よくあるペット保険のトラブルって?事例とともに注意点を解説

家族の一員として一緒に暮らすペットたち。少しでも長く一緒に過ごしたいと思うのは当然のことですが、彼らも生き物である以上、ケガ・病気はつきものです。

日本では、1995年に初めてペットのための保険が発売され、現在ではさまざまなペット保険会社から多様な商品・プランが販売されています。ペットと安心して暮らしていくためのペット保険ですが、せっかくの保険が思わぬトラブルへとつながるケースもあり注意が必要です。
ここでは、ペット保険においてよくあるトラブルを事例と共に紹介します。

ペット保険でトラブルはなぜ起こる?

ペットの種類や病気は多様であることに加え、ペット保険の補償内容や継続条件はどうしても複雑でわかりにくくなってしまうため、誤解が生じてトラブルが起きてしまいます。

また、インターネットだけで契約が成立するなど手続きが簡単に済む反面、加入者が保険や補償内容を誤解したり理解不足のまま契約してしまうケースなども見受けられます。

よくあるペット保険でのトラブル

実際にどのようなトラブルがあるのか事例をご紹介します。

保険金が支払われない!?

ペット保険に加入する一番の目的は、いざというとき診療費の自己負担を軽減するためでしょう。しかし、補償対象外や免責金額などの理解が不十分だったために使えると思っていた保険を使うことができず、保険金が支払われなかったことでトラブルとなるケースがあります。

補償対象外の治療だった

ペット保険に加入していればすべての治療で補償が受けられると考えている人は意外と多いものです。しかし、治療の内容によって支払いの対象外となるケースがあることを忘れてはいけません。

例えば、よく行なわれる医療行為として去勢、避妊の手術がありますが、これは病気ではないため支払いの対象とはなりません。出産、断耳や断尾も同様です。その他、治療の代替として行なわれることが多いサプリメントの処方や温泉療法なども認められていません。

診療費が免責金額に満たなかった

ペット保険の加入時に見落としがちなのが免責金額の設定項目です。「保険を使えるのは診療費が●●円以上の場合から」といった免責金額を設けているタイプの商品もあります。よく確認しないまま契約してしまい、免責金額が設定されていることに後から気づくケースもあるようです。

例えば体調不良による皮下注射を打つ場合、一回1,300円ほどの注射に診察料1,000円ほどを合わせても合計は2,300円ほどです。もし3,000円の免責金額が設定されていたとしたら、この2,300円には保険が適用されず、すべて自己負担となってしまいます。

待機期間中に治療を受けてしまった

これもよくあるトラブルの1つですが、ペット保険には初めて加入した年度に限り一定の待機期間が設けられているのが一般的です。アニコム損保の 「どうぶつ健保ふぁみりぃ」では、待機期間中に発症した病気には、保険金は支払われません。また、その病気の治療が待機期間終了後まで長引いた場合などは保険の対象とはなりません。ただし、ケガの場合は初日から保険の対象となります。

保険会社によって待機期間の取り扱いは異なるため、加入前によく確認しておく必要があります。

告知義務違反をしていた

病気や先天性の異常、ケガがある場合は保険加入を断られることがあります。それを故意または過失により告知せず加入した場合は告知義務違反となります。当然保険金は支払われず、加入自体が取り消されることもあります。加入時は必ず正しい告知をするようにしましょう。

契約更新ができなかった

多くのペット保険は初年度に加入申込みをすることで、次年度以降は自動継続となります。内容の変更等があれば、早めに申し出るようにしましょう。クレジットカード払いや銀行振替等の保険料の支払方法はそのまま情報が引き継がれますが、振込扱いの場合は期限までに必ず支払いを済ませておかないと更新されないことが一般的であるため注意が必要です。

また、保険会社によっては、健康状態によって条件付きの更新となり、保険料の割り増しや補償内容の制限を受け入れなければ更新できないことも。保険によっては審査が必要なものもあるため、更新の条件についても事前に確認しておきましょう。

ペット保険適用外のケースでトラブルに?

続いて、ペット保険の補償が適用外になる場合について詳しく紹介します。

先天性の疾患がある場合

先天性の疾患があると、それが原因で申込みができなかったり条件が付いたりすることがあります。加入後に発症した場合において、アニコム損保では補償の範囲内ですが、補償範囲外としている保険会社もあるため、加入前にしっかりと確認しておく必要があります。

健康診断を目的とした場合

大切なペットの健康管理のために健康診断は欠かせないものですが、健康診断は病気やケガなどの治療ではないため支払いの対象にはなりません。

予防を目的とした場合

ワクチン接種やノミダニ予防、フィラリア予防など病気の治療ではなく、病気の予防を目的としているものについては、保険の支払い対象とはなりません。

ペット保険でトラブルにならないための注意点

ひと口にペット保険と言っても、そのサービスにはさまざまなものがあります。
保険料はもちろん、補償内容などもしっかりと精査しておかないと、後でトラブルとなる可能性があります。
ここでは、そうしたことがないようにチェックすべき注意点を解説します。

保険内容をしっかりと確認する

まず、飼い主とペットにとって必要な補償は何かを考えましょう。その上で、要望と補償内容が合致しているか、また保険料が高すぎたりしないかを確認した上で加入するようにしましょう。

特約や付帯サービスをチェックする

サービスの内容やオプションは保険会社により異なります。とりわけ特約や付帯サービスは細かくチェックしておきましょう。必要な補償がついているかどうかはもちろん、付帯サービスの内容が使えるものかどうかもチェックするとよいでしょう。

免責金額の有無を確認する

前述の通り、免責金額があることで保険が適用されない場合があります。免責金額が設定されていると保険料は割安となるため魅力に感じるかもしれませんが、通院などの診療費でいざ保険を使いたい場面で保険が使えないこともあるので、しっかりと確認しましょう。

保険内容を理解して未然にトラブルを防ごう

ペットとより長い時間を共に過ごすためにも、ペット保険に加入することは選択肢のひとつです。とはいえ、内容をきちんと理解しないまま加入すると、いざ保険を使いたいときに保険が使えなかったなど、予期せぬトラブルを招きかねません。

単純に目先の保険料だけを見るのではなく、補償内容やサービス、使いやすさ、更新した5年後10年後のことなど、いろいろな角度からじっくりと確認し、内容を理解した上で、ペット保険に加入するようにしましょう。

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