どうぶつkokusei調査
疾患との関連性(4)_周辺の交通量

人間社会では、健康への影響が広く知られているものとして、大気汚染、騒音、振動などがあります。
これらに関係すると考えられる周辺の交通量はどうぶつの健康にどのような影響を与えるのでしょうか。

どうぶつkokusei調査における交通量に関する回答(少ない、やや少ない、まあまあ多い、非常に多い)をもとに、交通量と犬の疾患との関連性を調査しました。

【周辺の交通量と関連が認められた疾患】

「まあまあ多い、非常に多い」を選択した回答者で発生が多い傾向の疾患

肝・胆・膵
肝・胆・膵
筋骨格
筋骨格

下に示したグラフのように、周辺の交通量によって疾患の請求割合に違いが表れ、一部疾患との関連性が認められました。

交通量は、音や振動によるストレスや排気ガスの影響の受けやすさ、交通事故に合う確率などに関係しているのかもしれません。
周辺環境は簡単に変えることができませんが、定期的な健康診断をはじめ、防音カーテンや空気清浄機の使用など、大切な家族のためにしてあげられることがあるはずです。

アニコムグループでは今後、さらに細かく周辺の交通量と疾患との関連性を探り、みなさまに予防情報をお伝えできるよう、努めてまいります。

【各疾患の請求割合】

肝・胆・膵疾患
肝・胆・膵疾患
筋骨格疾患
筋骨格疾患

アニコム損保のどうぶつkokusei調査(実施期間:2016/2/15~23)において、飼い主の甘やかし度に関する回答のあった3,418頭に対し、2015/8/15~2016/8/14の間に保険金請求のあった疾患から分析