ペット保険は必要?メリット・デメリットについてわかりやすく解説

ペットを飼うということは、大切な存在が増えるということ。いつまでも元気に過ごして欲しいと誰もが願いますが、ケガや病気をすることもあります。そんな時のために飼い主としてできることのひとつが、ペット保険による備えです。
ここでは、ペット保険の必要性やメリット、デメリットについてわかりやすく解説します。
ペットの治療にかかる費用は?
よく「お金がかかる」といわれるペットの診療費。実際、動物病院の窓口での支払いは人の病院と比べて高額になることがほとんどです。その理由は、ペットには公的な健康保険がないから。
人の場合は、病院の窓口でマイナ保険証や資格確認書を提示し、診療費の一部(通常3割)を支払います。公的な健康保険に加入していることを証明することで、自己負担分のみの支払いで済んでいるのです。
一方で、ペットには公的な健康保険がないため、診療費は全額自己負担となります。
『アニコム家庭どうぶつ白書2025』によると、犬の年齢帯別の年間診療費(平均値)は、0~4歳が52,613円、5~9歳が88,362円、 10歳以上が172,742円。猫の場合は、0~4歳が39,102円、5~9歳が55,845円、10歳以上が106,158円となっています。
(出典:アニコム家庭どうぶつ白書2025 https://www.anicom-page.com/hakusho/)
ケースによってはかなり高額な場合も
高額になりやすいペットの診療費。アニコム損保の保険金請求額をもとにしたデータによると、犬の1年間にかかる治療費は、0歳の犬では63,014円のところ、15歳では261,239円と年齢に伴い増加します。
猫においても、0歳は52,460円のところ15歳は177,031円で同じ傾向にあります。
(出典:アニコム家庭どうぶつ白書2025 https://www.anicom-page.com/hakusho/)
実際の例を見てみましょう。
- ※金額はあくまでも一例であり、医療水準を案内するものではありません。
- ※各診療項目の価格は動物病院によって異なりますので、ご了承ください。
ほかにも、小型犬に多い膝蓋骨脱臼のトータル診療費は、入院4日手術1回で18万8,000円 という事例もあります(アニコム損保の保険金請求より)。
かかりやすい病気は、品種によっても異なります。大切なペットを守るため、将来かかってしまう可能性が高い病気を予め把握し、万が一に備えて診療費を準備しておくことが大切です。
ペット保険で自己負担額はどれくらい減る?
ここでは、経験することが多い通院の例から自己負担額の違いを見ていきます。
例えば、犬が歯周病で通院した場合、1回の診療費が6,500円(診察1,000円、処置1,500円、処方500円、内服1,500円、外用2,000円の合計)かかったとします。
保険がなければ全額6,500円を支払うことになりますが、アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保ふぁみりぃ(70%プラン)」に加入していた場合、70%にあたる4,550円が補償され、自己負担額は1,950円となります。50%プランでは、自己負担額は3,250円となります。
次に、猫が下痢で通院した場合、診察費に検査費用や抗生剤などの費用が加わり、1回の診療費が合計17,000円になったとします。
このとき、上と同じ70%プランに加入していれば、70%の11,900円が補償されます。すると自己負担額は5,100円に。
「どうぶつ健保ふぁみりぃ(50%プラン)」に加入していれば、50%が補償されて自己負担額は8,500円となります。
ちょっとした日々の通院でも、ペット保険で診療費の負担を軽くできることがわかります。
-
どうぶつ健保
ふぁみりぃ
保険料のお見積り新規契約対象年齢
犬・猫:7歳11ヶ月まで
鳥・うさぎ・フェレット:3歳11ヶ月まで -
どうぶつ健保
しにあ
保険料のお見積り新規契約対象年齢
犬・猫:8歳以上(上限なし) -
どうぶつ健保
ぷち
保険料のお見積り新規契約対象年齢
7歳11ヶ月まで
ペット保険は入るべき?必要性とは?

次に、ペット保険に加入する必要性はどのような部分で感じられるのかを見てみましょう。
若い年齢でも病院にかかることが多い
まだペットの年齢が若い場合、「ペット保険に加入するのはもう少し先でもいいのでは?」と考えてしまいがちです。確かに、病気になりやすいのは高齢になってからであることは間違いないでしょう。
しかし、人の子供と同じように幼いどうぶつも好奇心旺盛です。なんでも口に入れてしまったり、元気よく遊んでいて思わぬケガをしてしまったりすることもあります。
例えば、犬の誤飲事故の発生率を年齢別に見ると0歳が群を抜いてトップです。元気いっぱいで好奇心旺盛だからこそケガをする可能性もあります。
病気だけでなく、ケガや思わぬ事故が起きてしまうこともあるため、ペット保険で事前に備えておくことは大切です。
ちょっとした診療費でも積み重なると…!
「大きな病気になった」「手術が必要になった」などのケースでは、診療費が高額になることが多くあります。ですが、ペットが病院にかかるのは大きな病気ばかりではありません。下痢や嘔吐が続いているために通院が必要になったり、皮膚病などで定期的な診察が必要になったりすることもあります。
このようなケースでは、手術などに比べると一回に支払う診療費は少ないですが、日常的な通院となるとその費用も積み重なり、年間で見ると大きな負担になってくることも考えられます。そんな時にも、ペット保険が大きな役割を果たしてくれます。
ペット保険が必要な人とは?
では、ペット保険が必要になるのはどのような人なのでしょうか。飼い主の状況や考え方の面から、必要性を考えてみましょう。
急な出費への不安がある人
ケガや病気は、ある日突然起こるもの。その治療は先延ばしにはできません。突然発生し、全額自己負担となるペットの診療費は、家計への負担が大きいものです。
そんなときペット保険に加入していれば、自己負担額を抑えることができます。いつ、いくら発生するかわからない急な出費への不安を軽減したい人にとって、大きなメリットとなるでしょう。
また、ペットの治療には複数の選択肢が示されることもあります。その際、費用面での備えがあれば、高度医療の選択もしやすくなります。
ペットの健康に日頃から気をつけたい人
病気は早期発見、早期治療が大切です。これはペットの場合でも変わりません。気になる症状があったとき、費用がネックとなって受診をためらい様子を見ていると、たった1日で悪化してしまうこともあります。
一度悪くなってしまうと、軽いうちに治すよりも体に大きな負担がかかるだけでなく、完治するまでに時間がかかってしまうこともあります。
ペットの健康を日頃から気づかって、こまめに受診したい人にもペット保険がおすすめです。保険に入っている安心感から、気になることがあったとき、速やかに受診することができます。
また、ペット保険によっては、病気の予防に役立つサービスがある場合も。アニコム損保ではLINEで獣医師やドッグトレーナーに相談できる「どうぶつホットライン 」や腸内フローラ測定を毎年無料で受けられる「どうぶつ健活」 などのサービスがあります。
このように健康なときでも、ペットの日々の暮らしをサポートしてくれる保険もあるのです。
- ※「ぷち」には腸内フローラ測定サービスが付帯されていません。
ペットによる損害賠償に備えたい人
ペット保険で備えられるのは、診療費だけではありません。自分のペットがほかの人やペットに危害を加えたときに発生する損害賠償に備えることもできます。
例えば散歩中にペットがほかの人やペットに飛びついたり噛みついたりしてケガをさせてしまった場合や、他人のものを壊してしまった場合、飼い主に法律上の賠償責任が生じることになります。
相手にケガを負わせた場合、損害賠償金は数百万円になることも。損害賠償はペット保険に特約として付帯することができます。必要に応じて付帯できる保険会社を選びましょう。
ペット保険が不要な人とは?
金銭的に余裕があり、「急に高額の診療費が必要になっても対応できる」「気になることがあったら診療費を気にせず動物病院を受診できる」という人にはペット保険の必要性は低いでしょう。
ただ、ペット保険に加入すると、ここまでに説明したサービスがあることや定期的にさまざまな お役立ち情報が送られてくることで、ペットの健康管理を見直すきっかけにもなります。
今やペット保険は金銭面での安心だけでなく、大切な家族の健康をサポートしてくれる頼もしい味方でもあるため、完全に不要とは言い難いものです。
ペット保険に加入するデメリットは?

ここまでの説明を見ると、「ペット保険はメリットだらけ」と思うかもしれません。しかし、ペット保険にもデメリットはあります。
原則、ケガや病気になり日本国内で獣医師の診療を受けた診療費は補償の対象となります。しかし、ペット保険に加入する前からの既往症、狂犬病やパルボなど予防接種で予防できる病気の診療費は補償の対象外となります。ケガや病気にあたらない妊娠・出産費用や、去勢・避妊手術といったものも補償の対象外です。
そのためペット保険に加入する前には、補償されないケガや病気について充分に確認しておくようにしましょう。
万が一の時のための「ペット保険」
ペット保険で万が一の時に備えることは、ペットとの暮らしをする上で大きな安心となるものです。
アニコム損保では、「ふぁみりぃ」「しにあ」「ぷち」の3種類のペット保険を取り扱っています。
総合タイプの「ふぁみりぃ」は、7歳11ヶ月までの犬・猫、3歳11ヶ月までの鳥・うさぎ・フェレットが新規で加入できます。通院も入院も手術もOK、トータルで補償されるサポート力が魅力です。
8歳以上の犬・猫が加入できる「しにあ」は、8歳からなら何歳でも申込みできます。8歳を超えると病気のリスクが高くなり、入院費や手術費がかかりがちです。入院と手術をカバーする保険で、ペットの長寿に備えることができます。
「ぷち」はお手頃な保険料が魅力。7歳11ヶ月までの犬と猫のみ加入できます。通院の補償はありませんが、高額になりがちな入院や手術には備えられます。多頭飼育していると保険料がかさむため、なかなかペット保険に加入しづらいという方にもおすすめです。
まとめ
大切なペットと安心して暮らすために、普段からの備えは非常に大切です。もしもの時にペット保険は非常に大きな役割を果たす存在となります。
必要性やメリット、受けられるサービスなどを知るだけでなく、デメリットも理解した上で、加入を考えてみてはいかがでしょうか。
記事作成:アニコム損害保険株式会社
ペット保険シェアNo.1のペット保険専門の損害保険会社で、グループ創業は2000年。動物病院の窓口で使用できる便利な「どうぶつ健康保険証」や、「どうぶつ健活(腸内フローラ測定)」などのサービスを提供しています。『涙』を減らし、『笑顔』を生みだす保険会社を目指して、グループをあげてケガや病気の予防促進に取り組んでいます。
※シェアは各社の契約件数から算出しています。
㈱富士経済発行「2025年ペット関連市場マーケティング総覧」調査
関連記事
アニコム損保が取り扱っている保険商品についてご案内いたします。
ペット保険は、シェアNo.1※の
アニコム損保にお任せください!