4~6月は、食材が芽吹くパワーと生命力がみなぎる季節です。体内にとどまってしまった毒素をそんな食材パワーで排出しましょう!毒素は知らないうちにどんどん体内に取り込まれてしまっています。愛犬の健康のためにも、旬の食材を上手に活用しましょう。
※与える際はむき身にし、食べやすいサイズにしてあげてください。

春が旬の貝、あさり

春と秋に旬を迎える魚介類といえば、「あさり」。春のあさりは、旨み成分でもあるタウリンが増大。血液中のコレステロールや中性脂肪を減らし、肝臓の解毒作用を強化する働きがあります。

春は、狂犬病予防注射やフィラリア、ノミ、ダニ等の予防の季節。余計に肝臓をいたわる食材が必要です。今回は、あさりを使って旬の野菜を組み合わせたレシピを紹介します。

あさりと春キャベツのスープ

【ポイント】

春野菜は、デトックス効果のある酵素がたっぷり含まれています。
出回りはじめた、やわらかい春キャベツと一緒にスープ仕立てにしてみましょう。

【食材】
あさり(可食部) 30g
あさりのゆで汁 100㎖
春キャベツ(みじん切り) 20g
(約14㎉)

【作り方】

  1. 鍋に砂抜きしたあさりを入れ、かぶる程度の水を加えて火にかける。
  2. あさりの口が開いたら火を止める。あさりの身を殻から外す。
  3. みじん切りにしたキャベツを加えて、サッとひと煮立ちさせる。
  4. 少し冷ましたらできあがり!

【飼い主さんが召し上がる時は】

あさりと春キャベツを約3倍量に増やし、水300㎖に対してスープの素1個を加え、最後に塩胡椒で味を調えます。
飼い主さんもおいしくお召し上がりいただけます。(約2人分)

※手作り食はお早めにお召し上がりください。
※犬に持病がある場合は、かかりつけの先生にご相談ください。
※胃腸が刺激され、消化器になんらかの症状が出る場合があるので、初めての食材は少しずつ試してください。

手作りをお休みしたい日は…アニコムグループの「7Days Food」

栄養たっぷりで美味しいごはんをつくって、愛犬に毎日の食事を楽しんでもらいたい――そう願う飼い主さんは多いことでしょう。一方で、手作りごはんを毎食用意するのは大変…と感じる方も少なくありません。
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ドライフードにトッピングして与えることもできるため、これまでドライフードしか食べてこなかったワンちゃんが、フレッシュフードへ移行する際のステップアップにもおすすめです。

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ライター

武部園子

武部園子

管理栄養士、調理師、ダイエットアドバイザー。 日本女子大学家政学部食物学科・管理栄養士専攻卒。 現在は特保栄養指導やペットフード・時短料理等の レシピ開発を行っている。 各地で簡単ヘルシークッキング教室、ワンちゃんと 一緒に楽しめる料理教室を開催。