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猫の耳垢

投稿者:クー

投稿日:2016/03/31(Thu) 22:52

No.4324

霍田先生ありがとうございます。
アレルギー反応から、マラセチア性外耳炎を患っている可能性もあるかもしれないという解釈で良いでしょうか?
耳にだけアレルギーの反応が出る子も居るのでしょうか?
では、病院でお願いするとすれば一度アレルギー検査を受けてみるのも良いかもしれないという事でしょうか?
質問ばかりですいません、私自身がアレルギーとは無縁の人間なものでアレルギーの事が、全くわかりません。
すいません、宜しくお願いします。

Re: 猫の耳垢

- 獣医師 霍田

2016/04/04(Mon) 16:42

No.4328

クー 様

この度は追加のご質問をいただき、ありがとうございます。

それではまず、アレルギーについてご説明いたします。
アレルギーとは、アレルギー症状を起こす特定の原因物質(アレルゲン)に
対して体内の免疫機構が過剰に反応して、体に有害な作用が起こることを
いい、アレルゲンによって生じる皮膚炎は、アレルギー性皮膚炎と
よばれます。

アレルギー性皮膚炎は、原因によって次のようなものがあります。
1.吸引性アレルギー
ハウスダストや花粉、カビなどがアレルゲンとなり、これらを吸引することで
発症します。
2.食事性アレルギー
アレルゲンとなる食物を摂取することによって引き起こされます。
主に蛋白質が原因となることが多く、例として牛乳や肉類などが挙げられます。
3.ノミアレルギー
ノミの唾液中にある蛋白質がアレルゲンとなり、ノミがネコちゃんの皮膚に寄生
して吸血することでアレルギーを起こします。
4.接触性アレルギー
じゅうたんや食器など身の回りにある、あらゆるものがアレルゲンとなり、
これに皮膚が触れることによって引き起こされます。

アレルギー性皮膚炎では皮膚の痒みが主な症状で、ネコちゃんが体を
しきりに舐めたり引っ掻いたり、噛んだりする行動が見られます。

食事性アレルギーでは同時に外耳炎や、下痢などの消化器症状を引き起こす
場合もありますし、接触性アレルギーでは、原因となるアレルゲンと
接触した部分に皮膚炎がみられます。

アレルゲンが何であるかにより、症状が出る部位も異なってきます。
原因により、耳にだけアレルギーによる症状が出る可能性もあるかと存じます。
ネコちゃんは耳以外の皮膚の様子や、その他の下痢などの症状は
いかがでしょうか。
アレルギー性皮膚炎があると、通常よりも皮膚のバリア能力が低下してしまうため、
細菌などの感染を起こしやすくなります。
そのため、抵抗力の落ちた皮膚で、もともと常在していたマラセチアが異常に
増殖し、外耳炎が長引いている可能性も考えられます。
また、マラセチアそのものがアレルゲンであった場合は、その感染が
アレルギーを引き起こしている場合もあります。

アレルギー性皮膚炎の治療にあたっては、まず原因の特定を行い、
除去していくとともに、抗ヒスタミン剤や副腎皮質ホルモン剤などの投薬で
症状の緩和を行います。
その他に減感作療法を行う場合もあります。
この方法はアレルギーの原因物質を繰り返し微量身体に入れる
ことにより、最終的には体に慣れさせる治療法です。
これらの治療にあわせて、ネコちゃんのいる環境を清潔にすることで
アレルゲンとなりうる物をできるかぎり排除するという環境づくりも重要と
なってきます。

かかりつけの先生とご相談いただき、先生がアレルギー性皮膚炎の可能性が
高いと判断されるのであれば、アレルギー検査をしてみることも
有効かと思います。

クー様のネコちゃんのお耳が一日も早く良くなりますようお祈りしております。
また、気がかりなことやご心配なことがございましたら、
いつでもお気軽にお声掛けください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



お留守番の時

投稿者:ティガママ

投稿日:2016/03/31(Thu) 13:53

No.4320

お留守番の時は、ケージに入れてお留守番をさせているんですが、いつもトイレが所定の位置にはない状態でウンチをトイレにはしてはいるんが、踏み固めるられている状態です。
またオシッコはトイレでした跡があるんですが、ケージ内でもしてたりで掃除が毎日毎日大変で。
どうすればよいですか?また不安分離の感じもあり、飼い主が居なくなるとクンクン泣きます。
どうすれば改善されますでしょうか?
因みに2歳を少し過ぎたトイプードルです。

Re: お留守番の時

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/04/04(Mon) 15:04

No.4327

ティガママ 様

春爛漫の候、ティガママ様におかれましては、いかがお過しでしょうか。
この度は、ご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
早速ご案内をしたく存じますが、実際のトイプードルちゃんの様子が
わかりかねますので、一般的な案内となりますことをご了承ください。

お留守番のときの、トイプードルちゃんのトイレの状態に、
お悩みとのことでございますね。
お留守番のとき以外のご様子はいかがでしょうか。
うかがったお話からですと、ウンチはケージの中のトイレでした形跡はあるけど、
トイレの位置がいつもある位置から動いていたり、
ウンチを踏み固めたような状態になっているということですね。

オシッコもトイレでした跡もあり、ケージの中でもしてしまっているとのこと
ですので、ティガママ様のワンちゃんは、トイレで排泄をするということを、
基本的にはわかっているのではないかと思います。

「日常的にトイレで排泄をすることを理解している」、「お留守のときだけ
トイレ以外での排泄がみられる」、「ご帰宅時に、トイプードルちゃんが
動き回ったような形跡がある=トイレが動いてしまっている」、「動き回ることで
ウンチを踏んでいるようだ」ということから推測いたしますと、ご家族がご不在
であることへの不安が鍵となり、そわそわとケージの中を動き回るなどの
行動がみられることが、原因となっている可能性があるかもしれません。
また、日ごろから、ケージの中に入るのはお留守番や叱られたときだけ
だったりすると、ケージが自分にとって嫌なことと強く結びつき、
ゆったりとのんびりと過ごす気持ちになれないから、という場合もみられます。

ワンちゃんはある程度の頭数で集団を作り、助け合って狩りをしてきた
という歴史を持つ、社会性のたいへん高い動物です。
そのため、多かれ少なかれ、他の仲間から離れることに対して不安感を持ち
ますが、不安感の強さの程度によっては、日常生活に影響があるほど、
行動などに影響がでることがあります。
不安感の程度は、飼い主様との間の依存心の強さ、社会経験、環境の変化、
生来の気質などに影響があるのではないかと考えられています。
行動の例といたしましては、次のようなものが挙げられます。

 ・飼い主の留守中に物などを破壊する・吠える
 ・飼い主の留守中に自分の手足を舐めたり噛んだりする
 ・トイレではない場所でおしっこをしてしまう
 ・パンティング(舌を出してハアハアという)、震え、下痢、嘔吐などの内科的
な症状

このような行動は、パニックが高じての行動であったり、必死で飼い主さんを
探している行動であったりします。
ワンちゃん本人にとっては、どうしようもない行動ですので、帰宅なさったときに、
お留守の間にいつもと違う行動をしているなという痕跡をみつけても、
叱ったり、視線を向けたり、声をかけたりなさらないことが重要です。

ワンちゃんは自分が取った行動の後に回りにどのような行動をしたか
という経験をもとに、自分の行動を変えていきます。
ワンちゃんにとっては、飼い主さんに注目されたり、
声をかけてもらえるということはたいへん嬉しいことですので、
飼い主さんが帰宅なさった後に声をあげたり、叱ったり、注目なさっていることが、
かえってワンちゃんがした行動に対するご褒美のような形に
なってしまうことがあるからです。
ワンちゃんが不安なあまり、落ち着かない行動をとった形跡があっても、
そのためにケージの中がぐちゃぐちゃであっても、何もなかったかのように
さりげないご様子で対応いただき、また、興奮した状態のときにケージから
出したりせず、オスワリをさせて、落ち着いた状態のときにケージから出す
ようにしましょう。
大切なことは、日ごろから、興奮した後に思うようになるというような状態を
作らず、必ず落ち着いた状態をつくり、褒めていただき、その後に要求を
きくようにしましょう。

「飼い主様がいらっしゃらなくなることは大したことではない」、
「日常の中の一こまであるから気にする必要がない」、
「ひとりでも大丈夫」と思わせてあげることが重要です。
このためには、留守番のとき、「さりげなく出かけて、さりげなく帰宅する」
ことがたいへん重要です。また、お留守番の前には、「長めのお散歩を
させていただく」などして、ある程度、疲れてウトウトとするような状況を
作っていただくことが有効でしょう。
また、「ケージに入ると飼い主さんはお出かけする」というような結びつきを
トイプードルちゃんが感じてしまうというようなことはありませんでしょうか。
もし、ケージに入れられると、お留守番ではないかとそわそわするという
様子がみられるのであれば、その結びつきを解いてしまうようになさると
よろしいでしょう。
例えば、お留守番以外に、ケージをゆっくりと楽しむ場所として利用いただく、
ケージの中に入ったら、お気に入りのオモチャを与える、ケージに入ったら
優しく体を撫でるなどして、ケージを好きにすることが重要でしょう。
リラックスをしてお留守番をする上で、その中で過ごすケージを好きな
ところにすることは、たいへん重要なことです。
トイプードルちゃんの様子をご覧になりながら、場合によっては、ケージの
後ろ半分くらいに何か覆いをしてあげたり、
お気に入りのキャリーバッグやクレートなどをケージの中にいれて
ご利用なさると落ち着く場合もございます。
飼い主様の外出に気づき、不安に思う行動としては、車の鍵を手にもつ、
上着をきるなどがございます。このようなときも、外出のときだけ上着を
持つのではなく、上着を持ってリビングで過ごす、などなさるとよろしいでしょう。

お家の中でトイプードルちゃんは飼い主様がいらっしゃらないと、
クンクンと鳴くとのことですね。鳴いていても、飼い主様は心配そうな表情を
なさることなく、気にする素振りをみせず、ご自身のことをなさったほうが
よろしいでしょう。また、ひとりでいられるんだ、という自信を持たせていただくため、
例えば、お気に入りのクッションの上でおもちゃを与えて、
トイプードルちゃんが鳴かずに待てるくらいの時間、5分でも10分でも良いので、
トイプードルちゃんをその場において、部屋を出てみましょう。
トイプードルちゃんが飼い主様がいらっしゃらないことに気づき、
ソワソワし始める前か同時に、さっと部屋に戻っていただき、
一人でいられたことを笑顔で、褒めてあげましょう。
ひとりでいる時間を、このようにしながら少しずつ長くしていき、
ひとりでいられたら笑顔で褒めていただくということを
続けていただくとよろしいでしょう。

ワンちゃんは自分が不安なとき、飼い主様の顔色をうかがおうとする
ことがございます。
ワンちゃんが心配そうな表情をしても、何でもないかのように、
笑顔で、堂々とした表情をなさって、どんなときもトイプードルちゃんを守って
あげるよ、安心しなさい、というティガママ様のお気持ちを、
トイプードルちゃんに伝えるようになさるとよろしいでしょう。
また、じっとティガママ様の姿を目で後を追っているトイプードルちゃんに
気づいても、あまり見つめあうことなく、ティガママ様のペースで
お家の中のご用をなさるようにしましょう。
排泄に関しては、日ごろから、トイレの上でできたら褒める、ということに
徹底していただいたほうがよろしいでしょう。

この他、次のようなこともトイプードルちゃんがリラックスして過ごすためには
重要でしょう。
飼い主様はリーダーらしく、一貫性を持ってワンちゃんと接する
群れのリーダーとしての飼い主様が、いつも毅然とした態度をとれば
ワンちゃんは精神的に安心いたします。
飼い主様はワンちゃんの顔色を見たり、要求を叶えたりするのではなく、
毅然とした態度でリーダーとしてワンちゃんを安心させてあげましょう。

1.
飼い主様が主導権を握るため、飼い主様が指示をする立場であり、
従えばいいことがあることを教えてあげましょう。
「スワレ」「マテ」「ヨシ」という飼い主様の指示に従ったら、褒めましょう。
公園などでほんの数分から、楽しくゲーム感覚でなさってもよろしいでしょう。
ご褒美は、ボール遊びや駆けっこ、オヤツなど日頃から
ワンちゃんの大好きなことを用意してくださいませ。

2.
お部屋の中で一緒にいるときにも視線を合わせずにいる時間を作りましょう。
ほんの短い時間から、さりげなく、ティガママ様はお好きなことをなさり、
トイプードルちゃんはそのうち、ゆっくりと好きな場所で寝そべって
過ごすかもしれません。
3.
トイプードルちゃんがまとわりついたり、甘えて鳴いても構ったり慰めたり
しないようにしましょう。
悲しそうティガママ様のことを傍にいてと呼んでも、
ティガママ様はそれに対して声をかけず、平然とした表情を見せて、
いかにも当たり前、といった雰囲気をトイプードルちゃんが感じるようにしましょう。

ご帰宅後もすぐにトイプードルちゃんに声をかけるのではなく、
先にご家族様にお声をお掛けいただき、着替えなどのご自分のことをされてから、
落ち着いたワンちゃんに声をかけるようにします。
  
ワンちゃんは、不安なとき、怖いとき、どうしてよいか分からないとき、
精神的に不安なときには粗相をしてしまうことがあります。
必ずティガママ様は帰ってくるから大丈夫、
トイプードルちゃんはひとりでも大丈夫という気持ちを、日々の繰り返しの中で、
必ず感じるようになりますと、ソワソワとしてウンチを踏むこともなくなり、
ケージの中の粗相もなくなってくことを信じていただき、
長い目でトイプードルちゃんを見守っていただければと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスをうけたまわっておりますので、ぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。
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土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

ティガママ様とトイプードルちゃんがますますお元気で、
心地よい春の季節を満喫されますよう応援いたしております。

今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。




無題

投稿者:ラーズ

投稿日:2016/03/16(Wed) 11:09

No.4303

10歳のゴールデンレトリバー 男の子です。
肛門のまわりにできものができて少し腫れています。
時々出血もします。獣医の話ではよくあることと言われ処置なしでした。以前もらった皮膚薬があったので、つけたりしていますが、あまりかわりません。もう一度みせたほうがよいのか
このまま皮膚薬で様子をみるかでまよっています。
もうひとつ気になりますが、歯茎が腫れて歯がかくれたように
なっています。このままでよいのでしょうか。

Re: 無題

- 獣医師 酒井

2016/03/17(Thu) 18:51

No.4306

ラーズ 様

草花が芽吹き始め、春らしくなってまいりましたが、ラーズ様におかれましては
いかがお過ごしでしょうか。

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
ラーズ様の10才になる男の子のゴールデンレトリバーちゃんの肛門周りのできものについてと、
歯茎の腫れについてのご相談でございますね。
お問い合わせについて、早速ご案内をさせていただきますが、
実際の様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承下さい。

高齢な男の子のワンちゃんの、肛門周りによくみられるできものに「肛門周囲腺腫」があります。
肛門周囲腺腫のほとんどは良性なのですが、腫瘍の場所や、大きさによっては自壊して出血
しやすくなります。肛門周りという清潔に保つことが難しい場所であるため、出血を繰り返す
場合には腫瘍を外科手術によって切除します。
この腫瘍の発生は雄性ホルモンが関与しているので、腫瘍の摘出をしなくても、去勢を
することによって腫瘍が小さくなる場合もあります。
また、まれではありますが悪性の肛門周囲腺癌もありますので、急激に大きくなる場合には
手術を検討します。
ゴールデンレトリバーちゃんは10歳と高齢ですので、良性の可能性が高いと判断される
場合には、全身麻酔をかけての手術はお勧めされないかもしれませんね。
今は、以前かかりつけの先生にいただいた皮膚薬を塗っているということですね。
念のため、以前診察していただいたときと比べて変化があるかどうかや、悪性の可能性はないか
ということを、かかりつけの先生に見ていただいた方がよろしいかと存じます。
良性であっても、肛門周りの自壊した皮膚は治りにくく、また感染を起こすと塗り薬だけでは
治まらない場合がありますので、その点もかかりつけの先生にご相談いただくことを
お勧めいたします。

もう一つの質問の歯茎の腫れについてですが、歯茎は赤みを伴う歯肉炎の症状を示して
いるのでしょうか。もし、歯石の付着もあり、炎症によって腫れている様子でしたら、
抗生物質や消炎剤による治療が必要です。
赤みなどがなく、歯肉が増殖して盛り上がったように歯に覆い被さっているということであれば、
歯肉腫(エプーリス)と呼ばれる良性腫瘍である可能性が高いかと存じます。
エプーリスの場合、食べる際に邪魔にならない程度の大きさであれば、様子を見ることが多い
のですが、大きくなって物理的に擦れてしまうなどで、出血をしやすい状況になってくると
、痛みを生じることもありますので、レーザーなどで切除することもあります。
また口腔内腫瘍には、メラノーマや扁平上皮癌といった、非常に悪性度の高い腫瘍も
ありますので、肛門周りのできものと合わせて一度お早めに受診していただくようお願いいたします。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
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平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

ラーズ様とゴールデンレトリバーちゃんがますますお元気で、心地よい春の季節を満喫
されますよう応援致しております。

今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。



Re: 無題

- ラーズ

2016/03/30(Wed) 09:09

No.4318

先日は丁寧なるご回答ありがとうございました。
少し様子をみて、かかりつけの先生にみていただこうと思います。何分にも元気で食欲もあり、散歩にも喜んでいくので
日常の生活には影響なさそうです。



Re: 無題

- 獣医師 江口

2016/03/31(Thu) 17:22

No.4323

ラーズ 様

この度はご丁寧にご返信をいただきまして誠にありがとうございます。
ゴールデンレトリバーちゃんはお元気で、食欲もあり、散歩も楽しんでいらっしゃる
ご様子、何よりでございます。
今後もご様子をご覧いただきながら、ラーズ様に適切な健康管理をしていただけ、
ゴールデンレトリバーちゃんは幸せでございますね。
ご心配なことがおありの際はいつでもお声がけください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



猫の耳垢

投稿者:クー

投稿日:2016/03/29(Tue) 22:47

No.4315

いつもお世話になります。
以前にも、耳垢の件でお伺いさせて頂いた者です。あれからも、相変わらず耳洗浄での通院が続いております。先日、全身麻酔でレントゲン鼓膜切開術カテーテル洗浄と検査も受けました。術後は、3週間飲み薬を続け思いの外、良い状態だったのですが・・・、飲み薬が終わって2週間後の今日、耳の中のチェックで病院に行くと、またまた耳垢が沢山取れました。仕方ない事ですが、がっかりしました。やはりマラセチア性外耳炎という診断ですが、ずっと付き合って行かないといけないかもしれないですが、すっかり耳を触られる事が嫌になってしまっている猫を見てると、なんとなく可哀想で出来ることならセカンドオピニオンでも受けて治るかもしれない可能性が無いのかを確認した方が良いのでしょうか?

Re: 猫の耳垢

- 獣医師 霍田

2016/03/31(Thu) 17:05

No.4322

クー 様

こちらこそ、いつも大変お世話になっております。
また、この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
ネコちゃんの外耳炎、耳垢についてのご相談でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際にご様子を拝見して
おりませんので、一般的なご案内となりますことをご了承くださいますよう、
お願いいたします。

外耳炎の原因は、耳ダニの寄生、真菌(カビ)や細菌の感染など様々です。
クー様のネコちゃんは、マラセチア性外耳炎と診断されたのですね。
これは「マラセチア」という酵母様真菌により起こる外耳炎ですが、
このマラセチアはワンちゃんやネコちゃんの皮膚に住んでいる常在菌であり、
健康な皮膚の状態では通常、問題になりません。
しかし、何らかの理由で皮脂の分泌が増えすぎたり(脂漏)、アトピーや他の
皮膚炎などで皮膚の抵抗力が落ちると異常増殖し、症状を呈することがあります。
マラセチアは皮脂分を好み、皮脂のたまりやすい脇、指の間、耳などで増殖して
炎症や痒みを起こすことが多いとされます。
さらに、掻き続けることにより耳の皮膚を傷つけ、二次的に細菌感染を起こして
しまうこともあります。
炎症によって耳の痒みだけでなく痛みも伴うようになると、
耳を触られることを嫌がり、治療が難しくなることもございます。
マラセチア性外耳炎の一般的な症状としては、耳の痒みや痛みのために、
ネコちゃんが首を振ったり傾けたり、後肢で耳を引っかくなどの仕草がみられます。
耳の赤みや腫脹、独特の匂い、耳垢の増加などの症状も多くの場合みられます。
また、中・内耳炎を起こしている場合には、耳に痛みを生じ、頭を傾けたり(斜頚)、
回転するように歩く動作(旋回運動)が見られることがあります。

クー様のネコちゃんは、全身麻酔下で手術や検査を行い、術後の経過は良好
だったが、3月29日に通院された際には、また耳垢がたくさん見られたのですね。
マラセチア性外耳炎は、例えばアレルギー性皮膚炎など、その他の皮膚の疾患が
あると、治療に時間がかかったり、なかなか治療の効果が出にくい場合があります。

アレルギー性皮膚炎とは、アレルギー症状を起こす原因物質である
アレルゲンによって、ネコちゃんの体の中の免疫機構が過剰に反応するために
生じる皮膚炎のことをいいます。
アレルゲンの種類にはノミやハウスダスト、花粉や食物などがあります。
このように、外耳炎が治りにくいその他の原因がないか、全体的に診察をお受け
いただくことも良いかと思います。
また、外耳炎の原因は1つとは限らないため、マラセチアだけではなく、
その他の細菌や耳ダニなどの感染を併発している可能性もあります。
はじめはマラセチアによる外耳炎だったけれども、治療を進めるうちに
マラセチアが減り、別の細菌が増えてしまうということもございます。
現在は、耳垢が多く出るということなので、耳洗浄を行ったり、適切な
投薬などで、耳の中の環境を整えることが大切です。
クー様のネコちゃんも耳を障られるのを嫌がるようになり、クー様に
おかれましても、そのような猫ちゃんのご様子をご覧になられる辛い
お気持ちお察しいたします。
痛みや痒みがあると耳を洗浄されることを嫌がるネコちゃんも多くいますが、
頑固な外耳炎であっても、耳の環境を整え、飲み薬や点耳薬などを変える
ことなどによって、今より症状が改善する可能性もあります。

かかりつけの先生と、よくお話しいただき、お薬などを含め、今後の治療方針
についてご確認いただくと良いかと思います。
また、獣医師によって、治療方法や使用する薬剤が異なることもありますので、
場合によっては、セカンドオピニオンとして別の病院で診察を受け、見解を
おたずねになってみることも一案かと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、
お気軽にご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

季節の変わり目でございますので、
クー様もネコちゃんも、どうぞお体に気をつけてお過ごし下さい。

今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



しつけ他

投稿者:らん

投稿日:2016/03/29(Tue) 12:23

No.4314

今年2月13日に飼い始めペットショップにてこちらの保険に加入。2週間経って、避妊手術の相談をしに診察したこころ耳ダニがおり検査投薬代がかかりました。1ヶ月後経過診察を26日受け耳垢検査しましたが、保険適用外ですか。

しつけの面で、2キロもない小型犬です。リードを怖がっているのか?散歩は後を付いてきますので、リードを引きずってついてきます。室内で短い紐をつけても固まってしまいます。食が細いのでおやつでしつけは難しいです。何かよい方法がありましたら教えて下さい。

Re: しつけ他

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2016/03/31(Thu) 15:27

No.4321

らん 様

この度はご相談をいただきましてありがとうございます。
当掲示板「教えてアニコム しつけ・健康編」では、しつけのご相談についてご案内を
させていただき、「ワンちゃんの耳垢検査に関するペット保険」のご相談は、
「教えてアニコム損保(http://www.anicom-sompo.co.jp/ani_bbs/bbs_001/bbs_001.cgi」の
No.354でご案内させていただきますことを何とぞご了承ください。


ラン様のワンちゃんは、リードを怖がっている様子でお困りとのことですね。
ワンちゃんが見慣れないものを怖がることはむしろ一般的ですので、
お散歩デビューの頃に、首輪やリードを怖がることはたいへんよくみられます。
ワンちゃんは、「自分が何かした後、周りにどのようなことがあったか」という経験
から、取る行動を次第に変えていくようになりますので、「リードをつけたら
楽しいことや嬉しいことがあった」という経験をさせてあげることが重要です。
ご褒美として、食べ物を与えることも一つの方法ですが、らん様の笑顔や、
大好きなオモチャを見せてあげること、また「すごいね」という一言も、ワンちゃんが
好ましく、嬉しいと感じることであれば、何でもご褒美になるでしょう。
むしろ、食いしん坊なワンちゃんに、食べ物だけをご褒美にしていると、食べ物がないと
知らん顔をしてしまうことが起きてしまう場合もあります。
どのようなご褒美であっても、必ず、飼い主様の「オリコウ」という一言を添えていただく
ことがたいへん重要でしょう。

首輪を見ただけで、あるいはリードを目にしただけで固まってしまうワンちゃんもいますが、
ラン様のワンちゃんはいかがでしょうか。
もし、リードがあるだけで反応を見せるようであれば、お部屋でワンちゃんとらん様が
楽しい時間を過ごす時などに、「ワンちゃんの視界に入るところにリードを置いておく」
というところから始めてみてもよろしいでしょう。
だんだん「リード=楽しいこと」というイメージが出来てきたら、次はリードをつけた
瞬間に、ワンちゃんのお気に入りの遊びをしたり、抱っこをして優しく声をかけたり、
撫でていただくなどなさってはいかがでしょうか。
お部屋の中で、らん様が少し先に進み、「おいで」と笑顔で両手をお出しになり、
リードを軽くひいて、かけっこするように促しても楽しいかもしれませんね。
可愛い足取りで、ワンちゃんがらん様のもとに走ってきたら、特別の笑顔で迎え、
褒めてあげてください。
リードをつけて歩いたら、「すごいね」「上手だね」と褒めてもらえた経験を通して、
ワンちゃんにも次第に自信がついて、楽しむ余裕も出てくるとよろしいですね。

「ワンちゃんは散歩が好き」というイメージがあるかもしれませんが、最初はお散歩が
怖くて仕方がないワンちゃんが多く、おっかなびっくりでお散歩をスタートすることが
ほとんどです。
最初からお散歩を楽しむことのできるワンちゃんもむしろ少数派といえるかもしれません。
リードをつけた瞬間に抱っこをして、近くの公園やお宅の前などで少しだけ下ろしてあげ、
好きなオモチャをみせながら、「楽しいね」と2、3歩あるいて、帰ってくるというような
小さな、楽しい散歩を毎日積み重ねてはいかがでしょうか。
何とか慣れさせようと、無理をなさったり、ワンちゃんが怖がることを繰り返したりすると、
余計に怖さがつのってしまうこともございます。
いかにも「楽しいことがあるよ」という雰囲気を見せていただき、時間をかけて慣らして
いただければと思います。
また、お散歩には、歩くのが心地よく感じるような天候の時を選んでいただき、強風や、
雨天時のお散歩は、最初は避けていただいた方がよろしいでしょう。
なお、リードを地面に引きずることを嫌がるワンちゃんもいますので、ワンちゃんの
様子を見ながら、リードの長さを調節してみていただければと思います。

ワンちゃんが不安そうにしていたり、固まったようになった時などに、ラン様が心配そうな
素振りをなさると、ワンちゃんにとっても、リードをつけた状態が余計に不安なことに
感じてしまうかもしれません。
笑顔で、堂々と、「どんなときも守ってもらえて安心」と感じさせてあげられるような
表情でいらっしゃることも重要です。

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お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

らん様とワンちゃんの笑顔いっぱいの毎日を応援致しております。
今後ともアニコムを宜しくお願い申し上げます。