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高速回転

投稿者:中村陽子

投稿日:2014/11/21(Fri) 21:11

No.3792

旦那が仕事や他の階にいってしまうのが追いかけられないもどかしさからか高速回転します。やめさせたくてもこの行為をするときは全く言うことを効きません。リードでダメと言い上に軽くひっぱることをしつけ教室でならいましたがやりすぎて気管が狭くなってしまいできません。クレートにどじ込めると中で高速回転してます。こないだそれで頭をぶつけてました。どうしたらよいのでしょうか。

Re: 高速回転

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/11/26(Wed) 16:15

No.3796

中村 陽子 様

銀杏並木が黄金色に染まる頃でございますが、
中村様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
中村様のお子様が、高速回転をしてお困りとのことでございますね。
早速ご案内をさせていただきたく存じますが、お話のご様子から
お子様がワンちゃんいうことでご案内させていただきますこと、
また、一般的なご案内となりますことを何とぞご了承ください。

中村様のワンちゃんが高速でぐるぐると回転をするのは、
ご主人様がお仕事などでワンちゃんの傍を離れるときやクレートの中に入って
ご家族に出して欲しい、傍に来て欲しい、などというときに
回転をするのでございますね。

ワンちゃんが回転をするようになったのはいつ頃で、
そのとき、ワンちゃんとご家族はどのようなご様子でございましたか。
例えば、ぐるぐると回転する仕草の可愛いさ、あるいは心配なお気持ちから、
ご家族の皆様が傍にお寄りになられたり、「お怪我をするでしょ、やめなさい」
などと声をかけたということから、ワンちゃんが、回転をするとご家族の注目を
ひきつけられると感じたようなことは、回転するということが、
例えば出かけようとしたご主人様の気持をひきつける行動、ご家族の注目を得られる行動、
して欲しいということを主張することのできる行動となっているということは
ございませんでしょうか。
もし、注目して欲しかったり、近くに来て欲しかったりするときに高速回転をしているので
あれば、高速回転をしたときに相手にしない、そのようなときには近寄るのではなく、
反対にワンちゃんに背を向けてご家族が離れていく行動にしていただくのも一つの方法でしょう。
高速回転をしたときに相手にせず、高速回転をしていない、落ち着いているときに声をかけ、
楽しく遊んでいただくようにします。

ご主人様が傍を離れるときに、ワンちゃんがぐるぐると回るのでございますね。
ご主人様のことがワンちゃんは大好きなのでございますね。
切ないお気持になってしまわれるかもしれませんが、
ぐるぐる回っても、「すぐに帰ってくるからね」などと声をかけたり、振り向いたり
なさらないほうがよろしいでしょう。
さて、ご主人様がご帰宅なさったときは、ワンちゃんはどのようなご様子ですか。
もし、走り回ってはしゃいで嬉しそうにしているということでしたら、
ご主人様も「ただいま」と声をおかけになりたくなると思いますが、
はしゃいでいるときは知らん顔をしていただき、奥様に「ただいま」などと、
まず声をかけていただき、ワンちゃんのテンションが下がって落ち着いたら、
「ただいま」と声をかけていただくとよろしいでしょう。
このようになさることで、落ち着いていると良い事がある、また、お家の中では
ワンちゃんはパパやママに守られる立場であるから、パパはワンちゃんよりママに先に
挨拶する、ということをワンちゃんに伝え続けましょう。

高速で回転をする行動に対して、ワンちゃんの執着が強いようでしたら、
いつもなら、このようなタイミングで回転を始める、というようなときに
奥様がボール遊びに誘うなど、回転以外の行動を先にさせてしまうのも一つの方法です。
例えば、パパが出かける、というときに、さっと好きなおもちゃで遊びに誘ったり、
抱っこをして窓の外を見せてお話をしたり、奥様がぱっと立ち上がり、窓をあけたり、
隣の部屋にいらっしゃったり・・・ワンちゃんの好奇心にあわせて、
意識をさっと他のところに向けるようになさってはいかがでしょうか。

この間は、クレートに入っているときに、高速で回って頭をぶつけてしまった
のでございますね。
狭いところでぐるぐると回るのは、お怪我をしないかと心配になってしまいますが、
回っているときにクレートから出したり、声をかけて傍に近寄ったりするのではなく、
お出しになるときは、「オスワリ」とパパやママが指示をして、指示にしたがったとき、
また、静かに落ち着いているときになさることが大切でしょう。
また、クレートの中を好きなところにしてあげることも
同時に大切なことでしょう。
クレートに入ったら、褒めてあげる、ご褒美をあげるようになさり、
併せて、叱ったときやお留守番のときだけにクレートに入れるのではなく
お家の中でご家族そろってくつろぐようなとき、お食事やお散歩の後などに
ご利用なさるとよろしいでしょう。
中に大好きなパパの使い古しの毛布やバスタオルなどを入れておいて
パパに抱っこされているような気持になれる場所にしても素敵ですね。

また、十分にお散歩などでエネルギーを発散させてあげることも大切でしょう。
お散歩が大好きなパパやママと過ごす素敵な時間だと
ワンちゃんが感じるように、公園で隠れん坊をしたり、かけっこをするなど、
お散歩の途中に楽しい時間を用意してあげてはいかがでしょうか。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスをうけたまわっております。
気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

紅葉が美しく、お散歩の心地よい季節でございますね。
中村様とご主人様とワンちゃんの笑顔いっぱいな毎日をいつも応援いたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いたします。



オシッコしたシートを食べる

投稿者:きくちゃん

投稿日:2014/11/16(Sun) 20:45

No.3784

夕方から朝の散歩の間に、もよおせばトイレシートでオシッコしてます。今年の春から、シートにしたオシッコの部分を食べてしまうようになってしまいました。対策として、洗えるシートに替えました。夏の間は寄るトイレはほとんどしないのでトイレシートに戻してました。そしたら、また夜中にオシッコの部分だけシート食べてました。春の時は病院で尿検査をして、何も問題はなかったです。

Re: オシッコしたシートを食べる

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/11/18(Tue) 15:48

No.3786

きくちゃん 様

落ち葉舞う頃でございますが、きくちゃん様におかれましては、
いかがお過しでしょうか?
このたびはご相談を頂きまして誠にありがとうございます。
きくちゃん様のどうぶつさんがトイレシートのオシッコをした部分を食べるようになり
お困りとのことでございますね。
早速、ご案内をさせて頂きたく存じますが、一般的なご案内になりますことと、
お話のご様子からワンちゃんということでご案内をさせていただきますことを
何卒ご了承ください。

ワンちゃんが、トイレシーツをビリビリに破いて口にしたり、
きくちゃん様のワンちゃんのように、オシッコを含んで形状が変わった部分を
ガリガリと掘って口にするというような行動を始めたきっかけは、ワンちゃんによって
さまざまでございます。
ワンちゃんは、眠いときやゆっくりしたいときなど、土を掘るような仕草をすること
が多くみられますが、このような仕草を眠いときにペットシーツの上でしているうちに
始まったのかもしれませんし、退屈しのぎでいじっていたら中から物が出てきて面白い
ということもあるかもしれません。
オシッコをした後、その場所が気になっていたずらを始めることもあるかも
しれませんし、薬などの影響でオシッコがいつもと違う匂いがして、気になって・・・
ということもあるかもしれません。
またダイエットのため食事の内容や量を調整中で、夜中にお腹がすいて、とか、
喉がかわいて、というようなことがあるかもしれません。
ご家族様がちょうどその頃忙しくて、ワンちゃんが「構って欲しい」と思っていたところ、
シートに食べた後があるのをご覧になられたご家族様がワンちゃんに、
「何をしているの」などと声をおかけになられたのを聞いて、シートにいたずらをすれば
構ってもらえる、ということで、習慣化するワンちゃんもみられます。
きくちゃん様のワンちゃんは、ちょうどその頃、何か変わったことが
ございませんでしたか。
「お腹がすいて口にしてしまう」という可能性もありますので、ウンチの
状態などの健康状態を把握の上、お食事の量を見直すことも大切でしょう。
あるいは一日のお食事から少し取り分けておき、寝る前に少量、お食事を与える、
また、お水は十分に飲みたいときに飲める状態になっているか、
運動量は十分足りているか、など今一度、ワンちゃんの飼育環境を見直して
いただくことも大切でしょう。

さて、ペットシーツにはポリマーという高分子吸収剤が使われており、水分を含むと
膨張してゼリー状の粘着体に変わります。また、ペットシーツの表面には紙が、
そして裏面にはビニール素材のフィルムが使用され水分の浸透を
ブロックしています。これらの素材をワンちゃんのお口にいれたときの影響については、
極力害のないように考慮されてはいるようですので、多くの場合は問題なくウンチと
いっしょに排泄されますが、口にした量や状況によっては、腸の通過障害の原因
となる可能性もございます。したがいまして、なるべく口にしない状況を作ることが
たいへん重要でしょう。

きくちゃん 様は、ワンちゃんがトイレシートの濡れたところを口にすることの
解決策として、洗えるシーツにお変えになられたとのこと、たいへん素晴らしい
ご対応でございます。
その後、夜のオシッコがほとんどなくなったので、紙のトイレシーツに変えたところ、
再度オシッコのところだけ口にしてしまったとのことですが、
ワンちゃんの行動は習慣化しやすく、また同じ状態になったときには、以前の
ときと同じ行動をするということもみられます。ワンちゃんも、オシッコをシートの上で
した後、以前と同じ行動をしたのかもしれませんね。
ワンちゃんとの生活をする上で、困った状態にならないようにする、ということは
たいへん重要なことでございます。
この場合ですと、きくちゃん様が洗えるトイレシーツにお変えになられることが
該当いたします。
このようになさることで、ワンちゃんが、オシッコをしたシーツの部分を
食べよう、食べたい、という状況を作らないことになります。
きくちゃん様のワンちゃんは、オシッコをした後のトイレシートをみると、
つい口にしてしまいたくなるようですので、継続的に、今後は洗えるシートを
ご利用なさるのが望ましいかと存じます。

また春の段階では、体調のチェック(オシッコのチェック)をなさったところ、
特に問題はなかったとのことですから
大丈夫かと存じますが、糖尿病のように尿中に糖が出ることにより、
ワンちゃんがおしっこを気にする場合もございますので、今後もおしっこの様子だけ
でなく、お水を飲む量や、その他気になることがございましたら、
かかりつけの先生にご相談いただければよりご安心です。

また、先述のように、退屈しのぎや遊びの延長以外にも、「トイレシートをかじると
飼い主様に注目をしてもらえる」と思ってしまっている場合もございます。
毎日の生活の中で、ワンちゃんの行動に、「困ったな」ということがあると、
どうしてもその行動に目がいってしまいますが、困った行動を飼い主様が気にする
あまり、かえってワンちゃんがその困った行動に固執してしまうこともみられます。
ワンちゃんは構ってもらうことが大好きで、構ってもらえる行動をしよう、とします
ので、よい状態のときにたくさん注目して褒めてあげる、ということも大切でしょう。
その行動はいけないよ、ということを教えるためには
ワンちゃんが困ったことをしたその瞬間に、低い声で落ち着いて、
毅然として叱ることを根気よく続けて行くことが必要でしょう。

ワンちゃんがトイレシートを食べるようになったきっかけとして、
たまたまオシッコをしようと思ったら濡れていて気持が悪くて
その部分を除こうとして食べるようになる場合もみられます。
きくちゃん様のワンちゃんは、夜の間はシートの上でのオシッコがほとんどない
ようですので当てはまらないかとは存じますが、なるべくトイレシートが濡れたままに
しないようにすることも大切でしょう。
また、ワンちゃんは成長するにしたがってお家の中での排泄をしなくなる
傾向がみられます。
それでもしてしまったことに対して、お家の中でした痕跡を消すために
食べてしまうこともみられます。
これから寒くなりたいへんではございますが、夜のお散歩のときにオシッコを
済ませていただくように、お散歩を、少し遅い時間になさるのも一つの方法でしょう。
また、お散歩の時間を少し長めにしていただいて運動量を増やし、
夜にぐっすり眠れるようにしてあげるのもよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
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平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

きくちゃん様とワンちゃんの笑顔いっぱいの素敵な毎日を心から応援いたしております。
気温差の大きな時期でもございます。きくちゃん様におかれましては、
お身体をくれぐれもご自愛下さい。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



Re: オシッコしたシートを食べる

- きくちゃん

2014/11/19(Wed) 21:20

No.3790

お忙しい中、ありがとうございます
いろいろと考えさせられました
のちのちのことを考え家でのトイレはさせたいので
このまま洗えるシートのままの方がいいのか考えてしまいます
全ての行動に理由があると思うので
その理由を知って撮り省いてあげたいです
ご意見をいろいろと参考にさせてもらいます
ありがとうございました



Re: オシッコしたシートを食べる

- ドッグライフカウンセラー 三留

2014/11/20(Thu) 10:25

No.3791

きくちゃん 様

この度はご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございます。
お話のご様子からきくちゃん様の温かなお人柄が伝わってまいります。
きくちゃん様のワンちゃんは幸せでございますね。

小型のワンちゃんではずっとお家の中で排泄をする子が多いようですが、
大型犬や柴犬などの和犬のワンちゃんでは
どちらかというと、だんだんお家の中で排泄をしなくなることも多いようでございます。
いずれにせよ、今後、天候が悪いときや高齢期を迎えたときのことを考えると
きくちゃん様がおっしゃるように、お家の中でワンちゃんが排泄ができる状態を
作っておくということは大切なことでございますね。
そのようなことを考えると、洗えるシートをご利用なさることは
私も今のご様子では望ましいのではないかと思います。

枯葉のじゅうたんの上を走りまわるワンちゃんの笑顔がまぶしい時期で
ございますね。
きくちゃん様のワンちゃんもお散歩を楽しんでいらっしゃいますでしょうか。
きくちゃん様とワンちゃんの、笑顔いっぱいの毎日をいつも応援いたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



食事拒否、給水激減

投稿者:ハナプー

投稿日:2014/11/19(Wed) 09:31

No.3788

3歳のトイプードル、避妊術済み、体重5500g
11月10日にトリミング、11月11日から普段与えている
ドライフードの食い付きが悪くなり、残す様になり、
臭いを嗅いだだけで全く食べなくなりました。
ドライフードと同じメーカーの缶詰を与えると食べます。
しかし缶詰は価格はもかなり高価で一缶ではカロリー不足です。
おやつを与えると嘔吐します。水も殆ど飲みません。
お通じは散歩に連れ出せば1日3回あります。

痩せてきました。寝てばかりいます。でもふざけて遊ぶ時もあります。

ドライフードを食べないのは病気でしょうか?
飽きたのでしょうか?

今後ドライフードに戻す方法をお教え下さい。

Re: 食事拒否、給水激減

- 獣医師 山中

2014/11/19(Wed) 15:32

No.3789

ハナプー 様

道端に舞う枯葉に冬の近づきを感じるようになりましたが、
ハナプー様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
早速、お問い合わせにつきましてご案内させて頂きますが、
実際にトイ・プードルちゃんのご様子を拝見
しておりませんので、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

トイ・プードルちゃんが11月10日にトリミングに行かれたところ、
翌日の11日からドライフードを残すようになったのですね。
また、缶詰は食べるものの、おやつを与えると嘔吐されるのですね。

ドライフードは保存には便利ですが、一般的に嗜好性は缶詰と比べると低いため
ハナプー様が仰るように、ワンちゃんはドライフードに飽きてしまうことがあります。
その場合も、缶詰など嗜好性が高く、好みに合うものは食べても
ハナプー様のワンちゃんのように、ドライフードは匂いを嗅いだだけで食べない、
というようなことがあります。
それでも、たいていの場合は他に何も与えず、お腹が空いてたまらなくなると
ドライフードを口にすることが多いでしょう。
しかしながら、中には好みのものを出してもらえるまで頑として拒み続けたり、
食べないときの飼い主様のご様子から、食べないでいると構ってもらえると思ってしまうこともあります。
このような時には、季節の変わり目などで体調が思わしくなくて食欲が落ちていることが多いのですが、
数日様子を見る間に体調が戻り、また元のように食べるようになっていることもあるでしょう。
お水に関しましてはちょうど寒い季節になったことと、缶詰にはドライフードより
水分が多く含まれていますので、トイ・プードルちゃんが必要としている水分量が減った
ということも考えられます。
種類にもよりますが、缶詰にするとほとんど水を飲まなくなる場合もあります。

また、ワンちゃんは私たち人間と比べると、比較的簡単に吐くことのできる動物ですので、
吐いてもそのあとケロッとしており、食欲が普通にあり、
他にも症状が確認されない場合は特に問題がない場合もあります。
11月10日にトイ・プードルちゃんはトリミングに行かれているとのことですが、
例えば、トリミングサロンへ向かう途中で大きな音がして怖い思いをしたとか、
トリマーさんがいつもの方ではなかった、など、
いつもと違ったことや気になることはございませんでしたか。

ワンちゃんは緊張や不安などの精神的なストレスにより体調を崩し、胃腸機能が低下したり、
胃炎や腸炎を引き起こすことがあります。
また、胃腸機能が低下しますので、腸の動きが悪く、食欲が低下することもあります。
その場合、消化の良くないもの(例えば油っこいものや、食物繊維の多いもの)が
刺激になって嘔吐を引き起こすことがあります。
そのためトイ・プードルちゃんは、消化の良い缶詰は食べても嘔吐せず、
おやつだけ嘔吐してしまったのかもしれません。

しかし、今回のハナプー様のトイ・プードルちゃんのご様子は、食欲もなく、おやつを嘔吐して
しまうことと、痩せてきていること、また寝ていることが多いご様子ですので、
何か原因となる病気が他にもある可能性もございます。

ワンちゃんの嘔吐で注意が必要な症状としては、次のようなものが挙げられます。
 ・吐いてぐったりしている、食欲がない、下痢や腹痛、発熱など他の症状を伴う
(胃炎や腸炎、肝障害や腎障害、中毒など、何らかの疾患に伴う吐き気の可能性)
 ・食欲はあって食べるが何度も吐く
(異物や腸管の狭窄、腸閉塞など通過障害の可能性)
 ・吹き出すように吐く
(咽喉頭や食道の疾患の可能性)
なお、嘔吐に関しては、胃腸に心配な点がある場合以外にも、肝臓や膵臓などの疾患など
多くの疾患と関連している可能性があります。

いずれにしても、ハナプー様のトイ・プードルちゃんは症状が1週間以上続いている状態で、
ドライフードに飽きてしまっただけなのか、何らかの病気によって、食欲が低下して、
ドライフードを食べたくないのか、まずは判断することが大切ですので、
ご安心のためにも、一度お早めにかかりつけの動物病院さんにご相談されることを
お勧めいたします。


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お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

木枯らしに一段と寒さを感じるようになりましたが、
ハナプー様とトイ・プードルちゃんにおかれましてはくれぐれもお体ご自愛下さい。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



病気でしょうか・・

投稿者:ごあみ

投稿日:2014/11/06(Thu) 14:58

No.3767


病気かどうかわからず投稿致しました。

昨日から黄色の泡状の液体を嘔吐しています。髪の毛数本、毛玉のような異物をひとつ発見しました。
嘔吐は合計4回。夕方には元気に散歩もし、うんちも普通でした。
その後、ごはんも食べ元気でした。
翌日もいつもの通り、朝ごはんを食べ元気にしてましたが、お昼頃お水を飲んだ後、嘔吐しました。見た目は水のようなのですが、粘りがありました。
元気なのですが病院に行った方が良いのでしょうか?
よろしくお願いします。

Re: 病気でしょうか・・

- ごあみ

2014/11/06(Thu) 15:02

No.3768

追記

トイプードル 2歳 ♂ です。



Re: 病気でしょうか・・

- 獣医師 山中

2014/11/07(Fri) 16:26

No.3771

ごあみ 様

コタツの恋しい季節となりましたが、
ごあみ様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
早速、お問い合わせにつきましてご案内させて頂きますが、
実際にトイ・プードルちゃんのご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

ごあみ様のトイ・プードルちゃんにおかれましては、泡状の黄色い液体を嘔吐し、
嘔吐物の中に髪の毛や毛玉のような異物があったのですね。
また、翌日も再度嘔吐がみられたので通院を考えているが、
元気食欲があるので迷われているのですね。

ワンちゃんは私たち人間と比べると、比較的簡単に吐くことのできる動物ですので、
吐いてもそのあとケロッとしており、食欲がふつうにあり、
他にも症状が確認されない場合はすぐに治ることもあります。
しかし、今回は翌日も症状がおありになるとのことですので、
何らかの病気の可能性もございます。

ワンちゃんの嘔吐で注意が必要な症状としては、次のようなものが挙げられます。
 ・吐いてぐったりしている、食欲がない、下痢や腹痛、発熱など他の症状を伴う
(胃炎や腸炎、肝障害や腎障害、中毒など、何らかの疾患に伴う吐き気の可能性)
 ・食欲はあって食べるが何度も吐く
(異物や腸管の狭窄、腸閉塞など通過障害の可能性)
 ・吹き出すように吐く
(咽喉頭や食道の疾患の可能性)


ごあみ様のトイ・プードルちゃんにおかれましては、嘔吐したものの中に髪の毛と毛玉が確認された
とのことですね。髪の毛や毛玉なども少しずつ胃に停滞してしまうと、慢性的に胃腸の調子が
悪くなる場合もあります。
また、他に何かトイ・プードルちゃんが食べてしまったものはございませんでしょうか。
若いワンちゃんでは、ヒモ状のものや、とがった串のようなものを飲み込んで
腸閉塞を起こすことも少なくありません。
ワンちゃんの嘔吐の場合には、白い泡状の胃酸と、
黄色い液体の胆汁が混じったものを嘔吐することが殆どですが、
強酸である胃酸が食道や胃の粘膜を刺激することによる
食道炎や胃腸炎を起こしている可能性もございます。
現在、ごあみ様のトイ・プードルちゃんにおかれましては、お元気とのことですが、
嘔吐が続くと脱水や体内の電解質バランスの異常など様々な問題が出てきますので、
一度かかりつけの動物病院さんに診て頂くと良いでしょう。

また、動物病院さんで異物を飲み込んでいるかどうかレントゲン検査をされても、
異物によっては写らない場合もございます。
また、異物誤飲が疑われても、時間が経過すると異物が腸に達してしまった場合には、
吐かせる処置も出来なくなるため、胃腸炎に対する処置のみで、一旦腸閉塞が起こらないかどうか
様子を見ることもございます。
その場合、異物誤飲の数日後に症状が現れることもございますので、1週間程度は次のような症状が
出ないかどうか、様子をよく確認することが必要でしょう。
腸の閉塞の状態によって、症状は異なりますが、一般的に腸閉塞の場合は、
頻回の嘔吐や食欲不振、腹痛などを起こします。腸閉塞により腸の血管の血液循環が阻害されている
場合には重症となり、激しい腹痛やショック状態に陥ることもあります。
腸閉塞は亡くなることもある病気ですので、様子がおかしいと気づいたらすぐに通院出来るように、
先生とあらかじめご相談しておくと安心かと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

日ごと寒さが加わる時節となりましたので、
ごあみ様とトイ・プードルちゃんにおかれましてはくれぐれもお体ご自愛下さい。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



Re: 病気でしょうか・・

- ごあみ

2014/11/14(Fri) 15:00

No.3782

山中先生

お返事が遅くなり申し訳ございません。
丁寧な回答をありがとうございました。
様子を見ており、1週間ほど元気に過ごしておりましたが、また本日黄色い嘔吐がありましたので一度かかりつけの先生に見て頂く事にしようと思います。

いつも不安を取り除いて頂いて助かっております。
ありがとうございました。



Re: 病気でしょうか・・

- 獣医師 山中

2014/11/14(Fri) 17:20

No.3783

ごあみ様

この度はご丁寧なお返事を頂き誠にありがとうございます。
ごあみ様のお話のご様子から、ごあみ様とトイ・プードルちゃんの
温かな愛情に溢れた笑顔が目に浮かぶようでございます。

ごあみ様がご予定なさっていらっしゃるように、
かかりつけの先生に診ていただき、一日でも早くご安心いただけますよう
お祈りいたしております。

急に寒くなって参りましたが、ごあみ様とトイ・プードルちゃんの
お健やかな毎日を応援いたしております。
また、気がかりなことがございましたらいつでもご相談下さい。



てんかんと狂犬病注射について

投稿者:ゆう

投稿日:2014/11/10(Mon) 14:48

No.3774

いつもお世話になっております。
てんかんと狂犬病注射の関係についてお願いします。
チワワ、11歳、オス、未去勢です。

H25年3月から、てんかんのような発作が出始めました。

@伏せの体勢で、頭を上に向け、目を見開いたような状態で頭を回している?ような感じになり、
A後ろ足がフラフラして立てないといった状態が数分続き
B直後に吐き、しばらく落ち着かずソワソワする
といった症状です。(30分後くらいには、ほぼ普通に戻ります)

毎回@〜Bの順に症状が出ますが、その時により症状がひどい時とそれほど酷くない時があります。

発作の回数は発症して1年半くらい経ちますが、今まで9回くらいありました。
ただ留守番中に嘔吐していた事もあり、気づかない発作もありそうな気がします。


機会があり今年の3月に大学病院で、脳のMRI検査と脳波検査をしました。
MRIの結果は大きな異常はなく、脳波検査も直近に発作が起きていなかったため、異常は見られないとのことでした。

大学病院の先生からは、「恐らくてんかん発作だろうが、口頭だけの説明では判断しきれない部分もあるので、発作の動画を撮って欲しい」と言われているのですが、焦ってしまい未だにうまく撮れず、現時点でもまだてんかんの診断には至ってない状況であります。
そのため服薬等の治療もしていません。


大学病院での検査後、発作が落ち着いていたこともあり、今年の5月に狂犬病の注射をしたのですが、その2時間後くらいに例のてんかんのような発作が出ました。

今までの中で一番ひどい発作で、症状は@〜Bと同じですが、頭を大きく八の字に回し(数分間)話しかけても反応がない状態でした。


かかりつけ医に話した所、
「可能性はなくはないが偶然の可能性もある、狂犬病は法律で決まっていることもあり、来年も打ってみてまた同じ症状が出たら免除?の書類を書いてくれる」とのことでした。

一応納得はしましたが、私としては接種日に一番ひどい発作が起きるとは、とても偶然とは思えず、明らかに注射の影響だと思えて仕方ありません。
来年の注射が怖いです。あの発作を目の当たりにするたびメンタルがやられます。


狂犬病注射の影響で、てんかん発作が誘発されたりすることはないのでしょうか?
また注射の影響で発作が増えるということはありますでしょうか?
5月の注射後以降、6月と8月にも発作がありちょっと増えた気がしました。


先生にこの関係性を聞くと、「注射自体とは関係ない」という先生や、「注射の成分が脳に関係している可能性もある」という先生とさまざまです。
先生方のあいだで見解が違うのは何なのでしょうか?

お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

Re: てんかんと狂犬病注射につい...

- 獣医師 山田

2014/11/12(Wed) 16:05

No.3777

ゆう 様

日に日に秋が深まる季節となりましたが、
ゆう様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談いただきありがとうございます。
11歳のチワワちゃんがてんかんの様な発作を起こしていて、
狂犬病予防注射との関連性についてのご質問でございますね。
早速ご案内させていただきますが、実際のご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となりますこと、ご了承下さい。

ゆう様のチワワちゃんは、H25年3月頃から、てんかん様の発作が認められ、
大学病院で、脳のMRIと脳波検査を実施されたのですね。
MRIでは大きな異常はなく、脳波検査にも異常は見られなかったが、
大学病院の先生からは、「恐らくてんかん発作だろう」とお話があったものの
先生ご自身も、チワワちゃんの実際の発作状況を見て判断していく予定なのですね。

てんかんの発作は、毎回同じであることが多いと言われていますが、
「発作」の種類はいくつかあります。
例えば、手足や顔面等の一部に痙攣を起こすものや、全身に痙攣を起こすものが
ありますが、どのような発作を起こすかは、ワンちゃんによって様々で異なります。
ゆう様のチワワちゃんは
@伏せの体勢で、頭を上に向け、目を見開いたような状態で頭が回る
A後ろ足がフラフラして起立困難な状態
Bその後に嘔吐し、しばらく落ち着かずにソワソワする 
といった一連の発作なのですね。

さて、チワワちゃんはこの発作が安定していたので、
狂犬病の予防注射を5月に接種されたところ、接種2時間後くらいに
大きな発作がでて、数分間は話しかけても反応がない状態だったのですね。
突然のことで、ゆう様におかれましては、さぞかし驚きになられたことと、
心中お察しいたします。

狂犬病の予防注射がてんかん発作を誘発するかについてですが、
日本の狂犬病ワクチンは、病原性が弱いウイルスを増殖させ、さらに薬剤を使って
ウイルスの感染性をなくしたワクチン(不活化ワクチン)※を使用していますので、
狂犬病ワクチンの成分が発作を誘発しているという可能性は低いのではないかと
思われます。しかし、注射が引き金(きっかけ)となって発作が起こった可能性は
ゼロではないかと思います。
例えば、てんかんの場合、気圧の変化が起こりやすい季節や来客時の
インターホンの音がしたとき、家に来客があり興奮したときやお出掛けをしたときなど、
何らかの刺激をきっかけに発作が起こるという事はございます。
予防注射では健康なワンちゃんに接種する場合でも「副反応」が認められる
場合があります。一過性の副反応として、疼痛、元気・食欲不振、下痢
又は嘔吐等が認められる場合があります。
過敏体質ワンちゃんでは、まれにアレルギー反応として顔面の腫脹や掻痒、
じんま疹がでたり、強い反応としてアナフィラキシー反応(虚脱、貧血、血圧低下、
呼吸速迫、呼吸困難、体温低下、流涎、ふるえ、けいれん、尿失禁等) が起こる
こともございます。
また、発熱や元気・食欲低下などの軽度の症状は接種後、数時間たってから
症状が出るのに対し、アナフィラキシー反応は、多くの場合注射後30分位までに
発現します。
アレルギー反応の多くは、不活化ワクチンに含まれるアジュバントなどが
原因となることが多いと考えられています。
チワワちゃんは注射後に発作が出たとのことなので、狂犬病ワクチンの副反応
があり、それがきっかけとなって、大きな発作が出た可能性はあるのかもしれません。
ただ、それを証明するのは困難となりますので、かかりつけの先生は
「偶然の可能性もあるので、もう一回接種して同じような症状が出るかどうか見てみましょう」
というお答えだったのではないかと思います。
また獣医師によって意見が分かれるのも、てんかんの発作と予防注射との直接の
因果関係をはっきりと証明することが難しいためかと存じます。
てんかんの発作は、発症してから徐々に発作の回数が増えてくることもありますが、
予防注射が発作の回数を増やす原因になっているかどうかというご質問についても、
因果関係がはっきりとわかっていないために、お答え致しかねます。
※不活化ワクチンは、死んだ病原体もしくは病原体の一部から作られます。
効果を高めるためにアジュバントという抗原性を増強する物質を含んでいます。

いずれにせよ、予防注射を行う場合には、持病も含めて獣医師による健康診断を
受けていただき、接種できるか否かを判断することが重要となります。
なお、日本獣医師会から狂犬病集合予防注射実施のためのガイドラインが作成されて
おります。その中から「狂犬病予防注射を受けることが適当でない状態」と
「狂犬病予防注射の可否を判断する場合に注意を要する状態」について
記載させていただきます。

【狂犬病予防注射を受けることが適当でない犬】
@ 咬傷事故を起こし、鑑定期間中の犬
A 重篤な疾患に陥ってることが明らかな犬
B 重篤な心不全状態にある犬
C 急性期・慢性期の腎不全状態にある犬
D 以前、狂犬病のワクチンや、その他のワクチン接種でアナフィラキシーを呈したことが
明らかな犬
【狂犬病予防注射の可否を判断する場合に注意を要する犬】
@ 明らかな発熱を呈している犬
A 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患および栄養障害などの
基礎疾患を有することが明らかな犬
B 前回の予防注射で2日以内に発熱が認められた犬、又は全身性発疹などの
アレルギーを疑う症状を呈したことがある犬
C 過去に痙攣の既往歴がある犬
D 狂犬病ワクチンの成分にアレルギーを呈するおそれがある犬
E 妊娠中の犬
F 強度の興奮状態にある犬
日本では狂犬病の予防注射は、狂犬病予防法により、
「犬の所有者は、その犬について、厚生労働省令の定めるところにより、
狂犬病の予防注射を毎年一回受けさせなければならない」と義務付けられており、
上記に該当しない健康なワンちゃんでは接種が義務付けられております。
かかりつけの先生は、この法律のことをおっしゃっていたのだと思います。
てんかんが持病のワンちゃんでも発作を内服薬などでコントロールできていて、
獣医師が診察し、問題ないと判断された場合には接種を行うこともあります。
来年、チワワちゃんが狂犬病を接種できるかどうかについては、
これから、来年の接種までの間に発作がどれくらいの頻度で起こっているか、
重責発作(短時間にくり返し発作を起こしたり、長時間発作が続くこと)を起こして
いないかなどの発作の状況と、発作以外の健康状態も合わせて判断していく
必要があるかと存じます。
万が一、病気などで接種が困難な場合には、
「狂犬病予防注射猶予証明書」を発行していただくことができますので、
今後のチワワちゃんのご様子と、発作の状況を記録していただき、
接種時期に再度、かかりつけの先生にご相談いただくことをお勧めいたします。
また仰る通り、獣医師によっても意見が分かれるところではありますので、
もし、かかりつけの先生とご相談されても、心配で不安が残るという場合には、
セカンドオピニオンとして、他の病院さんでもご相談されるのも一つの方法でしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



Re: てんかんと狂犬病注射につい...

- ゆう

2014/11/13(Thu) 14:42

No.3779

山田先生

とても丁寧で分かりやすい説明をして頂きまして
ありがとうございました。
てんかんと狂犬病について、初めて耳にするお話などもあり、
とても勉強になりました。

引き続き発作等の状況を記録し、
来年の狂犬病注射の時期にまたかかりつけ医に相談してみようと思います。
お忙しい中、ありがとうございました。



Re: てんかんと狂犬病注射につい...

- 獣医師 山田

2014/11/14(Fri) 11:28

No.3781

ゆう 様

この度はご丁寧に返信いただき誠にありがとうございます。
大切なワンちゃんが発作を起こしているときのご様子をご覧になられると、
胸が痛む思いになられるとは存じますが、
ゆう様がおっしゃるように、そのときの状況を記録していただくことが
たいへん重要かと存じます。

なお、てんかん等の発作がおきた時にはできるだけ落ち着いて、
周りのものにぶつかったりして怪我をしないように、
ぶつかりそうなものはその場から退け、柔らかい毛布やクッションなどを
置くなどして安全を確保しましょう。
大きな声で呼びかけたり、揺さぶったりしないで、落ち着いて、
ワンちゃんが元の状態に戻ってくるまで、優しく静かに見守ってあげてください。
発作がおさまったら、すぐにケロッとする場合もありますが、
しばらくの間ボーッとしたり、フラフラした状態が続いたりすることも
ありますので、静かに落ち着ける場所で休ませてあげましょう。


引き続き発作等の状況を記録していただき、「以前に比べて発作の頻度が
高くなってきた」「発作の持続時間が長くなった」「発作後の回復に時間が
かかる」など、以前の発作と様子が変わってきたときや、
1日に2回以上の発作を起こしたときなどは、かかりつけの先生に
すぐにご相談いただければと思います。

気がかりなことや、ご心配なことなどがございましたら、
いつでもお声掛けください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。