犬や猫には及ばないものの、飼いやすさや、そのかわいさなどから長年根強い人気をみせているうさぎ。鳴き声がしないので、マンションなどでも飼育しやすかったり、お散歩がいらなかったり……。ペットショップでもうさぎを見かけることが多くなりましたよね。

一方で、「うさぎは寂しいと死んでしまう?」という噂がたつほど、うさぎの正しい飼育方法は浸透していません。

そこで、今回はうさぎのお迎えを考えている初心者さん向けに、うさぎに関する正しい知識や、うさぎと暮らすための注意点などをお伝えします。

うさぎの種類はどのくらいあるの?

草を食べるうさぎ

アメリカン・ラビット・ブリーダー・アソシエーション(ARBA※)によると、現在同団体の公認品種には、49種類が登録されています。そのうち、日本でペットとしてよく飼育されているのは7種類ほどで、犬や猫よりも一回り小さい体つきが特徴となっています。

また、うさぎのカラーバリエーションは非常に豊富。同じ種類のうさぎでもカラーだけで30色以上に分別されることも。犬でいうと、トイ・プードルという同じ種類だとしても、色のバリエーションがたくさんあるというイメージ。

※ARBAとは?
世界最大規模を誇る非営利のうさぎのブリーダー協会のこと。うさぎだけでなく、モルモットの血統種発行なども行っています。

【関連リンク】
American Rabbit Breeders Association

ネザーランドドワーフ

ネザーランドドワーフの画像

うさぎをイメージしたときに一般的に頭に浮かぶのは、ネザーランドドワーフなのではないでしょうか。ネザーランドドワーフは、オランダ生まれで、うさぎの中でももっとも小型。ピーターラビットのモデルになった種類だといわれています。

▶特徴

顔が小さく、短い耳がピンと立っています。うさぎの種類の中でもカラーバリエーションが豊富で、人なつっこい性格の子が多いです。好奇心旺盛なので、飼い主さんに対しても感情表現が豊か

ネザーランドドワーフは、抱っこが苦手な子も多いので、様子を見ながら少しずつ抱っこに慣らしていきましょう。もし嫌がる素振りを見せたら、時間をおいて少しずつ慣らしてみるのがいいでしょう。小さい頃から抱っこなどのコミュニケーションを積極的にとることで、抱っこに慣れる可能性が高くなります。

ホーランドロップ

ホーランドロップの画像

垂れ耳といえばこちらの種類が主流。ネザーランドドワーフと同じオランダ生まれのうさぎです。全体的に身体も丸みを帯びていて、かわいらしく、幼い印象がある種類です。

1950年代にフレンチロップにドワーフ種を交配し、その後品種改良が加わって誕生したのがホーランドロップです。

▶特徴

見た目通り、とっても温厚な性格です。ペットとして飼育されることを目的として交配されたため、飼い主はもちろん、飼い主以外にもあまり警戒心を抱くことなく暮らせることが特徴です。その性格もあって、アニマルセラピーなどで活躍する機会も多く、誰にでも愛される見た目と、飼育しやすいその性格が人気を集めています。

ドワーフ ホト

ドワーフ ホトの画像

全体的に、ネザーランドドワーフより一回り小さいサイズ。1970年代にドイツのブリーダーによって交配された種類です。①②でご紹介したうさぎとは異なり、カラーバリエーションはなく、ホワイトのみ。

▼特徴
身体が小さく、目の周りにアイラインのような縁模様があるのが特徴。これを「アイバンド」と呼び、この縁が同じ太さで目を囲っていることが理想的。真っ白な身体に、このアイバンドがバランスよく配置されたドワーフ ホトは、ペットショップなどで取扱いをしていないことも多く、お迎えしたい場合は、ブリーダーに問い合わせをするのがおすすめです。

ちなみに、目の色には個体差があり、黒、グレー、ブルー、レッドなど、バリエーションが多いのも特徴です。

ジャージーウーリー

ジャージー ウーリーの画像

ネザーランドドワーフをベースに、長毛でありながらも手入れのしやすいうさぎを作りたいということで、交配されたのがジャージーウーリー。1980年代にニュージャージー州に住むブリーダーによって作られたことから、その名にジャージーと入っています。

▶特徴

大きさはホーランドロップとほとんど変わりませんが、身体中を覆っている長い毛が特徴です。そのため、最低でも週に2度はブラッシングを行う必要があります。ジャージーウーリーはおとなしい性格の子が多いため、グルーミングを行う際もあまり苦労せずにできるでしょう。

アメリカンファジーロップ

※この種類だけ写真が用意できず…すみません!

アメリカンファジーロップは、ホーランドロップの毛質を改良し、さらに長い毛質が特徴であるアンゴラ種を交配させてできた種類です。名前の通りアメリカ生まれのうさぎです。

▶特徴

ホーランドロップと似て、とっても温厚で人懐っこい性格です。飼い主以外の人を怖がることもなく、非常に飼いやすい種類だといわれています。ジャージーウーリー同様に長毛なので、こまめなブラッシングが必要です。

うさぎの男の子と女の子の違いはどんなところ?

たくさんのうさぎの画像

小さい頃は行動に違いはあまりありませんが、男の子は生後5ヶ月、女の子は生後3ヶ月を過ぎると行動に違いが出てきます。

■男の子の場合

男の子は女の子に比べて、縄張り意識が強いためスプレー行動を起こすことがあります。スプレー行動は、ワンちゃんと同じように、縄張りにおしっこをスプレーのようにまくことです。

飼い主が前を通るたびにおしっこを飛ばすことがあるので、ひどい場合には去勢をすることをおすすめします。

ただ、大人になってから去勢をした場合、スプレー行動が習慣化してしまい、去勢後も、ずっとスプレー行動を続けている……という子もいます。そうした場合には、においが残らないように、ペット用消臭剤などを使って拭き取りましょう。うさぎは一度自分のにおいを付けた場所に再度スプレー行動をとることが多いので、においを消し去ることでスプレー行動を抑えることができます。

それでもなお、スプレー行動が続いたり、気性が荒いということであれば去勢手術を行う必要も。オスは生後3~4ヶ月を過ぎているとすでに問題行動を起こす可能性があるので、必要であればそのタイミングで去勢手術をしましょう。

■女の子の場合

女の子は、妊娠していないにもかかわらず、巣作りをする場合があります。たとえば、胸の毛をむしるなど、妊娠にそなえた行動を起こすことも。これは「偽妊娠」といい、その時期にだけ飼い主さんに対して攻撃的な態度をとります。

偽妊娠を繰り返してしまうと母乳がたまることで炎症を起こし、病気になってしまう可能性もあります。病気を予防するためにも、避妊手術をしておくと安心です。
避妊手術は全身麻酔を伴う大きな手術ですので、生後4ヶ月を過ぎたタイミングでかかりつけの獣医さんと相談してください。

うさぎを選ぶポイント・コツは?

【まずはお店をチェック!】

最近では、ペットショップだけでなく、うさぎの専門店などでもお迎えをすることができます。特にうさぎの専門店では、うさぎに詳しいスタッフに飼育方法を質問できたり、爪切りやグルーミングなどをお手頃な価格でやってもらえたりするところも。

うさぎをお迎えする前に、まずはお店の情報をしっかりと調べましょう。実際にそこでうさぎをお迎えした方のクチコミ情報なども参考になるかと思います。

お店を選んだら、うさぎが入っているケージの様子も確認しましょう。うさぎたちが窮屈な場所で生活していないか? ケージは清潔な状態か?などうさぎをとりまく環境をチェックしてください。

【うさぎの様子をチェック】

  • しっかりとした丸いうんちをしているか?下痢をしていないか?
  • 皮膚にかぶれなどがなく、毛並がきれいか?
  • 鼻、口、歯はきれいか?
  • 足の裏はしっかりと毛が生えているか?
  • 耳の中から変な匂いがしないか? かぶれていないか?

抱っこを禁止しているお店や、うさぎを抱っこしたことがないという方は、ペットショップの方に抱っこをしてもらいながら身体のチェックをしましょう。

ついついうさぎのカラーや種類などの見た目やかわいらしさに気を取られてしまいがちですが、これから長い月日を一緒に暮らすパートナーだからこそ、初めの見極めが肝心です。

知っておきたいうさぎの能力

「走るのも飛ぶのも大得意!」

うさぎを表現するときの擬音といえば…「ぴょん、ぴょん」ですよね。ですが、実際は、家の中を走り回るときの音は「ダダダダッ」という音が聞こえると思います。

うさぎは、短距離ダッシュの能力に優れていて、自然界で外敵から襲われそうになったときには目にもとまらぬ速さで猛ダッシュをします。そしていざというときには、高さ50~60㎝までジャンプすることもあります。ジャンプする幅としては1mほどのジャンプ力も持っています。

また、扉が強く閉まる音や、物が地面に落ちたときの音などに驚いて、猛ダッシュしてしまうことも。特にうさんぽ(うさぎと一緒におさんぽ)をしているときなどは、鳥の鳴き声や羽ばたき、車の音などに反応してケガをしてしまうことも、少なくありません。

周りの音に敏感な生態だからこそ、飼い主さんが注意深く見てあげることが重要です。

「実はとっても感情豊か!」

犬や猫のように鳴き声をあげない分、人間とのコミュニケーションは難しいと思われがち。ですが、うさぎは意外と感情表現が豊か。

というのも、うさぎは視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚の五感をフルに働かせながら、環境の変化や飼い主さんの気持ちなどを読みとろうとします。飼い主さんの声のトーンや大きさなどをしっかりと聞き分けていますので、私たちもうさぎが発しているサインを見逃さないようにしてあげましょう。

うさぎの行動は何を表現しているか気になったら…? こちらの記事も参照してみてくださいね。

うさぎが住みやすい環境作りをしよう

水を飲むうさぎ
  • うさぎが住みやすいと感じる温度は?
    うさぎが住みやすい温度は、18℃~24℃といわれています。うさぎは、寒すぎる場所や、暑すぎる場所が苦手な動物。適切な温度管理が必要なので、エアコンで常に温度をキープしてあげましょう。また、湿度は40~60%をキープしてあげましょう。
  • ケージの設置場所
    うさぎとのコミュニケーションをとるためにも、リビングや、よく使う部屋などにケージを置いてあげましょう。人が常にいる場所にケージを置いてあげると、人に慣れるのも早くなり、遊ぶ時間も作りやすくなります。
    ケージを置く場所は、出入口が近い場所は避け、うさぎが落ち着いて過ごせるような場所を選んであげてください。また、うさぎが触れると危険なストーブやガラスなどの壊れやすいものを置かないようにしましょう。観葉植物や紙類なども飲み込むと危険なのでご注意を。
  • 日当たり・風通し
    もともとうさぎは、穴の中で生活をしていたので、直射日光は苦手です。日差しが強く当たるところは避けてあげましょう。また、うさぎは湿気も苦手なので、風通しのいい場所にケージを置いてあげてください。
    昼間でも外から適度な太陽の光が入るようにしてあげることで、毎日の生活リズムが整います。

うさぎが家に来る前に必ず用意するものは?

草を食べるうさぎ

ペットショップやブリーダーさんのところで、お迎えするうさぎを決めたら、飼育用品を揃え、飼育環境を整えてから自宅に迎えましょう。

では、実際にどのような飼育用品を揃えたらいいか? 特徴なども含めてご紹介します。

  • ケージ
    うさぎは、犬や猫と違って1日のほとんどをケージの中で過ごします。ですから、ケージは、うさぎにとって快適で、安心な空間にしてあげることがとても重要。ケージを購入する際に気を付けてほしいポイントをご紹介します。
    1. お掃除しやすい仕組み
      うさぎも、トイレの場所を覚えることができます。とはいえ、必ずしもいつもトイレでしてくれるとは限りません。特に男の子は、スプレーをすることもあるので、引き出し式のトレイがついているものがおすすめです。特に夏場は、嫌な臭いがすることもあるので、掃除のしやすさを重視するといいでしょう。
    2. キャスター付き
      うさぎは、おしっこやうんちを飛ばしたり、牧草を散らかしたりすることがあります。そんなときに便利なのはキャスター付きのケージです。お掃除がしやすいのはもちろんのこと、季節や温度に合わせて過ごしやすい場所にケージごと移動させることもできます。
    3. 扉が2つあること
      1つ目は、ケージの側面に扉がついていること。こちらはうさぎが自分自身で出入りするときに使う扉です。2つ目は、ケージの中をお掃除したり、うさぎを抱っこするときに利用する大きな扉。犬・猫用のケージで、同じつくりのものもありますが、網の大きさや、お掃除のしやすさなどを考慮すると、使用するのはおすすめしません。
    4. 床材がしっかりとしていること
      1日のほとんどをケージの中で過ごすうさぎにとって、床材の素材はかなり重要。うさぎの足の裏は意外にデリケートで、固すぎる床材で生活をしているとタコができてしまうことも。とはいえ、ふわふわの毛布などを敷き詰めるのはNG。うさぎはおしっこの場所は覚えても、うんちの場所は覚えないので毛布がうんちだらけになってしまいます。うんちが下にしっかりと落ちて清潔に過ごせるように、一部に牧草マットを敷くなどして工夫をしましょう。
  • 食器
    いたずら好きなうさぎは、固定式のフード入れを使用しないと、お皿をひっくり返すことがあるので、ケージに固定できるタイプのフード入れがおすすめです。
    いたずらをせず、おとなしくフードを食べることができるうさぎであれば、陶器製のお皿を選ぶといいでしょう。どちらも、うさぎがかじってしまわないような素材でできていることを確かめましょう。
  • 水入れ
    犬や猫のように、お皿に水をいれてあげるのはNG。もともとうさぎは穴の中で暮らしている生き物ですから、水に濡れること自体が苦手です。とはいえ、お水を飲むことは必要不可欠ですのでケージに固定する給水ボトルをおすすめします。
    お皿であげると、うさぎのうんちや毛が入って不衛生な状態が続きますので、ボトルタイプでいつでも清潔なお水を飲めるようにしてあげてください。
  • 牧草入れ
    うさぎの健康を守るために必要な栄養素である牧草。フードは時間を決めてあげますが、牧草は1日中食べることができるようにしておきましょう。そのため、ケージの広さなどに応じて牧草入れを選びましょう。
    陶器製…安定感があるので、ずれたり、かじられたりしない。
    プラスチック製…お手入れがしやすく、軽いので牧草の補充などもしやすい。
    木製…うさぎがいつでもかじることができ、うさぎの歯の伸びすぎやストレスを軽減することができます。
  • かじり木や牧草でできたおもちゃ
    うさぎは歯が伸び続けますので、かじり木や牧草でできたおもちゃなどを噛むことで、歯を適切な長さに保てるほか、ストレス解消にもつながります。塗料などを使っていないものを選ぶとよいでしょう。

■必要に応じて用意した方がいいもの

毛づくろいするうさぎ
  • ヒーター、ひんやりマット
    うさぎは体温調節が苦手なため、真夏と真冬には特に対策が必要です。常に冷暖房をつけておきつつ、夏にはうさぎがさらに体温を下げることができる動物用のアルミや、大理石でできたひんやりマットをおくのがおすすめ。つるつるとした質感で、電気を使わなくても冷たい状態が保たれます。犬猫用のジェル状のマットなどもありますが、うさぎがカジカジしてしまい、誤飲の恐れがありますのでおすすめしません。
    冬は、うさぎ専用のヒーターを使いましょう。どちらも設置するときに注意しなければならないのは、ひんやりマットやヒーターが敷かれていない、寒さ・熱さから逃げられる場所を作ってあげることです。
  • 巣箱
    うさぎは本来、巣穴の中で生活をしている動物なので、全身が隠れるくらいの大きさの箱があると安心します。もちろん性格によって、日中ずっと穴の中にいるうさぎもいます(ちなみに、筆者の家にいるうさぎはめったに入りません)。
  • ハーネス
    うさぎをお外で遊ばせるときにはハーネスを必ずつけましょう。うさぎは、大きな音を聞いたときや、いつもとは違う臭いを嗅いだときに驚いてダッシュしてしまうことがあります。お家ではのんびり屋さんでも、外に出た瞬間に走り出してしまうこともあるので、必ずハーネスを付けましょう。
    ハーネスは、着心地が良い柔らかいものを選んで、身体にしっかりとフィットするサイズにしてあげます。
    個体差はありますが、服を着ることに慣れていないと初めは嫌がる可能性があります。外出時に使う前に、お家の中でハーネスを付けて遊ばせるなどして、着心地に慣れさせてあげることが大切です。

うさぎがお家にやってきたら?

二羽の子うさぎ
  • 食事、おやつ
    うさぎの食べ物というと、みなさん共通してイメージするのはニンジンですよね。もちろんニンジンが大好きなうさぎもいますが、野菜のあげすぎには注意してください。また、農薬を使用している野菜が多いので、しっかりと洗って水気を切ることが大切です。
    基本的には、うさぎにはペレットと牧草をあげます。ペレットは、牧草を主な原料として栄養バランスを考えて作られています。たとえば、年齢に合わせて成分がバランスよく構成されているものから、毛が短いうさぎ用、毛の長いうさぎ用などニーズに合わせてさまざまな種類のペレットが販売されています。
    いろいろなペレットを試すのも良いですが、うさぎにも好みがあるようで、味の異なるペレットをあげると食べなかったり、途中で食べるのを嫌がることも。どうしても、他のペレットに変えたい場合には、もともとあげていたペレットに少しずつ新しいペレットを混ぜながら味に慣れさせていってください。
  • トイレ
    うさぎはトイレを覚えない!……小学校でうさぎを飼育していたという経験がある方はそうイメージしている方が多いのではないでしょうか。
    結論から言えばうさぎは教えればちゃんとトイレを覚えてくれます。ですが、大人になったうさぎにトイレを覚えさせるのは難しく、小さい頃から教えてあげることがポイントです。
    大切なのはお家にお迎えした日。家についたらまず、おしっこの臭いがするティッシュなどをケージの中のトイレに入れておきましょう。うさぎは、自分の臭いがするところでおしっこをする習性がありますから、安心しておしっこをすることができます。
    もちろんうさぎによって、覚えられない子もいます。トイレのしつけは長期的に行い、もしも間違った場所におしっこをした場合には、ペット用の消臭スプレーなどを使用して、臭いを消してください。また、トイレが正しくできたら、「よくできたね~」とほめてあげることも忘れずに。
  • コミュニケーション
    犬のように、お手やお座りなどはできませんが、うさぎとコミュニケーションをとることはもちろん可能! うさぎの感情は、怒ったり、寂しがったり、喜んだりと、とっても豊かなのです。
    特に、飼い主さんがお出かけから帰ってきたときに「遊んで~!」とアピールしてくる姿は本当にかわいいものです。
    何度も名前を呼んであげていれば、呼びかけると振り返ってくれたりしますよ。

★番外編★うさんぽについて

ハーネスを着けたうさぎ

うさぎライフを夢見る方なら、誰もが一度は憧れる「うさんぽ」。ですが、犬の散歩とは異なる部分がたくさんあります。生後5~6ヶ月を過ぎたころから、うさんぽにチャレンジしてみましょう。

  1. ハーネスは家の中で慣らしておくこと
    ハーネスを購入したら、まずは家の中でハーネスを付けてうさんぽの練習をしましょう。ちなみに筆者は、わが子のハーネスに出会うまで3本のハーネスを試しました。実際にハーネスを付けてみると、着心地が悪いのか嫌がってハーネスをかじってしまったり、骨格とうまく合わなかったりなど、いろいろな問題が出てきます。
    うさぎの専門店などに行くと、種類に合ったハーネスがたくさん販売されていますので、お店の人にサイズや使い心地を聞きながら選ぶことをおすすめします。
  2. うさんぽをする場所まではキャリーで移動!
    犬の散歩と明らかに異なるのは、この部分。犬は玄関から出てすぐ散歩を開始しますが、うさぎの場合は室内でハーネスをとりつけて、そのままキャリーに入れてあげます。そして、目的地に着いたらゆっくりとキャリーの扉を開けて、うさぎ自身が自分から出てくるのを待ちましょう。
  3. 草むらには入らない!
    うさぎは、草むらが大好きなのですが、草むらにはうさぎの身体を狙う寄生虫やノミ、ダニがたくさんいます。できるだけしっかりと整備された芝生や土の上で遊ぶようにしましょう。

まとめ

うさぎの写真

いかがでしたか?

うさぎを飼う前に、まずはしっかりとうさぎに対する知識を付け、そして生態を知り、しっかりと飼育環境を整えてあげることが大切です。

そして、うさぎも他の動物と同じように性格が十人十色。行動も性格も、同じうさぎは一羽もいません。まずは基本の準備をしっかりと整え、快適なうさぎライフを送れるようにしてあげましょう。

そして、日々のうさぎさんとのコミュニケーションを通してかけがえのないうさぎライフを楽しんでください。

ライター

佐藤華奈子

佐藤華奈子

大学の動物系学科を卒業後、教育情報誌、ライフスタイル誌の編集プロダクション勤務を経て、2009年よりフリーランスの動物ライターに。「動物を飼うことは動物と暮らすこと」をテーマに活動中。おもにペット、動物園、牧場の動物関連の雑誌、書籍などで執筆。2011年よりうさぎ(ネザーランドドワーフ)と暮らしているうさぎ愛好家。