美味しそうな匂いにみんな釘付けのグリルドチキンに、たんぱく質を分解する酵素を持つキウイのソースを和えるだけの簡単メニューです。愛犬の食欲がなさそう…そんな時に、ぜひ作ってみてください!

消化酵素

カットキウイ

身体の代謝に何よりも大切な酵素は体内にも蓄えられていますが、年齢とともに減少していきます。できるだけキープするためには、消化のための酵素を体外から取り入れて働いてもらうことが大切です。

材料

鶏もも肉 135g
鶏レバー 40g
キウイ  25g(約1/4個)
大豆油  5g
(353.5kcal)

作り方

1.鶏レバーを洗って血塊を取り除き、2度茹でこぼす。
2.大豆油をフライパンに引いて、鶏もも肉を皮目からゆっくり焼く。
  皮がきつね色になったら裏返し、少量の水を加えて蓋をして蒸し焼きにする。
3.火が入ったらレバーも加えて表面をさっと焼く。
4.粗熱が取れたら食べやすい大きさにカットし、皮をむいて叩いて潰したキウイを和える。

カロリーが気になる方へ

このレシピは鶏もも肉を皮ごと使うため、油分が多くなります。
健康な犬には問題ありませんが、カロリーが気になる場合は、フライパンに溜まった余分な油をクッキングペーパー等で吸い取る方法がおすすめです。
また、糖質を混ぜると、さらにカロリーが増えるので、白米やドライフードを混ぜるのは避け、刻んだ野菜などと一緒に食べさせてあげましょう。

実際にあげてみました!

メルちゃん トイ・プードル 12歳
普段、新しいものを食べるときはまず匂いを嗅いだり様子を見たりしますが、今回は待ちきれない様子で、最初からがつがつ美味しそうに食べていました。

初めてあげる食材は、愛犬の様子をよく見ながら

栄養も摂れて愛犬の喜ぶ顔も見られる手作りおかずですが、いつもと違うごはんの場合、胃腸が刺激され、消化器になんらかの症状が出ることがあります。初めてあげる食材は、愛犬の様子をよく見ながら、少しずつ試すようにしてください。

※手作り食はお早めにお召し上がりください。
※ワンちゃんに持病がある場合は、かかりつけの先生にご相談ください。
※本記事は2kg程度のワンちゃんに与える半日分想定の材料の分量を記載しております。

体重別 犬の摂取カロリー(一日分)の目安

3kg 256kcal 4kg 317kcal 5kg 374kcal 6kg 429kcal
7kg 482kcal 8kg 533kcal 9kg 582kcal 10kg 630kcal
11kg 677kcal 12kg 722kcal 13kg 766kcal 14kg 811kcal

手作りをお休みしたい日は…アニコムグループの「7Days Food」

栄養たっぷりで美味しいごはんをつくって、愛犬に毎日の食事を楽しんでもらいたい――そう願う飼い主さんは多いことでしょう。一方で、手作りごはんを毎食用意するのは大変…と感じる方も少なくありません。
そこで、おすすめしたいのが時短で日替わりメニューを楽しめる「7Days Food」。ペット保険のアニコムグループが開発したワンちゃん用フードで、1つの味に12品目以上の食材を使用。調理の手間なく手軽に与えることができます。
ドライフードにトッピングして与えることもできるため、これまでドライフードしか食べてこなかったワンちゃんが、フレッシュフードへ移行する際のステップアップにもおすすめです。

冷凍とフリーズドライタイプの2種類があり、用途やライフスタイルに合わせて選べるのも魅力。フリーズドライタイプは常温で保管でき、個包装で持ち運びにも便利なため、災害時の備えとしても注目されています!

※アニコムグループの(株)シムネットのECサイト「みんなの健康専門店」へ移動します。

ライター

南村友紀

南村友紀

多摩美術大学卒業。ペット栄養管理士、日本ペット栄養学会会員。学校法人ヤマザキ学園犬学講師。 2001年 犬の手作り食の店 Kitchen Dog!を自由が丘にオープン。犬の手作り食の製造・卸・販売とともに、手作り食に関するプロデュース、コンサルティング、出版等で幅広く活動。Kitchen Dog!クッキングクラス主宰。犬のためのスローフード協会主宰。犬のごはんの作り方クラスを開校するほか、動物病院、動物関連施設への出張講義にて、犬の食について正しい知識を共有し、加工の少ない食事の大切さを広める活動を実施している。