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人に唸るのをやめさせたい

投稿者:のんきママ

投稿日:2017/05/01(Mon) 22:58

No.4743

家に来た人に唸ります。
娘にも唸り、毛を逆立て吠えかかる時もあります。
どう、しつけて良いか分かりません。
散歩中に人に唸ったり吠える事はありません。
家に居るとき、車に乗っている時、に唸ります。
ご飯の時も近づくと唸ります。
おやつを手であげる時に唸ることはありません。

Re: 人に唸るのをやめさせたい

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2017/05/09(Tue) 14:09

No.4754

のんきママ 様

新緑の美しい季節ですが、のんきママ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
さっそくご案内をさせて頂きたく存じますが、直接ご様子を拝見していないため、
一般的なご案内となってしまうことをご了承下さい。

【うなることについて】
ワンちゃんにとって、闘争や防衛に関する警告の表現といえる、うなるという行動ですが、
そのときのワンちゃんの状況として次のようなものが挙げられます。

◇自分の優位性を示そうと相手を威嚇している 
◇怖くて仕方がなくて自分や周りを守ろうとしてうなる
◇.自分の縄張りを取られそうになってうなる
◇自分の食べ物など所有物を守るためにうなる
◇遊んでいるうちに夢中になって、ついうなってしまう
◇痛い体の箇所を守るためにうなる

のんきママ様のワンちゃんは、家の中にいるときや車に乗っているときにうなるのでございますね。
家の中はまさしくワンちゃんにとっては縄張りですし、車の中もワンちゃんにとって縄張り意識を持ち易い場所と
いえるのではないでしょうか。のんきママ様のワンちゃんは、縄張りだと感じる場所に入ってこられるとき、
「来るな」と警告を発しているのかもしれませんね。
また、毛を逆立てるのは、ワンちゃんが相手に対して自分を大きくみせているのだと考えられます。
縄張りを守ろうとする意識はどのワンちゃんにもありますが、その強弱、また縄張りだと感じる範囲はそれぞれです。
縄張り意識を和らげるためには次のような事が有効だと考えられます。

1.自分は守られている存在であることを教える
ワンちゃんは、のんきママ様を始め人間のご家族様方に守られているから、自分で自分を守る必要はなく、
のんびりとしていていいのだと教えてあげましょう。
そのためには、ご家族様はワンちゃんに「どうしたらよいのか」適切な指示を出してあげることが重要です。
また、日常生活のさまざまな場面で、「オスワリ」などのご指示をご家族様にお出しいただいて、
「指示に従ったら良いことがあった」という経験を繰り返すことも重要でしょう。
ワンちゃんが「オスワリ」の指示にしたがって落ち着いたら、ご褒美として、お食事を食べたりボール遊びをしたり、
お散歩ができたり、嬉しいことがあることを教えていただければと思います。

また、ワンちゃんより人間のご家族様のほうが優位度が高いということを、場所や順序を用いて教えてあげましょう。
例えば、お散歩の先頭を歩くのも、お家に先に入るのも、ワンちゃんではなく、のんきママ様です。
お散歩で、右か左のどちらの道を選ぶのかを決めるのも、ワンちゃんではなく、のんきママ様です。
ワンちゃんを中心にお家の中が回っているのではなく、「人間のご家族様が中心であり、人間のご家族様に主導権、
決定権があること」を根気強く教えてあげましょう。

また、ワンちゃんはお嬢様に毛を逆立てて吠えるときがあるとのことですね。
ワンちゃんの目に、お嬢様が優先されるべき立場であること、ワンちゃんとお嬢様との力関係を分かるようになさることも
必要でしょう。
例えば、のんきママ様がご帰宅されたとき、必ずワンちゃんより前にお嬢様に声をおかけになったり視線を向けたり
なさるとよろしいでしょう。ワンちゃんはたいへん状況を読みとる力が高いので、ワンちゃんの前でなるべくお嬢様を
叱らないようになさることも効果があるかもしれません。

2.家の中で過ごして良い場所に制限を決める
どこでも自由にして良い状態というのは、ワンちゃんにとって縄張り意識が大きくなってしまう状態といえるかもしれません。
「台所のこの場所から先は入っていけない」、「外から来た人を迎える玄関には自由にいってはいけない」など、
ある程度の制限を生活の中で取り決めることは望ましいでしょう。
ワンちゃんにとって、前述のような順序以外にも、真ん中や上というのも優先度の高さを示すといわれています。
例えば、ワンちゃんがソファの真ん中に座ろうとしたら、「ダメ」とおっしゃって、端っこに座るように指示をしたり、
ソファの足元にワンちゃん用のクッションを用意なさって、皆さまの足元に座るようにお決めになるとよろしいでしょう。
できればお家の中でワンちゃん用のサークルやケージなどを落ち着く場所にしてあげることも
リラックスして過ごすためにはたいへん重要です。
また、運動量が足りずにエネルギーが発散できていないと、お家の中での行動に影響を及ぼすことが多くみられます。
ワンちゃんの運動量が足りているのかを見直していただくことも大切でしょう。
特にお客様がいらっしゃるご予定があるときなどは、いつもより長めのお散歩にいらっしゃり、ワンちゃんが心地よい
疲れにのんびりしたい状態を作ってあげてはいかがでしょうか。

【うなったときのご対応について】
ワンちゃんがうなったとき、のんきママ様はどのようにご対応なさっていらっしゃるのでしょうか。
ワンちゃんは、「自分のした行動の後に周囲にどのようなことがあったか」ということをたいへんよく覚えており、
このような経験をもとに、行動を選択していきます。
例えば「その手をどけて」という要求でうなっている場合には、飼い主様が手をどければ、「うなれば要求がかなう」と
いうことになり、ワンちゃんに主導権が移ってしまうことになりかねません。
また、うなることによりワンちゃんが優越感を感じてしまうことにつながる可能性がございます。
ワンちゃんがうなったことに対して、のんきママ様は戸惑ったり、困った表情をなさったり、ひるんだり、弱いところを
お見せにならず、落ち着いて毅然と「うなってもパパやママは何でもないのよ」という、動じない強い表情を
お見せになるほうがよろしいでしょう。
「うなることはいけない」ということをワンちゃんに伝えるためには、穏やかで、落ち着いた毅然とした表情で、
低い声で、うなった瞬間に「いけない」などとおっしゃり、うなるのをやめたら、褒めてあげましょう。
良い状態の時に明るく嬉しそうな声でお褒めいただくことは、どのような行動が望ましいのか教えるためには
重要でしょう。

食事中や睡眠時などの命にかかわる大切なことは、ワンちゃんにとって無防備な状態ともいえます。
食事中などに近づいたり、手を出すなどすると激しく怒るワンちゃんもみられます。
まずは、「困った状況を作らない」ということも大切なことですので、ワンちゃんのお食事中は「なるべく近寄らずに
安心して食べられる状態をつくる」ということも大切なことかもしれません。
飼い主様との信頼関係が育まれていく中で「いつの間にか、食事中に近づいてもうならなくなったね」と
おっしゃる日がくるかもしれません。根気強くご対応いただければと思います。

なお、人や人の手に対して怖いイメージがあって、怖くてうなることも中にはあります。
「人の手は良いものだ」というイメージをつけてあげることは大切でしょう。
お散歩でがんばって歩いた後、公園などで一休みしながら、のんきママ様の手でオヤツをお与えになるなど、
人の手を通して嬉しいことがあったという経験をさせてあげることもよろしいでしょう。

焦らず、ゆっくりと、毎日を過ごしていらっしゃるうちに、だんだん成長していき、
行動も変わってきますので、ゆっくり見守っていただければと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での
健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用ください。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

気温差が大きく、体調管理が難しい時期ですが、のんきママ様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛ください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



ドッグフード

投稿者:さくら

投稿日:2017/05/01(Mon) 18:46

No.4742

チワワです。あまりドッグフード食べなくって、おやつのサヤや、チップス、鶏肉の加工品を食べています。胃は、どのぐらい小さいのか、どれぐらいで、お腹いっぱいなるのか、1日や、2日か、ごはん食べなくても、大丈夫か、どうしたら、栄養が、まわるでしょうか、健康診断で、数値が、高いので、気をつける、ことは、5歳になります。

Re: ドッグフード

- 獣医師 霍田

2017/05/08(Mon) 18:25

No.4751

さくら 様

風薫る五月となりましたが、さくら様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
お問合せについてご案内いたしますが、実際のご様子を拝見していませんので、
一般的なご案内となりますことをご了承ください。

さくら様の5歳になるチワワちゃんは、あまりドッグフードを食べず、おやつを食べているのですね。
ドッグフードを食べない理由としては、何らかの原因で食欲が落ちている場合もありますし、
フードに飽きてしまったり、選り好みなどで、おいしいおやつだけ食べるということもあります。

総合栄養食のドッグフードを食べず、おやつが食事のメインになると、消化が悪く胃腸に負担がかかったり、
栄養的にも偏りが出てしまいます。その結果、内臓など身体にも悪影響を及ぼし、場合によっては血液検査などでも
数値が悪くなるおそれもあります。
チワワちゃんに適切に栄養を摂ってもらい、健康状態を管理するために、総合栄養食と記載のあるドライフードや缶詰などを
きちんと食べられるよう、工夫してみましょう。
通常、持病などのない健康な成犬の場合、お水をしっかり飲めていれば、1、2日程度食べなくても大きな問題になる可能性は
低いと思います。
普段おやつしか食べないワンちゃんであっても、健康状態に問題がなければ、お腹がすくとやむを得ずドッグフードを食べることが
多いようです。何らかの不調のために食べない可能性も考えられますので、チワワちゃんの様子をよく観察していただき、
状況によっては食べない原因はないか診察していただくことをお勧めいたします。
ワンちゃんは本来、目の前にある食べ物をすべて食べようとする習性を持っているとされます。
おなかがいっぱいなどに関わらず、与えた分だけ際限なくフードやおやつを食べるワンちゃんもいますので、
しっかりとご家族が食事管理なさることが非常に大切です。

ドッグフードを食べないことで、おやつなどもっとおいしいものがもらえる、ご家族に声をかけてもらえるなど、
「ドッグフードを食べないと良いことがある」とチワワちゃんが誤った学習をしてしまうことがあります。
根比べとはなりますが、まずはおやつを減らして、ドッグフードを少しずつでも食べるように練習していきましょう。
いくつかお試しいただきたいことを記載いたしますので、よろしければ参考になさってください。

1.フードを出したままにしない
ドッグフードをいつも出したままにしておくと、ワンちゃんは「今すぐ食べなくてもいつでも食べられる」と思って、
食事以外のことに夢中になったり、だらだら食いの原因になることがあります。
さらに時間とともにフードが劣化して、味や風味などが落ちてしまうことも考えられます。
「フードはすぐに食べなくてはなくなってしまう」と感じてもらうために、フードを出して15分程経っても食べない場合には、
いったん片付けてください。
様子を見て、1、2時間してから再度、フードをあげてもよいと思います。
2.食欲を増す工夫をする
ドライフードをぬるま湯などでふやかして食感を変えたり、温めると食欲が増すこともあります。ドライフードだけでは
あまり食べてくれない場合は、缶詰を少し温めて、フードに混ぜ込むこともお試しいただくとよいでしょう。
アレルギーなどがなければ、鶏のささみなどを湯がいて、少量フードに混ぜたり、ゆで汁を利用してもいいかもしれません。
ただし、あくまでも食事の主体は総合栄養食として、ささみなどもあげすぎには注意してください。
3.適切な運動をする
お散歩などの運動を今までよりも少し増やして、空腹感が得られるような工夫をしていただくこともお勧めです。
運動で適度な空腹感を感じさせてからフードをあげると、おいしく食事がとれるかもしれません。
不調の原因になるおそれがあるので、食事の前後の激しい運動は控えましょう。
4.食事を楽しいことと感じてもらう
チワワちゃんが少しでも食べたときに、「おりこう」「すごいね」とたくさん褒めてあげましょう。食べないとつい心配になって
声をかけたくなりますが、「食べないとかまってもらえる」と覚えてしまうと、悪循環になります。
食べたときはほめて、食べないときは声をかけず、かまわないなども必要かと思います。
一回に食べるフードの量は少なくても、食事回数を増やすことで、必要な食事量を維持できるため、根気よく続けてみましょう。

ワンちゃんは総合栄養食と新鮮なお水で必要な栄養が得られるとされます。フード以外のトッピングやおやつを使用する場合には、
食事の全体量の1割を超えない範囲で、栄養バランスが崩れないように気をつけてあげましょう。
おやつなどをあげる場合は、その分フードの量を減らすなど、調節することが必要です。

「ドッグフードを食べないからおやつをあげる」ということを繰り返していると、おやつで満足してますますフードを食べなくなり、
十分に栄養をとれないだけではなく、身体に悪影響が出て、そのために食欲が落ち、嗜好性の高いものしか食べないといった悪循環に
陥るおそれがあります。

健康診断で数値が高かったとのこと、再検査のご予定などもおありでしょうか。現在が適切な体型であるか、食事の適切な給与量は
どのくらいであるかも、かかりつけの先生にみていただくと安心でございますね。
ぜひ食事にも気をつけていただき、チワワちゃんの健康管理を行っていただければと思います。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っております。
状況をお伺いした上でより具体的なご案内ができると思いますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

さわやかな五月晴れの日々を、チワワちゃんとともに、心穏やかにお過ごしいただけますようお祈りいたします。
今後ともアニコムをよろしくお願い申し上げます。



ふくろももんが、日光浴

投稿者:アヴィの母

投稿日:2017/05/01(Mon) 15:47

No.4741

こんにちは。先日はお食事のことを教えていただきありがとうございました。
たびたびすみませんが、日光浴のことで教えていただきたいです。
ももんがさんは、明るいのが苦手だけれど、クル病にならないように、一日5分くらいで良いので日光浴させましょうとネットで調べました。窓ガラス越しでは紫外線がカットされてしまうので、窓を開けてくださいとのことでした。
時間に余裕があるときは、うちのももんがさんも日光浴をさせています。これから夏にかけてはこの調子でできそうですが、冬になると北海道は寒いので(私たちは札幌に住んでいますので)窓を開けて日光浴をすると、ももんがさんが可哀想です。
今から冬の心配は気が早いかも知れませんが、夏にたくさん当ててあげれば冬はしなくても大丈夫ならこれからできるだけしてあげよう、などいろいろ考えて投稿しました。
よろしくお願いします。

Re: ふくろももんが、日光浴

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2017/05/08(Mon) 16:33

No.4750

アヴィの母 様

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
フクロモモンガさんのクル病予防に関する日光浴についてのご相談でございますね。

一般的にどうぶつさんがクル病になる要因としては、「食事」や「日光浴」によりカルシウムが不足することで発症すると
考えられております。アヴィの母様のおっしゃる通り、日光浴の際に窓ガラスを閉めてしまうと、カルシウムの吸収を促す
作用があるビタミンD3の合成に必要な紫外線がカットされることが懸念されます。
しかしながら、フクロモモンガさんは本来、夜行性の動物であるため、直射日光や長時間の日光浴が必要かどうかは分かっておりません。
万が一、日光浴をされる場合には、アヴィの母様が目を離さないようにしつつ、網戸越しに短時間だけ行うなどの工夫が必要でしょう。
窓ガラスを完全に開けた状態での日光浴は、体の小さなフクロモモンガさんでは、カラスや猫などの外敵に襲われたり、害虫を媒介にした
寄生虫疾患、外気温によっては、熱中症や体を冷やしてしまうなどの危険性もあるからです。室内でも紫外線を補えるよう照射ライトなど
も販売はされておりますが、フクロモモンガさんにおける照射効果というものは解明されていないのが現状です。

クル病の予防で最もご留意いただきたいのは「食事」です。フクロモモンガさんのクル病は日頃の食事内容による栄養の偏りが原因と
なっていることが多いと考えられているからです。総合栄養食の他にも、果物や樹脂などの炭水化物やお肉・ゆでたまごなどのタンパク源
をバランスよく与えるよう食事の工夫してあげてください。
ペット用にぼしや無糖のヨーグルトはカルシウムを多く含む食材ですので、おやつとして与えるのにおすすめです。
また、フクロモモンガさんはコオロギやミルワームといった昆虫が大好きですが、これらにはカルシウムの吸収を阻害するリンが多く
含まれています。与えすぎには気をつけてください。

アヴィの母様とお迎えしたフクロモモンガさんがお元気で楽しい毎日を送ることができますよう応援しております。
今後とも、アニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。 



フィラリア予防薬とノミ予防薬に...

投稿者:セロリ

投稿日:2017/05/01(Mon) 11:46

No.4740

トイ・プードル8歳オスについてのご相談です。

昨年までフィラリア予防薬はモキシデックという錠剤を
使用し、ノミ予防薬はフロントラインプラスを使用していました。

今年は、フィラリア予防薬をイベルメックに変更しました。
イベルメックは動物病院で処方されました。

イベルメックとフロントラインプラスを両方使用しても
大丈夫ですか?

フロントラインは、自分で入手しました。

昨年までは、20日頃フロントライン、25日頃
フィラリアという具合に、5日程間をあけて使用していました。

アドバイスどうぞよろしくお願いいたします。

Re: フィラリア予防薬とノミ予防...

- 獣医師 明永

2017/05/08(Mon) 14:36

No.4749

セロリ 様

新緑の青葉が繁れる季節を迎え、セロリ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談をいただきまして、誠にありがとうございます。
フィラリアのお薬とノミの外用薬の使い方についてのご相談でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、実際のご様子を拝見しておりませんので、
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

フィラリア予防薬のイベルメックはミクロフィラリアの駆除薬であるイベルメクチンと腸管内の線虫駆除薬である
パモ酸ピランテルの合剤です。錠剤を投与後 4 〜 8 時間で体内濃度が最大に達し、その後は脂肪組織や肝臓に分配され、
そして一部代謝されて時間をかけて便と共に排出されます。 
一方フロントラインプラスはノミ成虫駆除薬フィプロニルとノミ卵孵化抑制剤s-メトプレンの合剤です。皮膚に滴下すると
皮脂腺という袋に入り、皮脂と一緒に徐々に皮膚表面に分泌されます。

どちらのお薬も作用する場所が違い、併用する事に制限はありませんので、一緒にお使いになっても大丈夫です。
しかし、お薬には体質に合わなく副作用を起こす可能性があります。もし、同時に投与した後、具合が悪くなってしまった時に、
どちらが合わなかったのか判断に困ってしまうということも想定されます。このようなことを避けるためには、
セロリ様が昨年実施されていたように、投与の間隔は少し開けて頂いた方がよろしいかと思います。
投与間隔は決まった指標はありませんが、5日も開けて頂けば安心かと存じます。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

また何か気がかりなことがございましたらご相談下さい。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申し上げます。



お散歩

投稿者:らむりん

投稿日:2017/05/01(Mon) 11:26

No.4739

今、6か月のチワワなんですが、お散歩が上手くできません。
歩くではなく、飛ぶ?ウサギのように飛びます。
地面に落ちている、石や枝などをかたっぱしから、見つけて食べてしまいます。
真っ直ぐも歩いてくれません。どうしたらよいでしょうか?

Re: お散歩

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2017/05/08(Mon) 14:24

No.4748

らむりん 様

新緑の候、らむりん様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
6ヶ月になるチワワちゃんのお散歩についてのご相談でございますね。
早速、ご案内いたしますが、実際の様子を拝見していないため、一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

6ヶ月のチワワちゃんは、ウサギさんのように飛び跳ねてお散歩をしているとのことですね。
月日が経ち、だんだん息があってくることが多いワンちゃんとの散歩も、最初から上手に歩けるワンちゃんはいませんし、
今は好奇心が旺盛、遊びたくて仕方がない時期です。
らむりん様のチワワちゃんは、子犬ちゃんらしく、楽しげにお散歩をしているのではないでしょうか。
また、チワワちゃんは体の小さなワンちゃんですので、目にするものは大きくみえ、怖くて落ち着かない場合もございます。
まずは焦らず、ゆっくりと「お散歩は楽しい」とチワワちゃんが感じるようになさることも大切でしょう。
加えて、「らむりん様にしっかりと守られていること」、「らむりん様に率いられていること」を
何かにつけてチワワちゃんに伝えるようになさることも大切でしょう。

チワワちゃんが飛び跳ねるようにお散歩をしながらも、充分に歩いてエネルギーが上手に発散されてきたときなど、
落ち着いて歩けているときがあるのではないでしょうか。そのようなとき、少しでも上手にらむりん様の隣あたりを歩くときがあったら、
「上手に歩けてすごいね」と褒めてあげましょう。
また、歩きながら、チワワちゃんの名前をお呼びいただいたり、「今日は気持ちが良いね」「上手に歩けてお利口ね」となどと、
明るく楽しそうな言葉をかけてあげましょう。チワワちゃんの大好きなオモチャをらむりん様がお持ちいただくなどして、
チワワちゃんの意識をなるべくらむりん様にひきつけるようになさるのもよろしいでしょう。
お散歩中にチワワちゃんが不安そうな顔をしたときほど、らむりん様は毅然と、落ち着いた表情でいらっしゃるようにしていただき、
チワワちゃんが「大丈夫そうだ」と安心できるようにしてあげましょう。

お散歩は「群れの移動」ともいわれることがありますが、しっかりと「らむりん様が率いている」という状態、つまり「歩く順序は
らむりん様が先」になさることはたいへん重要です。まだ子犬ちゃんですので、はしゃいだり、走り回ることも当然ですが、
できるだけ、家の玄関をお出になったり、遊歩道を歩いたりするとき、意識的にらむりん様が歩くようになさるとよろしいでしょう。
リードは長くなさってしまうと、チワワちゃんの行動をコントロールするのが難しくなりますので、どちらかというと短めにしていただき、
リードをもっていないほうの手をリードの状態を調整なさるなどして、チワワちゃんが歩く位置をできるだけ
らむりん様の前にこないようになさってはいかがでしょうか。
また、先にご案内しましたが、子犬ちゃんのうちは何でも口にしてしまう傾向がありますが、あわてると余計に興奮させて飲み込んで
しまうことになりかねません。落ち着いて、毅然と対応いただくことがたいへん重要です。
そうなさるとともに、お散歩をなさりながら、先に危険なものはないか、口にしそうなものはないかを、らむりん様は確認しつつ、
お散歩を進めていくということも必要でしょう。

ワンちゃんはどの子にも「嫌いなもの・怖いもの」があるのが普通ですが、チワワちゃんが怖いとき、らむりん様が守ってくれる、という
状況を作るとよろしいでしょう。
例えば、嫌いなワンちゃんとすれ違うとき、相手のワンちゃんとチワワちゃんの間にらむりん様が歩くようになさったり、
車道側はらむりん様が歩く、などなさるとよろしいでしょう。

さて、ワンちゃんは、「どのようなときにどのようなことがあったか」ということをたいへんよく見ており、こういった経験をもとに、
自分の行動を選択していきます。したがいまして、ワンちゃんの行動を変えるためには、飼い主様がどのようになさるかということは
たいへん重要です。
例えば、子犬ちゃんのうちは興奮し易いのが特徴ともいえますが、興奮して飛び跳ねている間は知らん顔をなさって、落ち着いたときに
声をかけるようになさってはいかがでしょうか。
望ましい行動をしたときに褒めたり、声をかけたり褒めるなどして、どのような行動が望ましいかを根気強く伝えるよういなさることは
たいへん重要です。
反対に、叱っているつもりでも、声のトーンが高かったり、大きな声だったり、たくさん声をかけすぎると、かえって「いけない」と
教えたい行動にご褒美を与えてしまうことがあります。いけないということを教えるために叱るときは、毅然と、堂々とした低い声で、
分かり易い言葉で、その場で叱りましょう。
また、チワワちゃんが行きたいほうを優先する、というと、主導権はチワワちゃんにあるということになります。
チワワちゃんが「あそこで遊びたい」といっても、「らむりん様が毅然と決める」という姿勢がたいへん重要でしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスをうけたまわっております。
気がかりなことがありましたら、お気軽にご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

チワワちゃんの健やかな成長を、心よりお祈り申し上げます。
今後とも、アニコム損保をどうぞよろしくお願いいたします。