ペット保険を乗り換える時の見直しポイントや変更する際の注意点を紹介
ペット保険に加入している方の中には、「毎月の保険料をもっと安く抑えたい」「補償内容を充実させたい」という理由から、乗り換えを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、ペット保険を乗り換える際に知っておきたいポイントや注意点について詳しく解説します。
ペット保険の乗り換えには注意が必要?
生活環境の改善や医療技術の発展によりペットの長寿化が進む中、ペット保険に加入する方は年々増えています。万が一のケガ・病気に備えて保険に加入することは、愛するペットと長く暮らす上でとても大切なことです。
一方で、「思いつきのまま加入した」「ほかの会社との比較検討はしなかった」という方も多く、加入してから保険料や補償内容に不満を持ち、乗り換えを検討するケースも見受けられます。
しかし、乗り換えの条件や時期を正しく理解しておかないと無保険状態になってしまうこともあるため注意が必要です。
ペット保険を乗り換える際に確認したい4つのポイント
ペット保険を乗り換える際には、下記の4つのポイントは必ず確認するようにしましょう。
既往症・治療中の病気が対象か
過去にかかったことのある病気や現在治療中のケガについては、乗り換え先のペット保険で補償対象外となるケースがあります。現在は完全に治っている状態でも慢性的な病気の場合には注意が必要です。特に犬の場合、「ガン」「膀胱炎」「皮膚炎」といった病気は再発リスクが高いため、それらが乗り換え先の保険商品で補償の対象となるかどうか、しっかり確認しましょう。
乗り換え先の年齢制限
多くのペット保険会社では、加入時の年齢に上限が設けられています。保険会社によって上限は異なりますが、一般的には8歳〜11歳の間で設定されています。「もっと早く乗り換えれば良かった」ということにならないよう、早めの段階で乗り換えを検討することが大切です。
二重支払いになっていないか
現在加入している保険とこれから乗り換えようとしている保険の期間が重なると、保険料を二重に支払うことになり、加入者の経済的負担が大きくなります。その期間中に保険が適用されれば手厚い補償(診療費の100%補償まで)が受けられますが、もし二重支払いをしたくない場合は、乗り換えの時期を考える必要があります。
待機期間があることを忘れずに
「待機期間」とは、保険始期日から支払責任開始日までの期間のことを指します。その期間中に病気になった場合は保険が適用されません。
待機期間は、保険会社によって異なります。
アニコム損保のどうぶつ健保「ふぁみりぃ」「ぷち」「しにあ」の場合は、初年度契約に限り保険契約の始期日から30日間の待機期間があります。この期間に病気にかかってしまうと診療費は全額自己負担となります。
保険切り替え時、タイミング次第では保険が適用されない可能性があることは念頭に置いておきましょう。
ペット保険を見直す際の4つのポイント
次に、乗り換えにあたってはどのようなポイントに気をつけて見直しを図ればよいのか、そのポイントを4つ紹介します。
既往症・治療中の病気が対象か
保険金請求のために書類に必要事項を記入したり、保険会社に書類を送るのが少し手間に感じる方には、窓口精算ができるペット保険に申込むのがおすすめです。窓口精算なら、自己負担分の金額を動物病院で支払うだけで済みます。
アニコム損保の「どうぶつ健保ふぁみりぃ」「どうぶつ健保しにあ」の場合、アニコムの対応病院での診療であれば、「どうぶつ健康保険証」を窓口で提示することで自己負担分のみのお支払いとなります。
どの程度補償してくれるのか
補償の手厚さを重要視する場合は、補償割合を基準に考えるのも良いでしょう。一般的には50%〜70%を補償割合とする保険会社が多いですが、中には80%〜100%の高い補償割合を設定している保険会社もあります。
何度も通院できるのか
通院の回数が限られているペット保険のプランもあります。通院回数制限のないプランの場合、年間の限度額に達するまでは何度でも保険金を請求することができるため、病気になってしまっても安心して通院することができます。
保険料は高すぎないか
毎月の保険料は、保険会社を検討する上で最も重要と言っても過言ではありません。一般的なペット保険は通院、入院、手術などの診療費をカバーしてくれますが、月々の保険料がどうしても高くなってしまいます。
そういった場合には、「高額になりがちな入院・手術費のみが補償対象」のような特化型のペット保険への加入がおすすめです。また、状況に応じ「保険を使えるのは診療費が●●円を超える場合から」といった免責金額が設定されている保険会社を選ぶという方法もあります。
ペット保険のプランを変更する際の注意点
保険会社自体は乗り換えずに、プランのみを変更するという方法もあります。しかし、プラン変更ができる会社とできない会社があるため注意が必要です。
保険会社によって、プラン変更の条件や手続き方法には違いがあります。中には一度解約の手続きを行ってから再度申込みをしなければいけない保険会社も存在します。思いのほか手間がかかったり、希望するプランに変更できないような場合もあるので、詳しい条件は各保険会社に確認しましょう。
ペット保険を乗り換える際の返還保険料について
ペット保険の乗り換えにあたって現在加入している保険会社のプランを解約する場合、発生する返還保険料の額は各保険会社によって差があります。
乗り換える前に保険料が返ってくるのか、返ってくる場合どのくらい返ってくるのか確認しておきましょう。
ペット保険のクーリング・オフ制度について
ペット保険の契約をした後に「やっぱりまだペット保険に入るのは早いかも」と考えが変わるケースがあるかもしれません。そんなケースに対応するため、一般的にペット保険にはクーリング・オフ制度が適用されることになっています。
アニコム損保では、どうぶつ健保「ふぁみりぃ」「ぷち」「しにあ」の場合、契約期間は1年間ではありますが、クーリング・オフが適用されることとなっています。
ペット保険の乗り換えには下調べが大切
ここまで、ペット保険を乗り換える際に知っておきたいポイントや注意点について解説してきました。
大事なペットと長く安心した毎日を過ごすためにも、「少しでも良い条件に変更したい」と思い、ペット保険の乗り換えを検討している方は少なくないでしょう。乗り換えを本格的に考える際にはここで解説したポイントを参考に、しっかり調べてから慎重に判断をするようにしましょう。
記事作成:アニコム損害保険株式会社
ペット保険シェアNo.1のペット保険専門の損害保険会社で、グループ創業は2000年。動物病院の窓口で使用できる便利な「どうぶつ健康保険証」や、「どうぶつ健活(腸内フローラ測定)」などのサービスを提供しています。『涙』を減らし、『笑顔』を生みだす保険会社を目指して、グループをあげてケガや病気の予防促進に取り組んでいます。
※シェアは各社の契約件数から算出しています。
㈱富士経済発行「2023年ペット関連市場マーケティング総覧」調査
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