃった際
にでも時々獣医師さんにチェックいただくとご安心でしょう。
また、こまめに唾液を洗い流すことが有効な場合もあります。
洗った後は優しく水分を拭きとって、よく乾燥させるようにしましょう。
その際、よくなめる足だけ洗ってしまうと余計に気にしてしまうこともありますので、
全部の足を洗っていただくと良いでしょう。

これからの季節は、秋空の下、散歩や運動が心地よい季節でございますね。
チワワちゃんの大好きな遊びをさせていただくなどなさって、
楽しく秋をお過ごしください。チワワちゃんにどうぞよろしくお伝えください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。




無駄吠えについて

投稿者:クロスケ

投稿日:2014/09/09(Tue) 11:27

No.3673


食事の前にかなりうるさく吠えます

 やめさせる方法はないでしょうか

Re: 無駄吠えについて

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/09/10(Wed) 17:35

No.3677


クロスケ 様

爽やかな秋風が心地よい季節でございますが、クロスケ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
クロスケ様のワンちゃんが食事の前に吠えてお困りとのことでございますね。
早速、ご案内をさせていただきますが、一般的なご案内となりますことを
何とぞご了承ください。

ワンちゃんは、これまでの経験から「要求するときには吠えればよい」
と覚えてしまったり、食事が待ち遠しくて興奮したりしたときに吠えることが
ございます。
「自分が何かをしたとき、周囲で何が起きたか」ということを
ワンちゃんはたいへん良く見ており、この経験をもとに次に自分でする行動を
決めていきます。
ワンちゃんが「吠えたら自分の要求が通った」「吠えたら良いことがあった」
などという経験をすると「要求をするには吠えれば良い」となります。

また、ワンちゃんは一度上手くいった行動に対しては、強く執着するため、
「相手にしてもらえない」と思うといつまでも吠え続けるのが一般的です。
このときに根負けをしてしまうと、「やっぱり、頑張って吠えた甲斐があった」
ということになり、ますます吠えることがワンちゃんにとって大切な手段になる
傾向がございます。
それでも相手にせずいることで、「吠えてもダメなんだ」ということを
ワンちゃんに理解させることが大切です。

クロスケ様のワンちゃんに、「吠えることが無駄だ」と教えるためにも、
ワンちゃんが吠えた時には、クロスケ様は知らん顔をしていただき、
吠えたことに対して「効果があった」と感じさせないために、
ワンちゃんが吠えても、クロスケ様は「早く食事の用意をしなくては」と
お急ぎになったり、あわてたりなさらず、
顔色一つ変えず、平然となさっていたほうがよろしいでしょう。

ワンちゃんが吠えることをあきらめるのを待ち、あきらめたら「オスワリ」と
指示をしていただき、ワンちゃんの様子が落ち着いたら食事を与えるようにします。
しかしながら、クロスケ様がお忙しい時間は、ワンちゃんが吠えるのを
あきらめるまでお待ちになることがたいへんなことも多いのではないでしょうか。
そのような時も、ワンちゃんが吠えてもクロスケ様が平然とした表情で
いらっしゃることが大切です。
何よりもワンちゃんの目に、「吠えたら食事がもらえた」と思わせないことが
大切ですので、少なくともお食事前には、必ず「オスワリ」と落ち着いた声で
指示をしていただくことが大切でしょう。
ワンちゃんがオスワリをするのを落ち着いた毅然とした表情でお待ちいただき、
指示にしたがったらお食事をすることを許してあげます。
この時に大切なことは、ソワソワとお尻を動かして、クロスケ様の「ヨシ」という
言葉を待っている様子の時ではなく、あきらめてお尻が動かなくなり、
落ち着いた状態になる時までお待ちいただくことでございます。

このようになさることで、「飼い主様の指示に従ったら嬉しいことがある」
「落ち着いて静かにしると嬉しいことがある」ということを根気強く
教えていきましょう。

さて、若くてお腹が空いて仕方がない時期のワンちゃんは、食事が待ち遠しくて、
興奮して吠えることもよくみられます。クロスケ様のワンちゃんがまだ若くて、
元気いっぱい、お腹が空いて仕方がない月齢のワンちゃんであれば、
嬉しくて吠えるのも致し方ない部分があるのかもしれません。
しかしながら、根気強く「落ち着いたときに良いことがあった」という経験を、
日常生活のさまざまな場面で経験させていくことで落ち着きをみせていくでしょう。

日ごろから、クロスケ様に主導権があり、クロスケ様に守られ、安心だということを
ワンちゃんに感じさせてあげるためには、今後のより良い関係作りのためにも、
たいへん重要でしょう。
お食事やお散歩、ボール遊びなどを始める前などに、オスワリと指示をなさり、
指示に従ってから、ワンちゃんの嬉しいことをしてあげるとよろしいでしょう。
このほか、お散歩のためお宅を出る時など、常に順序はクロスケ様が先です。
お散歩の時もクロスケ様は胸を張って堂々と先をお歩きいただき、
クロスケ様がワンちゃんを率いるという雰囲気をお見せになるとよろしいでしょう。

ワンちゃんが吠えることを叱る際に「うるさい」「ちょっと待っていなさい」などと、
いろいろと多くの言葉をかけたり、大声だったり、高いトーンであったりすると、
よけいに興奮させてしまうことがあります。
また、ワンちゃんは吠え始めると興奮してしまい、止めることが難しいので、
吠え始めた瞬間、あるいは吠えそうな瞬間に、低くて落ちついた声で「ダメ」などと、
いつもいけないことを教えるときに使う言葉をご利用いただくに留めていただく
ほうがよろしいでしょう。
吠えるのを止めたら、「待ってね」と笑顔で応えてあげていただければと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談
サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

お散歩の楽しい季節の到来でございますね。
クロスケ様とワンちゃんの笑顔いっぱいの日々を応援いたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。