窓から外を眺める2頭の猫

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猫好きなら誰もが一度は憧れる、猫だらけの空間!たくさんは飼えないけれど、猫たちがじゃれあい、気まぐれに眠る……そんな生活がしてみたい!今回は、多頭飼いについての気になる疑問にお答えいたします。

猫の多頭飼いを始めるときの準備

キャットタワーに登っている子猫
まず、猫を迎える前に考えておくべきことがあります。

複数の猫たちが暮らすための十分なスペースはあるか?
もしも猫が病気やケガをしたときにも対応できる経済的な余裕があるか?

…など、現実的に多頭飼いが可能かどうかを改めて考えた上で、迎える準備をしましょう。

新しい猫が来る前にしておくべきこと

・環境作り
多頭飼いをするときに注意しなければならないのは、まずは空間作り。猫たちが毎日自由気ままにストレスなく過ごすことができる空間を作りましょう。

広さはもちろん、高低差のある高さもポイント!キャットタワーだけでなく、猫たちがくつろげるようなスペースをたくさん作ってあげましょう。

・健康管理
すでに先に住んでいる猫(先住猫)がいる場合は、感染症やノミ・寄生虫など、先住猫の今の健康状態をしっかりとチェックする必要があります。

もし先住猫の体調に問題があるようであれば、新しい猫を迎え入れるタイミングや生活の場所の切り分けをしっかりとしなければなりません。

【関連記事】
【猫の飼い方完全ガイド】飼い始める前の準備やしつけ、暮らし方も徹底解説
猫の多頭飼育をするといくらかかる?

猫の数だけトイレは必要?共用してはいけない?

多頭飼いの場合、理想的なトイレの台数は、「猫の数+1個」です。

一緒に暮らすことになった新しい猫の気配を気にしたり、自分以外の猫が使って汚れたトイレで排泄ができない猫もたくさんいます。まずは猫がそれぞれ落ち着いて排泄ができるように飼い主が注意深く観察してあげましょう。それに応じて、それぞれに合ったトイレの環境を整えてあげます。

トイレは共用になっても問題ありませんが、汚れていると猫がトイレを汚い場所だと認識してしまうので、こまめに掃除をしてあげましょう。

 

ごはんはみんな同じものでもよい?

結論から言えば、みんな同じものをあげるのは決していいとはいえません。

猫種や年齢、体重など、個体差によってあげるべきごはんが違うからです。また、成長前期、成長後期、成長期、中高齢期、高齢期など、猫のライフステージに合わせて変えていくことも大切です。

「まとめてあげられたら楽なのに!」という気持ちを抑えて、まずは1頭1頭の猫が快適に暮らせるようなサポートが必要です。

【関連記事】
猫にはなにを食べさせたらいい?子猫のときと成猫のときのごはんは違うの?ごはんやお水の量やあげ方について知りたい!

ごはんをあげるタイミングはみんな一緒でよい?

ごはんをあげるタイミングは一緒でも構いません。初めのうちは、距離が離れたところで与えてみて、誰かと一緒に食べることが楽しいということを感じさせてあげましょう。慣れてきたら、同時に同じ場所でごはんを食べてくれるかもしれません。

ただし例外も…

一方が処方食を食べていたり、別の猫のごはんを奪って食べてしまう子がいたりする場合もあるので、一概に同じ場所で食べるのが良いとは言い切れません。

猫同士の相性もあるので、毎日の食事の時間に気をつけてみてあげましょう。

食器は共有してはいけない?

それぞれの皿でごはんとお水を飲む二頭の猫
食器の数は、猫の数だけ用意しましょう。理由としては、まずはその子に必要な量を与えるため、衛生面での配慮、猫同士のケンカを防ぐためです。

安心してごはんがもらえる場所としての認識を持ってもらうことで、猫同士の関係性もよりいいものになっていきます。

猫同士の相性

子猫の様子を伺う母猫
一緒に暮らすことになった猫同士の相性、気になりますよね……。仲良くなってくれたら嬉しいけど、万が一、犬猿の仲になってしまったらどちらの猫にとってもストレスになってしまいます。快適な多頭飼いライフを送るための注意点をいくつかご紹介いたします。

相性のよい組み合わせってある?

一概に、相性の良い悪いというのは言えませんが、人には慣れているけど、猫には慣れていない、ずっと1頭で暮らしていたから他の猫と暮らすのには時間がかかる場合など、パターンはさまざまです。

①子猫×子猫
性別に関わらず、子猫同士の組み合わせがもっとも多頭飼育を成功させる組み合わせだと言えるでしょう。

1歳以下の猫、もしくは2ヵ月齢前後の時期は環境への順応もしやすいので、仲良くできる可能性がもっとも高いと言えます。

②子猫(男の子)×成猫(男の子)
去勢をしていない成猫の男の子であれば、本能的に子猫を攻撃してしまう可能性が高いと言えます。実際に、男の子の成猫が、雌猫と子猫を引き離すために、子猫を殺してしまうこともあります。子猫が小さいうちは、男の子の成猫と一緒にさせるのは、目の届く範囲にしておきましょう。

③子猫(女の子)×成猫(女の子)
女の子同士の多頭飼育は、どちらも神経質なことが多いので男の子同士の対面よりも慎重に行うことが重要です。

④成猫(男の子)×成猫(女の子
成猫同士の組み合わせは、性格によって相性が異なるので慎重なアプローチが必要となります。成猫同士の組み合わせは、トライアル期間を経て、どうしても難しい場合には、お迎えをあきらめなければならない可能性も十分にありえます。

先住猫の年齢は関係ある?

大人になっている猫であればあるほど、性格や個性などが確立されています。そのため成猫で、かつ温厚な性格であれば新入り猫ともうまくやれるかもしれません。

どちらかと言えば、どちらかが子猫、もしくはどちらも子猫であるほうが社会化形成がされていないため、よりよい関係性を築きやすいかと思います。

先住猫との初顔合わせの方法

ケージに入った猫を外から見る猫
STEP1 まずは別々の部屋で生活をさせる
はじめの1週間くらいは、先住猫と新入り猫を別々の部屋で生活させましょう。

猫は縄張り意識が強いという理由はもちろんですが、まずは新入り猫が環境に馴染み、その期間に健康診断などを行ってあげます。

STEP2 先住猫と新入り猫、お互いの存在を少し意識させる
相手の匂いがするタオルを入れてあげるなど、対面に備えて日々の生活に少しずつお互いの存在をわからせていきます。タオルの上にそれぞれの猫の好きなおもちゃをのせてあげると、お互いの匂いにいい印象を抱きます。

STEP3 ケージ越しでの対面をする
まずはケージ越しに対面をさせて反応を見ながら接触をさせていきます。相性によってはケンカをしてしまう場合もあるので、お互いにケガをしないように見守っていてあげてください。会わせるタイミングは空腹時にし、両方の猫に好物を与え、いい印象を与えるようにします。

STEP4 ケージなしで注意深く様子を見ながらふれあわせる
STEP3を何度か行ったあとは、徐々にケージなしでのふれあいを行っていきます。もちろん目を離さないようにし、万が一どちらかが逃げる・威嚇するなどの行為をした場合は中断して別の部屋に移動させてあげましょう。

先住猫が威嚇をして困る

最初は新入り猫に対して先住猫が威嚇して逃げたりする場合も。猫には縄張り意識を守るという本能があるので、他の猫がその縄張りに入ってくれば威嚇をしてしまうのも仕方がないことです。

ケージ越しに食事を与えたり、同じおもちゃをみせて興味を誘ったり、少しずつお互いの存在に慣らしてあげることで、多頭飼いもスムーズにいくようになるでしょう。

ケンカをしたら止めたほうがいい?

猫の歯や爪は、人間の爪とは異なり鋭くて細いのが特徴です。軽くパンチしたつもりでも深く傷ついていることもあるので、猫同士のケンカはできるだけさせないほうがいいでしょう。特に男の子は去勢手術をするなどして、なるべく他の猫を傷つけないような対処をしておくと安心です。

どうしても相性が悪いようなら

猫同士の性格があるので、せっかく多頭飼いをしようと思っていてもうまくいかないこともあります。多頭飼いが難しいようであれば、部屋を分け、食事やトイレも別々にしてあげましょう。少し期間をおいて、時間をかけて再度引き合わせてみましょう。あとは猫同士の歩み寄り方次第です。猫によっては、2~3ヶ月程度かかることもあるので、表情や行動を見ながら少しずつステップアップしていきましょう。

新入り猫に対して気をつけること

診察されている猫
飼い主がいる暮らし、先住猫の存在など今まで暮らしていた生活とはガラッと変わる新入り猫の生活。いったいどんなことに気をつけてあげればよいでしょうか?

必ずウイルス検査をしておく

多頭生活の中でもっとも注意しなければならないのは、やはり健康管理。お迎えする前に感染症、ノミ・寄生虫のチェックと対策を必ず行いましょう。もちろん、先住猫も同じです。感染症に関しては、動物病院で「ウイルス検査」をしてもらいましょう。ウイルス検査では、猫白血病ウイルス(FeLV)感染症、猫免疫不全ウイルス(FIV)感染症、猫伝染性腹膜炎(FIP)の感染の状態を確認できます。感染の有無を確認して、感染がわかったら、獣医師とよく相談をして、治療を進めていくようにしましょう。

また予防のためのワクチン接種も行うことで、お互いに健康な生活を送ることができます。

【関連記事】
猫のワクチン、接種したほうがいい理由
どんなときにうつる? 猫白血病ウイルス(FeLV)感染症とは

しばらくはケージに入れて過ごさせる

新入り猫がまわりの環境に慣れるまでの間は、常にケージに入れて過ごさせてあげましょう。ついつい構いたくなってしまいますが、危ないことが起きないようにゆっくりとまわりの環境に慣れせてあげることが大切です。

人間にとっては小さな音でも、猫にとってはびっくりしてパニックを起こすほどの音であったり、嗅覚が優れている猫にとっては、自分以外の匂いがする場所では緊張状態にあります。

すぐに遊ばせてあげるのは避け、安心して過ごせる環境だということを認識させてあげましょう。

多頭飼育によって猫が感じるストレスや病気は?

じゃれ合う二頭の子猫

両方の猫がストレスを感じてしまうことも

多頭飼育を始めるタイミングでは、片方の猫だけでなく両方の猫がストレスを感じてしまうことも。たとえば、気持ちを落ち着かせるために毛づくろいをしすぎて皮膚炎になってしまったり……。ほかの猫がおしっこをしたトイレを使いたくなくて膀胱炎になってしまう猫もいます。

ストレスを感じることで、食事量や飲水量が変化してしまう可能性もあるので、決まった時間に量をチェックするようにしましょう。

病気になる可能性は?

多頭飼育をしたからといって、猫が病気になるとは言えません。ですが、猫同士の衝突が増えたりすることで、元々持っていた病気が悪化してしまうこともあります。腎不全などの慢性疾患がある場合には、病態に変化が現れる可能性もあります。持病がある場合は、多頭飼育開始時に体調の変化に特に気をつけてあげましょう。

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【猫と暮らす方必読!】猫がかかりやすい病気まとめ!対策や予防、治療法は?

先住猫への接し方で気をつけること

先住猫に対しての飼い主の接し方こそ、多頭飼いの成功のカギを握っています。先住猫にとって、家はまるごと縄張り。猫はもともと単独で生活をしているどうぶつです。そのため、自分の縄張りに入ってきた猫に対して警戒心を抱いてしまいます。猫によってはそれがストレスになることも少なくありません。

ストレスを与えないために

ポイントは、先住猫の生活リズムが変化しないようにキープしてあげること。今までの生活リズムを崩さず、少しずつ新しい猫とのふれあいを試みてあげてください。どちらにもストレスを与えないために、徐々に接触をさせてあげましょう。

先住猫を優先してあげる

飼い主は、先住猫のペースを優先してあげることも大切。飼い主が新しい猫にかかりっきりになってしまうと、ヤキモチを妬いてしまう場合も。たとえばごはんやおやつをあげるとき、じゃらしで遊んであげるとき、ブラッシングやケアをしてあげるときの順番も、まずは先住猫からにすることが重要。

多頭飼いになっても一対一でスキンシップをとり、変わらないコミュニケーションを図ってください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?猫好きであれば誰でも一度は夢見る多頭飼い。1頭のときとは異なり、猫社会を形成するための飼い主の細かいサポートが必要となります。

繰り返しになってしまいますが、1頭1頭が異なる性格である以上、絶対ということはありません。焦ることなくじっくり、ゆっくりと多頭飼いライフを作り上げていきましょう。

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監修獣医師

小寺由希子

小寺由希子

2008年、鹿児島大学獣医学科卒業。卒業後は、大学病院にて内科系レジデントとなり内科全般および消化器内科について経験を積み、大阪府内動物病院にて犬猫中心に診療を行っていました。現在は、予防医療の実現をめざし飼育知識の普及活動および診療を行っている。小さな頃から猫と共に過ごし、現在も2頭の猫と暮らす。その生活はネコ中心。環境を処方することで猫の病気を減らし、猫ライフをより幸せにすることを目標に日々活動中。