犬も年齢を重ねると足腰が弱ってきて歩く様子が変わってきたり、無駄吠えをしたりなど、高齢犬特有の様子が見られるようになります。近年、こうした症状を「改善させる」可能性を秘めた選択肢として、動物の幹細胞を用いた「再生医療(細胞治療)」が注目されています。
本記事では、高齢犬に対して再生医療(細胞治療)を実施した結果、改善の兆候がみられた症例をご紹介します。
※治療の効果については、その子の状態、対象の病気、投与方法などによって大きく異なります。
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高齢犬に見られる症状とは?
人と同じようにさまざまな変化が見られます。何らかの病気が原因のこともあるので、気になる症状がある場合は、動物病院を受診しましょう。
寝ている時間が増える
若い頃と比べて寝ている時間が増え、飼い主の呼びかけに対して反応が遅くなったり、反応しなくなったりします。
歩くのが遅くなる
活動量が減り、歩くスピードも遅くなります。段差を嫌がる、ヨタヨタと歩くなどの場合は、病気による痛みが原因の場合もあります。
食事量が減る
散歩に行きたがらなかったり運動量が減ると同時に、食事の量が減ったり食べるのが遅くなったりする場合があります。
上記の他に、目や被毛などの見た目や、行動にも変化が見られることが多くあります。
15歳/柴犬の例
■Before 再生医療(細胞治療)実施前
ぎこちなく、ゆっくりとした歩き方をしています。
■After 再生医療(細胞治療)実施後
全ての足を使って自然に歩いています。歩くスピードも速くなりました。
橋本楓太ちゃんの飼い主さまのお声
15歳をすぎて急にシッポが上がらなくなったり、足が弱くなったりして困っていました。
細胞の投与を受けて、若くなったように感じます。施術後数日で歩き方、意思表示、我慢強さが戻ってきました。
知人や友人からもよく歩けるようになったと言われ、預け先のデイケアでも鳴く回数が減ったほか、我慢もできるようになり、とても変わったと言われました。
再生医療で劇的に変わったのは明らかなので、このまま良い状態が保てるのであれば、ぜひ定期的にお願いしたいです。
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stemcell_support@ani-com.com
