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無駄吠えについて

投稿者:ハッピー

投稿日:2017/06/09(Fri) 14:06

No.4801

家族が帰ってきたとき、
インターホンが鳴ったときに
吠えてしまいます

1歳までは吠えることはありませんでした。
トレーニングしてますが、おさまりません。
どんなふうにしつけたらいいでしょう?

Re: 無駄吠えについて

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2017/06/13(Tue) 12:14

No.4805

ハッピー 様

雨に濡れた紫陽花が美しい頃ですが、ハッピー 様様におかれましてはいかがお過しでしょうか。
この度はご相談をいただきましてありがとうございます。
ご案内をさせていただきたく存じますが、実際のワンちゃんのご様子を拝見しておりませんので、一般的なご案内となりますことを
何とぞご了承ください。

ハッピ- 様のワンちゃんは、インターフォンがなったときに吠えるとのことでございますね。
ワンちゃんが吠える原因といたしましては、「縄張りを守ろうとする防衛本能から吠える」、「周囲のご家族様に要求をして吠える」、
「怖くて吠えて何とか身を守ろうとする」などがあります。
この他にも、「来客をご家族様にお知らせしたくてようとして吠えている」、「ご家族を守ろうとしている」、「周囲のご家族様に
指示をしようと吠える」、「興奮しながら吠えてしまっているなど」のような場合もあるようです。

子犬ちゃんのときは怖いもの知らずであったワンちゃんも、成長に伴い、また経験を重ね、怖さがわかってきて、縄張り意識ができて
いきます。ハッピー様のワンちゃんもこれまで吠えなかったとのことでございますが、成長とともに1歳くらいになると自分たちを
守ろうなどと吠えるようになるワンちゃんも多くみられます。
どのワンちゃんにも縄張を守ろうとする意識があるのですが、この縄張り意識が強さやどの程度の範囲にもつかなど、
それぞれ異なります。
縄張り意識を和らげるためには、効果的だとされているものとして、次のようなことが挙げられます。
1.家の中でワンちゃんが過ごしてよい場所に制限を設ける
2.「飼い主様が守ってくれているから、安心して、のんびりと過ごしていればよい」という気持ちを育む

■1.の居住空間に制限を設けることについて
ワンちゃんは、インターフォンがなったとき、玄関に走ってきて「来客を追い払おう」「玄関の様子を見張ろう」とすることが
多くみられますが、ハッピ-様のワンちゃんはいかがでしょうか。
玄関は、ご家族様以外の世界と関わりの大きな場所ですので、「玄関はあなたたちの来る場所ではない」とばかりに、
なるべく奥の部屋にワンちゃんたちが行くようにしていただいたり、玄関スペースに走りよってこられないように
玄関に通じるドアは閉めておいたり、パーテーションなどで仕切っていただいてもよろしいでしょう。
この他にも、「台所には入ってはいけない」、「こちらの部屋に入るときは、ママの許可をもらってから」など
決まりごとを作ることも大切でしょう。

さて、ハッピ-様のワンちゃんは、家の中のお気に入りの場所はどのようなところでしょうか。
家という大きな縄張りの中に、ワンちゃんが安心できる、小さな縄張りを作っていただくことも有効でしょう。
一般的に、ワンちゃんたちは、穴倉のように自分から外を見渡せるけど、外から自分の姿が見えないといった場所が
安心できるといわれております。
クレート、キャリーバッグ、ドーム型のベッドなど、ワンちゃんのお気に入りの場所がおありでしたら、お部屋の中においておき、
いつでも入れるようにしてあげてはいかがでしょうか。

また、ワンちゃんは高いところから見下ろしているうちに、強くなったような気持ちになってしまうことがあります。
例えば、ワンちゃんがいつも2階の見晴らしのよい場所から外を見下ろしているうちに、見張り役のような気持ちになり、
外をみては吠えるようになることがあります。
ワンちゃんがいつも過ごす場所は、あまり外の風景がみえないようになさったり、カーテンをひいたりなさるとよろしいでしょう。
できるだけ、守られている雰囲気だとワンちゃんが感じるようにしていただければと思います。
また、抱っこをしたとき、ワンちゃんがハッピ-様の体の高いところにあがろうとしたら、なるべくお腹のあたりの
低い位置で抱っこをするようになさったほうがよろしいでしょう。

■2.の「守られていることを感じさせてあげること」に関連して
ハッピ-様のワンちゃんが吠えているときの様子はどのような感じでしょうか。
「後退しながら進む」あるいは、「とにかく、ぐいぐいと向かっていく」など、ワンちゃんの動きから、強気に追い払いたくて吠えて
いるのか、あるいは怖くて吠えているのかなどと、吠える原因を推測することができます。
強気で吠えているのであれば「群れを司るのはあなたの仕事ではないよ」と伝えるように心がけていただくことも必要でしょう。
怖くて仕方がないのであれば、「大丈夫だった」という自信を持てる経験もさせてあげましょう。
例えば、いつもなら吠える状況でも、吠えないでいられたら、「お利口」と褒めてあげます。
また、お家の中のさまざまなことは、ワンちゃんではなく、ハッピ-様が中心に回っているということを教えてあげましょう。
ソファの真ん中の席など良い場所にはハッピ-様が座るようになさる、あるいは部屋にお入りになるときは、ハッピ-様が先に
部屋にお入りいただきます。
ハッピ-様が外出から帰宅なさったとき、ワンちゃんが大喜びなさっても、他のご家族様がいらっしゃるときは、
最初に「ただいま」と伝えるのはそのご家族様、そしてワンちゃんに「ただいま」とおっしゃるのは最後です。
「興奮していたり、嬉しくて吠えていたら、ハッピ-様に相手にしてもらえない」と感じさせていただくため、
落ち着いて静かになるのを待って声をかけていただくとより望ましいでしょう。
日ごろから、「落ち着いている時、吠えていない時に嬉しいことがある」という経験をさせてあげましょう。

■吠えたときのご対応について
ワンちゃんは、「どのようなときに、どのようなことがあったか」ということをたいへん良く覚えており、
経験から行動を選択するようになります。
例えば、吠えたときに抱っこをすれば、「吠えれば抱っこをしてもらえる」と結びついてしまうかもしれません。
また、ワンちゃんは自分が不安なとき、ちらりと飼い主様の様子をみることがありますが、
ワンちゃんの不安そうな様子に戸惑っている飼い主様の姿をみて、余計にワンちゃんを不安な気持ちにさせてしまうことも
あるようです。
インターフォンがなったとき、あわてて宅配便の方の対応におわれる飼い主様のご様子を、ワンちゃんは頼りなげな気持ちで
みているかもしれません。あわてず、堂々と飼い主様が振る舞っていただくこと、吠えても思うようにならないと感じさせて
いただくことが重要でしょう。

インターフォンがなったときにあまり吠えると、戸惑い、相手の方に申し訳なくなってしまいますね。
ただ、飼い主様の申し訳なさそうに謝るご様子がワンちゃんには頼り無そうにみえてしまい、逆効果になってしまうことも
あるようです。余裕なく、あわててインターフォンに出るご様子は不安気にみているのかもしれませんね。
お客様や宅配業者の方を待たせてしまうことになってしまうかもしれませんが、インターフォンがなったら、ゆったりと
、そして堂々とご対応なさるほうがよろしいかもしれません。
ワンちゃんが吠えていることなど気にしない素振りで、宅配業者の方と笑顔で対応なさるのもよろしいでしょう。

ワンちゃんは、実際に吠えはじめると、収拾がつかなくなってしまうことが多いので、吠える手前の段階、あるいは吠え始めの
頃に対応するのがポイントです。
練習としては、リビングでのんびり過ごしている状況で、お友達やほかのご家族様に協力をしていただき、インターフォンを鳴らして
もらいます。瞬間的にワンちゃんが耳をぴくりとさせて「今にも吠えそう」という状況がワンちゃんにあると思いますが、
いかがでしょうか。この、吠える手前の状態で、落ち着いた声で「オスワリ」などと他の行動をさせていただきます。
オスワリをしたら、すかさずワンちゃんの大好きなオモチャやオヤツなどを与えていただきます。
このようになさって、「吠えようとした時に、吠えないで他の行動をしたら、うれしいことがあった」という行動を続けて
いただくことで、ワンちゃんの行動に変化がみられるように働きかけを続けます。

オスワリ以外にも、吠えそうな素振りをみせたときにボールを投げたり、窓をあけるなど、吠える以外のことに気持ちをそらす
ことに効果がみられる場合もあります。
また、オヤツなどで気持ちをひきつけて「ハウス」に入るように誘導なさってもよろしいでしょう。
ただし、吠えている時に、何か好きなもので気持ちを引こうとすると、「吠えればいいことがあった」と学習してしまう
ことがございますので、ご注意ください。
吠え方によっては、オスワリをさせる余裕のないことも多いかもしれませんが、そのようなときは、インファーフォンがなった後、
すぐにオヤツを与えたり、ボールをなげたりなさって、インターフォンがなること、と楽しいことをそのまま結びつけても
よろしいでしょう。

吠えそうな時、吠え始めた時に、低くて落ち着いた声で「いけない」などと、いつもいけないことを叱る時に使う言葉で叱る
ことで、「吠えることはいけない」ということを伝えることができる場合もございます。
ただし、叱る声のトーンが高い場合などでは声をかけると余計に興奮することもございます。
このような場合や、ちらりと、いかにも構ってほしげに吠えているのであれば、かえって吠えても相手にしないほうがよろしいでしょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、
しつけ相談のサービスを承っております。気がかりなことがおありの際には、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256(携帯電話・PHSからは、03-6810-2314)です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

体調維持の難しい季節ではございますが、ハッピ-様におかれましてはくれぐれもご自愛いただき、
ワンちゃんと素敵な夏をお過ごしください。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



おしっこ

投稿者:めぐ

投稿日:2017/06/06(Tue) 22:28

No.4795

6ヶ月のラブラドールのおんなのこです
おしっこした後にすぐ少量のおしっこをします
家に来た3ヶ月くらいの頃から気にはなっていたのですが
よくお水も飲みます
病気の症状でしょうか
よろしくお願いします

Re: おしっこ

- 獣医師 山田

2017/06/09(Fri) 10:52

No.4799

めぐ 様

吹く風も次第に夏めいてまいりましたが、メグ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂きまして、誠にありがとうございます。
6ヶ月のラブラドールちゃんが、排尿後にすぐに少量のおしっこをしていることと、
多飲の症状も見られているため、病気ではないかと心配されていらっしゃるというご相談でございますね。
お問合せにつきましてご案内させて頂きますが、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

一般的に、1日に体重1sあたり100ml以上飲水している場合に病的な多飲を、1日に体重1sあたり50ml以上の尿をしている場合に
病的な多尿を疑います。
個体差はありますので、これより多いからと言って必ずしも病気であるとは限りませんが、
この量を超えている場合、病的なものを疑って検査をした方がよいという目安になります。
ラブラドールちゃんは3カ月くらいの頃より良くお水を飲むという事でございますので、
1日でどれくらいの量のお水を飲んでいるのかを測定してみるとよろしいでしょう。
なお、必要な飲水量はそれぞれの個体によっても異なりますし、気温や活動量、食べているものなどによっても変わってきます。
ドライフードはウェットフードよりも水分含量が少ないので、今までウェットフードや水分でふやかしたフードを食べていたワンちゃん
が、ドライフードに切り替わった場合には、いつもよりお皿から飲水する量が増えたと感じることがあるかもしれません。
また、同じドライフードであっても、メーカーにより塩分含量などが異なりますので、お食事内容の変更に伴い飲水量が変化する
ことも十分に考えられます。
重要なのは、「飲水している量が正常範囲を超えて多飲の域に達しているかどうか」という事になりますので、
1日当たりの飲水量を測ってみるとよろしいでしょう。

なお、たくさんお水を飲み、いっぱいおしっこをする「多飲多尿」と言われる状態には
病気が隠れていることもございます。ワンちゃんに多飲多尿症状が見られる代表的な病気には、次のようなものがあります。

・副腎皮質機能亢進症 ・子宮蓄膿症 ・糖尿病 ・慢性腎臓病 ・腎盂腎炎 ・高カルシウム血症 ・肝不全 ・甲状腺機能亢進症
・副腎皮質機能低下症 ・尿崩症・心因性多飲

このように、多飲多尿の症状を引き起こす病気は多岐にわたりますので、血液検査や画像診断、ホルモン検査などを行い、
一つ一つ鑑別をしていくことになります。明らかに飲水量が多いようであれば、念のため、かかりつけの動物病院にて
診察をお受けいただけますとご安心です。

次に、排尿についてご案内いたします。子犬のうちは、尿を溜める機能がまだ十分でないことや、嬉しいことや怖いことなどが
あったりすると、頻繁におしっこをすることがあります。なお、生後半年を過ぎてくると、排尿回数や排尿のタイミングも
おおむね決まってきて、散歩のときに排泄を済ませるということも出てきます。

めぐ様のラブラドールちゃんは排尿後、すぐ少量のおしっこをするということでございますが、毎回そのような状況でしょうか。
また、1回の排尿量が増えたり、もしくは減ったり、1日の排尿回数に変化はございますでしょうか。
年齢的な問題の可能性もあるかと思いますが、ワンちゃんが何回もおしっこをする場合には「頻尿」という可能性も考えられ、
原因として、膀胱炎、尿石症などの泌尿器疾患などの可能性もございます。
また、女の子の場合、病的なものではなく、成長に伴い発情時期を迎えると、ホルモンの変化によって、頻尿の症状が
見られることもございます。

ラブラドールちゃんは以前よりお水を飲む量も多いとのことですので、一度、かかりつけの先生にご相談いただき、
尿検査などで問題がないかどうかを調べていただくと安心かと思います。
なお、アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っておりますので、
ぜひご利用ください。

お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256 です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

気温差が大きく体調維持が難しい時節でございますが、めぐ様におかれましては、くれぐれもご自愛ください。
ラブラドールちゃんのお健やかなご成長を心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



食糞について

投稿者:maa

投稿日:2017/06/07(Wed) 07:43

No.4796

いま生後4ヶ月のチワワのメスを飼っています。
ケージの中でのトイレはもうほぼほぼ100%で成功するのですが、食糞をしてしまいます。うんちを見つけた瞬間に回収するようにはしているのですが、取ろうとした瞬間にパクッと口に入れて逃げたり、お留守番のときだとトイレからベットにうんちを運んでブランケットで隠しています。どうしたらいいでしょうか??

Re: 食糞について

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2017/06/08(Thu) 12:20

No.4798

maa 様

このたびはご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のご様子等を拝見していませんので
一般的なご案内となりますことを何卒ご了承ください。

4ヶ月のチワワちゃんの食糞にお困りとのことでございますね。
食糞は私たち人間にとってはびっくりするような行為ですが、ワンちゃんの世界全体ではそんなに珍しいことではございません。
ワンちゃんがウンチを食べることの一つの例としては、ワンちゃんの世界では、お母さんが住処である巣穴を汚さないため、
また臭いを消して子犬ちゃんを守るため、子犬ちゃんの排泄物を食べるということが挙げられます。
子犬ちゃんは母犬が排泄物を食べるところを見ていたこともあるからでしょうか、
また、成長の途中で消化吸収がまだうまくできず、ウンチに食べ物の匂いが残り易い、ということもあるのでしょうか、
子犬ちゃんのうちには、ウンチを食べる子が多いのですが、成長にしたがってだんだん食べなくなることもあるようです。

ウンチを食べる原因としては、一般的に次のようなものが挙げられます。
1.食事の量が多すぎたり少なすぎたりして適量でない 
2.好奇心から食べてしまう
3.ウンチを片付けているつもりで食べてしまっている
4.排泄の失敗を叱られた経験からウンチをすることがいけない行為と思い、
ウンチを隠すため食べるようになる
5.ウンチを食べたときのご家族様のご対応を構ってもらえたと思い、注意をひきたくて食べてしまう
6.退屈のあまりウンチで遊んでいる間に食べてしまう
7.ウンチに食事の匂いが残っている
8.寄生虫感染
9.消化不良         など

maa様が動物病院にいらっしゃるご予定がおありでしたら、その際にでも、なるべく新鮮なウンチをお持ちになり、
チワワちゃんのお腹に寄生虫がいないか、消化がうまくされているか、などの状況をチェックしていただくとご安心でしょう。
また、食事の量が適切か一度チェックをしていただくことも重要です。
ペットフードの入っている袋にワンちゃんに与えるお食事量の目安が印刷されています。
この分量はあくまでも目安ですので、運動量などによって調節していただくのですが、
足りなくてウンチを食べるようになった、などということもございます。
お迎えになられてから時間が経っている場合など分量の増減が必要な場合もございますので、
一度ご確認いただくとよろしいでしょう。

さて、体調に問題がなく、お食事量が適量である場合でも、食べる子はたくさんいます。
ウンチがチワワちゃんにとって遊びの対象になっているのかもしれませんし、たまたま、ウンチで遊んでいるときに、
飼い主様が驚いたり、叱ったりして声をかけたことを飼い主様に構ってもらえたと思い、ウンチに執着している可能性もございます。
中には、食べさせないように、ウンチを急いで片付ける飼い主様の様子を飼い主様もウンチを欲しがっているのだと思ってしまい、
飼い主様に取られまいと急いで食べてしまうような場合もあります。
maa様からうかがったチワワちゃんのご様子からも、チワワちゃんにとって、ウンチは魅力的なもの、また自分のものなので、
maa様に「取られまい」という気持ちが生まれているような気がいたしますが、いかがでしょうか。
あわてて持ち去るmaa様のご様子をみて、飼い主様にとっても魅力的なものだから取られまい、と余計に思うのかもしれません。
執着心を軽減するために、可能な限り、ウンチをした後チワワちゃんの気持ちをウンチから離してしまいましょう。
具体的には、チワワちゃんがウンチをしたら、maa様がお片づけをされる際に少し離れたところに呼んで、
ウンチから離す習慣をつけるとよろしいでしょう。
ウンチから意識を離して「お利口ね」と褒めていただき、おもちゃなどで遊ばせておき、さっと片付けてしまいます。
ご家族様がほかにいらっしゃるときは分担をなさってもよろしいでしょう。
あるいは、ボールなどを転がして気持ちをそらしてしまい、チワワちゃんがボールなどで遊んでいる間に片付けてしまいましょう。
maa様が外出をなさってご帰宅なさったとき、ウンチを食べた形跡にお気づきになられても、
あるいはウンチをブランケットで隠していたのにお気づきになられても、声もかけず、知らん顔をなさっていたほうがよろしいでしょう。

maa様の目の前でチワワちゃんがウンチを食べようと口を近づけて食べようとしたとき、「騒いでもらえた」、「構ってもらえた」と
思わせるような反応はなさらないことが重要です。高い声、大きな声は遊んでもらっている、という雰囲気になりやすいので、
叱る際は「低い落ち着いた声で毅然と」がポイントです。
叱ることでいけないことを教え、褒めることで「それがいいのだよ」、ということを教えるとお考えいただくとよろしいでしょう。
そして、チワワちゃんが食べないことを選んだら、チワワちゃんがウンチよりもっと魅力的に感じるご褒美をあげるように
なさってはいかがでしょうか。
今は子犬ちゃんですので、ウンチの回数も多いかもしれませんが、成長にしたがい、排泄の回数も減ってくる傾向に
ありますので、だんだんコントロールしやすくなるでしょう。
また、お散歩でウンチをするようになったら、食べるチャンスも減ってきます。

ヒトとワンちゃんとは、異なる種でございますので、戸惑うこともあり、また成長段階等によりさまざまな行動をして、
びっくりなさったりすることもあるものですが、
それ以上の大きな喜びをmaa様のお気持ちに必ず届けてくれることと存じます。
どうぞ、楽しみにしていただき、大切にチワワちゃんをお育てください。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っております。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

時節柄、maa様におかれましては、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。



とにかく食ムラがすごくまともに...

投稿者:ぷぅ

投稿日:2017/06/05(Mon) 11:00

No.4792

うちに来て3週間になります。SHOPに居たときから食ムラがあると聞いてましたが、うちに来て3週間未だにまともに食べたことがありません。基本のフードはロイヤルカナン。これにトッピングは、レバー、練乳、全く食べょうとしないので、注射器を使い無理矢理食べさせ、缶詰もサポート缶、二種類、これも1回は食べるけど後に続かない。色々変えてはいけないと聞いてましたが、低血糖を起こし、その時アニコムに電話色々アドバイスをもらい、回復しました。とにかく食べてもらうのが先決と、好き嫌いもあるのかと思いながら、毎回ご飯の時間があたしもぷぅも苦痛になっているような気がします。お腹は空いていると思います。ご飯よとあげると、匂いますがプイッとどっかに行ってしまうのです。今はサポート缶に興味があるようです。これにフードを合わせると見向きもしないので、サポート缶だけあげてもいいですか?ご飯は一番嬉しい時間だと思っていたのに、どうしていいかわからなくなりました。相談に乗ってください 

Re: とにかく食ムラがすごくまと...

- 獣医師 江口

2017/06/07(Wed) 16:16

No.4797

ぷぅ様

新緑のまぶしい季節となりましたが、ぷぅ様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご相談を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。
ショップさんからお迎えになって3週間のワンちゃんの食べムラについてのご相談ですね。
ぷぅ様のご心配なお気持ちをお察しいたします。
早速ご案内をさせていただきますが、実際のワンちゃんのご様子を拝見して
おりませんので、一般的なご案内となりますこと、またお話のご様子から子犬ちゃんということで
ご案内させていただくことをご了承ください。

トイプードルちゃんやチワワちゃんなど、小型のワンちゃんには食の細いタイプのお子様も多いようでございます。
私たち人間でも食が細くても元気いっぱいの方もいらっしゃいますし、
食欲旺盛でも疲れやすい方もいらっしゃいますが、ワンちゃんも同様です。
このように、食事量は個体差がありますし、ドッグフードの容器や袋に印刷されている分量はあくまでも目安です。
必ずしも全部食べさせなければいけないという量ではありませんので、ワンちゃんの体調や運動量などに合わせ、
そのワンちゃんに合った食事量をあげます。
適切な量かの判断は、体重や体格が順調に増加しているか、良いウンチが出ているかなどで行います。
目安量を食べていても体重減少があれば食事量が少ないということですし、食べきっていても、食事量が多すぎて下痢を起こしてしまう
ということもあります。
食べムラがあっても必要な栄養やカロリーは足りている可能性もございますし、成長期に相応しい成長をしているかもしれません。
こまめに体重をチェックし、ご心配な場合は動物病院さんにご相談していただくことをおすすめいたします。
また、練乳を与えていらっしゃるとのことですが、子犬ちゃんにとっては
かなり多い量の糖分が含まれていることが懸念されます。
また、カロリーも高いと思われるので、かえってドッグフードを食べることの妨げとなっている可能性もあります。
ミルクをお与えになるのであれば、ワンちゃん用のミルクを水で薄めて使用なさってはいかがでしょうか。

子犬ちゃんは以前低血糖を起こしてしまったのですね。
若齢性の低血糖症は3ヶ月齢くらいまでの小型犬でたいへんよくみられる症状です。
空腹の時間が長くならないように、心配な時はおやつのボーロでもよろしいですし、
ブドウ糖をお水に溶かして飲ませてあげるようにしましょう。
このように、ある程度の糖分は摂取できるように準備をしておいていただき、
お食事は普通どおりのタイミングでお与えいただければよろしいでしょう。
ワンちゃんは、共感する力のたいへん高いどうぶつさんですので、ぷぅ様がおっしゃるように、
食べることが「楽しい」と感じるような雰囲気を演出いただくことも重要です。
「これだけ食べさせなくてはいけない」というお気持ちがぷぅ様の重い負担になり、子犬ちゃんにとってもお食事が負担を感じる
時間になってしまったら、辛いことでございますね。
お互いの感じる負担がなるべく軽く済むように、このくらいだったら食べるかな、という程度の少量に調節いただいてはいかがでしょうか。
食器にフードを少し入れて、「とても美味しいものをあげるね」という雰囲気で、お与えいただくとよろしいでしょう。

ワンちゃんがごはんを食べないと「もっと食べようね」などと心配で声をかけたくなりますが、
かえって「食べないでいると、かまってもらえる!良いことがある!」と伝わってしまうことがあります。
少しでもご飯を食べたら、たくさん褒めてあげて、ご飯を食べることが、「楽しい」、「嬉しい」と思わせてあげましょう。
また、食べないと、ワンちゃんが好むおいしいものを与えたくなってしまいますが、
「食べないでいると、もっと美味しい物が出てくる!」と感じてしまうことがあります。
食べないときは知らん顔をしていただき、少しでも食べたら、「お利口ね」と笑顔で褒めてあげましょう。
また、ドライフードは空気に触れる時間が長ければ長いほど、酸化してしまい、風味も品質も落ちてしまいます。
「出してもらったときに食べないとたいへん!」と子犬ちゃんが感じるように
20分から30分程度経過して食べなければ、フードは片付けてしまいます。
食器に少しフードを入れて、食べたら褒めて、また追加で入れてあげてもよろしいでしょう。
食べなくてご心配なようでしたら、もう1時間くらい経ってから、同じようにお食事の時間を用意しましょう。

ワクチン接種が終わり、獣医師の先生の許可がでたら、リードをつけてのお散歩が始まりますが、
ぷぅ様の子犬ちゃんは、もうお散歩はなさっているのでしょうか。
もし、ぷぅ様の子犬ちゃんの混合ワクチン接種が終わっていない場合でも、
抱っこなどをしてご近所を散策なさることは、社会性を育む上でも推奨されております。
ご近所を散策なさったり、ワクチンの接種が終わっていたら長めのお散歩等で、
食事の前になるべく活動量を増やし、「お腹が空いた」という状態になさることも重要でしょう。
なお一般的に、ワンちゃんは人間より消化に時間がかかりますので、
食後はできればゆっくり休ませてあげてください。

子犬ちゃんですので、まだ消化吸収能力も十分発達していないかもしれませんが、ゆっくりと、成長を見守っていただければと存じます。
子犬ちゃんをお迎えして3週間ということですが、子犬ちゃんはペットショップからお家へと大きな環境の変化を経験し、
ちょうど疲れが出てくる頃でもございます。
この時期に大切なことは、構いすぎず、良く寝かせることであり、一日20時間程度うつらうつらと眠っているくらいがちょうど良いと
されています。
お家がリラックスできる場所だと分かり、生活が落ち着き、また散歩などで運動量が増えてくると変化がみられることも多くみられます。
急がず、ゆっくりと成長を見守っていただければと存じます。

ぷぅ様の子犬ちゃんには、総合栄養食で、かつ幼犬用に作られたお食事を与えていただくことが重要です。
きっかけとしてサポート缶を与えるのは良いと思いますが、サポート缶だけでは成長に必要な栄養が充分とれない場合もございます。
いつも与えていらっしゃるロイヤルカナンのお食事はドライフードでしょうか。
総合栄養食で缶詰タイプのものも販売されているかと存じます。
嗜好性ということでいえば、缶詰タイプのものが高く、ドライフードは低い傾向がみられます。
ワンちゃんが美味しいものを食べ慣れてくると、嗜好性の高いものを求めてしまうという傾向がみられますが、
ふやかしたドライタイプのものを主に、缶詰やサポート缶を、嗜好性を高めるために利用なさるのが望ましいでしょう。
また、食事の回数を増やしてみる、あるいはご褒美替わりにドライフードをご利用なさるなどもよろしいでしょう。
以下、ドライフードなどの嗜好性を増す方法をご案内させていただきます。

【嗜好性を増す方法】
1.温めてみる
缶詰も少し温めてみたり、ドライフードにお湯や、煮干やカツオなどのだし汁、お肉の茹で汁などをかけて
お食事の匂いを立たせてみると効果があることもございます。
ワンちゃんは人よりはるかに嗅覚がすぐれていますが、
ドライフードにお湯をかけて温めることで、食事の香りを漂わせることができて
食欲が増すことがあるようです。ただし、熱湯をかけるとビタミンなどの栄養素が壊れてしまうことがあるので、
40度くらいまでのぬるま湯をお使いいただくとよいかと思います。

2.お肉やお野菜を和える
湯がいたささみやお野菜などを細かく刻んで、
混ぜ込むようにドライフードとよく和えてしまうのも嗜好性を上げる一つの方法です。

なお、お肉やお野菜を和える際に注意いただきたい点ですが、
総合栄養食であるドッグフードには、すでに栄養のバランスが整えてあるため、
加える食事の量は全体の1割程度に抑えていただくことで、栄養のバランスを崩さない
ようにしましょう。

また、子犬ちゃんのウンチはどのような状態でしょうか。
軟便や下痢がみられたり、嘔吐がみられるということはございませんでしょうか。
中には体調が悪く食欲低下があり、体調が戻ると食欲が出てくるという場合もあるかもしれません。
体調不良による食欲の低下でないかどうかを確認していただくため、
一度、動物病院さんの先生にご相談いただくことをお勧めいたします。
また、軟便、嘔吐などの症状が見られる場合には、早めに受診して下さい。

アニコムでは下記の受付時間で、ご契約者様からのお電話での健康相談、しつけ相談サービスを承っております。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 
0800-888-8256です。
平日9:30〜17:30 / 土日・祝日9:30〜15:30 (年末年始を除く)
土日・祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。

ぷぅ様とワンちゃんが笑顔いっぱいにお過しになられますことを
心からお祈り申しあげております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願いいたします。



留守番しつけ

投稿者:ココア

投稿日:2017/06/01(Thu) 15:42

No.4790

子犬(7ヵ月)の留守番について、少し離れただけでクンクン、キャンキャン鳴いたり、吠えたり遠吠えにちかい程泣くので、しつけをしたいのですが、いい方法はありませんか?

いつも外出する時にゲージに入れておやつを与えてあげます。少しの留守番にはそのままゲージに入れています。問題点などあればよろしくお願いします。

Re: 留守番しつけ

- 愛玩動物飼養管理士 三留

2017/06/05(Mon) 17:48

No.4794

ココア 様

この度はご相談をいただきまして誠にありがとうございます。
ココア様の7ヶ月になる子犬ちゃんのお留守番についてのご相談でございますね。早速ご案内させていただきますが
実際のご様子を拝見していませんので、一般的なご案内となりますことをご了承ください。

ワンちゃんはもともと、数頭の群れで協力して狩りを行い生活してきた社会性の豊かなどうぶつですから、
群れから離れることに不安を感じるのは当たり前のことといえるかもしれません。
多かれ少なかれ、どのワンちゃんも独りになることに不安を持ちやすい傾向はあるといえますが、
少しでもワンちゃんがリラックスをしてお留守番をするためにはどのようなことが効果的なのか、次にご紹介いたします。

【リラックスしてお留守の時間を過ごさせてあげるために!】
1.お留守番を特別なことだと思わせない
ココア様のワンちゃんが、「お留守番は特別なことではなく、日常生活の中の一コマである」と感じるようにしてあげましょう。
「鳴いてしまわないだろうか」、「寂しがるのではないか」とお出かけの時間が近づいてくると、ココア様も複雑なお気持ちになって
しまわれるかもしれませんが、ワンちゃんは雰囲気を理解する能力に長けた、たいへん共感度の高いどうぶつです。
特に声をおかけにならず、さりげなくお出かけし、さりげなくご帰宅なさることが重要でしょう。

(1)お出かけをなさるときに子犬ちゃんが鳴いても、その声に振り向いたり声をかけたりすると、これから始まる独りの時間が余計に
辛いものになってしまうかもしれません。さりげなく、当たり前のことのように、平然とお出かけをなさってください。
外出する際や帰宅時などに「すぐ帰ってくるからね」「ごめんね、待たせて」「いい子にしていた?」などと声をかけることも
お止めになったほうがよろしいでしょう。
「気付かない間にお出かけをした飼い主さんが、気付かない間に帰ってきていた」という雰囲気が望ましいかと思います。

(2)(2)お留守番の予定がある日は長めのお散歩などでココア様とのコミュニケーションを満喫させてあげ、お散歩に心地よい疲れを感じ、
「ウトウトとしている間に、ココア様は出かけて帰ってきた」というような演出が望ましいでしょう。

(3)人の気配を感じると落ち着くのであれば、ラジオやテレビを小さな音で付けておいたり、薄明かりを点けたままになさるのも
一つの方法です。 

(4)日ごろからワンちゃんがココア様を目で追っている、また、いつもココア様がワンちゃんの行動を目で追う習慣になって
いるということはございませんでしょうか。日常生活の中でワンちゃんを構い過ぎると、飼い主様がいらっしゃらないことに
強く不安感を抱いてしまうかもしれません。
ワンちゃんはその場の雰囲気を敏感に察するので、ココア様がワンちゃんの様子を気にしていることを気付かれないようにしたほうが
よろしいでしょう。
(5)ケージを好きなところにしてあげることはたいへん重要です。ワンちゃんはどのようなときにどのようなことがあったかと
いうことを大変良く覚えています。ケージを「叱られたときに入った所」や「留守番のときだけに入る場所」、つまり嫌な場所と
してしまわないようにしましょう。
ケージの中にココア様のにおいのするタオルケットを置いたり、ケージの入り口をいつも開けておき、出入り自由にしたり、
ケージに入ったら良い事があった、のんびりできた、という経験をさせてあげることは重要です。

2.独りで大丈夫だという自信をつけられる経験を!
独りでいても大丈夫だったと経験させてあげることで自信をつけてあげましょう。

(1)最初はココア様のご在宅時に、ワンちゃんが独りでお部屋にいる練習を少しの時間から始めましょう。
「独りぼっちだ、どうしよう」とワンちゃんが思わない程度の時間だけ独りにして、ココア様はお部屋に戻ります。
戻ったときに静かにしていられたら、「すごいね、お利口だったね」とうんと褒めてあげましょう。
このようにして、お部屋に独りでいる練習時間をだんだんと延ばしていていきます。
独りでいることとワンちゃんにとって嬉しいことを結びつけるためにも、
独りにするときには、特別なオモチャなどのご褒美を用意しておいても良いでしょう。

(2)お部屋に独りでいることに自信がついてきたら、次はお留守番の練習です。
こちらも玄関先だけ、ゴミ出しの間など、ほんの数分から少しずつ慣らしていき、待っていられたことをうんと褒めてあげ
自信をつけてあげましょう。 
状況をみながら少しずつ時間を延ばしていき、慣らしていきます。
ワンちゃんに「独りでいるといいことがある」、「必ず飼い主さんは戻ってくる」、「大丈夫なんだ」と感じさせてあげましょう。

3.守られている安心感を与える
ココア様はいつも毅然とした態度をとり、「飼い主さんはどんなことがあっても自分を守ってくれる」という安心感を、
常日頃から与えてあげましょう。
ココア様は「大丈夫だろうか」と様子をうかがったり、ワンちゃんの要求を第一に考えるのではなく、
毅然とした、堂々とした態度でワンちゃんを安心させてあげましょう。
また、主導権を握るため、飼い主様が指示をする立場であり、従えばいいことがあることを教えてあげましょう。
例えば、「スワレ」「マテ」「ヨシ」という飼い主様の指示に従ったら、褒めましょう。
公園などでほんの数分から、楽しくゲーム感覚でなさってもよろしいでしょう。
ご褒美は、ボール遊びや駆けっこ、オヤツなど日頃からワンちゃんの大好きなことを用意してください。

4.なだめない、なぐさめない
ワンちゃんにとって、「これが当たり前だ」と感じさせてあげるため、また不安な気持ちを和らげるため、
不安そうな状態のワンちゃんをなだめたり、なぐさめないようになさったほうがよろしいでしょう。

5.不安の鎖を断つ!
ワンちゃんが「飼い主さんが外出してしまう」と連想してソワソワするような、ココア様のお出かけ前の行動は何かございませんでしょうか。
もしお心当たりがおありでしたら、この連想の鎖を壊してしまいましょう。
飼い主様がお化粧をしたり、上着を着たり、鍵を持ったりすると、ワンちゃんがソワソワし始めるということもよく見られますが、
このようなワンちゃんが不安に思う行動をしても外出する訳ではないと感じさせてあげましょう。
いつもなら外出を連想する動作の後、ココア様はお家の中でお過ごしになられると良いでしょう。
例えば、飼い主様が鍵を持つと不安そうにするワンちゃんであれば、鍵を持ったままソファに座って新聞を読んだり、
鍵を持って部屋を出てもすぐに戻るなど、ワンちゃんの不安につながる連想を断ち切ってあげましょう。

6.吠えている間はワンちゃんに応えることなく、吠えるのを止めたときに構ってあげたり、褒めてあげたりしましょう。
ワンちゃんが興奮しているときほど、よけいに飼い主様は落ち着いて堂々とした様子を見せましょう。

7.お留守番中にお家の中をぐちゃぐちゃにしたり、粗相をしたりすることが見られてもワンちゃん自身でもどうしようもない行動かも
しれません。
たとえ、帰宅後にワンちゃんがお部屋の中をぐちゃぐちゃにしたり、粗相をしていても騒いだり叱ったりしないようにしましょう。

なお、アニコムでは下記の受付時間で、お電話でのご契約者様への健康相談、しつけ相談サービスを
承っておりますので、ぜひご利用くださいませ。
お電話番号は、あんしんサービスセンター 0800-888-8256
です。
平日9:30〜17:30 / 土日祝9:30〜15:30
土日祝日は予約のみ、実際のご相談は翌営業日以降となります。
なお、日・祝日および年末年始はお休みさせていただきます。

気温差が大きく体調維持が難しい時節でございますが、ココア様におかれましては、くれぐれもご自愛ください。
ワンちゃんのお健やかなご成長を心からお祈りいたしております。
今後ともアニコムをどうぞよろしくお願い申しあげます。