水分や消化酵素の補給のため、フルーツをごはんにトッピングしてあげましょう。

秋の代表的なフルーツ

秋が旬のフルーツには、梨や柿、りんごなどがあります。
なるべく熟したフルーツを使いましょう。1種類でも問題ありません!

材料

りんご 20g
梨   20g
柿   20g

1.それぞれのフルーツを細かくカット、またはすりつぶす。
2.全てを混ぜ合わせて普段のごはんにトッピングする。

フルーツの酵素

梨、パイナップル、キウイ、パパイヤなどにはタンパク質分解酵素であるプロテアーゼ、バナナには澱粉分解酵素であるアミラーゼ、いちごや柑橘類には脂肪分解酵素であるリパーゼが含まれています。ごはんと一緒に食べることで、これらの酵素の働きを享受できます。

また、酵素だけではなく食物繊維が腸内環境を整えてくれたり、ポリフェノールが抗酸化として働いてくれたりと、フルーツを丸ごと摂ることでさまざまなメリットがあります。

レシピの量で約60gできます。
51.3kcal/100g中

実際にあげてみました

ヘンゼルちゃん イングリッシュ・コッカー・スパニエル(3歳)

果物が元々大好きなので、とても喜んで食べていました。果汁がたっぷりで、美味しく水分補給ができるのも良いなと感じました。

※手作り食はお早めにお召し上がりください。
※ワンちゃんに持病がある場合は、かかりつけの先生にご相談ください。
※手作り食をメインにする場合、栄養バランスを考慮し色々なメニューを与えましょう。

体重別 犬の摂取カロリー(一日分)の目安

3kg 256kcal 4kg 317kcal 5kg 374kcal 6kg 429kcal
7kg 482kcal 8kg 533kcal 9kg 582kcal 10kg 630kcal
11kg 677kcal 12kg 722kcal 13kg 766kcal 14kg 811kcal

ライター

南村友紀

南村友紀

多摩美術大学卒業。ペット栄養管理士、日本ペット栄養学会会員。学校法人ヤマザキ学園犬学講師。 2001年 犬の手作り食の店 Kitchen Dog!を自由が丘にオープン。犬の手作り食の製造・卸・販売とともに、手作り食に関するプロデュース、コンサルティング、出版等で幅広く活動。Kitchen Dog!クッキングクラス主宰。犬のためのスローフード協会主宰。犬のごはんの作り方クラスを開校するほか、動物病院、動物関連施設への出張講義にて、犬の食について正しい知識を共有し、加工の少ない食事の大切さを広める活動を実施している。