ビーツの赤い色は、ベタレインという抗酸化物質で、植物四大色素のひとつです。

赤いおしっこが出ることも

ビーツの赤い色は、ベタレインという抗酸化物質で、植物四大色素のひとつです。抗がん作用、抗炎症作用、コレステロール(LDL)酸化抑制作用、HIV-1プロテアーゼの阻害活性、 アルツハイマー病の予防、などが期待されているのですが、代謝できる量には限度があります。あまりに多く摂ると代謝できずに尿と一緒に排出され、尿が赤く染まることがありますが、驚かないでください。
ビーツにはカリウムが多く含まれるため、慢性腎不全や心臓の治療を受けている場合には過剰な摂取は避けてくださいね。

材料

ビーツ     20g
さつまいも   170g
鶏ささみ    1本(70g)
鰹節      1g
オリーブオイル 10g
卵黄      1個

1.さつまいも、ビーツを1cmの角切りにする。
2.鍋にビーツと浸かるくらいの水を入れて火にかけ、沸騰して5分ほどしたらさつまいもを加える。さつまいももビーツも柔らかくなったら、ささみを加えて3分間ほど煮る。

3.ささみは取り出し、粗熱が取れてから細かくほぐす。
4.ビーツとさつまいもは、鍋の水分が写真くらいになるように捨てる。

5.さつまいもとビーツをフードプロセッサーで潰す。

6.ボウルに卵黄を入れてよく混ぜ、オリーブオイルを少しずつ垂らしながら混ぜ続けてマヨネーズ状にする。

7.6.の半分の量と、潰したさつまいもとビーツ、ほぐしたささみを混ぜ合わせる。

レシピの量で約245gできます。
75.5kcal/100g中

実際にあげてみました

さくらちゃん MIX 14歳
さつまいもが大好きなので、待ちきれないという言葉がふさわしいくらい喜んでいました。年を重ねて食欲が落ちていましたが、ここまで喜んで食べてくれて飼い主として嬉しかったです。

※手作り食はお早めにお召し上がりください。
※ワンちゃんに持病がある場合は、かかりつけの先生にご相談ください。
※手作り食をメインにする場合、栄養バランスを考慮し色々なメニューを与えましょう。

体重別 犬の摂取カロリー(一日分)の目安

3kg 256kcal 4kg 317kcal 5kg 374kcal 6kg 429kcal
7kg 482kcal 8kg 533kcal 9kg 582kcal 10kg 630kcal
11kg 677kcal 12kg 722kcal 13kg 766kcal 14kg 811kcal

手作りをお休みしたい日は…アニコムグループの「7Days Food」

栄養たっぷりで美味しいごはんをつくって、愛犬に毎日の食事を楽しんでもらいたい――そう願う飼い主さんは多いことでしょう。一方で、手作りごはんを毎食用意するのは大変…と感じる方も少なくありません。
そこで、おすすめしたいのが時短で日替わりメニューを楽しめる「7Days Food」。ペット保険のアニコムグループが開発したワンちゃん用フードで、1つの味に12品目以上の食材を使用。調理の手間なく手軽に与えることができます。
ドライフードにトッピングして与えることもできるため、これまでドライフードしか食べてこなかったワンちゃんが、フレッシュフードへ移行する際のステップアップにもおすすめです。

冷凍とフリーズドライタイプの2種類があり、用途やライフスタイルに合わせて選べるのも魅力。フリーズドライタイプは常温で保管でき、個包装で持ち運びにも便利なため、災害時の備えとしても注目されています!

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ライター

南村友紀

南村友紀

多摩美術大学卒業。ペット栄養管理士、日本ペット栄養学会会員。学校法人ヤマザキ学園犬学講師。 2001年 犬の手作り食の店 Kitchen Dog!を自由が丘にオープン。犬の手作り食の製造・卸・販売とともに、手作り食に関するプロデュース、コンサルティング、出版等で幅広く活動。Kitchen Dog!クッキングクラス主宰。犬のためのスローフード協会主宰。犬のごはんの作り方クラスを開校するほか、動物病院、動物関連施設への出張講義にて、犬の食について正しい知識を共有し、加工の少ない食事の大切さを広める活動を実施している。