ペット保険に通院補償は必要?補償の条件なども紹介
ペット保険には「通院補償」があるものと無いものがあります。契約する保険を選ぶにあたり、「通院補償のメリットってなに?」「通院補償って本当に必要?」そんな疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、通院補償とは何なのか、どんなメリットがあるのかを中心に解説します。
ペット保険の通院補償とはなにか?
ペット保険の補償範囲は一般的に「通院」「入院」「手術」の3つにわけられます。いずれを補償するかは、保険会社とプランによりますので、契約前にしっかり確認しましょう。
「通院」とは
ペット保険では診療が必要な場合において、動物病院に通わせ、診療を受けることを「通院」と呼びます。
「通院補償」とは
本来であれば、飼い主さんが全額負担しなくてはならない通院時の診療費の一部を保険会社が補償する仕組みです。
ペット保険に通院補償は必要?
「せっかく保険に入るなら、日頃からできるだけ気軽に診療を受けたい」という方には、通院補償があるペット保険をおすすめします。なぜなら、アニコム損保の調査によれば、ペット保険が利用されているシーンの約90%が通院時であるからです※。
通院回数が多くなりやすいケガ・病気としては、「外耳炎」「皮膚炎」「歯周病」「慢性腎臓病」「心臓病」「白内障」「結膜炎」「椎間板ヘルニア」などが挙げられます。
1度にかかる診療費は少額でも、通院が複数回にわたれば大きな出費につながります。万が一に備え、通院補償のあるペット保険の契約を検討しましょう。
保険の利用回数が増えると手続きに不安を感じるという方は、窓口での精算が可能な保険証があるペット保険がおすすめです。
通院補償がある保険を選ぶメリット
通院補償がある保険を選ぶと「診療費の心配が緩和され、気軽に病院に行ける」ようになるのが大きなメリットです。診療費を心配するあまり、様子見してしまい症状を悪化させる、あるいは適切な治療を諦めるといったことを防げます。
ケガ・病気の早期発見・早期治療を目指す上でも、保険によって受診のハードルを下げることはとても大切です。
結果として「健康維持」にもつながり、愛するペットとともに過ごす時間をより長くできるでしょう。
通院時の診療費用例
実際にペット保険により負担額がどれほど変わるのか、アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保ふぁみりぃ(70%プラン)」を例に見てみましょう。以下のケースでは、通常の支払額が6,500円のところ、通院補償により1,950円となりました(4,550円減)。
また、「どうぶつ健保ふぁみりぃ(50%プラン)」の場合においては、通常の支払額が17,000円のところ、通院補償により8,500円となりました(8,500円減)。
通院補償のあるプランを選ぶときの確認ポイント
ここでは、通院補償のあるプランを選ぶときに確認すべきポイントを3つご紹介します。あまり条件を確認せずに契約してしまい、後悔することがないよう、検討段階でしっかりとポイントを押さえておきましょう。
ポイント1 利用回数の上限の確認
ほとんどのペット保険では、通院補償について「利用回数の上限」が定められています。
利用回数の上限は「年間20回」「年間30回」などプランによって異なり、上限を超えた分の診療費に関しては全額自己負担となります。
通院回数が多くなることが予想される場合は、上限回数の多いプランがおすすめです。
ポイント2 補償適用外のケガ・病気の確認
通院補償のあるプランに契約しても、すべてのケガ・病気が補償される訳ではありません。
例えば、アニコム損保の「どうぶつ健保ふぁみりぃ」の場合、ワクチンなどの予防行為、去勢・避妊などの健康体に施す処置、契約前に既にかかっている病気などは、補償の対象外となります。
かかりやすいケガ・病気が補償対象外になっているケースもあるので、必ず事前に確認しましょう。
また、補償が適用されない「待機期間」が契約の初年度に設けられているのが一般的です。待機期間についても事前に確認する必要があります。
ポイント3 保険金支払金額の上限の確認
ペット保険の多くでは、「支払限度額」といって、1回の診察で支払われる保険金、あるいは年間で支払われる保険金の合計額に上限が設定されています。
たとえ補償の対象となるケガ・病気であっても、上限を超えると保険金の請求はできなくなります。
ちなみに、「支払限度額」ではなく「補償限度額」「責任限度額」など、保険会社によって名称が異なる場合があるので注意しましょう。
アニコム損保のペット保険には、通院補償はある?
アニコム損保のペット保険では、フルカバータイプの「どうぶつ健保ふぁみりぃ」に、通院補償があります。通院だけでなく、入院・手術も補償されるため、小さなケガから大きな病気にまで備えることができます。
選べる2つのプラン
「どうぶつ健保ふぁみりぃ」は、補償割合70%プランと50%プランから選ぶことができます。「補償割合」とは、保険会社が支払う割合を示した数字です。補償割合が高いほど、自己負担額が少なく済みます。
70%プランと50%プランには、診療形態ごとに1日(1回)あたりの限度額が設けられています。
70%プランの場合⇒通院・入院:1日あたり14,000円 手術:1回あたり140,000円
50%プランの場合⇒通院・入院:1日あたり10,000円 手術:1回あたり100,000円
アニコムならではの魅力がたくさん
魅力のひとつが「どうぶつ健康保険証」。全国約6,900(2024年9月時点)の動物病院で、人の健康保険のように窓口で提示するだけで、簡単に補償を受けることが可能です。
さらに「予防型保険」を推進するアニコムでは、健康でも使えるサービスが充実。ケガ・病気の早期発見のための健康チェック「腸内フローラ測定」や、ペットに関する悩みごとをLINEで気軽に獣医師やカウンセラーに相談できる「どうぶつホットライン」などを提供しています。
通院補償を理解し、ペット保険選びを
これからペット保険に契約しようという方にとって、通院補償の有無は、契約前に悩むポイントのひとつだと思います。通院補償があるプランを選ぶと決めた場合も、条件は保険会社によって異なりますので、事前に十分に調べ、検討することが大切です。
記事作成:アニコム損害保険株式会社
ペット保険シェアNo.1のペット保険専門の損害保険会社で、グループ創業は2000年。動物病院の窓口で使用できる便利な「どうぶつ健康保険証」や、 「どうぶつ健活(腸内フローラ測定)」などのサービスを提供しています。 『涙』を減らし、『笑顔』を生みだす保険会社を目指して、グループをあげてケガや病気の予防促進に取り組んでいます。
※シェアは各社の契約件数から算出しています。
㈱富士経済発行「2023年ペット関連市場マーケティング総覧」調査
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