ペット保険は、多頭飼いだと割引になる?条件や割引率について解説
複数のペットたちと暮らすことを一般的に「多頭飼い」と呼びますが、ペット保険に「多頭割引」という制度があるのは、ご存知でしょうか。このページでは「多頭割引」について、どのような場合に適用されるか、どれくらい割引になるのかなど、詳しくご説明します。
多頭飼いの場合のペット保険の必要性
多頭飼いの場合、ペット同士の交流が見られる点など楽しい面がある一方で、ケンカなどのトラブルによって同時にケガをしてしまうことがあります。また伝染病や寄生虫などに1頭が感染すると、他のペットへ感染が広がるリスクもあります。
複数頭分の診療費が一度にかかると、1頭の場合と比べて金銭的な負担が大きくなります。高額な診療費が必要になってもペットたちの健康を守れるよう、あらかじめペット保険で備えておくと安心です。
ペット保険の多頭割引とは?
複数のペットたちを保険に入れるとなると「保険料が高額になるのでは……?」と不安に思う方もいるかもしれません。このような場合に備えられるのが、ペット保険の「多頭割引」です。
「多頭割引」とは、ひとりの契約者が、複数のペットたちを、同じペット保険に契約させることで適用される割引のことです。※詳しい適用条件はペット保険により異なります。
月々の保険料負担を抑えつつ、ケガ・病気のリスクに備えることができます。
多頭割引の適用条件と割引額について
多頭割引の適用条件と割引額は、ペット保険により異なりますので、検討時によく比較しましょう。
アニコム損保のペット保険における「多頭割引」の適用条件と割引額は、以下のとおりです。
適用条件
同じ契約者で2頭以上ご契約いただき、以下の2つの条件を満たす場合、2頭目以降のご契約が多頭割引の対象となります。
- 1頭目および2頭目以降のご契約プランがいずれも「どうぶつ健保ふぁみりぃ」または「どうぶつ健保しにあ」であること
- 「契約者名・住所・電話番号」が同一であること
※「どうぶつ健保べいびぃ」「どうぶつ健保すまいるふぁみりぃ」「どうぶつ健保はっぴぃ」「どうぶつ健保きずな」(証券番号が「B」「S」から始まるご契約)の初年度や、「どうぶつ健保ぷち」は該当しません。
割引額
月払の場合: 50円引き
年払の場合:600円引き
多頭飼いの方向けのペット保険選びのポイント
ここでは、多頭飼いの方がペット保険選びに失敗しないためのポイントを3つご紹介します。
補償内容と保険料のバランス
1つ目のポイントは「補償内容と保険料のバランスが取れているか」どうかです。
飼育しているそれぞれのペットがかかりやすいケガ・病気をあらかじめ調べておくようにしましょう。たとえ保険料が安くても、ペットがかかりやすいケガ・病気が補償対象外だと、いざというときに補償を受けられません。
補償が受けられないと診療費は全額自己負担となり、結果的に金銭的な負担が大きくなってしまいます。安さだけを基準に選ぶのではなく、保険料と補償内容のバランスが取れているペット保険を選ぶことが大切です。
保険金請求のしやすさ
2つ目のポイントは「保険金請求のしやすさ」です。
ペット保険の請求方法は、一般的に「窓口精算」と「直接請求」の2種類があります。
「窓口精算」は、動物病院の窓口でペットの保険証を提示すると、診療費から保険金がその場で差し引かれ、自己負担のみの支払いで済みます。保険会社に保険金を請求する手間をかけずに補償が受けられる点がメリットです。
一方「直接請求」は、動物病院の窓口で診療費を全額支払い後、保険会社に直接保険金を請求して、後日保険金が振り込まれる方法です。
多頭飼いの方は病院へ行く頻度が多くなることが懸念されるため、請求方法がシンプルな「窓口精算」に対応しているペット保険を検討すると良いでしょう。
多頭割引などの割引・割増制度の有無
3つ目のポイントは「多頭割引などの割引・割増制度の有無」です。
例えば、アニコム損保の「どうぶつ健保ふぁみりぃ」には、多頭割引と健康割増引制度があります。多頭割引は2頭目以降の契約で割引が適用される制度で、健康割増引制度は保険の利用回数に応じて、次年度の保険料に割増や割引が適用される制度です。
割増引制度の種類や有無は、保険会社やプランによって異なります。保険料の負担を抑えるために、こうした割増引制度があるかどうかをチェックしてみましょう。
安心してペットたちとの暮らしを楽しむために
多頭飼いにおいては、複数のペットたちが“同時”にケガ・病気になってしまうことも考えられます。そのような場合、健康面の心配のみでなく、金銭面の負担も大きくなります。
そのため、多頭飼いの方がペット保険を選ぶ際は、負担や心配を減らすために、「補償内容と保険料のバランス」「保険金請求のしやすさ」「多頭割引などの割引・割増制度の有無」の3点を確認するようにしてみてください。これらのポイントが備わっているペット保険は無理なく継続でき、いざというときも安心して補償が受けられます。
診療費の支払いが不安で動物病院から足が遠のいてしまったり、必要な診療を金銭面で諦めたりといったことが無いように、健康なうちから「多頭割引」を利用してペット保険を契約し、万が一に備えましょう。
記事作成:アニコム損害保険株式会社
ペット保険シェアNo.1のペット保険専門の損害保険会社で、グループ創業は2000年。動物病院の窓口で使用できる便利な「どうぶつ健康保険証」や、「どうぶつ健活(腸内フローラ測定)」などのサービスを提供しています。『涙』を減らし、『笑顔』を生みだす保険会社を目指して、グループをあげてケガや病気の予防促進に取り組んでいます。
※シェアは各社の契約件数から算出しています。
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